JP6631674B1 - 表面分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定部を移動させることなく、試料を取出可能な表面分析装置を提供する。【解決手段】表面分析装置1は、試料を載置する試料台30と、試料台30に対向するように配置されるカンチレバーおよびカンチレバーを駆動させるカンチレバー駆動部とを備える。駆動機構は、試料台30を取り出す際に、カンチレバーと試料台30とが対向する第1方向において測定部20と試料台30とが離れるように試料台30を測定部20に対して相対的に変位させた後に、第1方向に交差する方向に試料台30をスライド移動させるように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、表面分析装置に関する。
従来の分析装置として、探針が設けられたカンチレバーを用いて試料面上の微細構造を分析する走査型プローブ顕微鏡が、特開平8−101219号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1に開示の走査型プローブ顕微鏡にあっては、試料台に対して所定の位置関係で固定されるベースに、光学系を含む測定部が移動可能に固定されている。測定部は試料台の上方に配置されている。試料を測定する際には、測定時の位置から測定部を後退させることにより、試料台の上方に試料を交換するための空間が形成され、これにより、試料の交換作業を容易に行なうことができる。
特開平8−101219号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、試料を交換する際には、試料台を固定した状態で光学系を含む測定部を移動させる。このため、作業者の手が意図せずに光学系の調整ツマミに触れたり、衝撃が光学系に伝達されたりすることにより、光学系において光軸がずれることが懸念される。
また、試料を交換する際、測定部内でカンチレバーが移動した後、試料を移動することが可能となる。このカンチレバーが移動する工程には手間と時間を要するため、試料を交換する作業全体に手間と時間がかかることが懸念される。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、試料を容易に取出可能な表面分析装置を提供することにある。
本開示に基づく表面分析装置は、試料表面を分析する表面分析装置であって、試料を載置する試料台と、上記試料台に対向するように配置されるカンチレバーおよび上記カンチレバーを駆動させるカンチレバー駆動部を含む測定部と、上記測定部と上記試料台とを相対的に変位させる駆動機構と、を備える。上記駆動機構は、上記カンチレバーと上記試料台とが対向する第1方向において上記測定部と上記試料台とが離れるように上記試料台を上記測定部に対して相対的に変位させた後に、上記第1方向に交差する第2方向に上記試料台をスライド移動させるように構成されている。
上記構成によれば、試料を取り出す際には、上記カンチレバーと上記試料台とが対向する第1方向において測定部と試料台とが離れるように試料台を測定部に対して相対的に変位させた後に、第1方向に交差する第2方向に試料台をスライド移動させる。このため、試料台がスライド移動する際には、測定部に対して試料台が離れた状態で移動するため、測定部と試料台とが干渉することを防止することができる。また、測定部内でカンチレバー駆動部によるカンチレバーの移動を待たなくても、上記のように測定部と試料台とを相対的に変位させることにより、試料を取り出すことができる。このため、試料交換の手間と時間がかからず、容易に試料交換を行なうことができる。
上記本開示に基づく表面分析装置は、上記駆動機構は、上記試料台を保持する試料台保持部と、測定位置と試料取出位置との間で上記試料台を移動させる移動機構とを含んでいることが好ましい。上記第1方向は上下方向であってもよい。この場合には、上記移動機構は、上記測定位置よりも下方に位置する退避位置との間で上記試料台が昇降するように上記試料台保持部を昇降させ、上記試料取出位置と上記退避位置との間で上記試料台が移動するように上記試料台保持部をスライド移動させるように構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、試料を取り出す際には、測定部に対して試料台を下方に退避させてから、試料台をスライド移動させる。一方、試料をセットする際には、その逆の動作を行なう。このため、試料台がスライド移動する際には、測定部に対して試料台が下降した状態で移動するため、測定部と試料台とが干渉することを防止することができる。
また、測定部を移動させることなく、試料台保持部を移動させることにより、測定位置と試料取出位置との間で試料台を移動させることができる。このため、測定部を移動させて試料を取り出す構成、および測定部を取り外して試料を取り出す構成と比較して、測定部に含まれる測定機器の位置が変動することを抑制することができる。さらに、測定部を取り外す作業が不要となるため、試料を取り出す際に作業の負担および作業時間を低減することができる。加えて、上下方向において測定部と重ならない位置に試料取出位置を設けることにより、十分な作業スペースを確保することができるため、作業性を向上させることができる。
上記本開示に基づく表面分析装置にあっては、上記移動機構は、上記試料台保持部を支持する支持体と、上記試料台保持部がスライド移動するスライド方向に沿って上記支持体をスライド移動させるスライド機構と、上記支持体に対して上記試料台保持部を昇降させる昇降機構と、を含むことが好ましい。この場合には、上記支持体は、連続する第1区間および第2区間を含む所定のスライド区間を移動可能に設けられることが好ましい。さらに、上記第1区間における上記支持体のスライド移動に連動して、上記試料台保持部が上記昇降機構によって上記支持体に対して昇降することが好ましく、上記第2区間における上記支持体のスライド移動に伴って、上記試料台保持部が上記支持体と一体となって上記スライド方向に沿ってスライド移動することが好ましい。
上記構成によれば、支持体のスライド区間によって試料台保持部の昇降移動とスライド移動とを切り替えることができる。所定のスライド区間を連続して支持体をスライド移動させることで試料台保持部を適切に移動させることができるため、動作制御を容易に行なうことができる。
上記本開示に基づく表面分析装置にあっては、上記昇降機構は、上記支持体と上記試料台保持部とを連結する連結部材と、上記試料台保持部の昇降方向への移動を案内する昇降ガイドとを含んでいてもよい。この場合には、上記連結部材の一端側は、上記連結部材が上記スライド方向および上記昇降方向に直交する第1回動軸周りに回動可能となるように上記支持体に軸支され、上記連結部材の他端側は、上記連結部材が上記第1回動軸に平行な第2回動軸周りに回動可能となるように上記試料台保持部に軸支されていることが好ましい。上記昇降ガイドは、上記支持体が上記第1区間を移動する際に上記試料取出位置から上記退避位置に向かう後退方向への上記試料台保持部の移動を規制することが好ましい。さらに、上記昇降ガイドによって上記後退方向への上記試料台保持部の移動が規制された規制状態で上記支持体が上記第1区間をスライド移動することにより、上記連結部材が上記第1回動軸周りおよび上記第2回動軸周りに回転し、これにより上記試料台保持部が上記支持体に対して昇降することが好ましい。
上記構成によれば、昇降方向に直交する第1回動軸周りに回動可能となるように連結部材の一端側が支持体に軸支され、上記第1回動軸に平行な第2回動軸周りに回動可能となるように連結部材の他端側が試料台保持部に軸支されている。後退方向へ試料台保持部の移動を昇降ガイドによって規制しつつ支持体をスライド移動させることにより、支持体に対する連結部材の傾斜角が変更するように連結部材が、第1回動軸周りおよび第2回動軸まわりに連結部材が回転する。これにより、試料台保持部が昇降する。このように、姿勢を変更可能に軸支された連結部材を用いて試料台保持部を昇降させるため、昇降機構を簡素化することができる。
上記本開示に基づく表面分析装置にあっては、上記昇降ガイドは、上記第1回動軸周りに平行な回転軸周りに回転可能なローラーを含んでいてもよい。この場合には、上記試料台保持部が上記ローラーに当接することにより上記規制状態となり、上記規制状態において上記ローラーが回転することにより、上記試料台保持部の昇降が案内されることが好ましい。
上記構成によれば、試料台保持部が昇降する際にローラーが回転することにより、昇降ガイドと試料台保持部との摩擦を低減させることができる。
上記本開示に基づく表面分析装置にあっては、上記昇降機構は、上記試料台に干渉しないように上記試料台保持部の上方に配置されたプレート部を有していてもよく、上記支持体は、上記試料台保持部の下方に配置されていてもよい。この場合には、上記試料台保持部が上記プレート部に当接することにより、上記試料台保持部の上昇が規制されることが好ましい。また、上記試料台保持部が上記支持体に当接することにより、上記試料台保持部の下降が規制されることが好ましい。
上記構成によれば、支持体によって試料台保持部の下降移動を規制しつつ、試料台保持部の上方に配置されたプレート部によって試料台保持部の上昇移動を規制することができる。このため、部品点数を少なくしつつ、簡素な構成で、試料台保持部の昇降範囲を制限することができる。
上記本開示に基づく表面分析装置は、上記支持体の位置を検出する検出装置を備えていてもよい。この場合には、上記検出装置は、発光部と、上記発光部から出射された光を受光する受光部とを含んでいることが好ましく、上記スライド機構は、上記支持体のスライド移動に伴ってスライド移動する遮光体を含むことが好ましい。さらに、上記検出装置は、上記発光部から上記受光部に向けて出射された光が上記遮光体によって遮光されたことにより、上記支持体の位置を検出することが好ましい。
上記構成によれば、発光部および受光部を含む検出装置を用いて、発光部から受光部に向けて出射された光が遮光体によって遮光された場合に支持体の位置を検出することができる。
上記開示に基づく表面分析装置は、上記試料台が上記測定位置に位置する状態において、上記試料台、上記試料台保持部および上記移動機構を収容する筐体を備えることが好ましい。さらに、上記筐体の一部は、スライド移動可能に構成されていることが好ましい。この場合には、上記試料台保持部は、上記筐体の上記一部に着脱可能に係合する係合部を有することが好ましい。また、上記係合部は、上記試料台が上記測定位置に位置するように上記試料台保持部が上昇した状態において上記筐体の一部に係合していない非係合状態となっていることが好ましく、上記試料台が上記退避位置に位置するように上記試料台保持部が下降した状態において上記一部に係合した係合状態となっていることが好ましい。さらに、上記係合状態において、上記退避位置から上記試料取出位置に上記試料台が向かうように上記試料台保持部をスライド移動させることにより、上記筐体の一部が上記試料台保持部と一体にスライド移動し、これにより上記試料台が上記筐体内部から外部に露出することが好ましい。
上記構成によれば、試料台保持部のスライド移動に伴って筐体の一部もスライド移動することができる。試料取出位置に試料台が位置するように試料台保持部をスライド移動させた場合に、試料台が筐体内部から外部に露出することにより、試料の取り出しを容易に行なうことができる。
本発明によれば、試料を容易に取出可能な表面分析装置を提供することができる。
実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡の測定時の状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡の試料取出時の状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡の筐体内の構成を部分的に示す斜視図である。 実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡において試料台が測定位置に位置する第1状態を示す概略断面図である。 実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡において試料台が退避位置に位置する第2状態を示す概略断面図である。 実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡において試料台が試料取出位置に位置する第3状態を示す概略断面図である。 実施の形態に係る試料台保持部と移動機構の一部とを示す斜視図である。 図4に示す第1状態における試料台保持部と移動機構の一部とを示す平面図である。 図4に示す第2状態における試料台保持部と移動機構の一部とを示す平面図である。 図4に示す第3状態における試料台保持部と移動機構の一部とを示す平面図である。 実施の形態に係る検出装置について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態においては、表面分析装置として、走査型プローブ顕微鏡を例示して説明する。また、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡の測定時の状態を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡の試料取出時の状態を示す斜視図である。図1および図2を参照して、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡1について説明する。
図1に示すように、実施の形態1に係る走査型プローブ顕微鏡1は、筐体10、測定部20および試料台30を備える。筐体10は、上部筐体11と下部筐体12とを含む。上部筐体11は、内部に測定部20を収容する。下部筐体12は、上部筐体11の下方側に位置する。下部筐体12のフロント部13は、第2方向としての前後方向にスライド移動可能に構成されている。
測定部20は、後述する測定位置に位置する試料台30に載置された試料の上方側から試料を測定する。測定部20は、ヘッド部21、ホルダ22、カンチレバー23(図4参照)、カンチレバー駆動部26および撮像部24を含む。ヘッド部21は、前方に向けて開口する開口部21aを有する。ホルダ22は、開口部21a内に配置される。カンチレバー23は、ホルダ22を利用して装着される。カンチレバー23は、試料台30に対向するように配置される。カンチレバー23は、試料台30の上方に配置される。カンチレバー駆動部26は、カンチレバーを駆動させる。
ヘッド部21の内部には、変位検出系が収容されている。変位検出系は、レーザー光を出力するレーザーダイオードや、レーザー光を試料に導くレンズやミラー等の光学系、ビームスプリッターや、カンチレバーの反射光を受光するフォトディテクター等を含む。また、ヘッド部21には、変位検出系の各構成要素の位置調整を行なうための位置調整つまみ等が設けられている。
ヘッド部21の天板には、窓部が設けられている。撮像部24は、当該窓部から試料の表面を補助的に観察するためのものである。また、撮像部24は、カンチレバー23の背面(上面)を観察しながら変位検出系の位置を調整するためにも用いられる。
試料台30は、試料を載置するための部位である。試料台30は、略円柱形状を有する。試料台30は、後述するように、測定位置と試料取出位置との間で移動可能に構成されている。
試料台30は、図1に示すように、測定時においては測定位置に位置し、筐体10の内部に収容されている。試料台30は、図2に示すように、試料取出時においては試料取出位置に位置する。試料取出位置は、測定位置よりも下方側かつ前方側に位置する。試料台30は、試料取出時においては、下部筐体12のフロント部13と一体に前方へ引き出されており、筐体10の内部から外側に露出している。このため、試料取出位置において、試料を取り出したり交換したりすることができる。さらに、上下方向において測定部20と重ならない位置に試料取出位置を設けることにより、十分な作業スペースを確保することができるため、作業性を向上させることができる。
図3は、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡の筐体内の構成を部分的に示す斜視図である。なお、図3は、測定時の状態を示している。図3を参照して、走査型プローブ顕微鏡1の筐体10内の構成について説明する。
図3に示すように、走査型プローブ顕微鏡1は、ベース部25、プレート部90、および駆動機構45をさらに備える。駆動機構45は、試料台30を保持する試料台保持部40と測定位置と試料取出位置との間で試料台30を移動させる移動機構50とを含む。
ベース部25は、ヘッド部21を支持する。ベース部25は、前方に向けて開口する切欠き部を有し、試料台30に干渉しないように設けられている。
プレート部90は、ベース部25の下方に配置されている。プレート部90は、試料台保持部40の上方に配置されている。プレート部90は、前方に向けて開口する切欠き部90aを有し、試料台30に干渉しないように設けられている。
試料台保持部40は、試料台30を保持する。これにより、後述するように試料台保持部40を移動させることで、試料台30が試料台保持部40とともに移動する。
駆動機構45は、測定部20と試料台30とを相対的に変位させる。駆動機構45は、試料台30を取り出す際に、カンチレバー23と試料台30とが対向する第1方向(上下方向)において測定部20と試料台30とが離れるように試料台30を測定部20に対して相対的に変位させた後に、第1方向に交差する第2方向(前後方向)に試料台30をスライド移動させるように構成されている。
具体的には、移動機構50は、測定位置と試料台取出位置との間で試料台30が移動するように試料台保持部40を移動させる。移動機構50は、測定位置よりも下方に位置する退避位置と測定位置との間で試料台30が昇降するように試料台保持部40を上下方向(矢印DR1方向)に昇降させる。移動機構50は、試料取出位置と退避位置との間で試料台30が移動するように試料台保持部40を前後方向(矢印DR2方向)に移動させる。なお、移動機構50の詳細な構成については、図7から図9を用いて後述する。
図4は、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡において試料台が測定位置に位置する第1状態を示す概略断面図である。図5は、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡において試料台が退避位置に位置する第2状態を示す概略断面図である。図6は、実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡において試料台が試料取出位置に位置する第3状態を示す概略断面図である。図4から図6を参照して、試料台30および試料台保持部40の詳細な構成、ならびに試料台30の取出動作について説明する。
図4から図6に示すように、試料台保持部40は、上方に向けて開放された略箱型形状を有する。試料台保持部40は、本体部41と、後述する複数の脚部42,43(図7参照)とを含む。本体部41は、底部41a、側壁部41b、貫通孔41c、および係合部41dを有する。
底部41aは、平板形状を有する。側壁部41bは、底部41aの周縁から起立するように設けられている。底部41aの略中央部には、貫通孔41cが設けられている。当該貫通孔41cには、試料台30が挿入されている。係合部41dは、底部41aの前部において、下方に向けて突出するように設けられている。係合部41dは、筐体の一部に着脱可能に係合する部位である。具体的には、係合部41dは、筐体の内部に設けられた張出部14に係合可能に設けられている。
試料台30は、試料載置部31およびスキャナ32を含む。試料載置部31は、スキャナ32の上端に固定されている。スキャナ32は、ピエゾチューブ33およびスキャナハウジング34を含む。当該、スキャナハウジング34がブラケット35によって試料台保持部40に固定されることにより、試料台30は、試料台保持部40に保持される。なお、ブラケット35は、ネジ等の締結部材36によって試料台保持部40の底部41aに固定される。
図4に示すように、試料台30が測定位置に位置する第1状態においては、試料台30、試料台保持部40、および移動機構50は、筐体10の内部に収容されている。この状態においては、試料台30の上部が、プレート部90の上方に突出している。また、試料台保持部40の係合部41dは、張出部14に対向するように配置されており、張出部14に係合していない非係合状態となっている。
上記第1状態から試料台30を取り出す場合には、まず、移動機構50によって、測定位置から退避位置に試料台30が下降するように試料台保持部40を下降させる。
図5に示すように、試料台30が退避位置に位置する第2状態においても、試料台30、試料台保持部40、および移動機構50は、筐体10の内部に収容されている。一方、この状態においては、試料台30および試料台保持部40が下降することにより、試料台30の上部が、プレート部90の上方に突出しないようになっている。すなわち、試料台30および試料台保持部40が下降することにより、試料台30の上端が、測定部20および上部筐体11よりも下方側に位置する。また、係合部41dが張出部14に設けられた係合孔に係合した係合状態となっている。
次に、移動機構50によって、退避位置から試料取出位置に試料台30が移動するように、試料台保持部40を前方に向けてスライド移動させる。この際、測定部20に対して試料台が下降した状態で移動するため、測定部20と試料台30とが干渉することを防止することができる。また、係合部41dが係合状態であるため、試料台保持部40とともにフロント部13も前方にスライド移動する。
図6に示すように、試料台30が試料取出位置に位置する第3状態においては、試料台30は、フロント部13が前方側に移動することにより、上部筐体11とフロント部13との間に形成された隙間から、試料台30が露出する。これにより、試料の取り出しを容易に行なうことができる。
なお、試料を取り出した後に他の試料を測定する場合には、逆の動作を行なうことにより、試料台30を試料取出位置から測定位置に移動させることができる。
図7は、実施の形態に係る試料台保持部と移動機構の一部とを示す斜視図である。図7を参照して、実施の形態に係る移動機構50の詳細な構成について説明する。
図7に示すように、移動機構50は、支持体60、スライド機構70、および昇降機構80を含む。
支持体60は、試料台保持部40を支持する。支持体60は、試料台保持部40の下方に配置されている。支持体60は、略直方体形状を有する。支持体60の中央部には、試料台保持部40が貫通するように、貫通孔60aが設けられている。
スライド機構70は、試料台保持部40がスライド移動するスライド方向(前後方向)に沿って支持体60を移動させる。スライド機構70は、駆動機構71、移動体74、および固定部75を含む。
駆動機構71は、モータ72と、回転シャフト73とを有する。モータ72が駆動することにより、回転シャフト73が回転する。回転シャフト73としては、たとえばボールネジを採用することができる。
移動体74は、回転シャフト73が回転することにより、回転シャフト73の回転軸方向に沿って移動する。回転シャフト73の回転軸は、前後方向に平行に配置されている。回転シャフト73が正転することにより、移動体74は、前方に向けて移動する。回転シャフト73が逆転することにより、移動体74は、後方に向けて移動する。
固定部75は、移動体74と支持体60とを固定する。これにより、移動体74が移動することにより、支持体60も移動体74とともに移動することとなる。
昇降機構80は、支持体60に対して試料台保持部40を昇降させる。昇降機構80は、連結部材81と、昇降ガイド84とを含む。
連結部材81は、支持体60と試料台保持部40とを連結する。連結部材81は、4つ設けられている。支持体60前部の左右側面に2つの連結部材81が連結されており、支持体60後部の左右側面に2つの2つの連結部材81が連結されている。
連結部材81の一端側は、連結部材81が第1回動軸82周りに回動可能となるように、支持体60に軸支されている。第1回動軸82は、上記スライド方向(前後方向)および昇降方向(上下方向)に直交する。すなわち、第1回動軸82は、左右方向に平行である。
連結部材81の他端側は、連結部材81が第2回動軸83周りに回動可能となるように、試料台保持部40に軸支されている。第2回動軸83は、第1回動軸82に平行である。第2回動軸83は、第1回動軸82よりも後方かつ上方に位置する。
昇降ガイド84は、試料台保持部40の昇降方向への移動を案内する。また、昇降ガイド84は、試料台保持部40の昇降中に、試料取出位置から退避位置に向かう後退方向(後方)への試料台保持部40の移動を規制する。
昇降ガイド84は、回転軸85およびローラー86を含む。回転軸85は、第1回動軸82に平行である。回転軸85は、第2回動軸83よりも後方に位置する。ローラー86は、第2回動軸83周りに回転可能に設けられている。回転軸85は、スライド方向へスライド移動不能に固定されている。
試料台保持部40は、本体部41、および複数の脚部42、43を含む。複数の脚部42、43は、本体部41から下方に突出するように設けられている。複数の脚部42は、前側に設けられ、複数の脚部43は、後側に設けられている。
このように構成される移動機構50にあっては、後述するように、支持体60が連続する第1区間S1(図9参照)および第2区間S2(図10参照)を含む所定のスライド区間S(図10参照)を移動可能に設けられている。第1区間S1における支持体60の移動に連動して、試料台保持部40が、昇降機構80によって昇降する。第2区間S2における支持体60の移動に伴って、試料台保持部40が、支持体60と一体となってスライド方向に沿ってスライド移動する。
これにより、支持体60のスライド区間によって試料台保持部40の昇降移動とスライド移動とを切り替えることができる。所定のスライド区間Sを連続して支持体60をスライド移動させることで試料台保持部40を適切に移動させることができるため、動作制御を容易に行なうことができる。
以下、図8から図10を用いて、支持体60の移動と試料台保持部40との移動の様子について説明する。
図8は、図4に示す第1状態における試料台保持部と移動機構の一部とを示す平面図である。図8に示すように、第1状態においては、連結部材81の傾斜角(連結部材81の延在方向と、スライド方向とが成す角のうち小さい方の角度)が大きくなっており、複数の脚部42,43は、支持体60から離間して配置されている。
また、複数の脚部43の後面が、ローラー86に当接することにより、試料台保持部40の後方への移動が規制された状態となっている。
この状態から支持体60を前方へ移動させていくと、連結部材81の後方側への移動が規制されつつ、連結部材81の一端側が前方へ移動する。これにより、連結部材81の他端が下方に移動するように、連結部材81が第1回転軸周りおよび第2回転軸周りに回転する。すなわち、上記連結部材81の傾斜角が小さくなっていく。この結果、試料台保持部40が下降していく。試料台保持部40が下降する際には、ローラー86が回転し試料台保持部の下降も案内される。なお、試料台保持部40を上昇させる場合には、上記と逆の動作が行なわれる。
このように姿勢(傾斜角)を変更可能に連結部材81を軸支して、試料台保持部40を昇降させることにより、昇降機構80を簡素化することができる。さらに、試料台保持部40の昇降時にローラー86が回転することにより、昇降ガイド84と試料台保持部40との摩擦を低減させることができる。
図9は、図4に示す第2状態における試料台保持部と移動機構の一部とを示す平面図である。図9に示すように、第1状態から支持体60を第1区間S1移動させると、試料台保持部40が下降することで、複数の脚部42,43が支持体60に当接する。これにより、試料台保持部40の下降が規制され、試料台30が退避位置に位置することとなる。この状態においては、連結部材81の姿勢(傾斜角)が一定に維持される。
このように、支持体60が試料台保持部40の下降を規制する規制手段として機能することとなる。なお、試料台保持部40の上昇は、試料台保持部40がその上方に配置されたプレート部90に当接することで制限される。このように、プレート部90および支持体60に規制手段としての機能を持たせることにより、部品点数を少なくしつつ、簡素な構成で、試料台保持部の昇降範囲を制限することができる。
第2状態から支持体60をさらに前方へスライド移動させることにより、試料台保持部40は、高さ位置を一定に保った状態で支持体60とともに前方へスライド移動する。この際、試料台保持部40とともに試料台30も前方へスライド移動する。
図10は、図4に示す第3状態における試料台保持部と移動機構の一部とを示す平面図である。図10に示すように、第2状態から支持体60を第2区間S2移動させると、試料台保持部40に固定された試料台30が試料取出位置に移動する。
図11は、実施の形態に係る検出装置について説明するための図である。図11を参照して、実施の形態に係る検出装置95について説明する。
図11に示すように、走査型プローブ顕微鏡1は、検出装置95を備える。検出装置95は、支持体60の位置を検出する。具体的には、検出装置95は、支持体60が所定のスライド区間Sを移動する際に試料取出位置から退避位置に向かう後退方向における所定のスライド区間Sの一端に支持体60が位置するか否かを検出する。
検出装置95は、発光部93と、発光部93から出射された光を受光する受光部94とを含む。発光部93および受光部94は、上下方向に対向して配置されている。スライド機構70は、支持体60のスライド移動に伴ってスライド移動する遮光体76を含む。
検出装置95は、発光部93から受光部94に向けて出射された光が遮光体76によって遮光されたことにより、支持体60の位置を検出する。遮光体76は、所定のスライド区間Sの一端に支持体60が位置する場合に、上記光を遮光するように設けられている。
以上のように、本実施の形態に係る走査型プローブ顕微鏡1にあっては、移動機構50は、測定位置よりも下方に位置する退避位置と測定位置との間で試料台30が昇降するように試料台保持部40を昇降させ、試料取出位置と退避位置との間で試料台30が移動するように試料台保持部40をスライド移動させる。
これにより、試料を取り出す際には、測定部20に対して試料台30を下方に退避させてから、試料台30をスライド移動させることができる。一方、試料をセットする際には、その逆の動作を行なう。このように、試料台30がスライド移動する際には、測定部20に対して試料台30が下降した状態で移動するため、測定部20と試料台30とが干渉することを防止することができる。
また、測定部20を移動させることなく、試料台保持部40を移動させることにより、測定位置と試料取出位置との間で試料台30を移動させることができる。このため、測定部20を移動させて試料を取り出す構成、および測定部20を取り外して試料を取り出す構成と比較して、測定部20に含まれる測定機器(光学変位系)の位置が変動することを抑制することができる。さらに、測定部20を取り外す作業が不要となるため、試料を取り出す際に作業の負担および作業時間を低減することができる。加えて、上下方向において測定部20と重ならない位置に試料取出位置を設けることにより、十分な作業スペースを確保することができるため、作業性を向上させることができる。
以上、今回発明された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 走査型プローブ顕微鏡、10 筐体、11 上部筐体、12 下部筐体、13 フロント部、14 張出部、20 測定部、21 ヘッド部、21a 開口部、22 ホルダ、23 カンチレバー、24 撮像部、25 ベース部、26 カンチレバー駆動部、30 試料台、31 載置部、32 スキャナ、33 ピエゾチューブ、34 スキャナハウジング、35 ブラケット、36 締結部材、40 試料台保持部、41 本体部、41a 底部、41b 側壁部、41c 貫通孔、41d 係合部、42,43 脚部、45 駆動機構、50 移動機構、60 支持体、60a 貫通孔、70 スライド機構、71 駆動機構、72 モータ、73 回転シャフト、74 移動体、75 固定部、76 遮光体、80 昇降機構、81 連結部材、82 第1回動軸、83 第2回動軸、84 昇降ガイド、85 回転軸、86 ローラー、90 プレート部、90a 切欠き部93 発光部、94 受光部、95 検出装置。

Claims (7)

  1. 試料表面を分析する表面分析装置であって、
    試料を載置する試料台と、
    前記試料台に対向するように配置されるカンチレバーおよび前記カンチレバーを駆動させるカンチレバー駆動部を含む測定部と、
    前記測定部と前記試料台とを相対的に変位させる駆動機構と、を備え、
    前記駆動機構は、前記試料台を取り出す際に、前記カンチレバーと前記試料台とが対向する第1方向において前記測定部と前記試料台とが離れるように前記試料台を前記測定部に対して相対的に変位させた後に、前記第1方向に交差する第2方向に前記試料台をスライド移動させるように構成されており、
    前記駆動機構は、前記試料台を保持する試料台保持部と、測定位置と試料取出位置との間で前記試料台を移動させる移動機構とを含み、
    前記第1方向は上下方向であり、
    前記移動機構は、前記測定位置と前記測定位置よりも下方に位置する退避位置との間で前記試料台が昇降するように前記試料台保持部を昇降させ、前記試料取出位置と前記退避位置との間で前記試料台が移動するように前記試料台保持部をスライド移動させるように構成されており、
    前記試料台が前記測定位置に位置する状態において、前記試料台、前記試料台保持部および前記移動機構を収容する筐体を備え、
    前記退避位置から前記試料取出位置に前記試料台が向かうように前記試料台保持部をスライド移動させることにより、前記試料台が前記筐体内部から外部に露出する、表面分析装置。
  2. 前記移動機構は、前記試料台保持部を支持する支持体と、前記試料台保持部がスライド移動するスライド方向に沿って前記支持体をスライド移動させるスライド機構と、前記支持体に対して前記試料台保持部を昇降させる昇降機構と、を含み、
    前記支持体は、連続する第1区間および第2区間を含む所定のスライド区間を移動可能に設けられ、
    前記第1区間における前記支持体のスライド移動に連動して、前記試料台保持部が前記昇降機構によって前記支持体に対して昇降し、
    前記第2区間における前記支持体のスライド移動に伴って、前記試料台保持部が前記支持体と一体となって前記スライド方向に沿ってスライド移動する、請求項に記載の表面分析装置。
  3. 前記昇降機構は、前記支持体と前記試料台保持部とを連結する連結部材と、前記試料台保持部の昇降方向への移動を案内する昇降ガイドとを含み、
    前記連結部材の一端側は、前記連結部材が前記スライド方向および前記昇降方向に直交する第1回動軸周りに回動可能となるように前記支持体に軸支され、
    前記連結部材の他端側は、前記連結部材が前記第1回動軸に平行な第2回動軸周りに回動可能となるように前記試料台保持部に軸支され、
    前記昇降ガイドは、前記支持体が前記第1区間を移動する際に前記試料取出位置から前記退避位置に向かう後退方向への前記試料台保持部の移動を規制し、
    前記昇降ガイドによって前記後退方向への前記試料台保持部の移動が規制された規制状態で前記支持体が前記第1区間をスライド移動することにより、前記連結部材が前記第1回動軸周りおよび前記第2回動軸周りに回動し、これにより前記試料台保持部が前記支持体に対して昇降する、請求項に記載の表面分析装置。
  4. 前記昇降ガイドは、前記第1回動軸に平行な回転軸周りに回転可能なローラーを含み、
    前記試料台保持部が前記ローラーに当接することにより前記規制状態となり、
    前記規制状態において前記ローラーが回転することにより、前記試料台保持部の昇降が案内される、請求項に記載の表面分析装置。
  5. 前記昇降機構は、前記試料台に干渉しないように前記試料台保持部の上方に配置されたプレート部を有し、
    前記支持体は、前記試料台保持部の下方に配置され、
    前記試料台保持部が前記プレート部に当接することにより、前記試料台保持部の上昇が規制され、
    前記試料台保持部が前記支持体に当接することにより、前記試料台保持部の下降が規制される、請求項からのいずれか1項に記載の表面分析装置。
  6. 前記支持体の位置を検出する検出装置を備え、
    前記検出装置は、発光部と、前記発光部から出射された光を受光する受光部とを含み、
    前記スライド機構は、前記支持体のスライド移動に伴ってスライド移動する遮光体を含み、
    前記検出装置は、前記発光部から前記受光部に向けて出射された光が前記遮光体によって遮光されたことにより、前記支持体の位置を検出する、請求項からのいずれか1項に記載の表面分析装置。
  7. 記筐体の一部は、スライド移動可能に構成されており、
    前記試料台保持部は、前記筐体の前記一部に着脱可能に係合する係合部を有し、
    前記係合部は、前記試料台が前記測定位置に位置するように前記試料台保持部が上昇した状態において前記筐体の一部に係合していない非係合状態となっており、前記試料台が前記退避位置に位置するように前記試料台保持部が下降した状態において前記一部に係合した係合状態となっており、
    前記係合状態において、前記退避位置から前記試料取出位置に前記試料台が向かうように前記試料台保持部をスライド移動させることにより、前記筐体の一部が前記試料台保持部と一体にスライド移動し、これにより前記試料台が前記筐体内部から外部に露出する、請求項からのいずれか1項に記載の表面分析装置。
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