JP3052707U - 掘削用ビット - Google Patents

掘削用ビット

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JP3052707U
JP3052707U JP1998002390U JP239098U JP3052707U JP 3052707 U JP3052707 U JP 3052707U JP 1998002390 U JP1998002390 U JP 1998002390U JP 239098 U JP239098 U JP 239098U JP 3052707 U JP3052707 U JP 3052707U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コニカルビットと剣先ビットの両方を交換可
能に保持することができるホルダを有するビットを提供
できるようにする。 【解決手段】 土木工事で地中を掘削するために用いら
れる非回転式の剣先ビット10(20、30)と、回転
式のコニカルビットの両方を保持するホルダを有する掘
削用ビットにおいて、上記ホルダ16(26、36)の
内部に、断面形状が円形のホールド孔17(27、3
7)を形成し、上記剣先ビット及びコニカルビットの係
合シャフト部12(22、32)を回転自在に保持する
ようにし、さらに、抜け止め手段を設けて上記剣先ビッ
ト及びコニカルビットが抜け落ちないようにするととも
に、上記剣先ビットを上記ホルダに保持している状態に
おいて、上記剣先ビットが上記ホルダに対して回転する
のを防止する回り止め手段を設け、上記剣先ビット10
(20、30)が上記ホルダ16に対して回転するのを
防止できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は掘削用ビットに関し、特に、非回転式の剣先ビットと回転式のコニカ ルビットの両方を選択的に保持することが可能に構成されたホルダを有する掘削 用ビットに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、土木工事で行われている地中を掘削する工法においては、地中に 孔を掘るための工具として掘削用ビットが用いられている。上記掘削用ビットは 、掘削する位置の土層の種類に応じて種々の形状および材質の掘削用ビットが用 いられている。
【0003】 従来より用いられている代表的な掘削用ビットとして、コニカルビット及び剣 先ビットが知られている。上記コニカルビットは、先端に超硬層が形成された円 錐型チップをホルダに回転可能に保持しているものであり、上記剣先ビットは、 鋭角に形成された剣先チップをホルダに固定的に保持しているものである。
【0004】 このように構成された掘削用ビットは、上述したように掘削する位置の土層の 種類に応じて、コニカルビットと剣先ビットとが使い分けられる。したがって、 土木工事の現場では、上記コニカルビット及び剣先ビットの両方を常に用意する ようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、コニカルビットはホルダに回転可能に保持されており、剣先 ビットはホルダに固定的に保持されているので、これらのビットの両方をホルダ に交換可能に保持することができなかった。
【0006】 また、互換性が無いので、剣先ビットとコニカルビットとを交換するときには 、掘削装置の本体側にしっかりと固定されているホルダを上記掘削装置の本体か ら取り外さなければならなかったので、交換作業に多くの手間及び時間が必要で あり、掘削作業の効率を向上させるための妨げとなっていた。 本考案は上述の問題点にかんがみ、コニカルビットと剣先ビットの両方を交換 可能に保持することができるホルダを提供できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の掘削用ビットは、土木工事で地中を掘削するために用いられる非回転 式の剣先ビットと、回転式のコニカルビットの両方を保持するホルダを有する掘 削用ビットにおいて、上記ホルダ16(26、36)の内部には、上記非回転式 の剣先ビット及び回転式のコニカルビットの回転シャフト部分を回転可能に保持 するために、その断面形状が円形のホールド孔17(27、37)が形成されて いるとともに、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビットを上記ホ ールド孔17(27、37)に保持した状態で、上記ホールド孔17(27、3 7)の周面近傍を貫通して、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビ ットの係合シャフト部12(22、32)の周面に沿って形成されている係合用 凹溝14(24、34)に係合し、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニ カルビットが上記ホールド孔17(27、37)から抜け落ちるのを防止する係 合ピン19aを差し込むための係合ピン用孔19が形成され、さらに、上記剣先 ビット10(20、30)のシャフト部分を上記ホールド孔17(27、37) に差し込んで保持しているときに、上記剣先ビット10(20、30)に形成さ れている当接用平面部15(25、35)と当接して、上記剣先ビット10(2 0、30)が上記ホルダ16内で回転するのを防止する回転防止平面が形成され ていることを特徴としている。
【0008】 また、本考案の他の特徴とするところは、上記ホルダ16(26、36)に設 けられている回転防止平面は、上記ホールド孔17(27、37)の開口端部か ら前方に突出させて設けられた回転防止用平面18であることを特徴としている 。
【0009】 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記ホルダ16(26、36) に設けられている回転防止平面は、上記ホールド孔17(27、37)の開口端 部から前方に突出させて設けられた2枚の回転防止平面28であることを特徴と している。
【0010】 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記ホルダ36に設けられてい る回転防止平面は、ホルダ36のホールド孔37に剣先ビット30の係合シャフ ト部32が嵌合せしめられた時、剣先ビット30の中央透孔35に挿入される係 合ピン19を保持するホルダ36の中央透孔38であることを特徴としている。
【0011】
【作用】
本考案は上記技術手段よりなるので、非回転式の剣先ビット及び回転式のコニ カルビットの係合シャフト部12(22、32)を、上記ホールド孔17(27 、37)に差し込んだ状態においては、上記非回転式の剣先ビット及び回転式の コニカルビットの両方共が、上記ホルダ16(26、36)に対して回転可能に 保持される。 そして、上記係合シャフト部12(22、32)を保持した状態で、係合ピン 19aをホルダ16(26、36)に設けられている係合ピン用孔19に差し込 むと、上記係合ピン19aが上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビ ットのシャフト部分の周面に沿って形成されている係合用凹溝14(24、34 )に係合し、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビットが上記ホー ルド孔17(27、37)から抜け落ちるのが防止される。 また、非回転式の剣先ビットが上記ホルダ16(26、36)に保持されてい る場合には、上記剣先ビット10(20、30)に形成されている当接用平面部 15(25、35)と、上記ホルダ16(26、36)に形成されている回転防 止用平面18(28、19a)とが当接し、使用時に上記剣先ビット10(20 、30)が上記ホルダ16(26、36)に対して回転するのが防止される。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に、図1〜図3を参照しながら本考案の掘削用ビットの第1の実施の形態を 詳細に説明する。 図1は、本考案の第1の実施の形態を示す剣先ビットの側面図、図2は、ホル ダの断面図である。図1及び図2に示したように、本実施の形態の掘削用ビット は、剣先ビット10とホルダ16とによって形成されている。
【0013】 上記剣先ビット10は、係合シャフト部12と掘削用先端部11とからなって いて、上記係合シャフト部12は断面形状が円形に形成されており、その端部近 傍には係合用凹溝14が形成されている。
【0014】 また、上記掘削用先端部11の端部に超硬層13が形成されているとともに、 その根本部分には当接用平面部15が形成されている。上記当接用平面部15は 、後述するホルダ16側に形成されている回転防止用平面18と当接して、剣先 ビット10がホルダ16に対して回転するのを防止するためのものであり、上記 剣先ビット10側の当接用平面部15と上記ホルダ16側の回転防止用平面18 とで回り止め手段を構成している。
【0015】 上記ホルダ16の内部には、断面円形のホールド孔17が形成されており、上 記ホールド孔17に上記剣先ビット10の係合シャフト部12が回転可能に過不 足なく嵌合するようになされている。また、その奥部には係合ピン用孔19が形 成されており、図3の斜視図に示すように、上記係合ピン用孔19に係合ピン1 9aが嵌合するようになされている。
【0016】 上記剣先ビット10が上記ホルダ16に保持されている状態で、上記係合ピン 19aが上記係合ピン用孔19に嵌合すると、上記係合ピン19aは上記ホール ド孔17の周面部分を貫通する。これにより、上記ホールド孔17内に剣先ビッ ト10が差し込まれていると、その係合シャフト部12に形成されている係合用 凹溝14に係合ピン19aが係合し、上記剣先ビット10は上記ホルダ16から 抜け落ちなくなる。すなわち、上記係合ピン用孔19、係合ピン19a及び係合 用凹溝14により、剣先ビット10がホルダ16から抜け落ちるのを防止する手 段が構成される。
【0017】 したがって、本実施の形態の掘削用ビットの場合は、上記剣先ビット10を上 記ホルダ16に対して簡単に着脱することができる。しかも、上記係合ピン用孔 19が係合用凹溝14にしっかりと係合しているので、使用しているときに、上 記剣先ビット10がホルダ16から抜け落ちる不都合が生じない。
【0018】 また、当接用平面部15と回転防止用平面18とが当接しているので、上記剣 先ビット10に回転力が加えられても、上記剣先ビット10がホルダ16に対し て回転することはなく、剣先ビット10が有する機能を正常に得ることができる 。
【0019】 そして、本実施の形態の掘削用ビットによれば、図示を省略しているが、当接 用平面部を形成しないことにより、コニカルビットの場合は、上記係合シャフト 部12に対応する係合シャフト部部分に係合用凹溝を形成するものの、当接用平 面部15に対応する当接用平面部を形成しないことにより、ホルダ16内を自由 に回転し、しかもホルダから抜け落ちないようにほじすることが可能である。し たがって、コニカルビットが有する機能も正常に得ることができ、上記ホルダ1 6を剣先ビットとコニカルビットとで良好に兼用することができる。
【0020】 これにより、剣先ビット及びコニカルビットの両方を選択的に用いて地中を掘 削する工法において、剣先ビット用のホルダと、コニカルビット用のホルダの両 方を別個に用意しておかなくても済むようになり、部品管理の手間及びコストを 削減することができる。
【0021】 また、使用するビットを交換するときには、ホルダに対してビットを着脱すれ ばよく、ホルダを掘削装置から外さなくても済むので、ビットの交換作業を大幅 に合理化することができる。
【0022】 次に、図4〜図6を参照しながら本考案の掘削用ビットの第2の実施の形態を 説明する。 図4に示したように、本実施の形態の剣先ビット20は、上述した第1の実施 の形態の掘削用ビットと略同様に構成され、掘削用先端部21に超硬層23が形 成されており、また、係合シャフト部22の端部に係合用凹溝24が形成されて いる。しかし、本実施の形態の掘削用ビットの場合には、当接用平面部25が1 80度の間隔で2ヵ所形成されている。
【0023】 一方、上記剣先ビット20を保持するホルダ26には、その中心に円形のホー ルド孔27が形成されており、奥部には係合ピン用孔29が形成されていて、上 記剣先ビット20が上記ホルダ26に保持されている状態で、上記係合ピン用孔 29に係合ピン19aが嵌合すると、上記剣先ビット20に形成されている係合 用凹溝24に上記係合ピン19aが係合し、上記剣先ビット20がホルダ26か ら抜け落ちないようになる。すなわち、上記係合ピン用孔29、係合ピン19a 及び係合用凹溝24により抜け止め手段が構成されている。
【0024】 また、上記剣先ビット20がホルダ26に保持されている状態においては、上 記剣先ビット20に形成されている2つの当接用平面部25と、上記ホルダ26 に形成されている2つの回転防止用平面28とが当接するので、上述のように構 成された剣先ビット20を使用しているときに、ホルダ26に対して回転するの が防止される。
【0025】 次に、図7及び図8を参照しながら本考案の掘削用ビットの第3の実施の形態 を説明する。 この例の場合は、剣先ビット30の形状は、上記第1の実施の形態の剣先ビッ ト10に類似しているが、回転防止平面が、上記第1の実施の形態とは大きく異 なっている。
【0026】 すなわち、上記剣先ビット30の係合シャフト部32の端部近傍には、上述し た第1の実施の形態における係合用凹溝14と同様な係合用凹溝34が形成され ている。また、掘削用先端部31及び超硬層33は、上記第1の実施の形態の掘 削用先端部11及び超硬層13と同様である。本実施の形態では、上記係合シャ フト部32の略中心を通って、透孔35が形成されている。
【0027】 他方、上記剣先ビット30を保持するホルダ36は、上述した実施の形態と同 様に、断面形状が円形のホールド孔37がその内部には形成されている。また、 上記係合用凹溝34に係合する係合ピン19aを差し込む係合ピン用孔39が形 成されている。
【0028】 そして、本実施の形態のホルダ36においては、ホルダ36の中心部を貫通す るようにして回転防止ピン用透孔38が形成されている。上記回転防止ピン用透 孔38は、上記剣先ビット30の係合シャフト部32に形成されている当接用平 面部を構成する透孔35に対応して形成されているものであり、上記剣先ビット 30がホルダ36に保持されている状態において、これらの透孔35及び38は 導通している。
【0029】 そして、各透孔35及び38が導通している状態において、図3及び図6で示 した係合ピン19aを挿通すると、上記剣先ビット30とホルダ36とが一体的 に固定され、上記剣先ビット30が使用時に回転防止される。
【0030】 このように構成された本実施の形態のホルダ36を用いてコニカルビットを保 持する場合には、上記透孔35に係合ピン19aを挿通しないことにより、コニ カルビットの係合シャフト部32がホールド孔37内を自由に回転することがで きるので、コニカルビットが有する機能を十分に発揮させた状態で保持すること ができる。
【0031】 なお、上記実施の形態においては、断面形状が矩形状のホルダ16(26、3 6)を示したが、図9の斜視図に示すホルダ50のように、周面形状を円形に形 成してもよい。なお、図9において、52は当接用平面部、53は係合ピン用孔 である。
【0032】 また、図10の斜視図に示すホルダ60のように、周面形状を6角形(多角形 )に形成してもよい。なお、図10において、62は当接用平面部、63は係合 ピン用孔である。
【0033】 次に図11に従い本考案の第4の実施の形態を説明する。 この例も、上記ホルダ16の内部には、上記非回転式の剣先ビット及び回転式 のコニカルビットの回転シャフト部分を回転可能に保持するために、その断面形 状が円形のホールド孔17が形成されている。そして上記非回転式の剣先ビット 及び回転式のコニカルビットを上記ホールド孔17に保持した状態で、上記ホー ルド孔17の周面近傍を貫通して、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニ カルビットの係合シャフト部12の周面に沿って形成されている係合用凹溝14 に係合し、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビットが上記ホール ド孔17から抜け落ちるのを防止する係合ピン19aを差し込むための係合ピン 用孔19が形成されている。そして特にこの例では、上記剣先ビット10のシャ フト部分12を上記ホールド孔17に差し込んで保持されているときに、上記剣 先ビット10の後端に突出して形成されている当接用平面部15が、上記ホルダ 16の回転防止平面18に当接して回転が防止されるようになっているものであ る。この場合、ホルダ16は単に四角形でもよく、又六角形等でもよく、これら の場合、四角や六角のある平坦面が回転防止面18となり、図9のように円筒形 の一部を回転防止面18としたものでもよい。
【0034】
【考案の効果】
本考案は上述したように構成したので、非回転式の剣先ビット及び回転式のコ ニカルビットの係合シャフト部を上記ホールド孔に差し込んで保持した状態にお いて、係合ピンを係合ピン用孔に差し込むと、上記係合ピンが上記非回転式の剣 先ビット及び回転式のコニカルビットのシャフト部分の周面に沿って形成されて いる係合用凹溝に係合し、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビッ トが上記ホールド孔から抜け落ちるのを防止しながら、上記ホルダに対して回転 可能に保持することができる。 また、非回転式の剣先ビットを保持する場合には、上記剣先ビットに形成され ている当接用平面部と、上記ホルダに形成されている回転防止平面とが当接する ので、上記剣先ビットが上記ホルダに対して回転するのを防止することができ、 上記剣先ビットを固定的に保持することができる。 これにより、本考案の掘削用ビットにおいては、非回転式の剣先ビット及び回 転式のコニカルビットの両方を一つのホルダに保持することができるので、剣先 ビット用のホルダ、及びコニカルビット用のホルダを別々に用意する必要が無く 、部品点数を削減することができる。また、剣先ビットとコニカルビットとを交 換するときには、掘削装置にしっかりと固定されているホルダを取り外さなくて も済み、交換作業に必要な手間及び時間を低減して掘削作業の効率を向上させる ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態を示し、剣先ビットの
側面図である。
【図2】第1の実施の形態のホルダの構成を示す断面図
である。
【図3】第1の実施の形態のホルダの外観を示す斜視図
である。
【図4】第2の実施の形態を示し、剣先ビットの側面図
である。
【図5】第2の実施の形態のホルダの構成を示す断面図
である。
【図6】第2の実施の形態のホルダの外観を示す斜視図
である。
【図7】第3の実施形態を示し、剣先ビットの側面図で
ある。
【図8】第3の実施の形態のホルダの構成を示す断面図
である。
【図9】ホルダの他の例を示す斜視図である。
【図10】ホルダのその他の例を示す斜視図である。
【図11】第4の実施の形態のホルダの構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 剣先ビット 11 先端部 12 係合シャフト部 13 超硬層 14 係合用凹溝 15 当接用平面部 16 ホルダ 17 ホールド孔 18 回転防止用平面 19 係合ピン用孔 19a 係合ピン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土木工事で地中を掘削するために用いら
    れる非回転式の剣先ビットと、回転式のコニカルビット
    の両方を保持するホルダを有する掘削用ビットにおい
    て、 上記ホルダ16(26、36)の内部には、上記非回転
    式の剣先ビット及び回転式のコニカルビットの回転シャ
    フト部分を回転可能に保持するために、その断面形状が
    円形のホールド孔17(27、37)が形成されている
    とともに、 上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカルビット
    を上記ホールド孔17(27、37)に保持した状態
    で、上記ホールド孔17(27、37)の周面近傍を貫
    通して、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカ
    ルビットの係合シャフト部12(22、32)の周面に
    沿って形成されている係合用凹溝14(24、34)に
    係合し、上記非回転式の剣先ビット及び回転式のコニカ
    ルビットが上記ホールド孔17(27、37)から抜け
    落ちるのを防止する係合ピン19aを差し込むための係
    合ピン用孔19が形成され、 さらに、上記剣先ビット10(20、30)のシャフト
    部分を上記ホールド孔17(27、37)に差し込んで
    保持しているときに、上記剣先ビット10(20、3
    0)に形成されている当接用平面部15(25、35)
    と当接して、上記剣先ビット10(20、30)が上記
    ホルダ16内で回転するのを防止する回転防止平面が形
    成されていることを特徴とする掘削用ビット。
  2. 【請求項2】 上記ホルダ16(26、36)に設けら
    れている回転防止平面は、上記ホールド孔17(27、
    37)の開口端部から前方に突出させて設けられた回転
    防止用平面18であることを特徴とする請求項1に記載
    の掘削用ビット。
  3. 【請求項3】 上記ホルダ16(26、36)に設けら
    れている回転防止平面は、上記ホールド孔17(27、
    37)の開口端部から前方に突出させて設けられた2枚
    の回転防止平面28であることを特徴とする請求項1に
    記載の掘削用ビット。
  4. 【請求項4】 上記ホルダ36に設けられている回転防
    止平面は、ホルダ36のホールド孔37に剣先ビット3
    0の係合シャフト部32が嵌合せしめられた時、剣先ビ
    ット30の中央透孔35に挿入される係合ピン19を保
    持するホルダ36の中央透孔38であることを特徴とす
    る請求項1項に記載の掘削用ビット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039219A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 エポコラム機工株式会社 掘削刃体
CN113994067A (zh) * 2019-05-21 2022-01-28 金属工具株式会社 一种螺旋钻头

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