JP6631422B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6631422B2
JP6631422B2 JP2016131935A JP2016131935A JP6631422B2 JP 6631422 B2 JP6631422 B2 JP 6631422B2 JP 2016131935 A JP2016131935 A JP 2016131935A JP 2016131935 A JP2016131935 A JP 2016131935A JP 6631422 B2 JP6631422 B2 JP 6631422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk
vehicle
electronic key
door
detection area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016131935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018003447A (ja
Inventor
脇坂 朋也
朋也 脇坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016131935A priority Critical patent/JP6631422B2/ja
Publication of JP2018003447A publication Critical patent/JP2018003447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6631422B2 publication Critical patent/JP6631422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両に搭載され、電子キーとの間で無線通信を介した認証処理を行って車両ドアおよびトランク扉の動作を制御する車両用制御装置に関する。
ユーザに携帯され得る電子キーと無線通信を行って車両ドアの施錠/解錠(ロック/アンロック)を実行する車両用制御装置(車載装置)が、例えば特許文献1に開示されている。この車両用制御装置と電子キーとを構成に含んだシステムは、例えば電子キーシステム、ワイヤレスキーシステム、キーレスエントリーシステム、またはスマートエントリーシステムなどと称されている。
特許文献1に記載された従来の車両用制御装置は、車室内、車室外、トランク内、およびトランク外などに、アンテナを用いて電子キーの検知エリアをそれぞれ形成しており、この検知エリアに存在している電子キーとの間で識別情報IDの照合による認証処理を行うことで、操作された車両ドアの施錠/解錠を実行する。
特開2010−059650号公報
上記従来の車両用制御装置は、車両ドアを施錠するためのロックスイッチが押された場合に、車室内およびトランク内の電子キーの有無に基づいて、車両ドアの施錠/解錠を制御する。すなわち、従来の車両用制御装置の技術は、トランク扉の開閉動作に関連付けて、車両ドアの施錠/解錠動作を制御する技術ではない。
このため、上記従来の車両用制御装置による制御では、例えば車室内およびトランク内の双方で電子キーが検知されておらず車両ドアおよびトランク扉の施錠が可能な状態において、開いているトランク扉を閉めて施錠する動作(以下「トランククローズ」という)を行っても車両ドアは施錠されない。このような制御は、例えばトランク扉を閉じる行為と連動させて車両ドアも施錠したいユーザにとって、利便性が悪い。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、トランククローズに関するユーザの利便性を向上させることができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、無線通信を介して認証された電子キーを検知して車両を制御する車両用制御装置であって、無線通信のための電波を送信する第1の送信部と、第1の送信部によって送信される電波に基づき車室外のトランク外側に形成されたトランク外検知エリアにおいて、電子キーが検知されているか否かを判定する第1の判定部と、無線通信のための電波を送信する第2の送信部と、第2の送信部によって送信される電波に基づき車室内のトランク内側に形成されたトランク内検知エリアにおいて、電子キーが検知されているか否かを判定する第2の判定部と、全車両ドアの状態が、閉扉であるか開扉であるか、および、施錠されているか解錠されているか、を判定する第3の判定部と、トランク扉を閉じる指示入力があった場合、第1乃至第3の判定部の判定結果に基づいて、トランク扉の全閉施錠動作に加えて、全車両ドアの施錠動作を制御する制御部と、を備え、トランク扉を閉じる指示入力があった際、第1の判定部は、トランク外検知エリアにおいて、電子キーが検知されているか否かを判定し、第1の判定部が電子キーをトランク外検知エリアにおいて検知していない場合、制御部は、トランク扉の全閉施錠動作および全車両ドアの施錠動作を禁止し、第1の判定部が電子キーをトランク外検知エリアにおいて検知している場合、第2の判定部は、トランク内検知エリアにおいて、電子キーが検知されているか否かを判定し、第2の判定部が電子キーをトランク内検知エリアにおいて検知していない場合、制御部は、トランク扉の全閉施錠動作および全車両ドアの施錠動作を実行し、第2の判定部が電子キーをトランク内検知エリアにおいて検知している場合、第3の判定部は、全車両ドアの状態が、閉扉であるか開扉であるか、および、施錠されているか解錠されているか、を判定し、第3の判定部が全車両ドアが閉扉状態かつ施錠されていると判定している場合、制御部は、トランク扉の全閉施錠動作を禁止し、第3の判定部が全車両ドアが開扉状態または解錠されていると判定している場合、制御部は、全車両ドアの施錠動作を禁止し、トランク扉の全閉施錠動作を実行する、
ことを特徴とする。
本発明の車両用制御装置は、トランク外検知エリアにおける電子キーの検知状態を判定する判定部、トランク内検知エリアにおける電子キーの検知状態を判定する判定部、および全車両ドアの閉扉/開扉の状態および施錠/解錠の状態を判定する判定部の、3つの判定部を備えている。そして、例えばトランク扉が開いている状態でユーザなどによってトランク扉の全閉施錠動作(トランククローズ)の指示入力があった際、車両用制御装置の制御部が、この3つの判定部の判定結果に基づいて、トランク扉の全閉施錠動作の制御および全車両ドアの施錠動作の制御を適切に実行する。
具体的には、トランク外検知エリアで電子キーが検知されており、かつ、トランク内検知エリアで電子キーが検知されていない場合には、車両の外側に電子キーが存在していると考えられる。よって、この場合、トランク内に電子キーを閉じ込めてしまう虞がなく、また車室内に電子キーが存在していたとしても車両の外側にある電子キーで車両ドアを解錠することが可能であり、電子キーの閉じ込めが生じない。このため、制御部は、トランク扉の全閉施錠動作および全車両ドアの施錠動作を実行する。
上記制御により、トランク扉を閉じて施錠する動作と連動して車両ドアも施錠できるため、ユーザの利便性が向上する。
また、トランク外検知エリアおよびトランク内検知エリアの双方で電子キーが検知されている場合には、2つの検知エリアが重複している範囲に電子キーが存在している、つまりトランク内に電子キーが存在している可能性があると考えられる。よって、この場合、全車両ドアが閉扉状態かつ施錠されていればトランク内に電子キーを閉じ込めてしまう虞がある。このため、制御部は、トランク扉の全閉施錠動作を実行しない。
上記制御により、例えば、トランク内に電子キーを置き忘れた状態でユーザなどによってトランク扉を閉じる指示入力があってもトランク扉が全閉も施錠もしない、すなわちトランクが開いたままとなる。よって、トランク内に電子キーを閉じ込めてしまうことを防ぎ、また、置き忘れた電子キーを開いているトランクから容易に取り出すことができるため、ユーザの利便性が向上する。
一方、トランク外検知エリアおよびトランク内検知エリアの双方で電子キーが検知されておりトランク内に電子キーが存在している可能性がある場合であっても、全車両ドアが開扉状態または解錠されていれば、制御部は、トランク扉の全閉施錠動作だけを実行する。
上記制御により、電子キーをトランク内に置き忘れて閉じ込めたとしても、車室内などからの操作によって電子キーをトランクから取り出すことができるため、ユーザの利便性が向上する。
本発明の車両用制御装置によれば、トランククローズに関するユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用制御装置を構成に含んだ電子キーシステムの概略図 車両に設置される非接触センサの一例を説明する図 LF送信部によって形成される電子キー検知エリアの一例を説明する図 車両用制御装置が行う処理手順を示すフローチャート 車両用制御装置によって判断される電子キー検知の状態およびドアの状態の全条件パターンを示す図
[概要]
本発明の車両用制御装置は、ユーザなどによってトランククローズの指示が入力された際、トランク外側の検知エリアに電子キーがあるか否か、トランク内側の検知エリアに電子キーがあるか否か、および全車両ドアの開閉状態かつ施解錠状態を、判断する。これらを判断した結果、例えばトランク内に電子キーを閉じ込めてしまう虞がない場合には、トランククローズおよび全車両ドアの施錠が実行される。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置10を構成に含んだ電子キーシステム1の概略を説明する図である。図1において、電子キーシステム1は、車両5に設けられる車両用制御装置10と、ユーザなどに携帯されて持ち運び可能な電子キー(携帯機とも称される)20と、を備えて構成される。
車両用制御装置10が設置される車両5は、いわゆる2ドアまたは4ドアのセダンタイプの車両であり、車両5のフロントドアやリヤドア(以下「車両ドア」という)に対応した複数のドア機構30、および車両5のトランク(ラゲージコンパートメントドアともいう)に対応したトランク機構40を、備えている。
各ドア機構30には、車両ドアが施錠(ロック)された施錠状態にあるか解錠(アンロック)された解除状態にあるかを示すことができるロックポジションSW31と、車両ドアが開いた開扉状態にあるか閉まった閉扉状態にあるかを示すことができるドアカーテシSW32とが、それぞれ設けられている。
トランク機構40には、トランク扉を開いた全開状態または半開状態(全開から全閉までの途中の状態をいう)からトランク扉を閉じてラッチ締結させた全閉状態まで、電動で変化させることができるクローザモータ41と、トランク扉が全開状態または半開状態にあるか全閉状態にあるかを示すことができるトランクカーテシSW42とが、設けられている。
また、車両5には、自動で全開状態または半開状態にあるトランク扉を全閉状態にさせてかつ施錠させる動作であるトランククローズを非接触で指示することができる、非接触センサ50が備えられている。この非接触センサ50は、例えば図2に示すように、車両5のリヤバンパの下部などに設置されており、ユーザによるキック操作などの予め定めた非接触による入力行為を認識して、トランククローズを指示できるように構成されている。
車両5にトランククローズを指示できる入力インタフェースは、非接触センサ50のような非接触型デバイスでなくても構わない。例えば、トランク扉などに設置されたボタンスイッチなどの接触型デバイスであってもよい。なお、本実施形態におけるトランククローズの行為は、手動で全開状態または半開状態にあるトランク扉を全閉状態にさせてかつ施錠させる行為を排除する趣旨ではない。
上述したロックポジションSW31、ドアカーテシSW32、トランクカーテシSW42で示される各状態の情報、および非接触センサ50に入力されたトランククローズの指示は、車両用制御装置10に出力される。
[車両用制御装置の構成]
図1において、車両用制御装置10は、LF送信部11と、RF受信部12と、機構制御装置13と、記憶部14とを、備えている。図3は、LF送信部11によって形成される電子キー検知エリアの一例を説明する図である。
LF送信部11は、後述する機構制御装置13の指示に応じて、車両5の周辺に存在する電子キー20を探索するため、電子キー20に対してレスポンス信号の送信を要求するリクエスト信号を、送信アンテナを介して所定の範囲に送信することができる。LF送信部11は、例えば発信機である。リクエスト信号は、例えばLF(Low Frequency:低周波)通信によって送信される。ここで、所定の範囲とは、リクエスト信号が到達する範囲かつ電子キー20からのレスポンス信号を検知できる範囲(以下「検知エリア」という)であり、LF通信の場合は、例えば送信アンテナから0.7〜1.0m程度の範囲となる。
本実施形態のLF送信部11は、トランク外エリア送信部111およびトランク内エリア送信部112を含んでいる。トランク外エリア送信部111は、車室外のトランク外側に向けてレスポンス信号を送信して、電子キー20の検知エリアであるトランク外エリアA(例えば、図3における半楕円の範囲)を形成する。トランク内エリア送信部112は、車室内のトランク内側に向けてレスポンス信号を送信して、電子キー20の検知エリアであるトランク内エリアB(例えば、図3における楕円の範囲)を形成する。
図3に示すように、トランク外エリア送信部111によって形成されるトランク外エリアAと、トランク内エリア送信部112によって形成されるトランク内エリアBとは、完全に排他的に設けられるものではなく、一部の範囲において重複を許容している。このため、本発明では、このトランク外エリアAとトランク内エリアBとの重複範囲において電子キー20が検知された場合のキー閉じ込め防止を、目的の1つとしている。
なお、一般的な電子キーシステム1では、LF送信部11によって、トランク外エリアAおよびトランク内エリアBの他に、車室内エリアや各車両ドア近傍の車室外エリアにおいても、それぞれ電子キー20の検知エリアが形成され得る。しかしながら、本発明の車両用制御装置10では、トランク外エリアAおよびトランク内エリアB以外のエリアにおける電子キー20の検知結果を利用する必要がないため、本実施形態ではそれらの図示および説明を省略している。
RF受信部12は、後述する電子キー20のRF送信部22から送信されたレスポンス信号を、受信アンテナを介して受信する(検知する)ことができる。RF受信部12は、例えばチューナである。レスポンス信号には、送信してきた電子キー20に固有に予め登録されている識別情報ID(暗号化)および電子キー20がどの検知エリアから送信してきたかを示すエリア情報、が少なくとも含まれている。RF受信部12は、電子キー20からレスポンス信号を受信すると、このレスポンス信号から識別情報IDおよびエリア情報を抽出して機構制御装置13へ送出する。
本実施形態のRF受信部12は、トランク側受信部121を含んでいる。トランク側受信部121は、トランク外エリア送信部111によって形成されるトランク外エリアAおよび/またはトランク内エリア送信部112によって形成されるトランク内エリアB、つまりトランク側に存在する電子キー20が、リクエスト信号に応答して送信したレスポンス信号を受信することができる。すなわち、このトランク側受信部121は、トランク外エリア送信部111およびトランク内エリア送信部112と対をなして搭載される構成である。
なお、通常の電子キーシステム1では、RF受信部12によって、トランク側に存在する電子キー20からの他にも、車室側に存在する電子キー20からもレスポンス信号が受信され得る。しかしながら、本発明の車両用制御装置10では、上述したLF送信部11と同様に、トランク外エリアAおよびトランク内エリアB以外のエリアにおける電子キー20の検知結果を利用する必要がないため、本実施形態ではそれらの図示および説明を省略している。
機構制御装置13は、LF送信部11、RF受信部12、記憶部14、複数のドア機構30、トランク機構40、および非接触センサ50に接続されており、電子キー20の認証結果に基づいて、車両5の車両ドアの施錠/解錠およびトランク扉の開扉/閉扉や施錠/解錠などを制御することを行う。図1に示すように、機構制御装置13は、照合部131、判定部132、および制御部133を構成に含んでいる。
照合部131は、後述する制御部133からの指示に基づいて、所定の照合処理を開始する。照合処理では、照合部131は、LF送信部11に対してリクエスト信号の送信を指示することを行う。リクエスト信号送信の後、次に照合部131は、レスポンス信号を受信したRF受信部12から、レスポンス信号に含まれている暗号化された識別情報IDを受け取ることを行う。
さらに、照合部131は、RF受信部12から受け取った暗号化された識別情報IDを、所定の復号化処理を施して復号することができる。そして、照合部131は、復号された識別情報IDと、記憶部14に予め記憶されている正規の電子キーを判断するための識別情報IDとの、照合処理を実施する。そして、照合部131は、双方の識別情報の照合に成功すれば、レスポンス信号を送信した電子キー20が車両5を操作できる正規の電子キーであると認証する。
判定部132は、照合部131において電子キー20が認証されると、この電子キー20が送信したレスポンス信号に含まれているエリア情報を、RF受信部12から受け取る。判定部132は、RF受信部12から受け取ったエリア情報に基づいて、レスポンス信号を送信した電子キー20がトランク外エリアAだけに存在しているのか、トランク内エリアBだけに存在しているのか、あるいはトランク外エリアAおよびトランク内エリアBの双方に存在しているのかを判定する。
また、判定部132は、複数のドア機構30から、ロックポジションSW31およびドアカーテシSW32の情報を取得する。そして、判定部132は、これらの情報に基づいて、車両5の全ての車両ドアについて、閉扉状態であるか開扉状態であるか、および施錠状態であるか解錠状態であるかを、それぞれ判定する。
制御部133は、非接触センサ50を介してトランククローズの指示が入力されたか否かを判断することができる。制御部133は、トランククローズの指示があったと判断した場合、検知エリア(トランク外エリアAおよびトランク内エリアB)で電子キー20が検知されるか否かを確認するための照合処理を行うよう、照合部131に指示する。
そして、制御部133は、判定部132における、電子キー20が存在する検知エリアの判定結果と、車両5の全車両ドアの閉扉状態/開扉状態および施錠状態/解錠状態の判定結果とに基づいて、トランククローズ(トランク扉の全閉かつ施錠)を実行するか否かおよび全車両ドアの施錠を実行するか否かを制御する。この制御については、後述する。
なお、RF受信部12によって複数のレスポンス信号が受信された場合には、照合部131は、複数の電子キー20のそれぞれについて照合処理を行って各々認証を実施する。判定部132は、認証された複数の電子キー20のそれぞれについて、レスポンス信号に含まれているエリア情報に基づいた存在場所(トランク外エリアA、トランク内エリアB、トランク外エリアA&トランク内エリアB)の判定、および全車両ドアの閉扉状態/開扉状態および施錠状態/解錠状態の判定、を実施する。
記憶部14は、例えばメモリであって、車両5の操作を許可する正規の電子キー20を特定するために登録された少なくとも1つの識別情報IDを、予め記憶している。
なお、上述した機構制御装置13の全てまたは一部は、典型的には中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、メモリ、および入出力インタフェースなどを含んだ電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)として構成され得る。この電子制御ユニット(ECU)は、メモリに格納された所定のプログラムをCPUが読み出して解釈実行することによって、照合部131、判定部132、および制御部133の機能を実現することが可能である。本実施形態の機構制御装置13が含む照合部131、判定部132、および制御部133は、いわゆる照合ECUやメインボデーECUなどの一部または全部の機能に相当する。
[電子キーの構成]
図1において、電子キー20は、LF受信部21と、RF送信部22と、制御部23と、記憶部24とを、備えている。
LF受信部21は、車両用制御装置10のLF送信部11から送信されたリクエスト信号を、受信アンテナを介して受信する(検知する)ことができる。LF受信部21は、例えばチューナである。LF受信部21は、車両用制御装置10からリクエスト信号を受信すると、リクエスト信号を受信したことを制御部23に通知する。
記憶部24は、例えばメモリであって、車両5を操作するために正規の電子キー20に固有に割り当てられた識別情報IDを、予め記憶している。
制御部23は、LF受信部21からリクエスト信号受信の通知を受けると、記憶部24が記憶する識別情報IDを取得して、この識別情報IDに所定の暗号化処理を施す。そして、制御部23は、暗号化された識別情報IDと、LF受信部21がリクエスト信号を受信した検知エリアを示すエリア情報とを含む、レスポンス信号を送信するように、RF送信部22に指示する。
RF送信部22は、制御部23からの指示に従って、暗号化された識別情報IDとエリア情報とを含むレスポンス信号を生成し、送信アンテナを介して所定の範囲に送信することができる。RF送信部22は、例えば発信機である。このレスポンス信号は、例えばRF(Radio Frequency:高周波)通信によって送信される。ここで、所定の範囲とは、レスポンス信号が到達する範囲であり、RF通信の場合は、例えば送信アンテナから20〜100m程度の範囲となる。
[車両用制御装置による制御]
次に、図4および図5をさらに参照して、車両用制御装置10が実行する車両5のトランク扉および車両ドアに対する制御動作を説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置10が行う処理手順を示すフローチャートである。図5は、車両用制御装置10によって判断される電子キー検知の状態および車両ドアの状態の全条件パターンを示した図である。
図4に示す処理は、典型的には、車両5のトランク扉が全開状態または半開状態にある状況において開始され得る。車両用制御装置10は、全開状態または半開状態にあるトランク扉に対して、非接触センサ50を介してトランククローズの指示が入力されたか否かを判断する(図4のステップS401)。
トランククローズの指示が入力されたと判断した場合(図4のステップS401:Yes)、車両用制御装置10は、トランク外エリアAに電子キー20が存在するか否か探索を行う(図4のステップS402)。このステップS402による探索の結果、トランク外エリアAで電子キー20が検知された場合(図4のステップS403:Yes、図5のトランク外キー検知:有り)、車両用制御装置10は、さらにトランク内エリアBに電子キー20が存在するか否か探索を行う(図4のステップS404)。
上記ステップS404による探索の結果、トランク内エリアBで電子キー20が検知されない場合(図4のステップS405:No、図5のトランク内キー検知:無し)、つまりトランク外だけで電子キー20が検知された場合、車両用制御装置10は、全車両ドアの状態によらずトランク内に電子キー20が閉じ込められて車室内からも取り出すことができない虞がないと判断する。この判断に基づいて、車両用制御装置10は、トランク機構40によるトランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)を実行すると共に、車両ドアの施錠も実行する(図4のステップS407、図5のトランククローズ:可、車両ドア施錠:可)。この制御は、図5における条件パターン3および4に該当する。
一方、上記ステップS404による探索の結果、トランク内エリアBで電子キー20が検知された場合(図4のステップS405:Yes、図5のトランク内キー検知:有り)、つまりトランク内外で電子キー20が検知された場合、車両用制御装置10は、全車両ドアが閉扉状態かつ施錠状態であるか否かを判定する(図4のステップS406)。
上記ステップS406による判定の結果、全車両ドアが閉扉状態かつ施錠状態でない場合(図4のステップS406:No、図5の全車両ドア閉扉&施錠:不成立)、車両用制御装置10は、全車両ドアが施錠されなければトランク内に電子キー20が閉じ込められて車室内からも取り出すことができない虞がないと判断する。この判断に基づいて、車両用制御装置10は、トランク機構40によるトランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)は実行するが、車両ドアの施錠は実行しない(図4のステップS408、図5のトランククローズ:可、車両ドア施錠:不可)。この制御は、図5における条件パターン2に該当する。
なお、上記ステップS402による探索の結果、トランク外エリアAで電子キー20が検知されない場合(図4のステップS403:No、図5のトランク外キー検知:無し)、および上記ステップS406による判定の結果、全車両ドアが閉扉状態かつ施錠状態である場合(図4のステップS406:Yes、図5の全車両ドア閉扉&施錠:成立)には、車両用制御装置10は、トランク内に電子キー20が閉じ込められて車室内からも取り出すことができない虞があるか、または電子キー20を携帯せずにトランククローズが指示されたと判断する。この判断に基づいて、車両用制御装置10は、トランク機構40によるトランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)を実行せず、かつ、車両ドアの施錠も実行しない(図4のステップS409、図5のトランククローズ:不可、車両ドア施錠:不可)。この制御は、図5における条件パターン1および5乃至8に該当する。
ここで、上述したトランククローズを実行するとは、非接触センサ50を介して入力されたトランククローズの指示などに基づいて、トランク扉を全閉状態に変化させて施錠する行為を意味する。これに対して、トランククローズを実行しないとは、非接触センサ50を介してトランククローズの指示が入力されてもトランク扉を閉じる動作を開始しない(クローザモータ41が非動作である)こと、およびトランク扉を閉じる動作を開始して全閉まで変化させたとしても施錠しないこと、を意味する。
また、車両ドアの施錠を実行するとは、施錠状態または解錠状態にある車両5の車両ドアを施錠状態に変化させる行為を意味する。これに対して、車両ドアの施錠を実行しないとは、車両5の車両ドアの現状態(施錠状態または解錠状態)を維持する行為を意味する。
[本実施形態における作用効果]
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置10は、判定部132で、トランク外検知エリアAにおける電子キー20の検知状態、トランク内検知エリアBにおける電子キー20の検知状態、および車両5の全車両ドアの閉扉/開扉の状態および施錠/解錠の状態を判定する。そして、制御部133が、例えばトランク扉が開いている状態でユーザなどによって非接触センサ50を介したトランククローズの指示入力があった際、この判定部132の判定結果に基づいて、トランククローズの動作制御および全車両ドアの施錠の動作制御を適切に実行する。
具体的には、トランク外検知エリアAで電子キー20が検知されており、かつ、トランク内検知エリアBで電子キー20が検知されていない場合には、車両5の外側に電子キー20が存在していると考えられる。この場合、トランク内に電子キー20を閉じ込めてしまう虞がなく、また車室内に電子キー20が存在していたとしても車両5の外側にある電子キー20で車両ドアを解錠することが可能であり、電子キー閉じ込めが発生しない。よって、制御部133は、トランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)および全車両ドアの施錠を実行する。
上記制御により、車両5のトランク扉を閉じて施錠する動作と連動して車両5の車両ドアも施錠できるため、ユーザの利便性が向上する。
また、トランク外検知エリアAおよびトランク内検知エリアBの双方で電子キー20が検知されている場合には、2つの検知エリアが重複している範囲に電子キー20が存在している、つまりトランク内に電子キー20が存在している可能性があると考えられる。この場合、全車両ドアが閉扉状態かつ施錠されていればトランク内に電子キー20を閉じ込めてしまう虞がある。よって、制御部133は、トランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)を実行しない。
上記制御により、例えば、トランク内に電子キー20を置き忘れた状態でユーザなどによってトランククローズの指示入力があってもトランク扉が全閉も施錠もしない、すなわちトランク扉が開いたままとなる。よって、トランク内に電子キー20を閉じ込めてしまうことを防ぎ、かつ、置き忘れた電子キー20を開いているトランクから容易に取り出すことができるため、ユーザの利便性が向上する。
一方、トランク外検知エリアAおよびトランク内検知エリアBの双方で電子キー20が検知されておりトランク内に電子キー20が存在している可能性がある場合であっても、全車両ドアが開扉状態または解錠されていれば、制御部133は、トランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)だけを実行する。
上記制御により、電子キー20をトランク内に置き忘れて閉じ込めたとしても、車室内などからの操作によって電子キー20をトランクから取り出すことができるため、ユーザの利便性が向上する。
なお、トランク外検知エリアAで電子キー20が検知されていない場合には、車両5の外側に電子キー20が存在していないか、車室内および/またはトランク内に電子キー20が存在していると考えられる。この場合、車両操作を実行すべき状況にないか、電子キー20を車室内および/またはトランクに閉じ込めてしまう虞がある。よって、制御部133は、トランククローズ(トランク扉の全閉施錠動作)も全車両ドアの施錠も実行しない。
上記制御により、電子キー20を車室内および/またはトランク内に置き忘れて閉じ込める虞を抑制できるため、ユーザの利便性が向上する。
[応用例]
上述したトランク内検知エリアBの範囲は、トランク内エリア送信部112が備える送信アンテナから出力される電波の強度(出力電圧)に基づいて決定される。この電波は、トランク扉の開き具合によってトランクの外側に漏れる量が変化する。従って、トランク内エリア送信部112から出力される電波によって形成されるトランク内検知エリアBの範囲は、トランク外側への電波漏れ量が多くなるにつれて、つまりトランク扉が全閉状態から全開状態になるにつれて、徐々に大きくかつ広くなる。このような、トランク内検知エリアBの範囲変動は、制御部133におけるトランク扉および車両ドアの制御に影響を与えてしまう。
そこで、トランク扉の開き角度を検出できる機構などを用いて、トランク扉の開き具合に応じて、トランク内エリア送信部112から出力される電波の強度を変化させてもよい。例えば、トランク扉が全開の状態におけるトランク内エリア送信部112からの電波強度を、トランク扉が半開の状態におけるトランク内エリア送信部112からの電波強度よりも小さくする。
この電波強度の制御により、照合部131での照合処理において、トランクの外側に存在している電子キー20がトランク内検知エリアBで検知される虞を抑制することができる。
本発明の車両用制御装置は、車両用制御装置と電子キーとが無線通信を介した認証処理を行って車両ドアおよびトランク扉の動作を制御する電子キーシステムなどに利用可能である。
1 電子キーシステム
5 車両
10 車両用制御装置
11 LF送信部
111 トランク外エリア送信部
112 トランク内エリア送信部
12 RF受信部
121 トランク側受信部
13 機構制御装置
131 照合部
132 判定部
133 制御部
14 記憶部
20 電子キー(携帯機)
21 LF受信部
22 RF送信部
23 制御部
24 記憶部
30 ドア機構
31 ロックポジションSW
32 ドアカーテシSW
40 トランク機構
41 クローザモータ
42 トランクカーテシSW
50 非接触センサ

Claims (3)

  1. 無線通信を介して認証された電子キーを検知して車両を制御する車両用制御装置であって、
    前記無線通信のための電波を送信する第1の送信部と、
    前記第1の送信部によって送信される電波に基づき車室外のトランク外側に形成されたトランク外検知エリアにおいて、電子キーが検知されているか否かを判定する第1の判定部と、
    前記無線通信のための電波を送信する第2の送信部と、
    前記第2の送信部によって送信される電波に基づき車室内のトランク内側に形成されたトランク内検知エリアにおいて、電子キーが検知されているか否かを判定する第2の判定部と、
    全車両ドアの状態が、閉扉であるか開扉であるか、および、施錠されているか解錠されているか、を判定する第3の判定部と、
    トランク扉を閉じる指示入力があった場合、前記第1乃至第3の判定部の判定結果に基づいて、前記トランク扉の全閉施錠動作に加えて、前記全車両ドアの施錠動作を制御する制御部と、を備え、
    前記トランク扉を閉じる指示入力があった際、
    前記第1の判定部は、前記トランク外検知エリアにおいて、前記電子キーが検知されているか否かを判定し、
    前記第1の判定部が前記電子キーを前記トランク外検知エリアにおいて検知していない場合、前記制御部は、前記トランク扉の全閉施錠動作および前記全車両ドアの施錠動作を禁止し、
    前記第1の判定部が前記電子キーを前記トランク外検知エリアにおいて検知している場合、前記第2の判定部は、前記トランク内検知エリアにおいて、前記電子キーが検知されているか否かを判定し、
    前記第2の判定部が前記電子キーを前記トランク内検知エリアにおいて検知していない場合、前記制御部は、前記トランク扉の全閉施錠動作および前記全車両ドアの施錠動作を実行し、
    前記第2の判定部が前記電子キーを前記トランク内検知エリアにおいて検知している場合、前記第3の判定部は、前記全車両ドアの状態が、閉扉であるか開扉であるか、および、施錠されているか解錠されているか、を判定し、
    前記第3の判定部が前記全車両ドアが閉扉状態かつ施錠されていると判定している場合、前記制御部は、前記トランク扉の全閉施錠動作を禁止し、
    前記第3の判定部が前記全車両ドアが開扉状態または解錠されていると判定している場合、前記制御部は、前記全車両ドアの施錠動作を禁止し、前記トランク扉の全閉施錠動作を実行する、
    車両用制御装置。
  2. 前記トランク扉の開き具合を検出する検出部をさらに備え、
    前記第2の送信部は、前記検出部によって検出された前記トランク扉の開き具合に基づいて前記送信する電波の強度を変化させることを特徴とする、請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 無線通信を介して認証された電子キーを検知して、トランク扉の全閉施錠動作に加えて、全車両ドアの施錠動作を制御する車両用制御装置の制御方法であって、
    前記トランク扉を閉じる指示入力があった際、
    車室外のトランク外側に形成されたトランク外検知エリアにおいて、前記電子キーが検知されているか否かを判定し、
    前記電子キーが前記トランク外検知エリアにおいて検知されていないと判定した場合、前記トランク扉の全閉施錠動作および前記全車両ドアの施錠動作を禁止し、
    前記電子キーが前記トランク外検知エリアにおいて検知されていると判定した場合、車室内のトランク内側に形成されたトランク内検知エリアにおいて、前記電子キーが検知されているか否かを判定し、
    前記電子キーが前記トランク内検知エリアにおいて検知されていないと判定した場合、前記トランク扉の全閉施錠動作および前記全車両ドアの施錠動作を実行し、
    前記電子キーが前記トランク内検知エリアにおいて検知されていると判定した場合、前記全車両ドアの状態が、閉扉であるか開扉であるか、および、施錠されているか解錠されているか、を判定し、
    前記全車両ドアが閉扉状態かつ施錠されていると判定した場合、前記トランク扉の全閉施錠動作を禁止し、
    前記全車両ドアが開扉状態または解錠されていると判定した場合、前記全車両ドアの施錠動作を禁止し、前記トランク扉の全閉施錠動作を実行する、
    車両用制御装置の制御方法。
JP2016131935A 2016-07-01 2016-07-01 車両用制御装置 Active JP6631422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016131935A JP6631422B2 (ja) 2016-07-01 2016-07-01 車両用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016131935A JP6631422B2 (ja) 2016-07-01 2016-07-01 車両用制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018003447A JP2018003447A (ja) 2018-01-11
JP6631422B2 true JP6631422B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=60944859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016131935A Active JP6631422B2 (ja) 2016-07-01 2016-07-01 車両用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6631422B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023182006A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 株式会社デンソー 車両制御装置、車両制御方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108297822B (zh) * 2018-01-29 2020-03-24 奇瑞汽车股份有限公司 一种全车上锁方法及系统
JP2022168790A (ja) * 2021-04-26 2022-11-08 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置、車両制御方法、車両制御プログラム、車両制御システム、及び通信端末
JP2022168788A (ja) * 2021-04-26 2022-11-08 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置、車両制御システム、車両制御方法、及び車両制御プログラム
JP2022168787A (ja) * 2021-04-26 2022-11-08 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置、車両制御システム、車両制御方法、及び車両制御プログラム
CN116923316A (zh) * 2022-03-31 2023-10-24 日产自动车株式会社 操纵车辆的开关部件的方法和车辆

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5173499B2 (ja) * 2008-03-11 2013-04-03 本田技研工業株式会社 車両用電子キーシステム
JP5981971B2 (ja) * 2014-09-12 2016-08-31 本田技研工業株式会社 ドアロックシステム
JP2016089589A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 車両用通信システム、車載機、及びコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023182006A1 (ja) * 2022-03-24 2023-09-28 株式会社デンソー 車両制御装置、車両制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018003447A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6631422B2 (ja) 車両用制御装置
JP6447610B2 (ja) 車両制御システム、車両制御装置
JP6609557B2 (ja) リレーアタックを防ぐための車両制御システム
JP7053216B2 (ja) 車両操作装置および車両システム
US7515034B2 (en) Vehicle remote-operation apparatus
US9478848B2 (en) In-vehicle system
JP6153582B2 (ja) スマートエントリシステム
JP6451622B2 (ja) 車載装置及び認証システム
WO2013153805A1 (ja) キーレスエントリシステム
JP2016171486A (ja) 車両無線通信システム、車両制御装置、携帯機
US9396597B2 (en) Smart entry system
JP6182482B2 (ja) 制御装置および制御システム
JP6995434B2 (ja) キーレスエントリーシステム
US9556663B2 (en) Door lock system
JP2018004369A (ja) 乗員検知システム及び乗員検知装置
JP6954801B2 (ja) キーユニットおよび制御システム
US20220198856A1 (en) Communication control system and communication control method
JP6498229B2 (ja) 車両ドア制御装置
JP2012167495A (ja) ドアロック制御装置
US9821764B2 (en) Smart entry system
JP6200827B2 (ja) スマートエントリシステム
JP5098545B2 (ja) スマートキーレスエントリシステム
JP2010216079A (ja) ドアロック制御装置および方法、並びに携帯情報処理装置
JP2013147912A (ja) 車両用ドアロックシステム
KR101869537B1 (ko) 지문인식 스마트키 장치 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6631422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151