JP6622421B2 - 自動化されたヘアスタイル処理のためのシステム及び方法並びに毛切断デバイス - Google Patents

自動化されたヘアスタイル処理のためのシステム及び方法並びに毛切断デバイス Download PDF

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Description

本発明は、自動化されたヘアスタイル処理の方法に関し、自動化されたヘアスタイル処理のためのシステムに関する。本開示は、更に、システムの一部を形成することがある毛切断デバイスに関する。本開示は、更に、対応するコンピュータプログラムに関する。
本明細書で使用されるとき、自動化されたヘアスタイル処理は、個々の被術者(subject)に対する器具の実際の場所に基づいて或いは個々の被術者に対する器具の実際の場所の関数として、少なくとも1つの動作パラメータ、特に切断長を自動的に調整することができる器具を用いて、被術者の毛(hair)を処理する、特に切断することを含む、アプローチに関する。自動化されたヘアスタイル処理を、自動(automatic)、半自動(semi-automatic)、又はスマートヘアスタイル処理(smart hairstyle processing)と呼ぶこともある。
自動化されたヘアスタイル処理という用語は、あらゆる人間/手作業による寄与又は介入を必ずしも排除しない。例えば、実際の切断長の自動化された調節を実施する手持ち式の(hand-held)及び手誘導式の(hand-guided)毛切断デバイスが使用されることがある。故に、本開示の文脈における自動化されたヘアスタイリング(hairstyling)を、コンピュータ補助された(computer-aided)又はコンピュータ支援されたスマートヘアスタイリング(computer-assisted smart hairstyling)と呼ぶこともある。
国際公開第2013/163999A1号は、ヘアトリミングデバイスを含むプログラム可能なヘアトリミングシステムを開示しており、ヘアトリミングシステムは、電磁トラッキングシステムを用いてヘアトリミング作業を行う人の頭に対するヘアトリミングデバイスの位置を検出し、その位置を様々な位置における所望のヘアトリミング長に関する以前に生成された毛の長さプロファイルに関連付け、その現在の位置及び毛の長さプロファイルに従ってトリミングデバイスのヘアトリミング長を調整するように構成されている。この文脈において更に参照するのは、特定されたスタイルに適合するよう被術者の毛を切断するための自動化されたシステムを開示する、国際公開第2013/096572A1号であり、システムは、被術者の毛を切断するために切断機構と係合するように構成される毛切断デバイスと、基準地点に対する毛切断デバイスの位置を決定するために毛切断デバイスと相互作用するように動作可能な位置決め構造とを含む。
米国特許出願公開第2014/200734A1号明細書は、位置決めデバイス上の位置決めインターフェースに座標場所を割り当てる方法を開示しており、位置決めデバイスは、複数の位置決めインターフェースと、位置決めデバイスを装着するユーザの顔の正面及び両側に少なくとも部分的に延びる構造とを含むので、ユーザが装着する位置決めデバイスと関連付けられる位置決めインターフェースの場所の変化が少なくとも部分的に考慮され、当該方法は、位置決め装置がユーザの両眼及び鼻のうちの少なくとも1つと整列させられるように位置決めデバイスを調整するようユーザに指示するステップと、位置決めデバイスの前記構造上の少なくとも2つの地点間の少なくとも1つの寸法を測定するステップであって、前記2つの地点はそれらの間の寸法が位置決めデバイスを装着するユーザの頭の大きさ又は形状に依存して変化することがあるように選択されるステップと、位置決めデバイスに座標系を関連付けるステップと、位置決めデバイスの前記構造上の少なくとも2つの地点間の少なくとも1つの寸法に少なくとも部分的に基づいて、位置決めインターフェースについて少なくとも1つの座標値を決定するステップとを含む。
米国特許出願公開第2015/0217465A1号明細書は、自動化された毛切断システムと共に使用するユーザインターフェースを開示している。ユーザインターフェースは、ユーザが、ユーザの毛の厚さ、毛の向き、毛の長さ、毛の剛性、毛がカールする傾向、組み合わせパターンのようなヘアケア習慣を考慮に入れて、選択された髪型に適合させることを可能にする。
毛切断及びヘアスタイリングは、かなりの程度まで、典型的には顧客にヘアカット及び/又はヘアスタイリング作業を行う熟練した操作者(ヘアスタイリスト、美容師など)を必要とする手作業である。一般的には、顧客が特定のヘアカット又はヘアスタイルに満足しているとしても、手作業は、反復的に、例えば、比較的短いヘアカットの場合には4〜8週間毎に、行われる必要がある。更に、経験豊富な美容師又はヘアスタイリストであっても、特定のヘアカットを常に正確に再現し得ない。美容師は、一方では、現在の(伸びた)状態の毛に基づいて適用されるべきヘアカットを想像することがある。他方では、美容師は、以前に行ったヘアカットの元々の処理された状態を思い出して視覚化することがある。更に、顧客は、モデルヘアカット(見本ヘアカット)(model haircut)を装う自分自身又は他の人々の視覚的表現を指すことによって特定のヘアカットを選択して要求することがある。
ユーザが機械支援され且つ機械制御された方法で自分の毛又は他人の毛を切ることを可能にするスマート毛切断器具を提供するための幾つかの試みがなされてきた。この目的を達成するために、施術されるべき人の頭における特定の位置に依存して現在の切断長を調節するように構成される毛切断器具が提供されることがある。換言すれば、所望のヘアカットが、コンピューティングデバイスに格納され、コンピューティングデバイスは、例えば、移動可能な間隔コームを調節することによって、毛切断器具を相応して作動させるように構成される。しかしながら、これは、基本的には、ヘアカットのモデルがコンピューティングデバイス中に既に格納されていることを必要とする。
モデルヘアカット/ヘアスタイルのデータ表現は、例えば、頭地形学マップ(head topology map)と、対応する毛地形学マップ(hair topology map)とを含む。頭地形学マップは、(毛のある)頭の三次元表現を含んでよい。毛地形学マップは、頭部にある毛の対応する長さ表現を含んでよい。結果として、頭の特定の地点での所望の毛の長さが分かる。より一般的には、位置データと関連する毛特性データとを含む複数のデータセットによってモデルヘアカット/ヘアスタイルを十分に記述するポイントクラウド(点群)(point cloud)又はメッシュ(mesh)が提供されることがある。例示の目的のために、本開示の態様及び実施形態は、毛髪(頭髪)切断及びスタイリングに主に取り組む。しかしながら、これは、顔毛(ひげ)のグルーミング及び陰毛ヘアスタイリングを含むトータルボディグルーミングの分野における用途を排除しない。さらに、人間のヘアスタイリングのみならず、動物のヘアスタイリングも取り組まれることがある。
ヘアスタイル/ヘアカットモデルの準備に対する第1のアプローチによれば、ヘアカットが実際に行われるときに又はヘアカットが行われた後に、毛切断器具の機械パラメータを記録することが提案されている。これは、地形学的毛マップを表現するポイントクラウドを最終的に生成するために、それぞれの切断長を示す複数の値のペアをそれぞれの位置で記録することを含むことがある。
他のアプローチによれば、個人化されていない、むしろ典型的な頭形状を表す、従って、かなり多数の個人と一致する、予め定められたヘアスタイル/ヘアカットモデルが生成される。故に、ヘアスタイル/ヘアカットモデルは、実際に処置されるべき被術者の形状(例えば、頭地形学)の知識を有さずに定められる。
その上、更に他のアプローチによれば、ユーザは、他の個人の個人的なヘアスタイル/ヘアカットモデルを採用して、彼らのヘアスタイルを模倣してよい。モデルは、ヘアスタイル/ヘアカットモデル市場を介して又は2つのそれぞれの器具間のデータリンクを介して交換され、共有され、或いはダウンロードされてよい。更に、ユーザは、多数の個人のために1つの同じ器具を単に使用してよく、それはそれらの個人の間でヘアスタイルをコピーし或いは移転することを可能にする。
しかしながら、実際の使用において、上記で議論したアプローチは、依然として限定的な精度及び性能を示すに過ぎない。誰か他の人の毛モデルを、更には、標準的な個人化されていない毛モデルを、特定の個人に、即ち、他の個人に最終的に適用するために、大量の手動介入が必要なことがある。結果として得られるヘアスタイル/ヘアカットが幾分人工的な外観を有するという特定のリスクがある。
予め定められたヘアスタイル/ヘアカットモデルを単に採用し、それを処置されるべき個人に課すことは、アマチュアで非プロフェッショナルなヘアスタイルをもたらすことがある。
結果的に、モデルベースの自動化されたヘアカット/ヘアスタイル処理の改良及び代替的アプローチについての特定の必要がある。特に、既存のヘアスタイル/ヘアカットモデルの他の個人に採用し且つ移転することは、依然として大きな挑戦に直面する。故に、自動化されたヘアカット記録器具及び方法には依然として改良の余地がある。
上記問題の少なくとも一部に対処する、自動化されたヘアスタイル処理方法、自動化されたヘアスタイル処理システム、及び対応する自動化された毛切断デバイスを提供することが、本開示の目的である。
特に、モデル(見本)ベースの自動化されたヘアカット/ヘアスタイル処理における改良が求められている。好ましくは、本開示に従った実施形態は、異なる個人間の毛プロファイルの交換を容易にする。更に、結果として得られるヘアスタイルの全体的な外観を改良するよう、特定の個人への予め定められたヘアスタイル/ヘアカット設定の迅速且つ適切な適合を可能にし、統合された特徴補償(feature compensation)を含む、自動化されたコンピュータ支援ヘアスタイル処理アプローチを定めることが望ましい。
本開示の方法、システム、及びデバイスに従って、特定の個人の特性に対する利用される予め定められたヘアカット/ヘアスタイルモデルの自動化された調整及び適合が達成される場合があり或いは少なくとも促進される場合があることが更に好ましい。
本開示の第1の態様では、自動化されたヘアスタイル処理の方法が提示され、方法は、以下のステップ、即ち、
− 毛特性表現値と、体形表現値、特に頭形状表現値とを含む、予め定められたヘアスタイルモデルを提供するステップと、
− 予め定められたヘアスタイルモデルのモデル体形部分からの偏差を検出することを含む、処置されるべき被術者の実際の体形部分、特に実際の頭形状をサンプリングするステップと、
− 実際の体形部分と前記モデル体形部分との間の偏差が検出される場合に、実際の体形偏差を補償するために、予め定められたヘアスタイルモデルの毛特性モデルを適合させるステップとを含む。
本開示の更なる態様では、自動化されたヘアスタイル処理のためのシステムが提示され、システムは、
− 毛特性表現値、特に毛の長さ表現値と、体形表現値、特に頭形状表現値とを含む、予め定められたヘアスタイルモデルを処理するように構成される、メモリユニットと、
− 予め定められたヘアスタイルモデルのモデル体形部分からの偏差を検出することを含む、処置されるべき被術者の実際の体形部分、特に実際の頭形状をサンプリングするように構成される、サンプリングデバイスと、
− 実際の体形とモデル体形部分との間の偏差が検出される場合に、実際の体形偏差を補償するために、予め定められたヘアスタイルモデルの毛特性モデルを適合させるように構成される、処理ユニットとを含む。
本開示の更に他の態様では、自動化された毛切断デバイス、特に手持ち式の毛切断デバイスが提供され、システムは、
− 関心の被術者の有毛部分と係合するように構成される係合区画、特に間隔コームと、
− 切断長調整区画と、
− 位置表示区画と、
− 処理ユニットと通信するように構成される制御インターフェースとを含み、
制御インターフェースは、動作データを交換するように作動可能であり、動作データは、毛特性表現値、特に毛の長さ値と、体形表現値、特に位置データとを含み、
切断長調整区画は、予め定められたヘアスタイルモデルに従って実際の切断長を定めるよう動作データに基づいて作動可能であり、
位置表示区画は、毛切断デバイスの実際の位置を検出するように作動可能であり、被術者の外側体形のデータ表現は、実際の位置に基づいて取得されてよく、
実際の体形とモデル体形部分との間の偏差が検出される場合に、切断長調整区画は、実際の体形偏差を補償するよう、適合させられる動作データに基づいて作動可能である。
毛特性モデルを適合させるステップは、毛特性モデルの局所的な調整を含む。これは、基礎となる輪郭モデルが幾分変更させられるときの(全体的な)ヘアスタイルモデルの局所的な調整を含む。
現開示の主要な実施形態及び態様は、実際の個人に対する予め定められたヘアスタイルモデルの適合が、結果として得られるヘアスタイルの外観及び結果として得られる形状を更に向上させることがあるという洞察に基づいている。更に、自動化された毛切断又はヘアスタイリング(整髪)は、基本的に、個人の頭に対する毛切断デバイスの現在位置が監視(モニタリング)されることを必要とし、ヘアスタイルモデルの適応のために必要とされるデータは、いわば、副産物として得られ、そのような「スマートな」毛切断デバイスのレベルでは巨大な構造的変更を必要としない。
故に、処置されるべき個人の実際の形状と、ヘアスタイルモデルが生成される予め定められた形状とは、結果として得られるヘアスタイルに悪影響を有することがあるそれらの間の(有意な偏差と呼ぶことがある)偏差を検出するよう、整合させられて(matched)よい。
一般的には(generally)、一般的な(generic)毛特性又は毛の長さモデルを含む一般的な(generic)予め定められたヘアスタイルモデルが存在してよい。更に、統合させられる実際の毛特性又は毛の長さモデルを含む適合させられた実際のヘアスタイルモデルが処理されてよい。
本開示の例示的な実施形態は、実際の体形(身体形状)とモデル体形との間の相当な(注目に値する)検出を処理することに関する。従って、本方法の例示的な実施形態において、予め定められたヘアスタイルモデルのモデル体形部分からの実際の体形部分の偏差を検出するステップは、定められた範囲又は閾を超える相当な偏差を検出することを含み、予め定められたヘアスタイルモデルの毛特性モデルを適合させるステップは、相当な偏差が存在するときに行われる。
本明細書において使用されるとき、相当な偏差という用語は、許容される偏差レベルを超える偏差に関する。許容される偏差レベルは、定められる範囲又は閾値を含む。体/頭形状変動について許容される範囲又は閾を定めることは、実用的な尺度であることがある。何故ならば、基本的に各個人の形状は、基本的に任意の他の被術者の形状と少なくとも僅かに異なるからである。故に、絶対値又は相対値は、検出される偏差を分類するために、並びに検出される偏差を受け入れられる偏差又はその存在がモデルレベルで補償として或いは適合行為を引き起こす非標準的な偏差として標識付けするよう、定められてよい。例えば、サンプリングされる実際の頭又は体形についての受け入れられる許容差レベルを表現するモデル形状についての仮想の「包絡線」が定められてよい。
被術者は、人間でも動物でもよい。関心の体形は、基本的には、有毛(毛のある)身体部分、特に有毛(毛のある)皮膚又は頭皮部分である。更に、自動化された毛切断又はヘアスタイリング作業に影響を及ぼすことがある隣接部分、例えば、皮膚部分、頸部分又は耳部分も関心である。
頭形状を頭皮形状と呼ぶこともある。一般的に、関心の個々の被術者の実際の皮膚又は頭皮輪郭が対処されてよい。何故ならば、モデル輪郭からの顕著な偏差が存在することがあるからである。
方法の例示的な実施形態では、ヘアスタイルモデルの前記毛特性表現値を適合させることによって、処理されたヘアカットの全体的な外観が、受け入れられる許容差レベル内に維持される。これは皮膚のレベルの相当に巨大な偏差が存在するときでさえ達成されることがある。故に、たとえ変形又は他の例外的な特徴が存在してするとしても、所望の結果として得られるヘアスタイル又はヘアカットの様子(look)及び外観(appearance)が維持されることがある。例えば、モデル頭皮輪郭は、一般的でない例外的な窪み又は隆起を含まないので、実生活の用途におけるそのような例外的な特徴の存在は、ヘアスタイル輪郭の形状におけるそれぞれの偏差に反映されることがある。本開示の例示的な実施形態によれば、それらの結果として得られる毛レベルでの見苦しい(unsightly)偏差は回避されることがあり、或いは少なくとも相当に低減されることがある。受け入れられる許容差レベルは、例えば、結果として得られるヘアスタイル輪郭の定められた許容差範囲又は定められた閾値であってよい。受け入れられる許容差レベルは、絶対許容差値及び相対許容差値のうちの1つを含んでよい。
故に、体/頭部形状において特定の偏差レベルが存在するときでさえも、ヘアスタイル輪郭における結果として得られる偏差レベルは、例えば、(複数の)関連付けられる領域(involved region(s))の毛の長さ値を相応して適合させることによって、有意に減少させられることがある。
本方法の更なる例示的な実施形態において、予め定められたヘアスタイルモデルは、位置値と、毛特性値、特に毛の長さ値とを含む、データ地点のセットを含む、地形学的ヘアモデルを含む。地形学的毛モデルは、(三次元)輪郭及び皮膚のレベルを表す皮膚又は頭皮形状モデルと、毛が伸びる皮膚又は頭皮の特定の位置での毛の処理されるべき長さを定める毛特性モデル、特に毛の長さモデルとを含んでよい。
本方法の更なる例示的な実施形態において、毛特性モデルを適合させるステップは、
− モデル体形部分に対する窪み特徴が検出される場合に、関連付けられる(involved)毛特性表現値、特に毛の長さ値に、補償オフセット(compensating offset)を加えるステップと、
− モデル体形部分に対する隆起特徴が検出される場合に、関連付けられる毛特性表現値、特に毛の長さ値から、補償オフセットを差し引くステップとを含む。
故に、滑らかで均一にされた(leveled)ヘアカット外観が達成されることがある。
本方法の更なる例示的な実施形態において、毛特性モデルを適合させるステップは、
− 変位した特徴が検出される場合に、関連付けられる毛特性表現値、特に毛の長さ値又は毛存在値に、再配置オフセット(relocating offset)を加えるステップを含む。
本方法の更なる例示的な実施形態において、毛特性モデルを適合させるステップは、
− 皮膚又は頭のそれぞれの側に非対称的な特徴がある場合に、関連付けられる毛特性表現値、特に毛の長さ値又は毛存在値に、均衡オフセット(balancing offset)を加えるステップを含む。
非対称的な特徴及び/又は変位した特徴は、多数の個人に存在することがある。典型的には、個人の頭の左側及び右側は完全に鏡面対称ではない。むしろ、例えば、左耳及び右耳の位置及び形状は、互いに幾分ずれていることがある。更に、事故、外科的処置、熱傷、同等事象が、検出されることがあるものよりも不適合な特徴(non-conform features)を引き起こすことがあり、それはヘアスタイルモデルのそれぞれの適合を引き起こすことがある。
本方法の更なる例示的な実施形態において、実際の体形をサンプリングするステップは、関心の被術者の毛が処理されるときに行われ、毛特性モデルの処理内適合(in-process adaption)が行われる。故に、別個のサンプリング手順は必要とされない。例えば、この実施形態は、逸脱しがちでない(not prone to deviations)領域が最初に処理されることを含み、髪切断作業が進行すると、関連付けられる逸脱領域/スポットについて毛の長さモデルを速やかに適合させるよう、輪郭偏差が検出されることがある。
本方法の更なる例示的な実施形態において、サンプリングされる実際の体形は、後続の毛処理作業のための毛特性モデルの適合のために使用される。これは、適合が実際に行われる前に、実際の輪郭がサンプリングされることがあるという利点を有することがある。故に、予め定められたサンプル輪郭と実際の輪郭との間の一致又は比較が処理され或いは評価されることがある。結果として、実際のヘアスタイルモデルが定められることがある。一般的な目的は、例えば、最小レベルの適応のみを適用することである場合がある。
本方法の更なる例示的な実施形態において、実際の体形をサンプリングするステップは、好ましくは、適合させられる毛特性モデルを使用する後続の毛処理作業の前に、サンプリングモードにおいて行われる。これは、実際の形状モデルの細かいメッシュのサンプリング及び生成を保証する純粋なサンプリング段階が実行されることがあるという利点を有することがある。
本方法の更なる例示的な実施形態では、体形サンプリング及び毛特性モデル適合の反復的な精緻化を含む、反復手順が行われる。故に、結果として得られるヘアカットの品質及び外観は、徐々に向上させられることがある。何故ならば、更なる詳細で調整された実際のヘアスタイルモデルが得られることがあるからである。反復的精緻化は、近似及び/又は反復アルゴリズムを適用することを含んでよい 例えば、最小平均二乗近似及び類似のアルゴリズムを適用して適合されるヘアスタイルモデルを定めてよい。
本方法の更なる例示的な実施態様において、実際の体形をサンプリングするステップは、無作為に及び/又は標的を定めて移動させられるときに、処置されるべき被術者の体の部分の皮膚部分の外形を表す点群(ポイントクラウド)を記録するように構成される、位置表示区画を提供することを含む。
自動化されたヘアスタイル処理システムの例示的な実施形態において、
システムは、処置されるべき被術者の体の部分の皮膚部分の外形を表す点群を記録するように構成される位置決定ユニットを更に含む。
故に、関連付けられる毛切断デバイスを個体の皮膚又は頭皮の近傍に又はそれと接触するよう移動させることによって、関心の身体部分(例えば頭部)の外側境界がサンプリングされることがあり、それは個人の実際の皮膚/頭皮輪郭のモデルを徐々に生成する。例えば、特定のサンプリングレートが与えられると、デバイスが皮膚に触れる複数の接触地点を含む点群が生成されることがある。より一般的には、関心の個人の輪郭の三次元(接触又は非接触)スキャン(走査)が得られることがある。
本発明の更に他の態様では、プログラムコード手段を含むコンピュータプログラムが提供され、プログラムコード手段は、コンピュータプログラムがコンピューティングデバイス上で実行されるときに、コンピューティングデバイスに本明細書で議論する方法のステップを実施させる。
プログラムコードは、コンピュータのような、計算機械による実行のための1つ又はそれよりも多くの非一時的な有形の媒体内に符号化されることができる。幾つかの例示的な実施形態において、プログラムコードは、システム内での使用のためのコンピュータ可読信号媒体を通じて、他のデバイス又はデータ処理システムから持続性メモリユニット又は記憶装置にネットワークを通じてダウンロードされてよい。例えば、サーバデータ処理システム内のコンピュータ可読メモリユニットまたは記憶媒体に格納されるプログラムコードが、ネットワークを通じてサーバからシステムにダウンロードされてよい。プログラムコードを提供するデータ処理デバイスは、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、またはプログラムコードを格納および送信することができる何らかの他のデバイスであってよい。
本明細書で使用されるとき、「コンピュータ(computer)」という用語は、多種多様な処理デバイスを表すことがある。換言すれば、標準的な「コンピュータ」よりも少ない処理出力リソースを提供するにも拘わらず、相当な計算能力を有するモバイルデバイスも、コンピューティングデバイスと呼ぶことができる。言うまでもなく、そのような「コンピュータ」は、パーソナルケアデバイス及び/又はシステムの部分であることができる。更に、「コンピュータ」という用語は、クラウド環境内で提供される計算能力を含むか或いは活用することがある分散形コンピューティングデバイスを指すこともある。「コンピュータ」または「コンピューティング(computing)」という用語は、データを処理することができる、医療技術デバイス、健康技術デバイス、パーソナルケアデバイス、フィットネス機器デバイス、およびモニタリングデバイス一般を指すこともある。それぞれのデータを処理することができるあらゆる自動化された情報処理デバイスまたはシステムが、コンピューティングデバイスと呼ばれることがある。
本開示の好ましい実施形態は、従属項に定められる。請求項に記載する方法及び請求項に記載するコンピュータプログラムは、請求項に記載するシステム及び請求項に記載するデバイスと類似する好ましい実施形態を有することができ、従属的なシステム/デバイスの請求項に定められるような類似の好ましい実施形態を有することができ、逆も同様であることが理解されるべきである。
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下に記載する実施形態から明らかであり、それらを参照して解明されるであろう。
自動化されたヘアスタイル処理システムの例示的な実施形態の単純化された一般的なレイアウトを示している。 自動化されたヘアスタイル処理システムの実施形態の他の代替的なレイアウトを示している。 自動化されたヘアスタイル処理システムの実施形態の更に他の例示的なレイアウトを示している。 ヘアカット処理のための手持ち式のデバイスが配置される関心の被術者の頭の単純化された概略的な斜視図を示している。 例示的な輪郭線地形学的パターンが適用される頭の単純化された側面図を示している。 ヘアスタイルモデルの例示的な実施形態を表す単純化されたチャートを例示している。 図6に例示するヘアスタイルモデルに基づく実際に適合されたヘアスタイルを表す単純化されたチャートを例示している。 ヘアスタイルモデルの適合を引き起こす変位した特徴を例示する関心の被術者の単純化された側面図を示している。 自動化されたヘアスタイル処理の方法の実施形態の単純化されたブロック図を示している。 自動化されたヘアスタイル処理の方法の更に他の実施形態の単純化されたブロック図を示している。
図1は、自動化されたヘアスタイル処理システム10(hairstyle processing system)の簡略化した概略図を示している。ヘアスタイル処理システム10を自動化されたヘアカット処理システムと呼ぶこともある。システム10は、顧客(client)又は被術者12(subject)でヘアカット又はヘアスタイル作業を行うように構成され、システム10は、要求に応じて以前に定められたヘアカット又はヘアスタイルを再現することができる。図1には、被術者12の頭部又は頭皮部分14にある有毛部分16(毛のある部分)(haired portion)が例示されている。システム10は、「スマート」ヘアカット又はヘアスタイリングシステムとして構成されている。
既に上述したように、本開示は、概して、頭髪(head hair)及び体毛(body hair)を含む人間及び動物の毛(hair)をグルーミングし、処理し、スタイリングすることに関する。
システム10は、自動化された毛切断デバイス(automated hair cutting device)と呼ぶこともある毛切断デバイス20を含む。デバイス20は、手持ち式の(hand-held)又は手誘導式の(hand-guided)デバイスとして構成されている。デバイス20は、基本的には、追加的な処理及び制御機能によって補完される毛切断器具として構成されてよい。一般的には、デバイス20は、ユーザによって把持され、被術者12の毛を切断するよう操作されてよい。これは被術者12の頭部14の有毛部分16を通じてデバイス20を移動させること及び毛を所望の長さに切ることを含むことがある。
デバイス20は、(ヘアカットが処理されるべき)被術者12自身によって保持され、操作されてよい。代替的に、デバイス20は、他の個人によって操作されてよい。以下、手持ち式のデバイス20の操作者をユーザと呼ぶ。
デバイス20は、図1に明示的に示していないブレードセット22を含む(図4のデバイス20の代替的な表現も参照のこと)。図1において、ブレードセット22は、コーム24によって覆われている。コーム24を調整可能な間隔コームと呼ぶこともある。更に、調整ユニット26がデバイス20に設けられている。例えば、調整ユニット26は、デバイス20の実際の切断長又はトリミング長を定めるよう、コーム24を作動し且つ調整するように構成される。コーム24は、被術者12の皮膚又は頭皮レベルとブレードセット22の切断エッジとの間のオフセットを定める。結果的に、調整ユニット26は、被術者12の有毛部分16に対するデバイス20の実際の位置に依存してコーム24を制御するように、制御及び操作されることがある。結果的に、位置データ及び毛切断長データを含むヘアスタイルモデル(見本)に基づく適切な制御が提供されると仮定すると、ユーザは、専門的なヘアスタイル知識がなくても、被術者12の毛を適切にトリミングし且つスタイリングすることがある。
システム10は、トラッキングユニット(追跡ユニット)又は位置検出ユニットと呼ぶこともある位置決定ユニット30を更に含む。位置決定ユニット30は、簡略化されたブロックによって図1に示されている。位置決定ユニット30は、位置基準32を含む。位置検出ユニット30の幾つかの実施形態が存在する。この文脈において、国際公開第2013/163999A1号を再び参照する。一般的に、位置決定ユニット30の主目的は、被術者12の有毛部分16又は頭部(頭皮)14に対するデバイス20の現在位置を検出することである。結果的に、被術者12に対するデバイス20の実際の位置は、それぞれの毛特性値、特に自動化された毛の処理を可能にする毛の長さ値に割り当てられてよく、デバイス20の調整ユニット26は、所望の毛の長さを最終的に達成するよう、コーム24の正しい設定を保証する。
図1に例示的に示すように、コンピューティングデバイス40も、システム10の部分を形成することがある。これは、例えば、デバイス20自体が十分なデータ処理及び計算能力を提供しない場合であることがある。コンピューティングデバイス40は、モバイルデバイス、例えば、タブレットコンピュータ、携帯電話、及び同等物として構成されてよい。コンピューティングデバイス40は、システム10のために動作データを処理するように構成される少なくとも1つのプロセッサ(CPU)を含む処理ユニット42を含む。
更に、コンピューティングデバイス40を介してユーザと毛切断デバイス20との間の相互作用を確立するように、ユーザフィードバックユニット44,46が設けられてよい。例えば、ユーザフィードバックユニットは、ディスプレイ又はスクリーン44及びスピーカ46を含んでよい。コンピューティングデバイス40は、ヘアスタイルモデル及び/又はヘアカットモデルを格納するように構成されてよいメモリユニット48を更に含んでよい。更なる動作データがメモリユニット48内に格納されてよい。図1では、視覚情報50がスクリーン44として表示されている。これは毛切断デバイス20の操作を更に容易にすることがある。
以下に更に議論するように、毛切断デバイス20及びコンピューティングデバイス40は、それらの間でデータを交換するように構成されるのが好ましい。これは、例えば、無線及び/又はケーブル通信を含んでよい。
毛切断デバイス20自体が十分な計算能力を提供する、システム10の更なる実施形態がある。しかしながら、これが当て嵌まる場合にも、コンピューティングデバイス40を提供することは、セットアップ(setup)及び更なる設定作業(configuration operations)に有益であり得る。
図2は、図1に関連して上記で既に説明した実施形態に概ね対応する自動化されたヘアスタイル処理システム10の例示的な実施形態を例示している。更に、図3は、図1及び図2に例示するようなレイアウトにも基本的に対応する一般的なレイアウトを有する自動化されたヘアスタイル処理システム10の更に他の例示的な実施形態を例示している。
図2において、システム10は、調整ユニット26を実装する手持ち式の毛切断デバイス20を含む。調整ユニット26は、係合区画58と動作的に連結される。典型的には、係合区画58は、コーム24を含む。図1も参照のこと。調整ユニット26は、実際の切断長を設定するために係合区画58の実際の状態を制御する。デバイス20は、位置表示区画60を更に含む。位置表示区画60は、デバイス20の現在の(絶対的な又は相対的な)位置を検出して、デバイス20の移動経路を相応してトラッキング(追跡)することを可能にする。故に、デバイス20が被術者12の頭皮に沿って移動させられると、被術者12の頭又は頭皮の実際の形状がサンプリングされ、取り込まれ、或いはスキャン(走査)される。このようにして、被術者12の処理されるべき部分の実際の形状のモデルが取得されることがある。
幾つかの実施形態において、位置表示区画60は、位置基準32と協働するよう動作可能である。図2において、位置基準32は、被術者12が装着する装着可能な基準である。例えば、国際公開第2013/163999A1号に開示されているような耳装着可能な基準が利用されてよい。結果的に、位置基準32に対するデバイス20の相対的な位置が検出されてトラッキングされることがある。故に、被術者12の頭でのデバイス20の現在位置を処理することができる。
デバイス20は、データ及び情報を交換することがある制御インターフェース62を更に含む。システム10の1つの実施形態において、デバイス20、位置決定ユニット30及びコンピューティングデバイス40(図1も参照)は、好ましくは、無線式に互いに通信するように構成される。結果的に、図2に示すコンピューティングデバイス40も、制御インターフェース72を含むことがある。制御インターフェース62と制御インターフェース72との間で、データ転送リンクが構築されてよい。加えて、位置基準32又は位置決定ユニット30自体も、対応する制御インターフェースを備えてよい(図2には示されていない)。
故に、コンピューティングデバイス40のサンプリングユニット74には、位置基準32に対する、結果的に、被術者12に対する、デバイス20の実際の位置を含む、サンプルが供給されることがある。故に、被術者12の頭に沿って並びに被術者12に近接近してデバイス20を移動させることによって、その実際の形状の仮想データ表現が取得されることがある。換言すれば、特定のサンプリングレートが使用されると仮定すると、頭14の少なくとも一部の形状を表すポイントクラウド(point cloud)、データマッシュ(data mash)又はデータセットが生成されることがある。
図2示すようなコンピューティングデバイス40は、モデル適合ユニット70(model adaption unit)及び偏差検出ユニット76(deviation detection unit)を更に含む。偏差検出ユニット76は、被術者12処置部分の実際の形状が、予め定められるモデルに十分に対応するか否か評価するために、公称−実際比較(nominal-actual comparison)を行うように構成され、ヘアスタイルモデルは、予め定められるモデルに基づいて生成される。上述のように、デバイス20は、自動化された毛切断作用を保証するために、ヘアスタイルモデルに基づいて作動させられてよい。
偏差検出ユニット76が、有意な偏差、例えば、被術者12の頭皮での相当な突出間は凹みを検出する場合、モデル適合ユニット70は、所望の全体的な外観及びヘアカットの精度を保証するよう、相応してヘアスタイルモデルを適合させてよい。
図2のコンピューティングデバイス40は、メモリユニット48を更に備え、メモリユニット48は、予め定められたヘアスタイル又はヘアカットモデルを、そして、必要であるならば、実際の(個々の)被術者12に割り当てられる調整された或いは適合させられたヘアスタイル/ヘアカットモデルを、少なくとも一時的に格納するように構成される。
図3の構成は、位置検出のために遠隔視覚位置センサ80,82が設けられている点において図2の構成と基本的に異なる。例えば、被術者12の頭又は頭皮に対するデバイス20の位置の三次元トラッキングを可能にするよう、異なる位置から被術者12及びデバイス20を監視するために、ビデオカメラが設けられてよい。位置センサ80,82によって取得される画像は、要求される位置(例えば、デバイス20と頭皮との接触)を相応して検出してトラッキングするために処理されてよい。また、このようにして、被術者12の頭又は頭皮の形状の実際の表現を生成するために、デバイス20の現在位置が検出されて、サンプリングされてよい。
言うまでもなく、図3に例示するような遠隔位置センサ及び図2に例示するような装着可能な位置基準は、位置検出性能を更に向上させるために組み合わせられてよい。図2の実施形態において使用される位置決定ユニット30は、例えば、電磁場(EMF)位置検出センサを含んでよい。
図4は、被術者12の頭の単純化されたモデル表現を説明的に例示している。更に、座標系が、図4に一点鎖線で示されている。X、Y及びZによって示す矢印は、それぞれの方向を示している。図4の座標系の(仮想)原点は、例えば、被術者12の頭の中心である。結果的に、ヘアスタイル又はヘアカットモデル90が、座標系X、Y及びZを参照して定められることがある。ヘアスタイルモデル90を毛地形学モデル(hair topology model)と呼ぶこともある。
ヘアスタイルモデル90は、被術者12のモデル形状を描く、すなわち、皮膚又は頭皮のレベルでの、頭皮又は頭モデル92を含む。ヘアスタイル又はヘアカットモデル90は、毛特性モデルと呼ぶこともある毛の長さモデル94を更に含む。毛の長さモデル94は、被術者12の皮膚又は頭皮輪郭を表すモデル92におけるそれぞれの位置と関連付けられるそれぞれの毛の長さ値を含む。頭皮モデル92及び毛の長さモデル94は、一緒にヘアスタイルモデル90を形成する。故に、毛切断作業を行うとき、位置決定ユニット30(図1)及び位置表示区画60はデバイス20の実際の位置を検出し且つトラッキングし、デバイス20の実際の(長さ)設定はデバイス20の実際の位置に基づいて調整され、制御されることがある。この特徴は、処置されるべき個人の実際のモデルを生成するために使用されてよもよい。故に、頭又は頭皮地形学をスキャン又はサンプリングすることは、スマートヘアスタイル処理システム10内に常に設けられる構造的特徴を使用する逆スキャン(reverse scanning)又は逆サンプリング(reverse sampling)アプローチと考えられてよい。
図5は、輪郭線98に基づく頭の単純化された三次元表現を例示している。図5の例示は、頭皮モデル92を例示している。頭皮モデル92は、基本的には、複数の点100に基づいて生成される。点100は、点群を形成し、頭皮モデル92は、点群に基づいて構築されることがある。
上述のように、頭皮モデル92は、実際の個体と必ずしも一致しない。むしろ、頭皮モデル92は、他の個人又は架空の標準的な人に対応する予め定められたモデルを表すことがある。
しかしながら、多くの個人において、頭又は頭皮形状の相当な偏差が存在することが観察されている。図5に示す個人の実際の頭皮形状は、例えば、頭の頂部に破線で示す偏差110を含むことがある。例えば、偏差110は、変形112、特に、頭皮での窪み(depression)又は深み(deepening)を含むことがある。
予め定められたヘアスタイルモデル90が、偏差110を補償せずに実際の個人に課されると仮定すると、それぞれの偏差は、処理されたヘアカットにも存在する。何故ならば、窪み112は、対応するヘアスタイルの不完全性に反映されるからである。
従って、本開示の少なくとも幾つかの実施形態及び態様によれば、実際の頭皮形状を取得するためにそれぞれの偏差を検出することが提案され、結果として得られるヘアカットを所望の精度及び外観で達成することができることを保証するために、予め定められるヘアスタイルモデルが実際の頭皮形状に基づいて調整されてよい。
図6及び図7を参照して、ヘアスタイルモデル適合への例示的なアプローチを説明し、更に詳述する。図6及び図7は、それぞれ、図4及び図5を参照して上記で更に議論したような三次元ヘアスタイルモデルの(単純化された)サブセットを表すチャートを示している。
図6のチャートは、予め定められた又は一般的なヘアスタイルモデル90に関する。図7のチャートは、適合させられた(実際の)ヘアスタイルモデル130に関する。
図6及び図7において、横軸118は、(真っ直ぐにされた)皮膚又は頭皮の正規レベル(normal level)を示している。例えば、皮膚又は頭皮のレベルでの二次元経路は、図6及び図7の軸118によって例示されることがある。更に、図6及び図7の縦軸120は、経路118にある特定の位置での毛の長さ値を示している。
図6に例示する予め定められたヘアスタイルモデル90において、頭皮モデル92の経路は、基本的に直線的又は平坦であり、従って、正規経路軸118(normal path axis)と整列させられている。更に、毛の長さモデル94の(一定の移行部の形態の)例示的な毛の長さ曲線が例示されている。経路92に沿う特定の位置について、それぞれの定められた毛の長さ値122が提供されている。
図7の実際のヘアスタイルモデル130は、図7に破線で示す実際の頭皮形状132を考慮している。実際の頭皮形状132に沿う経路は、平坦でも正規でもなく、むしろ幾分非平坦であり或いは湾曲している。故に、頭皮モデル92(図6)の予め定められる(想定される)レベルに対する偏差が存在する場合、これは処理される毛の非平坦で湾曲した形状をそれぞれもたらす。従って、それぞれの適合させられた毛の長さ値136を計算することによって実際の体形(身体形状)偏差を補償することが提案される。図7の毛の長さ値136は、補償オフセット142が適用される図6の毛の長さ値122に基づく。故に、実際の個人の頭皮又は頭の実際の形状をトラッキングし且つサンプリングすることによって、適合させられたヘアスタイルモデル130に基づいて処理されるヘアカットが予め定められたヘアスタイルモデル90によって描かれるヘアカットの所望の(理想的な)形状に少なくとも実質的に対応することを保証する場合がある。
図7に更に示すように、補償が行われない領域138が定められてよい。更に、補償が行われる領域140が定められてよい。ヘアスタイルモデルの適合を容易にするために、それぞれの閾値が定められてよく、ヘアスタイルモデルの適合を引き起こすためには、偏差が特定の限界又は閾値を超えなければならない。故に、常に存在する僅かな偏差は、努力を要する(effortful)補償プロセスを必ずしも引き起こさない。
図6及び図7に例示する補償アプローチは、局所的な圧痕、窪み、隆起及び更なる形状の偏差を補償するために使用されてよい。
しかしながら、更なる種類の偏差が存在することがある。これに文脈において、被術者12の頭14の簡略化された側面図を例示する図8を参照する。被術者12の頭又は頭皮の一般的な形状に加えて、特徴の存在、形状及び場所も、自動化されたヘアスタイルプロセスの結果に対する影響を有することがある。図8には、被術者12の耳を例示する特徴146が示されている。更に、変位した特徴148(displaced feature)の破線表現が示されている。異なる個人の耳146,148は、必ずしも頭14の同じ(相対的な)位置にない。同様に、眉毛、鼻、首及び更なる特徴の位置も、個人によって異なることがある。また、変位した特徴148は、結果として得られる外観及びヘアカットの精度に対して否定的な影響を有することがある。従って、変位した特徴148を補償するために、予め定められたヘアスタイルモデル90を相応して適合させることが提案される。
基本的に同じことが、例えば、1人の同じ人の頭の異なる高さレベルに配置される左耳及び右耳を含むことがある、非対称的な特徴(unsymmetrical features)に当て嵌まることがある。
一般的には、再配置オフセット150を導き出して、ヘアスタイルモデルに適用してよく、それは、例えば、モデルヘアライン(髪の生え際)の再配置を引き起こすことがある。
自動化されたヘアスタイル処理の方法の実施形態を例示する簡略化されたブロック図を示す図9を参照する。
方法は、ヘアカット作業のためのヘアスタイル又はヘアカットモデルを提供することを含む第1のステップS10を含む。ヘアスタイルモデルは、位置依存の毛の長さ値を定める組み合わせ頭皮及び毛の長さモデル(combined scalp and hair length model)を含む。ヘアスタイルモデルは、メモリユニットから提供されてよい(ステップS12)。代替的に、ヘアスタイルモデルは、クラウド又はオンライン環境から取得されてよい(ステップS14).
方法は、処置されるべき被術者の関心の身体部分に対する手持ち式のデバイスの現在位置を検出することを含むステップS16を更に含んでよい。サンプリングステップS18が続いてよく、サンプリングステップは、被術者の頭又は頭皮の少なくとも一部の表現を生成する点群をもたらすことがある、多数の位置の値をサンプリングすることを含む。
更に他のステップS20において、検出された実際の頭モデルと予め定められたヘアスタイルモデルの基礎となる頭モデルとの間の偏差が検出される。偏差は、例えば、窪み、隆起、変位した特徴、非対称な特徴などを含むことがある。
決定ステップS22が続いてよく、決定ステップは、検出された偏差が予め定められた(許容される)範囲内にあるか否かについての評価を含む。偏差が定められた範囲又は閾値を超える場合、適合ステップS24の続いてよい。結果的に、ヘアスタイルモデルは、現在の状態に、特に実際の頭又は頭皮形状に適合させられてよい。適合させられたモデルは、メモリユニットに格納されてよく(ステップS26)、或いはクラウド又はオンライン環境を介して配信されてよい(ステップS28)。
更なるステップS30が、毛処理又は毛切断作業自体を含む。自動化された毛切断は、例えば、電動間隔コームを作動させることによって、デバイスの実際の位置に依存して現在の毛の長さを適合させるか或いは調整するように構成される、いわゆるスマート毛切断デバイスを含む。従って、未経験の又は非専門的なユーザも、相当に印象的な品質レベルでヘアカット及びヘアスタイルを達成することがある。
ステップS30では、ステップS24において処理された適合させられたモデルが使用されてよい。偏差が十分に小さいので、ヘアスタイルモデルの適合が必要とされないことが、決定ステップS22において評価されるとき、適合ステップS24は無視されてよい(bypassed)。
ステップS30及びステップS16についてのブロックを接続する破線矢印で示すように、ヘアスタイルモデル適合は、反復的なプロセスであってよい。例えば、1人の同じ個人が数回処置されるとき、予め定められた輪郭又は形状モデルからの許容される偏差は、ヘアスタイルの外観を更に改良するために漸進的に減少させられてよい。
図10は、自動化されたヘアスタイル処理方法の他の実施形態を例示する更なる簡略化されたブロック図を示している。図10に例示するような方法は、図9の方法を補完することがある。
図10では、ステップS50が、予め定められたヘアスタイルモデルの生成を記述している。ステップS50は、標準的な頭又は頭皮形状を有する標準的な個人を定めることを含んでよい。
代替的に又は追加的に、ステップS52が提供されてよく、ステップS52は、毛がスタイリングされる他の個人によるヘアスタイルモデルの生成を含む。ステップS50によって提供される一般的なモデル及びステップS52によって提供される個々のモデルの両方が、本明細書で議論するようなモデル適合手順の基礎を形成してよい。
例えば、ステップS50及びS52によって提供されるモデルは、クラウド環境を介して配信されてよい(ステップS54)。モデルは、メモリユニットにダウンロードされてよく或いは他の方法で格納されてよい(ステップS56)。更なる後続のステップS58は、計画されるヘアスタイル作業のためにそれぞれのヘアスタイルモデルを選択して提供することを含む。
更なるステップS60が続いてもよく、ステップS60は、特定の個体へのモデル適合を含む。上記で既に議論したように、モデル適合は、個人の頭又は頭皮形状の検出、結果的に、予め定められた形状と個人の形状との一致を含むことがある。有意な偏差が検出される場合、適合及び調整行為が行われることがある。
適合モデルは、メモリユニットに格納されてよい(ステップS62)。更に、適合モデルは、オンライン又はクラウド環境を介して配信されてよい(ステップS64)。
更なるステップS66が、適合モデルに基づく所望の毛処理作業を含む。ステップS60及びS66を示すボックスを接続する破線によって示しように、毛処理作業を使用して、基礎となるヘアスタイルモデルを更に精緻化させてよく、適合させてよい。
本発明を図面及び前述の記述中に詳細に例示し且つ記載したが、そのような例示及び記述は、例示的又は説明的であると考えられるべきであり、制限的であると考えられてならない。本発明は、開示の実施形態に限定されない。請求項に記載する発明を実施する当業者は、図面、本開示、及び添付の請求項の研究から、開示の実施形態に対する他の変更を理解し、実施することができる。
請求項において、「含む」という単語は、他の要素又はステップを排除せず、単数形の表現は、複数を排除しない。単一の要素又は他のユニットが、請求項に列挙する幾つか品目の機能を充足することがある。特定の手段が相互に異なる従属項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に使用し得ないことを示さない。
コンピュータプログラムは、他のハードウェアと一緒に又は他のハードウェアの部分として供給される光学記憶媒体又はソリッドステート媒体のような、適切な媒体に格納/分散されてよいが、インターネット又は他の有線若しくは無線の電気通信システムを介してのような、他の形態において配信されてもよい。
請求項中の如何なる参照符号も、その範囲を限定するものと解釈されてならない。

Claims (14)

  1. 自動化されたヘアスタイル処理の方法であって、
    ヘアスタイル処理システムの処理ユニットのプロセッサが、毛特性モデルを示す毛特性表現値と、モデル体形部分を示す体形表現値とを含む、予め定められたヘアスタイルモデルを提供するステップと、
    前記プロセッサが、前記予め定められたヘアスタイルモデルの前記モデル体形部分からの偏差を検出することを含む、処置されるべき被術者の実際の体形部分をサンプリングするステップと、
    前記プロセッサが、前記実際の体形部分と前記モデル体形部分との間の前記偏差が検出される場合に、前記偏差を補償するために、前記予め定められたヘアスタイルモデルの毛特性モデルを適合させるステップとを含み、
    該毛特性モデルを適合させるステップは、前記毛特性モデルの局所的な調整を含む、
    方法。
  2. 前記予め定められたヘアスタイルモデルの前記モデル体形部分からの前記実際の体形部分の前記偏差を検出するステップは、定められた範囲又は閾を超える相当な偏差を検出することを含み、前記予め定められたヘアスタイルモデルの前記毛特性モデルを適合させるステップは、前記相当な偏差が存在するときに行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ヘアスタイルモデルの前記毛特性表現値を適合させることによって、適合させられた毛特性モデルに従って処理されたヘアカットのヘアスタイル輪郭が、受け入れられる許容差レベル内に維持される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記予め定められたヘアスタイルモデルは、位置値と、該位置値と関連する毛の長さを示す毛特性値とを含む、位置データのセットを含む、地形学的毛モデルを含む、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記毛特性モデルを適合させるステップは、
    − 前記モデル体形部分に対する窪み特徴が検出される場合に、関連付けられる毛特性表現値、特に毛の長さ値に、補償オフセットを加えるステップ、
    − 前記モデル体形部分に対する隆起特徴が検出される場合に、関連付けられる毛特性表現値、特に毛の長さ値から、補償オフセットを差し引くステップ、及び
    − 皮膚又は頭のそれぞれの側に変位した特徴又は非対称的な特徴が検出される場合に、関連付けられる毛特性表現値に前記変位及び前記非対称を補償する再配置オフセットを加えるステップ
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記実際の体形部分をサンプリングするステップは、前記処置されるべき被術者の毛が処理されるときに行われ、前記毛特性モデルの適合は、毛の処理中に行われる、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記サンプリングされる実際の体形部分は、前記毛特性モデルを適合させるステップに毛処理作業のために、前記毛特性モデルの前記適合のために使用される、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記実際の体形部分をサンプリングするステップは、前記毛特性モデルを適合させるステップの前に、サンプリングモードにおいて行われる、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記体形サンプリング及び前記毛特性モデル適合の反復的な精緻化を含む、反復手順が行われる、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記実際の体形部分をサンプリングするステップは、毛切断デバイスが前記実際の体形部分に対して無作為に及び/又は標的を定めて移動させられるときに、前記処置されるべき被術者の体の部分の皮膚部分の外形を表す点群を記録するように構成される、位置表示区画を提供することを含む、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の方法。
  11. 自動化されたヘアスタイル処理のためのシステムであって、
    毛特性モデルを示す毛特性表現値と、モデル体形部分を示す体形表現値とを含む、予め定められたヘアスタイルモデルを格納するように構成される、メモリユニットと、
    − 処置されるべき被術者の実際の体形部分をサンプリングするように構成される、サンプリングユニットと、
    − 前記予め定められたヘアスタイルモデルのモデル体形部分からの偏差を検出して、前記実際の体形部分前記モデル体形部分との間の偏差が検出される場合に、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の方法に従って前記偏差を補償するために、前記予め定められたヘアスタイルモデルの毛特性モデルを適合させる、ように構成される、処理ユニットとを含む、
    システム。
  12. 前記処置されるべき被術者の体の部分の皮膚部分の外形を表す点群を記録するように構成される位置決定ユニットを更に含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 自動化された毛切断デバイスであって、
    − 関心の被術者の有毛部分と係合するように構成される係合区画と、
    − 切断長調整区画と、
    − 位置表示区画と、
    − 処理ユニットと通信するように構成される制御インターフェースとを含み、
    該制御インターフェースは、動作データを交換するように作動可能であり、前記動作データは、毛特性モデルを示す毛特性表現値とモデル体形部分を示す体形表現値とを含み、
    前記切断長調整区画は、予め定められたヘアスタイルモデルに従って実際の切断長を定めるよう前記動作データに基づいて作動可能であり、
    前記位置表示区画は、当該毛切断デバイスの実際の位置を検出するように作動可能であり、前記被術者の外側体形のデータ表現を、前記実際の位置に基づいて取得することができ、
    前記実際の体形と前記モデル体形部分との間の偏差が検出される場合に、前記切断長調整区画は、前記動作データの局所的な調整を提供することによって前記実際の体形偏差を補償するよう、適合させられる動作データに基づいて作動可能である、
    毛切断デバイス。
  14. プログラムコード手段を含むコンピュータプログラムであって、前記プログラムコード手段は、当該コンピュータプログラムがコンピュータデバイス上で実行されるときに、コンピュータに請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の方法のステップを実施させる、コンピュータプログラム。
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