JP6625477B2 - マンホール更生工法及びマンホール更生構造 - Google Patents

マンホール更生工法及びマンホール更生構造 Download PDF

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本発明は、長年の使用により老朽化したり、劣化したりした既設マンホールの機能を回復させるためのマンホール更生工法及びこれによって更生されたマンホール更生構造に関する。
施工後、長年に亘る使用により老朽化したり、通過車両などから受ける荷重や振動などによって劣化したりしたマンホールを更生する工法については、従来、様々な技術が提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「マンホールの更生工法」などがある。
特許文献1に記載された「マンホールの更生工法」は、既設のマンホールのインバート部を掘削して取り除いた後、このマンホール内に、底部が密閉された更生材を挿入し、加熱拡径してライニングし、この更生材の底部に新たなインバート部を再形成する、というものである。
特開2004−324060号公報
特許文献1に記載された「マンホールの更生工法」によって再構築されたマンホールの場合、マンホールの上方部分を形成するマンホール蓋、蓋支持リング及び斜壁ブロックなどの自重及び当該マンホール上を通過する車両などからの荷重や振動は既設マンホール及びその内部で熱拡径ライニングされた更生材に加わることとなる。
しかしながら、加熱拡径することにより既設マンホールの内周面にライニングされた更生材は厚みが薄く、剛性も極めて小さいので、マンホール上を通過する車両などからの荷重や振動の殆ど全てが既設マンホールに加わっている。このため、更生後のマンホールの耐久性は不足しており、延命効果が得られていないのが実状である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、作業性が良好で、工期が短く、耐久性に優れたマンホールを再構築することができるマンホール更生工法及びマンホール更生構造を提供することにある。
本発明のマンホール更生工法は、
斜壁以上の部分及びインバートが撤去された前記既設マンホールの内部に、前記既設マンホールの内径より小さな外径を有する補強用筒状体を起立姿勢で挿入する工程と、
前記既設マンホールの内周面と、前記補強用筒状体の外周面と、の隙間に裏込め材を注入する工程と、
前記補強用筒状体の底部に新規インバートを打設する工程と、
前記既設マンホールの上縁部近傍の前記既設マンホールの周囲の地盤上に、前記既設マンホールの周囲を包囲する支持基礎を形成する工程と、
前記支持基礎上に斜壁ブロックを載置する工程と、を備え、
前記補強用筒状体が、
外周面の少なくとも一部に砂若しくは砂利が分散状に固着された合成樹脂筒状体、
または、外周面の少なくとも一部を腹巻状に包囲する金属製筒状体を有する合成樹脂筒状体であることを特徴とする。
ここで、前記マンホール更生工法においては、前記支持基礎と地盤との間に、アラミド繊維製の補強部材を敷設する工程を設けることもできる。
また、前記マンホール更生工法においては、前記支持基礎と地盤との間に、Fe石灰を含む地盤改良材を打設する工程を設けることもできる。
一方、前記マンホール更生工法においては、前記インバートの撤去から前記新規インバートの打設までの間に、前記既設マンホールの底部近傍に開設された流入管開口部と流出管開口部とを連通するバイパス経路を設けることもできる。
次に、本発明のマンホール更生構造は、
前記既設マンホールの内部に起立姿勢で挿入された、前記既設マンホールの内径より小さな外径を有する補強用筒状体と、
前記既設マンホールの内周面と、前記補強用筒状体の外周面と、の隙間に介在する裏込め材と、
前記補強用筒状体の底部に打設された新規インバートと、
前記既設マンホールの上縁部近傍の前記既設マンホールの周囲の地盤上に、前記既設マンホールの周囲を包囲する状態で配置された支持基礎と、
前記支持基礎上に載置された斜壁ブロックと、を備え、
前記補強用筒状体が、
外周面の少なくとも一部に砂若しくは砂利が分散状に固着された合成樹脂筒状体、
または、外周面の少なくとも一部を腹巻状に包囲する金属製筒状体を有する合成樹脂筒状体であることを特徴とする。
また、前記マンホール更生構造においては、前記支持基礎と前記地盤との間に、アラミド繊維製の補強部材を配置することもできる。
さらに、前記マンホール更生構造においては、前記支持基礎と地盤との間に、Fe石灰を含む地盤改良材を配置することもできる。
本発明により、作業性が良好で、工期が短く、耐久性に優れたマンホールを再構築することができるマンホール更生工法及びマンホール更生構造を提供することができる。
本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法によって更生されたマンホール更生構造を示す垂直断面図である。 本発明の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 図10中に示すパッカの正面図である。 本発明のその他の実施形態であるマンホール更生構造を示す垂直断面図である。 本発明のその他の実施形態であるマンホール更生構造を示す垂直断面図である。 図13中の矢線Xで示す領域の拡大図である。 本発明のその他の実施形態であるマンホール更生工法を既設マンホールに対して実施している途中の状態を示す垂直断面図である。 図15に示すマンホール更生工法によって更生されたマンホール更生構造を示す垂直断面図である。
図1〜図11に基づいて、本発明の実施形態であるマンホール更生工法及びマンホール更生構造について説明する。なお、図1〜図9は本実施形態のマンホール更生工法の施工の順序に沿って並んでいる。
図1に示すように、既設マンホール100は、地盤G中に形成された栗石・砕石基礎SB上に配置された既設底版101と、既設底版101上に配置された管取付壁102と、管取付壁102上に複数の直壁部材103,104を順次、直列状に接続して形成された直壁105と、直壁部材104上に接続された斜壁106と、斜壁106上に取り付けられた調整リング107と、調整リング107上に調整モルタル108を介して設置された受枠109と、受枠109内に嵌入された鉄蓋110と、を備えている。既設底版101上にはインバート111が配置されている。
図1に示すように、既設マンホール100の鉄蓋110の受枠109の周縁部から所定距離(例えば、40cm〜100cm程度)だけ離れた位置の地表面(舗装面)GSから地盤G中に向かって、土留め用の鋼矢板SPを圧入し、受枠109の周りを複数の鋼矢板SPで囲繞された、受枠109の周りの舗装層及び土砂などを掘削して既設マンホール100の斜壁106以上の部分(斜壁106、調整リング107、調整モルタル108及び受枠109)を露出させる。
次に、図2に示すように、既設マンホール100の斜壁106以上の部分(斜壁106、調整リング107、調整モルタル108及び受枠109)を撤去する。これにより、直壁105の最上部に位置する直壁部材104が露出した状態となる。
次に、図3に示すように、既設マンホール100の直壁105を形成する直壁部材104,103の内周面104f,103f及び管取付壁102の内周面102f(図2参照)を所定厚さだけ切削する。この場合、切削する厚さは限定しないので、施工現場の状況に応じて決めることができるが、例えば、5mm〜10mm程度が望ましい。
これにより、図3に示すように、直壁部材103,104の内側及び管取付壁102の内側には、元の内周面104f,103f,102fより面粗度の粗い内周面104g,103g,102gが形成される。また、既設マンホール100の内部の既設底版101上に配置されているインバート111(図2参照)を撤去し、既設底版101の上面101aを露出させる。
次に、図4に示すように、既設マンホール100の内部に、既設マンホール100の内径より小さな外径を有する補強用筒状体200を起立姿勢で挿入し、その下端部200aを既設底版101の上面101aに当接させた状態とする。補強用筒状体200は、横断面が円形状の合成樹脂筒状体201と、その外周面全体に分散状に固着された多数の砂202とを備えている。この場合、補強用筒状体200の合成樹脂筒状体201に開設された倒立U字状の削孔部212の内部に既設管Pが嵌まり込むように位置合わせし、補強用筒状体200を既設底版101上に配置する。なお、図4などにおいては、砂202の存在を明確化するため、砂202の粒径を実際の粒径より大きく表示している。
次に、図5に示すように、既設マンホール100の内周面102g,103g,104gと、補強用筒状体200の外周面200bと、の隙間に裏込め材Rを注入する。裏込め材Rは、セメント系モルタルあるいは樹脂系モルタルなどが好適であるが、これらに限定するものではない。なお、既設マンホール100の上縁部104aの高さと補強用筒状体200の上縁部200cの高さ及び裏込め材Rの上面部R1は同一高さであることが望ましい。
また、裏込め材Rが隙間内に空隙なく充填されたら、図5に示すように、既設底版101の上面101aに新設インバート211を形成する。新設インバート211の上面には、既設管Pと連通する状態で、垂直断面がU字状の流路211aが形成されている。
次に、図6に示すように、既設マンホール100の上縁部104a近傍の既設マンホール100の周囲の地盤G上に、既設マンホール100の周囲を包囲する環状の支持基礎10を形成する。また、既設マンホール100の上縁部104a、補強用筒状体200の上縁部200c及び裏込め材Rの上面部R1に水膨張性ゴム12を仮固定する。
次に、図7に示すように、支持基礎10上に環状のコンクリート支持体20を載置した後、このコンクリート支持体20上に、底版ブロック21を載置する。底版ブロック21には、補強用筒状体200の内径と同内径の開口部21aが開設されている。底版ブロック21の開口部21aの内周面には、合成樹脂製の内面被覆材21bが貼着されている。コンクリート支持体20の上面と、底版ブロック21の下面との間には、水膨張性ゴムによる止水シールWPが設けられている。
次に、図8に示すように、底版ブロック21の上面に、コンクリート製の斜壁ブロック22を取り付け、この斜壁ブロック22の開口部22aに、蓋支持リング23,23及びマンホール蓋24を取り付ける。斜壁ブロック22の内周面及び蓋支持リング23,23の内周面には、それぞれ合成樹脂製の内面被覆材22b,23b,23bが貼着されている。
この後、周囲の鋼矢板SPを撤去し、コンクリート支持体20、底版ブロック21、斜壁ブロック22などの周りを埋戻し、マンホール蓋24の上面と同一面をなすように舗装を施せば、マンホール更生工事が終了し、図9に示すような、マンホール更生構造300が完成する。
マンホール更生構造300においては、横断面が円形状の合成樹脂筒状体201と、その外周面全体に分散状に固着された多数の砂202とを備えた補強用筒状体200を使用している。このため、補強用筒状体200の外周面200bと裏込め材Rとの密着性が極めて良好であり、補強用筒状体200と既設マンホール100とを強固に接続することができる。なお、補強用筒状体200は、合成樹脂筒状体201の外周面に接着剤を塗布した後、砂202を均一に分散した状態で貼着(接着)することによって形成しているが、これに限定する物ではない。また、砂202よりも粒径の大きな砂利を使用することもできる。
また、本実施形態のマンホール更生工法は、既設マンホールの下半部分を残した状態で工事を行うので、作業性が良好であり、工期も短い。また、裏込め材Rによって一体化された補強用筒状体200と既設マンホール100とは剛性が高く、車両の荷重や振動による劣化が少ないので、耐久性に優れたマンホールを再構築することができる
次に、図10は、前述したマンホール更生工法において、既設のインバート111(図2参照)を撤去して、新設インバート211(図5参照)を打設するまでの間に、前記既設マンホール100の底部近傍に開設された既設の流入管IPの開口部と流出管OPの開口部とを連通するバイパス経路30を設けた状態を示している。
図10に示すように、バイパス経路30は、流入管IPの開口部及び流出管OPの開口部にそれぞれ着脱可能に挿着されたドラム形状のパッカ31と、パッカ31の端面に開設された開口部31aに接続されたホース32と、を備えている。
図11に示すように、パッカ31の両端にはそれぞれ複数の開口部31aが設けられているので、施工現場の状況に応じて適切な位置にある開口部31aを選択してホース32を接続することができる。
図10に示すように、バイパス経路30を設ければ、流入管IPの開口部から流出管OPの開口部に向かって汚水を迂回させて流すことが可能となり、作業環境をドライに保つことができるため、作業効率が向上する。また、供用中の汚水を止めることなく、施工が可能となるため、工期の短縮化にも有効である。
次に、図12〜図16に基づいて、本発明のその他の実施形態であるマンホール更生構造400,500,600について説明する。なお、マンホール更生構造400,500,600において、前述したマンホール更生構造300と共通する部分については、図1〜図9中に示す記号と同符号を付して説明を省略する。
図12に示す、マンホール更生構造400においては、支持基礎10の下面側と地盤Gとの間に、ドーナツ円板状のアラミド繊維製の補強部材40が敷設されている。支持基礎10は砕石基礎となっており、通常はマンホールを埋め戻す際に良質土に入れ替えてあることが殆どであり、砕石基礎である支持基礎10によって輪荷重を十分に支持することができる。しかしながら、軟質な土質が見込まれる現場の場合、支持基礎10の下面側にアラミド繊維製の補強部材40を敷設すれば、土圧の均一な載荷を実現することができ、コンクリート支持体20などの沈下を防止することができる。
図12に示すマンホール更生構造400においても、コンクリート支持体20の上面と、床版ブロック21の下面との間には、水膨張性ゴムによる止水シールWPが設けられている。また、底版ブロック21の内周面、斜壁ブロック22の内周面及び蓋支持リング23,23の内周面には、それぞれ合成樹脂製の内面被覆材21b,22b,23b,23bが貼着されている。なお、以下に示す実施形態においても、図13〜図16に示すように、所定個所に、それぞれ合成樹脂製の内面被覆材21b,22b,23b,23bが貼着され、止水シールWPが設けられている。
次に、図13,図14に示すマンホール更生構造500においては、既設マンホール100の内部に補強用筒状体50が起立姿勢で挿入されている。補強用筒状体50は、合成樹脂筒状体51と、合成樹脂筒状体51の外周面の上方部分を腹巻状に包囲する金属製筒状体52と、を備えている。合成樹脂筒状体51の外周面と金属製筒状体52の内周面とは接着剤によって固着されている。金属製筒状体52はステンレス鋼製であるが、これに限定するものではない。
図14に示すように、支持基礎10に加わる荷重により、支持基礎10の下方の地盤Gには矢線で示すような土圧が発生するが、特に矢線Tで示すような土圧は、既設マンホール100及びその内部の補強用筒状体50に圧力を加えることとなる。そこで、本実施形態のマンホール更生構造500においては、合成樹脂筒状体51の外周面を金属製筒状体52で包囲した補強用筒状体50を既設マンホール100の内部に挿入し、裏込め材Rで両者を一体化することにより、土圧に対抗可能な強度を確保している。
なお、合成樹脂筒状体51の外周面において、金属製筒状体52を配置する部分は、特に限定するものではないが、支持基礎10で包囲された領域及びその少し鉛直下方の領域を含む部分が好適である。
次に、図15,図16に示すマンホール更生構造600について説明する。通常のマンホールは、躯体とマンホール蓋の内径差を解消するために斜壁ブロック22(図8参照)が使用されている。しかしながら、何らかの条件により、斜壁22を使用しない状況が考えられるが、そのような場合に適しているのが、図15,図16に示すマンホール更生構造600である。
図15,図16に示すマンホール更生構造600においては、斜壁が存在しないので、ブロック体60が、より舗装面(地表面)GSに近い状態となり、その分だけ、既設マンホール100の直壁部分とブロック体60との間のスペースが増大する。既設マンホール100内に挿入される補強用筒状体61の上縁部61aはブロック体60近くまで到達するが、斜壁が存在しない分だけ、補強用筒状体61の周囲に既設マンホール100の直壁部分が存在しない状態となる。
そこで、マンホール更生構造600においては、補強用筒状体61の周囲の既設マンホール100の直壁部分が存在しない部分(既設マンホール100の上縁部100aから上方に突出する補強用筒状体61の周囲の部分)を、改良土であるFe石灰62で埋め戻すことにより強固な地盤を形成し、上部からの載荷重を負担させ、且つ、既設マンホール100の直壁の連続性がなくなる部分を補完している。
なお、図1〜図16に基づいて説明したマンホール更生工法及びマンホール更生構造300,40,500,600は、本発明のマンホール更生工法及びマンホール更生構造を例示するものであり、本発明のマンホール更生工法及びマンホール更生構造は、前述したマンホール更生工法及びマンホール更生構造300,400,500,600に限定されるものではない。
本発明に係るマンホール更生工法及びマンホール更生構造は、長年の使用などにより老朽化したり、劣化したりした既設マンホールの機能を更生する技術として、土木建設業などの産業分野において広く利用することができる。
10 支持基礎
12 水膨張性ゴム
20 コンクリート支持体
21 底版ブロック
21a,22a,31a 開口部
21b,22b,23b 内面被覆材
22 斜壁ブロック
23 蓋支持リング
24 マンホール蓋
30 バイパス経路
31 パッカ
32 ホース
40 補強部材
50,61 補強用筒状体
51,201 合成樹脂筒状体
52 金属製筒状体
60 ブロック体
61a,200c 上縁部
62 Fe石灰
100 既設マンホール
101 既設底版
101a,201a,207a 上面
102,202 管取付壁
102a,202a 壁体部
102f,102g,103f,103g,104f,104g 内周面
103,104,203,204 直壁部材
104a,100a 上縁部
105 直壁
106 斜壁
107 調整リング
108 調整モルタル
109 受枠
110 鉄蓋
111,211 インバート
111a,211a 流路
112,212 削孔部
200 補強用筒状体
200a 下端部
200b 外周面
202 砂
300,400,500,600 マンホール更生構造
G 地盤
GS 地表面(舗装面)
IP 流入管
OP 流出管
P 既設管
R 裏込め材
R1 上面部
SB 栗石・砕石基礎
SP 鋼矢板
WP 止水シール

Claims (5)

  1. 斜壁以上の部分及びインバートが撤去された既設マンホールの内部に、前記既設マンホールの内径より小さな外径を有する補強用筒状体を起立姿勢で挿入する工程と、
    前記既設マンホールの内周面と、前記補強用筒状体の外周面と、の隙間に裏込め材を注入する工程と、
    前記補強用筒状体の底部に新規インバートを打設する工程と、
    前記既設マンホールの上縁部近傍の前記既設マンホールの周囲の地盤上に、前記既設マンホールの周囲を包囲する支持基礎を形成する工程と、
    前記支持基礎上に斜壁ブロックを載置する工程と、を備えたマンホール更生工法であって、
    前記補強用筒状体が、
    外周面の少なくとも一部に砂若しくは砂利が分散状に固着された合成樹脂筒状体、
    または、外周面の少なくとも一部を腹巻状に包囲する金属製筒状体を有する合成樹脂筒状体であり、
    前記支持基礎と地盤との間に、アラミド繊維製の補強部材を敷設する工程を備えたマンホール更生工法。
  2. 斜壁以上の部分及びインバートが撤去された既設マンホールの内部に、前記既設マンホールの内径より小さな外径を有する補強用筒状体を起立姿勢で挿入する工程と、
    前記既設マンホールの内周面と、前記補強用筒状体の外周面と、の隙間に裏込め材を注入する工程と、
    前記補強用筒状体の底部に新規インバートを打設する工程と、
    前記既設マンホールの上縁部近傍の前記既設マンホールの周囲の地盤上に、前記既設マンホールの周囲を包囲する支持基礎を形成する工程と、
    前記支持基礎上に斜壁ブロックを載置する工程と、を備えたマンホール更生工法であって、
    前記補強用筒状体が、
    外周面の少なくとも一部に砂若しくは砂利が分散状に固着された合成樹脂筒状体、
    または、外周面の少なくとも一部を腹巻状に包囲する金属製筒状体を有する合成樹脂筒状体であり、
    前記支持基礎と地盤との間に、Fe石灰を含む地盤改良材を打設する工程を備えたマンホール更生工法。
  3. 前記インバートの撤去から前記新規インバートの打設までの間に、前記既設マンホールの底部近傍に開設された流入管開口部と流出管開口部とを連通するバイパス経路を備えた請求項1または2記載のマンホール更生工法。
  4. 既設マンホールの内部に起立姿勢で挿入された、前記既設マンホールの内径より小さな外径を有する補強用筒状体と、
    前記既設マンホールの内周面と、前記補強用筒状体の外周面と、の隙間に介在する裏込め材と、
    前記補強用筒状体の底部に打設された新規インバートと、
    前記既設マンホールの上縁部近傍の前記既設マンホールの周囲の地盤上に、前記既設マンホールの周囲を包囲する状態で配置された支持基礎と、
    前記支持基礎上に載置された斜壁ブロックと、を備えたマンホール更生構造であって、
    前記補強用筒状体が、
    外周面の少なくとも一部に砂若しくは砂利が分散状に固着された合成樹脂筒状体、
    または、外周面の少なくとも一部を腹巻状に包囲する金属製筒状体を有する合成樹脂筒状体であり
    前記支持基礎と地盤との間に、アラミド繊維製の補強部材が配置されたマンホール更生構造。
  5. 既設マンホールの内部に起立姿勢で挿入された、前記既設マンホールの内径より小さな外径を有する補強用筒状体と、
    前記既設マンホールの内周面と、前記補強用筒状体の外周面と、の隙間に介在する裏込め材と、
    前記補強用筒状体の底部に打設された新規インバートと、
    前記既設マンホールの上縁部近傍の前記既設マンホールの周囲の地盤上に、前記既設マンホールの周囲を包囲する状態で配置された支持基礎と、
    前記支持基礎上に載置された斜壁ブロックと、を備えたマンホール更生構造であって、
    前記補強用筒状体が、
    外周面の少なくとも一部に砂若しくは砂利が分散状に固着された合成樹脂筒状体、
    または、外周面の少なくとも一部を腹巻状に包囲する金属製筒状体を有する合成樹脂筒状体であり、
    前記支持基礎と地盤との間に、Fe石灰を含む地盤改良材が配置されたマンホール更生構造。
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