JP6619465B2 - エアレーション防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されたオイルポンプのエアの吸い込みを防止するエアレーション防止装置に関する。
従来より、変速機のケーシングの底部に溜まった油をポンプが吸い込む際のエアレーションを防止するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、上下方向の軸線を中心にしてオイルパン内に全周にわたって回転自在に、かつ、先端部を下方に向けて、ストレーナが配置される。これにより、車両の加速時や旋回時等にオイルパン内の油にオイルレベルを変動させる力が作用したときに、ストレーナが同時に回転し、ストレーナの先端部の油の吸込口からの空気の吸い込みを防ぐ。
特開2007−205499号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、変速機の底部に、ストレーナを回転させるための下方に膨出したスペースを別途設ける必要があり、その分、変速機が高さ方向に大型化する。
本発明の一態様であるエアレーション防止装置は、車両に搭載され、オイルポンプから供給された油が貯留される貯留空間を形成するケースと、ケースの内部に鉛直方向の軸線を中心に回転可能に設けられた回転体と、軸線に沿って延在するとともに、回転体の上面および底面からそれぞれ突出し、回転体と一体に回転する回転軸と、回転体の下方の貯留空間において径方向外側に延在し、先端部に吸込口が開口されたパイプ部材と、吸込口からパイプ部材および回転軸の内部空間を通ってオイルポンプに至る油路と、を備え、パイプ部材は、パイプ部材に作用する重力または慣性力の方向を向くように貯留空間に軸線を中心に回転可能に設けられる。さらにパイプ部材は、一端部が回転軸の内部空間に連通するとともに、他端部が径方向外側に延在して吸込口が開口された第1パイプ部と、一端部が回転軸の内部空間に連通するとともに、他端部が下方に延在する第2パイプ部と、第2パイプ部の内部に上下動可能に収容された弁体、および、第2パイプ部の下端部の吸込口を閉塞するように弁体を付勢する付勢部材を有するバルブ機構と、を備える。弁体は、貯留空間の油に浸漬されたときに、付勢部材の付勢力に抗して第2パイプ部の吸込口を開放するように、油よりも低密度の構成材によって形成される。
本発明によれば、車両駆動装置を高さ方向に大型化することなく、油面の変動時のオイルポンプのエアレーションを防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係るエアレーション防止装置を有する走行駆動装置の配置の一例を示す車両の平面図。 本発明の第1の実施形態に係るエアレーション防止装置を有する走行駆動装置の要部断面図。 図2のエアレーション防止装置に含まれるパイプ部材の長手方向に沿った平面断面図。 本発明の第1の実施形態に係るエアレーション防止装置の動作の一例を説明するための図。 図2の変形例を示す図。 図2の別の変形例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るエアレーション防止装置の要部構成を示す平面断面図。 本発明の第2の実施形態に係るエアレーション防止装置の主にアクチュエータの制御構成を示すブロック図。 図8のコントローラで実行される処理の一例を示すフローチャート。
−第1の実施形態−
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。本発明の第1の実施形態に係るエアレーション防止装置は、車両の走行駆動装置に適用される。図1は、走行駆動装置100の配置の一例を示す車両1の平面図である。
図1に示すように、車両1は、左右の前輪2に走行駆動力が付与される前輪駆動車両である。なお、左右の後輪3に走行駆動力が付与される後輪駆動車両として車両1を構成することもできる。走行駆動装置100は、走行駆動源としての電動機10と、電動機10の動力が入力される変速機(または減速機)101とを備える。変速機101から出力された動力は、デファレンシャル機構を介して左右のドライブシャフト4に入力される。これにより前輪2が駆動され、車両1が走行する。電動機10は、発電機としても用いることができる回転電機を構成する。
このように車両1は、電動機10を駆動源として備えており、例えば電気自動車として構成される。なお、車両1は、エンジンを駆動源として走行するものでもよいし、エンジンと電動機とを駆動源として走行するものであってもよい。
図2は、走行駆動装置100の要部構成を示す断面図である。以下では、便宜上、図示のように上下方向および左右方向を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。上下方向は車両の高さ方向であり、左右方向は例えば車幅方向または車両長さ方向である。
図2に示すように、走行駆動装置100は、上方に向けて凹状に形成された下壁21と、下方に向けて凹状に形成された上壁22とを有し、下壁21と上壁22とが互いに締結されてケース20が構成される。ケース20の内部には、上下方向の軸線CL1を中心にして電動機10が設けられる。電動機10は、軸線CL1を中心に回転するロータ11と、ロータ11の周囲に配置されたステータ12とを有する。電動機10は、例えば埋込磁石同期モータとして構成される。なお、磁石を有しない同期リラクタンスモータやスイッチドリラクタンスモータ等を、電動機10として用いることもできる。
ステータ12は、ロータ11の外周面から径方向所定長さのギャップを介して配置された、軸線CL1を中心とした略円筒形状のステータコア13を有する。ステータコア13は固定子鉄心であり、その周縁部が貫通ボルト13aによりケース20の上壁22に固定される。ステータコア13の内周面には径方向外側に向けて周方向複数のスロットが設けられ、各スロットに集中巻または分布巻により巻線14(コイル)が配置される。巻線14の上下端部は、ステータコア13の上下端面よりもそれぞれ上方および下方に突出する。巻線14に三相交流電流を流すことにより回転磁界が発生し、ロータ11が回転する。
ロータ11は、径方向最も内側に、軸線CL1を中心とした略円筒形状の軸部11aと、軸部11aの外周面に嵌合され、軸部11aと一体に回転するロータコア11bとを有する。軸部11aの内部に、軸線CL1を中心に回転可能に略円筒形状の回転軸15が挿入される。回転軸15は上下方向に延設され、その上下端部は、ロータ11の上端面および下端面からそれぞれ突出する。特に、回転軸15の上端部は、ケース20の上壁22の開口部22aから突出し、その上方はカバー25により覆われる。なお、図示は省略するが、ケース20は車両1のフレームに固定され、カバー25はケース20の上壁22に固定される。
回転軸15の外周面には、例えばスプラインを介してロータ11の軸部11aの内周面が結合され、回転軸15はロータ11と一体に回転する。ケース20の下壁21には、軸線CL1を中心とした略円筒形状の突出部23が上方に向けて突設される。突出部23の外周面にはニードルベアリング31が嵌合される。ニードルベアリング31の外周面には、回転軸15の下端部の内周面が嵌合し、回転軸15の下端部は、ニードルベアリング31を介して下壁21から回転可能に支持される。ニードルベアリング31の上方において、突出部23の外周面と回転軸15の内周面との間にはオイルシール23aが介装され、突出部23と回転軸15との嵌合面がシールされる。
回転軸15の上端部には第1ギア16が設けられる。第1ギア16の下方における回転軸15の外周面には、ボールベアリング32が設けられ、第1ギア16は、ボールベアリング32を介して上壁22の開口部22aから回転可能に支持される。上壁22の上方かつカバー25の下方の空間において、第1ギア16の右方には、第1ギア16に噛合するように第2ギア18が配置される。第2ギア18の中心部には、上下方向に延在する軸部18aが設けられる。軸部18aの上下端部は、ベアリング33,34を介してカバー25と上壁22とからそれぞれ回転可能に支持される。これにより、ロータ11のトルクが、回転軸15、第1ギア16および第2ギア18を介してドライブシャフト4に伝達される。なお、第1ギア16および第2ギア17は変速機101(図1)の一部を構成する。
走行駆動装置100はオイルポンプ35を備え、オイルポンプ35からの吐出油は、冷却油あるいは潤滑油として走行駆動装置100の各部に供給される。ケース20内の各部に供給された油は、ケース20内の下側の空間、より詳しくは下壁21の底部と側部(周壁部)および上壁22の側部(周壁部)とによって形成された貯留空間SP1に溜まり、オイルポンプ35により吸い込まれて循環する。
したがって、例えば車両1の旋回走行や加減速走行、登坂走行や降坂走行時等、車両の姿勢や挙動が変化したことに伴い、貯留空間SP1に溜まった油に油面OLを変動させる力(重力や慣性力等)が作用すると、貯留空間SP1における油の吸込口が油中から露出し、オイルポンプ35がエアを吸い込む現象、すなわちエアレーションが生じるおそれがある。
これを避けるために、例えばケース20の下壁21の底部を下方に膨出させて、車両旋回等に拘わらず常に油が貯留されるような貯留空間を設けるとともに、その貯留空間に油の吸込口を連通させるように構成すると、走行駆動装置100が高さ方向に大型化する。その結果、車両1の限られたスペースに、走行駆動装置100を搭載することが困難となる。そこで本実施形態では、エアレーションを防止し、かつ、高さ方向の大型化を防ぐよう、以下のようにエアレーション防止装置を構成する。
図2に示すように、本実施形態に係るエアレーション防止装置は、電動機10の下方に配置されたパイプ部材40を有する。図3は、パイプ部材40の長手方向に沿った断面図である。図2,3に示すように、パイプ部材40は、回転軸15の周囲を包囲する軸線CL1を中心とした円環部41と、円環部41の周壁から径方向外側に延在するパイプ部42とを有する。パイプ部材40は、重心が軸線CL1よりも径方向外側に位置し、回転軸15に対し偏心して設けられる。
円環部41は、ロータ11の下方かつニードルベアリング31の上方に配置される。より詳しくは、回転軸15の外周面には、ニードルベアリング31の上方において段部15aが設けられ、円環部41は、その下端部が段部15aに当接して配置されることで軸方向の位置が規制される。円環部41の内周面には、全周にわたって凹部が設けられる。すなわち、円環部41は断面略コ字状に形成され、回転軸15の外周面との間に円環状の油室43が形成される。円環部41の内周面と回転軸15の外周面との間には、油室43を上下に挟むように上下一対のオイルシール41aが介装され、油室43がシールされる。
パイプ部42は、電動機10のステータ12と干渉しないように径方向外側に向かうにつれて斜め下方に傾斜した後、下壁21の底部に沿って水平方向に延在し、その外径側端部に、下壁21の周壁部に面して吸込口44が設けられる。回転軸15には、径方向に貫通する周方向単一または複数の貫通孔15bが油室43に面して開口される。
回転軸15の内部には、貫通孔15bの上方において、回転軸15の内部空間SP2を上下の空間SP21,SP22に分割する隔壁45が設けられる。さらに回転軸15の内部には、略L字状のパイプ46が配置される。パイプ46の一端部(下端部)は、隔壁45を貫通し、その開口端面(下端面)は空間SP3に面して配置される。ロータコアの上方において、軸部11aと回転軸15とには、軸方向同一位置かつ周方向同一位置に、それぞれ径方向に貫通孔11c,15cが開口される。パイプ46の他端部(上端部)は、これら貫通孔11c,15cに嵌合され、その開口端面は軸部11aの外周面の外側空間に面して配置される。
電動機10のロータ11の上方かつケース20の上壁22の下方の空間SP3には、パイプ部材47が配置される。パイプ部材47は、パイプ部材40と同様、ロータ11の軸部11aの周囲を包囲する円環部48と、円環部48の周壁から径方向外側に延在するパイプ部49とを有する。円環部48の内周面には、全周にわたって凹部が設けられ、軸部11aの外周面との間に、パイプ46の開口端面に面して円環状の油室51が形成される。円環部48の内周面と軸部11aの外周面との間には、油室51を上下に挟むように上下一対のオイルシール51aが介装され、油室51がシールされる。パイプ部49の一端部は油室51に連通し、他端部はケース20の上壁22を貫通して設けられる。
以上の構成により、ケース20の底部の油の貯留空間SP1からオイルポンプ35にかけて油路PAが形成される。より具体的には、電動機10の下方のパイプ部材40、回転軸15の内部のパイプ46、電動機10の上方のパイプ部材47を介して油路PAが形成される。したがって、オイルポンプ35が駆動すると、図2の矢印に示すように、パイプ部材40の吸込口44を介してパイプ部材40内に油が吸い込まれる。吸い込まれた油は、パイプ部材40を通過した後、回転軸15の貫通孔15b、回転軸15の内部の空間SP22およびパイプ46、パイプ部材47、および管路36を介し、オイルポンプ35に流れる。オイルポンプ35から吐出された油は、管路37を介して走行駆動装置100の各部に供給される。
パイプ部材40は、オイルシール41aによる油室43のシールを保ちながら、オイルシール41aを介し回転軸15の周面に沿って回転可能、すなわち回転軸15に対し相対回転可能に設けられる。したがって、車両1の旋回走行や加減速走行、登坂走行や降坂走行時等において、車両1の姿勢や挙動が変化したことに伴い、パイプ部材40の重心位置に対し図3の矢印Fに示す方向に重力や慣性力が作用すると、パイプ部材40には軸線CL1を中心とした回転モーメントが作用する。なお、このときの重力や慣性力の大きさは、パイプ部材40の質量をm,加速度をαとすると、mαであり、回転モーメントは、パイプ部材40の重心位置と軸線CL1とを結ぶ線分L1の長さをL,線分L1の角度をθとすると、Lcosθ・mαで表される。
このようにパイプ部材40に回転モーメントが作用すると、パイプ部材40は例えば図3の点線で示すように回転する。これによりパイプ部材40の先端部(吸込口44)が、重力や慣性力の作用する方向(矢印F方向)を向く。
このとき、ケース20の底部に留まった油にも同時に、矢印Fと同方向の重力または慣性力が作用する。このため、例えば図4に示すように貯留空間SP1内で油に偏りが生じ、油面OLが傾く。パイプ部材40は、回転モーメントの作用により、この油の偏った側に回転移動する。これにより、パイプ部材40の吸込口44が油中から露出することを防止できる。すなわち、旋回走行時等において油面OLが傾いたとしても、吸込口44を油中に浸し続けることができる。その結果、オイルポンプ35にエアレーションが生じることを防止できる。
図5は、図2の変形例を示す図である。図5が図2と異なるのは、パイプ部材40とケース20の下壁21の構成である。すなわち、図5では、パイプ部材40の円環部41の外周面からパイプ部42とは周方向異なる位置(例えばパイプ部42の周方向反対側)に、軸線CL1からの長さ(径方向突出量)がパイプ部42よりも短いパイプ部52が延設される。パイプ部52は下方に延在しており、その下端面が開放され、吸込口53が設けられる。パイプ部52の内部には、吸込口53を開閉するバルブ機構55が設けられる。パイプ部52は、軸線CL1からの突出量がパイプ部42よりも小さいため、パイプ部材40全体の重心位置は、例えば図3に示したのと同様、少なくとも軸線CL1とパイプ部42の吸込口44との間に位置する。
バルブ機構55は、パイプ部52内に上下動可能に収容された弁体56と、弁体56を下方に付勢するばね57とを有する。弁体56は、貯留空間SP1内の油よりも密度の低い材質により構成される。弁体56が油中から露出しているとき、弁体56はばね57の付勢力により下方に押圧され、パイプ部52の内周下端部の弁座に当接し、吸込口53が閉塞される。一方、弁体56が油に浸されると、弁体56は油からの浮力により、ばね57の付勢力に抗して上方に押し上げられる。これにより弁体56が弁座から離間し、吸込口53が開放される。
ケース20の下壁21は、パイプ部52の径方向外側において軸線CL1を中心として立ち上がり、円筒部24が形成される。円筒部24の径方向外側では、下壁21は径方向外側にかけて下方に傾設される。この下壁21の傾斜角は、パイプ部42の傾斜部の角度とほぼ等しい。パイプ部52の周囲には、円筒部24により円筒状空間SP4が形成され、パイプ部52は、パイプ部材40に作用する重力や慣性力に応じて、この円筒状空間SP4内を移動する。
このような図5の構成において、油面OLが水平ないしほぼ水平であるときは、弁体56が矢印に示すように上方に押動され、バルブ機構55が開放される。これによりオイルポンプ35は、パイプ部42の吸込口44とパイプ部52の吸込口53の両方から油を吸い込み、油の吸込量を増大することができる。なお、吸い込まれた油は、図5の矢印に示すように回転軸15の内部の空間SP22内で合流し、パイプ46およびパイプ部材47を介してオイルポンプ35へと流れる。
車両1に重力や慣性力が作用して油面OLが傾いた場合、その傾きが小さければ、円筒状空間SP4が油で満たされており、バルブ機構55は開放したままである。一方、油面OLの傾きが大きくなると、パイプ部52の吸込口53が油中から露出するおそれがある。吸込口53が露出すると、ばね57の付勢力により弁体56が押し下げられ、バルブ機構55が閉塞される。これによりエアレーションの発生を防止することができる。
図6は、図2の別の変形例を示す図である。図6が図2と異なるのは、パイプ部材40やケース20の下壁21などの走行駆動装置100の下端部の構成である。すなわち、図6では、ケース20の下壁21に、軸線CL1を中心とした略円筒形状の突出部26が設けられる。突出部26の上端部内周面には、ボールベアリング38が嵌合され、ボールベアリング38を介して回転軸15の外周面が突出部26から回転可能に支持される。
突出部26の上端部には、ロータ11の軸部11aの外周面に面してレゾルバ39が取り付けられ、レゾルバ39によりロータ11の回転角が検出される。このように下壁21に略円筒形状の突出部26を設けることで、ロータ11の下方空間にレゾルバ39を容易に配置することができる。
突出部26には、ボールベアリング38の下方において突出部26の内周面から外周面にかけて水平方向に貫通孔26aが穿設される。突出部26の外周面には、貫通孔26aに連通するようにパイプ部材40が設けられる。これによりパイプ部材40の吸込口44は、貫通孔26aを介して回転軸15の内部の下方の空間SP22に連通し、図6の矢印に示すように吸込口44からオイルポンプ35へと油が流れる。
第1の実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)エアレーション防止装置は、車両1に搭載され、オイルポンプ35から供給された油が貯留される貯留空間SP1を形成するケース20と、ケース20の内部に鉛直方向の軸線CL1を中心に回転可能に設けられたロータ11と、軸線CL1に沿って延在するとともに、ロータ11の上面および底面からそれぞれ突出し、ロータ11と一体に回転可能に設けられた回転軸15と、ロータ11の下方の貯留空間SP1において径方向外側に延在し、先端部に吸込口44が開口されたパイプ部材40と、吸込口44からパイプ部材40および回転軸15の内部空間SP2を通ってオイルポンプ35に至る油路PAとを備える(図2,5,6)。パイプ部材40の吸込口44側が、パイプ部材40に作用する重力または慣性力の方向を向くように貯留空間SP1内に軸線CL1を中心に回転可能に設けられる(図3)。
この構成により、車両走行に伴い油面OLが傾いた際に、その傾いた側にパイプ部材40の先端部が移動することが可能となる。このため、旋回走行時や登坂走行時等において、油面OLの変動が生じた場合であっても、吸込口44が油中から露出することを防止でき、オイルポンプ35にエアレーションが生じることを防止できる。また、パイプ部材40は、ロータ11とケース20の底壁(下壁21)との間の油の貯留空間SP1に配置されるため、ケース20を下方に膨出させて油の貯留空間を設ける必要がなく、走行駆動装置100を高さ方向に大型化させずに、エアレーションを防ぐことができる。
(2)パイプ部材40は、オイルシール41aを介して回転軸15の周囲を回転可能に支持され、パイプ部材自体に作用する重力や慣性力によって回転可能である(図2,5,6)。これによりパイプ部材40を回転させるためのアクチュエータ等が不要であり、簡易な構成によりエアレーションを防止することができる。
(3)ケース20の下壁21の突出部23から回転軸15の下端部を回転可能に支持するニードルベアリング31をさらに備える(図2,5)。パイプ部材40は、ニードルベアリング31の上方かつロータ11の底面の下方において、吸込口44を径方向外側に向けて回転可能に設けられる。これにより、走行駆動装置100を高さ方向に大型化することなく、重力や慣性力が作用する方向に油の吸込口44を移動させることができ、エアレーションを効果的に防止することができる。
(4)回転軸15は、軸線CL1を中心として筒状に形成され、パイプ部材40は、回転軸15の外周面に沿って回転軸15に対し相対回転可能に支持される(図2,5)。吸込口44からオイルポンプ35にかけての油路PAの一部は、ロータ11の下方において回転軸15の周壁を径方向に貫通する貫通孔15bと、ロータ11の上方において回転軸15の周壁を径方向に貫通する貫通孔15cとを連通するように、より具体的には貫通孔15bに面した回転軸15の内部の空間SP22と貫通孔15cとを連通するように、回転軸15の内部に延設されたパイプ46により形成される(図2)。これによりオイルポンプ35に至る油路PAの面積を小さくすることができ、貯留空間SP1に溜まった油をオイルポンプ35まで迅速に吸い込むことができる。
(5)パイプ部材40は、一端部が回転軸15の内部の空間SP22に連通するとともに、他端部が径方向外側に延在するパイプ部42と、一端部が回転軸15の内部の空間SP22に連通するとともに、他端部が下方に延在するパイプ部52と、パイプ部52の内部に上下動可能に収容された弁体56、および、パイプ部52の下端部の吸込口53を閉塞するように弁体56を付勢するばね57を有するバルブ機構55とを備える(図5)。弁体56は、貯留空間SP1の油に浸漬されたときに、ばね57の付勢力に抗して吸込口53を開放するように、油よりも低密度の構成材によって形成される。これにより、油面OLの傾きが小さいときには、複数の吸込口44,53から油を同時に吸い込むことができるとともに、油面の傾きが大きく、吸込口53が油中から露出したときには、吸込口53を閉塞することができ、エアレーションの発生を防ぐことができる。
−第2の実施形態−
図7〜図9を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。以下では、第1の実施形態との相違点を主に説明する。第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、パイプ部材40を回転させるためのアクチュエータを設けた点である。すなわち、第1の実施形態では、重力や慣性力等によりパイプ部材40を回転させるようにしたが、第2の実施形態では、重力や慣性力等が作用する方向にパイプ部材40が向くように、アクチュエータによりパイプ部材40を回転移動させる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るエアレーション防止装置の要部構成を示す平面断面図であり、図3に対応する図である。なお、図7において、図3と同一の箇所には同一の符号を付す。図示は省略するが、第2の実施形態に係る走行駆動装置100の断面図は、アクチュエータが設けられる部分等、アクチュエータに関連する構成を除き、図2と同一である。
図7に示すように、ケース20の周壁には、径方向外側に膨出する膨出部20aが設けられ、膨出部20aにアクチュエータ60が配置される。アクチュエータ60は、上下方向の軸線CL2を中心に回転するモータ(例えばステッピングモータ)により構成される。アクチュエータ60の出力軸には、プーリ61が一体に設けられる。パイプ部材40の円環部41には、軸線CL1を中心とした円筒形状のプーリ62が一体に設けられる。具体的には、円環部41の上面からプーリ62が突設される。
プーリ61とプーリ62との間には、無端ベルト63が掛け回される。アクチュエータ60の回転は無端ベルト63を介してプーリ62に伝達され、これにより軸線CL1を中心にパイプ部材40が回転する。なお、無端ベルト63の代わりに無端チェーンを用いることもできる。この場合には、プーリ61,62の代わりにスプロケットを設ければよい。
図8は、第2の実施形態に係るエアレーション防止装置の主にアクチュエータ60の制御構成を示すブロック図である。図8に示すように、車両1に搭載されたコントローラ(電子制御ユニット)70には、車両1に作用する加速度Gの大きさおよび方向を検出する加速度センサ71と、アクチュエータ60に設けられてアクチュエータ60の回転角を検出するエンコーダ72とからの信号が入力される。コントローラ70は、これらの入力信号に基づいて所定の処理を実行し、アクチュエータ60に制御信号を出力する。
図9は、コントローラ70のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えば車両1のメイン電源のオンにより開始され、所定の周期で繰り返される。
まず、ステップS1で、加速度センサ71により検出された加速度Gが所定値G1より大きいか否かを判定する。所定値G1は、吸込口44が露出するような油面OLの傾斜を生じさせる最小加速度であり、予めコントローラ70のメモリに記憶される。ステップS1で肯定されるとステップS2に進み、否定されると処理を終了する。
ステップS2では、エンコーダ72により検出されたアクチュエータ60の回転角に基づいてパイプ部材40の向きを検出する。次いで、ステップS3で、ステップS2で検出されたパイプ部材40の方向と加速度センサ71により検出された加速度Gの方向との差(角度)が所定値Δθ1より大きいか否かを判定する。所定値Δθ1は、予め例えば5°〜10°程度に設定される。なお、加速度Gの大きさに応じて所定値Δθ1を変更してもよい。すなわち、加速度Gが大きいほど、油面OLの傾きが大きくなるため、所定値Δθ1を小さくしてもよい。
ステップS3が肯定されるとステップS4に進み、否定されると処理を終了する。ステップS4では、パイプ部材40の方向と加速度Gの方向との差が所定値Δθ1以下(例えば0°)となるように、アクチュエータ60に制御信号を出力し、ステップS2に戻る。
このように第2の実施形態に係るエアレーション防止装置は、パイプ部材40に作用する重力または慣性力の方向を検出する加速度センサ71と、パイプ部材40を回転軸15の外周面に沿って回転させるアクチュエータ60と、加速度センサ71により検出された重力または慣性力の方向をパイプ部材40が向くようにアクチュエータ60を制御するコントローラ70とを備える(図7,8)。これにより、パイプ部材40を回転軸15に対し強制的に回転させることができるため、摺動抵抗が大きいなどの理由によりパイプ部材40を自重等で回転させることが困難な場合であっても、パイプ部材40の先端部を油が偏った方向に回転移動させることができ、エアレーションを確実に防止できる。
なお、上記実施形態では、下壁21の底壁および周壁と上壁22の周壁とにより貯留空間SP1を形成したが、オイルポンプから供給された油が貯留される貯留空間を形成するのであれば、ケースの構成はいかなるものでもよい。上記実施形態では、ケース20内の電動機10のロータ11の下方にパイプ部材40を配置したが、例えばギア等、他の回転体の下方に、上述したのと同様にしてパイプ部材を配置することもできる。上記実施形態では、ケース20の下壁21の周壁の近傍までパイプ部材40を延設させたが、回転体の下方の前記貯留空間において径方向外側に延在し、先端部に吸込口が開口されるのであれば、パイプ部材の構成はいかなるものでもよい。
上記実施形態では、ロータ11と回転軸15とを互いに別部材により構成して、これらを一体に回転可能に結合するようにしたが、回転体と回転軸とを同一部材により構成してもよい。すなわち、回転体の一部に軸部として回転軸を設けるようにしてもよい。上記実施形態では、回転軸15の周囲にオイルシール41aを介して回転可能にパイプ部材40を支持したが、パイプ部材に作用する重力または慣性力の方向を向くように貯留空間内に軸線を中心に回転可能に支持されるのであれば、すなわち吸込口側が重力または慣性力の方向を向くように支持されるのであれば、パイプ部材の支持構造はいかなるものでもよい。
上記実施形態では、パイプ部材40とパイプ46とパイプ部材47などにより、吸込口44からオイルポンプ35に至る油路PAを形成するようにしたが、油路の構成は上述したものに限らない。特に、ロータ11の下方および上方において回転軸15の周壁を貫通する貫通孔15b(第1貫通孔)と貫通孔15c(第2貫通孔)とを連通するように回転軸15の内部に略L字形状のパイプ46(内部パイプ)を設けたが、このようなパイプを設けずに、回転軸内に油孔を穿設することにより油路を形成してもよい。上記実施形態では、ベアリング31,38を介してケース20の底壁部から回転軸15の端部を回転可能に支持したが、軸受を介した回転軸の支持構造も上述したものに限らない。
上記実施形態では、エアレーション装置を車両1の走行駆動装置100に適用したが、本発明のエアレーション装置は、車両に搭載されたオイルポンプに油が吸い込まれる他の装置にも同様に適用することもできる。また、電動機をケース内に有しない車両用変速機等にも、本発明を同様に適用することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 車両、10 電動機、11 ロータ、15 回転軸、20 ケース、21 下壁、22 上壁、31 ニードルベアリング、35 オイルポンプ、40 パイプ部材、44 吸込口、42 パイプ部、46 パイプ、52 パイプ部、55 バルブ機構、56 弁体、57 ばね、60 アクチュエータ、70 コントローラ、71 加速度センサ、100 走行駆動装置、SP22 内部空間

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、オイルポンプから供給された油が貯留される貯留空間を形成するケースと、
    前記ケースの内部に鉛直方向の軸線を中心に回転可能に設けられた回転体と、
    前記軸線に沿って延在するとともに、前記回転体の上面および底面からそれぞれ突出し、前記回転体と一体に回転する回転軸と、
    前記回転体の下方の前記貯留空間において径方向外側に延在し、先端部に吸込口が開口されたパイプ部材と、
    前記吸込口から前記パイプ部材および前記回転軸の内部空間を通って前記オイルポンプに至る油路と、を備え、
    前記パイプ部材は、前記パイプ部材に作用する重力または慣性力の方向を向くように前記貯留空間内に前記軸線を中心に回転可能に設けられ
    さらに前記パイプ部材は、
    一端部が前記回転軸の内部空間に連通するとともに、他端部が径方向外側に延在して前記吸込口が開口された第1パイプ部と、
    一端部が前記回転軸の内部空間に連通するとともに、他端部が下方に延在する第2パイプ部と、
    前記第2パイプ部の内部に上下動可能に収容された弁体、および、前記第2パイプ部の下端部の吸込口を閉塞するように前記弁体を付勢する付勢部材を有するバルブ機構と、を備え、
    前記弁体は、前記貯留空間の油に浸漬されたときに、前記付勢部材の付勢力に抗して前記第2パイプ部の前記吸込口を開放するように、油よりも低密度の構成材によって形成されることを特徴とするエアレーション防止装置。
  2. 請求項1に記載のエアレーション防止装置において、
    前記ケースの底壁部から前記回転軸の下端部を回転可能に支持する軸受をさらに備え、
    前記パイプ部材は、前記軸受の上方かつ前記回転体の底面の下方において前記吸込口を径方向外側に向けて回転可能に設けられることを特徴とするエアレーション防止装置。
  3. 請求項1または2に記載のエアレーション防止装置において、
    前記回転軸は、前記軸線を中心として筒状に形成され、
    前記パイプ部材は、前記回転軸の外周面に沿って前記回転軸に対し相対回転可能に支持され、
    前記油路の一部は、前記回転体の下方において前記回転軸の周壁を径方向に貫通する第1貫通孔と前記回転体の上方において前記回転軸の周壁を径方向に貫通する第2貫通孔とを連通するように前記回転軸の内部に延設された内部パイプにより形成されることを特徴とするエアレーション防止装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアレーション防止装置において、
    前記パイプ部材に作用する重力または慣性力の方向を検出する検出器と、
    前記パイプ部材を前記回転軸の外周面に沿って回転させるアクチュエータと、
    前記検出器により検出された重力または慣性力の方向を前記パイプ部材が向くように前記アクチュエータを制御する制御部と、をさらに備えることを特徴とするエアレーション防止装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のエアレーション防止装置において、
    前記回転体は、電動機のロータであることを特徴とするエアレーション防止装置。
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