JP6630533B2 - デオドラント組成物 - Google Patents
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Description
また、特許文献2では、長期間の静置によって発生する「ハードケーキング」の再現条件として、3,000rpmで8分間の遠心処理による粉体の再分散性を向上させる検討がなされている。しかし、この提案では、過酷な条件である低温環境下での長距離輸送時の粉体の再分散性を向上させるための検討は行っておらず、低温環境下での長距離輸送時の振動によって粉体の固化が発生してしまうという問題がある。
更に、特許文献3では、カチオン性界面活性剤が含まれていないことより、低温環境下での長距離輸送時の振動による粉体の再分散性の点で不充分である上に、エタノールの含有量が少ないことから乾きの早さにおいても不充分である。
また、特許文献4では、塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムカチオン性界面活性剤を含有する皮膚外用剤が提案されている。前記皮膚外用剤では、シリコーン樹脂粉体が含有されておらず、肌のなめらかさの点で不充分である。更に、エタノールを含有する実施例がないことや殺菌剤が含まれていないことから、乾きの早さ、及びデオドラント効果について不充分である。
ここで、前記「低温環境」とは平均温度が約0℃を意味し、前記「長距離輸送」とは約180kmの距離を意味する。
<1> (A)シリコーン樹脂粉体、
(B)塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウム、
(C)エタノール、及び
(D)塩化ベンザルコニウム、を含有し、
前記(A)成分のシリコーン樹脂粉体の含有量が、0.1質量〜10質量%であり、
前記(B)成分の塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムの含有量が、0.05質量%〜1質量%であり、
前記(C)成分のエタノールの含有量が、無水エタノール換算で、27質量%〜56質量%であることを特徴とするデオドラント組成物である。
<2> (A)成分のシリコーン樹脂粉体の体積平均粒子径が、5μm〜12μmである前記<1>に記載のデオドラント組成物である。
<3> (D)成分の塩化ベンザルコニウムの含有量が、0.05質量%〜0.5質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載のデオドラント組成物である。
本発明のデオドライト組成物は、(A)シリコーン樹脂粉体、(B)塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウム、(C)エタノール、及び(D)塩化ベンザルコニウムを含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記(A)成分のシリコーン樹脂粉体は、肌のなめらかさを付与する目的で含有される。
前記(A)成分のシリコーン樹脂粉体は、シロキサン骨格を有する化合物からなる粉体であり、その構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、直鎖状構造、環状構造、分枝状構造、網状構造、架橋構造、又はこれらのブロック共重合体などが挙げられる。これらの中でも、網状構造の樹脂粉体(網状型シリコーン樹脂粉体)、架橋構造の樹脂粉体(架橋型シリコーン樹脂粉体)、架橋型シリコーン・網状型シリコーンのブロック共重合粉体、及び/又はこれらの表面をシリコーン樹脂で被覆してなる粉体が好ましく、架橋型シリコーン・網状型シリコーンのブロック共重合粉体がより好ましい。
前記シロキサン骨格は、ポリエーテル基、エポキシ基、アミノ基、カルボキシル基、アラルキル基、メチル基、フェニル基等の1つ又は複数の置換基で置換されていてもよい。
前記(2)の(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー及び前記(3)ポリシリコーン−1クロスポリマーの製造方法としては、シリコーンゴム球状微粒子の水再分散液に、アルカリ性物質とメチルトリメトキシシランを添加し、加水分解、縮合反応させた後、乾燥、解砕により微粒子化して得られる。更に詳細な製造方法については、特開2010−132878号公報の実施例1に記載のとおりである。
前記(4)のポリシリコーン−22の製造方法としては、シリコーンゴム球状微粒子の水分散液に、アルカリ性物質とカチオン性界面活性剤及び/又はカチオン性ポリマーとメチルトリメトキシシランとを添加し、加水分解、縮合反応させた後、乾燥、解砕により微粒子化して得られる。更に詳細な製造方法については、特開2013−40241号公報に記載のとおりである。
前記体積平均粒子径は、レーザー回折散乱粒度分布測定装置(例えば、LS 13 320、ベックマン・コールター社製)を用いて測定することができる。
前記(2)の(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマーとしては、例えば、KSP−100(体積平均粒子径5μm)、KSP−101(体積平均粒子径12μm)、KSP−102(体積平均粒子径30μm)、KSP−105(体積平均粒子径2μm)(以上、信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。
前記(3)のポリシリコーン−1クロスポリマーとしては、例えば、KSP−411(体積平均粒子径12μm)(以上、信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。
前記(4)のポリシリコーン−22としては、例えば、KSP−441(体積平均粒子径12μm)(以上、信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。
これらの中でも、肌のなめらかさの点から、KSP−100、KSP−411がより好ましい。
前記塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムは、粉体の再分散性を向上させる目的で含有される。
前記(B)成分の塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムは、カチオン性界面活性剤であり、エチレンオキサイドの平均付加モル数が5モルであるトリポリオキシエチレン型四級アンモニウム塩である。
前記(B)成分の塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、カチナール SPC−20A(東邦化学工業株式会社製、有効成分含有量20質量%、エチレンオキサイド平均付加モル数5モル)などが挙げられる。
前記(B)成分の塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムの含有量は、デオドラント組成物全量に対して、粉体の再分散性、及びべたつきのなさの点から、0.05質量%〜1質量%であり、0.06質量%〜0.3質量%が好ましい。前記含有量が、0.05質量%未満であると、粉体の再分散性が低下することがあり、1質量%を超えると、使用感(肌のなめらかさと乾きの早さ)、及びべたつきのなさが低下することがある。
前記エタノールは、溶剤として含有され、乾きの早さに影響を与える。
前記(C)成分のエタノールとしては、無水エタノール、95%体積%エタノール(規格値95〜95.5体積%)などが挙げられる。
前記(C)成分の含有量は、デオドラント組成物全量に対して、無水エタノール換算で、27質量%〜56質量%であり、37質量%〜47質量%が好ましい。前記含有量が、無水エタノール換算で、27質量%未満であると、使用感(肌のなめらかさと乾きの早さ)、及びべたつきのなさが低下することがあり、56質量%を超えると、粉体の再分散性の低下、及び皮膚刺激等の不都合が生じることがある。
ここで、前記(C)成分の含有量は、その他の成分として植物エキスなどを配合した場合、これらの成分から持ち込まれるエタノールを含む無水エタノールの合計含有量である。
95体積%エタノールを使用した場合の、無水エタノールに換算した含有量(質量%)は、下記の式1(独立行政法人医薬品医療機器総合機構発信文書038−1309.pdf)及び式2で求めることができる。
・エタノールの質量%=体積%×0.79422(15℃における100体積%の比重)/d(15℃における比重)・・・式1
=(95×0.79422)/0.81639
=92.42
・無水エタノールの含有量(質量%)=95体積%エタノール含有量(質量%)×92.42/100・・・式2
前記塩化ベンザルコニウムは、デオドラント効果を付与する目的で含有される。
前記(D)成分の塩化ベンザルコニウムの含有量は、デオドラント効果、べたつきのなさ、及び使用感(肌のなめらかさと乾きの早さ)の点から、デオドラント組成物全量に対して、0.01質量%〜1質量%が好ましく、0.05質量%〜0.5質量%がより好ましい。前記含有量が、0.01質量%未満であると、デオドラント効果が低下することがあり、1質量%を超えると、べたつきのなさ、及び使用感(肌のなめらかさと乾きの早さ)が低下することがあり、皮膚刺激を生じることがある。
前記デオドラント組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、その他の成分を含んでいてもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、l−メントール、l−メンチルグリセリルエーテル、l−メンチルラクテート等の清涼剤;アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、両性ポリマー、ノニオン性ポリマー等のポリマー;多価アルコール;環状シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン油;アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;ヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリン、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤;前記(D)成分以外の殺菌剤;トリクロサン;イソプロピルメチルフェノール;トリクロロカルバニリド;塩酸クロルヘキシジン;ピロクトンオラミン;クララエキス等の植物抽出エキス;L−アルギニン等のアミノ酸、パラフェノールスルホン酸亜鉛、香料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記デオドラント組成物は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、以下のようにして製造することが好ましい。
工程1:前記(D)成分と精製水を混合したものに、前記(A)成分を添加し、均一に分散し、混合物1を得る。
工程2:別に、前記(C)成分に、前記(B)成分、及び前記その他の成分を添加し、均一に溶解した後、残りの精製水を加えて混合し、混合物2を得る。
工程3:前記混合物2に前記混合物1を攪拌しながら添加し、混合する。
前記デオドラント組成物を収容する容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、トリガー容器、ディスペンサー容器等のノンエアゾールスプレー容器であることが好ましい。
前記容器には、粉体の再分散性、及び低温環境下での長距離輸送時の振動によって発生する「ハードケーキング」の抑制の点から、攪拌球を入れてもよい。前記攪拌球としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記撹拌球の材質としては、例えば、ステンレス、ガラス、プラスチックなどが挙げられる。これらの中でも、効果の点からステンレスが好ましい。
前記撹拌球の形状としては、直径4mm〜10mmの球状であり、前記効果の点から、直径5mm〜7mmの球状が好ましい。
本発明のデオドラント組成物は、低温環境下での長距離輸送時の振動によって発生する「ハードケーキング」を抑制でき、良好な粉体の再分散性を有し、高いデオドラント効果を有し、べたつきがなく、良好な使用感(肌のなめらかさと乾きの早さ)を有しているので、例えば、デオドラントスプレー、ウォーターミスト、制汗デオドラントミストなどに好適に利用である。
下記表に示す組成及び含有量(質量%)に基づき、(D)成分と精製水を混合したものに、(A)成分を添加し、均一に分散し、混合物1を得た。別に、(C)成分に、(B)成分、及びその他の成分を添加し、均一に溶解した後、残りの精製水を加えて混合し、混合物2を得た。次に、前記混合物2に前記混合物1を攪拌しながら添加し、混合することにより、実施例1〜68及び比較例1〜14のデオドラント組成物を調製した。
なお、(C)成分のエタノールについては、使用した原料のエタノール含量が95.3体積%であったため、以下の式を用いて、無水エタノールとしての含有量を算出した。
なお、前記(C)成分の含有量には、その他の成分から持ち込まれる無水エタノール量を含む。含有量については、小数点以下2桁目を四捨五入し、小数点以下1桁目を記載した。
・エタノールの質量%=95.3×0.79422/0.81523
=92.84 ・無水エタノールの含有量(質量%)=95.3体積%エタノールの含有量(質量%)×92.84/100
各デオドラント組成物120mLをトリガー型スプレー容器〔トリガー:Z−305(株式会社三谷バルブ製);ポリエチレンテレフタレート製ボトル:F−1223(株式会社吉野工業所製)〕に充填し、粉体が完全に沈降するまで静置した後、段ボールに24本のボトルを正立状態で入れ隙間なく梱包した。次いで、東京〜小田原間をトラックで冷凍便輸送(平均温度0℃)し、一旦0℃にて約4時間保存し、再度小田原〜東京間を同様にトラックで冷凍便輸送したものを測定試料とした。なお、東京から小田原の往復距離は約180kmである。容器を横にし、15cmの振り幅で1秒間に1回往復する条件で振とうを繰り返し、容器底面の粉体が完全に分散するまでの振とう回数(分散回数)を測定した。粉体が完全に分散したことは、1名の専門パネルが目視にて判断した。各デオドラント組成物についてそれぞれ3本の試験を実施し、分散回数の平均値を算出し、下記評価基準に基づき評価した。
[評価基準]
◎:分散回数の平均値が20回未満
○:分散回数の平均値が20回以上30回未満
△:分散回数の平均値が30回以上35回未満
×:分散回数の平均値が35回以上
各デオドラント組成物をトリガー型スプレー容器〔トリガー:Z−305(株式会社三谷バルブ製);ポリエチレンテレフタレート製ボトル:F−1223(株式会社吉野工業所製)〕に入れ、男女20名の専門パネリストの前腕部に2プッシュ(約0.6g)噴霧(塗布)した。乾燥後、男女20名の専門パネリストが、塗布部について無塗布部と比較しべたつき感があるかどうか、下記評価基準に基づき、官能評価を行った。
〔評価基準〕
4点:塗布部は無塗布部と同等
3点:塗布部は無塗布部よりもべたつき感がわずかにあるものの問題ないレベル
2点:塗布部は無塗布部よりもべたつき感がややある
1点:塗布部は無塗布部よりもべたつき感がかなりある
次に、男女20名の専門パネリストの平均点を求め、これに基づいて、下記判定基準により、べたつき感を判定した。
〔判定基準〕
◎:20名の専門パネリストの平均点が、3.5点以上4.0点以下
○:20名の専門パネリストの平均点が、3.0点以上3.5点未満
△:20名の専門パネリストの平均点が、2.0点以上3.0点未満
×:20名の専門パネリストの平均点が、2.0点未満
各デオドラント組成物120mLをトリガー型スプレー容器〔トリガー:Z−305(株式会社三谷バルブ製);ポリエチレンテレフタレート製ボトル:F−1223(株式会社吉野工業所製)〕に充填した。これを用い、男女20名の専門パネリストが、片半身の胸元、腋窩部、及び腕に3プッシュ(約0.9g)噴霧(塗布)した。男女20名の専門パネリストが、塗布8時間後に、無塗布部と比較し肌のなめらかさがあるかどうかを下記基準で評価した。
[評価基準]
◎ :18名以上20名以下が「無塗布部よりも肌がなめらかである」と回答
◎〜○:15名以上17名以下が「無塗布部よりも肌がなめらかである」と回答
○ :11名以上14名以下が「無塗布部よりも肌がなめらかである」と回答
△ :6名以上10名以下が「無塗布部よりも肌がなめらかである」と回答
× :0名以上5名以下が「無塗布部よりも肌がなめらかである」と回答
各デオドラント組成物をトリガー型スプレー容器〔トリガー:Z−305(株式会社三谷バルブ製);ポリエチレンテレフタレート製ボトル:F−1223(株式会社吉野工業所製)〕に充填した。
男女20名の専門パネリストに対し、各々の一方の腋窩部には何も処理せず、他方の腋窩部に各デオドラント組成物を1プッシュ(約0.3g)噴霧(塗布)した。その後、予め洗浄したガーゼを腋窩部に縫い付けたシャツを着用してもらった。着用開始から6時間後に、ガーゼに付着した臭気を、3名の専門パネリストが下記評価基準に基づいて官能評価した。
なお、男女20名の専門パネリストは試験3日前から他の制汗デオドラント剤の使用を禁止し、入浴時には無香料のボティソープを使用してもらった。
[評価基準]
2点:塗布部は無塗布部よりもデオドラント効果が非常に高いと感じる
1点:塗布部は無塗布部よりもデオドラント効果がやや高いと感じる
0点:塗布部は無塗布部とデオドラント効果が同等又はより低いと感じる
次に、男女20名の専門パネリストの平均点を求め、これに基づいて、下記の基準によりデオドラント効果を判定した。
[判定基準]
◎:男女20名の専門パネリストの平均点が1.5点以上2.0点以下
○:男女20名の専門パネリストの平均点が1.0点以上1.5点未満
△:男女20名の専門パネリストの平均点が0.5点以上1.0点未満
×:男女20名の専門パネリストの平均点が0.5点未満
各デオドラント組成物120mLをトリガー型スプレー容器〔トリガー:Z−305(株式会社三谷バルブ製);ポリエチレンテレフタレート製ボトル:F−1223(株式会社吉野工業所製)〕に充填した。これを用い、男女20名の専門パネリストが片半身の胸元、腋窩部、及び腕に3プッシュ(約0.9g)噴霧(塗布)し、直後に乾きの早さを評価し、下記評価基準で評価した。
[評価基準]
◎ :18名以上20名以下が「乾きが早い」と回答
◎〜○:15名以上17名以下が「乾きが早い」と回答
○ :11名以上14名以下が「乾きが早い」と回答
△ :6名以上10名以下が「乾きが早い」と回答
× :0名以上5名以下が「乾きが早い」と回答
Claims (3)
- (A)シリコーン樹脂粉体、
(B)塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウム、
(C)エタノール、及び
(D)塩化ベンザルコニウム、を含有し、
前記(A)成分のシリコーン樹脂粉体の含有量が、0.1質量〜10質量%であり、
前記(B)成分の塩化トリポリオキシエチレンステアリルアンモニウムの含有量が、0.05質量%〜1質量%であり、
前記(C)成分のエタノールの含有量が、無水エタノール換算で、27質量%〜56質量%であることを特徴とするデオドラント組成物。 - (A)成分のシリコーン樹脂粉体の体積平均粒子径が、5μm〜12μmである請求項1に記載のデオドラント組成物。
- (D)成分の塩化ベンザルコニウムの含有量が、0.05質量%〜0.5質量%である請求項1から2のいずれかに記載のデオドラント組成物。
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