JP6627337B2 - バイオマスミル - Google Patents

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本発明は、木質系バイオマスをボイラ燃料とする為に粉砕するバイオマスミル、特に木質ペレットを粉砕するバイオマスミルに関するものである。
現在、ボイラの固形燃料として使用されているのは、主に石炭であるが、CO2 の削減対策として、再生可能で環境負荷の少ない木質系バイオマスを燃料とすることが検討されている。木質系バイオマスをボイラの燃料とするには、木質チップ、木質ペレット等の木質系バイオマスをバーナ燃焼可能な様に粉砕する必要がある。
石炭に木質系バイオマスを混合して燃料とする場合、木質系バイオマスの混合量が少なければ既存の石炭ミルにより混合粉砕することも可能であるが、木質系バイオマスの使用量が多くなると、石炭との混合粉砕を行うことができず、木質系バイオマス単独で粉砕する必要がある。
又、木質系バイオマスを粉砕する装置として石炭粉砕用の石炭ミルを基本とした粉砕装置とすることが、大きな改良、大きな設備変更をすることなく低コストで可能となる。
木質系バイオマスは軽量であると共に繊維質で互いに絡合う為、木質系バイオマスを単独で粉砕する場合、或は石炭に対して木質系バイオマスの混合比率を大きくした場合、ミル内での移動が円滑に行われない。従って、木質系バイオマスがミル外に排出され難くなり、木質系バイオマスがミル内に滞留してミル内の差圧上昇の原因となり、送風動力が増大すると共にテーブル駆動装置の動力が増大する。木質系バイオマスの滞留により、木質系バイオマスの粉砕容量は石炭の粉砕容量の10%程度迄制限されることになる。
木質系バイオマスの粉砕容量増大の為、ミル内の流路断面積を減少させる縮流部を設け、1次空気の流速を上げることで木質系バイオマスのミル外への排出促進を図るものもあるが、特にミル停止時に木質系バイオマスの粉体が縮流部に堆積する虞れがある。
木質系バイオマスの粉体は自然発火する可能性があり、ミル停止時には堆積した粉体を取除く必要があるが、従来のミルの場合、堆積した粉体を取除くことができなかった。
尚、特許文献1には、ケーシングの上部にセパレータが配設され、該セパレータの下方は倒立した逆載頭円錐状のコーンで覆われ、ケーシングの内面とコーンの外周とで形成される空間断面形状が、上昇するガス流の速度を徐々に速くすると共に澱みが生じない様に決定される構成が開示されている。
特開2003−268394号公報
本発明は、分級室内に於ける木質系バイオマスの粉体の堆積を抑制するバイオマスミルを提供するものである。
本発明は、分級室を形成するハウジングと、前記分級室の上部に設けられた分級機と、前記分級室の下部に設けられ、テーブル駆動装置によって駆動される粉砕テーブルと、該粉砕テーブルに押圧される加圧ローラを有する複数の加圧ローラユニットと、前記粉砕テーブルの周囲から1次空気を噴出する吹出し口と、前記粉砕テーブルの中心に木質系バイオマスを供給するシュートと、縮流部とを具備し、該縮流部は前記シュートを囲む内側縮流部と、前記ハウジングの内周面の前記内側縮流部と対向する位置に設けられた外側縮流部とを有し、前記内側縮流部と前記外側縮流部との間に縮流流路が形成され、前記内側縮流部が前記縮流流路の上端より上方に延出する円錐台部と、該円錐台部の上端より下方に延出する倒立円錐台部とを有するバイオマスミルに係るものである。
又本発明は、前記倒立円錐台部の傾斜角を、前記木質系バイオマスの粉体の安息角よりも大きくしたバイオマスミルに係るものである。
又本発明は、1次空気が前記縮流流路よりも中心側に吹付けられる様前記吹出し口を傾斜させたバイオマスミルに係るものである。
更に又本発明は、前記内側縮流部は、前記縮流流路の下端より下方に延出する下側倒立円錐台部を更に有し、前記倒立円錐台部の下端と前記シュートとの間、前記下側倒立円錐台部の下端と前記シュートとの間にそれぞれ間隙が形成されたバイオマスミルに係るものである。
本発明によれば、分級室を形成するハウジングと、前記分級室の上部に設けられた分級機と、前記分級室の下部に設けられ、テーブル駆動装置によって駆動される粉砕テーブルと、該粉砕テーブルに押圧される加圧ローラを有する複数の加圧ローラユニットと、前記粉砕テーブルの周囲から1次空気を噴出する吹出し口と、前記粉砕テーブルの中心に木質系バイオマスを供給するシュートと、縮流部とを具備し、該縮流部は前記シュートを囲む内側縮流部と、前記ハウジングの内周面の前記内側縮流部と対向する位置に設けられた外側縮流部とを有し、前記内側縮流部と前記外側縮流部との間に縮流流路が形成され、前記内側縮流部が前記縮流流路の上端より上方に延出する円錐台部と、該円錐台部の上端より下方に延出する倒立円錐台部とを有するので、前記縮流部を介して木質系バイオマスの粉体流が増速されることで、前記分級室内での粉体の滞留時間が短縮され、ミル差圧の上昇が抑制されて粉砕容量の増大が図れると共に、前記内側縮流部上への粉体の堆積が防止され、粉体の前記分級室内への残留が防止されて安全性の向上を図ることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の実施例に係る竪型ミルの概略立断面図である。 (A)は本発明の縮流部を示す要部拡大図であり、(B)は従来の縮流部を示す要部拡大図である。 本発明の縮流部と従来の縮流部を適用した竪型ミルの、木質ペレットの供給量とミル差圧との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1に於いて、本発明の実施例に係る竪型ミル1について説明する。
筒状のハウジング2が立設され、該ハウジング2によって密閉された空間が形成される。該空間の下部には減速機3を介して粉砕テーブル4が設けられ、該粉砕テーブル4は前記減速機3を介してテーブル駆動モータ5によって回転駆動される。前記粉砕テーブル4は前記テーブル駆動モータ5によって定速又は可変速で回転される様になっており、前記減速機3と前記テーブル駆動モータ5とによりテーブル駆動装置6が構成される。
前記粉砕テーブル4の上面には、断面が円弧状の凹溝7を有するテーブルセグメント8が設けられ、該テーブルセグメント8がリング状に連設され、前記凹溝7によって前記粉砕テーブル4の回転中心を中心とするリング状の粉砕溝が形成される。
前記粉砕テーブル4の回転中心から放射状に所要組数、例えば3組の加圧ローラユニット9と、該加圧ローラユニット9を押圧可能な3組のローラ加圧装置11が120°間隔で設けられている。又、前記ハウジング2の下部にはジャーナルカバー12が設けられ、前記加圧ローラユニット9及び前記ローラ加圧装置11は前記ジャーナルカバー12に支持されている。前記加圧ローラユニット9は加圧ローラ13を有し、ピボット軸14を中心に傾動自在となっている。
前記ローラ加圧装置11は、アクチュエータ、例えば油圧シリンダ15を具備し、該油圧シリンダ15によって前記加圧ローラ13を前記凹溝7に押圧する様になっている。
前記粉砕テーブル4の下方には1次空気室16が形成され、前記ハウジング2内部の前記粉砕テーブル4より上方は分級室17となっており、前記ハウジング2の前記分級室17部分に開閉可能な点検口10が設けられている。
前記ハウジング2の下部には1次空気供給口18が取付けられ、該1次空気供給口18は図示しない送風機に接続されると共に、前記1次空気室16に連通している。前記粉砕テーブル4の周囲には、1次空気の吹出し口19が全周に設けられている。
尚、該吹出し口19は前記粉砕テーブル4の中心方向に向って例えば15°程度傾斜しており、前記吹出し口19より噴出された1次空気が、後述する内側縮流部24の下側倒立円錐台部24aに衝突する様になっている。
又、前記1次空気室16の底部には、残留物排出管20が接続され、前記吹出し口19より前記1次空気室16に落下した残留物を前記残留物排出管20を介して外部へと排出可能となっている。
前記ハウジング2の上側には燃料給排部21が設けられており、該燃料給排部21の中心部を貫通する様にパイプ状のシュート22が設けられている。該シュート22は前記ハウジング2の内部に延出し、下端が前記粉砕テーブル4の中央上方に位置している。前記シュート22には木質系バイオマス、例えば木質ペレットが供給され、供給された木質ペレットは前記粉砕テーブル4の中心部に落下する様になっている。
前記シュート22の下端部には、サポート部材23を介して前記シュート22を囲む様に前記内側縮流部24が設けられている。該内側縮流部24は、上方に向って拡径する倒立円錐台状の前記下側倒立円錐台部24aと、該下側倒立円錐台部24aの上端より上方に延出する円筒状の円筒部24bと、該円筒部24bの上端より上方に延出し、上方に向って縮径する円錐台部24cと、該円錐台部24cの上端より下方に延出し、下方に向って縮径する上側倒立円錐台部24dとを有している。尚、前記円錐台部24cと前記上側倒立円錐台部24dの上端は、後述する分級機39の下端近傍迄延出し、木質系バイオマスの粉体が下方から前記分級機39内に流入するのを防止している。
又、前記下側倒立円錐台部24aと前記シュート22との間には所定の幅の間隙25が形成され、前記上側倒立円錐台部24dと前記シュート22との間には所定の幅の間隙26が形成されている。
前記ハウジング2の内周面の、前記内側縮流部24と対向する位置には、外側縮流部27が設けられている。該外側縮流部27は、前記円筒部24bと対向する円筒状の円筒部27aと、該円筒部27aの上端より上方に延出する倒立円錐台状の倒立円錐台部27bとを有している。
前記円筒部24bと前記円筒部27aとの間には、所定の幅、所定の流路長(走り抜け距離)を有する縮流流路28が形成され、前記内側縮流部24と前記外側縮流部27とにより縮流部30が構成される。
ここで、前記吹出し口19の上端から前記縮流流路28の下端迄の高さをH1、該縮流流路28の流路長をH2、前記吹出し口19の上端から前記内側縮流部24の上端迄の高さをH3とした場合、H1、H2は以下の様にするのが望ましい。
H1>前記粉砕テーブル4の中心径×0.8
H2>H3×0.02
前記縮流流路28の幅は、該縮流流路28を流通する1次空気の流速が10m/sとなる様な大きさとするのが望ましく、前記縮流流路28の幅は、木質ペレットの投入量、1次空気の流量等の運用状態に応じて適宜設定される様になっている。尚、前記外側縮流部27は所定角度ピッチで分割された分割構造であり、前記点検口10を介して着脱可能となっており、前記外側縮流部27を付替えることで前記縮流流路28の幅が調整される。
又、前記内側縮流部24の前記上側倒立円錐台部24dの傾斜角θ(図2(A)参照)は、30°<θ<70°であり、より望ましくは前記上側倒立円錐台部24dを木質系バイオマスの粉体の安息角(=45°)よりも大きく傾斜させる、即ち45°<θ<70°である。又、前記円錐台部24c、前記倒立円錐台部27bについても、木質系バイオマスの粉体の安息角よりも大きく傾斜させるのが望ましい。
前記シュート22には回転管29が外嵌され、該回転管29は軸受31を介して回転自在に支持されている。前記回転管29の上端部には、ギア32が設けられ、該ギア32とギア33との間にはベルト34が掛回されている。前記ギア33は減速機35の出力軸に嵌着され、該減速機35には分級機モータ36が連結されている。而して、前記回転管29は、前記減速機35、前記ギア33、前記ベルト34、前記ギア32を介して前記分級機モータ36により回転される様になっている。
前記回転管29にはブレード支持部37を介してブレード38が取付けられ、前記回転管29、前記ギア32、前記ギア33、前記ベルト34、前記減速機35、前記分級機モータ36、前記ブレード38によって前記分級機39が構成されている。
前記ブレード38は短冊状であり、倒立円錐曲面上に円周方向に所定角度ピッチで配設される。又、前記ブレード38は下端から上端に向って前記回転管29から離反する様に傾斜している。尚、前記ブレード38の下端は、前記縮流流路28よりも中心側であり、前記円錐台部24cと前記上側倒立円錐台部24dの上端近傍に位置するのが望ましい。
前記燃料給排部21には、粉砕された木質ペレットを送給する粉砕物送給管41が設けられ、該粉砕物送給管41はボイラのバーナ(図示せず)に接続されている。
次に、前記竪型ミル1に於ける木質ペレットの粉砕について説明する。尚、木質ペレットは、おがくず等の1mm以上2mm以下の木粉が、直径φ6mm以上10mm以下で、長さL20mm以上50mm以下程度に押し固められた物体である。
前記粉砕テーブル4が、前記減速機3を介して前記テーブル駆動モータ5により回転され、前記1次空気供給口18より200℃前後の1次空気が前記1次空気室16に導入された状態で、前記シュート22より木質ペレットが投入される。
木質ペレットは、前記シュート22の下端より前記粉砕テーブル4の中心部に流落し、該粉砕テーブル4上に供給される。該粉砕テーブル4上の木質ペレットは、該粉砕テーブル4の回転による遠心力で外周方向に移動し、前記加圧ローラ13に噛込まれて粉砕される。粉砕された粉体は、更に遠心力によって外周へと移動する。
前記1次空気供給口18より前記1次空気室16に導入された1次空気は、前記粉砕テーブル4の周囲に形成された前記吹出し口19より、前記粉砕テーブル4の中心方向に向って吹上げられる。該粉砕テーブル4の回転による遠心力で前記テーブルセグメント8を乗越えた粉体は、前記吹出し口19より吹上がった1次空気に乗り、粉体流として前記分級室17内を上昇する。
該分級室17内を上昇する粉体流は、前記内側縮流部24の前記下側倒立円錐台部24aに衝突する。衝突時の衝撃により、粉体流の内、粒径の大きい粗粉体及び未粉砕のまま1次空気に吹上げられた木質ペレットが粉体流より分離し、前記粉砕テーブル4上へと再度落下する。又、粉体流から分離しなかった粒径の小さい細粉体は、前記下側倒立円錐台部24aの傾斜に沿って上昇する。
前記下側倒立円錐台部24aの傾斜に沿って上昇する粉体流は、前記縮流流路28内に流入する。該縮流流路28は流路断面積が小さくなっているので、該縮流流路28を通過する過程で粉体流が縮流され、例えば5m/sから10m/s迄増速される。
該縮流流路28を通過した粉体流は、前記分級機39に側方から流入する。尚、前記縮流流路28の上方で粉体流の流路断面積が大きくなることから、該縮流流路28を通過した粉体流が減速され、減速により粉体流中の粉体に対して重力による分級が行われる。重力分級が行われることで、粒径の大きい粗粉体及び未粉砕のまま1次空気に吹上げられた木質ペレットが粉体流中から分離する。
重力分級後、粉体流が前記分級機39に到達し、該分級機39によって粉体の分級が行われる。所定粒径以下の細粉体は、前記ブレード38の回転により増速されつつ前記分級機39内に流入し、前記粉砕物送給管41より送出され、図示しないボイラのバーナに供給される。
又、粗粉体や未粉砕の木質ペレットは前記ブレード38により弾かれ、該ブレード38に弾かれた粗粉体や未粉砕の木質ペレット、及び重力分級により粉体流から分離した粗粉体や未粉砕の木質ペレットは、前記円錐台部24cや前記倒立円錐台部27bに沿って滑落し、再度粉体流に吹上げられる過程で細粉化し、前記分級機39内に流入する。
尚、前記竪型ミル1の稼働を停止すると、前記1次空気供給口18からの1次空気の流入が停止し、前記分級室17内の粉体が重力により落下する。
ここで、前記外側縮流部27の上面は前記倒立円錐台部27bであり、前記内側縮流部24の上面は前記円錐台部24cと前記上側倒立円錐台部24dとなっているので、前記縮流流路28の上方で滞留していた粉体は、前記倒立円錐台部27bと前記円錐台部24cの傾斜に沿って滑落し、前記縮流流路28を通って前記粉砕テーブル4上へと落下すると共に、前記上側倒立円錐台部24dに沿って滑落する。該上側倒立円錐台部24dを滑落した粉体は、前記間隙25,26を通って前記粉砕テーブル4上へと落下する。
従って、前記竪型ミル1の稼働を停止した際に、前記縮流流路28の上方で滞留していた粉体が、前記内側縮流部24上及び前記外側縮流部27上に堆積するのを防止することができる。
又、1次空気の供給を停止した状態で、前記粉砕テーブル4を回転させることで、該粉砕テーブル4上へと落下した粉体を遠心力により外周方向に移動させ、前記吹出し口19より前記1次空気室16内に落下させる。該1次空気室16に落下した粉体は、図示しないスクレーパにより前記残留物排出管20を介して外部へと排出される。
図2(A)は本実施例の前記縮流部30と粉体流42の流れを示し、図2(B)は従来の縮流部30′と粉体流42′の流れを示している。
本実施例の前記縮流部30は、図2(A)に示される様に、前記シュート22に設けられた前記内側縮流部24と、前記ハウジング2の内周面の前記内側縮流部24と対向する位置に設けられた前記外側縮流部27とにより構成され、前記内側縮流部24と前記外側縮流部27との間に前記縮流流路28が形成される様になっている。
又、前記粉体流42は、前記内側縮流部24、即ち前記縮流流路28よりも中心側に吹上げられ、前記下側倒立円錐台部24aに衝突した後、該下側倒立円錐台部24aの傾斜に沿って上昇し、前記縮流流路28に流入する様になっている。
従来の前記縮流部30′は、図2(B)に示される様に、シュート22′を囲む様に設けられた整流筒43により構成される。該整流筒43は、上方に向って拡径する倒立円錐台部43aと、該倒立円錐台部43aの上端より上方に延出する円筒部43bにより構成され、該円筒部43bの上端は閉塞され、上端面は水平となっている。
又、前記円筒部43bとハウジング2′の内周面との間に縮流流路28′が形成され、前記粉体流42′は、前記ハウジング2′の内周面に沿って吹上げられた後、前記縮流流路28′に流入する様になっている。
前記縮流部30′の場合、ミル差圧の上昇は抑制できるものの、上端面が水平である為、前記竪型ミル1停止時には前記整流筒43の上方に滞留していた粉体が該整流筒43上に堆積する虞れがあり、又該整流筒43が固定的に設けられている為堆積した粉体を取除くことができない。
一方前記縮流部30の場合、前記内側縮流部24の上面は前記円錐台部24cと前記上側倒立円錐台部24dであり、前記外側縮流部27の上面は前記倒立円錐台部27bとなっているので、前記竪型ミル1停止時に前記縮流部30の上方に滞留していた粉体は、前記円錐台部24c、前記上側倒立円錐台部24d、前記倒立円錐台部27bを滑落し、粉体が前記縮流部30上に堆積することがない。
又、前記円錐台部24cの傾斜により前記粉体流42の流れが妨げられず、又前記円錐台部24cが前記ブレード38の下端近傍迄延出することで、前記粉体流42が下方より前記分級機39内に流入するのが防止される。
図3は、ミル出口温度を70℃〜80℃、前記加圧ローラ13の加圧力を3.5MPa、前記分級機39を停止、前記粉砕テーブル4の回転数を正回転で42rpm、1次空気量を3.0t/hの運用条件とした前記竪型ミル1に於いて、本実施例の前記縮流部30を適用した場合と、従来の前記縮流部30′を適用した場合の前記竪型ミル1の木質ペレット供給量とミル差圧との関係を示したグラフである。
図3中、菱形のプロットのグラフ45と正方形のプロットのグラフ46が前記縮流部30を示し、三角形のプロットのグラフ47が前記縮流部30′を示している。尚、前記グラフ45と前記グラフ46の前記縮流部30は、前記縮流流路28の流路長(走り抜け距離)を異ならせたものである。
例えば、前記グラフ45の第1縮流部30aは前記縮流流路28の流路長を80mmとしたものであり、前記グラフ46の第2縮流部30bは前記縮流流路28の流路長を前記第1縮流部30aの5/16倍としたものである。
図3に示される様に、前記グラフ45〜前記グラフ47を比較すると、前記第1縮流部30a、前記第2縮流部30bの何れの場合も、ミル差圧の増加量が前記縮流部30′のものと略同等の増加量となっている。
従って、本実施例の前記縮流部30は、従来の前記縮流部30′と略同等のミル差圧の上昇抑制性能を有する。
上述の様に、本実施例では、前記竪型ミル1に前記内側縮流部24と前記外側縮流部27からなる前記縮流部30を設けることで、前記縮流流路28を通過する粉体流を増速させることができる。粉体流の流速が増大することで、粉体が前記竪型ミル1内に滞留する時間を短縮させることができ、ミル差圧の上昇が抑制され、粉砕容量の増大を図ることができる。
又、前記内側縮流部24の上面を前記円錐台部24c、前記上側倒立円錐台部24dとし、前記外側縮流部27の上面を前記倒立円錐台部27bとし、前記円錐台部24c、前記上側倒立円錐台部24d、前記倒立円錐台部27bを傾斜させている。従って、前記縮流部30上に落下した粉体を滑落させることができるので、前記竪型ミル1停止時に於ける前記縮流部30への粉体の堆積を防止でき、自然発火の可能性がある粉体が前記分級室17内に残留するのを防止し、安全性の向上を図ることができる。
又、前記竪型ミル1に前記縮流部30を設けるだけでよく、前記竪型ミル1自体を改造する必要がない為、既存の石炭粉砕用の竪型ミルを流用することができ、製作コストの低減を図ることができる。
又、前記吹出し口19を中心側に向って傾斜させ、1次空気が前記縮流流路28よりも中心側に吹付けられる様にし、1次空気を前記下側倒立円錐台部24aに衝突させているので、1次空気が前記縮流流路28に直接流入し、粉体流が前記分級機39の下方から流入するのを防止することができる。
尚、前記外側縮流部27を取外すことで、本実施例の前記竪型ミル1を石炭粉砕ミルとして用いることも可能である。従って、前記外側縮流部27の着脱により、前記竪型ミル1を石炭粉砕用、バイオマスミル粉砕用に切替えることができる。又、前記竪型ミル1を石炭粉砕に用いる場合、前記竪型ミル1の停止時等、前記内側縮流部24上に落下した粉炭は、前記上側倒立円錐台部24dを滑落し、前記間隙25,26を介して前記粉砕テーブル4上に落下する。
1 竪型ミル 2 ハウジング
4 粉砕テーブル 6 テーブル駆動装置
9 加圧ローラユニット 11 ローラ加圧装置
13 加圧ローラ 16 1次空気室
17 分級室 18 1次空気供給口
19 吹出し口 22 シュート
24 内側縮流部 27 外側縮流部
30 縮流部 39 分級機

Claims (7)

  1. 分級室を形成するハウジングと、前記分級室の上部に設けられた分級機と、前記分級室の下部に設けられ、テーブル駆動装置によって駆動される粉砕テーブルと、該粉砕テーブルに押圧される加圧ローラを有する複数の加圧ローラユニットと、前記粉砕テーブルの周囲から1次空気を噴出する吹出し口と、前記粉砕テーブルの中心に木質系バイオマスを供給するシュートと、縮流部とを具備し、該縮流部は前記シュートを囲む内側縮流部を有し、該内側縮流部の周囲に縮流流路が形成され、該縮流流路は1次空気により吹上げられた粉体流を前記分級機に導く様構成され、前記内側縮流部は前記分級機で分離された粗粉体や未粉砕の木質ペレットを前記縮流部にのみ戻す様構成されたバイオマスミル。
  2. 前記ハウジングの内周面の前記内側縮流部と対向する位置に外側縮流部が設けられ、前記内側縮流部と前記外側縮流部との間に前記縮流流路が形成される様構成された請求項1に記載のバイオマスミル。
  3. 前記内側縮流部は前記縮流流路の上端より上方に延出する円錐台部と、該円錐台部の上端より下方に延出する倒立円錐台部とを有し、前記円錐台部の上端は前記分級機の下端近傍に位置する様構成された請求項1又は請求項2に記載のバイオマスミル。
  4. 前記倒立円錐台部の傾斜角を、前記木質系バイオマスの粉体の安息角よりも大きくした請求項3に記載のバイオマスミル。
  5. 1次空気が前記縮流流路よりも中心側に吹付けられる様前記吹出し口を傾斜させた請求項1〜請求項4のうちいずれか1項に記載のバイオマスミル。
  6. 前記内側縮流部は、前記縮流流路の下端より下方に延出する下側倒立円錐台部を更に有し、前記倒立円錐台部の下端と前記シュートとの間、前記下側倒立円錐台部の下端と前記シュートとの間にそれぞれ間隙が形成された請求項3又は請求項4に記載のバイオマスミル。
  7. 分級室を形成するハウジングと、前記分級室の上部に設けられた分級機と、前記分級室の下部に設けられ、テーブル駆動装置によって駆動される粉砕テーブルと、該粉砕テーブルに押圧される加圧ローラを有する複数の加圧ローラユニットと、前記粉砕テーブルの周囲から1次空気を噴出する吹出し口と、前記粉砕テーブルの中心に木質系バイオマスを供給するシュートと、縮流部とを具備し、該縮流部は前記シュートを囲む内側縮流部と、前記ハウジングの内周面の前記内側縮流部と対向する位置に設けられた外側縮流部とを有し、前記内側縮流部と前記外側縮流部との間に円筒状の縮流流路が形成され、前記内側縮流部が前記縮流流路の上端より上方に延出する円錐台部と、該円錐台部の上端より下方に延出する倒立円錐台部とを有するバイオマスミル。
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