JP6630375B2 - 走行制御装置及び走行制御方法 - Google Patents
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Description
自車の外部状況を取得する外部状況取得手段と、
前記外部状況取得手段が取得した前記外部状況に基づき、前記自車の走行制御を行う走行制御手段と
を備えるものであって、
前記外部状況取得手段は、
前記自車の側方に存在する側方障害物を検出し、
前記自車が走行する自車レーンの幅方向で前記自車とオーバーラップした状態の前記側方障害物が前記自車レーンに対して所定の接近動作を行ったとき、前記側方障害物が前記自車レーンに割込みを開始したと判定し、
前記走行制御装置は、周辺障害物に対する目標接近度を設定する目標接近度設定手段を備え、
前記走行制御手段は、
前記走行制御において、前記側方障害物に対する前記目標接近度に基づいて目標車速又は目標加減速度を設定し、
前記側方障害物の割込み開始前よりも、割込み開始後の前記目標車速を小さくする、又は、割込み開始後の前記目標加減速度を大きく設定する
ことを特徴とする。
・自車レーンの幅方向で自車とオーバーラップした状態の側方障害物の一部が自車レーンのレーンマークを跨いだとき又は跨ごうとしていること
・自車レーンの幅方向基準位置に対する側方障害物の距離が幅方向距離閾値を下回ったこと
・自車レーンの幅方向に向かう側方障害物の速度が幅方向速度閾値を上回ったこと
・自車レーンの幅方向に向かう側方障害物の加速度が幅方向加速度閾値を上回ったこと
外部状況取得手段により自車の外部状況を取得する外部状況取得ステップと、
前記外部状況取得手段が検出した前記外部状況に基づき、走行制御手段が前記自車の走行制御を行う走行制御ステップと
を備える方法であって、
前記外部状況取得ステップでは、
前記自車の側方に存在する側方障害物を検出し、
前記自車が走行する自車レーンの幅方向で前記自車とオーバーラップした状態の前記側方障害物が前記自車レーンに対して所定の接近動作を行ったとき、前記側方障害物が前記自車レーンに割り込んだと判定し、
前記走行制御方法は、周辺障害物に対する目標接近度を設定する目標接近度設定ステップを更に備え、
前記走行制御ステップでは、
前記走行制御において、前記側方障害物に対する前記目標接近度に基づいて目標車速又は目標加減速度を設定し、
前記側方障害物の割込み開始前よりも、割込み開始後の前記目標車速を小さくする、又は、割込み開始後の前記目標加減速度を大きく設定する
ことを特徴とする。
<A−1.構成>
[A−1−1.全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る走行制御装置12を含む車両10の概略的な構成を示すブロック図である。走行制御装置12は、ナビゲーション装置20と、外界センサ22と、車体挙動センサ24と、運転操作センサ26と、通信装置28と、ヒューマン・マシン・インタフェース30(以下「HMI30」という。)と、駆動力生成装置32と、制動装置34と、操舵装置36と、走行電子制御装置38(以下「走行ECU38」又は「ECU38」という。)を有する。
ナビゲーション装置20は、目標地点Pgoalまでの車両10(以下「自車10」ともいう。)の予定経路Rvに沿った経路案内を行う。ナビゲーション装置20は、グローバル・ポジショニング・システム・センサ40(以下「GPSセンサ40」という。)と、地図データベース42(以下「地図DB42」という。)とを有する。GPSセンサ40は、車両10の現在位置Pgpsを検出する。地図DB42には、道路地図の情報(地図情報Imap)が記憶される。
図2は、本実施形態の外界センサ22の検出範囲を示す図である。外界センサ22は、車両10の外界(外部状況)に関する情報(以下「外界情報Ie」ともいう。)を検出する。図1及び図2に示すように、外界センサ22には、複数の車外カメラ50(撮像部)と、レーザレーダ52と、複数の超音波センサ54とが含まれる。なお、図1では、車外カメラ50及び超音波センサ54を1つのみ記載している。
車体挙動センサ24は、車両10(特に車体)の挙動に関する情報(車体挙動情報Ib)を検出する。車体挙動センサ24には、車速センサ60、加速度センサ62及びヨーレートセンサ64が含まれる。車速センサ60は、車両10の車速V[km/h]及び進行方向を検出する。加速度センサ62は、車両10の加速度G[m/s2]を検出する。加速度Gは、前後加速度a、横加速度Glat及び上下加速度Gvを含む(一部の方向のみの加速度Gとしてもよい。)。ヨーレートセンサ64は、車両10のヨーレートYr[rad/s]を検出する。
運転操作センサ26は、運転者による運転操作に関する情報(運転操作情報Ido)を検出する。運転操作センサ26には、アクセルペダルセンサ70、ブレーキペダルセンサ72、舵角センサ74及び操舵トルクセンサ76が含まれる。アクセルペダルセンサ70は、アクセルペダル80の操作量θap[%]を検出する。ブレーキペダルセンサ72は、ブレーキペダル82の操作量θbp[%]を検出する。舵角センサ74は、ステアリングホイール84の舵角θst[deg]を検出する。操舵トルクセンサ76は、ステアリングホイール84にかかるトルクTst[N・m]を検出する。
通信装置28は、外部機器との無線通信を行う。ここでの外部機器には、例えば、図示しない外部サーバが含まれる。なお、本実施形態の通信装置28は、車両10に搭載(又は常時固定)されているものを想定しているが、例えば、携帯電話機又はスマートフォンのように車両10の外部へ持ち運び可能なものであってもよい。
HMI30は、乗員からの操作入力を受け付けると共に、乗員に対して各種情報の提示を、視覚的、聴覚的及び触覚的に行う。HMI30には、ACCスイッチ100(以下「ACC SW100」ともいう。)と、スピーカ102と、タッチパネル104と、マイクロフォン106とが含まれる。
駆動力生成装置32は、走行駆動源としてのエンジン110を有し、車両10の走行駆動力を生成する。走行駆動源は、走行モータ等としてもよい。駆動力生成装置32は、走行ECU38の駆動制御部174(図3)により制御される。
制動装置34は、ブレーキアクチュエータ120(又は油圧機構)、ブレーキパッド等を有し、車両10の制動力を生成する。制動装置34は、エンジン110によるエンジンブレーキ及び/又は走行モータによる回生ブレーキを制御するものであってもよい。制動装置34は、走行ECU38の制動制御部176(図3)により制御される。
操舵装置36は、電動パワーステアリングモータ(EPS MOT)130等を有し、舵角θstを制御する。操舵装置36は、走行ECU38の操舵制御部178(図3)により制御される。
(A−1−11−1.走行ECU38の概要)
走行ECU38は、ACC等の運転アシストなしに運転者が運転操作を行う場合には、車体挙動センサ24及び運転操作センサ26からの検出値に基づいて、駆動力生成装置32、制動装置34及び操舵装置36を制御する。また、ACCスイッチ100がオンにされてACCと共に運転者が運転操作を行う場合には、走行ECU38は、車体挙動センサ24及び運転操作センサ26に加えて、外界センサ22の検出値に基づいて駆動力生成装置32及び制動装置34を制御する。
(A−1−11−2−1.演算装置152の概要)
図3は、本実施形態の走行ECU38の演算装置152の各部を示す図である。図3に示すように、走行ECU38の演算装置152は、外界認識部170と、アダプティブクルーズ制御部172(以下「ACC部172」という。)と、駆動制御部174と、制動制御部176と、操舵制御部178とを有する。
外界認識部170は、外界センサ22からの外界情報Ie(特に周辺画像F)に基づいて、周囲の障害物やレーン(又はレーンマーク)を認識する。図3に示すように、外界認識部170は、レーン認識部180と、レーン推定部182と、前方障害物認識部184と、側方障害物認識部186と、後方障害物認識部188と、障害物位置算出部190と、レーン変更判定部192と、割込み判定部194とを有する。
ACC部172は、ACCを実行する。ACCでは、自車10から所定距離前方までに前方障害物600(前方車600a〜600d)がいない場合、固定車速を目標車速Vtarとして車両10の加減速を制御する。また、ACCでは、自車10から前記所定距離前方までに前方障害物600がいる場合、車速Vに応じた前方障害物600との目標距離Dtarを保つように車両10の加減速を制御する。車両10の加減速を制御する際、ACCでは、駆動制御部174及び制動制御部176を介して駆動力生成装置32及び制動装置34を制御する。
駆動制御部174は、アクセルペダル80の操作量θap又は走行ECU38の他の部位からの指令に基づいてエンジン110を制御して車両10の走行駆動力を調整する。制動制御部176は、ブレーキペダル82の操作量θbp又は走行ECU38の他の部位からの指令に基づいてブレーキアクチュエータ120等を作動させて車両10の制動力を制御する。
[A−2−1.ACCの概要]
次に、本実施形態のアダプティブクルーズ制御(ACC)について説明する。上記のように、ACCでは、目標距離Dtarに基づいて自車10を、外界認識部170が検出した前方障害物600(図5の前方車600b等)に追従走行させる。
図7は、本実施形態におけるACCのフローチャートである。ステップS11において、ACC部172は、ACCスイッチ100がオンになったか否かを判定する。ACCスイッチ100がオンになったら(S11:TRUE)、ステップS12に進む。ACCスイッチ100がオフであったら(S11:FALSE)、ステップS11を繰り返す。
(A−2−3−1.低速時周辺障害物認識処理の概要)
低速時認識処理(図7のS14)では、前方カメラ50a及びレーザレーダ52の検出結果により前方障害物600を認識する前方障害物認識処理(S111)と、超音波センサ54の検出結果により側方障害物602を認識する側方障害物認識処理(S112)とを行う。
図8は、本実施形態のレーン変更判定処理のフローチャート(図7のS1111の詳細)である。レーン変更判定処理は、複数のプロセスとして並列して実行し得る。すなわち、1本も隣接レーン612a、612cが存在しない場合又は少なくとも1本の隣接レーン612a、612cが存在しても前方障害物600が存在しない場合、1つのプロセスとして、レーン変更判定処理が実行される。また、少なくとも1本の隣接レーン612a、612cにおいて前方障害物600が存在する場合、当該前方障害物600に対するプロセス(第1プロセス)が実行される。加えて、これから新たに検出される前方障害物600のためのプロセス(第2プロセス)としてのレーン変更判定処理が、第1プロセスと並列で実行される。従って、レーン変更判定部192は、隣接レーン612a、612cに存在する前方障害物600の数に1を足した数だけ、レーン変更判定処理のプロセスを実行する。
図9は、本実施形態の割込み判定処理のフローチャート(図7のS1112の詳細)である。割込み判定処理は、複数のプロセスとして並列して実行し得る。すなわち、1本も隣接レーン612a、612cが存在しない場合又は少なくとも1本の隣接レーン612a、612cが存在しても側方障害物602が存在しない場合、1つのプロセスとして、割込み判定処理が実行される。また、少なくとも1本の隣接レーン612a、612cにおいて側方障害物602が存在する場合、当該側方障害物602に対するプロセス(第1プロセス)が実行される。加えて、これから新たに検出される側方障害物602のためのプロセス(第2プロセス)としての割込み判定処理が、第1プロセスと並列で実行される。従って、割込み判定部194は、隣接レーン612a、612cに存在する側方障害物602の数に1を足した数だけ、割込み判定処理のプロセスを実行する。
高速時認識処理(図7のS15)では、前方カメラ50a及びレーザレーダ52の検出結果により前方障害物600を認識する前方障害物認識処理(S121)を行う。高速時認識処理の前方障害物認識処理(S121)は、低速時認識処理の前方障害物認識処理(S111)と同様である。但し、低速時認識処理とは異なる条件で、レーン変更の開始判定(図8のS36)、終了判定(S39)等を行ってもよい。
図10は、本実施形態において、各周辺障害物に対する仮目標加減速度atarpを算出するフローチャート(図7のS17の詳細)である。ステップS71において、ACC部172は、自車10と各周辺障害物(前方障害物600及び側方障害物602)との目標距離Dtarを設定する。
以上のように、本実施形態によれば、自車レーン612bの幅方向で自車10とオーバーラップした状態の側方障害物602が自車レーン612bに対して所定の接近動作(側方障害物602の一部が自車レーン612bのレーンマーク620b、620cを跨いだとき又は跨ごうとしている動作)を行ったとき(図9のS56:TRUE)、側方障害物602が自車レーン612bに対する割込みを開始したと判定する(S58)。これにより、隣接レーン612a、612c等にいる側方障害物602が自車10の側方で自車10の近くにいる場合でも、走行ECU38(走行制御手段)は、当該側方障害物602が自車レーン612bに割込みを開始したことに対応するACC(走行制御)を行うことが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下に示す構成を採ることができる。
上記実施形態では、演算装置152で用いるソフトウェアは、記憶装置154に予め記録されていたが、これに限らない。例えば、ソフトウェアは、外部(例えば、公衆ネットワークを介して通信可能な外部サーバ)からダウンロードしたもの、又はダウンロードを伴わないいわゆるASP(Application Service Provider)型で実行するものであってもよい。
[B−2−1.目標接近度]
上記実施形態では、目標距離Dtarと実距離Dの偏差ΔDを用いて自車10の加減速を制御した(図7のS17、図10のS74)。しかしながら、例えば、周辺障害物に対する目標接近度を用いて自車10の加減速を制御する観点からすれば、これに限らない。例えば、偏差ΔDの代わりに、TTC(Time To Collision)を用いることも可能である。
上記実施形態のACCでは、自車10の加減速を制御する目標値として目標加減速度atarを用いた(図7のS18)。しかしながら、例えば、自車10の加減速を制御する目標値としてはこれに限らない。例えば、目標車速Vtarを用いて、自車10の加減速を制御することも可能である。その場合、複数の周辺障害物(前方障害物600、側方障害物602)があれば、走行ECU38は、それぞれの周辺障害物について仮目標車速Vtarpを算出する。そして、走行ECU38は、複数の仮目標車速Vtarpのうち周辺障害物に対する接近を最も抑制する値を目標車速Vtarとして選択する。
上記実施形態では、車速Vが車速閾値THvであるか否かに応じて低速時認識処理と高速時認識処理を切り替えた(図7のS13〜S15)。しかしながら、例えば、ヒステリシス特性を考慮すれば、高速時認識処理から低速時認識処理に切り替えるための第1車速閾値THv1と、低速時認識処理から高速時認識処理に切り替えるための第2車速閾値THv2とを相違させてもよい。その場合、第1車速閾値THv1は、第2車速閾値THv2よりも低い値として設定される。
上記実施形態では、超音波センサ54(側方認識手段)の検出結果により側方障害物602を認識する側方障害物認識処理(図7のS112)を、車速Vが車速閾値THv以下である場合(S13:TRUE)のみに行った。しかしながら、側方障害物602を認識する側方認識手段の仕様によっては、車速Vの制限なしに側方障害物認識処理を行うことも可能である。但し、基本的には、高速走行時には、自車10の側方からの割込みは発生確率が低いと言える。一方、低速走行時には、隣接レーン612aに停止中の障害物(停止車両等)を側方車602a等が避ける必要性、又は複数のレーン612の合流地点で自車10の側方からの割込みが発生して側方車602a等を避ける必要性が生じる場合もあり得る。そのため、自車10の低速時のみに側方障害物認識処理を適用した方が好適である。
上記実施形態では、隣接レーン612a、612cに存在する前方障害物600のレーン変更開始を判定するためにオフセット距離Doを利用した(図8のS36)。しかしながら、例えば、レーン変更の開始を判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、割込み開始の判定(図9のS56)と同様の方法によりレーン変更の開始を判定してもよい。
上記実施形態では、側方障害物602が割込みを開始した場合(図9のS56:TRUE)、側方障害物602の目標加減速度atarを下げることで自車10の減速を開始可能とした(S20)。しかしながら、例えば、側方障害物602の割込み開始に応じて自車10を減速させる観点からすれば、これに限らない。例えば、側方障害物602の割込み開始があった場合、仮目標加減速度atarpの比較なしに自車10の減速を開始してもよい。
上記実施形態では、図7〜図10に示すフローを用いた。しかしながら、例えば、本発明の効果を得られる場合、フローの内容(各ステップの順番)は、これに限らない。例えば、図10のステップS71とステップS72の順番を入れ替えることが可能である。
170…外界認識部(外部状況取得手段)
172…ACC部(走行制御手段)
186…側方障害物認識部(側方認識手段)
200…目標距離設定部(目標接近度設定手段)
600…前方障害物(周辺障害物) 602…側方障害物(周辺障害物)
612a、612c…隣接レーン 612b…自車レーン
620b、620c…自車レーンを規定するレーンマーク
atar…目標加減速度 atarp…仮目標加減速度
Do…前方障害物と自車レーンのレーンマークとのオフセット距離
Dtar…目標距離(目標接近度) THdo…距離閾値
THv…車速閾値(第1車速閾値、第2車速閾値)
THv1…第1車速閾値 THv2…第2車速閾値
Vtar…目標車速 Vtarp…仮目標車速
Claims (7)
- 自車の外部状況を取得する外部状況取得手段と、
前記外部状況取得手段が取得した前記外部状況に基づき、前記自車の走行制御を行う走行制御手段と
を備える走行制御装置であって、
前記外部状況取得手段は、
前記自車の側方に存在する側方障害物を検出し、
前記自車が走行する自車レーンの幅方向で前記自車とオーバーラップした状態の前記側方障害物が前記自車レーンに対して所定の接近動作を行ったとき、前記側方障害物が前記自車レーンに割込みを開始したと判定し、
前記走行制御装置は、周辺障害物に対する目標接近度を設定する目標接近度設定手段を更に備え、
前記走行制御手段は、
前記走行制御において、前記側方障害物に対する前記目標接近度に基づいて目標車速又は目標加減速度を設定し、
前記側方障害物の割込み開始前よりも、割込み開始後の前記目標車速を小さくする、又は、割込み開始後の前記目標加減速度を大きく設定する
ことを特徴とする走行制御装置。 - 請求項1に記載の走行制御装置において、
前記外部状況取得手段は、
前記側方障害物と、前記自車レーンを規定するレーンマークとを認識し、
前記自車レーンの幅方向で前記自車とオーバーラップした状態の前記側方障害物の一部が前記自車レーンの前記レーンマークを跨いだとき又は跨ごうとしているとき、前記側方障害物が前記自車レーンに割込みを開始したと判定する
ことを特徴とする走行制御装置。 - 請求項1に記載の走行制御装置において、
前記外部状況取得手段は、前記自車の側方を認識する側方認識手段を備え、
前記側方認識手段により前記側方障害物が認識されると、前記外部状況取得手段は、前記側方障害物の移動状態を監視し、
前記走行制御手段は、監視状態の前記側方障害物に基づいて前記走行制御を行う
ことを特徴とする走行制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行制御装置において、
前記外部状況取得手段は、前記自車の前方に存在する前方障害物を検出し、
前記走行制御手段は、
前記走行制御において、前記目標接近度を用いて、前記前方障害物及び前記側方障害物に対する仮目標車速又は仮目標加減速度を設定し、
前記仮目標車速又は前記仮目標加減速度のうち前記前方障害物及び前記側方障害物に対する接近を最も抑制する値を前記目標車速又は前記目標加減速度として選択し、
前記目標車速又は前記目標加減速度に基づき前記自車の加減速を制御する
ことを特徴とする走行制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行制御装置において、
前記自車の車速が第1車速閾値を下回る状態で、前記側方障害物が前記自車レーンに割込みを開始したと判定した場合、前記走行制御手段は、前記自車の減速を開始する
ことを特徴とする走行制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行制御装置において、
前記外部状況取得手段は、前記自車の前方において前記自車レーンの隣接レーンに存在する前方障害物を検出し、
前記走行制御手段は、
前記自車の車速が第2車速閾値を上回る状態で、前記隣接レーンに存在する前記前方障害物と前記自車レーンのレーンマークとのオフセット距離が距離閾値を下回る場合、前記前方障害物が前記自車レーンにレーン変更を開始したと判定し、
前記レーン変更を開始した前記前方障害物との関係で前記自車の加減速を制御する
ことを特徴とする走行制御装置。 - 外部状況取得手段により自車の外部状況を取得する外部状況取得ステップと、
前記外部状況取得手段が検出した前記外部状況に基づき、走行制御手段が前記自車の走行制御を行う走行制御ステップと
を備える走行制御方法であって、
前記外部状況取得ステップでは、
前記自車の側方に存在する側方障害物を検出し、
前記自車が走行する自車レーンの幅方向で前記自車とオーバーラップした状態の前記側方障害物が前記自車レーンに対して所定の接近動作を行ったとき、前記側方障害物が前記自車レーンに割り込んだと判定し、
前記走行制御方法は、周辺障害物に対する目標接近度を設定する目標接近度設定ステップを更に備え、
前記走行制御ステップでは、
前記走行制御において、前記側方障害物に対する前記目標接近度に基づいて目標車速又は目標加減速度を設定し、
前記側方障害物の割込み開始前よりも、割込み開始後の前記目標車速を小さくする、又は、割込み開始後の前記目標加減速度を大きく設定する
ことを特徴とする走行制御方法。
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