JP6623633B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置に関するものである。
従来、感光ユニットと現像ユニットとが互いに分離されて独立的に装着される画像形成装置において、感光ユニットの一側端部から現像ユニットにおける現像ローラの回転軸の方向へ延び、前記現像ローラの回転軸が挿入される第1ガイドスロットが形成された第1軸連結部材を備えた感光ユニットと、現像ユニットにおける前記感光ユニットの他側端部に対応する側端部から感光ドラムの回転軸の方向へ延び、前記感光ドラムの回転軸が挿入される第2ガイドスロットが形成された第2軸連結部材を備えた現像ユニットとを有する画像形成装置が知られている(下記特許文献1)。
特開2005−222055号公報
この発明は、現像装置の現像ロールに回転動力が入力されるときに生じる振動が感光体に伝わって誘発される画像不良を抑制することができる画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の画像形成装置は、回転駆動する感光体と、前記感光体に向き合い、両端に存在する回転軸を中心にして回転駆動する現像ロールを有する現像装置と、一定の位置に固定して配置され、前記現像ロールの回転軸のうち少なくとも回転動力が入力される側の回転軸又はその回転軸及び軸受を位置決めした状態で支持する第1の部位と前記感光体の両端に存在する回転軸のうち前記現像ロールの回転動力入力側の回転軸と同じ端部側に位置する回転軸又はその回転軸及び軸受を支持する第2の部位が設けられた支持部材と、を備え、
前記支持部材の第2の部位は、前記感光体の回転軸又はその軸受を嵌め入れる形状からなる部位として構成されており、
前記支持部材の第1の部位は、前記現像ロールの回転軸又はその軸受を位置決めする定位置と前記感光体から離間させる退避位置との間で変位させ得る形状からなる部位として構成されているものである。
この発明(A2)の画像形成装置は、上記発明A1の画像形成装置において、前記支持部材の第1の部位は、当該支持部材の一部を矩形状に切り欠いて2つの辺部が交わる内側角部として構成されているものである。
この発明(A3)の画像形成装置は、上記発明A1又はA2の画像形成装置において、前記支持部材は、画像形成装置の本体部材の一部又は前記本体部材に取り付けられる支持部材で構成されているものである。
上記発明A1およびA2の画像形成装置によれば、現像装置の現像ロールに回転動力が入力されるときに生じる振動が感光体に伝わって誘発される画像不良を抑制することができるとともに、支持部材に感光体の回転軸等を支持する第2の部位を設けない場合に比べて現像ロールの感光体に対する位置精度を高めることができ、また、現像装置の現像ロールを必要なときに感光体から離間させた状態にすることができる
上記発明Aの画像形成装置によれば、支持部材が上記本体部材の一部又はそれに取り付ける部材ではない場合に比べて、上記発明A1による効果をより確実に得ることができる
実施の形態1等に係る画像形成装置の内部を示す説明図である。 図1の画像形成装置における一部の支持構造を示す説明図である。 図1の画像形成装置における一部の支持構造と回転動力の入力機構とを概念的に示す一部断面説明図である。 図2の支持構造で用いる支持部材の構成を概念的に示す説明図である。 図3の支持構造において感光体ユニット(感光体)を取り外したときの状態を概念的に示す一部断面説明図である。 実施の形態2に係る画像形成装置における一部の支持構造を概念的に示す一部断面説明図である。 実施の形態3に係る画像形成装置における一部の支持構造を示す説明図である。 図7の画像形成装置における一部の支持構造と回転動力の入力機構とを概念的に示す一部断面説明図である。 図7の支持構造で用いる支持部材の構成を概念的に示すものであり、(a)はその支持部材における第1の部位の定位置を主にして示す説明図であり、(b)はその支持部材における第1の部位の退避位置を主にして示す説明図である。 図7の支持構造で用いる他の支持部材の構成を概念的に示す説明図である。 図9の支持構造において現像装置を退避位置に変位させたときの状態を概念的に示す一部断面説明図である。
以下、この発明を実施するための形態(以下「実施の形態」という)について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図3は、実施の形態1に係る画像形成装置1等を示すものである。図1はその画像形成装置1の内部の概要を示し、図2はその画像形成装置1における一部の支持構造を示し、図3は図2の支持構造などを概念的に示している。以下の各図中に示す符号X,Y,Zで示す矢印は、各図面において想定した3次元空間の幅、高さ及び奥行の各方向を示す直交座標軸(の方向)である。
<画像形成装置の全体の構成>
画像形成装置1は、図1に示すように、構造部材、外装材等で構成される筐体10の内部に、現像剤としてのトナーからなる像を形成して最終的に被記録材の一例としての記録用紙9に転写する作像装置20、記録用紙9を作像装置20の転写位置にむけ搬送して供給する給紙装置30、記録用紙9に転写されるトナー像を定着する定着装置40等を備えている。図1等における符号12は、筐体10の上面部に設けられた、画像の形成が終了した後の記録用紙9が排出されて収容される収容部である。
作像装置20は、矢印で示す方向(図1中において時計回りの方向)に回転駆動するドラム形態の感光体である感光ドラム21と、感光ドラム21の表面(像形成領域となる外周面部分)を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、感光ドラム21の帯電後の表面に画像情報(信号)に基づく光(Bm)を照射して静電潜像を形成する露光装置23と、その感光ドラム21上の静電潜像を現像剤としてのトナーにより現像してトナー像にする現像装置24と、その感光ドラム21上のトナー像を記録用紙9に転写する転写装置25と、転写後の感光ドラム21の表面に残留するトナー等の不要物を除去して清掃する清掃装置26とで主に構成されている。
このうち感光ドラム21は、例えば接地された円筒状の導電性基体の外周面に有機感光材料等からなる光誘電層を形成したものである。帯電装置22としては、感光ドラム21の表面に接触して従動回転する帯電ロールに帯電用電圧等を供給して帯電を行う接触式の帯電装置を適用している。露光装置23は、画像形成装置1に接続又は装備される原稿読取装置、外部接続機器、記憶媒体読取装置等の画像情報提供源から入力される画像情報を図示しない画像処理装置で所要の処理をした後に得られる画像信号に基づいた露光を行うものであり、例えば、発光ダイオードを感光ドラム21の回転軸の方向に沿うよう複数配置してなる機器が使用される。
また、現像装置24は、所要の現像剤を収容する筐体240を有し、その筐体240内の現像剤を保持して感光ドラム21と所要の間隔をあけて向き合う現像域に搬送するよう回転駆動する現像ロール241、筐体240内の現像剤を撹拌しながら現像ロール241に供給するよう搬送する図示しない攪拌搬送部材等を備えている。現像ロール241は、その両端に存在する回転軸242,243が各軸受244,245を介して筐体240の所要の部位に回転自在に取り付けられている(図3)。転写装置25としては、感光ドラム21の表面に接触して従動回転する転写ロールに転写用電圧を供給して転写を行う接触式の転写装置を適用している。清掃装置26としては、感光ドラム21の周面に接触する板状の清掃部材等を接触させる方式のものを適用している。
給紙装置30は、画像の形成に使用する所要のサイズ、種類等からなる複数枚の記録用紙9を積み重ねた状態で収容する用紙収容体31と、その用紙収容体31に収容される用紙9を1枚ずつ送り出す送出装置32とを備えたものである。用紙収容体31は、筐体10に対して引き出すことが可能になっており、その利用する態様に応じて複数装備される。図1等における一点鎖線は、筐体10内における記録用紙9の主な用紙搬送路を示す。その搬送路は、複数の用紙搬送ロール対34,35,36や図示しない搬送ガイド部材等で構成されている。
定着装置40は、図示しない筐体の内部に、矢印で示す方向に回転駆動するとともに表面温度が加熱手段により所要の温度に加熱されて保持されるロール形態、ベルト形態等の加熱用回転体41と、この加熱用回転体41の軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して従動回転するロール形態、ベルト−パット形態等の加圧用回転体42等を備えたものである。この定着装置40は、加熱用回転体41と加圧用回転体42とが接触する接触部が、未定着のトナー像が転写された記録用紙9を通過させて所要の定着処理(加熱及び加圧)を行う定着処理部として構成されている。
また、画像形成装置1においては、図2等に示されるように、作像装置20を構成する構成機器の一部である感光ドラム21、帯電装置22、清掃装置26が図示しない共通の支持フレームに支持されて一体化されており、その全体が筐体10の一部に対して着脱自在に装着されるユニット構造物(感光体ユニット200)として構成されている。この感光体ユニット200における感光ドラム21は、その両端に存在する回転軸212,213がその軸受214,215を介して感光体ユニット200の図示しない支持フレームに回転自在に取り付けられている(図3、図5)。
そして、画像形成装置1による画像形成は、次のようにして行われる。ここでは、記録用紙9の片面に画像を形成するときの基本的な画像形成動作を例に挙げて説明する。
画像形成装置1は、画像形成動作の開始指令を受けると、作像装置20において、回転始動する感光ドラム21の表面が帯電装置22により所定の極性及び電位に帯電された後、その感光ドラム21の帯電した表面に露光装置23により画像情報に基づく露光が行われて所要の電位差で構成される静電潜像が形成される。続いて、感光ドラム21に形成された静電潜像が、現像装置24を通過する際に現像ロール241を介して供給される所要の極性に帯電された状態のトナーにより現像されてトナー像として顕像化される。
しかる後、感光ドラム21上に形成されたトナー像は、感光ドラム21の回転により転写装置25と対向する転写位置まで搬送されると、このタイミングに合わせて給紙装置30から用紙搬送路を通して供給される記録用紙9の片面に対し転写装置25の転写作用により転写される。この転写後の感光ドラム21の外周面は、清掃装置26により清掃される。
続いて、トナー像が転写された記録用紙9は、感光ドラム21から剥離された後に定着装置40に導入されるよう搬送され、定着装置40における加熱用回転体41と加圧用回転体42との間の定着処理部を通過する際に定着処理されて未定着のトナー像が溶融することで記録用紙9に定着される。この定着が終了した後の記録用紙9は、定着装置40から排出されて用紙搬送路を経由して搬送され、最後に筐体10の上面部に排出されて収容部12に収容される。
以上により、1枚の記録用紙9の片面に対して1色のトナーで構成される単色画像が形成され、基本的な画像形成動作が終了する。複数枚の画像形成動作を実行する指令が出された場合には、上記した一連の動作がその枚数分だけ同様に繰り返されることになる。
<現像装置等の支持構造>
また、画像形成装置1においては、現像装置24等の機器を支持する支持構造として以下の構成を採用している。
すなわち、画像形成装置1では、図2、図3等に示されるように、現像装置24における現像ロール241の両端に存在する回転軸242,243のうち少なくとも回転動力が入力される側の回転軸242及びその軸受244を、筐体10の本体部材14の一部に固定して配置される板状の支持部材50Aに設けた第1の部位51に位置決めした状態で支持させる構造になっている。
また実施の形態1では、図3、図5等に示されるように、現像装置24における現像ロール241の他方の回転軸243及びその軸受245についても、支持部材50Aとほぼ同様の構成からなる板状の支持部材50Bに設けた第1の部位51に位置決めした状態で支持するよう構成している。この支持部材50Bも、支持部材50Aとほぼ同様に、筐体10の別の本体部材15の一部に固定して配置される。
支持部材50Aは、図2、図4等に示されるように、画像形成装置1の筐体10における本体部材14の一部(一定の位置)に固定した状態で取り付けられる金属等からなる部材である。支持部材50Aの固定は、ネジ止め、溶接等の手段を用いて行われる。
第1の部位51は、現像ロール241の回転軸242又はその軸受244を嵌め入れる形状からなる部位として構成されている。実施の形態1における第1の部位51は、図4等に示すように、回転軸242の軸受244の外観形状に対応させたほぼ円形の孔形状からなる貫通孔として、支持部材50Aの現像ロール241を配置すべき位置に設けられている。
このような構成からなる第1の部位51は、現像ロール241の回転軸242及びその軸受244を嵌め合わせることにより位置決めも同時に行うよう支持することになる(図2から図4)。
また、支持部材50Aには、図2から図4等に示されるように、感光ドラム21の両端に存在する回転軸212,213のうち現像ロール241における回転動力入力側の回転軸242と同じ端部側に位置する回転軸212及びその軸受214を支持する第2の部位55が設けられている。
第2の部位55については、感光ドラム21(感光体ユニット200)が、図2等に示されるように感光ドラム21の回転軸212,213の方向と直交する方向に沿って挿入及び抜き出すことにより着脱自在に装着されるよう構成されることに対応させて、感光ドラム21の回転軸212又はその軸受214を第1の部位51から離れる方向に移動させることで取り外すことできる溝形状として構成されている。ちなみに、感光体ユニット200は、図2に二点鎖線等で示されるように、筐体10の収容部12の一部(開閉部材)13を開けた状態にすることにより、着脱作業を行うように構成されている。
実施の形態1における切り込み溝からなる第2の部位55は、図4等に示すように、支持部材50Aの上端部の一部から第1の部位51と接近した位置にむけてほぼ重力方向(座標軸Yにほぼ沿う方向)に沿ってほぼ一定の幅で直線状に切り欠いた後、その片側の側辺部55aの途中から他方の側辺部55bに傾斜して接近する斜辺部55cを存在させた溝形状として形成されている。
斜辺部55cは、その下端部において、ほぼ水平方向に沿う底辺部55dを介して他方の側辺部55bに接続される形態として形成されている。片側の側辺部55aと他方の側辺部55bとの間になる空間の幅(溝幅)Wは、感光ドラム21の回転軸212又はその軸受214の外径よりも広い寸法に設定されている。
このような溝形状からなる第2の部位55は、感光ドラム21の回転軸212又はその軸受214を、その他方の側辺部55bの一点(P1)と斜辺部55cの一点(P2)との計2点で接触させた状態で支持することになる(図4)。
さらに、支持部材50Aにおける第1の部位51と第2の部位55(実際には斜辺部55c)は、図4等に示すように、第1の部位51に回転軸242等を支持させたときの現像ロール241と第2の部位55に回転軸212等を支持させたときの感光ドラム21との間隙αが、現像ロール241と感光ドラム21との間の隙間として要求される現像ギャップになるような位置関係に設定される。
この他、支持部材50Bも、支持部材50Aにおける第1の部位51と第2の部位55と同様の第1の部位51と第2の部位55とが設けられた構成になっている。
そして、この支持構造においては、図3から図5等に示されるように、現像装置24における現像ロール241が、その両端に存在する回転軸242,243の軸受244,245を支持部材50A、50Bにおける各第1の部位51にそれぞれ嵌め入れた状態にすることにより、そのまま位置決めされた状態で支持される。この際、現像装置24の全体は、その筐体240の一部が、支持部材50A、50Bの一部又は他の本体部材の一部に接触又は嵌合することにより、装置全体も位置決めされた状態に保たれるようになっている。
また、この支持構造においては、図3から図5等に示されるように、感光体ユニット200における感光ドラム21が、その両端に存在する回転軸212,213の軸受214,215を支持部材50A、50Bにおける各第2の部位55にそれぞれ挿入して停止(静止)させた状態にすることにより、そのまま位置決めされた状態で支持される。この際、感光体ユニット200の全体は、そのユニットの筐体又は支持フレームの一部が、支持部材50A、50Bの一部又は他の本体部材の一部に接触することにより、そのユニット全体も位置決めされた状態に保たれるようになっている。
さらに、この支持構造においては、現像装置24における現像ロール241の回転軸242,243及びその軸受244,245を支持部材50A、50Bにおける各第1の部位51にそれぞれ嵌め入れて支持し、感光体ユニット200における感光ドラム21の回転軸212,213及びその軸受214,215を支持部材50A、50Bにおける各第2の部位55にそれぞれ挿入して支持することにより、その現像ロール241と感光ドラム21とが所要の隙間αをあけた状態で支持されるようになる。
<現像装置等の回転動力の入力機構>
また、画像形成装置1においては、現像装置24等の機器に回転動力を入力する入力機構として以下の構成を採用している。
まず、現像装置24の現像ロール241に回転動力を入力する機構としては、図3や図5に示されるように、その現像ロール241における回転動力入力側の回転軸242の末端部に固定した入力ギヤ247が、図示しないモータ等の回転動力源と接続されて回転動力の伝達を行う第1ギヤ機構60の最終ギヤ61と噛み合って連結されることにより、回転動力が入力される機構を適用している。
この場合、第1ギヤ機構60は、例えば、その最終ギヤ61を、本体部材14とその本体部材14と向き合って配置される別の本体部材16とに軸受を介して回転自在に取り付けられる回転軸62の一端部に固定し、その回転軸62の他端部に中継ギヤ63を(本体部材14と本体部材16の間に存在させる状態で)固定した構成になっている。また、第1ギヤ機構60は、例えば、その中継ギヤ63が、図示しない回転動力源からの回転動力が伝達される単数又は複数の伝達ギヤのギヤ列における最終伝達ギヤ64と噛み合うよう構成されている。ちなみに、第1ギヤ機構60は、後述する第2ギヤ機構70で使用される回転動力を分配して利用するよう構成してもよい。
次に、感光体ユニット200における感光ドラム21に回転動力を入力する機構としては、図3や図5に示されるように、その感光ドラム21における回転動力入力側の回転軸212の末端部に固定した入力ギヤ217が、モータ等の回転動力源75と接続されて回転動力の伝達を行う第2ギヤ機構70の最終ギヤ71と噛み合って連結されることにより、回転動力が入力される機構を適用している。
この場合、第2ギヤ機構70は、例えば、その最終ギヤ71を、本体部材14と別の本体部材16とに軸受を介して回転自在に取り付けられる回転軸72の一端部に固定し、その回転軸72の他端部に中継ギヤ73を(本体部材14と本体部材16の間に存在させる状態で)固定した構成になっている。また、第2ギヤ機構70は、例えば、その中継ギヤ73が、回転動力源75の駆動軸76に固定された出力ギヤ77と噛み合うよう構成されている。回転動力源75は、別の本体部材16に固定された状態で取り付けられている。
<回転動力が入力されるときの状態>
そして、この回転動力の入力機構を作動させて画像形成動作が行われる場合、感光体ユニット200における感光ドラム21は、回転動力源75の回転動力が第2ギヤ機構70を介して入力ギヤ21まで伝達されることにより所要の速度で回転駆動し、また、現像装置24における現像ロール241は、図示しない回転動力源の回転動力が第1ギヤ機構60を介して入力ギヤ247まで伝達されることにより所要の速度で回転駆動する。
この際、現像装置24の現像ロール241においては、例えば、入力ギヤ247と第1ギヤ機構60の最終伝達ギヤ61との噛み合いや駆動反力等が原因で生じる振動が、その回転動力入力側の回転軸242に伝わることがある。
しかし、この画像形成装置1においては、その現像ロール241の回転軸242及びその軸受244が一定の位置に固定して配置される専用の支持部材50Aの一部(第1の部位51)に位置決めされた状態で支持されるとともに、現像ロール241の少なくとも回転動力入力側の端部が感光ドラム21と非接触の状態で配置されることにもなるため、上記振動が発生しにくく(又は小さく)なるとともに感光ドラム21に伝わりにくくなる。
しかも、この画像形成装置1では、現像ロール241の回転動力入力側ではない回転軸243及びその軸受245も一定の位置に固定して配置される専用の支持部材50Bの一部(第1の部位51)に位置決めされた状態で支持されるとともに、現像ロール241の回転動力入力側とは反対の端部が感光ドラム21と非接触の状態で配置されることにもなるので、これによっても上記振動がさらに発生しにくく(又は小さく)なり、しかも感光ドラム21に伝わりにくくなる。
この結果、この画像形成装置1によれば、現像装置24の現像ロール241に回転動力が入力されるときに生じる振動が感光ドラム21に伝わることで誘発される濃度むら、像ずれ等の画像不良が発生することが抑制される。
また、この画像形成装置1においては、現像装置24の現像ロール241の回転軸及びその軸受と感光体ユニット200における感光ドラム21の回転軸及びその軸受が支持部材50A、50Bという同一の部材に支持されて位置決めされるので、その現像ロール241と感光ドラム21との位置精度が高められ、現像ロール241と感光ドラム21の間の隙間αも精度よく保たれるようになる。
これにより、この画像形成装置1では、現像装置24による現像が安定して行われるようになり、その現像により形成される画像が記録用紙9に安定して形成されるようにもなる。
さらに、この画像形成装置1においては、図2や図5に示すように感光体ユニット200を一時的に又は交換のために取り外す際、感光体ユニット200を最初に重力方向と反対側に持ち上げて抜き出すことにより、感光ドラム21の回転軸及びその軸受が支持部材50A,50Bの切り込み溝からなる第2の部位55から容易に取り外される。また、感光体ユニット200を装着する際には、感光体ユニット200を最終的に重力方向に沿って下降させて挿入することにより、感光ドラム21の回転軸及びその軸受が支持部材50A,50Bの切り込み溝からなる第2の部位55に容易に挿入されて位置決めされた状態で支持される。
特にこの感光体ユニット200の着脱作業においては、例えば、感光ドラム21が現像ロール241に不用意に接触することや現像ロール241が感光ドラム21の進路を妨げることなどがないため、例えば、その着脱作業を行う際に現像装置24を現像ロール241が感光ドラム21から離れる退避位置に一時的に変位させる必要がない。
このため、この画像形成装置1では、感光体ユニット200(感光ドラム21)の着脱作業を容易に行うことができる。しかも、現像装置24を退避位置に一時的に変位させる変位機構を設ける必要がなく、現像装置24を一定の位置に装着し続けることができる。
[実施の形態2]
図6は、実施の形態2に係る画像形成装置1の要部(現像装置及び感光ドラムの支持構造など)を示すものである。
実施の形態2に係る画像形成装置1は、現像装置24における現像ロール241の回転動力入力側でない回転軸243及びその軸受245を支持部材50Bに支持させず、感光体ユニット200における感光ドラム21の回転動力入力側でない回転軸213及びその軸受215を別の支持部材18に支持するよう変更した以外は実施の形態1に係る画像形成装置1(図1から図5)と同じ構成からなるものである。
この画像形成装置1においては、現像装置24における現像ロール241の回転動力入力側でない回転軸243及びその軸受245を、筐体240の一部に回転自在に支持させている。
また、このときの現像装置24は、その筐体240の上記回転軸243が存在する側の部位(例えば位置決め用部位)248を、筐体10の一部である別の本体部材15に固定して配置される支持部材17の一部(位置決め部)に少し隙間をあけて嵌め入れることで装着している。
一方、感光体ユニット200における感光ドラム21は、回転動力入力側でない回転軸213及びその軸受215を、例えば、別の本体部材15に固定して配置される別の支持部材18の一部(第2の部位55とほぼ同様の切り込み溝からなる部位)に嵌め入れることで装着している。
さらに、このときの現像装置24は、現像ロール241の回転軸243に固定した間隔保持円板246を感光ドラム21の端部に存在するフランジ部216に接触させて、現像ロール241と感光ドラム21とが隙間αに保つよう構成されている。間隔保持円盤246は、現像ロール241の半径に間隔αを加えた値の半径からなる円形の部材である。しかも、このときの現像装置24は、一端が筐体240の一部に接触する加圧用バネ249により、その現像ロール241(実際には間隔保持円盤246)を感光ドラム21に接近する方向に所要の加圧力F1で弾性的に押し付けた状態に保つよう構成されている。これにより、現像ロール241と感光ドラム21とは、所要の隙間αをあけた状態に保たれるようになっている。
そして、この画像形成装置1においても、現像装置24における現像ロール241の回転軸242及びその軸受244が一定の位置に固定して配置される専用の支持部材50Aの一部(第1の部位51)に位置決めされた状態で支持されるとともに、現像ロール241の少なくとも回転動力入力側の端部が感光ドラム21と非接触の状態で配置されることにもなるため、その現像ロール241に回転動力が入力されるときに生じる振動が発生しにくく(又は小さく)なるとともに感光ドラム21に伝わりにくくなる。
なお、この画像形成装置1では、現像ロール241の回転動力入力側ではない回転軸243及びその軸受245が実施の形態1に係る画像形成装置1のように専用の支持部材50Bの一部(第1の部位51)に位置決めされた状態で支持されず、現像ロール241の回転動力入力側とは反対の端部も間隔保持円盤246により感光ドラム21と接触した状態で配置されることにもなるが、上記振動が現像ロール241の本体を伝わる際に弱まるため、上記振動が小さくなって感光ドラム21に伝わることとなる。
この結果、実施の形態2に係る画像形成装置1によっても、現像装置24の現像ロール241に回転動力が入力されるときに生じる振動が感光ドラム21に伝わることで誘発される画像不良が発生することが抑制される。
また、この画像形成装置1においても、実施の形態1に係る画像形成装置1において得られる他の効果もほぼ同様に得られる。
[実施の形態3]
図7は、実施の形態3に係る画像形成装置1を示すものである。
実施の形態3に係る画像形成装置1は、現像装置24における現像ロール241の回転軸及びその軸受と感光体ユニット200における感光ドラム21の回転軸及びその軸受215を、一定の位置に配置される専用の異なる支持部材50Cと別の支持部材19とにそれぞれ支持させるよう変更した以外は実施の形態1に係る画像形成装置1とほぼ同じ構成からなるものである。
この画像形成装置1では、図7、図8等に示されるように、現像装置24における現像ロール241の両端に存在する回転軸242,243のうち回転動力が入力される側の回転軸242及びその軸受244を、筐体10の本体部材14の一部に固定して配置される板状の支持部材50Cに設けた第1の部位52に位置決めした状態で支持させる構造になっている。
支持部材50Cは、図7から図9等に示されるように、実施の形態1における支持部材50Aと同様に、筐体10における本体部材14の一部(一定の位置)に固定した状態で取り付けられる金属等からなる部材である。
支持部材50Cにおける第1の部位52は、現像ロール241の回転軸242又はその軸受244を位置決めする定位置FPと感光ドラム21から離間させる退避位置SPとの間で変位させ得る形状からなる部位として構成されている。実施の形態3における第1の部位52は、図9等に示すように、支持部材50Cの一部を矩形状に切り欠いて2つの辺部52a,52bがほぼ直角に交わる内側角部53として、支持部材50Cの現像ロール241を配置すべき位置に設けられている。
このような構成からなる第1の部位52は、現像ロール241の回転軸242及びその軸受244を定位置FPとなる内側角部53に押し付けて2つの辺部52a,52bにそれぞれ接触(2点で接触)させた状態にすることにより位置決めも同時に行うよう支持することになる(図7、図9(a))。
また、支持部材50Cには、図7、図9等に示されるように、感光ドラム21の回転動力入力側の回転軸212及びその軸受214を支持するための第2の部位56が設けられている。
この第2の部位56は、感光ドラム21(感光体ユニット200)が、感光ドラム21の回転軸の方向に沿って挿入及び抜き出すことにより着脱自在に装着されるよう構成されることに対応させて、感光ドラム21の回転軸212又はその軸受214を嵌め入れる孔形状として構成されている。実施の形態3における第1の部位51は、図9等に示すように、感光ドラム21における回転軸212の軸受214の外観形状に対応させたほぼ円形の孔形状からなる貫通孔として、支持部材50Cにおける感光ドラム21の回転軸212を配置すべき位置に設けられている。
このような孔形状からなる第2の部位56は、感光ドラム21の回転軸212又はその軸受214を嵌め合わせることにより位置決めも同時に行うよう支持することになる(図7、図8)。
さらに、支持部材50Cにおける第1の部位52と第2の部位56は、図9(a)に示すように、第1の部位52の定位置FPに回転軸242等を支持させたときの現像ロール241と第2の部位56に回転軸212等を支持させたときの感光ドラム21との間隙αが、現像ロール241と感光ドラム21との間の隙間として要求される現像ギャップになるような位置関係に設定される。
また実施の形態3では、図8等に示されるように、現像装置24における現像ロール241の回転動力入力側でない他方の回転軸243及びその軸受245と感光体ユニット200における感光ドラム21の他方の回転軸213及びその軸受215とを、例えば、本体10における感光体ユニット200と現像装置24が装着される装着空間を外部にむけて開閉する開閉部材11に固定して取り付けた支持部材19に対し、位置決めした状態で支持するよう構成している。
開閉部材11は、その重力方向の下方側の部位に配置される軸を中心にして矢印D1,D2で示す方向に揺動することにより上記装着空間を外部に対して開閉する部材である。また、支持部材19は、開閉部材11の内側に固定した状態で取り付けられる部材であり、図10等に示されるように、現像ロール241の回転軸243及びその軸受245を位置決めした状態で支持する第3の部位54と、感光ドラム21の回転軸213及びその軸受215を位置決めした状態で支持する第4の部位57とが設けられている。
第3の部位54は、現像ロール241の回転軸243又はその軸受245を位置決めする定位置FPと感光ドラム21から離間させる退避位置SPとの間で変位させ得る形状からなる部位として構成されている。実施の形態3における第3の部位54は、図10等に示すように、定位置FPとして規制する孔端部54aと退避位置SPとして規制する孔端部54bを有する長孔として、支持部材19の現像ロール241を配置すべき位置に設けられている。
このような構成からなる第3の部位54は、現像ロール241の回転軸243及びその軸受245を定位置FPとなる孔端部54aに押し付けて停止(静止)させた状態にすることにより位置決めも同時に行うよう支持することになる(図8、図10)。また、第3の部位54は、開閉部材11を矢印D1で示す方向に揺動させて開けるときには、現像ロール241の回転軸243及びその軸受245が抜き出されるようになっている。
一方、第4の部位57は、図10等に示されるように、支持部材50Cにおける第2の部位56と同じ孔形状からなる部位として形成されている。
このため第4の部位57は、感光ドラム21の回転軸213又はその軸受215を嵌め合わせることにより位置決めも同時に行うよう支持することになる(図8、図10)。また、第4の部位57は、開閉部材11を矢印D1で示す方向に揺動させて開けるときには、感光ドラム21の回転軸213又はその軸受215が抜き出されるようになっている。
また、実施の形態3における現像装置24では、一端が筐体240の一部に接触する単数又は複数の加圧用バネ249により、その現像ロール241(実際には回転軸242)を感光ドラム21に接近する方向に所要の加圧力F2で弾性的に押し付けた状態に保つよう構成されている。
これにより、現像ロール241の一方の端部における回転軸242及びその軸受244が支持部材50Cにおける第1の部位52の定位置FPになる内側角部53に押し付けられた状態に保たれるとともに、現像ロール241の他方の端部における回転軸243及びその軸受245が支持部材19における第3の部位54の定位置FPになる孔端部54aに押し付けられた状態に保たれる。
しかも、現像ロール241の両端部における回転軸242,243及びその軸受け244,245が上記各状態でそれぞれ保たれることで、現像ロール241と感光ドラム21とが所要の隙間αをあけた状態に保たれる。したがって、この現像装置24においては、現像ロール241と感光ドラム21とを所要の間隔αをあけた状態に保つために、例えば実施の形態2で例示した現像装置24の場合(図6)に用いた間隔保持円盤246を設ける必要がない。
そして、この支持構造においては、図7から図10等に示されるように、現像装置24における現像ロール241が、その回転動力入力側の回転軸242の軸受244を支持部材50Cにおける第1の部位52の定位置FP(内側角度部53)に押し付けた状態にすることにより、そのまま位置決めされた状態で支持される。また、このときの現像ロール241は、その回転動力入力側でない他方の回転軸243の軸受245を、閉じた状態にした開閉部材11における支持部材19の第3の部位54に挿入して定位置FP(孔端部54a)に押し付けた状態にすることにより、そのまま位置決めされた状態で支持される。この際、現像装置24の全体は、その筐体240の一部が、支持部材50Cの一部又は他の本体部材19等の一部に接触又は嵌合することにより、装置全体も位置決めされた状態に保たれるようになっている。
また、この支持構造においては、図7から図10等に示されるように、感光体ユニット200における感光ドラム21が、その回転動力入力側の回転軸212の軸受214を支持部材50Cにおける第2の部位56に挿入して嵌め合わせた状態にすることにより、そのまま位置決めされた状態で支持される。また、このときの感光ドラム21は、その回転動力入力側でない他方の回転軸213の軸受215を、閉じた状態にした開閉部材11における支持部材19の第4の部位57に挿入して嵌め合わせた状態にすることにより、そのまま位置決めされた状態で支持される。この際、感光体ユニット200の全体は、そのユニットの筐体又は支持フレームの一部が、支持部材50Cの一部又は他の本体部材19等の一部に接触することにより、そのユニット全体も位置決めされた状態に保たれるようになっている。
そして、この画像形成装置1においても、現像装置24における現像ロール241の回転軸242及びその軸受244が一定の位置に固定して配置される専用の支持部材50Cの一部(第1の部位52)に位置決めされた状態で支持されるとともに、現像ロール241の回転動力入力側の端部が感光ドラム21と非接触の状態で配置されることにもなるため、その現像ロール241に回転動力が入力されるときに生じる振動が発生しにくく(又は小さく)なるとともに感光ドラム21に伝わりにくくなる。
また、この画像形成装置1では、現像ロール241の回転動力入力側ではない回転軸243及びその軸受245が実施の形態1に係る画像形成装置1のように専用の支持部材50Bの一部(第1の部位51)に位置決めされた状態で支持されないが、現像ロール241の回転動力入力側とは反対の端部が感光ドラム21と非接触の状態で配置されることになるので、上記振動が現像ロール241の本体を伝わることがあったとしても、感光ドラム21には伝わりにくくなる。
この結果、実施の形態3に係る画像形成装置1によっても、現像装置24の現像ロール241に回転動力が入力されるときに生じる振動が感光ドラム21に伝わることで誘発される画像不良が発生することが抑制される。
また、この画像形成装置1においては、図11等に示すように現像装置24の全体、特に現像ロール241を感光ドラム21から離した退避位置SPに変位させることができる。これにより、感光体ユニット200を感光ドラム21の回転軸の方向に沿って挿入及び抜き出すようにして筐体10の装着空間に対して着脱自在に装着することが可能になる。なお、現像装置24の退避位置SPへの変位は、例えば、手動の操作により単独で行われるように構成するか、あるいは、開閉部材11の開ける動作に連動して行われるように構成すればよい。
なお、実施の形態3においては、支持部材19として、その第3の部位54に代えて、支持部材50Cにおける第1の部位52を設けた構成からなる支持部材19を適用することも可能である。
また、実施の形態3においては、上記現像装置24として、その回転動力入力側ではない回転軸243に間隔保持円盤246を設けるように構成しても構わない。仮にこの回転保持円盤246を設けた場合でも、上記振動は現像ロール241の本体を伝わる際に弱まるため、感光ドラム21には小さくなって伝わることとなる。
[他の実施の形態]
実施の形態1〜3では、現像ロール241の支持構造として、支持部材50A〜50Cにおける各第1の部位51,52に対して現像ロール241の少なくとも回転動力入力側の回転軸242及びその軸受244を支持させる構成について示したが、その各第1の部位51,52に対して現像ロール241の少なくとも回転動力入力側の回転軸242のみ(軸受を除く)を支持させるように構成してもよい。
また、感光ドラム21の支持構造として、支持部材50A〜50Cにおける各第2の部位55〜56に対して感光ドラム21の少なくとも回転動力入力側の回転軸212及びその軸受214を支持させる構成について示したが、その各第2の部位55〜56に対して感光ドラム21の少なくとも回転動力入力側の回転軸212のみ(軸受を除く)を支持させるように構成しても構わない。
また、実施の形態1〜3では、現像ロール241や感光ドラム21に対して回転動力を入力する機構として、ギヤどうしの噛み合いで連結させる構成を例示したが、その入力機構としては、その構成例に限定されず、例えば、着脱自在な連結具(カップリングなど)どうしを連結させる構成を採用することも可能である。他の入力機構を採用した場合でも、画像形成装置1においては、現像ロール241に回転動力が入力されるときに発生する振動が感光ドラム21に伝わることが消失又は軽減され、かかる振動の感光ドラム21への伝達により誘発される画像不良の発生が抑制される。
さらに、実施の形態1〜3では、支持部材50A〜50Cとして、筐体10の本体部材14,15に固定して取り付けられる部材を適用する場合を例示したが、その支持部材50A〜50Cとしては、本体部材14,15の一部をそのまま利用して構成したものを適用しても構わない。この場合は、本体部材14,15が相対的に高い剛性を有しているため、現像ロール241に回転動力が入力されるときに発生する振動が低減されやすく、しかも、その振動が感光ドラム21に伝わることもより抑制されるようになる。
また、現像装置24における現像ロール241の回転動力入力側でない回転軸243又は回転軸243及びその軸受245を支持部材50A〜50Cの第1の部位に支持しない場合、その現像ロール241と感光ドラム21との隙間αを保持するために、実施の形態2,3において間隙保持円盤246を感光ドラム21のフランジ部216に接触させる構成を例示した。しかし、その構成に代えて、例えば、その間隙保持円盤246等の部品を感光体ユニット200の筐体部分に接触させる構成を採用してもよい。
この他、この発明を適用する画像形成装置1については、例えば、現像装置24や感光ドラム21を複数備えた画像形成装置であっても構わない。
1 …画像形成装置
14,15…本体部材(本体部材の一例)
21…感光ドラム(感光体の一例)
24…現像装置
50A〜50C…支持部材(本体部材に取り付けられる支持部材の一例)
51…第1の部位(嵌め入れる形状からなる部位の一例)
52…第1の部位(定位置と退避位置との間で変位し得る形状からなる部位の一例)
55…第2の部位(切り込み溝からなる部位の一例)
56…第2の部位(嵌め入れる形状からなる部位の一例)
212…動力入力側の回転軸(感光体の回転軸の一例)
213…動力入力側でない回転軸(感光体の回転軸の一例)
241…現像ロール
242…動力入力側の回転軸(現像ロールの回転軸の一例)
243…動力入力側でない回転軸(現像ロールの回転軸の一例)
FP…定位置
SP…退避位置

Claims (3)

  1. 回転駆動する感光体と、
    前記感光体に向き合い、両端に存在する回転軸を中心にして回転駆動する現像ロールを有する現像装置と、
    一定の位置に固定して配置され、前記現像ロールの回転軸のうち少なくとも回転動力が入力される側の回転軸又はその回転軸及び軸受を位置決めした状態で支持する第1の部位と前記感光体の両端に存在する回転軸のうち前記現像ロールの回転動力入力側の回転軸と同じ端部側に位置する回転軸又はその回転軸及び軸受を支持する第2の部位が設けられた支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材の第2の部位は、前記感光体の回転軸又はその軸受を嵌め入れる形状からなる部位として構成されており、
    前記支持部材の第1の部位は、前記現像ロールの回転軸又はその軸受を位置決めする定位置と前記感光体から離間させる退避位置との間で変位させ得る形状からなる部位として構成されている画像形成装置。
  2. 前記支持部材の第1の部位は、当該支持部材の一部を矩形状に切り欠いて2つの辺部が交わる内側角部として構成されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記支持部材は、画像形成装置の本体部材の一部又は前記本体部材に取り付けられる支持部材で構成されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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