JP6631008B2 - 二重継手矢板 - Google Patents

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Description

本発明は、地盤内で壁幅方向に連結させて壁体を構築するための二重継手矢板に関する。
従来から、廃棄物処分場等の遮水壁を構築する場合には、鋼矢板等を用いた遮水壁を二重に打設することによって、バックアップ機能を持たせることができるものとなり、例えば、従来程度の常識的な施工管理により有害物質の流出を確実に封鎖させるものとして、特許文献1に開示される遮水構造が提案されている。
また、非特許文献1に開示される二重継手構造のように、鋼矢板や鋼管矢板等は、継手部の遮水処理を施せば鉛直遮水壁として適用することが可能となるが、近年では廃棄物処分場等の遮水性護岸等において、より信頼性の高い遮水構造が要求されている。このため、万が一漏水があった場合のバックアップ機能を持たせたり、施工時のモニタリング機能を持たせたりすることで、より信頼性の高い遮水構造とすることができる。
特開2003−213670号公報
「鋼製遮水壁の遮水性能と適用性に関する研究」港湾空港技術研究所資料 No.1142 2006.9 第15頁(独立行政法人港湾空港技術研究所発行)
特許文献1に開示される遮水構造は、ハット形鋼矢板からなる連続壁が二重に配置されて、ウェブ同士が重なるように設置されるとともに、二重のハット形鋼矢板の内側に柔な遮水材が充填されるものである。しかし、それぞれの鋼矢板が別々に打設されて二重壁を形成する場合には、ウェブ同士の摩擦抵抗が大きくなるうえ、ウェブ同士が地盤内で離れてしまうおそれがあり、ウェブ同士を重なるように設置することが難しい。このため、鋼矢板の打設前にウェブ同士を重ねた組み合わせ鋼矢板としてから、その組み合わせ鋼矢板を打設することもできるが、各々の組み合わせ鋼矢板が二重継手構造となることで、地盤内に先行して打ち込まれた組み合わせ鋼矢板に、後行で打ち込まれる組み合わせ鋼矢板を連結させるときに、二重継手構造となる両方の継手部を同時に嵌合させる必要があり、継手部の嵌合位置合わせが難しくなる。
また、非特許文献1に開示される二重継手構造のように、2箇所の継手部を備える二重継手構造の鋼矢板を用いて、両方の継手部に対して遮水処理を施すことで、遮水壁にバックアップ機能を持たせるとともに、別途仕切り板を設置する等の特別な手間を必要としないで、両方の継手部に挟まれた空間を利用して、漏水箇所を特定するためのモニタリングを実施することも可能となる。このため、2箇所の継手部を備える二重継手構造の鋼矢板を用いて、両方の継手部に遮水処理を施せば、遮水壁にバックアップ機能を持たせることができるし、両方の継手部に挟まれた空間を利用すれば、継手部1箇所ごとのモニタリング機能も持たせることができるものの、各々の鋼矢板が二重継手構造となることで、二重継手構造となる両方の継手部を同時に嵌合させる必要があるため、継手部の嵌合施工が難しくなる。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、二重継手を備えた二重継手矢板を用いることで、遮水壁等の壁体の信頼性を高めると同時に、継手部の嵌合位置合わせを簡易かつ迅速に実施することのできる二重継手矢板を提供することにある。
第1発明に係る二重継手矢板は、地盤内で壁幅方向に連結させて壁体を構築するための二重継手矢板であって、壁高方向に延びる本体部と、壁厚方向の正面側及び背面側で一対となって前記本体部に継手部が設けられる二重継手とを備え、前記二重継手は、前記本体部に沿って壁高方向に延びて設けられるものであり、前記二重継手は、壁厚方向の正面側及び背面側で一対となった前記継手部が、前記本体部の壁幅方向の両側の各々に設けられるものであり、壁幅方向の片側に設けられた前記二重継手のみで、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部が、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させて設けられ、前記片側に設けられた前記二重継手は、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部を、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させた突出長Lが、下記(2)および(3)式から、下記(1)式により規定される関係を満足するものとして設けられ、前記突出長Lは、前記壁幅方向の両側に各々設けられた前記二重継手の継手部同士の前記壁幅方向の距離Dよりも小さいことを特徴とする。ここで、W:壁厚方向に一対とした前記継手部の離間距離、α:複数の前記継手部を互いに嵌合させたときに前記継手部の内側に形成される隙間の間隔、θ:後行二重継手矢板の両方の前記継手部を、先行二重継手矢板の両方の前記継手部に嵌合させるための、前記後行二重継手矢板の最大の傾斜角度とする。
第2発明に係る二重継手矢板は、第1発明において、前記片側に設けられた前記二重継手は、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部が、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて前記継手部と同一形状で突出させて設けられることを特徴とする。
発明に係る二重継手矢板は、第1発明又は明において、前記片側に設けられた前記二重継手は、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部が、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させて設けられて、前記本体部に沿った壁高方向の範囲のみで、前記継手部の内側に遮水材が設けられることを特徴とする。
Figure 0006631008
発明に係る二重継手矢板は、第1発明〜第発明の何れかにおいて、前記本体部は、断面略矩形状の箱形に形成された箱形部材であることを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、壁厚方向の2箇所に継手部が設けられることで、壁厚方向に一対とした継手部による二重遮水構造により、遮水壁等の壁体にバックアップ機能が付与されて、廃棄物処分場からの汚染土壌の封じ込めや、汚染水の地下水流による流出を確実に遮断することが可能となる。第1発明〜第発明によれば、壁厚方向に一対とした継手部同士の間の空間を利用して、壁高方向に連続させた継手部の嵌合箇所のうち、互いに嵌合させた状態の継手部の止水性が不十分な嵌合箇所を特定するためのモニタリングを実施することが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、壁厚方向に一対となった二重継手の何れか一方の継手部が、壁厚方向に一対となった二重継手の何れか他方の継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させて設けられるため、風の影響等により後行二重継手矢板が揺動する場合であっても、後行二重継手矢板の一方の継手部を、先行二重継手矢板の一方の継手部に嵌合させてから、後行二重継手矢板の他方の継手部を、先行二重継手矢板の他方の継手部に嵌合させることができるものとなり、両方の継手部の嵌合位置合わせを簡易かつ迅速に実施することが可能となる。
特に、第発明によれば、突出箇所が形成された部分を除いて、本体部に沿った壁高方向の範囲のみで、後行二重継手矢板の継手部の内側に遮水材が設けられることで、後行二重継手矢板の突出箇所が形成された継手部から先行させて、先行二重継手矢板の継手部に、壁高方向の上方からスライドさせるときに、継手部の内側の遮水材が突出箇所で嵌合の障害となることを防止して、後行二重継手矢板の継手部と先行二重継手矢板の継手部との嵌合作業を円滑なものとすることが可能となる。
特に、第1発明〜第発明によれば、壁高方向で下方に向けて突出させた突出長が、上記(1)式により規定される関係を満足するものとなることで、風の影響等により後行二重継手矢板が壁厚方向に最大の傾斜角度で傾斜した場合であっても、後行二重継手矢板の突出箇所が形成された継手部を先行させて、後行二重継手矢板の両方の継手部を、先行二重継手矢板の両方の継手部に嵌合させることが可能となる。
本発明を適用した二重継手矢板を連結して構築された壁体を示す斜視図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板の第1実施形態を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板の第1実施形態の変形例を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板の第1実施形態で継手部の突出箇所を示す正面図であり、(b)は、その側面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板の第2実施形態を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板の第2実施形態で継手部の突出箇所を示す正面図であり、(b)は、その側面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板を連結して構築された壁体を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 本発明を適用した二重継手矢板で先行二重継手矢板と後行二重継手矢板とが二重継手の継手部で連結される前の状態を示す側面図である。 本発明を適用した二重継手矢板で先行二重継手矢板と後行二重継手矢板とが二重継手の継手部で連結される過程の状態を示す側面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板で先行二重継手矢板と後行二重継手矢板とが二重継手の継手部で連結された後の状態を示す平面図であり、(b)は、その正面図である。 (a)は、本発明を適用した二重継手矢板で二重継手の継手部が嵌合した状態を示す拡大平面図であり、(b)は、その拡大正面図である。 本発明を適用した二重継手矢板で先行二重継手矢板の二重継手の継手部に後行二重継手矢板の二重継手の継手部を傾斜させて嵌合させる状態を示す拡大側面図である。
以下、本発明を適用した二重継手矢板1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図1に示すように、地盤内8で壁幅方向Xに複数連結させて、壁体7を構築するために用いられるものであり、壁高方向Yに延びる本体部2と、壁厚方向Zで一対となって本体部2に継手部4が設けられる二重継手3とを備える。
壁体7は、例えば、汚染土壌の封じ込めや、汚染水の地下水流による流出を遮断するために、既設又は新設の廃棄物処分揚を取り囲むようにして遮水壁等として設けられる。壁体7は、複数の二重継手矢板1の各々の継手部4を壁幅方向Xで互いに嵌合させることにより、複数の二重継手矢板1を壁幅方向Xで互いに連結させて構築されるものとなる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、第1実施形態において、図2に示すように、本体部2として、断面略矩形状の箱形部材21が用いられる。このとき、箱形部材21は、図2(a)に示すように、略平板状に形成された一対の短辺部21aと一対の長辺部21bとで四方が取り囲まれる。
箱形部材21は、1箇の角形鋼管が用いられて製作される。箱形部材21は、これに限らず、図3(a)に示すように、1箇の角形鋼管と1箇又は複数のH形鋼とを組み合わせて、壁幅方向Xに並べて接合された複数のH形鋼の両側に、壁高方向Yに沿って2分割した角形鋼管を溶接接合等させることにより製作されてもよい。
箱形部材21は、図2(a)、図3(a)に示すように、一対の短辺部21aと一対の長辺部21bとの境界となる四隅の各々に、略平板状に形成された鋼製等の直線形矢板41が取り付けられる。箱形部材21は、図2(b)、図3(b)に示すように、例えば、壁高方向Yに延びる高さHを、本体部2の上端2aから下端2bまで、10m〜30m程度とする。
直線形矢板41は、壁幅方向Xの一端側41aに継手部4が形成されるとともに、壁幅方向Xの他端側41bに継手部4が形成されないものとなる。直線形矢板41は、継手部4が形成されない他端側41bを、箱形部材21の四隅の各々に溶接接合等させることで、継手部4が形成された一端側41aを、壁幅方向Xの両側に延びて配置させるものとなる。
直線形矢板41は、箱形部材21の四隅で4箇所に取り付けられるものであり、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bの各々で、直線形矢板41の一端側41aの継手部4が壁幅方向Xに延びて配置されることで、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bで一対となった継手部4により、本体部2となる箱形部材21に二重継手3が設けられるものとなる。
二重継手3は、例えば、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bで一対となった継手部4の離間距離Wを、0.5m〜3.0m程度とする。二重継手3は、本体部2となる箱形部材21に沿って壁高方向Yに延びて設けられるものであり、例えば、箱形部材21の壁高方向Yの全長に亘って、壁高方向Yに延びる高さHを、10m〜30m程度とする。
二重継手3は、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bで一対となった継手部4が、本体部2となる箱形部材21に、壁幅方向Xの両側の各々で設けられる。二重継手3は、箱形部材21の四隅から壁幅方向Xの両側に延びて4箇所に継手部4が設けられて、例えば、壁幅方向Xの両側に向けて延びた継手部4同士の壁幅方向Xの距離Dを、1.0m〜6.0m程度とする。
二重継手3は、図4に示すように、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bに一対とした継手部4のうち、壁厚方向Zの正面側Aの継手部4が、壁厚方向Zの背面側Bの継手部4より、壁高方向Yで下方に向けて突出させて設けられる。
二重継手3は、これに限らず、壁厚方向Zの背面側Bの継手部4が、壁厚方向Zの正面側Aの継手部4より、壁高方向Yで下方に向けて突出させて設けられてもよい。また、二重継手3は、壁厚方向Zの正面側A又は背面側Bの継手部4が、壁高方向Yで下方のみに向けて、上方のみに向けて、又は、上方及び下方に向けて突出させて設けられてもよい。
二重継手3は、壁厚方向Zに一対とした何れか一方の継手部4が、壁厚方向Zに一対とした何れか他方の継手部4より、壁高方向Yで上方及び下方の何れか一方又は両方に向けて、所定の突出長Lで突出させて設けられるものとなる。二重継手3は、所定の突出長Lで直線形矢板41を突出させることで、継手部4に突出箇所40が形成されるものとなる。
二重継手3は、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bで一対となった継手部4が、本体部2となる箱形部材21の壁幅方向Xの両側の各々に設けられるものであり、壁幅方向Xの片側に設けられた二重継手3のみで、壁厚方向Zに一対とした何れか一方の継手部4が、壁厚方向Zに一対とした何れか他方の継手部4より、壁高方向Yで下方に向けて突出させて設けられる。
このとき、二重継手3は、箱形部材21の四隅で4箇所に設けられた継手部4のうち、何れか1箇所の継手部4のみが、残りの3箇所の何れの継手部4より、壁高方向Yで下方に向けて突出させて設けられるものとなる。二重継手3は、箱形部材21の四隅で4箇所に設けられた継手部4のうち、1箇所の継手部4のみに突出箇所40が形成されるものとなる。
次に、本発明を適用した二重継手矢板1の第2実施形態について説明する。なお、上述した構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。
本発明を適用した二重継手矢板1は、第2実施形態において、図5に示すように、本体部2として、断面略円形状の円筒形に形成された鋼製等の鋼管22が用いられる。このとき、鋼管22は、図5(a)に示すように、断面略円形状に形成された外周部22aで取り囲まれる。
鋼管継手42は、鋼管22の外周部22aの壁幅方向Xの一方で、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bに、壁幅方向Xに延びる2箇の雄側継手42aが取り付けられることで、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bで一対となった雄側継手42aの継手部4により、本体部2となる鋼管22に二重継手3が設けられるものとなる。
二重継手3は、例えば、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bで一対となった継手部4の離間距離Wを、0.5m〜3.0m程度とする。二重継手3は、本体部2となる鋼管22に沿って壁高方向Yに延びて設けられるものであり、例えば、鋼管22の壁高方向Yの全長に亘って、壁高方向Yに延びる高さHを、10m〜30m程度とする。
二重継手3は、図6に示すように、壁厚方向Zに一対とした雄側継手42aの何れか一方の継手部4が、壁厚方向Zに一対とした雄側継手42aの何れか他方の継手部4より、壁高方向Yで上方及び下方の何れか一方又は両方に向けて突出させて設けられる。二重継手3は、所定の突出長Lで雄側継手42aを突出させることで、継手部4に突出箇所40が形成される。
二重継手3は、鋼管22の外周部22aで4箇所に設けられた雄側継手42a及び雌側継手42bのうち、1箇所の雄側継手42aの継手部4のみが、残りの3箇所の雄側継手42a及び雌側継手42bより、壁高方向Yで下方に向けて突出させて設けられて、1箇所の雄側継手42aの継手部4のみに突出箇所40が形成されるものとなる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、第1実施形態及び第2実施形態の何れにおいても、図7に示すように、地盤内8に先行して埋め込まれる先行二重継手矢板11に、地盤内8に後行で埋め込まれる後行二重継手矢板12を、壁幅方向Xで連結させて用いられる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、特に、後行二重継手矢板12に用いられるものであり、先行二重継手矢板11及び後行二重継手矢板12の各々の二重継手3を、互いに対向させて嵌合させることで、先行二重継手矢板11に後行二重継手矢板12が連結されるものとなる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、最初に、図8に示すように、先行二重継手矢板11が地盤内8に先行して埋め込まれることで、先行二重継手矢板11の二重継手3の継手部4が、先行二重継手矢板11の本体部2の上端2aから下端2bまで連続して、壁厚方向Zで一対となって設けられる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、次に、先行二重継手矢板11の正面側Aの継手部4に対して、突出箇所40が形成された後行二重継手矢板12の正面側Aの継手部4を、突出箇所40から先行させて、壁高方向Yの上方からスライドさせて嵌合させる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、次に、図9に示すように、突出箇所40が形成された後行二重継手矢板12の正面側Aの継手部4を、先行二重継手矢板11の正面側Aの継手部4に嵌合させながら、先行二重継手矢板11の背面側Bの継手部4に、突出箇所40を形成していない後行二重継手矢板12の背面側Bの継手部4を、壁高方向Yの上方からスライドさせて嵌合させる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、最後に、図10に示すように、先行二重継手矢板11の二重継手3の両方の継手部4に、後行二重継手矢板12の二重継手3の両方の継手部4が、壁高方向Yで本体部2の全長に亘って互いに嵌合されるものとなり、壁厚方向Zの正面側Aと背面側Bとで、互いに嵌合された継手部4による二重遮水構造の壁体7が構築される。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図11に示すように、壁幅方向Xで互いに対向させた二重継手3で、複数の継手部4を互いに嵌合させたときに、各々の継手部4の内側に隙間Gが形成される。本発明を適用した二重継手矢板1は、継手部4の内側に隙間Gが形成されることで、壁厚方向Zに所定の間隔αを有する隙間Gの分だけ、壁厚方向Zで互いの継手部4を移動させることができるものとなり、継手部4同士の嵌合が容易なものとなる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図11(a)に示すように、互いに嵌合させた状態の継手部4の内側に、例えば、ポリウレタン等を主成分とする水膨潤性材料等の遮水性を有する遮水材5が、塗布又は充填等により設けられる。本発明を適用した二重継手矢板1は、継手部4の内側に水膨潤性材料等の遮水材5が設けられることで、互いに嵌合させた状態の継手部4の止水性を向上させたものとなる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図10、図11(b)に示すように、突出箇所40が形成された部分を除いて、本体部2に沿った壁高方向Yの範囲Rのみで、後行二重継手矢板12の継手部4の内側に遮水材5が設けられて、後行二重継手矢板12の両方の継手部4が、先行二重継手矢板11の両方の継手部4に嵌合される。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図12に示すように、壁厚方向Zに一対とした何れか一方の継手部4を、壁厚方向Zに一対とした何れか他方の継手部4より、壁高方向Yで上方又は下方に向けて突出させた突出箇所40の突出長Lが、下記(1)式により規定される関係を満足するものとして設けられる。
このとき、本発明を適用した二重継手矢板1は、壁厚方向Zの正面側A及び背面側Bに一対となった二重継手3の継手部4のうち、壁厚方向Zの一方の継手部4を、壁厚方向Zの他方の継手部4より、壁高方向Yで上方又は下方に向けて突出させた突出長Lが、例えば、20mm〜60mmとなる。ここで、W:壁厚方向Zで一対となった継手部4の離間距離、α:複数の継手部4を互いに嵌合させたときに継手部4の内側に形成される隙間Gの間隔とする。
Figure 0006631008
本発明を適用した二重継手矢板1は、先行して先行二重継手矢板11を埋め込み、風の影響を受けるなかで、後行で埋め込まれる後行二重継手矢板12を吊り下げながら、後行二重継手矢板12の継手部4を、先行二重継手矢板11の継手部4に嵌合させるものである。このため、本発明を適用した二重継手矢板1は、風の影響等により後行二重継手矢板12が壁厚方向Zに所定の傾斜角度θで傾斜するものとなる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、後行二重継手矢板12の正面側Aの継手部4に形成した突出箇所40の下端部40aが、先行二重継手矢板11の正面側Aの継手部4の側面4bに当接した状態で、後行二重継手矢板12の突出箇所40を形成していない背面側Bの継手部4の下端部4aが、先行二重継手矢板11の背面側Bの継手部4の側面4bに当接されるものとなることで、後行二重継手矢板12の両方の継手部4を、先行二重継手矢板11の両方の継手部4に嵌合させることができるものとなる。
このため、本発明を適用した二重継手矢板1は、後行二重継手矢板12の両方の継手部4を、先行二重継手矢板11の両方の継手部4に嵌合させるために、後行二重継手矢板12の最大の傾斜角度θが、突出箇所40の突出長Lと、継手部4の内側に形成される隙間Gの間隔αとの関係で、下記(2)式により規定される関係を満足することが必要となる。
Figure 0006631008
本発明を適用した二重継手矢板1は、後行二重継手矢板12が壁厚方向Zに最大の傾斜角度θで傾斜した場合、後行二重継手矢板12の突出箇所40を形成していない背面側Bの継手部4を、先行二重継手矢板11の背面側Bの継手部4に嵌合させるためには、後行二重継手矢板12の最大の傾斜角度θが、壁厚方向Zで一対となった継手部4の離間距離Wと、継手部4の内側に形成される隙間Gの間隔αとの関係で、下記(3)式により規定される関係を満足することが必要となる。
Figure 0006631008
本発明を適用した二重継手矢板1は、上記(2)、(3)式から、突出箇所40の突出長Lが、上記(1)式により規定される関係を満足するものとなることで、風の影響等により後行二重継手矢板12が壁厚方向Zに最大の傾斜角度θで傾斜した場合であっても、後行二重継手矢板12の突出箇所40が形成された継手部4を先行させて、後行二重継手矢板12の両方の継手部4を、先行二重継手矢板11の両方の継手部4に嵌合させることが可能となる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図7に示すように、壁厚方向Zの2箇所に継手部4が設けられることで、壁厚方向Zに一対とした継手部4による二重遮水構造により、遮水壁等の壁体7にバックアップ機能が付与されて、廃棄物処分場からの汚染土壌の封じ込めや、汚染水の地下水流による流出を確実に遮断することが可能となる。特に、本発明を適用した二重継手矢板1は、図11に示すように、互いに嵌合させた状態の継手部4の内側に、水膨潤性材料等の遮水性を有する遮水材5が設けられることで、互いに嵌合させた状態の継手部4の止水性を向上させて、壁体7のバックアップ機能を格段に向上させることが可能となる。
また、本発明を適用した二重継手矢板1は、突出箇所40が形成された部分を除いて、本体部2に沿った壁高方向Yの範囲Rのみで、後行二重継手矢板12の継手部4の内側に遮水材5が設けられる。これにより、本発明を適用した二重継手矢板1は、後行二重継手矢板12の突出箇所40が形成された継手部4から先行させて、壁高方向Yの上方から先行二重継手矢板11の継手部4にスライドさせるときに、継手部4の内側の遮水材5が突出箇所40で嵌合の障害となることを防止して、後行二重継手矢板12の継手部4と先行二重継手矢板11の継手部4との嵌合作業を円滑なものとすることが可能となる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、図7に示すように、継手部4に挟まれた空間Sにソイルセメント又はコンクリート等の充填材6が充填されてもよい。これにより、本発明を適用した二重継手矢板1は、継手部4に挟まれた空間Sに充填材6が設けられることで、硬化した充填材6により、廃棄物処分場からの汚染土壌の封じ込めや、汚染水の地下水流による流出を確実に遮断することが可能となり、継手部4への水膨潤性遮水材塗布による遮水工のバックアップ機能として適用することも可能になる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、壁厚方向Zで一対となった継手部4に挟まれることで、壁厚方向Zで一対となった継手部4同士の間に空間Sが形成される。これにより、本発明を適用した二重継手矢板1は、壁厚方向Zに一対とした継手部4同士の空間Sを利用して、壁高方向Yに連続させた継手部4の嵌合箇所のうち、互いに嵌合させた状態の継手部4の止水性が不十分な嵌合箇所を特定するためのモニタリングを実施することが可能となる。
本発明を適用した二重継手矢板1は、壁厚方向Zに一対となった二重継手3の何れか一方の継手部4が、壁厚方向Zに一対となった二重継手3の何れか他方の継手部4より、壁高方向Yで下方に向けて突出させて設けられることで、風の影響等により後行二重継手矢板12が揺動する場合であっても、後行二重継手矢板12の突出箇所40が形成された一方の継手部4を、先行二重継手矢板11の一方の継手部4に先行して嵌合させてから、後行二重継手矢板12の他方の継手部4を、先行二重継手矢板11の他方の継手部4に嵌合させることができるものとなり、両方の継手部4の嵌合位置合わせを簡易かつ迅速に実施することが可能となる。
また、本発明を適用した二重継手矢板1は、壁厚方向Zに一対となった二重継手3の何れか一方の継手部4が、壁厚方向Zに一対となった二重継手3の何れか他方の継手部4より、壁高方向Yで上方に向けて突出させて設けられることで、風の影響等により後行二重継手矢板12が揺動する場合であっても、後行二重継手矢板12の一方の継手部4を、先行二重継手矢板11の突出箇所40が形成された一方の継手部4に先行して嵌合させてから、後行二重継手矢板12の他方の継手部4を、先行二重継手矢板11の他方の継手部4に嵌合させることができるものとなり、両方の継手部4の嵌合位置合わせを簡易かつ迅速に実施することが可能となる。
これにより、本発明を適用した二重継手矢板1は、遮水壁等の壁体7にバックアップ機能を付与するとともに、継手部4の嵌合箇所のモニタリング機能を付与するものとして、遮水壁等の壁体7の信頼性を高めると同時に、壁厚方向Zに一対となった二重継手3の両方の継手部4の嵌合位置合わせを簡易かつ迅速に実施することが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 :二重継手矢板
11 :先行二重継手矢板
12 :後行二重継手矢板
2 :本体部
21 :箱形部材
21a :短辺部
21b :長辺部
22 :鋼管
22a :外周部
3 :二重継手
4 :継手部
40 :突出箇所
41 :直線形矢板
41a :一端側
41b :他端側
42 :鋼管継手
42a :雄側継手
42b :雌側継手
5 :遮水材
6 :充填材
7 :壁体
8 :地盤内
A :正面側
B :背面側
X :壁幅方向
Y :壁高方向
Z :壁厚方向

Claims (4)

  1. 地盤内で壁幅方向に連結させて壁体を構築するための二重継手矢板であって、
    壁高方向に延びる本体部と、壁厚方向の正面側及び背面側で一対となって前記本体部に継手部が設けられる二重継手とを備え、
    前記二重継手は、前記本体部に沿って壁高方向に延びて設けられるものであり、
    前記二重継手は、壁厚方向の正面側及び背面側で一対となった前記継手部が、前記本体部の壁幅方向の両側の各々に設けられるものであり、壁幅方向の片側に設けられた前記二重継手のみで、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部が、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させて設けられ、
    前記片側に設けられた前記二重継手は、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部を、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させた突出長Lが、下記(2)および(3)式から、下記(1)式により規定される関係を満足するものとして設けられ
    前記突出長Lは、前記壁幅方向の両側に各々設けられた前記二重継手の継手部同士の前記壁幅方向の距離Dよりも小さい
    ことを特徴とする二重継手矢板。
    Figure 0006631008
    Figure 0006631008

    Figure 0006631008
    ここで、W:壁厚方向に一対とした前記継手部の離間距離、α:複数の前記継手部を互いに嵌合させたときに前記継手部の内側に形成される隙間の間隔、θ:後行二重継手矢板の両方の前記継手部を、先行二重継手矢板の両方の前記継手部に嵌合させるための、前記後行二重継手矢板の最大の傾斜角度とする。
  2. 前記片側に設けられた前記二重継手は、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部が、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて前記継手部と同一形状で突出させて設けられること
    を特徴とする請求項1記載の二重継手矢板。
  3. 前記片側に設けられた前記二重継手は、壁厚方向に一対とした何れか一方の前記継手部が、壁厚方向に一対とした何れか他方の前記継手部より、壁高方向で下方に向けて突出させて設けられて、前記本体部に沿った壁高方向の範囲のみで、前記継手部の内側に遮水材が設けられること
    を特徴とする請求項1または2記載の二重継手矢板。
  4. 前記本体部は、断面略矩形状の箱形に形成された箱形部材であること
    を特徴とする請求項1〜の何れか1項記載の二重継手矢板。
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