JP2017116123A - 貯湯給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で浴槽の湯水の熱を回収して給湯に利用することが可能な貯湯給湯装置を提供すること。【解決手段】貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部と下部とを接続し循環ポンプと熱交換器とを備えた循環回路と、浴槽と前記熱交換器との間を接続し浴槽ポンプと浴槽温度検知手段とを備えた浴槽回路とを有する貯湯給湯装置であって、前記貯湯タンクの異なる高さ位置に付設された複数のタンク温度検知手段と、これらのタンク温度検知手段の検知温度から貯湯タンク内の湯水の平均温度を算出する平均温度算出手段とを備え、浴槽の熱回収運転の指示により前記浴槽ポンプを駆動して前記浴槽温度検知手段により検知された浴槽温度が、前記平均温度算出手段によって算出された湯水平均温度より所定温度以上高い場合には、前記循環ポンプと前記浴槽ポンプとを駆動して浴槽の熱回収運転を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、外部熱源機で加熱された湯水を貯湯タンクに貯留し、貯留した湯水を給湯可能な貯湯給湯装置に関する。
従来から、ヒートポンプ給湯装置や燃料電池等の外部熱源機で加熱された高温の湯水を貯湯タンクに貯留し、この高温の湯水を給湯先に供給可能なエネルギー効率が高い貯湯給湯装置が広く使用されているが、近年は給湯にかかる消費エネルギーのさらなる削減が期待されている。特に、入浴後の浴槽内の湯水は多量の熱エネルギーを蓄えているので、この熱エネルギーを排水する前に回収して利用できるようにすることが求められている。
このような貯湯給湯装置として、蓄熱タンクの上部側に貯留された高温の湯水を利用して浴槽の湯水を加熱する加熱用熱交換器と、浴槽の湯水の熱を蓄熱タンクの下部側に貯留された低温の湯水に回収する熱回収用熱交換器を備えた給湯装置が特許文献1に開示されている。
特開2009−192107号公報
しかし、特許文献1の給湯装置は、加熱用熱交換器と熱回収用熱交換器を接続するので給湯装置の構造が複雑になる。本発明の目的は、簡単な構造で浴槽の湯水の熱を回収して給湯に利用することが可能な貯湯給湯装置を提供することである。
請求項1の貯湯給湯装置は、貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部と下部とを接続し循環ポンプと熱交換器とを備えた循環回路と、浴槽と前記熱交換器との間を接続し浴槽ポンプと浴槽温度検知手段とを備えた浴槽回路とを有する貯湯給湯装置であって、前記貯湯タンクの異なる高さ位置に付設された複数のタンク温度検知手段と、これらのタンク温度検知手段の検知温度から貯湯タンク内の湯水の平均温度を算出する平均温度算出手段とを備え、浴槽の熱回収運転の指示により前記浴槽ポンプを駆動して前記浴槽温度検知手段により検知された浴槽温度が、前記平均温度算出手段によって算出された湯水平均温度より所定温度以上高い場合には、前記循環ポンプと前記浴槽ポンプとを駆動して浴槽の熱回収運転を行うことを特徴としている。
請求項2の貯湯給湯装置は、請求項1において前記貯湯タンク上部から前記循環回路に流れる湯水の温度を検知する循環温度検知手段を備え、浴槽の熱回収運転実行中にこの循環温度検知手段が検知した循環温度が浴槽温度以上である場合には浴槽ポンプを停止し、循環温度が浴槽温度未満である場合には浴槽ポンプを駆動することを特徴としている。
本発明によれば、追焚運転に使用する熱交換器を利用して浴槽の湯水の熱を回収できるので構造が簡単であり、使用者により浴槽熱回収運転が指示されても浴槽熱回収の効果があると判定した場合に浴槽熱回収動作を行うので、エネルギー消費を抑えることができる。
本発明の貯湯給湯装置の概略構成図である。 貯湯給湯装置の浴槽熱回収運転を示す図である。 浴槽熱回収運転制御を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
最初に本発明の貯湯給湯装置1の概略構成について説明する。
図1に示すように、貯湯給湯装置1は、貯湯給湯ユニット2と外部熱源機3を有する。貯湯給湯ユニット2は、補助熱源機4と、湯水を貯留する貯湯タンク5と、熱交換器6と、貯湯タンク5の上部から循環ポンプ7と補助熱源機4と熱交換器6を経由して貯湯タンク5の下部へ接続する循環回路8と、熱交換器6において循環回路8を流れる湯水と浴槽15の湯水との間で熱交換可能に構成された浴槽回路9と、貯湯タンク5の下部の低温の湯水を外部熱源機3で加熱して貯湯タンク5の上部に貯留する加熱循環回路10と、貯湯給湯装置1の各種運転を制御する制御ユニット11等を備えている。
循環回路8は貯湯タンク5の上端部から三方弁12に接続する循環通路部8aと、三方弁12から補助熱源機4に接続し循環ポンプ7を備えた循環通路部8bと、補助熱源機4から熱交換器6に接続し循環温度センサ13を備えた循環通路部8cと、熱交換器6から貯湯タンク5の下端部に接続し熱交換器電磁弁14を備えた循環通路部8dを有する。循環温度検知手段に相当する循環温度センサ13は、熱交換器6に流入する湯水の温度(循環温度)を検知するため、熱交換器6に近い循環通路部8cの下流側に設けられている。
貯湯タンク5の外周には、タンク温度検知手段に相当する複数の貯湯温度センサ5a〜5dが異なる高さの所定位置に下から順に設けられ、貯留された湯水の温度を検知する。尚、貯湯タンク5に設けられる温度センサの数は、貯湯給湯装置1の仕様等に応じて適宜変更可能である。また、図示を省略するが、貯留された湯水の降温を防ぐために、貯湯タンク5の周囲は断熱材で覆われている。
熱交換器6は、循環回路8を流れる湯水と浴槽回路9を流れる浴槽15の湯水の間での熱交換を行う。浴槽回路9は熱交換器6から浴槽15に接続する風呂往き通路部9aと、浴槽15から熱交換器6に接続し浴槽ポンプ16と浴槽温度検知手段に相当する浴槽温度センサ17を備えた風呂戻り通路部9bを有する。浴槽温度センサ17は、浴槽回路9を流れる浴槽15の湯水の温度(浴槽温度)を検知する。
加熱循環回路10は、貯湯タンク5の下部から外部熱源機3に接続し加熱循環ポンプ18を備えた上流加熱循環通路部10aと、外部熱源機3から貯湯タンク5の上部に接続し加熱循環温度センサ19を備えた下流加熱循環通路部10bと、上流加熱循環通路部10aと下流加熱循環通路部10bとを接続し循環切換弁20を備えたバイパス通路部10cを有する。
循環切換弁20は、貯湯タンク5の下部の湯水を外部熱源機3により加熱して貯湯タンク5の上部に貯留する貯湯タンク側と、外部熱源機3で加熱された湯水をバイパス通路部10cを経由して再度外部熱源機3に送るバイパス通路側とを切換える。加熱循環温度センサ19により検知された湯水の温度が貯湯設定温度に達しない等、特別な状況で制御ユニット11の指令により循環切換弁20をバイパス通路側に切換えて、外部熱源機3で加熱された湯水の再加熱が可能なように構成されている。
貯湯給湯ユニット2に上水を供給する給水通路21は、上流端が上水源に接続し、下流端が貯湯タンク5の下端部に接続している。給水通路21から給水バイパス通路22が分岐して混合弁23に接続している。給水通路21には給水温度センサ24、逆止弁25が設けられ、給水バイパス通路22には逆止弁26が設けられている。給水バイパス通路22から分岐して給湯通路27に接続する高温出湯回避通路28が、高温出湯を回避可能に設けられている。
タンク出湯通路29は、貯湯タンク5の上部側で循環回路8の循環通路部8aから分岐して混合弁23に接続している。混合弁23は、使用者が設定した温度(給湯設定温度)の湯水を給湯通路27から供給するために、給水バイパス通路22から供給される低温の上水とタンク出湯通路29から供給される高温の湯水との混合比を調節する。上水と混合されて給湯設定温度に調節された湯水は給湯通路27から給湯栓等に供給される。
給湯通路27には給湯温度センサ30が設けられ、給湯温度を検知する。給湯通路27から分岐して風呂往き通路部9aに接続する給湯分岐通路部27aには開閉弁31が設けられ、風呂往き通路部9aを介して浴槽15に湯張り設定温度の湯水を供給可能である。
補助熱源機4は、バーナーや熱交換器等を内蔵した公知のガス給湯器で構成され、制御ユニット11からの指令により燃焼作動して循環通路部8bから流入する湯水を加熱する。補助熱源機4により加熱された湯水は循環通路部8cを流れる。循環通路部8cから分岐し水比例弁32を備えた補助加熱出湯通路33の下流端はタンク出湯通路29に接続している。
循環通路部8dから分岐して三方弁12に接続する循環バイパス通路34は、三方弁12を循環回路側から循環バイパス通路側へ切換えることにより貯湯タンク5をバイパスして、給水通路21から供給される上水または熱交換器6から流出した湯水を補助熱源機4に供給可能である。
補助熱源機4を流出した湯水は、水比例弁32を開放して熱交換器電磁弁14を閉止することにより給湯通路27から給湯栓等に供給可能であり、水比例弁32を閉止して熱交換器電磁弁14を開放することにより熱交換器6で熱交換可能である。
次に、外部熱源機3について説明する。
外部熱源機3は、補助制御ユニット35を介して制御ユニット11に制御され、圧縮機36、凝縮熱交換器37、膨張弁38、蒸発熱交換器39を冷媒配管40により接続してヒートポンプ回路を構成し、冷媒配管40に封入された冷媒と外気の熱を利用して湯水を加熱するヒートポンプ給湯装置である。外部熱源機3はヒートポンプ給湯装置に限らず、燃料電池の排熱を利用する給湯装置等であってもよい。
次に、制御ユニット11について説明する。
制御ユニット11は、浴室等に設けられた操作リモコン41の操作により設定された温度等を受信すると共に、循環温度センサ13等により検知された温度等を取得し、循環ポンプ7や三方弁12等を駆動し、外部熱源機3や補助熱源機4を作動させて給湯設定温度の湯水を供給可能なように貯湯運転、湯張り運転、追焚運転、浴槽熱回収運転等を制御する。
次に、貯湯運転について説明する。
制御ユニット11は外部熱源機3を作動させると共に、循環切換弁20を貯湯タンク側に切換え、加熱循環ポンプ18を駆動し、貯湯タンク5の下部から低温の湯水を外部熱源機3に供給し、外部熱源機3で加熱された貯湯設定温度の湯水を貯湯タンク5の上部に貯留する。貯湯運転の継続により、貯湯タンク5の上部に貯留された貯湯設定温度の湯水の層が下方に拡大し、低温の湯水の層が縮小する。貯湯タンク5に設けられた複数の貯湯温度センサ5a〜5dが検知する温度により、制御ユニット11は貯湯タンク5に貯留された貯湯設定温度の湯水の量を検知可能である。
次に、湯張り運転について説明する。
使用者が操作リモコン41から湯張り運転を指示すると、湯張り設定温度や設定湯量等が制御ユニット11に送信されて湯張り運転が開始される。使用者が指定した時刻に湯張り運転を開始するようにしてもよい。貯湯運転により貯湯タンク5に貯留された貯湯設定温度の湯水は、給水通路21の給水圧によってタンク出湯通路29から混合弁23に流入する。制御ユニット11は、混合弁23を調節して湯張り設定温度の湯水を給湯通路27に供給し、給湯通路27から分岐通路部27a及び風呂往き通路部9aを経由して浴槽15に設定湯量供給する。
次に、追焚運転について説明する。
使用者が操作リモコン41から追焚運転を指示すると、設定温度等が制御ユニット11に送信されて追焚運転が開始される。制御ユニット11は、水比例弁32を閉止し、熱交換器電磁弁14を開放し、三方弁12を循環バイパス通路34側に切換え、循環ポンプ7を駆動し、補助熱源機4を作動させる。補助熱源機4により加熱された湯水は、循環通路部8cを通って熱交換器6に流入する。
これと並行して、制御ユニット11は、浴槽回路9において浴槽ポンプ16を駆動して浴槽15の湯水を循環させる。補助熱源機4により加熱された湯水と浴槽15の湯水との間で熱交換器6において熱交換させることにより、浴槽15の湯水を加熱する。浴槽温度が設定温度になると追焚運転を終了する。使用者の操作によらず浴槽温度が設定温度を維持するようにしてもよい。
次に、浴槽熱回収運転について説明する。
図2に示すように、浴槽熱回収運転は、循環回路8を循環する貯湯タンク5の湯水と、浴槽回路9を循環する浴槽15の湯水との間で、熱交換器6において熱交換させて浴槽15の湯水の熱を貯湯タンク5の湯水に回収するものである。使用者が操作リモコン41から浴槽熱回収運転を指示すると、浴槽熱回収運転が開始される。使用者が指定した時刻に浴槽熱回収運転を開始するようにしてもよい。この時の制御ユニット11による浴槽熱回収運転制御について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、フローチャート中のSi(i=1,2,・・・)は各ステップを表す。
最初にS1において、操作リモコン41からの浴槽熱回収運転の指示により、指示浴槽熱回収運転が開始される。
次にS2において、貯湯運転等他の運転が実行されているか否か判定する。判定がYes、即ち他の運転を実行中であるため浴槽熱回収運転を実行できない場合は、浴槽熱回収運転を終了して(S17)、浴槽熱回収運転ができないことを操作リモコン41の表示等により使用者に報知し(S18)、浴槽熱回収運転制御を終了する。判定がNoの場合はS3に進む。
次にS3において、最も上方の貯湯温度センサ5dにより検知された貯湯タンク5の上部の湯水の温度が、給湯設定温度より所定の温度α℃以上高いか否か判定する。所定の温度αは、次の給湯時、例えば翌朝の給湯時に必要な温度及びそれまでの降温等を考慮して適宜設定されるものである。ここでは例えばα=5℃が適当である。判定がYesの場合、即ち貯湯タンク5に次の給湯時に利用可能な湯水が残っている場合には浴槽熱回収運転を終了して(S17)、浴槽熱回収運転ができないことを操作リモコン41の表示等により使用者に報知し(S18)、浴槽熱回収運転制御を終了する。判定がNoの場合はS4に進む。尚、このS3の判定は無くてもよく、その場合はS4に進む。
次にS4において、浴槽ポンプ16を駆動して浴槽回路9に浴槽15の湯水を循環させ、S5に進む。
次にS5において、浴槽熱回収運転以外の他の運転が開始されたか否か判定する。判定がYes、即ち他の運転を実行するため浴槽熱回収運転を継続できない場合は、浴槽熱回収運転を終了して他の運転を実行し(S16)、浴槽熱回収が終了したことを操作リモコン41の表示等により使用者に報知し(S15)、浴槽熱回収運転制御を終了する。判定がNoの場合はS6に進む。
次にS6において、S4で浴槽ポンプ16を駆動してから1分が経過したか否か判定する。判定がYesの場合は浴槽熱回収運転を終了して(S17)、浴槽熱回収運転ができないことを操作リモコン41の表示等により使用者に報知し(S18)、浴槽熱回収運転制御を終了する。判定がNoの場合はS7に進む。
次にS7において、浴槽温度センサ17により検知された浴槽温度が、貯湯タンク5に貯留されている湯水の平均温度(タンク内平均温度)より所定温度β℃以上高いか否か判定する。タンク内平均温度は、貯湯温度センサ5a〜5dにより検知された温度と、これらの温度センサに対応する貯湯量及び貯湯タンク5の容量等から平均温度算出手段に相当する制御ユニット11が算出する。所定温度βは、貯湯給湯装置1の仕様等により適宜設定されるものである。ここでは例えばβ=5℃〜10℃が適当である。判定がYesの場合はS8に進み、判定がNoの場合はS5に戻る。
次にS8において、貯湯タンク5に貯留された湯水を循環回路8に循環させて浴槽熱回収動作を開始する。具体的には、水比例弁32を閉止し、熱交換器電磁弁14を開放し、三方弁12を循環回路側に切換え、循環ポンプ7を駆動する。
次にS9において、浴槽熱回収運転以外の他の運転が開始されたか否か判定する。判定がYes、即ち他の運転を実行するため浴槽熱回収運転を継続できない場合は、浴槽熱回収運転を終了して他の運転を実行し(S16)、浴槽熱回収が終了したことを操作リモコン41の表示等により使用者に報知する(S15)。判定がNoの場合はS10に進む。
次にS10において、循環温度センサ13により検知される循環温度が、浴槽温度センサ17により検知される浴槽温度未満であるか否か判定する。判定がYesの場合はS11に進み、判定がNoの場合はS12に進む。
S11において、浴槽回路9を循環状態にする。具体的には、浴槽ポンプ16に駆動指令を送信し、浴槽回路9が循環中であればそのまま循環を継続し、循環停止中であれば浴槽ポンプ16を駆動して循環を開始させる。浴槽回路9が循環状態になったらS13に進む。
一方、S10の判定がNoの場合、S12において浴槽回路9を循環停止状態にする。具体的には、浴槽ポンプ16に停止指令を送信し、浴槽回路9が循環中であれば浴槽ポンプ16を停止して循環を停止させ、循環停止中であればそのまま循環停止を継続する。S8において循環回路8の循環を開始した直後は、貯湯タンク5の上部に少量残っている高温の湯水が熱交換器6に流入するので、浴槽回路9の湯水にその熱を奪われないようにするための一時的な浴槽回路9の循環停止措置である。浴槽回路9が循環停止状態になったらS13に進む。
次にS13において、浴槽温度センサ17により検知された浴槽温度と、タンク内平均温度との温度差が所定の温度γ℃未満か否か、または、S8で浴槽熱回収動作が開始されてから60分が経過したか否か判定する。タンク内平均温度は上述のS7と同様に制御ユニット11が算出する。所定の温度γは、熱交換器6の能力等により適宜設定されるものであり、ここでは例えばγ=2℃〜5℃が適当である。判定がYesの場合はS14に進み、判定がNoの場合はS9に戻る。
次にS14において、浴槽熱回収運転を終了し、S15において浴槽熱回収が終了したことを操作リモコン41の表示等により使用者に報知して、浴槽熱回収運転制御を終了する。
次に、本発明の貯湯給湯装置1の作用、効果について説明する。
貯湯給湯装置1は、エネルギー効率が高い外部熱源機3で加熱した湯水を貯湯タンク5に貯留して浴槽15等の給湯先に供給し、浴槽15に湯張りした湯水を加熱する追焚運転で使用する熱交換器6を利用して、排水前に浴槽15の湯水に蓄えられている熱を回収して貯湯タンク5の湯水に蓄えて次の給湯に利用することができる。即ち、浴槽の湯水の加熱により蓄えられた熱の一部を回収して次の給湯に利用するので、給湯にかかる消費エネルギーを減らすことができる。
また、浴槽熱回収の効果があるか否か判定して、効果がある場合にのみ浴槽熱回収運転を実行するので、無駄な浴槽熱回収動作をすることがなく、消費エネルギーを減らすことができる。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 貯湯給湯装置
2 貯湯給湯ユニット
3 外部熱源機
4 補助熱源機
5 貯湯タンク
5a〜5d 貯湯温度センサ(タンク温度検知手段)
6 熱交換器
7 循環ポンプ
8 循環回路
9 浴槽回路
10 加熱循環回路
11 制御ユニット(平均温度算出手段)
12 三方弁
13 循環温度センサ(循環温度検知手段)
14 熱交換器電磁弁
15 浴槽
16 浴槽ポンプ
17 浴槽温度センサ(浴槽温度検知手段)
23 混合弁
32 水比例弁
34 循環バイパス通路

Claims (2)

  1. 貯湯タンクと、この貯湯タンクの上部と下部とを接続し循環ポンプと熱交換器とを備えた循環回路と、浴槽と前記熱交換器との間を接続し浴槽ポンプと浴槽温度検知手段とを備えた浴槽回路とを有する貯湯給湯装置であって、
    前記貯湯タンクの異なる高さ位置に付設された複数のタンク温度検知手段と、これらのタンク温度検知手段の検知温度から貯湯タンク内の湯水の平均温度を算出する平均温度算出手段とを備え、浴槽の熱回収運転の指示により前記浴槽ポンプを駆動して前記浴槽温度検知手段により検知された浴槽温度が、前記平均温度算出手段によって算出された湯水平均温度より所定温度以上高い場合には、前記循環ポンプと前記浴槽ポンプとを駆動して浴槽の熱回収運転を行うことを特徴とする貯湯給湯装置。
  2. 前記貯湯タンク上部から前記循環回路に流れる湯水の温度を検知する循環温度検知手段を備え、浴槽の熱回収運転実行中にこの循環温度検知手段が検知した循環温度が浴槽温度以上である場合には浴槽ポンプを停止し、循環温度が浴槽温度未満である場合には浴槽ポンプを駆動することを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
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