JP6627254B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、車両の電池パックに関する。
従来、電池パックを備えたハイブリッド自動車や電気自動車等が知られている。自動車用に用いられる電池パックは充放電が可能であり、密閉されている上に使用時において発熱するため、これを抑制すべく冷却構造を備えたものが提案されている。一例として、複数の電池モジュール間を流れて2次電池を冷却した冷却風を排気口に向けて流す排気ダクトを備えた電池パックが開示されている(例えば「特許文献1」参照)。
また、補機用のバッテリを備えた車両において、衝突時等の車両に大きな衝撃が作用した場合に補機用のバッテリが移動したり破損したりすると、バッテリから漏洩した液体によって車室内が腐食してしまう虞がある。そこで、バッテリを支持するブラケットの縦壁と緩衝ブラケットの対向面との間に電池パックを冷却する冷却装置に連通した中空の通気ダクトを配置し、衝突等によりバッテリが移動した際に通気ダクトを変形及び押しつぶすことにより、衝撃エネルギを吸収してバッテリの損傷を最小限に抑えることが可能な技術が開示されている(例えば「特許文献2」参照)。
特開2006−324041号公報 特開2002−186101号公報
「特許文献1」に開示された技術では、衝突等の車両に大きな衝撃が作用した場合に、移動する排気ダクトによって電池セルやモジュールが破壊されてしまうという問題点がある。また、「特許文献2」に開示された技術は、密閉された電池パックに対して簡単に適用することはできない。
本発明は上述の問題点を解決し、密閉された空間内を冷却することが可能であると共に、衝突等の車両に大きな衝撃が作用した場合に電池セルやモジュールの破壊や損傷を防止することが可能な電池パックの提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、電池と、前記電池が載置されるトレーと、前記トレーを覆うカバーと、前記カバーの内部に設けられ前記電池に対して供給される冷却のための空気流が通過する閉断面を有するダクトとを備え、前記ダクトは外力が作用した際に、前記ダクトの前記電池側の壁面を前記外力が作用する前の位置に留めた状態で前記閉断面を破断させる破断部を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電池パックにおいて、さらに前記カバーの壁面が前記ダクトの壁面を構成することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電池パックにおいて、さらに前記破断部は前記カバーの上面と接する部位に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一つに記載の電池パックにおいて、さらに前記トレーと前記ダクトとを接続するブラケットを有することを特徴とする。
本発明によれば、カバーの変形に伴い冷却空気が通過する閉断面が破断してダクトがカバーと共に移動することが防止されてダクトがその場に留まることから、ダクトが移動して電池に衝突して電池が損傷してしまうという不具合の発生を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態を適用可能な車両の概略図である。 従来の電池パックを説明する概略図である。 従来の電池パックの問題点を説明する概略図である。 本発明の一実施形態を適用した電池パックを説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられるダクト本体及び送風部を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる送風部の取付態様を説明する概略図である。 本発明の一実施形態を適用した電池パックの作用効果を説明する概略図である。 本発明の一実施形態の変形例に用いられる電池パックを説明する概略図である。
図1は、本発明を適用可能な車両を示している。同図において車両である電気自動車1は、車体2、前輪3、後輪4を有しており、前輪3と後輪4との間の部位に電池パック5を備えている。
電池パック5は、図2に示すように、シートクロスメンバ6よりも下方に入り込む形で配設されており、その外側をフロア7によって覆われている。電池パック5は、図示しない複数の電池セルにより構成され2次電池として機能する電池としての電池モジュール8と、電池モジュール8が載置されるモジュール固定部材9と、モジュール固定部材9に載置された電池モジュール8を収容して固定ブラケット25を介してサイドメンバ26に支持されるトレー10と、トレー10を覆い閉空間12を形成するカバー11と、閉空間12内に設けられ電池モジュール8を冷却するための空気流が通過する閉断面を有するダクト13とを備えている。図1に示すように、ダクト13は車体2の一側方に位置するように配置されている。固定ブラケット25は、図2に示すように、その底壁面がトレー10の底面にスポット溶接によって固着され、側壁面が外フレーム28の側面に図示しないボルトで締結され、さらに上壁面がボルト27によってサイドメンバ26に締結されている。
ここで、従来技術の問題点について説明する。上述した構成において、車両1に対して図1における左方から衝突等の大きな衝撃が作用した場合には、図3に示すようにフロア7及びカバー11が変形し、カバー11の変形に伴いダクト13が移動して電池モジュール8に衝突し、電池モジュール8が損傷してしまう。この問題点の発生を防止した本発明の構成を以下に説明する。
図4は、本発明の一実施形態を適用した電池パックを備えた電気自動車を示している。電池パック14は電池パック5と同様に配設されており、その外側をフロア7によって覆われ、電池モジュール8と、モジュール固定部材9と、閉空間12を形成するトレー10及びカバー11と、閉空間12内に設けられ電池モジュール8を冷却するための空気流が通過する閉断面15を有するダクト16とを備えている。ダクト16は、ダクト13と同様に車体2の一側方に位置するように配置されている。
図4においてダクト16は、カバー11の壁面の一部に塗装等によって設けられた断熱材17と、断熱材17と共にダクト16を形成するダクト本体18とを有している。樹脂製のダクト本体18は、図5に示すように、電池モジュール8に対して送風を行う部位であり上面及び後面が開放された送風部19と、送風部19に向けて空気流が通過する筒状の通風部20とを有している。送風部19及び通風部20は電池モジュール8の配置に応じて複数設けられており、通風部20は接続部24を介してその端部をトレー10内に配設された図示しない冷却ファンの接続部に接続されていると共に、複数箇所を図示しない不動部材に固定されている。
図5及び図6に示すように、送風部19はその前面に複数の通風孔19aを有しており、開放された上面及び後面をカバー11に密接させる態様でカバー11に取り付けられており、この状態で閉断面15が形成されている。送風部19とカバー11との間には図示しないシール材が設けられており、通風孔19a以外の部分から空気が漏れないように構成されている。そして通風部19は、図6に示すようにその上面部及び後面部において、カバー11に対して接着剤21によって固定されている。この接着剤21によってカバー11の上面に固定された通風部19の上面により、ダクト16の破断部が形成される。
上述した構成において、車両1に対して図1における左方から衝突等の大きな衝撃が作用した場合には、図7に示すようにフロア7及びカバー11が変形する。しかしこのとき、カバー11の変形に伴い接着剤21がカバー11から剥離し、これによりダクト本体18の送風部19が形成する閉断面15が破断してダクト本体18が上カバー11と共に移動することが防止され、ダクト16がその場に留まることとなる。これにより、ダクト16が移動して電池モジュール8に衝突し、電池モジュール8が損傷してしまうという不具合の発生を確実に防止することができる。
上述の構成において、カバー11の壁面がダクト16の壁面を構成することにより、ダクト16の壁面を別途製作する構成に比してダクト16の構成を簡略化することができ、コストダウンを図ることができると共に軽量化を図ることができる。また、破断部である接着剤21による送風部19の固定部がカバー11の上面と接する部位に設けられていることにより、外力を受けてカバー11が変形した際に破断部がカバー11から容易に離脱することができる。これにより閉断面15の破断が容易に行われ、外力が小さい場合であっても電池モジュール8の損傷を確実に防止することができる。
図8は、本発明の一実施形態の変形例を示している。この変形例は、上述した実施形態と比較すると、ダクト16に代えてダクト22を有する点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。ダクト22は、ダクト本体18とトレー10とを接続するブラケット23を有している。金属からなるブラケット23は、その一端をトレー10に溶接やねじ止め等の方法によって固定されており、他端側においてダクト本体18の送風部19の外壁を保持している。
この構成により、上記実施形態に比して送風部19の下側においてカバー11の壁面に接着剤21によって接着されている部位がカバー11から剥離しにくくなる。これにより、フロア7及びカバー11が外力により変形した際に、図7に示すように接着剤21によってカバー11の上面に固定された通風部19の上面である破断部が断熱材17から剥離し易くなる。これにより、ダクト22が移動して電池モジュール8に衝突し、電池モジュール8が損傷してしまうという不具合の発生をより確実に防止することができる。
また、図8に示す構成によれば、トレー10に対してカバー11を被せる際に、ブラケット23にダクト本体18を支持させた状態でカバー11をトレー10に対して取り付けることができる。これにより、カバー11にダクト本体18を固定せずともトレー10に対してカバー11を取り付けることができ、作業の簡易化を図ることができる。
さらに図8に示す構成によれば、ダクト本体18をトレー10に予め取り付けた状態となるので、トレー10内に配設された図示しない冷却ファンとダクト本体18とを予め接続した状態でカバー11がトレー10に組み付けられる。ここで図5では、カバー11をトレー10に組み付ける際に、カバー11に取り付けられたダクト本体18とトレー10内に配設された図示しない冷却ファンとを接続するため組み付け公差を考慮して形成された接続部24を示したが、図8に示す構成では接続部24を省略することができ、電池パック5内のスペースをより一層有効活用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
8・・・電池モジュール、10・・・トレー、11・・・カバー、14・・・電池パック、15・・・閉断面、16,22・・・ダクト、23・・・ブラケット

Claims (4)

  1. 電池と、前記電池が載置されるトレーと、前記トレーを覆うカバーと、前記カバーの内部に設けられ前記電池に対して供給される冷却のための空気流が通過する閉断面を有するダクトとを備え、
    前記ダクトは外力が作用した際に、前記ダクトの前記電池側の壁面を前記外力が作用する前の位置に留めた状態で前記閉断面を破断させる破断部を有する電池パック。
  2. 請求項1記載の電池パックにおいて、
    前記カバーの壁面が前記ダクトの壁面を構成することを特徴とする電池パック。
  3. 請求項1または2記載の電池パックにおいて、
    前記破断部は前記カバーの上面と接する部位に設けられていることを特徴とする電池パック。
  4. 請求項1ないし3の何れか一つに記載の電池パックにおいて、
    前記トレーと前記ダクトとを接続するブラケットを有することを特徴とする電池パック。
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