JP6625018B2 - 椅子の肘掛け、什器部品 - Google Patents
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Description
そして、肘掛け本体の移動体を第一移動方向で移動させた際、移動体に設けたインナー引き出し長さ維持手段によりインナーケーブルの配索経路を変化させる(例えば移動体と同様に移動させる)ことで、固定体に係止したアウターケーブルから引き出されたインナーケーブルの引き出し長さの変化が抑えられる。このため、肘掛け本体の第一移動方向の移動時にインナーケーブルが引かれたり弛んだりすることが抑えられ、機能部位を意図せず操作したり操作部材の遊びを過大にしたりすることを抑止することができる。
この場合、肘掛け本体の移動体を第一移動方向の一側方に移動させると、第一折り返し部材がインナーケーブルの折り返し長さを増加させるとともに、第二折り返し部材がインナーケーブルの折り返し長さを第一折り返し部材による増加分と同等量だけ減少させる。同様に、肘掛け本体の移動体を第一移動方向の他側方に移動させると、第一折り返し部材がインナーケーブルの折り返し長さを減少させるとともに、第二折り返し部材がインナーケーブルの折り返し長さを第一折り返し部材による減少分と同等量だけ増加させる。すなわち、第一移動方向の両側でインナーケーブルの折り返し長さの増減が相殺されることとなり、肘掛け本体の第一移動方向の移動時にインナーケーブルが引かれたり弛んだりすることを抑止することができる。
この場合、インナーケーブルの折り返し部材を用いてインナーケーブルと操作部材とを係合させることができるので、インナーケーブルと操作部材とを係合させる手段を別途設ける場合と比べて、ケーブル配索の簡素化および部品点数の削減を図ることができる。
この場合、インナーケーブルを折り返して作動させる際の抵抗を軽減させるとともに、インナーケーブルの配索経路の移動をスムーズに行うことができる。
この場合、少なくとも後側折り返し部材において、インナーケーブルを上下に並べるように折り返す場合に比して、折り返し部材の高さ寸法ひいては肘掛け本体の高さ寸法が抑えられ、肘掛け本体の大型化を抑えることができる。特に、後下がりの肘載せ面を形成する場合、この肘載せ面を容易に形成することができる。
そして、第二構造体の移動体を第一移動方向で移動させた際、移動体に設けたインナー引き出し長さ維持手段によりインナーケーブルの配索経路を変化させる(例えば移動体と同様に移動させる)ことで、固定体に係止したアウターケーブルから引き出されたインナーケーブルの引き出し長さの変化が抑えられる。このため、第二構造体の第一移動方向の移動時にインナーケーブルが引かれたり弛んだりすることが抑えられ、機能部位を意図せず操作したり操作部材の遊びを過大にしたりすることを抑止することができる。
図1、図2に示すように、椅子100は、床面F上に設置される脚部1と、脚部1の上部に設置されるボックス状の支基2と、支基2の上部に取り付けられた座受け部材3と、座受け部材3にスライド可能に支持され着座者が着座する座体4と、支基2から延び座体4に着座した着座者の背中を支持する背凭れ7と、座体4の左右側方に配設される左右一対の肘掛け8と、を備えている。
図5に示すように、昇降筒8cおよびインナーパイプ8dは、肘掛け本体8bと一体的に昇降可能である。
また、図4に示すように、肘掛け本体8bは、支持杆8a(昇降筒8c)に対して前後方向に移動可能であり(図4(a)参照)、かつ後述の枢軸8i1中心で平面視において回動可能であり(図4(c)参照)、さらに後述の上層部材8kが下層部材8jおよび支持杆8aに対して左右方向に移動可能である(図4(b)参照)。
係止ピン8f1は、ピン移動孔8d1の後端に移動したとき、係止スリット8e3への係止を解除して昇降案内スリット8e2に至り、肘掛け本体8bの昇降ロックを解除する。これにより、肘掛け本体8bを昇降可能(高さ変更可能)となる。
ここで、インナーパイプ8dは、断面形状が前後方向に長い長円形状に形成されている。インナーパイプ8dの後部内側には、凹状の後内壁8d2の内側を通過するように、操作ケーブル9が挿通されている。
バネ片8f8は、上方に折り返した後上端部8f9が、インナーパイプ8dの後内壁8d2に、操作ケーブル9を挟んで付勢反力を付与した状態で後方から支持されている。
このとき、揺動レバー8fは、上端部とともに係合ピン8f5を後方に移動させる。この係合ピン8f5の移動により、昇降操作レバー8hが後方延出部8h3を上方に移動させるように揺動し、操作部8h5を昇降筒8cの上端部の前下方に突出させる。
移動均等化機構8uは、上層部材8kの収容空間K2で前後方向に延びる連動シャフト8u1と、ベース部材8k1上に左右方向に延びて固設される前ラックギヤ8u2および後ラックギヤ8u3と、連動シャフト8u1の前側に配設される前軸受部8u4と、連動シャフト8u1の後側に配設される後軸受部8u5と、を備えている。
そして、肘掛け本体8bの移動体を第一移動方向で移動させた際、移動体に設けたインナー引き出し長さ維持機構8Xによりインナーケーブル9bの配索経路を変化させる(例えば移動体と同様に移動させる)ことで、固定体に係止したアウターケーブル9aから引き出されたインナーケーブル9bの引き出し長さの変化が抑えられる。このため、肘掛け本体8bの第一移動方向の移動時にインナーケーブル9bが引かれたり弛んだりすることが抑えられ、機能部位を意図せず操作したり操作レバー8pの遊びを過大にしたりすることを抑止することができる。
この構成によれば、肘掛け本体8bの移動体を第一移動方向の一側方に移動させると、第一折り返し部材がインナーケーブル9bの折り返し長さを増加させるとともに、第二折り返し部材がインナーケーブル9bの折り返し長さを第一折り返し部材による増加分と同等量だけ減少させる。同様に、肘掛け本体8bの移動体を第一移動方向の他側方に移動させると、第一折り返し部材がインナーケーブル9bの折り返し長さを減少させるとともに、第二折り返し部材がインナーケーブル9bの折り返し長さを第一折り返し部材による減少分と同等量だけ増加させる。すなわち、第一移動方向の両側でインナーケーブル9bの折り返し長さの増減が相殺されることとなり、肘掛け本体8bの第一移動方向の移動時にインナーケーブル9bが引かれたり弛んだりすることを抑止することができる。
この構成によれば、インナーケーブル9bの折り返し部材を用いてインナーケーブル9bと操作レバー8pとを係合させることができるので、インナーケーブル9bと操作レバー8pとを係合させる手段を別途設ける場合と比べて、ケーブル配索の簡素化および部品点数の削減を図ることができる。
この構成によれば、インナーケーブル9bを折り返して作動させる際の抵抗を軽減させるとともに、インナーケーブル9bの配索経路の移動をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、少なくとも後側折り返し部材において、インナーケーブル9bを上下に並べるように折り返す場合に比して、折り返し部材の高さ寸法ひいては肘掛け本体8bの高さ寸法が抑えられ、肘掛け本体8bの大型化を抑えることができる。特に、後下がりの肘載せ面を形成する場合、この肘載せ面を容易に形成することができる。
そして、椅子以外の什器にも適用可能であることはもちろん、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
8 肘掛け
8a 支持杆(支持構造体)
8b 肘掛け本体
8m ベース部材(移動体)
8n 回動部材(固定体)
8s カバー部材(移動体)
8p 操作レバー(操作部材)
8q 前プーリ(第一折り返し部材、滑車)
8r 後プーリ(第二折り返し部材、滑車)
8X インナー引き出し長さ維持機構(インナー引き出し長さ維持手段)
9 操作ケーブル
9a アウターケーブル
9b インナーケーブル
Claims (6)
- 椅子本体に取り付けられる支持構造体と、
前記支持構造体に支持される肘掛け本体と、
前記肘掛け本体に支持され、使用者による規定の操作がなされる操作部材と、
前記操作部材になされた操作を前記支持構造体側に伝達する操作ケーブルと、を備え、
前記肘掛け本体は、前記操作部材を支持しかつ前記支持構造体に対して第一移動方向に移動可能な移動体と、前記支持構造体に連結されて前記支持構造体に対する前記第一移動方向の移動が不能な固定体と、を備え、
前記操作ケーブルは、アウターケーブルおよびインナーケーブルを備え、
前記固定体は、前記アウターケーブルの係止端部を係止するアウター係止部と、前記アウターケーブルから引き出された前記インナーケーブルの係止端部を係止するインナー係止部と、を備え、
前記操作部材は、前記アウターケーブルから引き出されたインナーケーブルの配索経路上で前記インナーケーブルに係合し、
前記移動体は、前記第一移動方向への移動時に前記インナーケーブルの配索経路を変化させて、前記インナーケーブルの前記アウターケーブルからの引き出し長さの変化を抑えるインナー引き出し長さ維持手段を備えている、椅子の肘掛け。 - 前記インナー引き出し長さ維持手段は、前記インナーケーブルを前記第一移動方向に沿うように延ばし、かつ前記第一移動方向の一側方に凸となるように折り返す第一折り返し部材と、前記インナーケーブルを前記第一移動方向に沿うように延ばし、かつ前記第一移動方向の他側方に凸となるように折り返す第二折り返し部材と、を備えている、請求項1に記載の椅子の肘掛け。
- 前記第一折り返し部材および第二折り返し部材の少なくとも一方は、前記操作部材に連動可能に連結されている、請求項2に記載の椅子の肘掛け。
- 前記第一折り返し部材および第二折り返し部材の少なくとも一方は、前記インナーケーブルを巻き掛ける滑車で構成されている、請求項2又は3に記載の椅子の肘掛け。
- 前記第一移動方向は、椅子の前後方向であり、
前記第一折り返し部材および第二折り返し部材のうち、少なくとも後側に位置する後側折り返し部材は、前記インナーケーブルを左右に並べるように折り返している、請求項2から3の何れか一項に記載の椅子の肘掛け。 - 什器本体に取り付けられる第一構造体と、
前記第一構造体に支持される第二構造体と、
前記第二構造体に支持され、使用者による規定の操作がなされる操作部材と、
前記操作部材になされた操作を前記第一構造体側に伝達する操作ケーブルと、を備え、
前記第二構造体は、前記操作部材を支持しかつ前記第一構造体に対して第一移動方向に移動可能な移動体と、前記第一構造体に連結されて前記第一構造体に対する前記第一移動方向の移動が不能な固定体と、を備え、
前記操作ケーブルは、アウターケーブルおよびインナーケーブルを備え、
前記固定体は、前記アウターケーブルの係止端部を係止するアウター係止部と、前記アウターケーブルから引き出された前記インナーケーブルの係止端部を係止するインナー係止部と、を備え、
前記操作部材は、前記アウターケーブルから引き出されたインナーケーブルの配索経路上で前記インナーケーブルに係合し、
前記移動体は、前記第一移動方向への移動時に前記インナーケーブルの配索経路を変化させて、前記インナーケーブルの前記アウターケーブルからの引き出し長さの変化を抑えるインナー引き出し長さ維持手段を備えている、什器部品。
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