JP6628136B2 - 貯湯給湯装置 - Google Patents
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Description
前記貯湯タンクの異なる高さ位置に付設された複数のタンク温度検知手段と、これらのタンク温度検知手段の検知温度から貯湯タンク内の湯水の平均温度を算出する平均温度算出手段と、前記貯湯タンク上部から前記循環回路に流れる湯水の温度を検知する循環温度検知手段とを備え、
浴槽の熱回収運転の指示により前記浴槽ポンプを駆動して前記浴槽温度検知手段により検知された浴槽温度が、前記平均温度算出手段によって算出された湯水平均温度より所定温度以上高い場合には、前記循環ポンプと前記浴槽ポンプとを駆動して浴槽の熱回収運転を行ない、浴槽の熱回収運転実行中に前記循環温度検知手段が検知した循環温度が浴槽温度以上である場合には前記浴槽ポンプを停止し、循環温度が浴槽温度未満である場合には前記浴槽ポンプを駆動することを特徴としている。
図1に示すように、貯湯給湯装置1は、貯湯給湯ユニット2と外部熱源機3を有する。貯湯給湯ユニット2は、補助熱源機4と、湯水を貯留する貯湯タンク5と、熱交換器6と、貯湯タンク5の上部から循環ポンプ7と補助熱源機4と熱交換器6を経由して貯湯タンク5の下部へ接続する循環回路8と、熱交換器6において循環回路8を流れる湯水と浴槽15の湯水との間で熱交換可能に構成された浴槽回路9と、貯湯タンク5の下部の低温の湯水を外部熱源機3で加熱して貯湯タンク5の上部に貯留する加熱循環回路10と、貯湯給湯装置1の各種運転を制御する制御ユニット11等を備えている。
外部熱源機3は、補助制御ユニット35を介して制御ユニット11に制御され、圧縮機36、凝縮熱交換器37、膨張弁38、蒸発熱交換器39を冷媒配管40により接続してヒートポンプ回路を構成し、冷媒配管40に封入された冷媒と外気の熱を利用して湯水を加熱するヒートポンプ給湯装置である。外部熱源機3はヒートポンプ給湯装置に限らず、燃料電池の排熱を利用する給湯装置等であってもよい。
制御ユニット11は、浴室等に設けられた操作リモコン41の操作により設定された温度等を受信すると共に、循環温度センサ13等により検知された温度等を取得し、循環ポンプ7や三方弁12等を駆動し、外部熱源機3や補助熱源機4を作動させて給湯設定温度の湯水を供給可能なように貯湯運転、湯張り運転、追焚運転、浴槽熱回収運転等を制御する。
制御ユニット11は外部熱源機3を作動させると共に、循環切換弁20を貯湯タンク側に切換え、加熱循環ポンプ18を駆動し、貯湯タンク5の下部から低温の湯水を外部熱源機3に供給し、外部熱源機3で加熱された貯湯設定温度の湯水を貯湯タンク5の上部に貯留する。貯湯運転の継続により、貯湯タンク5の上部に貯留された貯湯設定温度の湯水の層が下方に拡大し、低温の湯水の層が縮小する。貯湯タンク5に設けられた複数の貯湯温度センサ5a〜5dが検知する温度により、制御ユニット11は貯湯タンク5に貯留された貯湯設定温度の湯水の量を検知可能である。
使用者が操作リモコン41から湯張り運転を指示すると、湯張り設定温度や設定湯量等が制御ユニット11に送信されて湯張り運転が開始される。使用者が指定した時刻に湯張り運転を開始するようにしてもよい。貯湯運転により貯湯タンク5に貯留された貯湯設定温度の湯水は、給水通路21の給水圧によってタンク出湯通路29から混合弁23に流入する。制御ユニット11は、混合弁23を調節して湯張り設定温度の湯水を給湯通路27に供給し、給湯通路27から分岐通路部27a及び風呂往き通路部9aを経由して浴槽15に設定湯量供給する。
使用者が操作リモコン41から追焚運転を指示すると、設定温度等が制御ユニット11に送信されて追焚運転が開始される。制御ユニット11は、水比例弁32を閉止し、熱交換器電磁弁14を開放し、三方弁12を循環バイパス通路34側に切換え、循環ポンプ7を駆動し、補助熱源機4を作動させる。補助熱源機4により加熱された湯水は、循環通路部8cを通って熱交換器6に流入する。
図2に示すように、浴槽熱回収運転は、循環回路8を循環する貯湯タンク5の湯水と、浴槽回路9を循環する浴槽15の湯水との間で、熱交換器6において熱交換させて浴槽15の湯水の熱を貯湯タンク5の湯水に回収するものである。使用者が操作リモコン41から浴槽熱回収運転を指示すると、浴槽熱回収運転が開始される。使用者が指定した時刻に浴槽熱回収運転を開始するようにしてもよい。この時の制御ユニット11による浴槽熱回収運転制御について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、フローチャート中のSi(i=1,2,・・・)は各ステップを表す。
貯湯給湯装置1は、エネルギー効率が高い外部熱源機3で加熱した湯水を貯湯タンク5に貯留して浴槽15等の給湯先に供給し、浴槽15に湯張りした湯水を加熱する追焚運転で使用する熱交換器6を利用して、排水前に浴槽15の湯水に蓄えられている熱を回収して貯湯タンク5の湯水に蓄えて次の給湯に利用することができる。即ち、浴槽の湯水の加熱により蓄えられた熱の一部を回収して次の給湯に利用するので、給湯にかかる消費エネルギーを減らすことができる。
2 貯湯給湯ユニット
3 外部熱源機
4 補助熱源機
5 貯湯タンク
5a〜5d 貯湯温度センサ(タンク温度検知手段)
6 熱交換器
7 循環ポンプ
8 循環回路
9 浴槽回路
10 加熱循環回路
11 制御ユニット(平均温度算出手段)
12 三方弁
13 循環温度センサ(循環温度検知手段)
14 熱交換器電磁弁
15 浴槽
16 浴槽ポンプ
17 浴槽温度センサ(浴槽温度検知手段)
23 混合弁
32 水比例弁
34 循環バイパス通路
Claims (1)
- 貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部と下部とを接続し循環ポンプと熱交換器とを備えた循環回路と、浴槽と前記熱交換器との間を接続し浴槽ポンプと浴槽温度検知手段とを備えた浴槽回路とを有する貯湯給湯装置であって、
前記貯湯タンクの異なる高さ位置に付設された複数のタンク温度検知手段と、これらのタンク温度検知手段の検知温度から貯湯タンク内の湯水の平均温度を算出する平均温度算出手段と、前記貯湯タンク上部から前記循環回路に流れる湯水の温度を検知する循環温度検知手段とを備え、
浴槽の熱回収運転の指示により前記浴槽ポンプを駆動して前記浴槽温度検知手段により検知された浴槽温度が、前記平均温度算出手段によって算出された湯水平均温度より所定温度以上高い場合には、前記循環ポンプと前記浴槽ポンプとを駆動して浴槽の熱回収運転を行ない、
浴槽の熱回収運転実行中に前記循環温度検知手段が検知した循環温度が浴槽温度以上である場合には前記浴槽ポンプを停止し、循環温度が浴槽温度未満である場合には前記浴槽ポンプを駆動することを特徴とする貯湯給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015248835A JP6628136B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 貯湯給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015248835A JP6628136B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 貯湯給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017116123A JP2017116123A (ja) | 2017-06-29 |
JP6628136B2 true JP6628136B2 (ja) | 2020-01-08 |
Family
ID=59234382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015248835A Active JP6628136B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 貯湯給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6628136B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6760250B2 (ja) * | 2017-12-14 | 2020-09-23 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
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2015
- 2015-12-21 JP JP2015248835A patent/JP6628136B2/ja active Active
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JP2017116123A (ja) | 2017-06-29 |
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