JP6621173B2 - シート及び車両用シート - Google Patents
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Description
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面を備えたシート(例えばシートバック)において、
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面の幅が当該大人の身体の一部(例えば腰部)の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、繊維強化プラスチックによって形成されたパネルと、当該パネルを覆う弾性部材であるパッドと、当該パッドを覆う表皮と、を有しており、
前記表皮の側端部は、当該側端部の剛性を高めるために、エラストマ、軟質樹脂又は成形不織布であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料によって形成されており、
剛性が高められた、すなわち剛性付与構造を備えた前記表皮の側端部に荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量は、剛性が高められない状態の、すなわち剛性付与構造を備えない前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量よりも小さくなっており、
前記表皮の側端部は、弾性変形が可能であると共に、前記パネルの背部まで延在しており、
前記パネルは、側縁部が厚く、側縁部に挟まれた部分が薄くなっており、
前記パネルの背部まで延在した部分の前記表皮の側端部は前記パネルの側縁部に接している
ことを特徴とする。
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面を備えたシート(例えばシートバック)において、
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面の幅が当該大人の身体の一部(例えば腰部)の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、繊維強化プラスチックによって形成されたパネルと、当該パネルを覆う弾性部材であるパッドと、当該パッドを覆う表皮と、を有しており、
前記表皮の側端部は、当該側端部の剛性を高めるために、エラストマ、軟質樹脂又は成形不織布であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料によって形成されており、
前記パッドを覆った状態の前記表皮の中央部に荷重をかけたときの当該中央部の変位量と、前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該側端部の変位量とがほぼ同じであり、
前記表皮の側端部は、弾性変形が可能であると共に、前記パネルの背部まで延在しており、
前記パネルは、側縁部が厚く、側縁部に挟まれた部分が薄くなっており、
前記パネルの背部まで延在した部分の前記表皮の側端部は前記パネルの側縁部に接している
ことを特徴とする。
図1は、本発明に係るシートの一実施形態であるシート組立体としての車両用シートを示している。この車両用シート1は、車両例えば自動車の床2の上に設けられたシートクッション3と、シートクッション3の後端部に連結されたシートバック4とを有している。シートバック4は、シートバック主体5と、ヘッドレスト6とを有している。本実施形態では、シートバック4も本発明に係るシートの一実施形態である。
図5は本発明に係るシートの第2の実施形態を示している。この実施形態も、図4に示した実施形態と同様に、図1、図2及び図3(a)のD−D線に従って、シートバック主体5の下部5bの平面断面構造を示している。
図6は本発明に係るシートの第1の参考例を示している。この参考例も、図4に示した実施形態と同様に、図1、図2及び図3(a)のD−D線に従って、シートバック主体5の下部5bの平面断面構造を示している。
図7は本発明に係るシートの第2の参考例を示している。この参考例も、図4に示した実施形態と同様に、図1、図2及び図3(a)のD−D線に従って、シートバック主体5の下部5bの平面断面構造を示している。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
Claims (5)
- 標準的な大人の身体の一部が当たる面を備えたシートにおいて、
標準的な大人の身体の一部が当たる面の幅が当該大人の身体の一部の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、
繊維強化プラスチックによって形成されたパネルと、
当該パネルを覆う弾性部材であるパッドと、
当該パッドを覆う表皮と、
を有しており、
前記表皮の側端部は、当該側端部の剛性を高めるために、エラストマ、軟質樹脂又は成形不織布であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料によって形成されており、
剛性が高められた前記表皮の側端部に荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量は、剛性が高められない状態の前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量よりも小さくなっており、
前記表皮の側端部は、弾性変形が可能であると共に、前記パネルの背部まで延在しており、
前記パネルは、側縁部が厚く、側縁部に挟まれた部分が薄くなっており、
前記パネルの背部まで延在した部分の前記表皮の側端部は前記パネルの側縁部に接している
ことを特徴とするシート。 - 標準的な大人の身体の一部が当たる面を備えたシートにおいて、
標準的な大人の身体の一部が当たる面の幅が当該大人の身体の一部の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、
繊維強化プラスチックによって形成されたパネルと、
当該パネルを覆う弾性部材であるパッドと、
当該パッドを覆う表皮と、
を有しており、
前記表皮の側端部は、当該側端部の剛性を高めるために、エラストマ、軟質樹脂又は成形不織布であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料によって形成されており、
前記パッドを覆った状態の前記表皮の中央部に荷重をかけたときの当該中央部の変位量と、前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該側端部の変位量とがほぼ同じであり、
前記表皮の側端部は、弾性変形が可能であると共に、前記パネルの背部まで延在しており、
前記パネルは、側縁部が厚く、側縁部に挟まれた部分が薄くなっており、
前記パネルの背部まで延在した部分の前記表皮の側端部は前記パネルの側縁部に接している
ことを特徴とするシート。 - 前記標準的な大人の身体の一部が当たる面は、
着座した大人の腰部が当たる面であるか、
着座した大人の背中部が当たる面であるか、
着座した大人の太ももの裏側部分が当たる面であるか、又は
着座した大人の臀部が当たる面であるか、であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシート。 - 前記標準的な大人の身体の一部が当たる面の幅は、150mm〜400mmであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のシート。
- 着座者の背中部を受けるシートバックか、着座者の臀部を受けるシートクッションか、前記シートバックと前記シートクッションとを互いに組み付けて成るシート組立体か、のいずれかである車両用シートにおいて、
前記シートバック又は前記シートクッションは請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のシートによって形成されている
ことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015195571A JP6621173B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | シート及び車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015195571A JP6621173B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | シート及び車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017065581A JP2017065581A (ja) | 2017-04-06 |
JP6621173B2 true JP6621173B2 (ja) | 2019-12-18 |
Family
ID=58493959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015195571A Active JP6621173B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | シート及び車両用シート |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0344077Y2 (ja) * | 1986-09-30 | 1991-09-17 | ||
JPH03112585A (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-14 | Nhk Spring Co Ltd | 座席体 |
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-
2015
- 2015-10-01 JP JP2015195571A patent/JP6621173B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017065581A (ja) | 2017-04-06 |
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