JP6621429B2 - 転圧車両 - Google Patents

転圧車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6621429B2
JP6621429B2 JP2017026268A JP2017026268A JP6621429B2 JP 6621429 B2 JP6621429 B2 JP 6621429B2 JP 2017026268 A JP2017026268 A JP 2017026268A JP 2017026268 A JP2017026268 A JP 2017026268A JP 6621429 B2 JP6621429 B2 JP 6621429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
switch
mode
vehicle
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017026268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018131814A (ja
Inventor
池田 豊
豊 池田
鈴木 正和
正和 鈴木
阿部 浩
浩 阿部
鉄朗 岡崎
鉄朗 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2017026268A priority Critical patent/JP6621429B2/ja
Publication of JP2018131814A publication Critical patent/JP2018131814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6621429B2 publication Critical patent/JP6621429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Description

本発明は、転圧車両に係り、詳しくは車両周囲の画像を表示するモニタと転圧輪を加振する起振装置とを操作対象としたスイッチ装置に関する。
この種の転圧車両は、車体の前後に備えられた走行輪を兼ねた転圧輪により走行しながら、路面に敷きつめた砂利やアスファルト等の舗装材を締め固めるために使用されている。締固め作業中の作業者は車両を走行させるだけでなく、転圧輪の転圧ぎわや路面の仕上がり等の確認作業、或いは車両周囲の障害物への注意等を並行して行う必要があるため、その負担を極力低減するために転圧車両には極めて良好な操作性が要求されている。
転圧車両の操作性の向上を目的として、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。この特許文献1の技術では、車両を操作するための操作レバーに複数のスイッチを設けることにより操作性の向上を図ったものであり、各スイッチの機能をキャビン内に設置したモニタのタッチ操作に応じて任意に設定可能としている。
特開平2012−96732号公報
しかしながら、特許文献1の技術は操作性の向上に関して今1つ改良の余地があった。即ち、モニタが運転席の前方に設けられているため、運転席に着座した作業者が各スイッチの機能を切り換えるには、身を乗り出してモニタをタッチ操作する必要がある。このため、締固め作業中に各スイッチの機能を切り換えることは困難であり、特にシートベルトの着用時には現実的に不可能になる。よって、スイッチの機能切換は、締め固め作業の開始前或いは作業中断等の限られた機会でしか実施できず、より操作性の良好なスイッチ装置が要望されていた。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、複数の操作対象をON・OFF操作するためのスイッチ、及びそのON・OFF操作の対象を切り換えるためのスイッチを、締め固め作業中か否かに関わらず常に良好な操作性をもって操作することができる転圧車両を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の転圧車両は、車両の前後進の切換のために運転席に着座した作業者が操作可能な前後進レバーと、前記車両の周囲の画像を表示して前記運転席に着座した作業者が視認可能なモニタと、前記車両の転圧輪を加振する起振装置と、前記前後進レバーに設けられ、前記作業者が前記モニタ及び起振装置をON・OFF操作するためのON・OFFスイッチと、前記前後進レバーに設けられ、前記作業者がモニタモードと起振モードとの間で操作モードを切り換えるためのモード切換スイッチと、前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記モニタモードに切り換えられている場合に、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記モニタをONまたはOFFし、前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記起振モードに切り換えられている場合には、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記起振装置をONまたはOFFする制御手段とを備え、前記モニタは、前記車両の周囲の異なる2方向の画像を表示可能であり、前記ON・OFFスイッチは、第1〜第3スイッチをそれぞれ押圧操作可能なように並設してなり、前記制御手段は、前記モニタモードでは、前記第1スイッチの操作に応じて前記モニタをOFFし、前記第2スイッチの操作に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の一方を表示させ、前記第3スイッチの操作に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の他方を表示させることを特徴とする(請求項1)
また本発明の転圧車両は、車両の前後進の切換のために運転席に着座した作業者が操作可能な前後進レバーと、前記車両の周囲の画像を表示して前記運転席に着座した作業者が視認可能なモニタと、前記車両の転圧輪を加振する起振装置と、前記前後進レバーに設けられ、前記作業者が前記モニタ及び起振装置をON・OFF操作するためのON・OFFスイッチと、前記前後進レバーに設けられ、前記作業者がモニタモードと起振モードとの間で操作モードを切り換えるためのモード切換スイッチと、前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記モニタモードに切り換えられている場合に、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記モニタをONまたはOFFし、前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記起振モードに切り換えられている場合には、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記起振装置をONまたはOFFする制御手段とを備え、前記モニタは、前記車両の周囲の異なる2方向の画像を表示可能であり、前記前後進レバーの上端には、回動操作可能な操作部が設けられ、前記ON・OFFスイッチは、前記操作部の回動操作に応じて第1〜第3接点を順次導通させる回転スイッチとして構成され、前記制御手段は、前記モニタモードでは、前記第1接点の導通に応じて前記モニタをOFFし、前記第2接点の導通に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の一方を表示させ、前記第3接点の導通に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の他方を表示させることを特徴とする(請求項2)。
本発明の転圧車両によれば、複数の操作対象をON・OFF操作するためのスイッチ、及びそのON・OFF操作の対象を切り換えるためのスイッチを、締め固め作業中か否かに関わらず常に良好な操作性をもって操作することができる。
実施形態の振動ローラを示す正面図である。 第1実施形態の振動ローラの前後進レバーの操作部を後方より見た部分断面図である。 振動ローラの制御ブロック図である。 ON・OFFスイッチ及びモード切換スイッチの操作に対するモニタ及び起振装置の作動状態を示す説明図である。 第1実施形態の別例を示す図2に対応する部分断面図である。 第2実施形態の振動ローラの前後進レバーの操作部を左方より見た部分断面図である。 同じく前後進レバーの操作部を前方より見た図である。 モード切換スイッチ及び第1〜第3ONスイッチの操作に対するモニタ及び起振装置の作動状態を示す説明図である。 第3実施形態の振動ローラの前後進レバーの操作部を後方より見た断面図である。 同じくモニタを側方表示に切り換えたときの図9のX-X線断面図である。 回転スイッチの操作状況を示す斜視図である。 モニタをOFFに切り換えたときの図10に対応する断面図である。 モニタを後方表示に切り換えたときの図10に対応する断面図である。
以下、本発明を振動ローラに具体化した一実施形態を説明する。
図1は本実施形態の振動ローラを示す正面図であり、以下の説明では、振動ローラに搭乗した作業者を主体として前後、左右、上下方向を規定する。
本実施形態の振動ローラ1は、前部転圧輪2及び後部転圧輪3をほぼ車幅と等しい長さの金属ドラムで構成したタンデム型である。振動ローラ1の車体は前部車体4と後部車体5とから構成され、前部車体4の左右両側に設けられたアーム4aを介して前部転圧輪2が回転可能に支持され、後部車体5の左右両側に設けられたアーム5aを介して後部転圧輪3が回転可能に支持されている。これらの前部車体4と後部車体5とは、センタピンを中心として水平方向に屈曲可能なアーティキュレート機構6を介して連結され、相互に屈曲することで車両を旋回させるようになっている。
後部車体5上の前側位置には操作台8が設置され、操作台8の後側には運転席9が設置されている。操作台8には車両1を操舵するためのステアリング7が備えられ、操作台8の両脇には車両の前後進を切り換えるための一対の前後進レバー10が備えられている。運転席9に着座した作業者は、ステアリング7及び前後進レバー10を操作し、その操作に応じて、前部車体4に搭載されたHST(ハイドロスタティックトランスミッション)を動力源として振動ローラ1が走行するようになっている。
前部転圧輪2には前部散水ノズル11が配設され、後部転圧輪3には後部散水ノズル12が配設され、これらの散水ノズル11,12は後部車体5上に設置された散水タンク13と接続されている。締固め作業の際には、転圧輪2,3への舗装材の付着防止のために、散水タンク13に貯留された水が散水ノズル11,12から転圧輪2,3の外周面に散水される。
前部及び後部転圧輪2,3にはHSTを動力源とした起振装置14が内蔵されており、締固め作業の際には起振装置14により転圧輪2,3が加振されて路面の締固めが効率的に行われるようになっている。
ところで、本実施形態の振動ローラ1の操作台8には、車両側方や後方の画像(車両の周囲の画像)を表示するモニタ16が設置されており、このモニタ16と起振装置14とのON・OFF操作を、前後進レバー10に設けた共通のON・OFFスイッチ17の機能切換により任意に可能としている。これと同様に、操作レバーに設けられた操作スイッチの機能を切り換える特許文献1の技術では、その機能切換を運転席の前方のモニタのタッチ操作で行うために作業者が身を乗り出す必要があり、締固め作業中の実施は困難であるという問題があった。
このような不具合を鑑みて本発明では、ON・OFFスイッチ17の機能を切り換えるためのモード切換スイッチ18を同じく前後進レバー10に設けており、以下、その詳細を第1〜第3実施形態として順次説明する。
[第1実施形態]
図2は本実施形態の振動ローラ1の前後進レバー10の操作部を後方より見た部分断面図である。図示はしないが左右の前後進レバー10の基端は連動軸を介して互いに連結され、何れの前後進レバー10を操作しても車両1を前後進可能となっている。これらの前後進レバー10に設けられた操作部19は左右対称の同一構成であるため、以下、代表として図2に基づき右側の操作部19について説明する。
操作部19は、作業者が把持可能なように前後進レバー10の上端に設けられ、操作部19の左側には平坦な操作面20が形成されている。操作面20上の上側には、モニタ16及び起振装置14をON・OFF操作するためのON・OFFスイッチ17が設けられ、操作面20上の下側には、ON・OFFスイッチ17の操作対象をモニタ16と起振装置14との間で切り換えるためのモード切換スイッチ18が設けられている。以下の説明では、操作対象をモニタ16としたときの操作モードをモニタモードと称し、操作対象を起振装置14としたときの操作モードを起振モードと称する。
ON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18は、それぞれ操作面20上に露出した操作ボタン17a,18aと操作部19に内蔵されたスイッチ部17b,18bとから構成されている。操作ボタン17a,18aとスイッチ部17b,18bとは互いに連結され、操作ボタン17a,18aの非操作時にはスイッチ部17b,18bがOFF状態に保持され、操作ボタン17a,18aの押圧中に限ってスイッチ部17b,18bがON状態に切り換えられる。
なお本実施形態では、ON・OFFスイッチ17の操作ボタン17aがモード切換スイッチ18の操作ボタン18aよりも大径とされると共に、操作部19を把持した作業者が親指で操作し易い位置にある。このようにON・OFFスイッチ17の操作性を優先しているのは、モード切換スイッチ18に比してON・OFFスイッチ17の操作頻度が高いためであるが、これに限ることはなく、例えば同一径に設定したり、それらの位置を変更したりしてもよい。
図3は振動ローラ1の制御ブロック図である。
振動ローラ1の全体的な制御を司るECU21(電子制御装置であり、本発明の制御手段)は、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えている。
ECU21の入力側には、上記ON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18と共に、前後進レバー10の後進側への操作を検出するリバースセンサ22(後進操作検出手段)、運転席9に備えられたシートベルトのバックルの接続(即ち、シートベルトの着用)を検出するシートベルトセンサ23(ベルト着用検出手段)、車両1の後方の障害物を検出する障害物センサ24(障害物検出手段)、車両1の側方を撮像する側方カメラ25、車両1の後方を撮像する後方カメラ26等の各種スイッチ・センサ類が接続されている。
またECU21の出力側には、上記したモニタ16と共に操作表示部27及びアラーム28が接続されると共に、HST29を構成する図示しないエンジン、油圧ポンプ、バルブ類等が接続されている。操作表示部27及びアラーム28はモニタ16と共に車両1の操作台8に設置されており、詳細は後述するが、操作表示部27は現在のON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18の操作状態(換言すると、操作モードの切換状態及びモニタ16や起振装置14の作動状態)を表示する機能を、アラーム28は後方障害物に対する注意喚起の機能を奏する。
また、周知のようにHST29は、エンジンにより油圧ポンプを駆動して油圧を発生させ、その油圧により転圧輪2,3を回転駆動して車両1を走行させたり、起振装置14を作動させたりする。
ECU21はON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18の操作に応じてモニタ16及び起振装置14の作動状態を切り換えており、以下、ECU21により実行される処理を説明する。
図4はON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18の操作に対するモニタ16及び起振装置14の作動状態を示す説明図である。
車両1のイグニションスイッチの投入中において、ECU21には各スイッチ17,18からのON・OFF信号及びセンサ22〜24からの検出信号が入力されている。ECU21は、モード切換スイッチ18からON信号が入力される毎に、操作モードをモニタモードと起振モードとの間で切り換える。そして、モニタモードにおいては、ON・OFFスイッチ17からON信号が入力される毎にモニタ16をON(表示)またはOFF(非表示)させ、起振モードにおいては、ON・OFFスイッチ17からON信号が入力される毎に起振装置14をON(作動)またはOFF(停止)させる。
なお、ON状態でのモニタ16の表示は、例えば、側方カメラ25による側方画像と後方カメラ26による後方画像とを左右に分割表示してもよいし、或いはON・OFFスイッチ17の長押し毎に双方の画像を切り換えるようにしてもよい。
これと並行してECU21は、現在のON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18の操作状態を操作表示部27に表示する。図3に示すように、操作表示部27は、操作モードの切換状態を表示するモード表示ランプ33が設けられると共に、モニタ16及び起振装置14の作動状態を示すON・OFF表示ランプ34が設けられている。ECU21は現在の操作モードに対応する側のモード表示ランプ33を点灯表示すると共に、現在のモニタ16及び起振装置14の作動状態(ONまたはOFF)に対応する側のON・OFF表示ランプ34を点灯表示する。
同図では、現在操作モードが起振装置14側に切り換えられており、モニタ16及び起振装置14が共にON状態にあることが示されている。なお、モニタ16のON・OFFはモニタ表示の有無でも認識可能であるため、これを省略してもよい。
このため作業者は、操作表示部27の表示に基づき現在の操作モードとモニタ16及び起振装置14の作動状態とを認識し、それらに基づきON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18を押圧操作することにより、任意にモニタ16及び起振装置14のON・OFF操作を実施可能となる。例えば、非表示状態のモニタ16を表示させたい場合には、モード切換スイッチ18を押圧操作してモニタモードに切り換えた上で、ON・OFFスイッチ17を押圧操作すればよい。また、作動中の起振装置14を停止させたい場合には、モード切換スイッチ18を押圧操作して起振モードに切り換えた上で、ON・OFFスイッチ17を押圧操作すればよい。
そして本実施形態では、以上の操作を行うためのON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18を共に前後進レバー10の操作部19に設けている。周知のように締め固め作業は車両1の前後進を繰り返しながら実施され、このときの作業者は前後進の操作のために常に前後進レバー10の操作部19を把持している。このため前後進レバー10は、作業者が最も操作し易い操作台8の両脇に設けられている。
よって、前後進の操作と同じくON・OFFスイッチ17及びモード切換スイッチ18の操作に関しても、作業者は運転席9に着座したまま容易に実施でき、この点はシートベルトの着用時であっても同様である。結果として、締め固め作業中か否かに関わらず常に良好な操作性をもってスイッチ17,18を操作でき、これによりモニタ16及び起振装置14のON・OFF操作を極めて容易に実施することができる。
また操作表示部27の表示により、作業者は現在の操作モードとモニタ16及び起振装置14の作動状態とを直感的且つ正確に認識できる。例えば操作モードを誤認識した場合には、誤った操作モードでON・OFFスイッチ17を操作することにより望まない操作対象をON・OFFさせしまう。また操作対象のON・OFF状態を誤認識した場合にも、その操作対象を望まない方向にON・OFFさせてしまう。
結果として、例えばモニタ16の表示を望んでいるにも拘わらず迅速にモニタ表示できない、或いは起振装置14の作動を望んでいるにも拘わらず迅速に転圧輪2,3を加振できない等の事態を未然に防止でき、これにより締め固め作業を効率的に実施できるという利点も得られる。
一方、ECU21は以上の処理に加えて、各センサ22〜24からの検出信号に基づき以下に述べる処理も実行する。
まずECU21は、リバースセンサ22から前後進レバー10の後進操作の検出信号が入力されると、モニタ16がOFF状態にあるときにはONさせた上で、モニタ16上に後方カメラ26による後方画像を表示させる。
前後進レバー10の後進側への切換により車両1は後進し始め、作業者には後方の安全確認が要求される。後方を振り返った目視による安全確認の他に、モニタ16上での確認を好む作業者も存在するが、そのためにはモニタ16をON操作して後方画像を表示させる必要がある。これらの操作が自動的に実行されることにより、モニタ操作に関する作業者の手間を省くことができ、結果として作業者は締め固め作業に集中しつつ後方を安全確認することができる。
なお、このようなリバースセンサ22の検出に基づく処理に代えて、障害物センサ24の検出に基づきモニタ16を制御してもよい。具体的にはECU21は、障害物センサ24から障害物の検出信号が入力されたときに作業者への注意喚起のためにアラーム28を作動させている。そこで、この周知の機能に加えて、障害物の検出時にECU21がモニタ16のON及び後方画像の表示を実行するようにすればよい。モニタ操作に関する手間が省かれるため、上記と同様の作用効果を得ることができる。
またECU21は、シートベルトセンサ23からバックル接続の検出信号が入力されると、モニタ16がOFF状態にあるときにはONさせる。なお、このときのモニタ16の表示は、上記した側方及び後方画像を分割表示しても、ON・OFFスイッチ17の長押しに応じて切り換えてもよい。或いは、モニタ16のONと共に後方画像を表示させてもよい。
このようにシートベルトの着用と共に自動的にモニタがONされるため、モニタ16に関する操作が不要となる。特にシートベルトを着用すると後方確認のために振り返り難くなるが、自動的に後方画像を表示させれば、後方画像への切換操作も不要となる。よって、この場合もモニタ操作に関する作業者の手間を省くことができる。
ところで、本実施形態ではON・OFFスイッチ17とモード切換スイッチ18とを独立して設けたが、これらの機能を併せ持った単一のスイッチとしてもよく、以下に別例として説明する。
図5は別例を示す図2に対応する部分断面図であり、前後進レバー10の操作部19には統合スイッチ41が設けられている。統合スイッチ41は操作ボタン41aとスイッチ部41bとからなり、操作ボタン41aの押圧中に限ってスイッチ部41bがON状態に切り換えられる。
ECU21は、統合スイッチ41から入力されるON信号の継続時間が予め設定された判定値以上の場合に、ON信号の入力毎に操作モードをモニタモードと起振モードとの間で切り換える。また、ON信号の継続時間が判定値未満の場合には、ON信号の入力毎に現在の操作モードに対応する操作対象をONまたはOFFする。
従って、作業者は統合スイッチ41を長押しするか、或いは通常通り短押しするかに応じて、操作モードの切換と操作対象のON・OFF操作とを任意に可能となり、重複する説明はしないが、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
[第2実施形態]
次いで、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。
第1実施形態との相違点は、ON・OFFスイッチ17に代えて第1ONスイッチ51(第1スイッチ)、第2ONスイッチ52(第2スイッチ)及び第3ONスイッチ53(第3スイッチ)を設けたことにあるため、共通する構成の箇所は同一部材番号を付して説明を省略し、相違点を重点的に述べる。
図6は本実施形態の振動ローラ1の前後進レバー10の操作部19を左方より見た部分断面図、図7は同じく前後進レバー10の操作部19を前方より見た図である。
前後進レバー10の操作部19の操作面20には、第1実施形態と同一構成のモード切換スイッチ18が設けられている。また操作部19の外周面上には、前方斜め上方に指向するように第1〜第3ONスイッチ51〜53が設けられ、各ONスイッチ51〜53は、操作部19を把持したときの人指し指、中指、薬指と対応するように左右方向に並設されている。第1〜第3ONスイッチ51〜53はそれぞれ操作ボタン51a〜53aとスイッチ部51b〜53bとからなり、操作ボタン51a〜53aの押圧中に限ってスイッチ部51b〜53bがON状態に切り換えられる。
図8はモード切換スイッチ18及び第1〜第3ONスイッチ51〜53の操作に対するモニタ16及び起振装置14の作動状態を示す説明図である。
ECU21は、モード切換スイッチ18からON信号が入力される毎に、操作モードをモニタモードと起振モードとの間で切り換える。そして、モニタモードにおいては、第1ONスイッチ51からON信号が入力されると、モニタ16をOFFし、第2ONスイッチ52からON信号が入力されると、モニタ16をONした上で側方画像を表示させ、第3ONスイッチ53からON信号が入力されると、モニタ16をONした上で後方画像を表示させる。
また、起振モードにおいては、第1ONスイッチ51からON信号が入力されると、起振装置14をOFFし、第2または第3ONスイッチ52,53の何れかからON信号が入力されると、起振装置14をONする。
なお、図示はしないが操作表示部27には、図8と対応するようにモニタ16上の表示画像の方向(側方または後方)についても表示される。
従って、作業者は運転席9に着座したまま、前後進レバー10のモード切換スイッチ18及び第1〜第3ONスイッチ51〜53を押圧操作することにより、モニタ16及び起振装置14のON・OFF操作だけでなく、モニタ16上の表示画像の方向についても切換可能となる。よって重複する説明はしないが、締め固め作業中か否かに関わらず常に良好な操作性をもってスイッチ操作を実施することができる。
なお、起振モードでは、第2ONスイッチ52からON信号が入力されている間のみECU21が起振装置14をONするようにしてもよい。このように構成すれば、作業者は起振装置14をごく短時間作動させたい場合に第2ONスイッチ52を押圧操作する。押圧中だけ起振装置14が作動することから、そのON・OFF操作を簡単に実施することができる。
[第3実施形態]
次いで、本発明を具体化した第3実施形態を説明する。
第2実施形態との相違点は、前後進レバー10の操作部19全体を回動可能とし、第1〜第3ONスイッチ51〜53に代わる回転スイッチ61として機能させたことにあるため、共通する構成の箇所は同一部材番号を付して説明を省略し、相違点を重点的に述べる。
図9は本実施形態の振動ローラ1の前後進レバー10の操作部19を後方より見た断面図、図10は同じくモニタ16を側方表示に切り換えたときの図9のX-X線断面図、図11は回転スイッチ61の操作状況を示す斜視図、図12はモニタ16をOFFに切り換えたときの図10に対応する断面図、図13はモニタ16を後方表示に切り換えたときの図10に対応する断面図である。
本実施形態の前後進レバー10は、上端の操作部19が別部品として構成されている。操作部19は、第1及び第2実施形態と同様の外形状をなし、その操作面20には第1実施形態と同一構成のモード切換スイッチ18が設けられている。操作部19の内部には3本の支持柱62を介して筒部63が一体形成され、この筒部63は、前後進レバー10の上端に一体形成された左右方向に延びる支軸64に嵌め込まれている。結果として、操作部19は支軸64を介して前後進レバー10の上端に支持され、その操作部19を作業者が把持して支軸64を中心として回動操作可能となっている。
前後進レバー10の支軸64の外周面には第1固定接点65(第1接点)、第2固定接点66(第2接点)及び第3固定接点67(第3接点)が周方向に並んで埋設され、操作部19の筒部63の内周面には単一の可動接点68(第1〜第3接点)が埋設されている。支軸64を中心として操作部19が回動すると、可動接点68は回動範囲の前端で第1固定接点65と接触して導通し、回動範囲の中央で第2固定接点66と接触して導通し、回動範囲の後端で第3固定接点67と接触して導通する。
これらの3つの回動位置で操作部19は図示しないフリクション機構から軽い抵抗を受け、積極的に回動操作されない限り、その回動位置に保持されて接点同士の接触・導通が保たれる。
以上の第1〜第3固定接点65〜67及び可動接点68により、回転スイッチ61が構成されている。そして、操作部19の回動に応じて可動接点68と接触して導通した固定接点65〜67からON信号が出力され、ON信号を入力したECU21により、第2実施形態で図8に基づき説明したものと同様の処理が実行される。
即ち、ECU21は、モード切換スイッチ18の押圧操作に応じたモニタモードでは、第1固定接点65からON信号が入力されると、モニタ16をOFFし、第2固定接点66からON信号が入力されると、モニタ16をONした上で側方画像を表示させ、第3固定接点67からON信号が入力されると、モニタ16をONした上で後方画像を表示させる。
また、起振モードでは、第1固定接点65からON信号が入力されると、起振装置14をOFFし、第2または第3固定接点66,67の何れかからON信号が入力されると、起振装置14をONする。
従って、作業者は運転席9に着座したまま、前後進レバー10のモード切換スイッチ18を押圧操作したり、或いは操作部19を回動操作したりすることにより、モニタ16及び起振装置14のON・OFF操作だけでなく、モニタ16上の表示画像の方向についても切換可能となる。よって重複する説明はしないが、締め固め作業中か否かに関わらず常に良好な操作性をもってスイッチ操作を実施することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記各実施形態では振動ローラ1に適用したが、モニタ16及び起振装置14を備えた転圧車両であれば、これに限るものではなく、他の転圧車両、例えばマカダムローラ等に具体化してもよい。
また上記各実施形態の振動ローラ1は、操作台8の両脇に一対の前後進レバー10を備えたが、これに限るものではなく、単一の前後進レバー10を備えた転圧車両に具体化してもよい。
1 車両
2 前部転圧輪
3 後部転圧輪
9 運転席
10 前後進レバー
14 起振装置
16 モニタ
17 ON・OFFスイッチ
18 モード切換スイッチ
21 ECU(制御手段)
22 リバースセンサ(後進操作検出手段)
23 シートベルトセンサ(ベルト着用検出手段)
24 障害物センサ(障害物検出手段)
27 操作表示部
28 アラーム
41 統合スイッチ
51 第1ONスイッチ(第1スイッチ)
52 第2ONスイッチ(第2スイッチ)
53 第3ONスイッチ(第3スイッチ)
65 第1固定接点(第1接点)
66 第2固定接点(第2接点)
67 第3固定接点(第3接点)
68 可動接点(第1〜第3接点)

Claims (6)

  1. 車両の前後進の切換のために運転席に着座した作業者が操作可能な前後進レバーと、
    前記車両の周囲の画像を表示して前記運転席に着座した作業者が視認可能なモニタと、
    前記車両の転圧輪を加振する起振装置と、
    前記前後進レバーに設けられ、前記作業者が前記モニタ及び起振装置をON・OFF操作するためのON・OFFスイッチと、
    前記前後進レバーに設けられ、前記作業者がモニタモードと起振モードとの間で操作モードを切り換えるためのモード切換スイッチと、
    前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記モニタモードに切り換えられている場合に、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記モニタをONまたはOFFし、前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記起振モードに切り換えられている場合には、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記起振装置をONまたはOFFする制御手段とを備え
    前記モニタは、前記車両の周囲の異なる2方向の画像を表示可能であり、
    前記ON・OFFスイッチは、第1〜第3スイッチをそれぞれ押圧操作可能なように並設してなり、
    前記制御手段は、前記モニタモードでは、前記第1スイッチの操作に応じて前記モニタをOFFし、前記第2スイッチの操作に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の一方を表示させ、前記第3スイッチの操作に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の他方を表示させる
    ことを特徴とする転圧車両。
  2. 車両の前後進の切換のために運転席に着座した作業者が操作可能な前後進レバーと、
    前記車両の周囲の画像を表示して前記運転席に着座した作業者が視認可能なモニタと、
    前記車両の転圧輪を加振する起振装置と、
    前記前後進レバーに設けられ、前記作業者が前記モニタ及び起振装置をON・OFF操作するためのON・OFFスイッチと、
    前記前後進レバーに設けられ、前記作業者がモニタモードと起振モードとの間で操作モードを切り換えるためのモード切換スイッチと、
    前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記モニタモードに切り換えられている場合に、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記モニタをONまたはOFFし、前記モード切換スイッチにより前記操作モードが前記起振モードに切り換えられている場合には、前記ON・OFFスイッチの操作に応じて前記起振装置をONまたはOFFする制御手段とを備え、
    前記モニタは、前記車両の周囲の異なる2方向の画像を表示可能であり、
    前記前後進レバーの上端には、回動操作可能な操作部が設けられ、
    前記ON・OFFスイッチは、前記操作部の回動操作に応じて第1〜第3接点を順次導通させる回転スイッチとして構成され、
    前記制御手段は、前記モニタモードでは、前記第1接点の導通に応じて前記モニタをOFFし、前記第2接点の導通に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の一方を表示させ、前記第3接点の導通に応じて前記モニタをONして前記異なる2方向の画像の他方を表示させる
    ことを特徴とする転圧車両。
  3. 前記操作モードの切換状態と前記モニタ及び前記起振装置の作動状態とを表示する操作表示部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の転圧車両。
  4. 前記前後進レバーの後進側への操作を検出する後進操作検出手段をさらに備え、
    前記モニタは、前記車両の後方画像を表示可能であり、
    前記制御手段は、前記後進操作検出手段により後進側への操作が検出されると、モニタをONして後方画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の転圧車両。
  5. 前記車両の後方の障害物を検出する障害物検出手段、及び作業者に注意喚起するアラームをさらに備え、
    前記モニタは、前記車両の後方画像を表示可能であり、
    前記制御手段は、前記障害物検出手段により後方の障害物が検出されると、前記アラームを作動させると共に、前記モニタをONして後方画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の転圧車両。
  6. 前記作業者のシートベルトの着用を検出するベルト着用検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ベルト着用検出手段により前記シートベルトの着用が検出されると、前記モニタをONする
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の転圧車両。
JP2017026268A 2017-02-15 2017-02-15 転圧車両 Active JP6621429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026268A JP6621429B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 転圧車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026268A JP6621429B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 転圧車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018131814A JP2018131814A (ja) 2018-08-23
JP6621429B2 true JP6621429B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=63248215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017026268A Active JP6621429B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 転圧車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6621429B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7569735B2 (ja) 2021-03-31 2024-10-18 日立建機株式会社 転圧機械
JP2023082323A (ja) * 2021-12-02 2023-06-14 株式会社小松製作所 キャブ及び作業機械

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0533816Y2 (ja) * 1988-09-27 1993-08-27
JPH0530603U (ja) * 1991-09-28 1993-04-23 日立建機株式会社 建設機械の変速レバー装置
JP2752820B2 (ja) * 1991-10-24 1998-05-18 日立建機株式会社 建設機械の旋回レバーグリップ
JP2004189126A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Toyota Motor Corp シートベルト装置の表示装置
DE10260902A1 (de) * 2002-12-20 2004-07-15 Hamm Ag Selbstfahrendes Fahrzeug, insbesondere Straßenbaumaschine, sowie Verfahren zum Fahren und Lenken eines Fahrzeuges mit einem drehbaren Fahrersitz
US7010367B2 (en) * 2003-10-16 2006-03-07 Caterpillar Inc. Operator interface for a work machine
JP4569739B2 (ja) * 2003-11-28 2010-10-27 日立建機株式会社 建設機械の表示装置
JP2008101416A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業現場の管理システム
JP5363850B2 (ja) * 2009-03-23 2013-12-11 株式会社タダノ 作業機の操作レバー装置
JP2011014104A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械の操作レバースイッチ装置
US8770887B1 (en) * 2013-01-18 2014-07-08 Waacker Neuson Production Americas LLC Vibratory compacting roller machine and operator control therefor
JP6243806B2 (ja) * 2014-06-26 2017-12-06 日立建機株式会社 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018131814A (ja) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9802537B2 (en) Approach notification device of straddle type vehicle
CN106715245A (zh) 具有无线能力的车辆拖车控制系统
JP5498442B2 (ja) 作業車両、作業車両用表示装置、および作業車両用表示装置の制御方法
CN103661707B (zh) 自行车换档通知设备
JP5775283B2 (ja) 作業機械のモニタ装置
JP6621429B2 (ja) 転圧車両
KR102105842B1 (ko) 시연형 전자식 변속레버 및 그 제어방법
WO2018117176A1 (ja) 作業機
CN115087584B (zh) 车辆拖车导引系统
US20220135127A1 (en) Vehicular trailering guidance system
WO2005064092A1 (ja) カメラ部を有する表示器制御システム
WO2017170900A1 (ja) ショベル
US11549237B2 (en) Work vehicle and control system for work vehicle
WO2019189507A1 (ja) 建設機械
CN105008182A (zh) 显示控制装置
JP6305265B2 (ja) 走行作業車
US7876210B2 (en) Direction indicator
JP4812613B2 (ja) ホイール式作業機械
JP7028118B2 (ja) 車両制御装置
JP2017177896A (ja) 作業車両
JP5955803B2 (ja) 作業車両
JP7467290B2 (ja) 報知装置およびそれを備えた作業車両
JP2019193031A (ja) 車両周辺表示装置
US11441295B2 (en) System and method for indicating to an operator a forward direction of travel of a machine
JP2017149207A (ja) 作業車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6621429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150