JP6627457B2 - 包装体 - Google Patents
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Description
さらに、前述した多層シートから成るラミネートチューブは、チューブの剛性が高くなり、内容物の残量が少なくなった際の絞り出しが困難になるといった問題がある。
しかしながら、このような多層フィルムを用い、端部同士をヒートシールしてもオーバーラップ接合部を形成することは不可能である。また、ポリオレフィンフィルムと他の樹脂フィルムをヒートシールして、オーバーラップ接合する際のヒートシール性樹脂層のポリオレフィンフィルムの表面特性などについて提案はなされていない。
(1)前記オーバーラップ接合部の内側端部が、外面側に折り返し重ね合わせた折り返し部を有し、該折り返し部に前記ポリオレフィン基材フィルム同士の副ヒートシール部が形成されていること、
(2)前記ポリオレフィン基材フィルムの改質表面層は、官能基が導入された水不溶性物質により形成されており、表層部から深部にいくにしたがい、水不溶性物質の分子に導入された官能基の数が漸次減少し、且つ官能基が導入されている水不溶性物質の分子の大きさが漸次大きくなっていること、
(3)前記他の樹脂フィルムがポリエステル樹脂またはポリアミド樹脂により形成されていること、
(4)前記ポリオレフィン基材フィルムが、エチレン系樹脂またはプロピレン系樹脂により形成されていること、
が好ましい。
このため、ピロー包装袋等においては、合掌シール部の外側へのはみ出しによる外観の損ない、印刷適性の低下、合掌シール部の折り曲げによる積層フィルムの剥離の発生、密封シール時の合掌シール部の段差による漏洩等が防止される。
また、ラミネートチューブ等においては、極薄ラミネートチューブとすることが可能になり、内容物の残量が少なくなった際の絞り出しが容易となる。
さらに、グラビア印刷を施した多層フィルムを用いることによって、ピロー包装袋、極薄ラミネートチューブに高級感を持たせることも可能となる。
本発明は、多層フィルムを用いた包装体に関する。まず、図1を参照して、多層フィルムについて説明する。本発明に用いられる多層フィルム1は、ポリオレフィン基材フィルム3と、ポリオレフィン基材フィルム3とは異なる他の樹脂フィルム5とを含む積層構造を有しており、ポリオレフィン基材フィルム3の他の樹脂フィルム5とは反対側の面には、ドライプロセスにより改質表面層7が形成されている。このような構造の多層フィルムの端部同士を重ねて、一方の端部のポリオレフィン基材フィルムの改質表面層7と、他方の端部の他の樹脂層5とをヒートシールすると、強固な接着性を有するオーバーラップ接合部が形成されて、本発明の包装体が得られる。
多層フィルム1において使用されるポリオレフィン基材フィルム3は、それ自体公知のオレフィン系樹脂から形成されていてよい。公知のオレフィン系樹脂としては、例えば、以下のものを例示することができる。
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレンを主体とするエチレンと他のオレフィンとの共重合体などのエチレン系樹脂;ポリプロピレン、プロピレンを主体とするプロピレンと他のオレフィンとの共重合体などのプロピレン系樹脂;ポリ1−ブテン、ポリ4−メチル−1−ペンテンあるいはエチレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィン同士のランダムあるいはブロック共重合体、環状オレフィン共重合体など。
前述したポリオレフィン基材フィルム3は、図1に示されているように、他の樹脂フィルム5とは反対側の面に改質表面層7を有しており、かかる改質表面層7の存在によりオーバーラップ接合部に、ポリオレフィン基材フィルム3と他の樹脂フィルム5とが接着剤を使用することなくヒートシールされたヒートシール部を設けることができる。
例えば、代表的なポリオレフィンフィルムである直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムおよびポリプロピレン(PP)フィルムにおいて、ポリオレフィンとは異なる種類の他の樹脂フィルム5に対して、ヒートシールによる強固な接着強度が発現するような改質表面層7が形成されているとき、この改質表面層7について溶剤払拭試験を行い、それぞれ用いた溶剤のSP値と接着強度とをプロットすると、図4〜図7に示されるような曲線が得られる(具体的な試験方法は後述する実験例参照)。
このことから、高い接着強度が得られる改質表面層7は、水素結合により、他の樹脂フィルム5と強固に接合することが理解され、さらに、この改質表面層7は、このような水素結合の形成に必須な官能基、例えば、水酸基、カルボニル基、カルボキシル基等の含酸素官能基や、アミノ基、アミド基、イミド基等の含窒素官能基を、多く含んでいると推定される。
実際、材料破壊が生じるほど強く接合されたポリオレフィン基材フィルム3と他の樹脂フィルム5との接着界面に水滴を付着させてT型剥離強度を測定すると、両フィルムは、速やかに剥離してしまうことが確認されている。かかる事実は、両フィルムの接合が水素結合によるものであり、水の存在が、このような水素結合を破壊していることを示している。
従って、SP値の最も高い溶剤である水で払拭処理したときに最も高い接着強度を示すことから、かかる払拭処理により、改質表面層7を形成している成分は除去されず、この改質表面層7は、基本的に水不溶性物質により形成されていることが判る。そして、SP値の低下に伴い、濡れ張力が低下し、且つ接着強度の低下がもたらされることから、本質的に水不溶性の物質に官能基が導入されていると同時に、改質表面層7の表層部分には、図1(b)に示されているように、官能基数が多く導入された低分子の水不溶性物質7aが多く分布しており、それよりも深い位置では、官能基数が中程度の中分子の水不溶性物質7bが多く分布しており、さらに、その下の深部では、官能基数が少ない高分子の水不溶性物質7cが多く分布していることが判る。
即ち、SP値の大きな溶剤、例えばエタノール{SP値=12.7(MPa)1/2}で払拭処理を行ったときは、官能基数が最も多い低分子の水不溶性物質7aが僅かに除去される程度であるため、払拭処理後の濡れ張力は、水による払拭処理後の濡れ張力に近く、接着強度の低下も僅かである。しかるに、SP値の小さな溶剤、例えばn−ヘキサン{SP値=7.3(MPa)1/2}で払拭処理を行ったときは、官能基数が最も多い低分子の水不溶性物質7aや官能基数が中程度の中分子の水不溶性物質7bの一部或いは殆どが除去され、濡れ張力は、水による払拭処理後の濡れ張力に対して極めて小さくなり、同時に、他の樹脂フィルム5との接着力も大きく低下してしまう。
このような官能基の傾斜分布構造を有する改質表面層7が形成されているポリオレフィン基材フィルム3では、特に優れたヒートシール性が付与され、ヒートシールにより、他の樹脂フィルム5と材料破壊が生じるほどに強い強度で接着することが可能となる。即ち、改質表面層7の深い位置に官能基が導入された大きな分子サイズの水不溶性物質7b、7cが形成されているため、これらがしっかりとポリオレフィン基材フィルム3の内部に存在するポリオレフィンに接合しており、この結果として、極めて高いヒートシール性が発現しているものと考えられる。例えば、表面部分の官能基数が多く導入された低分子の水不溶性物質7aのみでは、このような高いヒートシール性は発現しない。官能基が導入されている表面層と官能基が導入されていない下層部分とが明確に区画されてしまうため、両者の間で剥離を生じ易くなってしまい、大きな接着強度を発現することができなくなってしまうのである。
このような観点から、雰囲気中の酸素濃度は比較的小さく設定しておくことが好ましく、さらに、処理時間は比較的短時間とし、印加する高周波電界も過度に大きくしないように設定することが好ましい。具体的な処理条件は、ポリオレフィン基材フィルム3の種類ごとに、予めラボ実験を行って、溶剤払拭性と接着強度に一定、或いはほぼ一定の変化が得られるように設定すればよい。
多層フィルムにおいて、ポリオレフィン基材フィルム3の改質表面層7とは反対側の面上には、他の樹脂フィルム5が積層されているが、この他の樹脂フィルム5は、ポリオレフィンとは異なる樹脂からなる。
エチレン・ビニル系共重合体、例えば、エチレン・ビニルアルコール共重合体等;
スチレン系樹脂、例えば、ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体等;
ビニル系樹脂、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン共重合体等;
ポリアクリル系樹脂、例えば、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等;
ポリアミド樹脂、例えば、ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン6−10、ナイロン11、ナイロン12等;
ポリエステル樹脂、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートおよびこれらの共重合ポリエステル等;
ポリカーボネート樹脂;
ポリフエニレンオキサイド樹脂;
生分解性樹脂、例えば、ポリ乳酸等;
前述した構造を有する多層フィルム1は、ポリオレフィン基材フィルム3の改質表面層7とは反対側の面と、他の樹脂フィルム5とを接着させることにより製造される。接着は、それ自体公知のドライラミネート用接着剤、例えばポリウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリエーテル系接着剤により行ってもよいが、環境への配慮および省エネを徹底する観点から、接着剤レスサーマルラミネーションにより行うことが好ましい。
本発明の包装体は、多層フィルムを、内面側にポリオレフィン基材フィルムが位置し、外面側に他の樹脂層が位置するようにして丸め、左右の端部同士を重ね合わせてヒートシールをしてオーバーラップ接合部を形成する。その後、上下の開口部を適宜シールし、或いはキャップや注出具等を取り付けて、ピロー包装袋やラミネートチューブ等の包装体とする。そして、本発明の包装体は、オーバーラップ接合部が、ポリオレフィン基材フィルムの改質表面層と他の樹脂フィルムとがヒートシールされたヒートシール部から成る点に重要な特徴を有する。以下、本発明の包装体の実施態様を具体的に説明する。
本発明の第一の実施態様の包装体について説明する。図2は、本実施態様の包装体を模式的に示す図であり、(a)は包装体の正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。(c)は、他の形態の包装体の例を示す。図2(a)および(b)において、本実施態様の包装体は10で表され、ピロー包装袋の形態を呈している。この包装体10は、内面側にポリオレフィン基材フィルム11、外面側に他の樹脂フィルム12が位置し、多層フィルムを丸め、左右の端部同士を重ね合わせてヒートシールすることにより、オーバーラップ接合部13が形成される。そして、このオーバーラップ接合部13では、一方の端部の他の樹脂フィルム12上に、他方の端部のポリオレフィン基材フィルム11の改質表面層14が直接ヒートシールされてヒートシール部15を形成している。
しかしながら、本実施態様の包装体10によれば、オーバーラップ接合部13は多層フィルムの端部同士を合掌シール(背張りシール)しないため、合掌シール部の外側へのはみ出しによる外観の損ない、印刷適性の低下、合掌シール部の折り曲げによる積層フィルムの剥離の発生、段差が小さくなることより密封シール時の合掌シール部による漏洩等を防止することができる。
また、ヒートシール条件も緩和することができる。
また、本発明の包装体は、前述したピロー包装袋やラミネートチューブ等に限定されず、他の形態の包装体であっても良い。
次に、本発明の第二の実施態様の包装体について説明する。図3は、本実施態様の包装体を模式的に表した図であり、前述した第一の実施形態の包装体におけるオーバーラップ部の他の形態を示す。
本実施態様の包装体30におけるオーバーラップ接合部31には、多層フィルムの一方の端部(この図では左側端部)を外面側に折り返し重ね合わせた折り返し部32が形成されており、この折り返し部32の上に、他方の端部(この図では右側端部)が平らな状態でヒートシールされている。
尚、図3においては、改質表面層35がポリオレフィン基材フィルム34の全面に形成された状態が示され、折り返し部32の部位に、ポリオレフィン基材フィルム34の改質表面層35同士の副ヒートシール部37が形成されている。しかしながら、改質表面層35をポリオレフィン基材フィルム34のうち、オーバーラップ接合部31の他の樹脂フィルム33とヒートシールする部分(ヒートシール部36)のみに形成し、折り返し部32の部位に、改質表面層35が形成されていないポリオレフィン基材フィルム34同士の副ヒートシール部37を形成しても良い。
そして、このように包装体30のオーバーラップ接合部31を、ヒートシール部36、副ヒートシール部37とすることにより、内面側の端部の端面露出がなくなり、内容物との接触を防止することができる。このため、多層フィルムの端面に接触すると層間剥離を引き起こしやすい染毛剤や香辛料等の内容物に、或いは内容物の溶出の抑制に好適に利用される。
後述する実験例で表面処理を行い、SP値の異なる各溶剤で室温払拭処理したポリオレフィンフィルム:直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルムの濡れ張力を表1に示す。
尚、試験液は、和光純薬(株)製濡れ張力標準試験液を用い、濡れ張力の測定は、JIS K6768に準拠した。
表面処理を行い、改質表面層を形成したポリオレフィンフィルム:LLDPEフィルム、PPフィルムと、他の樹脂フィルム:延伸ポリエステル(PET)フィルム、延伸ナイロン(NY)フィルムから100mm幅×100mm長のフィルム片を切り出し、ポリオレフィンフィルムをSP値の異なる各溶剤を用いて室温払拭処理し、真空乾燥を行った。次いで、それぞれのポリオレフィンフィルムを、補強裏打ち積層材を介して40℃のラバー受台に乗せ、ポリオレフィンフィルムの改質表面層上に他の樹脂フィルムを載置し、下記条件で加熱盤にてヒートシールした。
(1)補強裏打ち積層材
LLDPEフィルム:
PETフィルム(12μ)/NYフィルム(15μ)/LLDPE(50μ)
PPフィルム:
PETフィルム(12μ)/アルミ箔(17μ)/PPフィルム(70μ)
(2)ヒートシール条件
LLDPEフィルム:140℃、0.41MPa、10秒
PPフィルム:180℃、0.41MPa、10秒
3.接着強度の測定
それぞれのヒートシール部から7mm幅×60mm長を切り出し、テンシロンを用い、JIS K6854−3に準拠して、T字剥離強度(Tピール強度)(速度100mm/分)を測定し、測定結果を15mm幅に換算して算出した。
ポリオレフィンフィルムとして、厚み:70μの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム、他の樹脂フィルムとして厚み:12μの延伸ナイロン(NY)フィルムを用いた。尚、前記のLLDPEフィルムには、表面移行型の有機系添加剤から成る滑剤、帯電防止剤は添加されていない。
高周波電源周波数:30KHz
電極間距離:2.0mm
処理ガス:N2主体(CO2、H2微量添加)
放電エネルギー:100W・min/m2
次いで、このLLDPEフィルム及びNYフィルムを用いて、前記したヒートシールを行い、接着強度を測定した。
これらの結果を表2、図4のグラフに示す。
さらに、他の樹脂フィルムをナイロンフィルムとする場合は、プラズマ処理またはコロナ処理の表面処理、或いは未表面処理のいずれでも良いことを示唆している。
実験例1において、他の樹脂フィルムとして厚み12μの延伸PETフィルムを用い、前述した条件中、放電エネルギーを65W・min/m2としてLLDPEフィルムとの接着面を表面処理面とした以外は、同様にヒートシールを行い、接着強度を測定した。尚、コロナ処理による表面処理面を有するPETフィルム、未表面処理面を有するPETフィルムは、フィルムメーカーからの購入品を接着強度測定に供した。
これらの結果を表3、図5のグラフに示す。
尚、NC−PETは、接着強度が小さく、改質表面層の溶剤払拭性と接着強度の一定の変化が現れず、他の樹脂フィルムがPETフィルム等のポリエステルフィルムの場合は、プラズマ処理またはコロナ処理の表面処理が望ましいことを示唆している。
実験例1において、ポリオレフィンフィルムとして、厚み:70μのポリプロピレン(PP)フィルムを用いて大気圧プラズマ処理を行い、ポリプロピレンフィルムに改質表面層を形成した以外は、同様にヒートシールを行い、接着強度を測定した。尚、前記のPPフィルムには、表面移行型の有機系添加剤から成る滑剤、帯電防止剤は添加されていない。
これらの結果を表4、図6のグラフに示す。
さらに、実験例1と同様に、他の樹脂フィルムをナイロンフィルムとする場合は、プラズマ処理またはコロナ処理の表面処理、或いは未表面処理のいずれでも良いことを示唆している。
実験例2において、ポリオレフィンフィルムとして、厚み:70μのポリプロピレン(PP)フィルムを用いて大気圧プラズマ処理を行い、ポリプロピレンフィルムに改質表面層を形成した以外は、同様にヒートシールを行い、接着強度を測定した。尚、前記のPPフィルムには、表面移行型の有機系添加剤から成る滑剤、帯電防止剤は添加されていない。
これらの結果を表5、図7のグラフに示す。
尚、NC−PETは、接着強度が小さく、改質表面層の溶剤払拭性と接着強度の一定の変化が現れず、実験例2と同様に、他の樹脂フィルムがPETフィルム等のポリエステルフィルムの場合は、プラズマ処理またはコロナ処理の表面処理が望ましいことを示唆している。
Claims (4)
- 多層フィルムの端部同士が重ねられたオーバーラップ接合部を側面に有する包装体において、
前記多層フィルムは、最内層のポリオレフィン基材フィルムと、前記ポリオレフィン基材フィルムとは異なる他の樹脂フィルムとを含む積層構造を有し、
前記ポリオレフィン基材フィルムに改質表面層が形成され、
前記オーバーラップ接合部は、該ポリオレフィン基材フィルムの該改質表面層と前記他の樹脂フィルムの表面とのヒートシール部であり、
前記オーバーラップ接合部の内側端部が、外面側に折り返し重ね合わせた折り返し部を有し、該折り返し部に前記ポリオレフィン基材フィルム同士の副ヒートシール部が形成されていることを特徴とする包装体。 - 前記ポリオレフィン基材フィルムの改質表面層は、官能基が導入された水不溶性物質により形成されており、表層部から深部にいくにしたがい、水不溶性物質の分子に導入された官能基の数が漸次減少し、且つ官能基が導入されている水不溶性物質の分子の大きさが漸次大きくなっている、請求項1記載の包装体。
- 前記他の樹脂フィルムがポリエステル樹脂またはポリアミド樹脂により形成されている、請求項1または2記載の包装体。
- 前記ポリオレフィン基材フィルムが、エチレン系樹脂またはプロピレン系樹脂により形成されている、請求項1〜3の何れかに記載の包装体。
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