JP6628459B1 - オーガービット - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削効率を向上させたオーガーヘッドに装着されるオーガービットを提供する。【解決手段】本発明は、オーガーヘッドに装着されるオーガービット11であって、オーガーヘッドの軸方向に先端が突出した基部12と、基部に連続して延出した所定の間隔をあけて対向する2つの脚部13,14とを備え、基部は、脚部の平面と平行で連続した平面部12aと、平面部から前記オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて傾斜した第1傾斜部12b乃至12dと、第1傾斜部から連続した側面部12e,12fと、第1傾斜部から前記オーガーヘッドの軸方向、脚部側に向けて傾斜した第2傾斜部12gとからなり、平面部及び脚部は、オーガーヘッドの軸方向に対して所定の曲率で湾曲した形状である。【選択図】図3

Description

本発明は、オーガーヘッド用のオーガービットに関する。
従来、例えば、杭打機を用いた既成杭工法は、オーガーヘッドが駆動機構に接続されており、地面に建造物の基礎穴や連続地中壁体の造成穴等を掘削するものであり、オーガーヘッドの先端に設けられるオーガービットには、掘削の為の刃部が設けられている。これは、鋼管中堀工法などについても略同様である。
ここで、例えば、特許文献1では、ビット本体、ビットホルダ及び連結部材からなる着脱式アースオーガビットにおいて、ビット本体は、超硬合金からなる掘削刃を有する掘削頭部及びこれに連設されるシャンク部からなり、このシャンク部は、中間くびれ部分及び円形部分を備えることにより、横断面では略8の字状を呈し、かつ長手方向の略中間部位には、半欠状の抜け止め凹部が形成され、ビットホルダは、その端面には、シャンク部が挿入される受入れ穴を穿設し、その上下面には、受入れ穴と交差し、シャンク部の抜け止め凹部によって穴形状が補完される取付け穴を穿設し、連結部材は、ビットホルダの取付け穴内に挿入したときには、その中間部分がシャンク部の抜け止め凹部内に位置するようにしたことを特徴とする着脱式アースオーガビットが開示されている。
特開2002−339680号公報
しかしながら、特許文献1では、着脱構造を改善した着脱式アースオーガビット及びアースオーガを開示しているにすぎない。
そして、オーガーヘッド用のオーガービットについて、先細り形状、且つ所定の曲率で湾曲したR形状として、掘削効率を良くするものや、ビット幅を幅広とすることで欠損をなくし耐摩耗性を向上させ、掘削径を確保しながら掘削効率を向上させ、更にR形状によりガイドとの干渉を防ぎ掘削効率を向上させるものは、従来存在しない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、掘削効率を向上させたオーガーヘッド用のオーガービットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第の態様に係るオーガービットは、オーガーヘッドに装着されるオーガービットであって、前記オーガーヘッドの軸方向に先端が突出した基部と、前記基部に連続して延出した所定の間隔をあけて対向する2つの脚部と、を備え、前記基部は、前記脚部の平面と平行で連続した平面部と、前記平面部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記先端側に向けて傾斜した第1傾斜部と、前記第1傾斜部から連続した第2傾斜部及び第3傾斜部と、前記第2傾斜部より連続した第1側面部と、前記第3傾斜部より連続した第2側面部と、前記第1乃至第3傾斜部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記脚部側に向けて傾斜した第傾斜部とからなり、第2傾斜部の、前記第1側面部及び前記第4傾斜部と連続する下方端部において、前記第1側面部及び前記第4傾斜部の一部にもわたるように、超硬チップが配設されており、前記第2傾斜部の下方略中央部において、前記第4傾斜部の一部にもわたるように、超硬チップが配設されており、前記第1乃至第3傾斜部、前記第2側面部、前記第4傾斜部と連続する下方端部において、前記第1乃至第3傾斜部、前記第2側面部、前記第4傾斜部にわたるように、超硬チップが配設されており、前記平面部、及び前記脚部は、前記オーガーヘッドの軸方向に対して、所定の曲率で湾曲した形状である。
さらに、本発明の第2の態様に係るオーガービットは、第1の態様において、前記基部は、オーガーヘッドの前記平面部の幅方向の前記脚部側の幅が85mm〜105mmと幅広形状である。
そして、本発明の第3の態様に係るオーガービットは、オーガーヘッドに装着されるオーガービットであって、前記オーガーヘッドの軸方向に先端が突出した基部と、前記基部に連続して延出した所定の間隔をあけて対向する2つの脚部と、を備え、前記基部は、前記脚部の平面と連続した平面部と、前記平面部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記先端側に向けて傾斜した第1傾斜部と、前記第1傾斜部から連続した側面部と、前記第1傾斜部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記脚部側に向けて傾斜した第2傾斜部とからなり、前記基部の前記平面部は、前記脚部側で前記平面部が前記脚部と連続する辺に比べて、前記先端側で前記平面部が前記第1傾斜部及び前記第2傾斜部と連続する辺の長さが小さくなるように、先端側に向けて幅が緩やかに小さくなる先細り長尺形状であり、前記平面部、及び前記脚部は、前記オーガーヘッドの軸方向に対して、所定の曲率で湾曲した形状となっている。
本発明によれば、掘削効率を向上させたケーシンオーガ用のオーガービットを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るオーガービットの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るオーガービットの構成図である。 本発明の第2実施形態に係るオーガービットの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るオーガービットの構成図である。 本発明の第3実施形態に係るオーガービットの斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るオーガービットの構成図である。 本発明の第4実施形態に係るオーガービットの斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るオーガービットの構成図である。 本発明の第5実施形態に係るオーガービットの斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るオーガービットの構成図である。 本発明の第6実施形態に係るオーガービットの斜視図である。 本発明の第6実施形態に係るオーガービットの構成図である。 オーガービットのオーガーヘッドへの取り付けの様子を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1乃至第6実施形態に係るケーシングオーガ用のオーガービットの構成及び作用を詳述する。
<第1実施形態>
図1、図2(a)、図2(b)には、本発明の第1実施形態に係るオーガービットの構成を示し説明する。より詳細には、図1は、同オーガービットの斜視図、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図である。
これらの図に示されるように、オーガービット1は、基部2と、当該基部2から延びた2本の脚部3,4で構成されている。第1実施形態では、基部2側を、オーガービット1の先端とも称し、脚部3,4側を、オーガーヘッドへの装着側、又はオーガービット1の後端とも称することとする。
基部2は、オーガーヘッドの軸方向、オーガービット1の先端側に向けて頂部が突出した所謂山型となっている。より具体的には、オーガービット1の基部2の平面部2aは、脚部3、4の平面と平行となっており、平面部2aからは、オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて傾斜した3つの傾斜部2b、2c、2dが連続している。
この例では、傾斜部2bは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て左端が側面部2eと連続しており、傾斜部2dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て右端が側面部2fと連続している。
そして、基部2の傾斜部2b、2c、2dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て横方向に、つまりオーガーヘッドの周方向に、この順で連続している。この例では、傾斜部2bは、傾斜部2cに対してオーガーヘッドの周方向に向けて傾斜しており、傾斜部2dは、傾斜部2cに対して傾斜部2bのオーガーヘッドの周方向(傾斜部2cの傾斜方向とは逆方向)に向けて傾斜している。
基部2の傾斜部2b、2c、2dの下端は、いずれも傾斜部2gに連続している。そして、傾斜部2gは、平面部2aと平行な平面に対して15度で、オーガーヘッドの軸方向、後端側、つまりオーガービット1のオーガーヘッドへの装着側に向けて傾斜している。なお、この例では、基部2には、硬質肉盛6が配設されている。
脚部3,4は、所定間隔を隔てて、コの字状に、基部2からオーガーヘッドの軸方向、後端側に向けて延びている。脚部3、4には、オーガーヘッドにオーガービット1をボルト等で装着するための、各4つの孔部3a、4aが設けられている。
オーガービット1の基部2の傾斜部2b、2c、2dには、超硬チップ5a、5b、5cが配設されている。より具体的には、傾斜部2bの、側面部2e及び傾斜部2gと連続する下方端部において、側面部2e及び傾斜部2gの一部にもわたるように超硬チップ5aが配設されている。傾斜部2b、2c、2dの連続する下方端部において、傾斜部2b、2c、2d、及び傾斜部2gの一部にわたるように超硬チップ5bが配設されている。そして、傾斜部2dの、側面部2f及び傾斜部2gと連続する下方端部において、側面部2f及び傾斜部2gの一部にもわたるように超硬チップ5cが配設されている。
これら超硬チップ5a乃至5cによれば、当り面外側の摩耗を防止できる。更に、複数の超硬チップの材種及び硬度を、掘削対象の地盤又は障害に応じて適宜自由に組み合わせ可能としている。例えば、第1実施形態に係るオーガービット1では、最大5材種の超硬チップの中から任意に選択し、組み合わせて使用可能となっており、幅広い掘削対象に対する掘削時の欠損等を効果的に防止できる。
オーガービット1の基部2は、オーガーヘッドの軸方向、平面部2aの中心を通る線分を対象軸として、左右対称な形状となっている。このように、左右対称な形状とすると共に、傾斜部2b乃至2d、2gの各面に傾斜角を設け、前述したように超硬ビットを所定間隔で配列することで、保護性能を高めている。
材質については、脚部3,4の母材は、SCM440(クロモリ鋼)等を採用することができ、超硬チップ5a乃至5cとしては、JIS使用分類記号でいうE3(材質名MG30)、E4(材質名MG40)、E5(材質名MG50)、E6(材質名MG60)等やCIS規格のG4(CIS材種記号VC−40)、G5(CIS材種記号VC−50)等を採用することができる。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、超硬チップが3分割されているので、オーガービットの刃先の欠損、摩耗が少なく、掘削効率を向上させることが可能となる。更に、超硬チップが一体になっているものに比べて、1カ所の欠損で超硬チップ全体が使用不能になることがないため、オーガービットの交換率が低くなる。
<第2実施形態>
図3、図4(a)、図4(b)には、本発明の第2実施形態に係るオーガービットの構成を示し説明する。より詳細には、図3は、同オーガービットの斜視図、図4(a)は平面図、図4(b)は側面図である。
これらの図に示されるように、オーガービット11は、基部12と、当該基部12から延びた2本の脚部13、14で構成されている。第2実施形態では、基部12側を、オーガービット11の先端とも称し、脚部13、14側を、オーガーヘッドへの装着側又はオーガービット11の後端とも称することとする。
基部12は、オーガーヘッドの軸方向、オーガービット11の先端側に向けて頂部が突出した所謂山型となっている。より具体的には、オーガービット11の基部12の平面部12aは、脚部13、14の平面と平行となっており、平面部12aからは、オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて傾斜した3つの傾斜部12b、12c、12dが連続している。
この例では、傾斜部12bは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て左端が側面部12eと連続しており、傾斜部12dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て右端が側面部12fと連続している。
基部12の傾斜部12b、12c、12dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て横方向に、つまりオーガーヘッドの周方向に、この順で連続している。この例では、傾斜部12bは、傾斜部12cに対してオーガーヘッドの周方向に向けて傾斜しており、傾斜部12dは、傾斜部12cに対して傾斜部12bのオーガーヘッドの周方向(傾斜部12bの傾斜方向とは逆方向)に向けて傾斜している。
基部12の傾斜部12b、12c、12dの下端は、傾斜部12gに連続している。傾斜部12gは、平面部12aと平行な平面に対して15度で、オーガーヘッドの軸方向、後端側、つまりオーガービット11のオーガーヘッドへの装着側に向けて傾斜している。尚、この例では、基部12には、硬質肉盛16が配設されている。
脚部13、14は、所定間隔を隔てて、コの字状に、基部12からオーガーヘッドの軸方向、後端側に向けて延びている。これら脚部13、14には、オーガーヘッドにオーガービット11をボルト等で装着するための、各4つの孔部13a、14aが設けられている。
オーガービット11の基部12の傾斜部12b、12c、12dには、その下部において、1つの超硬チップ15が配設されている。この超硬チップ15によれば、当り面外側の摩耗を防できる。さらに、超硬チップの材種及び硬度を、掘削対象の地盤又は障害に応じて適宜自由に組み合わせ可能としている。
各部の材質については、脚部13,14の母材は、SCM440(クロモリ鋼)等を採用することができる。そして、超硬チップ15としては、JIS使用分類記号でいうE3(材質名MG30)、E4(材質名MG40)、E5(材質名MG50)、E6(材質名MG60)等やCIS規格のG4(CIS材種記号VC−40)、G5(CIS材種記号VC−50)等を採用することができる。
そして、オーガービット11の基部12の平面部12a、脚部13、14は、オーガーヘッドの軸方向に対してオーガーヘッド径に合わせた所定の曲率で湾曲したR形状となっている。この例では、φ850mmの円周上に刃先先端が位置付けられる設計となっており、R形状の曲率はR500(内周R395(幅広R形状))である。このような構成の下で、オーガーヘッドに専用のホルダと共に使用することにより、オーガーヘッド外周の掘削効率を向上できる。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、平面部等がオーガーヘッドの径に合わせた所定の曲率で湾曲したR形状となっているので、ガイドケーシングとの干渉を防ぐことができ、ガイドケーシングと突合したときの刃先の欠損を緩和できる。また、R形状により、刃先位置が、中間位置ではなく、外側寄りになっている為、中間位置の刃先よりも更に外側を掘削することから、掘削径の確保のみならず、そのサイズアップも可能となる。また、R形状により、掘削時の負荷を低減し、掘削効率を向上させることができる。
<第3実施形態>
図5、図6(a)、図6(b)には、本発明の第3実施形態に係るオーガービットの構成を示し説明する。より詳細には、図5は、同オーガービットの斜視図、図6(a)は側面図、図6(b)は底面図である。
これらの図に示されるように、オーガービット21は、基部22と、当該基部22から延びた2本の脚部23、24で構成されている。第2実施形態では、基部22側を、オーガービット21の先端とも称し、脚部23、24側を、オーガーヘッドへの装着側又はオーガービット21の後端とも称することとする。
基部22は、オーガーヘッドの軸方向、オーガービット21の先端側に向けて頂部が突出した所謂山型となっている。より具体的には、オーガービット21の基部22の平面部22aは、脚部23、24の平面と平行となっており、平面部22aからは、オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて傾斜した3つの傾斜部22b、22c、22dが連続している。
この例では、傾斜部22bは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て左端が側面部22eと連続しており、傾斜部22dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て右端が側面部22fと連続している。
基部22の傾斜部22b、22c、22dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て横方向に、つまりオーガーヘッドの周方向に、この順で連続している。この例では、傾斜部22bは、傾斜部22cに対してオーガーヘッドの周方向に向けて傾斜しており、傾斜部22dは、傾斜部22cに対して傾斜部22bのオーガーヘッドの周方向(傾斜部22bの傾斜方向とは逆方向)に向けて傾斜している。
基部22の傾斜部22b、22c、22dの下端は、傾斜部22gに連続している。傾斜部22gは、平面部22aと平行な平面に対して15度で、オーガーヘッドの軸方向、後端側、つまりオーガービット21のオーガーヘッドへの装着側に向けて傾斜している。尚、この例では、基部22には、硬質肉盛26が配設されている。
脚部23、24は、所定間隔を隔てて、コの字状に、基部22からオーガーヘッドの軸方向、後端側に向けて延びている。そして、脚部23、24には、オーガーヘッドにオーガービット21をボルト等で装着するための、各4つの孔部23a、24aが設けられている。
オーガービット21の基部22の傾斜部22b、22c、22dには、その下部において、1つの超硬チップ25が配設されている。この超硬チップ25によれば、当り面外側の摩耗を防できる。更に、複数の超硬チップの材種及び硬度を、掘削対象の地盤又は障害に応じて適宜自由に組み合わせ可能としている。
各部の材質については、脚部23、24の母材は、SCM440(クロモリ鋼)等を採用することができる。そして、超硬チップ25としては、JIS使用分類記号でいうE3(材質名MG30)、E4(材質名MG40)、E5(材質名MG50)、E6(材質名MG60)等やCIS規格のG4(CIS材種記号VC−40)、G5(CIS材種記号VC−50)等を採用することができる。
オーガービット21の基部22の平面部22a、脚部23、24は、一般的なオーガービットに比べて刃先が幅広形状となっている。即ち、平面部22aの、オーガーヘッドの軸方向と垂直な方向の幅、つまりオーガーヘッドの周方向の幅が、一般的なオーガービットに比べて幅広形状となっている。
より具体的には、平面部22aのオーガーヘッドの軸方向に垂直な方向の幅が、一般的なオーガービットに比べて幅広形状となっている。例えば、一般的なケーシングオーガ用のオーガービットは、60mm幅ホルダ用では刃先幅60mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅80mmと同じであるのが一般的であるが、本実施形態に係るオーガービットでは、60mm幅ホルダ用では刃先幅85mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅105mmと、オーガービット自体が幅広形状となっているので、既に装着されているホルダをそのまま使用することが可能である。
従来、オーガーヘッドの幅を広くするためには、ホルダをサイズアップさせるか、20〜25mm幅のオーガ用のオーガービットを溶接付けするしかなかったが、上記の通り、既存のホルダに装着するだけで使用できる。
以上説明したように、本発明の第3実施形態によれば、幅広形状により、オーガービットの欠損、摩耗を抑制することが可能となる。更に、オーガーヘッドの既存のホルダをそのまま活用し、装着することが可能である。
<第4実施形態>
図7、図8(a)、図8(b)には、本発明の第4実施形態に係るオーガービットの構成を示し説明する。より詳細には、図7は、同オーガービットの斜視図、図8(a)は平面図、図8(b)は側面図である。
これらの図に示されるように、オーガービット31は、基部32と、当該基部32から延びた2本の脚部33,34で構成されている。第4実施形態では、基部32側を、オーガービット31の先端とも称し、脚部33,34側を、オーガーヘッドへの装着側又はオーガービット31の後端とも称することとする。
基部32は、オーガーヘッドの軸方向、オーガービット31の先端側に向けて頂部が突出した所謂山型となっている。より具体的には、オーガービット31の基部32の平面部32aは、脚部33、34の平面と平行となっており、平面部32aからは、オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて傾斜した3つの傾斜部32b、32c、32dが連続している。
この例では、傾斜部32bは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て左端が側面部32eと連続しており、傾斜部32dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て右端が側面部32fと連続している。
基部32の傾斜部32b、32c、32dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て横方向に、つまりオーガーヘッドの周方向に、この順で連続している。この例では、傾斜部32bは、傾斜部32cに対してオーガーヘッドの周方向に向けて傾斜しており、傾斜部32dは、傾斜部32cに対して傾斜部32bのオーガーヘッドの周方向(傾斜部32bの傾斜方向とは逆方向)に向けて傾斜している。
基部32の傾斜部32b、32c、32dの下端は、傾斜部32gに連続している。傾斜部32gは、平面部32aと平行な平面に対して15度で、オーガーヘッドの軸方向、後端側、つまりオーガービット31のオーガーヘッドへの装着側に向けて傾斜している。尚、この例では、基部32には、硬質肉盛36が配設されている。
脚部33、34は、所定間隔を隔てて、コの字状に、基部32からオーガーヘッドの軸方向、後端側に向けて延びている。脚部33、34には、オーガーヘッドにオーガービット31をボルト等で装着するための、各4つの孔部33a、34aが設けられている。
オーガービット31の基部32の傾斜部32b、32c、32dには、超硬チップ35a、35b、35cが配設されている。より具体的には、傾斜部32bの、側面部32e及び傾斜部32gと連続する下方端部において、側面部32e及び傾斜部32gの一部にもわたるように、超硬チップ35aが配設されている。傾斜部2bの下方略中央部において、傾斜部32gの一部にもわたるように、超硬チップ35bが配設されている。傾斜部32b、32c、32d、側面部32f、傾斜部32gと連続する下方端部において、これら傾斜部32b、32c、32d、側面部32f、傾斜部32gにわたるように、超硬チップ35cが配設されている。
これら超硬チップ35a乃至35cによれば、当り面外側の摩耗を防できる。更に、複数の超硬チップの材種及び硬度を、掘削対象の地盤又は障害に応じて適宜自由に組み合わせ可能としている。例えば、本実施形態に係るオーガービット31では、最大5材種の超硬チップの中から任意に選択し、組み合わせて使用可能となっており、幅広い掘削対象に対する掘削時の欠損等を効果的に防止できる。
材質については、脚部33,34の母材は、SCM440(クロモリ鋼)等を採用することができる。一方、超硬チップ35a乃至35cとしては、JIS使用分類記号でいうE3(材質名MG30)、E4(材質名MG40)、E5(材質名MG50)、E6(材質名MG60)等やCIS規格のG4(CIS材種記号VC−40)、G5(CIS材種記号VC−50)等を採用することができる。
オーガービット31の基部32の平面部32a、脚部33、34は、オーガーヘッドの軸方向に対して、オーガーヘッド径に合わせた所定の曲率で湾曲したR形状になっている。本例では、φ850mmの円周上に刃先先端が位置付けられる設計となっており、R形状の曲率はR475である。かかる構成の下、オーガーヘッドに専用のホルダと共に使用することにより、オーガーヘッド外周の掘削効率を向上させることができる。
さらに、オーガービット31の基部32の平面部32a、脚部33、34は、一般的なオーガービットに比べて刃先が幅広形状となっている。即ち、平面部32aの、オーガーヘッドの軸方向と垂直な方向の幅、つまりオーガーヘッドの周方向の幅が、一般的なオーガービットに比べて幅広形状となっている。
具体的には、平面部32aのオーガーヘッドの軸方向に垂直な方向の幅が、一般的なオーガービットに比べて幅広形状となっている。
例えば、一般的なケーシングオーガ用のオーガービットは、60mm幅ホルダ用では刃先幅60mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅80mmと同じサイズであるのが一般的であるが、第4実施形態に係るオーガービットでは、60mm幅ホルダ用では刃先幅85mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅105mmと、オーガービット自体が幅広形状となっているので、既に装着されているホルダをそのまま使用することが可能である。
以上説明したように、本発明の第4実施形態によれば、超硬チップが3分割されているので、オーガービットの刃先の欠損、摩耗が少なく、掘削効率を向上させることが可能となる。更に、超硬チップが一体になっているものに比べて、1カ所の欠損で超硬チップ全体が使用不能になることがないため、オーガービットの交換率が低くなる。
また、第4実施形態によれば、基部の平面部がR形状となっているので、ガイドケーシングとの干渉を防ぐことができるため、ガイドケーシングと突合したときの刃先の欠損を緩和することができる。刃先位置が、中間位置ではなく、外側よりになっている為、中間位置の刃先よりも更に外側を掘削することから、掘削径の確保、並びにサイズアップも可能となる。また、オーガーヘッドの径に合わせた曲率のR形状となっているので、掘削時の負荷が少なく掘削効率を向上させることができる。
また、第4実施形態によれば、幅広形状により、オーガービットの欠損、摩耗を抑制することが可能となる。更に、オーガーヘッドの既存のホルダをそのまま活用し、装着することが可能である。
<第5実施形態>
図9、図10(a)、図10(b)には、本発明の第5実施形態に係るオーガービットの構成を示し説明する。より詳細には、図9は、同オーガービットの斜視図、図10(a)は平面図、図10(b)は側面図である。
これらの図に示されるように、オーガービット41は、基部42と、当該基部42から延びた2本の脚部43、44で構成されている。第5実施形態では、基部42側を、オーガービット41の先端とも称し、脚部43、44側を、オーガーヘッドへの装着側又はオーガービット41の後端とも称することとする。
基部42は、オーガーヘッドの軸方向、オーガービット41の先端側に向けて頂部が突出した所謂山型となっている。より具体的には、オーガービット41の基部42の平面部42aは、脚部43、44の平面に対してオーガーヘッドの先端側に向けて下方に15度だけ傾斜しており、平面部42aからは、オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて更に傾斜した3つの傾斜部42b、42c、42dが連続している。
この例では、傾斜部42bは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て左端が側面部42eと連続しており、傾斜部42dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て右端が側面部42fと連続している。
基部42の傾斜部42b、42c、42dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て横方向に、つまりオーガーヘッドの周方向に、この順で連続している。この例では、傾斜部42bは、傾斜部42cに対してオーガーヘッドの周方向に向けて傾斜しており、傾斜部42dは、傾斜部42cに対して傾斜部42bのオーガーヘッドの周方向(傾斜部42bの傾斜方向とは逆方向)に向けて傾斜している。
基部42の傾斜部42b、42c、42dの下端は、傾斜部42gに連続している。傾斜部42gは、平面部42aと平行な平面に対して15度で、オーガーヘッドの軸方向、後端側、つまりオーガービット41のオーガーヘッドへの装着側に向けて傾斜している。尚、この例では、基部42には、硬質肉盛46が配設されている。
脚部43、44は、所定間隔を隔てて、コの字状に、基部42からオーガーヘッドの軸方向、後端側に向けて延びている。脚部43、44には、オーガーヘッドにオーガービット41をボルト等で装着するための、各4つの孔部43a、44aが設けられている。
オーガービット41の基部42の傾斜部42b、42c、42dには、その下部において、1つの超硬チップ45が配設されている。これら超硬チップ45によれば、当り面外側の摩耗を防できる。更に、超硬チップの材種及び硬度を、掘削対象の地盤又は障害に応じて適宜自由に選択可能としている。
各部の材質については、脚部43,44の母材は、SCM440(クロモリ鋼)等を採用することができる。そして、超硬チップ45としては、JIS使用分類記号でいうE3(材質名MG30)、E4(材質名MG40)、E5(材質名MG50)、E6(材質名MG60)等やCIS規格のG4(CIS材種記号VC−40)、G5(CIS材種記号VC−50)等を採用することができる。
このオーガービット41の基部42は、一般的なオーガービットに比して、先細りの長尺形状となっているため、掘削対象に対する食い込みが良好で、掘削効率も高い。
すなわち、より詳細には、一般的なオーガービットは、60mm幅ホルダ用では刃先幅60mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅80mmであるのに対して、この第5実施形態に係るオーガービット41は、60mm幅ホルダ用では刃先幅40mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅50mmとなっている。図示の例では、基部42の平面部42aは、その平面の最大幅80mm、最小幅50mmと、先端に行くにしたがって、幅が80から50mmへと緩やかに小さくなるような先細り形状となっている。
さらに、一般的なオーガービットは、60mm幅ホルダ用では、刃先幅60mm、長さ185mm、80mm幅ホルダ用では、刃先幅80mm、長さ215mmであるのに対して、第5実施形態に係るオーガービット41は、60mm幅ホルダ用では、刃先幅40mm、長さ250mm、80mm幅ホルダ用では、刃先幅50mm、長さ280mm又は310mmとなっている。
第5実施形態に係るオーガービットは、既存のオーガービットと併用しても、単独で使用してもよい。すなわち、例えば、80mm幅ホルダ用の刃先幅50mm、長さ280mm/310mmについては、通常のオーガービット長さ280mm、310mmと本実施形態に係るオーガービットの3種類を併用してよい。
以上説明したように、本発明の第5実施形態によれば、オーガービットの基部が先細り長尺形状であることから、掘削対象に対する食い込みが良好で、掘削効率を向上させることができる。
<第6実施形態>
図11、図12(a)、図12(b)には、本発明の第6実施形態に係るオーガービットの構成を示し説明する。より詳細には、図11は、同オーガービットの斜視図、図12(a)は平面図、図12(b)は側面図である。
これらの図に示されるように、オーガービット51は、基部52と、当該基部52から延びた2本の脚部53、54で構成されている。第6実施形態では、基部52側を、オーガービット51の先端とも称し、脚部53、54側を、オーガーヘッドへの装着側又はオーガービット51の後端とも称することとする。
基部52は、オーガーヘッドの軸方向、オーガービット51の先端側に向けて頂部が突出した所謂山型となっている。より具体的には、オーガービット51の基部52の平面部52aは、脚部53、54の平面に対してオーガーヘッドの先端側に向けて下方に15度だけ傾斜しており、平面部52aからは、オーガーヘッドの軸方向、先端側に向けて更に傾斜した3つの傾斜部52b、52c、52dが連続している。
この例では、傾斜部52bは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て左端が側面部52eと連続しており、傾斜部52dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て右端が側面部52fと連続している。
基部52の傾斜部52b、52c、52dは、オーガーヘッドの軸方向、先端側から見て横方向に、つまりオーガーヘッドの周方向に、この順で連続している。この例では、傾斜部52bは、傾斜部52cに対してオーガーヘッドの周方向に向けて傾斜しており、傾斜部52dは、傾斜部52cに対して傾斜部52bのオーガーヘッドの周方向(傾斜部52bの傾斜方向とは逆方向)に向けて傾斜している。
基部52の傾斜部52b、52c、52dの下端は、傾斜部52gに連続している。傾斜部52gは、平面部52aと平行な平面に対して15度で、オーガーヘッドの軸方向、後端側、つまりオーガービット51のオーガーヘッドへの装着側に向けて傾斜している。尚、この例では、基部52には、硬質肉盛56が配設されている。
脚部53、54は、所定間隔を隔てて、コの字状に、基部52からオーガーヘッドの軸方向、後端側に向けて延びている。脚部53、54には、オーガーヘッドにオーガービット51をボルト等で装着するための、各4つの孔部53a、54aが設けられている。
オーガービット51の基部52の傾斜部52b、52c、52dには、その下部において、1つの超硬チップ55が配設されている。これら超硬チップ55によれば、当り面外側の摩耗を防できる。更に、超硬チップの材種及び硬度を、掘削対象の地盤又は障害に応じて適宜自由に選択可能としている。
各部の材質については、脚部53,54の母材は、SCM440(クロモリ鋼)等を採用することができる。そして、超硬チップ55としては、JIS使用分類記号でいうE3(材質名MG30)、E4(材質名MG40)、E5(材質名MG50)、E6(材質名MG60)等やCIS規格のG4(CIS材種記号VC−40)、G5(CIS材種記号VC−50)等を採用することができる。
このオーガービット51の基部52は、一般的なオーガービットに比して、先細りの長尺形状となっているため、掘削対象に対する食い込みが良好で、掘削効率も高い。
より詳細には、一般的なオーガービットであれば、60mm幅ホルダ用では刃先幅60mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅80mmであるのに対して、本実施形態に係るオーガービット51は、60mm幅ホルダ用では刃先幅40mm、80mm幅ホルダ用では刃先幅50mmとなっている。図示の例では、基部52の平面部52aは、その平面の最大幅80mm、最小幅50mmと、先端に行くにしたがって、幅が80から50mmへと緩やかに小さくなるような先細り形状となっている。
さらに、一般的なオーガービットは、60mm幅ホルダ用では、刃先幅60mm、長さ185mm、80mm幅ホルダ用では、刃先幅80mm、長さ215mmであるのに対して、第6実施形態に係るオーガービット51は、60mm幅ホルダ用では、刃先幅40mm、長さ250mm、80mm幅ホルダ用では、刃先幅50mm、長さ280mm又は310mmとなっている。
本実施形態に係るオーガービットは、既存のオーガービットと併用しても、単独で使用してもよい。すなわち、例えば、80mm幅ホルダ用の刃先幅50mm、長さ280mm/310mmについては、通常のオーガービット長さ280mm、310mmと第6実施形態に係るオーガービットの3種類を併用してよい。
オーガービット51の基部52の平面部52a、及び脚部53、54は、オーガーヘッドの軸方向に対して、オーガーヘッド径に合わせた所定の曲率で湾曲したR形状になっている。この実施形態では、φ850mmの円周上に刃先先端が位置付けられる設計となっており、R形状の曲率は外周R475、内周R395である。このような構成の下、オーガーヘッドに専用のホルダと共に使用することにより、オーガーヘッド外周の掘削効率を向上させることができる。
以上説明したように、本発明の第6実施形態によれば、オーガービットの基部が先細り長尺R形状であることから、掘削対象に対する食い込みが良好で、掘削効率を向上させることができる。
さらに、基部の平面部がR形状であることから、ガイドケーシングとの干渉を防ぐことができ、ガイドケーシングと突合したときの刃先の欠損を緩和できる。また、基部の刃先位置が、中間位置ではなく、外側よりになっている為、中間位置の刃先よりも更に外側を掘削するため、掘削径のサイズアップも可能となる。また、オーガーヘッドの径に合わせた所定の曲率で湾曲したR形状となっているので、掘削時の負荷が少なく、掘削効率を向上させることができる。
最後に、図13には、第4実施形態及び第6実施形態に係るオーガービットのオーガーヘッドへの取り付けの様子を示し説明する。より詳細には、図13(a)は、取り付けの様子を示す側面図、図13(b)は、正面図である。
これらの図に示されるように、オーガーヘッド100は所謂スクリュー形状となっており、2つに分岐した先端の一方には、外側から中心部に向けて第4実施形態に係るオーガービット101、第6実施形態に係るオーガービット102,103が並列に、この順に装着されている。先端の他方には、外側から中心部に向けて第4実施形態に係るオーガービット104、第6実施形態に係るオーガービット105が並列に、この順に装着されている。このように、最外側には、第4実施形態に係るオーガービット101、104が配設されており、そのR形状がオーガーヘッド100のRと近似しているので、円滑な回転及び掘削を実現すると共に、オーガ―ビット101、104は、幅広形状であるので、摩耗等による損傷にも耐性が高い。そして、中心部に向けて、第6実施形態に係るオーガービット102、103、105が配設されており、これらは先細り長尺形状であることから、掘削対象の種別に関係なく、良好な掘削を実現することが可能となる。
以上、本発明の第1乃至第6実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態に係るケーシングオーガ用のオーガービットは、例えば、既成杭工法や鋼管中堀工法等を用いた工事に用いることができ、これら工事の際に、超硬チップの欠け、滑落、及び摩耗が従来に比べて少なくなる。
1…オーガービット、2…基部、2a…平面部、2b,2c,2d…傾斜部、2e,2f…側面部、2g…傾斜部、3…脚部、3a…孔部、4…脚部、4a…孔部、5a,5b,5c…超硬チップ、6…硬質肉盛、11…オーガービット、12…基部、12a…平面部、12b,12c,12d…傾斜部、12e,12f…側面部、12g…傾斜部、13…脚部、13a…孔部、14…脚部、14a…孔部、15…超硬チップ、16…硬質肉盛、21…オーガービット、22…基部、22a…平面部、22b,22c,22d…傾斜部、22e,22f…側面部、22g…傾斜部、23…脚部、23a…孔部、24…脚部、24a…孔部、25…超硬チップ、26…硬質肉盛、31…オーガービット、32…基部、32a…平面部、32b,32c,32d…傾斜部、32e,32f…側面部、32g…傾斜部、33…脚部、33a…孔部、34…脚部、34a…孔部、35a,35b,35c…超硬チップ、36…硬質肉盛、41…オーガービット、42…基部、42a…平面部、42b,42c,42d…傾斜部、42e,42f…側面部、42g…傾斜部、43…脚部、43a…孔部、44…脚部、44a…孔部、45…超硬チップ、46…硬質肉盛、51…オーガービット、52…基部、52a…平面部、52b,52c,52d…傾斜部、52e,52f…側面部、52g…傾斜部、53…脚部、53a…孔部、54…脚部、54a…孔部、55…超硬チップ、56…硬質肉盛。

Claims (3)

  1. オーガーヘッドに装着されるオーガービットであって、
    前記オーガーヘッドの軸方向に先端が突出した基部と、
    前記基部に連続して延出した所定の間隔をあけて対向する2つの脚部と、を備え、
    前記基部は、前記脚部の平面と平行で連続した平面部と、前記平面部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記先端側に向けて傾斜した第1傾斜部と、前記第1傾斜部から連続した第2傾斜部及び第3傾斜部と、前記第2傾斜部より連続した第1側面部と、前記第3傾斜部より連続した第2側面部と、前記第1乃至第3傾斜部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記脚部側に向けて傾斜した第4傾斜部とからなり、
    第2傾斜部の、前記第1側面部及び前記第4傾斜部と連続する下方端部において、前記第1側面部及び前記第4傾斜部の一部にもわたるように、超硬チップが配設されており、前記第2傾斜部の下方略中央部において、前記第4傾斜部の一部にもわたるように、超硬チップが配設されており、前記第1乃至第3傾斜部、前記第2側面部、前記第4傾斜部と連続する下方端部において、前記第1乃至第3傾斜部、前記第2側面部、前記第4傾斜部にわたるように、超硬チップが配設されており、
    前記平面部、及び前記脚部は、前記オーガーヘッドの軸方向に対して、所定の曲率で湾曲した形状である
    オーガービット。
  2. 前記基部は、オーガーヘッドの前記平面部の幅方向の前記脚部側の幅が85mm〜105mmと幅広形状である
    請求項に記載のオーガービット。
  3. オーガーヘッドに装着されるオーガービットであって、
    前記オーガーヘッドの軸方向に先端が突出した基部と、
    前記基部に連続して延出した所定の間隔をあけて対向する2つの脚部と、を備え、
    前記基部は、前記脚部の平面と連続した平面部と、前記平面部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記先端側に向けて傾斜した第1傾斜部と、前記第1傾斜部から連続した側面部と、前記第1傾斜部から前記オーガーヘッドの軸方向、前記脚部側に向けて傾斜した第2傾斜部とからなり、
    前記基部の前記平面部は、前記脚部側で前記平面部が前記脚部と連続する辺に比べて、前記先端側で前記平面部が前記第1傾斜部及び前記第2傾斜部と連続する辺の長さが小さくなるように、先端側に向けて幅が緩やかに小さくなる先細り長尺形状であり、
    前記平面部、及び前記脚部は、前記オーガーヘッドの軸方向に対して、所定の曲率で湾曲した形状となっている
    オーガービット。
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