JP2016150214A - 医療用カメラおよびトロカール - Google Patents

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俊哉 中口
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隆春 藤井
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公英 平木
裕規 田岡
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裕規 田岡
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Abstract

【課題】高温高湿環境下でも曇りにくい医療用カメラおよびトロカールを提供する。【解決手段】医療用カメラ6は、前方が開口したケーシング210と、その内部に収容される撮像部220と、ケーシング210の開口を閉じる透光性カバー25と、前方の被写体を照射するLED照明240とを備えており、LED照明240の基板260が透光性カバー25と接触している。【選択図】図12

Description

本発明は、平成26年度、経済産業省「医工連携事業化推進事業実証事業」委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願であって、内視鏡外科手術等において、体内に挿入して使用するのに好適な医療用カメラ、およびこのカメラを搭載したトロカールに関する。
近年、患者のQOL(quality of life)維持・向上のために腹腔内に内視鏡を挿入する腹腔鏡下手術などの低侵襲外科手術が求められている。腹腔鏡下手術は腹腔内に炭酸ガスを注入して腹壁を膨らませ、手技のための空間と視野を確保する。そして腹壁に小さい孔を設け、トロカールと呼ばれる器具を挿入し、そこから内視鏡(CCDカメラ等)や外科器具である鉗子を患者の体内に挿入し、内視鏡によってモニタに表示される映像を観察しながら手術を行うのが一般的である(特許文献1、2)。
一方、体腔内は高湿度であるため、内視鏡のレンズ付近の温度が体温と同等であれば、内視鏡の透光性カバーが結露して曇ることがある。特に、腹腔鏡下手術において、電気メスなどを利用し患部組織を切開し、凝固止血しながら除去する等の場合は、発生する水蒸気で透光性カバーが曇りやすい。そのため、従来は、短時間で手術が終了するような場合には、腹腔内に内視鏡を挿入する前に内視鏡先端部をお湯につけて加温した状態で、腹腔内に挿入し、腹腔内よりも内視鏡のレンズ付近温度を高い状態に維持して手術を行なっていた。しかしながら、手術時間が長くなる場合にはこうした事前加温では十分な曇り防止効果を維持することは難しく、内視鏡を体腔外に取り出して、再度加温するなどの処置が必要となっていた。
こうしたことから、曇り防止対策として内視鏡に加温手段としてヒーターを内蔵する提案もなされている(特許文献3)。
しかしながら、新たにヒーターを備えることは、温度制御が必要となることから、より低コストで安定した加温手段とするためには更なる改良が必要であった。
さらには、腹腔鏡手術に使用するトロカールに小型カメラを装着する提案もなされており(特許文献4)、こうしたより低価格な術具において、温度制御が必要なヒーターの内蔵は、トロカールの構造が複雑になり、かつトロカール自体も大型化するという問題がある。
特開2013−046789号公報 特開2006−167475号公報 特開2006−000282号公報 特開2014−132979号公報
本発明の課題は、高湿度環境下でも曇りにくい医療用カメラ、およびこれを搭載したトロカールを提供することである。
上記課題を解決するための本発明の実施形態は、以下のような構成を有する。
(1)前方が開口したケーシングと、このケーシング内に収容され、前方の被写体の像を捉える撮像部と、この撮像部に隣接して前記ケーシング内に収容され、前方の被写体を照射するLED照明と、前記開口を閉じる透光性カバーと、を備え、前記LED照明の基板端面が前記透光性カバーに接触もしくは近接していることを特徴とする医療用カメラ。
(2)前記LED照明の基板の側面にLED照明のLEDチップが実装され、前記基板の端面が透光性カバーの前記撮像部側の面と接触もしくは近接している前記(1)に記載の医療用カメラ。
(3)前方が開口したケーシングと、このケーシング内に収容され、前方の被写体の像を捉える撮像部と、この撮像部に隣接して前記ケーシング内に収容され、前方の被写体を照射するLED照明と、前記開口を閉じる透光性カバーと、を備え、前記LED照明の基板が、撮像部の側方に、撮像部の光軸に沿って延びる基板本体と、その先端から透光性カバーと平行に配置した放熱部とを有し、前記基板本体にLED照明のLEDチップが実装され、前記放熱部が透光性カバーの前記撮像部側の面と面接触もしくは近接していることを特徴とする医療用カメラ。
(4)前記透光性カバーが、前記撮像部に対して前記LED照明の光を遮光するための遮光部を有すると共に、前記LED照明の基板は、この基板に対して前記撮像部とLED照明とが反対側に位置付けられるように配置されると共に、前記基板端面は前記遮光部の形成位置に一致するように位置付けられている(1)または(2)に記載の医療用カメラ。
(5)トロカールのカニューラに設けた側面開口部を経て、カニューラ内に格納される格納位置と、カニューラの外に撮影可能に展開される展開位置との間を切替可能にした(1)〜(4)のいずれかに記載の医療用カメラ。
(6)医療器具を体内に挿入するためのパイプ部を有するトロカールであって、前記パイプ部が、外筒と内筒とを含み、前記外筒は、体内に挿入される位置に側面開口部を有しており、この側面開口部を経て、パイプ部内に格納される格納位置とパイプ部外に撮影可能に展開される展開位置との間を切替可能にした格納式カメラが設けられており、前記格納式カメラが、(1)〜(4)のいずれかに記載の医療用カメラであることを特徴とするトロカール。
(7)前記格納式カメラの格納位置と展開位置との切替が、前記外筒に対して、前記内筒を前記パイプ部の軸方向に押し引きすることによって行われる(6)に記載のトロカール。
本発明によれば、LED照明の基板が透光性カバーと接触もしくは近接しているため、LEDから発生した熱によって発熱した基板の熱を効率良く透光性カバーに伝え、透光性カバーを加温することができ、透光性カバーが曇ることを防止できる。同時にLED照明の基板の熱を放熱することになるため、LED照明の冷却を効率良くでき、LED照明の耐久性も高くなる。
特に、LED照明の基板が、撮像部の側方に、撮像部の光軸に沿って延びる基板本体を備えている場合、LEDチップが実装された部位と透光性カバーに接触もしくは近接している端面との距離を短くすることができ、透光性カバーへの熱伝導効率が一層良い。また、基板と透光性カバーとを面接触させている場合、透光性カバーを早く加温することができる。
本発明の一実施形態に係る、格納式の医療用カメラが展開した状態のトロカールを示す透視斜視図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1に示すトロカールにおける格納式の医療用カメラの展開状態および格納状態を示す断面図である。 格納式の医療用カメラの展開状態での破断斜視図である。 格納式の医療用カメラを示す斜視図である。 (a)〜(c)は格納式の医療用カメラの展開状態から格納状態までの動作を示す断面図である。 (a)〜(c)は格納式の医療用カメラの展開状態から格納状態までの動作を示す説明図である。 トロカールにおけるケーブル挿通用のスペースを示す破断斜視図である。 (a)はトロカールのパイプ部外筒の外周面に形成された段付き領域を示す破断斜視図、(b)は段付き領域と段部のない領域との境界部を示す斜視図、(c)は段部を示す拡大断面図である。 トロカールのパイプ部外筒を示す破断斜視図である。 (a)、(b)はそれぞれ図9のX−X線断面図およびY−Y線断面図である。 (a)は格納式の医療用カメラの展開状態を示す部分斜視図、(b)はその拡大破断斜視図である。 (a)は図2(a)の一部拡大図であり、(b)は医療用カメラの撮像部を示す斜視図であり、(c)は鏡胴と固体撮像素子との位置関係を示す概略説明図である。 本発明の医療用カメラのLED照明を示す斜視図である。 (a)は本発明の他の実施形態に係る医療用カメラを示す斜視図であり、(b)はその撮像部を示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る医療用カメラを示す概略平面図である。
[本発明の一実施形態]
以下、本発明の一実施形態である医療用カメラについて図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書における医療用カメラは、腹腔鏡手術において使用するカメラ全般を意味し、それ自体公知の硬性内視鏡、軟性内視鏡のほか、以下に詳述するトロカールに組み込まれたカメラを意味している。
[トロカール]
図1は本発明の一実施形態に係るトロカール1を示している。このトロカール1は、例えば腹腔鏡下手術に用いられるものであって、術時に挿入する方向に見て先端側(遠方位置)にあるパイプ部2と、術者側(以下、「手前側」という場合がある)の位置にあるヘッド部3とから構成される。パイプ部2は、その大部分が腹壁の孔に挿入される。ヘッド部3はパイプ部2に連続して設けられる。ヘッド部3は中空であり、その手前側に形成された開口部からから鉗子等(図示せず)が挿入可能になっている。
そして、トロカール1は、後述するカメラ機構を動作させるため、図2(a)、(b)に示すように、パイプ部2とヘッド部3とをそれぞれ二重構造としている。すなわち、パイプ部2は、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22に、ヘッド部3はヘッド部外筒21aとヘッド部内筒22aにてそれぞれ構成される。パイプ部外筒21とヘッド部外筒21a、およびパイプ部内筒22およびヘッド部内筒22aは、それぞれ一体に形成されるか、あるいは一体に連結もしくは接続されている。
また、パイプ部内筒22に連続しているヘッド部内筒22aには、鉗子等の挿抜時にガス漏れを防止する密封機構として、図2(a)、(b)に示すように、ヘッド部内筒22aの先端側 (遠方位置)にダックビル弁27が、その手前側にドーム型の弁28がそれぞれ組み込まれている。またパイプ部外筒21に連続しているヘッド部外筒21aには、腹腔内に炭酸ガス、空気等のガスを送り込む送気管4と、格納式カメラ6から延びる信号・電源用ケーブルが接続されるコネクタ部5を備える。ヘッド部外筒21aに取り付けられた送気管4から送り込まれるガスは、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22との間に形成された空間(後述するスペース18)より腹腔内に送り込まれ、腹腔内が与圧される。ここで、ダックビル弁27は、鉗子等の術具を挿入する前の状態において腹腔内に与圧されたガスの漏洩を防止するための弁機構であり、ドーム型弁28は鉗子等の術具が挿入された際、当該術具の移動を許容すると共に、術具と密着することで、ダックビル弁27で封止切れない腹腔内の与圧されたガスの漏洩を防止する。
また、パイプ部2には、腹腔内への挿入方向を撮像するための格納式カメラ6(以下、単にカメラ6という場合がある)が設けられている。このカメラ6は、後述するように、パイプ部2内に格納でき、腹腔内で図1に示すようにパイプ部2の外周面から外方に展開される。
図2 (a)、(b)は、それぞれ図1に示すトロカール1における格納式カメラ6の展開状態および格納状態を示す断面図である。同図に示すように、パイプ部は、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22とを含む。格納式カメラ6の格納位置と展開位置との切替は、パイプ部外筒21に対して、パイプ部内筒22をパイプ部2の軸方向に押し引きすることによって行われる。
すなわち、後述するように、ヘッド部3のヘッド部内筒22aを押し込み、パイプ部内筒22をパイプ部2の先端に向かって押し込んだときは、図2 (a)に示すように、カメラ6がパイプ部外筒21より外方に展開状態となり、逆に、ヘッド部内筒22aをヘッド部外筒21aより手前側に引き出したときには、パイプ部内筒22が引き出され、カメラ6が格納状態となる。
このカメラ展開格納機構において、円滑な動作を可能とし、パイプ部外筒21に対してパイプ部内筒22を過度に移動させないよう、パイプ部内筒22のヘッド部22aにはピン37が、パイプ部外筒21のヘッド部21aにはスリット38がピン37の対応する位置にパイプ部2の軸方向に沿って形成されている。そして、ピン37の移動をスリット38により規制している。
カメラ6は、図3に示すように、前面にカメラ・レンズ8が位置し、その両側にLED等の照明部9が設けられる。また、カメラ6は、パイプ部外筒21に形成された側面開口部10を経て外方に展開している。また、カメラ6の底部両側には、カメラ6の展開または格納時にパイプ部外筒21の内周面に沿ってカメラ6よりも側方に向かって広がったスカート部11が設けられる。
図4は、カメラ6を背面側から観察した斜視図であり、スカート部11の外面には突起部12が設けられている。またパイプ部内筒22の遠方位置(先端側)には、カム機構29が接続形成されており(図3を参照)、カム機構29は傾斜溝13が形成された板状形態を有する。突起部12は、カム機構29の傾斜溝13(図3を参照)と、図9に示すように、パイプ部外筒21の内周面に形成された縦溝14との順で係合し、カメラ6の展開・格納時に、これらの溝13,14に沿ってスライドする。このような構成であるため、カメラ6をトロカール1に取り付ける際には、カメラ6をトロカール1の内側から組み込むことができ、術中に、カメラ6が誤ってパイプ部外筒21から脱落するのを防止することができる。
カメラ6の展開・格納機構を以下に説明する。図3に示すように、カメラ6の格納部61では、パイプ部外筒21の内面はスライド式のカム機構29を構成させるために矩形断面を有しており、パイプ部内筒22の先端部も格納部61において矩形断面を有し、パイプ部外筒21内にスライド自在に挿入されている。
パイプ部内筒22は、矩形断面の先端部に傾斜溝13が形成されており、さらに、その後方(手前側)には、傾斜溝13と同じ傾斜角度の傾斜段部15が形成されている。一方、図4に示すカメラ6のスカート部11の後端部16は、傾斜段部15に対応した傾斜面となっている。そして、図5に示すように、傾斜したスカート部11の後端部16は、パイプ部内筒22の傾斜段部15上に載置される。
図5(a)に示すように、カメラ6の展開時には、スカート部11の後端部16は、パイプ部内筒22の傾斜段部15の上部に位置しており、図6(a)に示すように、スカート部11の突起部12は傾斜溝13および縦溝14の上部に位置している。この状態から、パイプ部内筒22を後方(手前側)に引いていくと、図5(b)、(c)に示すように、スカート部11の後(手前側の)端部16は、パイプ部内筒22の傾斜段部15の上を下方に降下していき、図6(b)、(c)に示すように、スカート部11の突起部12はパイプ部内筒22の傾斜溝13が後方に移動するのと連動して、縦溝14に沿って下降する。その結果、カメラ6をパイプ部外筒21の側面開口部10を経て下方に降下させ、格納することができる。
一方、カメラ6を展開させる場合は、上記と逆の動作を行う。
図5、図6に示すように、カメラ6の手前側(ヘッド部3側)には、蓋体部17の先端が例えばヒンジ部30により回動自在に取り付けられている。また、蓋体部17の後端(手前側)はパイプ部外筒21に同じくヒンジ部31により回動自在に取り付けられている。このため、蓋体部17は、カメラ6の展開・格納に追従し、カメラ6の格納時には、カメラ6の上面と共に、側面開口部10を塞ぐことができる。
ヒンジ部30としては、例えばカメラ6と蓋体部17とを回動自在に連結する回動軸が挙げられる。ヒンジ部31も同様に、例えば蓋体部17とパイプ部外筒21とを回動自在に連結する回動軸が例示される。これらヒンジ部30,31は、柔軟なシール部材にて被覆することにより術中に体液などの付着を防止する構造とすることが望ましい。
また、蓋体部17は、カメラ6の展開時には傾斜姿勢を有している。従って、例えば術中に緊急事態が発生して、トロカール1を抜き取る必要が生じた場合にも、カメラ6を格納してから引き抜くのではなく、トロカールを体腔から引き抜くときに蓋体部17に加わる圧力で、カメラ6をパイプ部2内に格納することができる。
(スペース18とケーブル配置)
カメラ6は、前記したように、内部に、撮像素子とレンズ8を含むカメラ部と、照明部9とが内蔵されている。これらの機器への通電および電子信号の送受信を行うためのケーブル7は、図5(a)〜(c)に示すように、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22との間のスペース18を通り、蓋体部17の下をカメラ6の後方からカメラ6内に引き込まれている。
カメラ6の格納部61とトロカール1の手前側に設けたヘッド部3との間のパイプ部2の断面形状を図7に示す。同図に示すように、パイプ部外筒21は内面が円形断面を有し、パイプ部内筒22はD形断面を有する。これによって、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22との間に、ケーブル7を挿通させるためのスペース18を形成することができる。
なお、本発明は、円形断面のパイプ部外筒21、およびD形断面のパイプ部内筒22の組み合わせに限定されるものではなく、ケーブル7を挿通させるためのスペース18を確保でき、かつパイプ部外筒21を回転させることができる限りは、いかなる形状であってもよい。
(ケーブル7の配置(引き回し))
ケーブル7は、フレキシブルな信号・電源用ケーブルであり、前記格納式カメラ部の格納位置と展開位置との切替時に、ケーブル7に引っ張りが発生しない充分な長さでスペース18内に挿通されている(図5(a)〜(c)を参照)。
具体的には、図5(a)〜(c)に示すように、カメラ6内の空間32に配置されたコネクタ部533に接続されたケーブル7は、この空間32の手前側に形成されたスリット34より手前側に引き出され、ゆるく弧を描くように蓋体部17の内側34に沿ってスペース18に導いている。
(送気ガス流路としてのスペース18)
このスペース18は、上述したようにケーブル7をカメラ部の展開格納時に大きな負荷が発生しないように配置させるための空間であるが、この機能以外に体腔にガスを供給する流路としても機能している。具体的には、図2(a)、(b)に示すように、ヘッド部外筒21aに設けられた送気管4から供給されたガス(炭酸ガス等)は、ヘッド部外筒21aとヘッド部内筒22aとの間の空間を移動し、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22の間に形成されたスペース18を通って、パイプ部外筒21の遠方位置(先端)に形成された開口35より体腔内に供給される。
(抜け止め構造)
パイプ部外筒21の外周面には、図7に示すように、パイプ部の軸方向に並設された複数の段部20を有する段付き領域19が形成されている。各段部20は、図8(c)に示すように、パイプ部外筒21の半径方向外向きに立ち上がった立ち上がり面20aと、この立ち上がり面20aの頂点20cから、パイプ部外筒21の先端側に位置する隣接する段部20の基部20cに向かって下り勾配となったテーパー面20bとを有している。
各段部20が、ヘッド部3側に向いた立ち上がり面20aを有しているので、トロカール1を腹壁に留置して保持させる際に、腹腔内に圧入したガスの圧力でトロカール1が不用意に抜けるのを防止することができる。また、各段部20にはテーパー面20bが形成されているので、トロカール1の腹腔内への挿入には支障にならない。トロカール1の引き抜き時には、例えばトロカール1を回転させながら引き抜けばよい。
段付き領域19は、図7に示すように、円周方向に沿って、段部のない領域(非段付き領域)23と交互に形成されている。その理由は、パイプ部外筒21を樹脂成形して製造する場合、金型からの成形したパイプ部外筒21を引き抜く方向が、パイプ部外筒21の構造上、図9に矢印で示す方向になる。その際、図10(a)に示すように、パイプ部外筒21の先端部にある側面開口部10の両側部の角部Aの影響で、図10(b)に示すように、後方の円形断面部に薄肉部24ができるので、段付き領域19をパイプ部外筒21の全周にわたって形成すると、薄肉部24で強度が低下するおそれがあるからである。
そのような観点から、図7では、周方向に3つの段付き領域19を、段部のない領域(非段付き領域)23と交互にかつ均等に形成している。このような非段付き領域23を設けることにより、トロカール1の引き抜きも支障なく行える。一方、パイプ部外筒21の肉厚が確保されるのであれば、パイプ部外筒21の全周にわたって段付き領域19を形成してもよく、あるいは1箇所または2箇所のみでもよいし、3箇所以上(例えば10箇所)に形成してもよい。
また、段付き領域19における各段部20は、非段部領域23の表面より突出しない高さを有するのが、例えばトロカール1を回転させながら引き抜く際に、段部20が邪魔にならないので、好ましい。
(カメラおよび照明)
図11は、カメラ6を展開した状態におけるパイプ部外筒21の先端部を示している。カメラ6は、前記したように、内部にレンズ8を有するカメラ部と照明部9とを備え、トロカール1の体内挿入方向の前面に位置する撮影用窓36には、透明ガラス板や透明樹脂板等からなる透光性カバー25が接着などの手段により固定されており、この透光性カバー25を通して撮影および照明が行われる。
(クリーニング手段)
パイプ部外筒21の側面開口部10の前面(トロカール1の先端側(遠方位置)には、透光性カバー25の前面に接触するクリーニング手段26が取り付けられている。これにより、カメラ6の格納位置と展開位置との切替時に、透光性カバー25前面の汚れや曇りをクリーニング手段26によって拭き取ることができる。そのため、透光性カバー25に体液等が付着したり、水蒸気で曇ったりして視界が悪くなった場合には、カメラ6を上記のように格納位置と展開位置の切替動作を行わせることにより、良好な視界を回復することができる。従って、従来のように、視界が悪くなった場合には、トロカール1を体内から抜き取って、湯に浸漬したりして、汚れを除去する必要がなくなり、迅速な腹腔鏡下手術が可能になる。
クリーニング手段26としては、例えばゴムや樹脂でつくられたワーパーブレードがあげられるが、これに限定されるものではなく、ブラシやスポンジ(軟質発泡体)、積層布、パイル織物等でもよい。
次に、カメラ6の展開格納機能を有するトロカール1のパイプ部外筒21に採用された気密構造について説明する。図11(b)に示すように、カメラ6は、その撮影用窓36に設けられた透光性カバー25は、例えばシリコン系接着剤により封止され、一方、図5に示す手前側のケーブル7を引き出すスリット34はゴム系の接着剤にて封止されている。かくして、カメラ6は全体として気密防水構造となっている。
また、パイプ部外筒21に形成された側面開口部10からの体液等のパイプ部2内への侵入を抑制し、かつガスの漏洩を抑制するために、側面開口部10の全周に亘って、図示しないシールが施されると共に、カメラ6の底部両側に設けられたスカート部11は、パイプ部外筒21の内周面に沿ってカメラ6よりも側方に向かって広がった形状を有するので、このスカート部11がパイプ部内筒22の内面に密着し摺接するように構成されている。好ましくは、スカート部11とパイプ部内筒22の間にシール材が介在しているのがよい。
また、蓋体部17は、カメラ6の格納時には、カメラ6の上面と共に側面開口部10を塞ぐと共に、カメラ6の展開時においても、側面開口部10に設けたシールにより、気密防水性を確保することができる。このシールは、カメラ6の展開時においても、蓋体部17と側面開口部10との間に介在して、内部の気密性を確保している。
一方、手前側位置にあるヘッド部3からのガス漏洩を阻止するために、前記したダックビル弁27およびドーム型弁28に加えて、コネクタ部5のスペース側入り口には、図2に示すように、ケーブル7を挿通したゴム等の第1シール材39が嵌着され、一方、スリット38の先端側で送気管4より手前側には、パイプ部外筒21と内筒22との間にヘッド部3の全周にわたってゴム等の第2シール材40が設けられている。第2シール材40はパイプ部外筒21と内筒22のいずれかに接着等により取り付けられる。
以上の構造によりケーブル7が外部に露出することがないので、水濡れによるケーブルの劣化等、不具合が発生するおそれがない。また、送気管4から供給されたガス(炭酸ガス等)が確実にパイプ部外筒21の開口35より確実に体腔内に供給される。
(カメラ)
本発明の医療用カメラの一実施形態に係る格納式カメラ6は、図12(a)に示すように、前方が開口したケーシング210と、その内部に収容される撮像部220と、撮像部220の両側に配置され、前方の被写体を照射するLED照明240と、ケーシング210の開口を閉じる透光性カバー25とを備えており、LED照明240の基板260が透光性カバー25と接触している。
ケーシング210は、天板211と、その両側端から下方に延びる2つの側壁212とを備える。前方には、長方形の開口213が形成されている。後方は、後述するケーブルが通せるように構成されている。天板211は、外筒21の外周面と実質的に同じように湾曲している。
撮像部220は、図12(b)、(c)に示すように、被写体の像を捉える鏡胴221(レンズユニット)と、その像を電子化する固体撮像素子222と、その電子化されたデータおよび電流を伝送するケーブル(図2に符号7で示す)とを備えている。また、鏡胴221、固体撮像素子222、および、LED照明240を固定する支持枠223を備えている。鏡胴221は、複数のレンズを移動自在に固定した円柱状のものである。
固体撮像素子222は、撮像を電子化する撮像センサ222aと、センサに電力を供給しまた正確に所定周波数で動作させるための水晶振動子などを実装した回路基板222bとを備えている。回路基板222bにはコネクタ223が接続される。固体撮像素子222としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等が挙げられる。
ケーブルは、撮像センサ222aと画像処理装置とを結ぶ信号ケーブルと、LED照明240と電源とを結ぶ電源ケーブル(図13に符号270で示す)とをそれぞれまとめて一本化したものである。
透光性カバー25は、撮像部220の鏡胴221に密着するか、あるいは所定の間隔を空けて配置される。透光性カバー25としては、例えば透明ガラス、アクリル樹脂板等の透明合成樹脂板等が挙げられる。
LED照明240は、図13に示すように、LEDチップを所定の筐体に実装したLED筐体250と、そのLED筐体250を実装する回路パターンが形成された基板260と、基板260と電源とを結ぶ電源ケーブル270(フレキシブツケーブル)とからなる。LED照明240は、図312に示すように、撮像部220の両側部に設けられている。この実施形態では、2つのLED照明240が撮像部220を挟んで対向するように配置されている。
図13に戻って、LED筐体250は、発光部251が前面を向くように基板260に実装される。このLED筐体250は、LED照明240を点けたとき、LEDチップから発生する熱によって加温される。
基板260は例えばリジッドフレキシブル基板であり、前方に向かって延びる基板本体261と、この基板本体261の先端から透光性カバーと平行に配置した放熱部262とから構成された略L字形をしている。この放熱部262は熱伝導性の優れたアルミニウムや銅などの金属、もしくはカーボンブラックなどの熱伝導性に優れて粉体を分散させた樹脂成形部材により構成できる。
LED筐体250は、基板本体261に実装される。なお、LED筐体250は、なるべく先端側に、固体撮像素子222から遠ざけて実装し、透光性カバー25を優先的に加温できるようにしている。また、基板本体261と撮像部220との間隔を小さくすることにより、鏡胴221にも熱を伝達して鏡胴221を加温し、鏡胴221のレンズの曇りおよび結露を防止することができ、かつ、医療用カメラ6の全体を小型化することができる。
放熱部262は、先端側を向いており透光性カバー25の撮像部220側の面(以下、単に内面ということがある)と面接触するように構成されている。この実施形態では、透光性カバー25の内面に放熱部262が面接触しているが、透光性カバー25の内面に近接していてもよい。なお、LED照明を複数設ける場合は、透光性カバー25を囲むようにして透光性カバー25の周縁部と接触させ、透光性カバー25に熱が均等に伝達できるように配置するのが好ましい。例えば、複数の放熱部を、透光性カバーに対して左右対称および/または上下対称、または、透光性カバーの中心に対して等間隔で放射状に配置することができる。
このように構成されているため、LED照明240を点けることにより、基板260はLED筐体250から熱が伝達されて発熱する。このとき、LED筐体250が実装されている基板本体261は、撮像部220の軸と平行に延びて透光性カバー25と接触しているため、熱源であるLED筐体250と透光性カバー25との距離を最小にすることができ、効率良く熱を透光性カバー25に伝達することができる。また、放熱部262を面接触させているため、透光性カバー25を早く加温することができる。そのため、医療用カメラ6を体腔内の高温高湿環境下においても、透光性カバー25の前面に曇りまたは結露が生じるのを抑制することができる。そして、LED筐体250も放熱することになるため、LED照明240の耐久性が高い。
なお、放熱部262と透光性カバー25とは直接接触していなくても、放熱部262と透光性カバー25との間に、熱伝導性の高い、例えばアルミニウム等の素材からなる熱伝導路を設けてもよい。
また医療用カメラ6が透光性カバーを備えておらず、一番前方のレンズが透光性カバーとして兼用されている場合、LED照明240の基板は、一番先端側のレンズが位置するハウジングに接触される。
[本発明の他の実施形態]
図14(a),(b)に示す医療用カメラ400は、図1のトロカール1に用いることができる他の実施形態である。このカメラ400は、撮像部220に対して側部に位置する平板状の基板460を有する。つまり、基板460の端面461aが透光性カバー25の内面と接触もしくは近接する。その他の構成は、図12のカメラ6と実質的に同じである。この場合でも、LED照明440の基板460が透光性カバー25と端面461aで接触もしくは近接しているため、透光性カバー25を加温することができ、透光性カバー25の曇りおよび結露の発生を抑制することができる。
[本発明のさらに他の実施形態]
図15にさらに他の実施形態に係る医療用カメラ500を示す。なお、図312に示した医療用カメラ6と実質的に同じ構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
この医療用カメラ500は、透光性カバー501が、撮像部220に対してLED照明503の光を遮光するための遮光部502を有する。LED照明503の基板504は、この基板504に対して、撮像部220とLED照明503とが反対側に位置付けられるように配置される。そして、基板504の端面は遮光部502の形成位置に一致するように位置付けられている。すなわち、基板504の端面は、遮光部502の形成位置において、透光性カバー501の内面に接触もしくは近接している。
遮光部502は、例えば酸化クロム、インコネル(スペシャルメタル社製のニッケル・クロム・鉄合金/登録商標)、アルミニウム、銅等の金属蒸着膜、チタンブラック、カーボンブラックなどの黒色顔料を含有させた接着剤等の伝熱効果の大きい部材で形成されているのが好ましい。遮光部502を有する透光性カバー501は、例えば、遮光部502を介して透光性カバー部材を貼り合わせるなどして製造することができる。また、遮光部502は、透光性カバー502の外面から内面にかけて設けられている。
このように構成された医療用カメラ500においては、LEDチップから発生した熱は、電極等を介して基板504に伝わり、基板504の端面より遮光部502が加温される。遮光部502は熱伝導性が高いため、効率よく透光性カバー501を加温することができ、透光性カバー501が曇ることを効果的に防止できる。
しかも、撮像部220に対して、隣接するLED照明503からの光を遮光部502によって遮光することができるので、照明光が透光性カバー501に反射して起こるフレアやゴーストの発生を抑えることができ、カメラ画像の視認性が向上する。また、透光性カバー501に遮光部502を設けることで、撮像部220とLED照明503とを近づけることができ、医療用カメラ500の小型化が可能になり、当該カメラを搭載するトロカール等の医療器具の小型化も可能になる。
以上の説明では、LEDを点灯させることでLED基板に伝わった熱を利用して透光性カバーを保温させるものであるが、例えば、LED基板から放熱のためのフレキシル基板を余分に引出し、このフレキシブル基板を鏡胴221に巻きつけるように密着させることで、レンズそのものも補助的に加温させるようにすることもできる。
本発明の医療用カメラは、体腔内の様子を見るためであれば、上述したようなトロカール以外、例えば、内視鏡等に取り付けてもよい。
1 トロカール
2 パイプ部
3 ヘッド部
4 送気管
6 格納式カメラ
7 ケーブル
8 レンズ
9 照明部
10 側面開口部
11 スカート部
17 蓋体部
18 スペース
19 段付き領域
20 段部
21 パイプ部外筒
22 パイプ部内筒
23 非段付き領域(段部のない領域)
25 透光性カバー
26 クリーニング手段
210 ケーシング
211 天板
212 側壁
213 開口
220 撮像部
221 鏡胴
222 固体撮像素子
222a 撮像センサ
222b 回路基板
223 支持枠
240 LED照明
251 発光部
260 基板
261 基板本体
262 放熱部
270 電源ケーブル
400 医療用カメラ
440 LED照明
460 基板
500 医療用カメラ
501 透光性カバー
502 遮光部
503 LED照明
504 基板

Claims (7)

  1. 前方が開口したケーシングと、
    このケーシング内に収容され、前方の被写体の像を捉える撮像部と、
    この撮像部に隣接して前記ケーシング内に収容され、前方の被写体を照射するLED照明と、
    前記開口を閉じる透光性カバーと、を備え、
    前記LED照明の基板端面が前記透光性カバーに接触もしくは近接していることを特徴とする医療用カメラ。
  2. 前記LED照明の基板の側面にLED照明のLEDチップが実装され、
    前記基板の端面が透光性カバーの前記撮像部側の面と接触もしくは近接している請求項1に記載の医療用カメラ。
  3. 前方が開口したケーシングと、
    このケーシング内に収容され、前方の被写体の像を捉える撮像部と、
    この撮像部に隣接して前記ケーシング内に収容され、前方の被写体を照射するLED照明と、
    前記開口を閉じる透光性カバーと、を備え、
    前記LED照明の基板が、撮像部の側方に、撮像部の光軸に沿って延びる基板本体と、その先端から透光性カバーと平行に配置した放熱部とを有し、
    前記基板本体にLED照明のLEDチップが実装され、
    前記放熱部が透光性カバーの前記撮像部側の面と面接触もしくは近接していることを特徴とする医療用カメラ。
  4. 前記透光性カバーが、前記撮像部に対して前記LED照明の光を遮光するための遮光部を有すると共に、前記LED照明の基板は、この基板に対して前記撮像部とLED照明とが反対側に位置付けられるように配置されると共に、前記基板端面は前記遮光部の形成位置に一致するように位置付けられている請求項1または2に記載の医療用カメラ。
  5. トロカールのカニューラに設けた側面開口部を経て、カニューラ内に格納される格納位置と、カニューラの外に撮影可能に展開される展開位置との間を切替可能にした請求項1〜4のいずれかに記載の医療用カメラ。
  6. 医療器具を体内に挿入するためのパイプ部を有するトロカールであって、
    前記パイプ部が、外筒と内筒とを含み、
    前記外筒は、体内に挿入される位置に側面開口部を有しており、この側面開口部を経て、パイプ部内に格納される格納位置とパイプ部外に撮影可能に展開される展開位置との間を切替可能にした格納式カメラが設けられており、
    前記格納式カメラが、請求項1〜4のいずれかに記載の医療用カメラであることを特徴とするトロカール。
  7. 前記格納式カメラの格納位置と展開位置との切替が、前記外筒に対して、前記内筒を前記パイプ部の軸方向に押し引きすることによって行われる請求項6に記載のトロカール。
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