JP6625814B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯タンク内の水を沸き上げて湯を供給する貯湯式給湯装置に関する。
従来、過去数日分の給湯運転の履歴に応じて、貯湯タンク内の水を沸き上げる当日の時刻を決定するようにした貯湯式給湯装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された貯湯式給湯装置においては、過去7日分の給湯運転の履歴から、過去7日間において、最も早かった給湯開始時刻と、最も早かった湯張り開始時刻と、最も遅かった給湯終了時刻とを求めている。そして、最も早かった給湯開始時刻よりも所定時間(沸き上げに必要な時間)前の時刻と、最も早かった湯張り開始時刻よりも所定時間前の時刻から貯湯タンク内の水の沸き上げを開始して、貯湯タンクを満蓄状態(貯湯タンク内に湯が満たされた状態)にしている。
そして、貯湯タンク内の湯が使用されて貯湯タンク内の湯の残量が所定レベル以下になったときに、貯湯タンク内の沸き上げを行っている。
特開2013−224762号公報
貯湯式給湯装置においては、貯湯タンク内の湯の残量が所定レベル以下になったときに沸き上げが行われるが、貯湯タンクに貯められた湯の温度は放熱によって次第に低下する。そのため、給湯タンク内に必要以上の湯が貯められた状態が継続することは、沸き上げに要したエネルギーが無駄になることになり、好ましくない。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、貯湯タンクに必要以上に湯が貯められて、無駄なエネルギーが消費されることを抑制した貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
本発明の貯湯式給湯装置は、
下部に給水管が接続されると共に上部に出湯管が接続され、前記給水管から供給される水が貯められる貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの下部と上部を接続したタンク循環路と、
前記貯湯タンクの下部に貯まった湯水を、前記タンク循環路を介して前記貯湯タンクの上部に循環させるタンク循環ポンプと、
前記タンク循環路を流通する湯水を加熱するタンク加熱部と、
前記貯湯タンクの上部から貯められた湯の量であるタンク貯湯量を検出するタンク貯湯量検出部と、
前記貯湯タンクから前記出湯管に供給される湯水の流量を検出するタンク出湯流量検出部と、
前記タンク出湯流量検出部による検出流量に基づいて、過去数日間における前記貯湯タンクから前記出湯管への出湯履歴を記録する出湯履歴記録部と、
前記出湯履歴に基づいて、1日の所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯される湯の総量の指標値である総出湯量指標値を算出する総出湯量指標値算出部と、
当日の前記所定時間帯の開始時刻から、前記タンク出湯流量検出部の検出流量に基づく前記貯湯タンクから前記出湯管への出湯量の積算を開始して、該開始時刻からの前記貯湯タンクの出湯量の積算値である実出湯量積算値を算出する実出湯量積算部と、
当日の前記所定時間帯において、前記貯湯量検出部により検出された前記タンク貯湯量が所定の下限レベル以下になったときに、前記タンク循環ポンプと前記タンク加熱部とを作動させて、前記貯湯タンクの下部に貯まった湯水を加熱して前記貯湯タンクの上部に戻す沸き上げ運転を開始し、前記貯湯量検出部により検出される前記タンク貯湯量が所定の沸き上げ完了レベル以上になったときに、前記沸き上げ運転を終了する沸き上げ制御部と、
前記沸き上げ運転の開始時に、前記総出湯量指標値と該開始時までの前記実出湯量積算値との差に応じて、前記沸き上げ完了レベルを設定する沸き上げ完了レベル設定部とを備え、
前記総出湯量指標値算出部は、前記総出湯量指標値として、過去数日間の前記所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯された湯の総量の平均値である総出湯量平均値と、過去数日間の前記所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯された湯の総量の最大値である総出湯量最大値とを算出し、
前記沸き上げ完了レベル設定部は、前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値が、前記総出湯量平均値以下であるときに、前記総出湯量平均値と前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記沸き上げ完了レベルを少なく設定し、前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値が、前記総出湯量平均値よりも多く且つ前記総出湯量最大値以下であるときには、前記総出湯量最大値と前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記沸き上げ完了レベルを少なく設定することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記出湯履歴記録部により、過去数日間における前記貯湯タンクから前記出湯管への出湯履歴が記録される。そして、前記実出湯量積算部により、前記出湯履歴に基づいて、前記所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯される湯の総量の指標値である総出湯量指標値が算出される。また、前記実出湯量積算部により、当日の前記所定時間帯の開始時刻からの前記貯湯タンクの出湯量の積算値である実出湯量積算値が積算される。
そして、前記沸き上げ制御部は、当日の前記所定時間帯において、前記タンク貯湯量が前記下限貯湯レベル以下になったときに前記沸き上げ運転を開始して、前記タンク貯湯量が前記沸き上げ完了レベル以上になったときに前記沸き上げ運転を終了するが、前記沸き上げ完了レベルは、沸き上げ完了レベル設定部により、前記総出湯量指標値と前記沸き上げ運転の開示時までの前記実総出湯積算値量との差に基づいて設定される。
この場合、前記総出湯量指標値は、過去の前記所定時間帯における湯の使用実績を示すものであるから、前記総出湯量指標値と前記実総出湯積算値との差から、前記所定時間帯における今後の湯の使用量を推定することができる。そのため、前記総出湯量指標値と前記実総出湯積算値量との差に基づいて、前記沸き上げ完了レベルを設定することによって、前記貯湯タンクに必要以上に湯が貯められて、無駄なエネルギーが消費されることを抑制することができる。
例えば、前記沸き上げ運転の開時までの前記実総出湯積算値が前記総出湯量平均値よりも少ないときには、前記総出湯量平均値と前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記所定時間帯において既に使用された湯の量が多く、前記所定時間帯における今後の湯の使用量が少ないと推定することができる。
また、前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値が、前記総出湯最大値よりも少ないときには、前記総出湯量最大値と前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記所定時間帯において既に使用された湯の量が多く、前記所定時間帯における今後の湯の使用量が少ないと推定することができる。
そこで、前記所定時間帯における湯の使用量が多く、前記実出湯量積算値が前記総出湯平均値よりも多くなったときには、前記総出湯量最大値と前記実出湯量積算値との差を用いて前記沸き上げ完了レベルを設定することができる。
そして、前記沸き上げ完了レベル設定部により、前記総出湯量最大値と前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記沸き上げ完了レベルを少なく設定することによって、前記貯湯タンクに必要以上の湯が貯められて、無駄なエネルギーが消費されることを防止することができる。
貯湯式給湯装置の構成図。 出湯履歴データの説明図。 第1時間帯及び第2時間帯の説明図。 総出湯量指標値と実出湯量積算値との差と、予想される今後の湯の使用量との関係の説明図。 沸き上げ完了レベルの設定処理の第1のフローチャート。 沸き上げ完了レベルの設定処理の第2のフローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の貯湯式給湯装置1は、貯湯ユニット10、ヒートポンプユニット50、ガス熱源ユニット80、及び、貯湯式給湯装置1の全体的な作動を制御するコントローラ120を備えて構成されている。
なお、図1では、貯湯式給湯装置1のコントローラとして一つのコントローラ120を示したが、貯湯ユニット10のコントローラと、ヒートポンプユニット50のコントローラと、ガス熱源ユニット80のコントローラを個別に備え、各コントローラ間の通信によって、貯湯式給湯装置1の全体的な作動を制御する構成としてもよい。
貯湯ユニット10は、貯湯タンク11、給水管12、出湯管13等を備えている。貯湯タンク11は内部に湯を保温して貯め、高さ方向に略等間隔で配置されて、各高さでの貯湯タンク11内の湯水の温度th2〜th5を検出するタンク表面温度センサ14〜17と、貯湯タンク11の上部に配置されて貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯水の温度th1を検出するタンク中温度センサ26が設けられている。
また、貯湯タンク11の上部と下部を接続するタンク循環路41の貯湯タンク11の下部との接続箇所の付近には、貯湯タンク11の下部に貯められた湯水の温度th6を検出するタンク下部温度センサ42が設けられている。また、貯湯タンク11の底部には、作業者の手動操作により開弁される排水弁18が設けられている。
給水管12は、一端が給水口30を介して図示しない上水道に接続され、他端が貯湯タンク11の下部に接続されて、貯湯タンク11内の下部に水を供給する。給水管12には、貯湯タンク11の内圧が過大になることを防止するための減圧弁19と、給水管12から貯湯タンク11への方向のみの通水を可能にして、貯湯タンク11から給水管12側への湯水の流出を阻止する第1湯側逆止弁20が設けられている。
給水管12から分岐した給水バイパス管34は、給湯混合弁21を介して接続箇所Xで出湯管13に連通しており、給湯混合弁21により、貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯水と給水バイパス管34から出湯管13に供給される水との混合比が変更される。
給水バイパス管34には、給水バイパス管34に供給される水の温度Twを検出する給水温度センサ22と、給水バイパス管34を流通する水の流量Fwを検出する水側流量センサ23と、給水バイパス管34から出湯管13への方向のみの通水を可能にして、出湯管13から給水バイパス管34側への湯水の流出を阻止する水側逆止弁24とが設けられている。
出湯管13は、一端が給湯口31に接続され、他端が貯湯タンク11の上部に接続されている。貯湯タンク11の上部に貯められた湯水は、出湯管13から給湯口31を介して図示しない給湯栓(台所、洗面所、浴室のカランやシャワー等)に供給される。出湯管13には、貯湯タンク11から出湯管13への方向のみの通水を可能にして、出湯管13から貯湯タンク11側への湯水の流入を阻止する第2湯側逆止弁25と、貯湯タンク11から出湯管13に供給される湯水の流量Fhを検出する湯側流量センサ27(本発明のタンク出湯流量検出部に相当する)とが設けられている。
ガス熱源ユニット80は、出湯管13の給水バイパス管34との接続箇所Xよりも下流側の途中に設けられ、貯湯ユニット10には、ガス熱源ユニット80をバイパスして、ガス熱源ユニット80の下流側と上流側の出湯管13を連通する出湯バイパス管33と、出湯バイパス管33を開閉する出湯バイパス弁29とが設けられている。
出湯管13の出湯バイパス管33との分岐箇所Yと給湯混合弁21との間に、給湯混合弁21を介して出湯管13に供給される湯水の温度Tmを検出する混合温度センサ28が設けられ、出湯管13の出湯バイパス管33との合流箇所Zと給湯口31との間に、給湯口31から出湯される湯水の温度を検出する給湯温度センサ32が設けられている。
貯湯ユニット10に備えられた各センサの検出信号は、コントローラ120に入力される。また、コントローラ120から出力される制御信号によって、給湯混合弁21と出湯バイパス弁29の作動が制御される。
次に、ヒートポンプユニット50は、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路41を介して循環させて加熱するものであり、屋外に設置されている。ヒートポンプユニット50は、熱媒体(ハイドロフルオロカーボン(HFC)等の代替フロン、二酸化炭素等)が封入されたヒートポンプ循環路52により接続された蒸発器53、圧縮機54、ヒートポンプ熱交換器55(凝縮器)、及び膨張弁56により構成されたヒートポンプ51(本発明のタンク加熱部に相当する)を有している。
蒸発器53は、ファン60の回転により供給される空気(外気)とヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体との間で熱交換を行う。圧縮機54は、蒸発器53から吐出された熱媒体を圧縮して高圧・高温とし、ヒートポンプ熱交換器55に送出する。膨張弁56は、圧縮機54で加圧された熱媒体の圧力を開放する。
除霜弁61は膨張弁56をバイパスして設けられており、圧縮機54から送出される熱媒体により蒸発器53を除霜する。ヒートポンプ循環路52の膨張弁56の上流側及び下流側、圧縮機54の上流側及び下流側には、ヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体の温度を検出する熱媒体温度センサ62,63,64,65が、それぞれ設けられている。また、蒸発器53には、蒸発器53に吸入される空気の温度Toutを検出する周囲温度センサ67が設けられている。
ヒートポンプ熱交換器55はタンク循環路41と接続され、圧縮機54により高圧・高温とされた熱媒体と、タンク循環路41内を流通する湯水との熱交換により、タンク循環路41内を流通する湯水を加熱する。タンク循環路41には、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路41を介して循環させるためのタンク循環ポンプ66が設けられている。
貯湯タンク11内の下部に貯まった湯水は、タンク循環ポンプ66によりタンク循環路41に導かれ、ヒートポンプ熱交換器55で所定温度(沸き上げ温度)まで加熱されて貯湯タンク11の上部に戻される。これにより、所定温度の湯が、貯湯タンク11の上部から順次積層して貯められる。
なお、タンク循環路41のヒートポンプ熱交換器55の上流側及び下流側には、タンク循環路41内を流通する湯水の温度を検出する湯温度センサ68,69が設けられている。また、ヒートポンプ熱交換器55には、その内部の雰囲気温度を検出する雰囲気温度センサ57が設けられている。
ヒートポンプユニット50に備えられた各センサの検出信号は、コントローラ120に入力される。また、コントローラ120から出力される制御信号によって、圧縮機54、タンク循環ポンプ66、及びファン60の作動が制御される。
次に、ガス熱源ユニット80は、出湯管13を流通する湯水を加熱するものであり、缶体87内に収容された給湯バーナ81及び給湯バーナ81により加熱される給湯熱交換器82等を備えている。
また、出湯管13の途中箇所には、浴槽105に連通した湯張り管100が設けられている。湯張り管100には、湯張り管100を開閉する湯張り弁103が設けられており、コントローラ120は、湯張り弁103を開弁することによって、出湯管13から湯張り管100を介して浴槽105に湯を供給する湯張り運転を実行する。
給湯バーナ81には、図示しないガス供給管から燃料ガスが供給されると共に、図示しない燃焼ファンにより燃焼用空気が供給される。コントローラ120は、給湯バーナ81に供給する燃料ガスと燃焼用空気の流量を調節して、給湯バーナ81の燃焼量を制御する。
給湯熱交換器82は、出湯管13の途中に接続されており、給湯バーナ81の燃焼熱によって、内部を流通する湯水を加熱する。出湯管13には、上流側から順に、止水弁93と水量センサ88が設けられている。給湯熱交換器82の上流側と下流側は、熱源バイパス管89により連通されており、熱源バイパス管89には、熱源バイパス管89の開度を調節するための熱源バイパス弁90が設けられている。出湯管13の給湯熱交換器82の出口付近には熱交出湯温度センサ91が設けられ、出湯管13の熱源バイパス管89との接続箇所の下流側には熱源出湯温度センサ92が設けられている。
この構成により、貯湯タンク11内に湯が無いとき(湯切れ状態)に、給水管12から貯湯タンク11及び給水バイパス管34を介して出湯管13に供給される水が、給湯熱交換器82により加熱されて湯となり、熱源バイパス管89からの水と混合されて、目標給湯温度の湯が給湯口31から供給されるようになっている。
ガス熱源ユニット80に備えられた各センサの検出信号は、コントローラ120に入力される。また、コントローラ120から出力される制御信号によって、給湯バーナ81、熱源バイパス弁90、及び湯張り弁103の作動が制御される。
コントローラ120は、図示しないCPU,メモリ等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された貯湯式給湯装置1の制御用プログラムを、CPUで実行することによって、給湯制御部121、湯張り制御部122、沸き上げ制御部123、出湯履歴記録部124、総出湯量指標値算出部125、実出湯量積算部126、及び沸き上げ完了レベル設定部127として機能する。また、コントローラ120には、時刻を計時する計時部128が備えられている。
コントローラ120は、通信ケーブル130によりリモコン140と接続されている。リモコン140は、貯湯式給湯装置1の運転状況や運転条件の設定等を表示するための表示器141と、各種スイッチが設けられたスイッチ部142とを備えている。貯湯式給湯装置1の使用者は、リモコン140のスイッチ部142を操作することによって、給湯口31からの給湯温度(目標給湯温度)の設定や、湯張り運転における浴槽105への給湯温度(目標湯張り温度)及び湯張り量(目標湯張り量)の設定等を行う。
給湯制御部121は、貯湯タンク11の湯切れが生じていない状態で、水側流量センサ23により下限流量以上の通水が検出されている場合には、混合温度センサ28又は給湯温度センサ32の検出温度が目標給湯温度となるように、給湯混合弁21の分配比を調節する混合温調制御による給湯運転を実行する。このとき、給湯制御部121は、湯張り弁103が開弁して浴槽105への給湯が行われているときは出湯バイパス弁29を閉弁し、湯張り弁103が閉弁しているときには出湯バイパス弁29を開弁する。
また、給湯制御部121は、貯湯タンク11の湯切れが生じている状態で、水側流量センサ23により下限流量以上の通水が検出されている場合には、出湯バイパス弁29を閉弁する。そして、水量センサ88により下限流量以上の通水が検出されているときに、熱源出湯温度センサ92の検出温度が目標給湯温度となるように、給湯バーナ81の燃焼量を調節する加熱温調制御により給湯運転を実行する。
湯張り制御部122は、リモコン140のスイッチ部142により、湯張りを指示する操作がなされたときに、湯張り弁103を開弁して出湯管13から湯張り管100を介して浴槽105に目標湯張り量分の湯を供給する湯張り運転を実行する。湯張り運転の実行時、給湯制御部121は、目標湯張り温度を目標給湯温度に設定して給湯運転を実行し、これにより、目標湯張り温度の湯が浴槽105に供給される。
沸き上げ制御部123は、タンク循環ポンプ66とヒートポンプ51を作動させて、貯湯タンク11内の湯水を沸き上げ温度(例えば、45℃、50℃、55℃、60℃のうちのいずれか)まで加熱する沸き上げ運転を実行する。沸き上げ制御部は、タンク表面温度センサ14〜17の検出温度th3〜th5及びタンク下部温度センサ42の検出温度th6から、貯湯タンク11に貯められている湯の量を検出する。
例えば、タンク表面温度センサ15の検出温度th3が沸き上げ温度付近であって、タンク表面温度センサ16の検出温度th4が給水温度Tw付近であるときには、沸き上げ制御部123は、貯湯タンク11の上部からタンク表面温度センサ15が配置された高さまで、湯が貯められていると検出する。
なお、沸き上げ制御部123が、タンク表面温度センサ14〜17及びタンク下部温度センサ42の検出温度に基づいて、貯湯タンク11に貯められた湯の量(タンク貯湯量)を検出する構成は、本発明のタンク貯湯量検出部に相当する。
出湯履歴記録部124は、計時部128により計時される時刻に基づいて、図2に示したように、貯湯タンク11から出湯管13への出湯実績を示す出湯履歴データをメモリ(図示しない)に記録する。
ここで、図3は、当日(コントローラ120による貯湯式給湯装置1の制御が実行されている日)の(0時〜24時)における給湯開始時刻Hst、湯張り開始時刻Bst、給湯終了時刻Het、給湯開始時刻Hstに先行して沸き上げ運転を開始する時刻α、湯張り開始時刻Bstに先行して沸き上げ運転を開始する時刻β、及び給湯終了時刻Hetに先行して、沸き上げ運転を停止する時刻γを示したものである。
ここで、給湯開始時刻Hstは過去7日間の給湯開始時刻Hst_1〜Hst_7のうちの最も早い時刻に設定される。湯張り開始時刻Bstは過去7日間の湯張り開始時刻Bst_1〜Bst_7のうちの最も早い時刻に設定される。給湯終了時刻Hetは過去7日間(本発明の過去数日間に相当する、7日以外の期間としてもよい)の給湯終了時刻Het_1〜Het_7のうちの3番目に遅い時刻に設定される。
図中BT1、BT2は、貯湯タンク11内に沸き上げ温度付近の湯が満たされるまで(タンク下部温度センサ42の検出温度th6が沸き上げ温度付近になるまで)に必要となる、沸き上げ運転の実行時間を想定して設定される。
そして、沸き上げ制御部123は、α及びβで沸き上げ運転を開始して、貯湯タンク11内に湯が満たされた状態(満蓄状態)とする。そのため、給湯開始時刻Hstと湯張り開始時刻Bstの時点において、貯湯タンク11は満蓄状態になっている。
また、STは、給湯終了時刻Hetが近づいて、これから沸き上げ運転を行うのは効率が悪くなる時間を想定して設定される。この場合、α〜γが沸き上げ運転の実行が許可される沸き上げ許可時間帯となる。
給湯開始時刻Hst〜Bstまでの第1時間帯TW1(湯張り運転が実行される前の時間帯)と、湯張り開始時刻Bst〜Hetまでの第2時間帯TW2(湯張り運転が開始された後の時間帯)は、本発明の所定時間帯に相当する。
出湯履歴記録部124は、湯側流量センサ27の検出流量Fhに基づいて、過去7日間の第1時間帯TW1において貯湯タンク11から出湯管13に供給された湯の総量である第1総出湯量TV1(TV1_1〜TV1_7)と、第2時間帯TW2において貯湯タンク11から出湯管13に供給された湯の総量である第2総出湯量TV2(TV2_1〜TV2_7)を算出して、メモリに記録する。
総出湯量指標値算出部125は、図2に示した過去7日分の出湯履歴データから、第1総出湯量TV1_1〜TV1_7の平均値である第1総出湯量平均値TV1_ave(本発明の総出湯量平均値に相当する)と、第1総出湯量TV1_1〜TV1_7のうちの最大値である第1総出湯最大値TV1_max(本発明の総出湯量最大値に相当する)とを算出する。
また、総出湯量指標値算出部125は、図2に示した過去7日分の出湯履歴データから、第2総出湯量TV2_1〜TV2_7の平均値である第2総出湯量平均値TV2_ave(本発明の総出湯量平均値に相当する)と、第2総出湯量TV2_1〜TV2_7のうちの最大値である第2総出湯量最大値TV2_max(本発明の総出湯量最大値に相当する)とを算出する。
実出湯量積算部126は、第1時間帯TW1において、湯側流量センサ27の検出流量Fhに基づいて、第1時間帯TW1の開始時刻である給湯開始時刻Hstから、貯湯タンク11から出湯管13に供給された湯の量の積算値である第1実出湯量積算値TV1_sを順次算出する。
同様に、実出湯量積算部126は、第2時間帯TW2において、湯側流量センサ27の検出流量Fhに基づいて、第2時間帯TW2の開始時刻である湯張り開始時刻Bstから、貯湯タンク11から出湯管13に供給された湯の量の積算値である第2実出湯量積算値TV2_sを順次算出する。
沸き上げ完了レベル設定部127は、第1時間帯TW1において、貯湯タンク11内の残湯量が下限レベルVh_lmt以下になって沸き上げ運転が開始される時に、第1総出湯量平均値TV1_ave又は第1総出湯量最大値TV1_maxと第1実出湯量積算値TV1_sとの湯量差ΔTV1に基づいて、沸き上げ完了レベルVh_end(沸き上げ運転を終了する貯湯量)を設定する。
ここで、図4A及び図4Bは、第1時間帯TW1の途中での第1総出湯量平均値TV1_ave又は第1総出湯量最大値TV1_maxと第1実出湯量積算値V1_sとの湯量差ΔTV1と、沸き上げ完了レベルVh_endとの関係を示したものである。
図4Aでは、ΔTV1が大きいため、過去の出湯履歴から、第1時間帯TW1の残り時間において使用される湯量が多いと予想される。そのため、貯湯タンク11における沸き上げ完了レベルVh_endを、表面温度センサ17の配置高さL5としておくことで、貯湯タンク11の湯切れが生じることを回避することができる。
それに対して、図4Bでは、ΔTV1が小さいため、過去の出湯履歴から、第1時間帯TW1の残り時間において使用される湯量が少ないと予想される。そのため、貯湯タンク11における沸き上げ完了レベルVh_endを、表面温度センサ16の配置高さL4としておくことで、第1時間帯TW1の終了時刻における貯湯タンク11の残湯量を少なくすることができる。そして、これにより、沸き上げ運転が必要以上に長く実行されて、無駄なエネルギーが消費されることを抑制することができる。
そこで、沸き上げ完了レベル設定部127は、図5〜図6に示したフローチャートに従って、第1総出湯量平均値TV1_ave又は第1総出湯量最大値TV1_maxと第1実出湯量積算値V1_sとの差である第1湯量差ΔTV1に基づいて、沸き上げ完了レベルVh_endを設定する処理を行う。以下、この処理について説明する。
図5〜図6は、第1時間帯TW1における沸き上げ完了レベル設定部127による処理である。なお、沸き上げ完了レベル設定部127は、第2時間帯TW2においても、同様にして、沸き上げ完了レベルを設定する処理を行う。
図5のSTEP1で、沸き上げ完了レベル設定部127は、給湯開始時刻Hstで貯湯タンク11が満蓄状態とされた後、表面温度センサ14〜17の検出温度th2〜th5を監視して貯湯タンク11の残貯湯量を監視し、残貯湯量が下限レベルVh_lmt(例えば、表面温度センサ14の配置高さのレベル)以下になって、沸き上げ制御部123による沸き上げ運転が開始されるタイミングになったときに、STEP2に進む。
STEP2で、沸き上げ完了レベル設定部127は、第1時間帯TW1の開始時刻から積算されている第1実出湯量積算値TV1_sが第1総出湯量平均値TV1_ave以下であるか否かを判断する。そして、第1実出湯量積算値TV1_sが第1総出湯量平均値TV1_ave以下であるときはSTEP3に進み、第1実出湯量積算値TV1_sが第1総出湯量平均値TV1_aveよりも大きいときには図6のSTEP30に分岐する。
STEP3で、沸き上げ完了レベル設定部127は、以下の式(1)により、第1湯量差ΔTV1を算出する。
ΔTV1=TV1_ave_−TV1_s ・・・・・(1)
但し、ΔTV1:第1湯量差、TV1_ave:第1総出湯量平均値、TV1_s:第1実出湯量積算値(第1時間帯TW1の開始時刻からの出湯量の積算値)。
続くSTEP4で、沸き上げ完了レベル設定部127は、第1湯量差ΔTV1が50リットル以下であるか否かを判断する。そして、第1湯量差ΔTV1が50リットル以下であるときはSTEP5に進み、沸き上げ完了レベル設定部127は、タンク表面温度センサ16の配置箇所であるL3(図4B参照)を、沸き上げ完了レベルVh_endに設定してSTEP6に進み、処理を終了する。
一方、STEP4で、第1湯量差ΔTV1が50リットルよりも多いときにはSTEP10に分岐し、沸き上げ完了レベル設定部127は、第1湯量差ΔTV1が70リットル以下であるか否かを判断する。そして、第1湯量差ΔTV1が70リットル以下であるときはSTEP11に進み、沸き上げ完了レベル設定部127は、タンク表面温度センサ17の配置箇所の高さであるL4(図4B参照)を、沸き上げ完了レベルVh_endに設定してSTEP6に進み、処理を終了する。
一方、STEP10で、第1湯量差ΔTV1が70リットルよりも多いときにはSTEP20に分岐し、沸き上げ完了レベル設定部127は、沸き上げ完了レベルVh_endを満蓄レベルであるLmax(タンク下部温度センサ42の検出温度th6が沸き上げ温度付近になるレベル)に設定してSTEP6に進み、処理を終了する。
STEP4〜STEP5、STEP10〜STEP11、STEP20の処理により、第1湯量差ΔTV1が少なくなるに従って、沸き上げ完了レベルが少なく設定される。そして、これにより、必要以上の湯を貯湯タンク11に貯めるために沸き上げ運転が実行されて、無駄なエネルギーが消費されることを防止することができる。
次に、図6のSTEP30で、沸き上げ完了レベル設定部127は、第1実出湯量積算値TV1_sが第1総出湯量最大値TV1_max以下であるか否かを判断する。そして、第1実出湯量積算値TV1_sが第1総出湯量最大値TV1_max以下であるときはSTEP31に進み、第1実出湯量積算値TV1_sが第1総出湯量最大値TV1_maxよりも多いときにはSTEP40に分岐する。
STEP31で、沸き上げ完了レベル設定部127は、以下の式(2)により、第1湯量差ΔTV1を算出する。
ΔTV1=TV1_max−TV1_s ・・・・・(2)
但し、ΔTV1:第1総出湯量差、TV1_max:第1総出湯量最大値、TV1_s:第1実出湯量積算値(第1時間帯TW1の開始時刻からの出湯量の積算値)。
続くSTEP32で、沸き上げ完了レベル設定部127は、第1湯量差ΔTV1が50リットル以下であるか否かを判断する。そして、第1湯量差ΔTV1が50リットル以下であるときはSTEP33に進み、沸き上げ完了レベル設定部127は、タンク表面温度センサ16の配置箇所であるL3(図4B参照)を、沸き上げ完了レベルVh_endに設定してSTEP34に進み、処理を終了する。
一方、STEP32で、第1湯量差ΔTV1が50リットルよりも多いときにはSTEP50に分岐し、沸き上げ完了レベル設定部127は、第1湯量差ΔTV1が70リットル以下であるか否かを判断する。そして、第1湯量差ΔTV1が70リットル以下であるときはSTEP51に進み、沸き上げ完了レベル設定部127は、タンク表面温度センサ17の配置箇所の高さであるL4(図4B参照)を、沸き上げ完了レベルVh_endに設定してSTEP34に進み、処理を終了する。
一方、STEP50で、第1総出湯量差ΔTV1が70リットルよりも多いときにはSTEP60に分岐し、沸き上げ完了レベル設定部127は、沸き上げ完了レベルを満蓄レベルであるLmax(タンク下部温度センサ42の検出温度th6が沸き上げ温度付近になるレベル)に設定してSTEP34に進み、処理を終了する。
また、STEP40においても、沸き上げ完了レベル設定部127は、沸き上げ完了レベルVh_endをL2に設定してSTEP41に進み、処理を終了する。
STEP32〜STEP33、STEP50〜STEP51、STEP60の処理により、第1湯量差ΔTV1が少なくなるに従って、沸き上げ完了レベルが少なく設定される。そして、これにより、必要以上の湯を貯湯タンク11に貯めるために沸き上げ運転が実行されて、無駄なエネルギーが消費されることを防止することができる。
沸き上げ完了レベル設定部127は、第2時間帯TW2においても、第1時間帯TW1における図5〜図6による処理と同様にして、第2総出湯量平均値TV2_ave又は第2総出湯量最大値TV2_maxと第2実出湯量積算値TV2_sとの差である第2湯量差ΔTV2を算出する。そして、第2湯量差ΔTV2が小さいほど、沸き上げ完了レベルVh_endを少なく設定することによって、必要以上の湯を貯湯タンク11に貯めるために沸き上げ運転が実行されて、無駄なエネルギーが消費されることを防止する。
なお、本実施形態においては、本発明の総出湯量指標値として、総出湯量平均値と総出湯量最大値とを用いたが、総出湯量平均値と総出湯量最大値のうちのいずれか一方のみを用いてもよい。
また、総出湯量平均値と総出湯量最大値の他、過去数日分の所定時間帯における総出湯量の中間値等の別の指標値を用いてもよい。
1…貯湯式給湯装置、10…貯湯ユニット、11…貯湯タンク、12…給水管、13…出湯管、14〜17…タンク表面温度センサ(タンク貯湯量検出部)、27…湯側流量センサ(タンク出湯流量検出部)、41…タンク循環路、42…タンク下部温度センサ(タンク貯湯量検出部)、50…ヒートポンプユニット、51…ヒートポンプ(タンク加熱部)、66…タンク循環ポンプ、80…ガス熱源機ユニット、120…コントローラ、121…給湯制御部、122…湯張り制御部、123…沸き上げ制御部、124…出湯履歴記録部、125…総出湯量指標値算出部、126…実出湯量積算部、127…沸き上げ完了レベル設定部、128…計時部。

Claims (1)

  1. 下部に給水管が接続されると共に上部に出湯管が接続され、前記給水管から供給される水が貯められる貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの下部と上部を接続したタンク循環路と、
    前記貯湯タンクの下部に貯まった湯水を、前記タンク循環路を介して前記貯湯タンクの上部に循環させるタンク循環ポンプと、
    前記タンク循環路を流通する湯水を加熱するタンク加熱部と、
    前記貯湯タンクの上部から貯められた湯の量であるタンク貯湯量を検出するタンク貯湯量検出部と、
    前記貯湯タンクから前記出湯管に供給される湯水の流量を検出するタンク出湯流量検出部と、
    前記タンク出湯流量検出部による検出流量に基づいて、過去数日間における前記貯湯タンクから前記出湯管への出湯履歴を記録する出湯履歴記録部と、
    前記出湯履歴に基づいて、1日の所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯される湯の総量の指標値である総出湯量指標値を算出する総出湯量指標値算出部と、
    当日の前記所定時間帯の開始時刻から、前記タンク出湯流量検出部の検出流量に基づく前記貯湯タンクから前記出湯管への出湯量の積算を開始して、該開始時刻からの前記貯湯タンクの出湯量の積算値である実出湯量積算値を算出する実出湯量積算部と、
    当日の前記所定時間帯において、前記貯湯量検出部により検出された前記タンク貯湯量が所定の下限レベル以下になったときに、前記タンク循環ポンプと前記タンク加熱部とを作動させて、前記貯湯タンクの下部に貯まった湯水を加熱して前記貯湯タンクの上部に戻す沸き上げ運転を開始し、前記貯湯量検出部により検出される前記タンク貯湯量が所定の沸き上げ完了レベル以上になったときに、前記沸き上げ運転を終了する沸き上げ制御部と、
    前記沸き上げ運転の開始時に、前記総出湯量指標値と該開始時までの前記実出湯量積算値との差に応じて、前記沸き上げ完了レベルを設定する沸き上げ完了レベル設定部とを備え、
    前記総出湯量指標値算出部は、前記総出湯量指標値として、過去数日間の前記所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯された湯の総量の平均値である総出湯量平均値と、過去数日間の前記所定時間帯において前記貯湯タンクから前記出湯管に出湯された湯の総量の最大値である総出湯量最大値とを算出し、
    前記沸き上げ完了レベル設定部は、前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値が、前記総出湯量平均値以下であるときに、前記総出湯量平均値と前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記沸き上げ完了レベルを少なく設定し、前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値が、前記総出湯量平均値よりも多く且つ前記総出湯量最大値以下であるときには、前記総出湯量最大値と前記沸き上げ運転の開始時までの前記実出湯量積算値との差が小さいほど、前記沸き上げ完了レベルを少なく設定することを特徴とする貯湯式給湯装置。
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