JP6621680B2 - ジブクレーンのジブ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ジブクレーンのジブ構造に関するものである。
一般に、ジブクレーンは、ビル建設現場、港湾埠頭、造船所等で使用されているジブを備えたクレーンであって、固定式の他、移動式(レール走行・タイヤ走行)等、用途に応じて様々な形式のものが存在する。
図5はジブクレーンの一例を示すものであって、1はジブクレーンである。該ジブクレーン1は、立設されるマスト2上に旋回体3を旋回自在に配置し、該旋回体3上にジブ4を起伏中心軸5を中心として起伏自在に取り付け、該ジブ4を起伏ウインチ6の駆動による起伏ワイヤロープ7の巻込み繰出しにより起伏させると共に、前記ジブ4の先端から吊荷8保持用の吊具9を巻上ウインチ10の駆動による巻上ワイヤロープ11の巻上げ下げにより昇降させるようになっている。
前記ジブ4は、図6(a)及び図6(b)に示される如く、三角形断面を有するジブユニット4A、或いは、図7(a)及び図7(b)に示される如く、矩形断面を有するジブユニット4Bをそれぞれ組付けて構成されている。
尚、前記ジブクレーン1と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2004−256240号公報
しかしながら、前記ジブユニット4Aやジブユニット4Bはそれぞれジブ4を構成する最小単位として存在し、更に細かく分解することはできないため、輸送や保管時の寸法が大きくなり、輸送・保管効率が低下するという欠点を有していた。
又、前記ジブユニット4Aやジブユニット4Bがそれぞれ部分的に破損したような場合、ユニット毎に交換せざるを得ず、改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、輸送・保管効率を向上し得、且つ破損時の交換を容易に行い得るジブクレーンのジブ構造を提供しようとするものである。
本発明は、平行配置される二本の主材と、該主材の間隔を保持する間隔保持材と、前記主材の間に掛け渡すように配設される補強材とから形成されるパネルユニットを備え、
該パネルユニットが連結機構を介して組付けられた多角形断面を有するジブが形成され
前記連結機構は、
前記主材の端部に固定されたフランジと、
前記主材の軸線に対し直交する方向へ隣接配置されるフランジ間に掛け渡すよう配設され且つ前記主材の軸線方向へ対向配置されるフランジ間に挟まれるよう配設される第一連結板と、
該第一連結板及び前記フランジを締結する第一締結部材と
を備えたことを特徴とするジブクレーンのジブ構造にかかるものである。
前記ジブクレーンのジブ構造において、前記連結機構は、
前記主材の外周面から張り出されるブラケットと、
前記主材の軸線に対し直交する方向へ隣接配置される前記ブラケット間に掛け渡すよう配設される第二連結板と、
該第二連結板及び前記ブラケットを締結する第二締結部材と
を備えても良い。
本発明のジブクレーンのジブ構造によれば、輸送・保管効率を向上し得、且つ破損時の交換を容易に行い得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のジブクレーンのジブ構造の実施例を示す斜視図である。 本発明のジブクレーンのジブ構造の実施例を示す正面図であって、(a)は三角形断面を有するジブを示す図、(b)は矩形断面を有するジブを示す図である。 本発明のジブクレーンのジブ構造の実施例における主材の端部をつなぐ連結機構を示す図であって、(a)は正面図(図2のIIIa部相当図)、(b)は平面図である。 本発明のジブクレーンのジブ構造の実施例における主材の外周部をつなぐ連結機構を示す平面図である。 ジブクレーンの一例を示す側面図である。 従来のジブクレーンのジブ構造の一例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 従来のジブクレーンのジブ構造の他の例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明のジブクレーンのジブ構造の実施例であって、図中、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本実施例の場合、図1に示す如く、二本の主材4C1を平行配置し、該主材4C1の両端部を間隔保持材4C2によってつないで前記主材4C1の間隔を保持するようにし、更に、前記主材4C1の間に斜めに掛け渡すように補強材4C3を配設することにより、パネルユニット4Cを構成してある。
前記パネルユニット4Cは、後述する連結機構20を介して組付けることにより、例えば、図2(a)に示す如く、三角形断面を有するジブ4、或いは図2(b)に示す如く、矩形断面を有するジブ4を形成できるようにしてある。尚、前記ジブ4の断面は、三角形や矩形に限定されず、必要に応じて五角形やそれ以上の多角形としても良いことは言うまでもない。
前記連結機構20は、図3(a)及び図3(b)に示す如く、フランジ20aと、第一連結板20bと、第一締結部材20cとを備えている。前記フランジ20aは、前記主材4C1の端部に固定されている。前記第一連結板20bは、前記主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置されるフランジ20a間に掛け渡すよう配設され且つ前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a間に挟まれるよう配設される。前記第一締結部材20cは、前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a及び第一連結板20bを貫通して締結するボルト・ナットである。
更に、前記パネルユニット4Cの連結強度を高める必要がある場合、前記連結機構20は、図4に示す如く、ブラケット20dと、第二連結板20eと、第二締結部材20fとを備えるようにすることができる。前記ブラケット20dは、前記主材4C1の外周面から張り出されている。前記第二連結板20eは、前記主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置される前記ブラケット20d間に掛け渡すよう配設される。前記第二締結部材20fは、前記第二連結板20e及び前記ブラケット20dを貫通して締結するボルト・ナットである。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前記パネルユニット4Cを連結機構20を介して組付けると、例えば、図2(a)に示す如く、三角形断面を有するジブ4、或いは図2(b)に示す如く、矩形断面を有するジブ4を形成することが可能となる。
前記連結機構20によるパネルユニット4Cの組付けは、以下のように行われる。パネルユニット4Cの主材4C1の端部に固定されたフランジ20aを主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置する(図3参照)。前記主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置されるフランジ20a間に第一連結板20bを掛け渡すよう配設し且つ前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a間に前記第一連結板20bが挟まれるよう配設する。この状態で、ボルト・ナットで構成される第一締結部材20cを、前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a及び第一連結板20bに貫通させて締結する。
更に、図4に示す如く、前記主材4C1の外周面から張り出されたブラケット20d間に第二連結板20eを掛け渡すよう配設し、この状態で、ボルト・ナットで構成される第二締結部材20fを、前記第二連結板20e及び前記ブラケット20dに貫通させて締結すると、パネルユニット4Cの連結強度を更に高めることが可能となる。
本実施例の場合、前記パネルユニット4Cは、ジブ4を構成する最小単位として、従来のジブユニット4A(図6参照)やジブユニット4B(図7参照)と比べ、更に細かく分解できるため、輸送や保管時の寸法が小さくなり、輸送・保管効率を高めることが可能となる。
又、前記ジブ4の部分的な破損時には、従来のように前記ジブユニット4A全体やジブユニット4B全体をユニット毎に交換する代わりに、パネルユニット4Cを交換するだけで済む。
更に又、建設現場において、図2(a)に示すような三角形断面を有するジブ4から図2(b)に示すような矩形断面を有するジブ4に変更したり、逆に、矩形断面を有するジブ4から三角形断面を有するジブ4に変更したりすることも可能となり、ジブクレーン1の吊上能力を変更する要求が出されたような場合にも、柔軟に対応することが可能となる。
こうして、輸送・保管効率を向上し得、且つ破損時の交換を容易に行い得る。
そして、本実施例において、前記連結機構20は、前記主材4C1の端部に固定されたフランジ20aと、前記主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置されるフランジ20a間に掛け渡すよう配設され且つ前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a間に挟まれるよう配設される第一連結板20bと、該第一連結板20b及び前記フランジ20aを締結する第一締結部材20cとを備えている。このように構成すると、主材4C1の端部に固定されたフランジ20aを主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置し、該フランジ20a間に第一連結板20bを掛け渡すよう配設し且つ前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a間に第一連結板20bが挟まれるよう配設した状態で、第一締結部材20cを、前記主材4C1の軸線方向へ対向配置されるフランジ20a及び第一連結板20bに貫通させて締結できる。これにより、前記連結機構20によるパネルユニット4Cの組付けを安定して行うことができると共に、分解も容易に行える。
又、前記連結機構20は、前記主材4C1の外周面から張り出されるブラケット20dと、前記主材4C1の軸線に対し直交する方向へ隣接配置される前記ブラケット20d間に掛け渡すよう配設される第二連結板20eと、該第二連結板20e及び前記ブラケット20dを締結する第二締結部材20fとを備えている。このように構成すると、パネルユニット4Cの連結強度を更に高める上で非常に有効となる。
尚、本発明のジブクレーンのジブ構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ジブクレーン
4 ジブ
4C パネルユニット
4C1 主材
4C2 間隔保持材
4C3 補強材
20 連結機構
20a フランジ
20b 第一連結板
20c 第一締結部材
20d ブラケット
20e 第二連結板
20f 第二締結部材

Claims (2)

  1. 平行配置される二本の主材と、該主材の間隔を保持する間隔保持材と、前記主材の間に掛け渡すように配設される補強材とから形成されるパネルユニットを備え、
    該パネルユニットが連結機構を介して組付けられた多角形断面を有するジブが形成され
    前記連結機構は、
    前記主材の端部に固定されたフランジと、
    前記主材の軸線に対し直交する方向へ隣接配置されるフランジ間に掛け渡すよう配設され且つ前記主材の軸線方向へ対向配置されるフランジ間に挟まれるよう配設される第一連結板と、
    該第一連結板及び前記フランジを締結する第一締結部材と
    を備えたことを特徴とするジブクレーンのジブ構造。
  2. 前記連結機構は、
    前記主材の外周面から張り出されるブラケットと、
    前記主材の軸線に対し直交する方向へ隣接配置される前記ブラケット間に掛け渡すよう配設される第二連結板と、
    該第二連結板及び前記ブラケットを締結する第二締結部材と
    を備えた請求項記載のジブクレーンのジブ構造。
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