JP2017065581A - シート及び車両用シート - Google Patents
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Abstract
Description
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面を備えたシート(例えばシートバック)において、
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面の幅が当該大人の身体の一部(例えば腰部)の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、弾性部材であるパッドと、当該パッドを覆う表皮と、前記パッドを覆った状態の前記表皮の側端部の剛性を高めるための剛性付与構造(例えばエラストマ等によって形成された表皮)と、を有しており、
前記剛性付与構造を備えた前記表皮の側端部に荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量は、前記剛性付与構造を備えない前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量よりも小さいことを特徴とする。
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面を備えたシート(例えばシートバック)において、
標準的な大人の身体の一部(例えば腰部)が当たる面の幅が当該大人の身体の一部(例えば腰部)の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、弾性部材であるパッドと、当該パッドを覆う表皮と、前記パッドを覆った状態の前記表皮の側端部の剛性を高めるための剛性付与構造(例えばエラストマ等によって形成された表皮)と、を有しており、
前記パッドを覆った状態の前記表皮の中央部に荷重をかけたときの当該中央部の変位量と、前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該側端部の変位量とがほぼ同じであることを特徴とする。
図1は、本発明に係るシートの一実施形態であるシート組立体としての車両用シートを示している。この車両用シート1は、車両例えば自動車の床2の上に設けられたシートクッション3と、シートクッション3の後端部に連結されたシートバック4とを有している。シートバック4は、シートバック主体5と、ヘッドレスト6とを有している。本実施形態では、シートバック4も本発明に係るシートの一実施形態である。
図5は本発明に係るシートの第2の実施形態を示している。この実施形態も、図4に示した実施形態と同様に、図1、図2及び図3(a)のD−D線に従って、シートバック主体5の下部5bの平面断面構造を示している。
図6は本発明に係るシートの第3の実施形態を示している。この実施形態も、図4に示した実施形態と同様に、図1、図2及び図3(a)のD−D線に従って、シートバック主体5の下部5bの平面断面構造を示している。
図7は本発明に係るシートの第4の実施形態を示している。この実施形態も、図4に示した実施形態と同様に、図1、図2及び図3(a)のD−D線に従って、シートバック主体5の下部5bの平面断面構造を示している。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
Claims (8)
- 標準的な大人の身体の一部が当たる面を備えたシートにおいて、
標準的な大人の身体の一部が当たる面の幅が当該大人の身体の一部の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、
弾性部材であるパッドと、
当該パッドを覆う表皮と、
前記パッドを覆った状態の前記表皮の側端部の剛性を高めるための剛性付与構造と、
を有しており、
前記剛性付与構造を備えた前記表皮の側端部に荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量は、前記剛性付与構造を備えない前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該表皮の側端部の変位量よりも小さい
ことを特徴とするシート。 - 標準的な大人の身体の一部が当たる面を備えたシートにおいて、
標準的な大人の身体の一部が当たる面の幅が当該大人の身体の一部の幅と同じかそれよりも狭くなっており、
前記シートは、
弾性部材であるパッドと、
当該パッドを覆う表皮と、
前記パッドを覆った状態の前記表皮の側端部の剛性を高めるための剛性付与構造と、
を有しており、
前記パッドを覆った状態の前記表皮の中央部に荷重をかけたときの当該中央部の変位量と、前記表皮の側端部に同じ大きさの荷重をかけたときの当該側端部の変位量とがほぼ同じである
ことを特徴とするシート。 - 前記標準的な大人の身体の一部が当たる面は、
着座した大人の腰部が当たる面であるか、
着座した大人の背中部が当たる面であるか、
着座した大人の太ももの裏側部分が当たる面であるか、又は
着座した大人の臀部が当たる面であるか、であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシート。 - 前記標準的な大人の身体の一部が当たる面の幅は、150mm〜400mmであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のシート。
- 前記表皮は、前記シートの側端部に対応して設けられた第1の表皮と、前記シートの側端部以外の部分に対応して設けられた第2の表皮とを有しており、
前記第1の表皮は、エラストマ、軟質樹脂、成形不織布、又はそれらの同等品であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料によって形成されており、
前記剛性付与構造は前記第1の表皮を有した構造である
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のシート。 - 前記パッドは前記表皮の内部で発泡成形加工によって所定形状に成形されており、
前記剛性付与構造は、前記発泡成形加工の際に前記パッドの材料が前記表皮の裏面に含浸した部分を有した構造である
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のシート。 - 前記パッドは、前記表皮の側端部に対応した位置に配置された第1のパッドと、前記表皮の側端部に対応した位置以外の位置に配置された第2のパッドとを有しており、
前記第1のパッドの硬度は前記第2のパッドの硬度よりも高くなっており、
前記剛性付与構造は、前記第1のパッドを有した構造である
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のシート。 - 着座者の背中部を受けるシートバックか、着座者の臀部を受けるシートクッションか、前記シートバックと前記シートクッションとを互いに組み付けて成るシート組立体か、のいずれかである車両用シートにおいて、
前記シートバック又は前記シートクッションは請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のシートによって形成されている
ことを特徴とする車両用シート。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015195571A JP6621173B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | シート及び車両用シート |
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JP2015195571A JP6621173B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | シート及び車両用シート |
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JP6621173B2 JP6621173B2 (ja) | 2019-12-18 |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019135118A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | マツダ株式会社 | 車両用シートバック |
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JPS4927362A (ja) * | 1972-07-05 | 1974-03-11 | ||
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JPH03112585A (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-14 | Nhk Spring Co Ltd | 座席体 |
JP2015098213A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 株式会社タチエス | シート |
-
2015
- 2015-10-01 JP JP2015195571A patent/JP6621173B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP2019135118A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | マツダ株式会社 | 車両用シートバック |
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