JP6620933B2 - シートクッションエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
また、本発明に係るシートクッションエアバッグ装置によれば、シート座部の外側にガス発生器の配置スペースが無い場合でも、ガス発生器を設けることが可能となり、優れた汎用性を有している。
図1〜図6は本発明の実施形態に係るシートクッションエアバッグ装置を示すものである。なお、図において、矢印Fr方向は車両前方を示している。
本実施形態のシートクッションエアバッグ5は、図1〜図5に示すように、自動車が衝撃を受けた時に作動して膨張用ガスGを発生させるガス発生器(インフレータ)51と、該ガス発生器51によって膨張可能(もしくは展開可能)なエアバッグ本体52を備えており、エアバッグ本体52は、収縮した状態(もしくは折り畳まれた状態)で配置されている。
一例として、図6に示すように、本実施形態のシートクッションエアバッグ装置1を搭載した車両用シート2の下方である車外にエンジン等の車載部品7が設けられている場合、シート座部3の下方に位置するフロアパネル8の箇所は、一般面よりも高くなるように上方へ突出した凸状に形成されており、当該フロアパネル8の箇所には、車載部品7をメンテナンスする際に用いるサービスホール81が穿設されている。また、シート座部3の後端部3aの下方に設けられるヒンジ6は、一端部がシートパン31の下面に固定され、他端部がフロアパネル8の上面に固定されている。そのため、車載部品7のメンテナンスを行う際には、ヒンジ6のヒンジピン61を中心にシート座部3の前部を持ち上げて起こし、シートバック4と一緒に車両後方へ向けて回動させると、サービスホール81を介して車載部品7が露出し、車載部品7のメンテナンス作業が可能となっている。なお、ヒンジ6は、シートレールを介してシート座部3を支持するように構成されていても良い。
この実施形態のシートクッションエアバッグ装置1Aが搭載される車両用シート2Aを構成するシート座部3の前端部3bの左右両側の下方には、図7に示すように、シート座部3を回動可能に支持するヒンジ6Aが設けられており、シート座部3は、ヒンジ6Aのヒンジピン61Aを中心にして車両上下方向に起こしたり、倒したりすることができるように構成されている。また、シートクッションエアバッグ5のガス発生器51は、エアバッグ本体52の内部でヒンジ6A側の位置に配置されている。すなわち、ガス発生器51は、シートパン31のヒンジ6A側に位置する前端部31bに配置されている。さらに、エアバッグ本体52は、シートパン31の全面領域のうちで、必要な前側半分程度に配置されている。その他の構成及び作用効果は、上記実施形態のシートクッションエアバッグ装置1と同様である。
さらに、図9(a)と同様に、エアバッグ本体52は、シートパン31の全面領域のうちで、必要な前側半分程度に配置されているが、ガス発生器51は、図9(c)に示すように、エアバッグ本体52の外部でエアバッグ本体52よりもヒンジ6側に位置し、エアバッグ本体52と離れてシートパン31の後端部31aに配置されていても良い。ガス発生器51とエアバッグ本体52とは、ガス供給通路54によって互いに接続されており、ガス発生器51からガス供給通路54を介して膨張用ガスGがエアバッグ本体52の内部に供給されるようになっている。
2,2A 車両用シート
3 シート座部
3a 後端部
3b 前端部
5 シートクッションエアバッグ
6,6A ヒンジ
7 車載部品
8 フロアパネル
9 収納ボックス
31 シートパン
31a 後端部
31b 前端部
32 シートクッション
51 ガス発生器
52 エアバッグ本体
52a 膨張部
52b 非膨張部
52c 供給通路
53 締結具
54 ガス供給通路
61,61A ヒンジピン
81 サービスホール
G 膨張用ガス
M 乗員
M1 乗員の臀部
M2 乗員の大腿部
Claims (4)
- シート座部を構成するシートパン及びシートクッションの間に配置されるシートクッションエアバッグを備え、
前記シートクッションエアバッグは、ガス発生器と、該ガス発生器のガスによって展開可能もしくは膨張可能なエアバッグ本体を備えているシートクッションエアバッグ装置において、
前記シート座部の前端部下方もしくは後端部下方には、前記シート座部を回動可能に支持するヒンジが設けられ、
前記ガス発生器は、前記エアバッグ本体の内部で前記ヒンジ側に配置され、もしくは、前記エアバッグ本体の外部で前記エアバッグ本体よりも前記ヒンジ側に配置されていることを特徴とするシートクッションエアバッグ装置。 - 前記ガス発生器は、前記シートパンの前記ヒンジ側に位置する端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシートクッションエアバッグ装置。
- 前記ヒンジは、前記シート座部の後端部下方に設けられ、前記ガス発生器は、前記エアバッグ本体の内部に配置され、もしくは、前記ガス発生器は、前記エアバッグ本体に隣接して配置され、
前記エアバッグ本体のシート上方への膨張量は、前記エアバッグ本体の前部よりも後部の方が低くなるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシートクッションエアバッグ装置。 - 前記ヒンジは、前記シート座部の後端部下方に設けられ、前記ガス発生器は、前記エアバッグ本体の内部に配置され、もしくは、前記ガス発生器は、前記エアバッグ本体に隣接して配置され、
前記エアバッグ本体は、膨張部と、シート幅方向の中央部で、かつシート前後方向の後部に位置する非膨張部を有し、前記非膨張部の左右両側には、前記ガス発生器の膨張用ガスを前記膨張部に供給するための通路が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシートクッションエアバッグ装置。
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- 2016-01-21 JP JP2016009988A patent/JP6620933B2/ja active Active
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