JP6624893B2 - 折り畳み式乳母車 - Google Patents

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Description

この発明は、展開状態および折り畳み状態に変化可能な折り畳み式乳母車に関する。
従来から、座席に座った幼児が路面からの振動を受け、不快に感じないようにするために、乳母車本体と座席の間にクッション材を設ける構造が知られている。
特開平11−89664公報(特許文献1)には、座席の支承部に形成した縦長孔に左右の脚部と連結するステー棒を挿通し、座席を下方から弾性的に支持する弾性部材を保持器に装着し、保持器の下部に形成した貫通孔にステー棒を挿着することにより、脚部を介して座席に伝達される振動を弾性部材で吸収する座席の振動吸収構造が開示されいてる。
また、近年において、使用の際には、展開状態に広げられ、不使用の際には、コンパクトに折り畳むことができる折り畳み式乳母車が普及している。
特開平11−89664公報
上記特許文献1に開示された乳母車は、座席に伝達される振動を低減するために、振動吸収構造を設けている。しかしながら、特許文献1の座席は、折り畳み式の乳母車に対応したものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、座席に伝わる振動を緩和することが可能な折り畳み式乳母車を提供することを目的とする。
この目的のため、本発明の一態様に係る折り畳み式乳母車は、前脚および後脚を含み、展開状態と折り畳み状態で形態が異なる車体フレームと、その前方端部が前脚に回動可能に連結される座席と、座席の後方端部に連結され、前記車体フレームの形態の変化に応じて変位する変位部材と、変位部材に設けられ、座席の後方端部を下方から弾性的に支持する弾性機構とを備える。
好ましくは、弾性機構は、変位部材に連結され、座席を構成する座席フレームを上下動可能に保持する座席フレーム受入部材と、座席フレーム受入部材に保持された座席フレームを、下方から弾性的に支持する弾性部材とを有する。
好ましくは、座席フレーム受入部材は、変位部材に連結される連結軸と、連結軸から下方に延び、前後方向に開口する開口部とを有し、弾性部材は、開口部内に配置される。
好ましくは、座席フレームは、座席フレームに固定される固定部と、固定部と略直交するように設けられ、座席フレーム受入部材を取り囲む筒体とを有する。
好ましくは、座席を構成する座席フレームは、上下方向に延びる後端ブラケットを含み、後端ブラケットは、上下方向に延びる開口部を有し、弾性機構は、開口部内に配置され、変位部材に連結している連結軸と、座席フレームを弾性的に支持する弾性部材とを有する。
好ましくは、弾性部材は、座席を上方に付勢するコイルばねである。
好ましくは、変位部材は、その一方端部が後脚に回動可能に連結され、その他方端部が座席の後方端部に回動可能に連結される反転ブラケットである。
好ましくは、車体フレームは、前脚および後脚に対して回動可能に取り付けられたアームレストを含み、変位部材は、その一方端部がアームレストの後方端に回動可能に連結され、その他方端部が座席の後方端部に回動可能に連結されるアームレスト支持フレームである。
本発明によれば、座席に伝わる振動を緩和することが可能な折り畳み式乳母車を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る折り畳み式乳母車を示す斜視図である。 折り畳み式乳母車の展開状態を示し、図1のII−II線から見た断面図である。 折り畳み式乳母車の折り畳み状態を示す図2に対応する断面図である。 折り畳み式乳母車の展開状態を示す図2に対応する断面図である。 折り畳み式乳母車の弾性機構の圧縮状態を示す図2に対応する断面図である。 図1の一部分を拡大して示す斜視図である。 弾性機構の座席フレーム受入部材を示す斜視図である。 (A)は、弾性機構の上下動部材を示す斜視図であり、(B)は、弾性機構の上下動部材を背面から見た斜視図である。 本発明の実施形態2に係る折り畳み式乳母車を示す断面図である。 図9の一部分を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る折り畳み式乳母車の弾性機構の圧縮状態を示す断面図である。 折り畳み式乳母車の他の構成例を示す模式図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<折り畳み式乳母車の概要>
まず、折り畳み式乳母車1の全体構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る折り畳み式乳母車を示す斜視図である。図2は、折り畳み式乳母車1の展開状態を示し、図1のII−II線から見た断面図である。これら図1,2は、いずれも使用のために広げられた展開状態である。これに対し、図3は、折り畳み式乳母車1を完全に折り畳んだ状態(以下、折り畳み状態という)を示す図2に対応する断面図である。したがって、本実施形態の折り畳み式乳母車1は、図1,2に示す展開状態と、図3に示す折り畳み状態のいずれかにされる。折り畳み式乳母車1の説明において、前後方向は、折り畳み式乳母車1の前後方向に対応し、左右方向は、折り畳み式乳母車1の前方から見た左右方向に対応している。幅方向も、折り畳み式乳母車1の前方から見た左右方向に対応している。なお、図2,3において、理解容易のため、反転ブラケット28以外の部材は、破線で示している。
折り畳み式乳母車1は、下端に前輪12を有し上下方向に延びる左右1対の前脚14と、下端に後輪13を有し上下方向に延びる左右1対の後脚15と、前後方向に延びる左右1対のアームレスト20とを含む車体フレームと、前脚14と後脚15の間に設けられる座席フレーム18と、アームレスト20の後端を支持して上下方向に延びる左右1対のアームレスト支持フレーム22と、これらのフレームを相対移動可能に連節する複数のブラケット26,28とを備える。
前脚14の上端と、後脚15の上端と、アームレスト20の前端は、共通する連結軸25で互いに回動可能に連結される。アームレスト20の後端は、連結軸23を介してアームレスト支持フレーム22の上端に回動可能に連結される。アームレスト支持フレーム22は、車体フレームの形態の変化に応じて回動する部材であり、たとえば、直線状に延びるパイプである。
反転ブラケット28は、車体フレームの形態の変化に応じて変位する変位部材であり、たとえば、正面視略ブーメラン形状である。反転ブラケット28の上端部は、連結軸29を介して、アームレスト支持フレーム22の下端と回動可能に連結される。反転ブラケット28の下方端部は、連結軸30を介して、後脚15の中央部に連結される。これにより、反転ブラケット28の下半分は、後脚15に沿って設けられ、上半分は、後脚15から鉛直方向に向かって立ち上がる。
さらに、反転ブラケット28の上方端部は、連結軸29を介して、座席フレーム18の後方端部と回動可能に連結される。この場合、座席フレーム18と連結軸29との間には、弾性機構40が設けられる。したがって、連結軸29は、反転ブラケット28と、アームレスト支持フレーム22と弾性機構40とを回転可能に連結する。この弾性機構40は、座席フレーム18の後方端部を下方から弾性的に支持して、座席に伝わる衝撃を吸収する。
折り畳み式乳母車1は、前脚14と後脚15の間には、前後方向に延び、後方端が左右方向に連結している平面視コの字状の座席フレーム18が架設される。座席フレーム18は、図示しない乳幼児用の座席を支持するフレームである。また、アームレスト20の前方端には、図示しない手すりが取り外し可能に設けられていてもよい。
上述したように、座席フレーム18の後方端は、弾性機構40を介して、反転ブラケット28の連結軸29に回動可能に連結される。座席フレーム18の前方端は、回動ブラケット26を介して連結軸27に回動可能に連結される。これにより、回動ブラケット26は、前脚14の中央部に回動可能に連結される。
上述した前脚14、後脚15、座席フレーム18、アームレスト20、アームレスト支持フレーム22およびブラケット26,28が、連結軸23,25,27,29,30を中心として回動することにより、車体フレームは使用のために広げられた展開状態(図2)と、不使用のために縮小された折り畳み状態(図3)とに変形する。展開状態では、反転ブラケット28は、図2に示すように、連結軸29を上側とし連結軸30を下側とする姿勢にされる。これに対し、折り畳み状態では、反転ブラケット28は、図3に示すように、連結軸29を下側とし連結軸30を上側とする姿勢に反転される。これにより、車体フレームは前後方向および上下方向において、大きく縮小される。
アームレスト支持フレーム22の下端は、連結軸29を介して押し棒34の下端に連結される。したがって、連結軸29は、押し棒34と、反転ブラケット28と、アームレスト支持フレーム22と、弾性機構40とを回動可能に連結する。押し棒34は直線状に延びるパイプであって、連結軸29を中心として前後方向に回動可能である。展開状態において後方の背面押し位置と、図示しない前方の対面押し位置とに、選択的に切り換え可能である。押し棒34の上端は、回転軸35を介してハンドル部36に連結される。ハンドル部36は、回転軸35の回転により、角度を調整することができる。ハンドル部36は左右方向に延び、左右1対の押し棒34に架設される。
<実施の形態1>
図4〜7を参照して、本実施の形態1における弾性機構40の構成について説明する。図4は、本発明の実施形態1に係る折り畳み式乳母車1の展開状態を示す断面図である。図5は、本発明の実施形態1に係る折り畳み式乳母車1の弾性機構40の圧縮状態を示す断面図である。図4に示す弾性機構40は、振動がかかっていない状態である。図5に示す弾性機構40は、振動を吸収している状態である。図6は、図1の一部分、特に弾性機構40を拡大して示す斜視図である。さらに、図7は、弾性機構40の座席フレーム受入部材41を示す斜視図である。図8(A)は、弾性機構40の上下動部材50を示す斜視図であり、図8(B)は、弾性機構40の上下動部材50を背面から見た斜視図である。
図6を参照して、弾性機構40は、車体フレームの形態の変化に応じて変位する変位部材に設けられる。つまり、弾性機構40は、連結軸29により、反転ブラケット28およびアームレスト支持フレーム22に回動可能に連結される。具体的には、弾性機構40は、反転ブラケット28の上方端部に連結軸29を介して回動可能に設けられ、アームレスト支持フレーム22の下方端に回動可能に連結される。弾性機構40は、座席フレーム18の後方端部を下方から弾性的に支持する。上述したように、弾性機構40は、路面からの振動が座席に伝わらないようにするために、その振動を吸収する。さらに、弾性機構40は、座席の振動が車体フレームに伝わって走行に支障をきたさないようにするために、その振動を吸収する。
弾性機構40は、反転ブラケット28およびアームレスト支持フレーム22に連結され、座席フレーム18を上下動可能に保持する座席フレーム受入部材41と、座席フレーム受入部材41に保持された座席フレーム18を下方から弾性的に支持する弾性部材47とを備える。さらに、座席フレーム18は、座席フレーム18の上下動をサポートする上下動部材50を備えていてもよい。
まず、座席フレーム受入部材41について説明する。図6,7を特に参照して、座席フレーム受入部材41は、連結軸42と、収納部43と、開口部44と、受け部45と、円筒部46とを含む。連結軸42は、円筒部46を貫通して、座席フレーム受入部材41と反転ブラケット28とを連結する。つまり、連結軸42は、反転ブラケット28とアームレスト支持フレーム22とを連結する連結軸29である。したがって、連結軸42により、反転ブラケット28とアームレスト支持フレーム22と弾性機構40とは、回動可能に連結される。
収納部43は、連結軸42の下方に設けられ、前後方向に開口する、正面視矩形形状の開口部44を有する。弾性部材47は、開口部44内に配置される。さらに、受け部45は、開口部44内に配置され、弾性部材47の上方に設けられる。受け部45は、U字形状であり、座席フレーム18を下方から支持する。このため、受け部45は、弾性部材47の弾性により、座席フレーム18を上下動可能に支持する。
弾性部材47は、たとえば、スプリングばねであり、上方に付勢されている。弾性部材47の下端部は、収納部43の下方端431に当接して設けられている。弾性部材47の上端部は、受け部45の下方が当接している。受け部45は、前後方向に座席フレーム18を受け入れ、受け部45と開口部44の上方端432との間には、座席フレーム18が配置される。つまり、座席フレーム18は、このような構成により、座席フレーム18を弾性部材47で弾性的に保持することができ、座席フレーム18に伝わった衝撃を弾性部材47で吸収することができる。
次に、上下動部材50について説明する。図6,8を特に参照して、上下動部材50は、座席フレーム受入部材41に対して上下動可能に設けられる。上下動部材50は、座席フレーム18に固定された固定部51と、固定部51と略直交するように設けられ、座席フレーム受入部材41を取り囲む筒体52とを有する。固定部51は、断面視コの字形状で設けられ、上横板510と下横板511と横板510,511をつなぐ縦板512とで形成される。固定部51は、座席フレーム18の後端部を保持し、座席フレーム18の三面を取り囲む。縦板512には、一対の孔53が設けられている。一対の孔53には、リベット54が挿通されて、上下動部材50と座席フレーム18とは一体的に固定される。これにより、上下動部材50は、座席フレーム18の上下動以外の動き(左右方向や前後方向の動き)を規制し、座席フレーム18を座席フレーム受入部材41の外周に沿って上下方向にのみ動くようにする。
上下動部材50の筒体52は、中空形状であり、座席フレーム受入部材41の収納部43を包み込む。筒体52は、固定部51に対して略垂直に設けられ、座席フレーム受入部材41の外周に沿うような形状である。筒体52の上方に設けられる凹部520は、連結軸29が配置される。
折り畳み式乳母車1が衝撃を受けた場合の弾性機構40の動作について説明する。衝撃とは、座席が受けるすべての衝撃をいい、路面からの衝撃を両脚14,15が受けた場合だけでなく、乳幼児が座席上で動いた場合の座席の衝撃も含む。
図4に示すように、弾性機構40が衝撃を受けてない状態では、弾性部材47は上方に付勢力している。折り畳み式乳母車1が弾性機構40が衝撃を受けると、図5に示すように、弾性部材47は、座席フレーム18の上方からの圧力により圧縮状態となり、衝撃を吸収する。これにより、弾性機構40は、座席に発生した振動を効果的に吸収することができる。また、座席の後方は、折り畳み式乳母車1の臀部が支持される。そのため、座席フレーム18の後方端に弾性機構40を設けることで、より効率よく座席フレーム18への衝撃を吸収することができる。
弾性機構40は、車体フレームの形態の変化に応じて変位する変位部材である反転ブラケット28およびアームレスト支持フレーム22に連結されているため、折り畳み式乳母車1を図3に示す折り畳み状態にした場合でも、弾性機構40は座席フレーム18とともに回動し、折り畳み式乳母車1を小さく折り畳むことができる。
また、座席は、座面プレートではなく、座席フレーム18により形成されるため、乳母車全体として軽量化を図ることができる。この場合、車体フレームも中空のパイプで形成することで、さらに、折り畳み式乳母車1全体として、軽量化を図ることが可能である。
以下の実施例では、弾性機構40の構成例について説明する。以下に実施の形態1との相違点のみ詳細に説明する。
<実施の形態2>
上記実施の形態1では、弾性機構40は、独立して設けられる。これに対し、本実施の形態では、弾性機構40Aは、座席フレーム18Aと一体的に設けられている。
図9は、本発明の実施形態2に係る折り畳み式乳母車1Aを示し、図2に対応する箇所で切断し、左方向から見た断面図である。図10は、図9の一部分を拡大して示す側面図である。図11は、図10に対応する図であり、折り畳み式乳母車1Aの弾性機構40Aの圧縮状態を示す側面図である。図9に示す矢印の方向が前方であり、矢印の反対が後方である。
図9〜11を参照して、アームレスト支持フレーム22の下端は、連結軸37Aを介して押し棒34の下端に連結される。押し棒34は、直線状に延びるパイプであって、連結軸37Aを中心として前後方向に回動可能であり、展開状態において後方の背面押し位置と、図示しない前方の対面押し位置に選択的に切り換え可能である。
反転ブラケット28Aは、車体フレームの形態の変化に応じて回動する部材であり、たとえば、正面視略変形ブーメラン形状である。反転ブラケット28Aの上方は、連結軸29Aを介して、アームレスト支持フレーム22の下方と回動可能に連結される。反転ブラケット28Aの下端部は、連結軸30Aを介して、後脚15の中央部に連結される。
座席フレーム18Aは、後脚15近傍において、上下方向に延びる後端ブラケット60Aを含む。後端ブラケット60Aは、たとえば、平面視略三角形形状であり、座席受入部61Aと、座席受入部61Aの上方に設けられる突出部62Aとを有する。座席受入部61Aは、平面視略三角形形状の底辺部分に位置する中空形状であり、座席フレーム18Aの後方を受け入れる。具体的には、座席受入部61Aは、座席フレーム18Aの後方を略水平に受け入れる。座席受入部61Aは、座席フレーム18Aの外周を取り囲むように設けられており、孔63Aが2箇所設けられている。座席受入部61Aと座席フレーム18Aは、孔63Aにビスを挿通させることで固定される。
突出部62Aは、座席受入部61Aの上方に突出して設けられ、左右方向に開口する開口部44Aが設けられる。開口部44A内には、弾性機構40Aが設けられる。すなわち、弾性機構40Aは、連結軸29Aと弾性部材47Aとを有するため、開口部44A内には、弾性部材47Aと連結軸29Aとが配置される。開口部44Aの上方端441Aと連結軸29Aとの間には、弾性部材47Aが配置される。後端ブラケット60Aは、弾性部材47Aにより上方に付勢され、結果として、座席フレーム18Aも弾性部材47Aにより弾性的に保持される。
座席に衝撃が加わると、図11に示すように、座席フレーム18Aが下方に移動し、後端ブラケット60A全体が下方に移動する。これにより、連結軸29Aは、反転ブラケット28Aおよびアームレスト支持フレーム22と共に下方に移動しないため、開口部44Aの上方端441Aと当接している弾性部材47Aは、圧縮する。これにより、座席の衝撃を弾性部材47Aで吸収することができる。
本実施の形態の弾性機構40は、実施の形態1の弾性機構40と比較して、部品点数が少ないため、さらに乳母車の軽量化を図ることができる。
なお、上記各実施の形態において、変位部材は、反転ブラケット28,28Aおよびアームレスト支持フレーム22であり、反転ブラケット28,28Aとアームレスト支持フレーム22と弾性機構40は、連結軸29により回動可能に連結されているとして説明した。しかし、反転ブラケット28,28Aまたはアームレスト支持フレーム22のいずれかが、連結軸29により、弾性機構40と回動可能に連結されていればよい。また、変位部材は、反転ブラケット28,28Aおよびアームレスト支持フレーム22に限定されず、車体フレームの形態の変化に応じて変位する部材であればよい。
図12は、折り畳み式乳母車1Bの他の構成例を示す模式図であり、図12(A)は、展開状態を示す模式図であり、図12(B)は、折り畳み状態を示す模式図である。図12(A)(B)を参照して、折り畳み式乳母車1Bは、連結部38Bとスライド部材39B(変位部材)とを備える。連結部38Bは、アームレスト20と押し棒34を連結する。スライド部材39Bは、弾性機構40Bと連結しており、車体フレームの形態の変化に応じて後脚15に沿って上下方向にスライドする。これにより、スライド部材39Bは、折り畳み式乳母車1Bを折り畳み状態にすると、後脚15に沿って下方にスライド移動し、折り畳み式乳母車1Bを展開状態にすると、後脚15に沿って上方にスライド移動する。
また、上記各実施の形態において、弾性部材47,47Aは、スプリングであるとして説明したが、限定的ではない。弾性部材47,47Aは、座席フレーム18を上方に付勢する部材であればよく、たとえば、弾性ゴムやばねであってもよい。
また、上記実施の形態1において、弾性機構40は、座席フレーム18が上下動部材50に固定して設けられているとして説明したが、座席フレーム18は上下動部材50により固定されていなくてもよい。つまり、座席フレーム18は、座席フレーム受入部材41に上下動可能に保持されていればよい。
また、上記実施の形態1において、座席フレーム受入部材41は、座席フレーム18を受け入れる受け部45と、連結軸42が貫通する円筒部46が設けられているとしたが、限定的ではない。たとえば、座席フレーム18は、弾性部材47上に直接配置されていてもよい。
また、上記実施の形態2において、後端ブラケット60Aは、座席受入部61Aと、座席受入部61Aの上方に設けられる突出部62Aとを有するとして説明した。しかし、後端ブラケット60Aは、開口部44Aを有し、開口部44A内に弾性機構40Aが配置されていればよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 折り畳み式乳母車、12 前輪、13 後輪、14 前脚、15 後脚、18,18A 座席フレーム、20 アームレスト、22 アームレスト支持フレーム(変位部材)、23,25 連結軸、26 回動ブラケット、27 連結軸、28,28A 反転ブラケット(変位部材)、29,29A 連結軸、30,30A 連結軸、34 押し棒、35 回転軸、36 ハンドル部、37,37A 連結軸、38B 連結部、39B スライド部材(変位部材)、40,40A,40B 弾性機構、41 座席フレーム受入部材、43 収納部、44,44A 開口部、45 受け部、46 円筒部、47,47A 弾性部材、50 上下動部材、51 固定部、52 筒体、53 孔、54 リベット、60A 後端ブラケット、61A 座席受入部、62A 突出部、63A 孔、431 下方端、432 上方端、441A 上方端、510 上横板、511 下横板、512 縦板、520 凹部。

Claims (7)

  1. 前脚および後脚を含み、展開状態と折り畳み状態で形態が異なる車体フレームと、
    その前方端部が前記前脚に回動可能に連結される座席と、
    前記座席の後方端部に連結され、前記車体フレームの形態の変化に応じて変位する変位部材と、
    前記変位部材に設けられ、前記座席の後方端部を弾性的に支持する弾性機構とを備え、
    前記弾性機構は、
    前記変位部材に連結され、前記座席を構成する座席フレームを上下動可能に保持する座席フレーム受入部材と、
    前記座席フレーム受入部材に保持された前記座席フレームを、弾性的に支持する弾性部材とを有する、折り畳み式乳母車。
  2. 前記座席フレーム受入部材は、
    前記変位部材に連結される連結軸と、
    前記連結軸から下方に延び、前後方向に開口する開口部とを有し、
    前記弾性部材は、前記開口部内に配置される、請求項に記載の折り畳み式乳母車。
  3. 前記座席フレームは、
    前記座席フレームに固定される固定部と、
    前記固定部と略直交するように設けられ、前記座席フレーム受入部材を取り囲む筒体とを有する、請求項1または2に記載の折り畳み式乳母車。
  4. 前脚および後脚を含み、展開状態と折り畳み状態で形態が異なる車体フレームと、
    その前方端部が前記前脚に回動可能に連結される座席と、
    前記座席の後方端部に連結され、前記車体フレームの形態の変化に応じて変位する変位部材と、
    前記変位部材に設けられ、前記座席の後方端部を弾性的に支持する弾性機構とを備え、
    前記座席を構成する座席フレームは、上下方向に延びる後端ブラケットを含み、
    前記後端ブラケットは、上下方向に延びる開口部を有し、
    前記弾性機構は、
    前記開口部内に配置され、前記変位部材に連結している連結軸と、
    前記座席フレームを弾性的に支持する弾性部材とを有する、折り畳み式乳母車。
  5. 前記弾性部材は、前記座席を上方に付勢するコイルばねである、請求項1〜のいずれかに記載の折り畳み式乳母車。
  6. 前記変位部材は、その一方端部が前記後脚に回動可能に連結され、その他方端部が前記座席の後方端部に回動可能に連結される反転ブラケットである、請求項1〜のいずれかに記載の折り畳み式乳母車。
  7. 前記車体フレームは、前記前脚および前記後脚に対して回動可能に取り付けられたアームレストを含み、
    前記変位部材は、その一方端部が前記アームレストの後方端に回動可能に連結され、その他方端部が前記座席の後方端部に回動可能に連結されるアームレスト支持フレームである、請求項1〜のいずれかに記載の折り畳み式乳母車。

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