JP6620377B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、制御装置に関する。
一般に、制御装置は各種のデバイスやケーブル等が接続されるコネクタを備えている。コネクタは使用されていない状態では外部に露出されるため、異物が混入したり静電気の影響等を受ける可能性がある。一方、デバイスやケーブル等はその用途によっては比較的長い時間コネクタに装着される場合がある。その場合には、デバイスやケーブル等を装着した状態に保持し、抜け防止を図るのが好ましい。
従来、上記デバイスの一例であるUSBメモリを保持する手段として、例えば特許文献1及び特許文献2に記載のものが知られている。特許文献1では、USBメモリがコネクタへ挿入された後、回転されることで固定される。また特許文献2では、USBメモリが嵌合板と共にポートに圧入されることで、抜け防止が図られている。
特開2006−294260号公報 特開2010−21070号公報
特許文献1及び特許文献2に記載のいずれの従来技術も、未使用状態のコネクタを保護することができなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、未使用状態のコネクタを保護することができ、且つ、コネクタに装着された電気部品を保持できる制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、電気部品が着脱されるコネクタと、前記コネクタが露出される第1の開口が形成されたパネルと、前記パネルに保持され、前記電気部品が前記コネクタに装着されていない場合に前記第1の開口の少なくとも一部を覆う第1の面と、前記電気部品が前記コネクタに装着された場合に前記電気部品に接触する第2の面と、を備えたカバー部材と、を有する制御装置が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、電気部品が着脱されるコネクタと、前記コネクタが露出される第1の開口が形成されたパネルと、前記電気部品が前記コネクタに装着されていない場合に前記第1の開口の少なくとも一部を覆い、前記電気部品が前記コネクタに装着された場合に前記電気部品を保持する手段と、を有する制御装置が適用される。
本発明によれば、制御装置の未使用状態のコネクタを保護することができ、且つ、コネクタに装着された電気部品を保持できる。
実施形態に係る制御装置の概略構成の一例を表す斜視図である。 制御装置の概略構成の一例を表す前面図である。 制御装置の概略構成の一例を表す右側面図である。 カバー部材でコネクタを保護する場合の一例を説明するための斜視図である。 カバー部材でコネクタを保護する場合の一例を説明するための斜視図である。 カバー部材でコネクタを保護する場合の一例を説明するための右側面図である。 カバー部材の詳細構成の一例を表す斜視図である。 カバー部材の詳細構成の一例を表す図3AのA方向から見た矢視図である。 カバー部材の詳細構成の一例を表す図3AのB方向から見た矢視図である。 カバー部材の詳細構成の一例を表す図3BのC方向から見た矢視図である。 カバー部材の詳細構成の一例を表す図3BのD方向から見た矢視図である。 カバー部材でUSBメモリを保持する場合の姿勢変更動作の一例を表す斜視図である。 カバー部材でUSBメモリを保持する場合の姿勢変更動作の一例を表す右側面図である。 コネクタにUSBメモリが装着された状態の一例を表す斜視図である。 コネクタにUSBメモリが装着された状態の一例を表す右側面図である。 ケーブルタイでUSBメモリとカバー部材が結束された状態の一例を表す斜視図である。 ケーブルタイでUSBメモリとカバー部材が結束された状態の一例を表す右側面である。 カバー部材の摺動により高さ調節を行う場合の一例を表す右側面図である。 カバー部材の摺動により高さ調節を行う場合の一例を表す右側面図である。 カバー部材の摺動により高さ調節を行う場合の一例を表す右側面図である。 カバー部材の表裏を反転することにより高さ調節を行う場合の一例を表す右側面図である。 カバー部材の表裏を反転することにより高さ調節を行う場合の一例を表す右側面図である。 カバー部材の表裏を反転することにより高さ調節を行う場合の一例を表す右側面図である。 USBメモリとの接触面である第2の面の第1接触面からのオフセット量の一例を表す説明図である USBメモリとの接触面である第2の面の第2接触面からのオフセット量の一例を表す説明図である. 第2突起部及び第3突起部を長くした変形例におけるカバー部材の詳細構成の一例を表す斜視図である。 第2突起部及び第3突起部を長くした変形例におけるカバー部材の詳細構成の一例を表す図10AのE方向から見た矢視図である。 第2突起部及び第3突起部を長くした変形例におけるカバー部材の詳細構成の一例を表す図10AのF方向から見た矢視図である。 変形例のカバー部材でコネクタを保護する場合の一例を表す斜視図である。 変形例のカバー部材でUSBメモリを保持する場合の姿勢変更動作の一例を表す斜視図である。 変形例のカバー部材でUSBメモリを保持する場合の姿勢変更動作の一例を表す斜視図である。 変形例のカバー部材でUSBメモリを保持する場合の姿勢変更動作の一例を表す斜視図である。 ケーブルタイ用の凹部を設けない変形例のカバー部材の詳細構成の一例を表す図3Bに対応した図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下において、制御装置等の構成の説明の便宜上、上下左右前後等の方向を適宜使用する場合があるが、制御装置等の各構成の位置関係を限定するものではない。
<1.制御装置の全体構成>
図1A〜図1Cに示すように、本実施形態に係る制御装置1は、図示しない制御対象を制御する制御装置である。制御装置1としては、例えばPLC(Programmable Logic Controller)等のFA(Factory Automation)機器やパソコン(Personal Computer)等のOA(Office
Automation)機器が挙げられる。制御装置1のコネクタ4には、電気部品が着脱可能であり、装着された電気部品との間で所定の規格に基づくデータ転送が行われる。電気部品としては、例えばUSB(Universal Serial Bus)デバイスやケーブル等が挙げられるが、コネクタに着脱可能な電気部品であればこれに限定されるものではない。以下では、USBデバイスの1つであるUSBメモリ10を装着する場合を一例として説明する。
制御装置1は、USBメモリ10(電気部品の一例。図5A等参照)が着脱されるコネクタ4と、第1の開口5及び第2の開口6が形成された略長方形状のパネル7と、パネル7に保持されるカバー部材20(図2A等を参照)と、を有する。
パネル7は、制御装置1の筐体2の内部に収容された基板3にネジ3a等によって固定され、筐体2の一方側の面に配置されている。以下、このパネル7の設置側を制御装置1の前側、その反対側を後側として説明する。コネクタ4は、基板3の前側に設けられ、図示しない電子回路部品に接続されるとともに、第1の開口5を介して外部に露出されている。第2の開口6は、第1の開口5の近傍、この例ではパネル7の長手方向に沿った一方側に設けられている。以下、この第1の開口5に対し第2の開口6が設けられる側を上側、その反対側を下側として説明する。また図1Aに示すように、前後方向及び上下方向の両方向に直交する方向を左右方向とする。
図2A〜図2Cに示すように、カバー部材20は、弾性変形可能な一対の爪部23を有する略長方形状の板材である。カバー部材20は、パネル7に着脱可能に構成される。具体的には、一対の爪部23が第2の開口6に装着されることにより、カバー部材20はパネル7に保持され、一対の爪部23が第2の開口6から取り外されることにより、カバー部材20はパネル7から取り外される。なお、カバー部材20はパネル7に対し着脱可能な構成に限定されるものではなく、例えばヒンジ構造等により上端部がパネル7に対して回転可能に連結された、着脱不能な構成としてもよい。また、爪部23は単一の部材として構成されてもよく、また3以上の部材として構成されてもよい。
なお、図2A〜図2Cでは筐体2の図示を省略している(後述の図4A〜図8C、図11A〜図11Dでも同様)。
<2.カバー部材の詳細構成>
次に、図3A〜図3Eを用いて、カバー部材20の詳細構成の一例について説明する。ここでは、カバー部材20の構成の説明の便宜上、図3Aに示す上下左右前後等の方向を適宜使用するが、カバー部材20の各構成の位置関係を限定するものではない。また、図3Aの各方向は図1Aの各方向と必ずしも一致するものではない。つまり、図2A〜図2Cに示すように、カバー部材20がパネル7に略平行な姿勢である場合には図1Aと図3Aの各方向は一致するが、後述の図4A〜図8C等に示すように、カバー部材20がパネル7に略垂直な姿勢である場合には図1Aと図3Aの各方向は異なる方向となる。
図3A〜図3Cに示すように、カバー部材20は、カバー本体21と、把持部22と、第1突起部24及び第2突起部25を有する一対の上記爪部23と、第3突起部28とを備えている。一対の爪部23は、カバー部材20の長手方向一方側の端部に設けられており、第3突起部28は、カバー部材20の長手方向他方側の端部に設けられている。以下、このカバー部材20の長手方向一方側を上側、長手方向他方側を下側として説明する。また、一対の爪部23が並列する方向を左右方向(幅方向ともいう)、第1突起部24及び第2突起部25が並列する方向を前後方向(厚さ方向ともいう)として説明する。
把持部22は、カバー本体21の上側に設けられている。把持部22は、カバー本体21よりも左右方向(幅方向)に大きく、かつカバー本体21よりも前後方向(厚さ方向)に小さい略矩形板状に形成されている。図3Bに示すように、把持部22の後側の面は、カバー本体21の後側の面よりも前側に向けて所定量オフセットした位置にある。把持部22の前側の面は、カバー本体21の前側の面と連続しており、面一となっている。
一対の爪部23は、把持部22の上側に設けられ、幅方向に所定の間隔を空けて配置されている。各爪部23は、把持部22から上側に向けて突出し、中間部で後側に向けて略L字状に折れ曲がった突出片として形成されている。また各爪部23は、互いに対向する内側の面とは反対側の幅方向外側の面に、凹部26によって区画された第1突起部24と第2突起部25とを有している。上記第1突起部24は上記第2突起部25よりも後側に位置している。
図3Cに示すように、第2突起部25の幅方向の突出長さは第1突起部24の幅方向の突出長さよりも短い。したがって、第2突起部25の幅方向外側の表面は、第1突起部24の幅方向外側の表面よりも幅方向内側に所定量オフセットした位置にある。また、第2突起部25の厚さ方向の長さは、把持部22の厚さ方向の長さと略同一であり、第2突起部25の後側の面は、把持部22の後側の面と略同一面上に位置している。また、第2突起部25の前側の面は、把持部22の前側の面と連続しており、面一となっている。また、一対の爪部23の幅方向外側の面には、第2突起部25と把持部22との間に凹部27が形成されている。また、一対の爪部23の間には、当該一対の爪部23の互いに近づく方向の変形を許容する空間19が形成されている。空間19の下側には、一対の爪部23の根元から把持部22に食い込んだ切り欠き状の凹部19aが形成されている。凹部19aは、把持部22の上端部よりも下側に位置する底部19bを有している。
上記のように、把持部22の幅方向寸法がカバー本体21よりも大きいことにより、ユーザが把持部22を幅方向両側から把持し易くなっている。また、凹部19aが把持部22に食い込んで形成されているので、ユーザは把持部22を幅方向内側に向けて押圧(圧縮)することにより一対の爪部23を容易に変形させることができる。したがって、カバー部材20のパネル7に対する着脱作業が容易となる。
第1突起部24は、カバー部材20の後述の第1の面31がパネル7の面方向に沿った姿勢(例えばカバー部材20がパネル7に略平行な姿勢)となるように第2の開口6に係合する突起部である。第1突起部24が第2の開口6に係合した際には、凹部26が第2の開口6の縁部に嵌合する。第2突起部25は、カバー部材20の後述の第2の面32がパネル7の面方向に交差する姿勢(例えばカバー部材20がパネル7に略垂直な姿勢)となるように第2の開口6に係合する突起部である。第2突起部25が第2の開口6に係合した際には、凹部27が第2の開口6の縁部に嵌合する。詳細は後述するが、第2突起部25の突出長さが第1突起部24の突出長さよりも小さいことにより、カバー部材20はパネル7から取り外されることなく、凹部27の隅に位置する回動中心AX(図3B参照)周りに回動されることで、容易に上記2つの姿勢を変更することが可能となっている。
なお、本明細書において「突起部が開口に係合する」とは、突起部が開口に挿入されてストッパとしてパネルの内側に引っ掛かることをいう。
上記第3突起部28は、カバー本体21の下端部の後側の面に、爪部23とは反対方向(下方向)に突出して設けられている。第3突起部28のカバー本体21の下端部からの突出量は、後述するカバー部材20Aの第3突起部28A(後述の図10B参照)に比べて比較的小さくなっている。第3突起部28は、カバー部材20がパネル7に略平行な姿勢で保持される際に、第1の開口5の第2の開口6とは反対側(下側)の縁部に係合する突起部である。第3突起部28の前側の面は、カバー本体21の後側の面と略同一面上に位置している。
カバー本体21の長手方向略中間部には、厚さ方向両側の面にそれぞれ凹部29aが形成されている。凹部29aには、コネクタ4に装着されたUSBメモリ10とカバー部材20の第2の面32とが接触した状態で、USBメモリ10とカバー部材20とを結束するケーブルタイ35が収容される。カバー本体21は、長手方向略中間部に、両側の凹部29aにより他の部分よりも厚さ方向寸法が小さい拘束部29を有している。
図3D及び図3Eに示すように、カバー部材20は、後側の表面に第1の面31と第2の面32とを備え、後側の表面と表裏の関係にある前側の表面に第2の面33を備える。第1の面31は、コネクタ4にUSBメモリ10が装着されていない場合に第1の開口5の少なくとも一部を覆う面である。第1の面31は、図3D中一点鎖線で示すように、カバー本体21の後側の表面(凹部29aの表面を含む)で構成される。本実施形態では、カバー本体部21の前後方向から見た形状及び大きさが第1の開口5と略同一形状であることから、カバー本体部21の把持部22よりも後側に突出した部分が第1の開口5に嵌合し、第1の面31が第1の開口5の略全部を覆う。
第2の面32,33は、コネクタ4にUSBメモリ10が装着された場合にUSBメモリ10に接触する面である。後側の第2の面32は、図3D中二点鎖線で示すように、第3突起部28の後側の表面で構成される。前側の第2の面33は、図3E中二点鎖線で示すように、カバー本体21の前側の表面(凹部29aの表面を含む)及び把持部22における凹部19aの底部19bの位置までの前側の表面で構成される。
<3.カバー部材によるコネクタの保護>
カバー部材20は、コネクタ4にUSBメモリ10が装着されていない場合に、パネル7に取り付けられて第1の開口5を覆い、コネクタ4を保護する。この場合には、図2A〜図2Cに示すように、カバー部材20は、把持部22が例えばユーザの指により把持される等により、パネル7に略平行な姿勢とされて、一対の爪部23がパネル7の第2の開口6に圧入されるようにパネル7に対し押圧される。これにより、一対の爪部23は、第1突起部24の面取り部24a(図3C参照)が第2の開口6の縁部に当接することによって幅方向内側に弾性変形して、第1突起部24がパネル7の第2の開口6に圧入されて内側から幅方向両側の縁部に係合する。その結果、第1突起部24と第2突起部25との間の凹部26が第2の開口6の上記幅方向両側の縁部に嵌合する。
また、前述のように第3突起部28のカバー本体21の下端部からの突出量は比較的小さいことから、上記のようにカバー部材20がパネル7に対し押圧された際に、第3突起部28が(例えば弾性変形する等により)パネル7の第1の開口5に挿入されて当該第1の開口5の下側の縁部に係合する。これにより、カバー部材20は長手方向の両端が第1の開口5と第2の開口6にそれぞれ係合された状態となり、第1の開口5の略全部がカバー部材20の第1の面31で覆われて、コネクタ4が保護される。
<4.カバー部材によるUSBメモリの保持>
図2B及び図2Cに示す状態から、コネクタ4にUSBメモリ10を装着する場合には、図4A及び図4Bに示すように、第1の開口5を覆っていたカバー部材20の下端部が持ち上げられることにより、第3突起部28の第1の開口5の縁部への係合が解除される。そして、カバー部材20は、第1突起部24が第2の開口6に挿入された状態で回動中心AX周りに回動され、第2突起部25がパネル7の第2の開口6に押圧される。このとき、前述のように第2突起部25の突出長さは第1突起部24よりも小さく、且つ、一対の爪部23は、第2突起部25の面取り部25a(図3C参照)が第2の開口6の縁部に当接することによって幅方向内側に弾性変形する。これにより、第2突起部25がパネル7の第2の開口6に圧入されて幅方向両側の縁部に係合する。その結果、第2突起部25と把持部22との間の凹部27が第2の開口6の幅方向両側の縁部に嵌合する。以上により、第1の開口5のコネクタ4が露出されるとともに、カバー部材20のパネル7の面方向に交差する姿勢(例えば垂直な姿勢。但し垂直以外も含む)が可能となる。このようにして、カバー部材20はパネル7から取り外されることなく回動中心AX周りに回動され、姿勢を変更される。
その後、図5A及び図5Bに示すように、USBメモリ10が露出されたコネクタ4に装着される。そして、カバー部材20の第2の面32がコネクタ4に装着されたUSBメモリ10に接触するように、カバー部材20の上下方向(高さ方向)の位置調節が行われる。なお、この上下方向の位置調整の詳細については後述する。
カバー部材20の第2の面32がコネクタ4に接触した状態で、図6A及び図6Bに示すように、ケーブルタイ35(結束部材の一例)によりUSBメモリ10とカバー部材20とが結束される。ケーブルタイ35は、ケーブル35aと、ケーブル35の一方側の端部に設けられたロックヘッド35bを有する。ケーブル35aは、USBメモリ10に掛けまわされてカバー部材20の厚さ方向一方側の凹部29aに収容され、他方側の端部に設けられた段付きのケーブル先端部35a1がロックヘッド35bに挿入されることで固定される。このようにして、ケーブルタイ35はUSBメモリ10とカバー部材20とを結束する。なお、例えばゴムバンド等、ケーブルタイ35以外の結束部材を使用してもよい。
この状態で、例えばUSBメモリ10に対してコネクタ4から引き抜く方向(前方)への力が作用しても、ケーブルタイ35が凹部29aに引っかかると共に、カバー部材20の一対の爪部23の2つの第1突起部24がストッパとなり凹部27と第2の開口6とが嵌合していることから、USBメモリ10を安定して保持し、抜けを防止できる。
なお、USBメモリ10をコネクタ4から取り外す場合には、上記とは逆の手順を行えばよい。すなわち、ケーブルタイ35の切断等によりUSBメモリ10とカバー部材20との結束が解除され、USBメモリ10がコネクタ4から引き抜かれる。その後、カバー部材20が上記とは反対方向に回動されて、第2の開口6への係合が第2突起部25から第1突起部24に切り替えられる(言い換えると、第2の開口6の縁部への嵌合が凹部27から凹部26に切り替えられる)とともに、第3突起部28が第1の開口5の下側の縁部に係合される。これにより、第1の開口5がカバー部材20により閉塞される。
<5.カバー部材の摺動による高さ調節>
本実施形態では、カバー部材20の上下方向(高さ方向)の位置調節が2種類の手法によって行われる。1つ目の手法は、カバー部材20を上下方向に摺動する手法である。
第2の開口6は、所定の方向(ここでは、USBメモリ10の幅方向である上下方向)の開口寸法が、第2の開口6に装着された一対の爪部23の上記所定の方向(上下方向)の厚みよりも所定の寸法だけ大きくなるように形成されている。その結果、カバー部材20は、パネル7に交差する方向に保持された状態(凹部27が第2の開口6の縁部に嵌合した状態)において、第2の開口6の上下方向の開口寸法の範囲内で摺動により上下方向に移動可能である。
例えば、図7Aに示すように、コネクタ4に装着されたUSBメモリ10の上下方向の寸法が小さく、カバー部材20とUSBメモリ10との間に隙間があく場合、図7Bに示すように、カバー部材20が下方向に摺動されて、第2の面32がUSBメモリ10に接触するように上下方向の位置が調節される。この位置調節は、カバー部材20を上下方向にスライドさせることにより行われる。その後は、図7Cに示すように、図6Bと同様に、ケーブルタイ35によりUSBメモリ10とカバー部材20とが結束される。
<6.カバー部材の表裏の反転による高さ調節>
カバー部材20の上下方向(高さ方向)の位置調節の2つ目の手法は、カバー部材20の厚さ方向の表裏を反転する手法である。
例えば、コネクタ4に装着するUSBメモリ10の上下方向の寸法が大きく、カバー部材20を第2の開口6の上端まで摺動させても、USBメモリ10がカバー部材20に接触する等によりコネクタ4に挿入できないような場合には、カバー部材20のUSBメモリ10に接触する第2の面の位置をさらに高くする必要がある。
詳細は後述するが、カバー部材20は、厚さ方向の表裏を反転することにより、USBメモリ10に接触する面が第2の面32及び第2の面33のいずれか一方に切り替わり、第2の面の上下方向の位置を変更することが可能である。そこで、例えばカバー部材20の第2の面32が下方を向く姿勢(図7A〜図7Cの姿勢)において、上述のようにUSBメモリ10の上下方向の寸法が比較的大きい場合には、カバー部材20が一旦パネル7から取り外される。そして、図8Aに示すように、カバー部材20の厚さ方向の表裏が反転されて、第2の面33が下方を向く姿勢とした状態で、一対の爪部23が第2の開口6に圧入されて第2突起部25が係合される。これにより、カバー部材20は第2の面33が下方を向き、且つ、パネル7に略垂直な姿勢で保持される。このようにして、USBメモリ10に接触する面が第2の面32から第2の面33に切り替わり、第2の面の上下方向の位置がさらに高くなるように調節される。
そして、図8Bに示すように、コネクタ4にUSBメモリ10が装着される。このとき、必要に応じてカバー部材20が上下方向に摺動されて上下方向の位置が微調整され、カバー部材20の第2の面33がUSBメモリ10に接触する。その後は、図8Cに示すように、図6Bと同様に、USBメモリ10とカバー部材20とが結束される。このとき、ケーブル35aは、USBメモリ10に掛けまわされてカバー部材20の厚さ方向他方側の凹部29aに収容される。
次に、カバー部材20の表裏を反転することによる第2の面の上下方向の位置を変更可能な構成の詳細について説明する。
図9Aに示すように、カバー部材20が厚さ方向の表裏を反転されずにパネル7に略垂直な姿勢で保持された場合は、カバー部材20は、厚さ方向一方側(図9Aの下側)の表面における第2の面32でUSBメモリ10と接触する。またこの姿勢において、カバー部材20を第2の開口6の上端まで摺動させた場合には、カバー部材20は厚さ方向他方側(図9Aの上側)の表面における第1接触面36で第2の開口6の縁部に接触する。この場合、USBメモリ10との接触面である第2の面32の第1接触面36からのオフセット量は比較的大きい。
一方、図9Bに示すように、カバー部材20が厚さ方向の表裏を反転されてパネル7に略垂直な姿勢で保持された場合は、カバー部材20は、厚さ方向他方側(図9Bの下側)の表面における第2の面33でUSBメモリ10と接触する。またこの姿勢において、カバー部材20を第2の開口6の上端まで摺動させた場合には、カバー部材20は厚さ方向一方側(図9Bの上側)の表面における第2接触面37で第2の開口6の縁部に接触する。この場合、USBメモリ10との接触面である第2の面33の第2接触面37からのオフセット量は比較的小さい。
このように、パネル7に略垂直な姿勢で保持された状態のカバー部材20の表裏の向きを変更することにより、USBメモリ10に接触する第2の面32,33の接触面36,37からのオフセット量を変更することができる。したがって、USBメモリ10に接触する第2の面の上下方向の位置を変更することが可能である。
以上において、カバー部材20が、電気部品がコネクタに装着されていない場合に第1の開口の少なくとも一部を覆い、電気部品がコネクタに装着された場合に電気部品を保持する手段の一例である。
<7.実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の制御装置1は、USBメモリ10が着脱されるコネクタ4と、コネクタ4が露出される第1の開口5が形成されたパネル7と、パネル7に保持され、USBメモリ10がコネクタ4に装着されていない場合に第1の開口5を覆う第1の面31及びUSBメモリ10がコネクタ4に装着された場合にコネクタ4に接触する第2の面32,33を備えたカバー部材20と、を有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、カバー部材20は、USBメモリ10がコネクタ4に装着されていない場合には、第1の面31により第1の開口5を覆う。これにより、未使用状態のコネクタ4を保護することができる。したがって、コネクタ4への異物混入や、人体等からの静電気等の影響を低減できる。また、カバー部材20は、USBメモリ10がコネクタ4に装着された場合には、装着されたUSBメモリ10に第2の面32又は第2の面33を接触させる。このように第2の面32,33が接触した状態で、USBメモリ10とパネル7に保持されたカバー部材20とが適宜の固定手段によって固定されることにより、コネクタ4に装着されたUSBメモリ10の抜けを防止し、安定して保持することが可能となる。したがって、コネクタ4に装着したUSBメモリ10の耐振動性、耐衝撃性を向上できる。
さらに、一部品であるカバー部材20をコネクタ4のカバー部材及びUSBメモリ10の保持部材として兼用できるので、構造の簡素化、コスト低減を図ることができる。
また、本実施形態では特に、カバー部材20は、パネル7に着脱可能である。これにより、USBメモリ10をコネクタ4に着脱する際に、必要に応じてカバー部材20をパネル7から取り外すことができるので、USBメモリ10の着脱操作を容易化できると共にカバー部材20の取り扱い性を向上できる。また、カバー部材20の位置調整のために姿勢(表裏の向き)を変更すること等が可能となる。
また、本実施形態では特に、パネル7には、第1の開口5の近傍に第2の開口6が形成されており、カバー部材20は、第2の開口6に着脱される弾性変形可能な一対の爪部23を有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、カバー部材20は、一対の爪部23が第2の開口6に装着されることでパネル7に保持され、一対の爪部23が第2の開口6から取り外されることでパネル7から取り外される。爪部23は弾性変形可能に構成されているので、第2の開口6への着脱を容易に行うことができる。したがって、カバー部材20のパネル7への着脱操作を容易化できる。
また、本実施形態では特に、爪部23は、カバー部材20の第1の面31がパネル7の面方向に沿った姿勢となるように第2の開口6に係合する第1突起部24を有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、カバー部材20は、第1突起部24が第2の開口6に係合することで、第1の面31がパネル7の面方向に沿った姿勢となる。その結果、第1の面31で第1の開口5を覆うことができる。したがって、未使用状態のコネクタ4を保護する際のカバー部材20のパネル7への取り付け操作を容易化できる。
また、本実施形態では特に、爪部23は、カバー部材20の第2の面32,33がパネル7の面方向に交差する姿勢となるように第2の開口6に係合する第2突起部25を有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、カバー部材20は、第2突起部25が第2の開口6に係合することで、第2の面32,33がパネル7の面方向に交差する姿勢となる。その結果、第2の面32,33がコネクタ4に装着されたUSBメモリ10に面接触することが可能となる。したがって、USBメモリ10を安定して保持することができると共に、保持する際のカバー部材20のパネル7への取り付け操作を容易化できる。
また、本実施形態では特に、第2の開口6は、上下方向の開口寸法が、第2の開口6に装着された爪部23の上下方向の厚みよりも大きくなるように形成されている。
これにより、爪部23は、第2の開口6に装着された状態で第2の開口6内を上下方向に移動できる。その結果、カバー部材20は、パネル7に略垂直な姿勢で保持された状態(第2突起部25が第2の開口6に係合した状態)で摺動により上下方向に移動できる。したがって、USBメモリ10を保持する際にカバー部材20の上下方向の位置を変更できるので、サイズの異なるUSBメモリ10に対応することが可能となり、汎用性を向上できる。
また、本実施形態では特に、カバー部材20は、爪部23とは反対側の端部に、第1の開口5の第2の開口6とは反対側の縁部に係合する第3突起部28を有する。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、カバー部材20で未使用状態のコネクタ4を保護する際に、カバー部材20の一方側の端部では爪部23の第1突起部24が第2の開口6に係合し、反対側の端部では第3突起部28が第1の開口5の縁部に係合する。このように、カバー部材20の両端部を第1の開口5と第2の開口6にそれぞれ係合させることができるので、カバー部材20をパネル7に安定して保持できる。したがって、コネクタ4の保護機能を向上できる。
また、本実施形態では特に、カバー部材20は、第2の面32,33を厚さ方向において表裏の関係にある一方側表面と他方側表面にそれぞれ有しており、一方側表面における第2の面32の、他方側表面において第2の開口6の縁部に接触する第1接触面36からのオフセット量と、他方側表面における第2の面33の、一方側表面において第2の開口6の縁部に接触する第2接触面37からのオフセット量とが、異なるように構成されている。これにより、次の効果を奏する。
すなわち、本実施形態では、カバー部材20が表裏方向に非対称な形状に形成されており、具体的には上記構成となっている。これにより、パネル7に略垂直な姿勢で保持された状態(第2突起部25が第2の開口6に係合した状態)のカバー部材20の厚さ方向の表裏の向きを変更することにより、USBメモリ10に接触する第2の面32,33の、第2の開口6の縁部に接触する接触面36,37からのオフセット量を変更することができる。したがって、カバー部材20をパネル7に取り付ける際に、カバー部材20の取り付け方向(表裏)を変更することで第2の面32,33の上下方向の位置を変更できるので、サイズの異なるUSBメモリ10に対応することが可能となり、汎用性を向上できる。
また、本実施形態では特に、カバー部材20は、コネクタ4に装着されたUSBメモリ10と第2の面32,33とが接触した状態で、USBメモリ10とカバー部材20とを結束するケーブルタイ35が収容される凹部29aを有する。
これにより、ケーブルタイ35のカバー部材20に対する位置ずれ(特にUSBメモリ10の着脱方向の位置ずれ)を防止できるので、カバー部材20によるUSBメモリ10の保持の安定性を向上できる。したがって、コネクタ4に装着したUSBメモリ10の耐振動性、耐衝撃性を高めることができる。また、ケーブルタイ35を用いてカバー部材20とUSBメモリ10を結束する際にケーブルタイ35を位置決めできるので、作業性を向上できる。
<8.変形例>
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(8−1)カバー部材の第2突起部、第3突起部を長くした場合
上記実施形態では、第2突起部25の幅方向の突出長さが第1突起部24よりも小さいことにより、カバー部材20が回動中心AX周りに回動されて、パネル7から取り外されることなく、パネル7に対し略平行と略垂直な姿勢を変更することを可能としたが、これに限定されるものではない。すなわち、第2突起部25と第1突起部24の突出長さを同じにしてもよい。本変形例のカバー部材の一例を図10A〜図10Cに示す。図10A〜図10Cは、前述の図3A〜図3Cに対応している。
図10A〜図10Cに示すように、本変形例のカバー部材20Aでは、第2突起部25Aの幅方向(左右方向)の突出長さが上記実施形態の第2突起部25よりも長く、第1突起部24の幅方向の突出長さと同じである。また、第3突起部28Aの上下方向の突出長さが、上記実施形態の第3突起部28に比べて比較的長い。カバー部材20Aのその他の構成は、上記実施形態のカバー部材20と同様である。
図11Aに、カバー部材20Aが第1の開口5を覆いコネクタ4を保護した状態を示す。本変形例では、カバー部材20Aの第3突起部28Aが比較的長いので、まず第3突起部28Aがパネル7の第1の開口5の下側の縁部に係合される。その後、カバー部材20Aは、一対の爪部23がパネル7の第2の開口6に圧入されるようにパネル7に対し押圧される。これにより、爪部23の第1突起部24が第2の開口6に係合しつつ、凹部26が第2の開口6の幅方向両側の縁部に嵌合し、カバー部材20Aはパネル7に略平行な姿勢で保持される。
図11に示す状態から、USBメモリ10をコネクタ4に装着する場合には、上記実施形態のようにカバー部材20Aが回動されるのではなく、まず図11Bに示すように、カバー部材20Aがパネル7から取り外される。その際、第3突起部28Aが比較的長いことから、カバー部材20Aの上端の一対の爪部23が第2の開口6から引き抜かれた後に、第3突起部28Aが第1の開口5から引き抜かれて、カバー部材20Aの全体がパネル7から取り外される。
次に、図11Cに示すように、カバー部材20Aは、第3突起部28Aの第2の面32が下方に向きつつ、パネル7に対し略垂直な姿勢とされる。その後、図11Dに示すように、カバー部材20Aがパネル7に対し押圧されて一対の爪部23が第2の開口6に圧入され、第2突起部25Aが第2の開口6に係合しつつ、凹部27が第2の開口6の幅方向両側の縁部に嵌合する。以上により、第1の開口5のコネクタ4が露出されるとともに、カバー部材20Aがパネル7に略垂直な姿勢で保持される。
その後は、上記実施形態と同様、USBメモリ10が露出されたコネクタ4に装着され(図5A、図5B参照)、ケーブルタイ35によりUSBメモリ10とカバー部材20Aとが結束される(図6A、図6B参照)。
なお、上記実施形態と同様に、カバー部材20Aの厚さ方向の表裏を反転することにより、第2の面の上下方向の位置を変更可能である。
なお、USBメモリ10をコネクタ4から取り外す場合には、上記とは逆の手順を行えばよい。すなわち、ケーブルタイ35の切断等によりUSBメモリ10とカバー部材20Aとの結束が解除され、USBメモリ10がコネクタ4から引き抜かれる。その後、カバー部材20Aがパネル7から取り外され、パネル7に対し略平行な姿勢に変更されてパネル7に取り付けられる。これにより、第1の開口5がカバー部材20Aにより閉塞される。
以上説明した変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第2突起部25A及び第3突起部28Aの突出長さを大きくしたので、カバー部材20Aがパネル7に略平行な姿勢及び略垂直な姿勢で保持される際に、より安定して保持することができる。
(8−2)ケーブルタイ用の凹部を設けない場合
本変形例のカバー部材の一例を図12に示す。図12は、前述の図3Bに対応している。図12に示すように、本変形例のカバー部材20Dは、カバー本体21Dの厚さ方向両側の表面がフラットであり、ケーブルタイ35を収容する凹部29aが設けられていない。カバー部材20Dのその他の構成は、上記実施形態のカバー部材20と同様である。
本変形例では、結束部材として例えば摩擦の大きいゴムバンド等を使用することによって、カバー部材20DとUSBメモリ10とを安定して結束することができる。また、凹部29aが設けられないので、カバー部材20Dの形状や製造工程をさらに簡素化できると共に、カバー本体21Dの剛性も向上できる。
(8−3)その他
以上において、コネクタ4は、USBメモリ10を装着するUSBコネクタ以外でもよい。すなわち、装着される電気部品に対応したコネクタであればよく、例えばLANコネクタ、イヤホンのコネクタ、マイクのコネクタ、HDMI(登録商標:High Definition Multimedia Interface)コネクタ等でもよい。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさ、形状、位置等が「同一」「同じ」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に同じ」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 制御装置
4 コネクタ
5 第1の開口
6 第2の開口
7 パネル
10 USBメモリ(電気部品の一例)
20 カバー部材
23 爪部
24 第1突起部
25 第2突起部
28 第3突起部
29a 凹部
31 第1の面
32 第2の面
33 第2の面
35 ケーブルタイ(結束部材の一例)
36 第1接触面
37 第2接触面

Claims (9)

  1. 電気部品が着脱されるコネクタと、
    前記コネクタが露出される第1の開口が形成されたパネルと、
    前記パネルに保持され、前記電気部品が前記コネクタに装着されていない場合に前記第1の開口の少なくとも一部を覆う第1の面と、前記電気部品が前記コネクタに装着された場合に前記電気部品に接触する第2の面と、を備えたカバー部材と、を有し、
    前記第2の面は、
    前記コネクタに装着された前記電気部品の側面にフラットな面で面接触する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記カバー部材は、
    前記パネルに着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記パネルには、
    前記第1の開口の近傍に第2の開口が形成されており、
    前記カバー部材は、
    前記第2の開口に着脱される弾性変形可能な少なくとも1つの爪部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記少なくとも1つの爪部は、
    前記カバー部材の前記第1の面が前記パネルの面方向に沿った姿勢となるように前記第2の開口に係合する第1突起部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記少なくとも1つの爪部は、
    前記カバー部材の前記第2の面が前記パネルの面方向に交差する姿勢となるように前記第2の開口に係合する第2突起部を有する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。
  6. 前記第2の開口は、
    所定の方向の開口寸法が、前記第2の開口に装着された前記少なくとも1つの爪部の前記所定の方向の厚みよりも大きくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記カバー部材は、
    前記少なくとも1つの爪部とは反対側の端部に、前記第1の開口の前記第2の開口とは反対側の縁部に係合する第3突起部を有する
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記カバー部材は、
    前記第2の面を表裏の関係にある一方側表面と他方側表面にそれぞれ有しており、
    前記一方側表面における前記第2の面の、前記他方側表面において前記第2の開口の縁部に接触する第1接触面からのオフセット量と、前記他方側表面における前記第2の面の、前記一方側表面において前記第2の開口の前記縁部に接触する第2接触面からのオフセット量とが、異なるように構成されている
    ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記カバー部材は、
    前記コネクタに装着された前記電気部品と前記第2の面とが接触した状態で、前記電気部品と前記カバー部材とを結束する結束部材が収容される凹部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の制御装置。
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