JP6627473B2 - 変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変速装置に関する。
例えば、パーソナルモビリティーや電気自転車では、小型のモータを用いて高い回転トルクを出力させるために、比較的大きな減速比を有する変速装置(ギヤユニット)が使用されている。減速比を大きく設定することが可能となる変速装置として、例えば、少歯数差減速機や、特許文献1に開示されている波動減速機が知られている。
特開昭60−143244号公報
従来の変速装置の場合、変速比(減速比や増速比)を所望の値に設定することは可能であるが、その設定の幅(選択幅)が狭いという課題がある。または、変速比を大きく変更するためには、大きな設計変更が必要になるという課題がある。
そこで、本発明は、様々な変速比に設定することが可能であり、しかも、変速比の変更が容易となる変速装置を提供することを目的とする。
本発明の変速装置は、内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の環状空間の軸方向一方側に設けられている複数の第一転動体と、前記複数の第一転動体を保持する環状の第一保持器と、前記環状空間の軸方向他方側に設けられている複数の第二転動体と、前記複数の第二転動体を保持する環状の第二保持器と、を備え、前記第一保持器は、前記環状空間の中心線回りの回転が不能とされた固定部材であり、前記内輪又は前記外輪が、回転トルクが入力される入力部材であり、前記第二保持器が、前記入力を減速させた回転を出力する出力部材であり、前記第一転動体並びに当該第一転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第一回転部の諸元と、前記第二転動体並びに当該第二転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第二回転部の諸元と、が異なっている。
この変速装置によれば、第一回転部と第二回転部との諸元が異なっていることで、入力部材(内輪又は外輪)を前記中心線回りに回転させることで第二転動体が遊星運動し、この入力部材から入力された回転を減速して出力部材(第二保持器)へ出力することができる。さらに、第一回転部と第二回転部とをそれぞれ異なる所定の諸元とすることにより、第二保持器の回転速度が代わり、様々な減速比(変速比)に設定することが可能となる。しかも、例えば外輪の外径を変更しないで(つまり、変速装置の大きさを変えなくても)諸元を少し変更することで、変速比の変更が可能となり、変速比の変更が容易である。
また、本発明の変速装置は、内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の環状空間の軸方向一方側に設けられている複数の第一転動体と、前記複数の第一転動体を保持する環状の第一保持器と、前記環状空間の軸方向他方側に設けられている複数の第二転動体と、前記複数の第二転動体を保持する環状の第二保持器と、を備え、前記第一保持器は、前記環状空間の中心線回りの回転が不能とされた固定部材であり、前記第二保持器が、回転トルクが付与される入力部材であり、前記内輪又は前記外輪が、前記入力を増速させた回転を出力する出力部材であり、前記第一転動体並びに当該第一転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第一回転部の諸元と、前記第二転動体並びに当該第二転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第二回転部の諸元と、が異なっている。
この変速装置によれば、第一回転部と第二回転部との諸元が異なっていることで、入力部材(第二保持器)を前記中心線回りに回転させることで第二転動体が遊星運動し、この入力部材から入力された回転を増速して出力部材(内輪又は外輪)へ出力することができる。さらに、第一回転部と第二回転部とをそれぞれ異なる所定の諸元とすることにより、第二保持器の回転速度が代わり、様々な増速比(変速比)に設定することが可能となる。しかも、例えば外輪の外径を変更しないで(つまり、変速装置の大きさを変えなくても)諸元を少し変更することで、変速比の変更が可能となり、変速比の変更が容易である。
また、前記第一転動体及び前記第二転動体は、円すいころであり、前記内輪又は前記外輪は、軸方向に分割され前記軌道をそれぞれ有する第一分割輪及び第二分割輪を備え、
前記第一分割輪と前記第二分割輪とは、締結部材によって軸方向の予圧が付与された状態で締結されているのが好ましい。
この構成の場合、転動体は円すいころであり、第一分割輪と第二分割輪とを軸方向の予圧を付与した状態とすることで、剛性の高い構成が得られる。
そして、前記締結部材は、前記第一分割輪と前記第二分割輪とに跨って設けられている軸部材又は筒部材を有しているのが好ましい。
これにより、第一分割輪と第二分割輪とを軸方向の予圧付与した状態で一体化させる構成が簡単となる。
また、前記変速装置が回転すると、回転トルクを出力部材側へ伝えるために、保持器に保持されている円すいころは自転するが、その際、保持器の一部と接触する。そこで、前記第一転動体及び前記第二転動体は、円すいころであり、前記円すいころには、ころ中心線を中心とする貫通孔が形成されていて、前記第一保持器及び前記第二保持器それぞれは、前記円すいころの軸方向両側に設けられている一対の環状部と、前記一対の環状部を連結していると共に前記貫通孔を貫通している軸部と、を有し、前記貫通孔と前記軸部との間にニードルローラが介在しているのが好ましい。
これにより、円すいころは、ニードルローラにより保持器の軸部に支持された構成となり、スムーズに自転して回転損失を低減することが可能となる。
本発明の変速装置によれば、様々な変速比に設定することが可能であり、しかも、変速比の変更が容易となる。
変速装置の実施の一形態を示す断面図である。 保持器及び円すいころを径方向外側から見た場合の説明図である。 他の形態を有する変速装置の断面図である。 他の形態を有する変速装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第一の形態〕
図1は、変速装置の実施の一形態を示す断面図である。この変速装置10は、モータ5の回転を変速して出力回転部材6に出力させるための装置である。変速装置10は、内輪11と、外輪12と、複数の第一円すいころ(第一転動体)13と、これら第一円すいころ13を保持する環状の第一保持器14と、複数の第二円すいころ(第二転動体)15と、これら第二円すいころ15を保持する環状の第二保持器16とを備えている。
内輪11は、軸方向に分割されている第一分割輪21及び第二分割輪22を備えている。これら分割輪21,22は、軸方向の貫通孔18a,18bが形成されており、円筒状の部材である。これら貫通孔18a,18bを軸部材17が貫通しており、この軸部材17によって分割輪21,22は締結され一体となっている。内輪11は、二つの分割輪21,22に分割されているが、これらは同期して回転する構成となっている。軸部材17については後に説明する。
第一分割輪21は、外周側に第一円すいころ13が転動する第一内軌道31が形成されており、その軸方向一方側に鍔部32が設けられている。第一内軌道31はテーパ形状を有している。鍔部32は、第一内軌道31よりも径方向外側に向かって突出している環状の部分であり、第一円すいころ13の大端面13aが接触する。
第二分割輪22は、外周側に第二円すいころ15が転動する第二内軌道33が形成されており、その軸方向他方側に鍔部34が設けられている。第二内軌道33は、テーパ形状を有している。鍔部34は、第二内軌道33よりも径方向外側に向かって突出している環状の部分であり、第二円すいころ15の大端面15aが接触する。
外輪12は、単一の円筒状の部材である。外輪12には、モータ5が有するロータと一体回転する入力回転部材7が取り付けられている。外輪12の軸方向一方の内周側には、第一内軌道31と対向する第一外軌道36が形成されている。第一外軌道36は、第一円すいころ13が転動する面であり、テーパ形状を有している。外輪12の軸方向他方の内周側には、第二内軌道33と対向する第二外軌道37が形成されている。第二外軌道37は、第二円すいころ15が転動する面であり、テーパ形状を有している。
内輪11と外輪12とは同心状に設けられており、これらの間に環状空間Kが形成されている。内輪11の中心線及び外輪12の中心線は、環状空間Kの中心線C0と一致し、この中心線C0は変速装置10の中心線となる。環状空間Kの軸方向一方側に周方向に沿って複数の第一円すいころ13が設けられており、環状空間Kの軸方向他方側に周方向に沿って複数の第二円すいころ15が設けられている。
第一保持器14は、第一円すいころ13の軸方向両側に設けられている一対の環状部41,42と、これら一対の環状部41,42を連結している軸部43とを有している。軸部43が第一円すいころ13を貫通していることで、この第一円すいころ13は自転可能として保持器14に保持された状態にある。
第二保持器16は、第二円すいころ15の軸方向両側に設けられている一対の環状部44,45と、これら一対の環状部44,45を連結している軸部46とを有している。軸部46が第二円すいころ15を貫通していることで、この第二円すいころ15は自転可能として保持器16に保持された状態にある。
第一保持器14は、環状部41において、変速装置10のハウジングの一部48に固定されている。このため、第一保持器14は、前記中心線C1回りの回転が不能とされた固定部材となる。第一保持器14を固定する部材は、前記ハウジングの一部48以外であってもよく、変速装置10と共に設置されている構造物の一部であってもよい。これにより、モータ5により外輪12が回転し、各第一円すいころ13は、この第一円すいころ13の中心線C1回りに自転するが、固定部材である第一保持器14によって保持されていることで、第一円すいころ13は公転しない。そして、第一保持器14は、前記自転により内輪11を回転駆動させる動力(トルク)伝達持部材として機能する。
これに対して、第二保持器16は、内輪11及び外輪12の回転にともなって、前記中心線C2回りに回転(公転)可能である。第二保持器16は、環状部45側において、出力回転部材6と連絡されている。後にも説明するが、第二保持器16が、この変速装置10における出力部材となり、モータ5側からの入力を減速させた回転を出力する。第二保持器16は動力(トルク)伝達部材として機能する。
第一分割輪21、第一円すいころ13及び外輪12の軸方向一方側の部分により、第一回転部51が構成されている。第二分割輪22、第二円すいころ15及び外輪12の軸方向他方側の部分により、第二回転部52が構成されている。そして、後にも説明するが、第一回転部51の諸元と第二回転部52の諸元とは異なっている。前記諸元には、円すいころ13,15の直径やテーパ角度等の形、外軌道36,37のテーパ角度や直径等の形、及び、内軌道31,33のテーパ角度や直径等の形の少なくとも一つが含まれる。なお、具体例については後に説明する。
軸部材17は、軸方向に長い軸本体25と、軸本体25の軸方向一方側に設けられ貫通孔18aよりも直径の大きい第一膨出部26と、軸本体25の軸方向他方側に設けられ貫通孔18bよりも直径の大きい第二膨出部27とを有している。本実施形態では、第一膨出部26と一体である軸本体25が貫通孔18a,18bを貫通した状態で、この軸本体25の端部がカシメ加工(塑性加工)されることにより、第二膨出部27が形成されている。このカシメ加工の際に、第一回転部51及び第二回転部52に軸方向の予圧が付与され、与圧が付与された状態が軸部材17によって維持されている。第一分割輪21の軸方向他方側の面21aと第二分割輪22の軸方向一方側の面22aとが対向している。以上より、この変速装置10は、背面合わせの複列円すいころ軸受の如く構成されている。
第一回転部51(第二回転部52)における、保持器14(16)及び円すいころ13(15)について説明する。図2は、軸方向一方側の第一回転部51における保持器14及び円すいころ13を径方向外側から見た場合の説明図である。前記のとおり、保持器14は、一対の環状部41,42と、これら一対の環状部41,42を連結している軸部43とを有している。円すいころ13には、ころ中心線C1を中心とする貫通孔13bが形成されている。この貫通孔13bを軸部43は貫通している。貫通孔13b及び軸部43は共に断面円形であり、両者の間に隙間が設けられており、この隙間に複数のニードルローラ55が設けられている。円すいころ13が回転すると、ニードルローラ55は軸部43の周囲を回転(転動)する。なお、軸方向他方側の第二回転部52における保持器16及び円すいころ15の周辺構成は、第一回転部51における保持器14及び円すいころ13の構成と同様であり、ここでは説明を省略する。
以上より、図1に示す変速装置10では、軸方向一方側の第一回転部51には、複数の第一円すいころ13、並びに、これら第一円すいころ13が転動する内輪11及び外輪12の軌道31,36が含まれる。軸方向他方側の第二回転部52には、複数の第二円すいころ15、並びに、これら第二円すいころ15が転動する内輪11及び外輪12の軌道33,37が含まれる。第一保持器14は、ハウジングの一部48に固定されている固定部材であり、中心線C0回りの回転(公転)が不能とされている。このため、第一円すいころ13は中心線C1回りに回転可能(自転可能)であるが、中心線C0回りの回転(公転)が不能となる。外輪12が、モータ5から、中心線C0回りの回転トルクが入力される入力部材となり、第二保持器16が、前記入力を減速させた回転を出力する出力部材となる。なお、内輪11は自由に回転できる構成となっている。
そして、第一回転部51の諸元と、第二回転部52の諸元とが異なっている。本実施形態では、第一外軌道36のテーパ角度と第二外軌道37のテーパ角度とが相違している。第一円すいころ13と第二円すいころ15とを同じ諸元としていることから、第一内軌道31のテーパ角度と第二内軌道33のテーパ角度とについても相違する。
以上の構成を備えている変速装置10の動作について説明する。
モータ5が回転することで入力回転部材7が回転し、これにより外輪12が中心線C0回りに回転する。すると、各第一円すいころ13は、外輪12との間の摩擦力により中心線C1回りに回転(自転)するが、固定部材である第一保持器14と共に中心線C0回りに回転(公転)はしない。各第一円すいころ13の中心線C1回りの回転(自転)により、第一分割輪21(内輪11)との間の摩擦力によって第一分割輪21は中心線C0回りに回転する。第一分割輪21と第二分割輪22とは一体回転可能として連結されていることから、第二分割輪22も同期して回転し、これにより内輪11が全体として回転する。
内輪11が回転することで、各第二円すいころ15は、相互間の摩擦力により中心線C0回りに回転(公転)し、第二内軌道33を転動する。この際、第二円すいころ15は、中心線C2回りに自転しながら、中心線C0回りに回転(公転)する。前記のとおり、第一回転部51と第二回転部52との諸元が異なっていることから、第二円すいころ15は、第一円すいころ15の自転と異なる周期で自転すると共に、第二内軌道33及び第二外軌道37に沿って中心線C0回りに回転(公転)する。第二円すいころ15が中心線C0回りに回転(公転)すると、この回転速度(公転速度)で第二保持器16は中心線C0回りに回転(公転)する。第二保持器16には、出力回転部材6が取り付けられていることから、出力回転部材6を回転させることができる。出力回転部材6(第二保持器16)の回転速度は、入力回転部材7(外輪12)の回転速度よりも減速されている。
図1に示す変速装置10によれば、第一回転部51と第二回転部52との諸元が異なっていることで、入力部材となる外輪12を中心線C0回りに回転させることで第二円すいころ15が遊星運動し、外輪12から入力された回転を減速して出力部材となる第二保持器16へ出力することができる。さらに、第一回転部51と第二回転部52とをそれぞれ異なる所定の諸元とすることにより、第二保持器16の回転速度が代わり、様々な減速比に設定することが可能となる。しかも、外輪12の外径を変更しないで、つまり、変速装置10の大きさを変えなくても、諸元を少し変更することで、減速比の変更が可能となり、減速比の変更が容易である。なお、第一回転部51と第二回転部52との諸元がすべて同じである場合、第二保持器16は、第一保持器14と同じく、回転しない構成となり、回転が出力されない。
具体例を説明する。例えば、減速比は、外輪12の外軌道36,37のテーパ角度と、円すいころ13,15のテーパ角度との内の一方又は双方で設定することができる。第一回転部51における外軌道36のテーパ角度を14°とし第一円すいころ13のテーパ角度を6°とし、第二回転部52における外軌道37のテーパ角度を14.5°とし第二円すいころ15のテーパ角度を6°とした場合、減速比「103」を得ることができる。
これに対して、第一回転部51の前記諸元(14°、6°)を変更せずに、第二回転部52における外軌道37のテーパ角度を18°に変更することで(第二円すいころ15のテーパ角度は6°)、減速比「17」を得ることができる。
このように、本実施形態の構成によれば、諸元を少し変更することで、減速比を大きく変えることが可能となる。
また、図1に示す変速装置10における伝達トルクは次の式(1)により求められる。
伝達トルク:T=μ×F×D ・・・(1)
ただし、μはトラクション係数であり、Dは内輪軌道(31,33)の平均径である。Fは、軌道(31,33)が受ける荷重であり、F=Fa/sinβとなる。βは内輪接触角である。Faは軸方向の予圧である。本実施形態の変速装置10の場合、μ=0.2、D=0.1〔m〕、Fa=4〔kN〕、β=15〔°〕とすると、伝達トルクは154.5〔Nm〕となり、十分な値が得られる。
また、図1に示す変速装置10では、第一回転部51及び第二回転部52それぞれの転動体は、円すいころ(13,15)である。そして、内輪11は、軸方向に分割されている第一分割輪21及び第二分割輪22を備えている。第一分割輪21と第二分割輪22とは、軸部材(締結部材)17によって軸方向の予圧が付与された状態で締結されている。このように、転動体が円すいころ(13,15)であり、第一分割輪21と第二分割輪22とを軸方向の予圧を付与した状態とすることで、この変速装置10において剛性の高い構成が得られる。
更に、前記のように予圧を付与した状態で締結するための構造が、第一分割輪21と第二分割輪22とに跨って設けられている軸部材17からなる。このため、第一分割輪21と第二分割輪22とを軸方向の予圧を付与した状態で一体化させる構成が簡素化される。また、このような締結部材(軸部17)によれば、予圧を与えるための構成を小さくすることでき、この結果、変速装置10全体も小型化が可能となる。
また、変速装置10の動作に関して説明したとおり、回転トルクを出力部材(第二保持器16)側へ伝えるために、第一及び第二保持器14,16に保持されている円すいころ13,15は自転するが、その際、保持器14,16の一部(軸部43,46)と接触する。そこで、図2に示すように、本実施形態では、円すいころ13(15)に、ころ中心線C1を中心とする貫通孔13bが形成されており、保持器14(16)は、この貫通孔13bを貫通している軸部43を有している。そして、これら貫通孔13bと軸部43との間に複数のニードルローラ55が介在している構成となっている。この構成によれば、保持器14(16)に保持されている円すいころ13(15)は、ニードルローラ55により保持器14(16)の軸部43に支持された構成となり、スムーズに自転して回転損失を低減することが可能となる。
〔第二の形態〕
図3は、他の形態を有する変速装置10の断面図である。なお、図1と図3とにおいて、同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号(参照番号)を付し、重複する説明は省略する。
図3では、内輪11が、中心線C0回りの回転トルクが入力される入力部材となっている。具体的に説明すると、第一分割輪21と第二分割輪22とを一体化させている軸部材17が、モータの出力軸と連結されている。そして、外輪12は、単一の円筒状の部材であり、自由に回転できる構成となっている。
更に説明すると、第一保持器14が、中心線C1回りの回転が不能とされた固定部材となっており、この点は、図1に示す形態と同じである。そして、図3に示す変速装置10では、内輪11が、回転トルクが入力される入力部材となり、第二保持器16が、前記入力を減速させた回転を出力する出力部材となる。そして、第一回転部51の諸元と第二回転部52の諸元とが異なっている。
また、図3に示す形態においても、内輪11は、第一分割輪21と第二分割輪22とを備えており、これらは、軸部材(締結部材)17によって軸方向の予圧が付与された状態で締結されている。なお、この図3に示す形態及び図1に示す形態それぞれにおいて、軸部材17は、カシメ加工部(27)を有するもの以外とすることができ、ボルト及びナットで代用することができる。つまり、ボルトとナットとの締め付けにより、予圧を付与した状態で第一分割輪21と第二分割輪22とを締結することが可能となる。
更に、図3に示す形態においても、図2により説明した構成と同様、円すいころ13(15)は、ニードルローラ55によって保持器14(16)の軸部43(46)に支持された構成となっている。
図3に示す形態の場合、図1に示す形態と比較して、外輪12の径方向外側に入力回転部材7(図1参照)を設ける必要がないため、変速装置10の外径(高さ寸法)を小さくすることができる。
〔第三の形態〕
図3に示す形態では、内輪11を入力側とし第二保持器16を出力側とした減速装置として、変速装置10を機能させる場合について説明した。図3に示す変速装置10は、構成を変更することなく、増速装置としても用いることができる。つまり、第二保持器16を入力側とし内輪11を出力側とすればよい。
このように増速装置として用いる変速装置10では、図3において、第一保持器14は、中心線C0回りの回転が不能とされた固定部材である。第二保持器16が、モータ等により、中心線C0回りの回転トルクが付与される入力部材となる。図3に示す形態の場合、内輪11が、前記入力を増速させた回転を出力する出力部材となる。そして、第一回転部51の諸元と第二回転部52の諸元とを異ならせている。
また、図1に示す変速装置10についても、第二保持器16を入力側とし外輪12を出力側とした増速装置として用いることができる。図1に示す形態の場合、外輪12が、増速させた回転を出力する出力部材となる。
このように、第三の形態で説明した変速装置10によれば、第一回転部51と第二回転部52との諸元が異なっていることで、入力部材である第二保持器16を中心線C0回りに回転させることで第二円すいころ15が遊星運動し、第二保持器16から入力された回転を増速して出力部材(内輪11又は外輪12)へ出力することができる。さらに、第一回転部51と第二回転部52とをそれぞれ異なる所定の諸元とすることにより、第二保持器16の回転速度が代わり、様々な増速比に設定することが可能となる。しかも、外輪12の外径を変更しないで(つまり、変速装置10の大きさを変えなくても)諸元を少し変更することで、増速比の変更が可能となり、増速比の変更が容易である。
〔第四の形態〕
図4は、他の形態を有する変速装置10の断面図である。前記各形態では、内輪11を第一分割輪21と第二分割輪22とに分割する場合について説明したが、図4に示す形態では、外輪12が軸方向に分割されている。つまり、外輪12は、軸方向に分割された第一分割輪61及び第二分割輪62を備えている。第一分割輪61は、内周側に第一外軌道36を有し、第二分割輪62は、内周側に第二外軌道37を有している。
第一分割輪61及び第二分割輪62の径方向外側には、筒部材60が設けられている。筒部材60は、第一分割輪61と第二分割輪62とに跨って設けられており、第一分割輪61と第二分割輪62とを一体化させる締結部材となっている。具体的に説明すると、筒部材60は、筒本体部60aと、円環部60dとを有している。筒本体部60aは、第一分割輪61及び第二分割輪62に外嵌している円筒形状の第一部60bと、この第一部60bと一体であり第二分割輪62に軸方向他方側から接触する円環状の第二部60cとを有している。円環部60dは、円環形状を有し、第一分割輪61に軸方向一方側から接触する。筒本体部60aと円環部60dとは、例えばボルト60eによって連結可能であり、また、このボルト60eを外すことで分離可能となっている。
このように、筒本体部60aと円環部60dとを有している筒部材60、及びボルト60eを締結部材とし、ボルト60eを締め付けることで、この締結部材によって第一分割輪61と第二分割輪62とを軸方向の予圧を付与した状態で締結することができる。これにより、外輪12において剛性の高い構成が得られる。外輪12は、二つの分割輪61,62に分割されているが、これらは同期して回転する構成となる。
そして、図4に示す変速装置10は、図1に示す形態と同様に、減速装置として機能することができる。そのための構成として、図4に示す変速装置10は、内輪11と、外輪12と、これら内輪11と外輪12との間の環状空間Kの軸方向一方側に設けられている複数の第一円すいころ13と、これら第一円すいころ13を保持する環状の第一保持器14と、環状空間Kの軸方向他方側に設けられている複数の第二円すいころ15と、これら第二円すいころ15を保持する環状の第二保持器16とを備えている。そして、第一保持器14は、ハウジングの一部48に固定されており、環状空間Kの中心線C0回りの回転(公転)が不能とされた固定部材となっている。そして、外輪12(又は内輪11)が、中心線C0回りの回転トルクが入力される入力部材となり、第二保持器16が、前記入力を減速させた回転を出力する出力部材となる。なお、外輪12を入力部材とする場合、内輪11は自由に回転できる構成となっており、内輪11を入力部材とする場合、外輪12は自由に回転できる構成となっている。
そして、第一回転部51の諸元と、第二回転部52の諸元とが異なっている。本実施形態では、第一外軌道36のテーパ角度と第二外軌道37のテーパ角度とが相違している。
このように構成された変速装置10の動作は、図1により説明した変速装置10と同様であり、ここでは、説明を省略する。
図4に示す変速装置10を、外輪12(又は内輪11)を入力側とし第二保持器16を出力側とした減速装置として機能させる場合について説明した。図4に示す変速装置10は、構成を変更することなく、増速装置としても用いることができる。つまり、第二保持器16を入力側とし外輪12(又は内輪11)を出力側とすればよい。
〔各形態の変速装置10について〕
図1及び図3に示す変速装置10では、背面合わせの複列円すいころ軸受の如く構成されているが、これに限らず、図示しないが、正面合わせの複列円すいころ軸受の如く構成してもよい。
また、図4に示す変速装置10では、正面合わせの複列円すいころ軸受の如く構成されているが、これに限らず、図示しないが、背面合わせの複列円すいころ軸受の如く構成してもよい。
前記各形態の変速装置10において、第一回転部51の諸元と第二回転部52の諸元とを相違させているが、その諸元には、軌道(外軌道36,37、内軌道31,33)の傾斜角度や、円すいころ13,15のテーパ角度等が含まれ、諸元の少なくとも一つを変更することで、所望の変速比を得ることが可能となる。
前記各形態の変速装置10において、内輪11、外輪12、円すいころ13,15、及び保持器14,16は、軸受鋼や炭素鋼等が用いられている。
前記各形態では、保持器14,16を、図2に示す形態として説明したが、保持器14,16の形状は、図2に示すもの以外とすることができる。例えば、(円すいころ13を貫通しないで)隣り合う円すいころ13,13の間に設けられている柱部を、軸部43の代わりとした保持器であってもよい。この場合、一対の環状部41,42の間であって周方向で隣り合う柱部の間が、円すいころ13を保持するポケット(空間)となる。この場合、保持器14と円すいころ13とはすべり接触する構成となる。また、保持器14は、軸部43を有する形態(図2参照)であるが、ニードルローラ55を省略してもよい。
以上より、前記各形態の変速装置10は、第一回転部51及び第二回転部52の内部諸元の違いにより、内輪11、外輪12、及び円すいころ15の公転速度を異ならせることができるという技術的思想に基づくものであり、これにより、高い変速比(ギヤ比)を得ることが可能となる。また、前記各形態の変速装置10は、動力の伝達経路に滑り部がほとんど存在しない構成となり、動力伝達効率に優れた装置となる。
以上のとおり開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。つまり、本発明の変速装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。例えば、内輪11と外輪12との間の転動体を円すいころとして説明したが、円筒ころであってもよい。
10:変速装置 11:内輪 12:外輪
13:第一円すいころ(第一転動体) 13b:貫通孔
14:第一保持器 15:第二円すいころ(第二転動体)
16:第二保持器 17:軸部材(締結部材)
21:第一分割輪 22:第二分割輪 41,42:環状部
43:軸部 44,45:環状部 46:軸部
51:第一回転部 52:第二回転部 55:ニードルローラ
60:筒部材(締結部材) 61:第一分割輪 62:第二分割輪
K:環状空間 C0:中心線 C1:中心線

Claims (6)

  1. 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の環状空間の軸方向一方側に設けられている複数の第一転動体と、前記複数の第一転動体を保持する環状の第一保持器と、前記環状空間の軸方向他方側に設けられている複数の第二転動体と、前記複数の第二転動体を保持する環状の第二保持器と、を備え、
    前記第一保持器は、前記環状空間の中心線回りの回転が不能とされた固定部材であり、
    前記内輪又は前記外輪が、回転トルクが入力される入力部材であり、
    前記第二保持器が、前記入力を減速させた回転を出力する出力部材であり、
    前記第一転動体並びに当該第一転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第一回転部の諸元と、前記第二転動体並びに当該第二転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第二回転部の諸元と、が異なっていて、
    前記第一転動体及び前記第二転動体は、円すいころであり、
    前記内輪又は前記外輪は、軸方向に分割され前記軌道をそれぞれ有する第一分割輪及び第二分割輪を備え、
    前記第一分割輪と前記第二分割輪とは、締結部材によって軸方向の予圧が付与された状態で締結されている、変速装置。
  2. 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の環状空間の軸方向一方側に設けられている複数の第一転動体と、前記複数の第一転動体を保持する環状の第一保持器と、前記環状空間の軸方向他方側に設けられている複数の第二転動体と、前記複数の第二転動体を保持する環状の第二保持器と、を備え、
    前記第一保持器は、前記環状空間の中心線回りの回転が不能とされた固定部材であり、
    前記第二保持器が、回転トルクが付与される入力部材であり、
    前記内輪又は前記外輪が、前記入力を増速させた回転を出力する出力部材であり、
    前記第一転動体並びに当該第一転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第一回転部の諸元と、前記第二転動体並びに当該第二転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第二回転部の諸元と、が異なっていて、
    前記第一転動体及び前記第二転動体は、円すいころであり、
    前記内輪又は前記外輪は、軸方向に分割され前記軌道をそれぞれ有する第一分割輪及び第二分割輪を備え、
    前記第一分割輪と前記第二分割輪とは、締結部材によって軸方向の予圧が付与された状態で締結されている、変速装置。
  3. 前記締結部材は、前記第一分割輪と前記第二分割輪とに跨って設けられている軸部材又は筒部材を有している、請求項1又は2に記載の変速装置。
  4. 前記円すいころには、ころ中心線を中心とする貫通孔が形成されていて、
    前記第一保持器及び前記第二保持器それぞれは、前記円すいころの軸方向両側に設けられている一対の環状部と、前記一対の環状部を連結していると共に前記貫通孔を貫通している軸部と、を有し、
    前記貫通孔と前記軸部との間にニードルローラが介在している、請求項1〜のいずれか一項に記載の変速装置。
  5. 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の環状空間の軸方向一方側に設けられている複数の第一転動体と、前記複数の第一転動体を保持する環状の第一保持器と、前記環状空間の軸方向他方側に設けられている複数の第二転動体と、前記複数の第二転動体を保持する環状の第二保持器と、を備え、
    前記第一保持器は、前記環状空間の中心線回りの回転が不能とされた固定部材であり、
    前記内輪又は前記外輪が、回転トルクが入力される入力部材であり、
    前記第二保持器が、前記入力を減速させた回転を出力する出力部材であり、
    前記第一転動体並びに当該第一転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第一回転部の諸元と、前記第二転動体並びに当該第二転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第二回転部の諸元と、が異なっていて、
    前記第一転動体及び前記第二転動体は、円すいころであり、
    前記円すいころには、ころ中心線を中心とする貫通孔が形成されていて、
    前記第一保持器及び前記第二保持器それぞれは、前記円すいころの軸方向両側に設けられている一対の環状部と、前記一対の環状部を連結していると共に前記貫通孔を貫通している軸部と、を有し、
    前記貫通孔と前記軸部との間にニードルローラが介在している、変速装置。
  6. 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の環状空間の軸方向一方側に設けられている複数の第一転動体と、前記複数の第一転動体を保持する環状の第一保持器と、前記環状空間の軸方向他方側に設けられている複数の第二転動体と、前記複数の第二転動体を保持する環状の第二保持器と、を備え、
    前記第一保持器は、前記環状空間の中心線回りの回転が不能とされた固定部材であり、
    前記第二保持器が、回転トルクが付与される入力部材であり、
    前記内輪又は前記外輪が、前記入力を増速させた回転を出力する出力部材であり、
    前記第一転動体並びに当該第一転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第一回転部の諸元と、前記第二転動体並びに当該第二転動体が転動する前記内輪及び前記外輪の軌道を含む第二回転部の諸元と、が異なっていて、
    前記第一転動体及び前記第二転動体は、円すいころであり、
    前記円すいころには、ころ中心線を中心とする貫通孔が形成されていて、
    前記第一保持器及び前記第二保持器それぞれは、前記円すいころの軸方向両側に設けられている一対の環状部と、前記一対の環状部を連結していると共に前記貫通孔を貫通している軸部と、を有し、
    前記貫通孔と前記軸部との間にニードルローラが介在している、変速装置。
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