JP2019183899A - 駆動装置の潤滑機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな設置スペースを要することなく、ケース内のオイルの油面が前後及び左右に傾斜してもオイルポンプへの空気の吸い込みを確実に防ぐことができる駆動装置の潤滑機構を提供する。【解決手段】モータ3を収容するモータ室S1と減速機Tを収容する減速機室S2の各底部に貯留された潤滑用のオイルをオイルポンプ21によって吸入して昇圧し、昇圧したオイルを各部に供給するモータ駆動ユニット1の潤滑機構であって、モータ室S1の一端部外周に、アクチュエータ19によって回転する円環状の回転部材8を設け、モータ室S1と減速機室S2の各底部にそれぞれ開口する吸入口2b,2cをオイルポンプ21に選択的に接続する切替弁20を設け、回転部材8の外周に、モータ室S1側の吸入口2bが常時開口する連通溝8aを形成し、同回転部材8に、連通溝8aとモータ室S1とを連通させる連通孔8bを形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源であるモータと該モータの回転を減速する減速機構がユニットとして一体化された駆動装置の潤滑機構に関する。
例えば、電動車両に搭載されるモータ駆動ユニットのケース内の底部には、各部の潤滑や冷却などに供されるオイルが貯留されており、このオイルは、ケース内の底部に開口する吸入口からオイルポンプへと吸引され、オイルポンプによって昇圧されたオイルは、各部に供給されて各部の潤滑に供された後、再びケース内の底部へと貫流する。以後、同様の作用が繰り返されることによって、各部がオイルによって潤滑される。
ところで、かかるモータ駆動ユニットにおいて、ケース内の底部に貯留されているオイルのレベル(油面)が低いと、車両の加速や減速時、左右旋回時、あるいは登坂や降坂時には、オイルがケース内において車両前後方向前方や後方あるいは左右に偏り、ケースの底部に開口する吸入口の全部あるいは一部がオイルの油面上に露出する可能性がある。このような場合には、オイルポンプが空気を吸い込み、該オイルポンプの吐出圧が変動したり、オイル中に含まれる気泡が破裂することによって騒音が発生するなどの問題が生じる。
上記問題を解決するため、特許文献1には、ケーシング内が機械室とオイル収容室に区画された変速機の機械室とオイル収容室とを第1油路と第2油路によってそれぞれオイルポンプに接続するとともに、これらの接続経路にシフトバルブ(切替弁)を設け、機械室とオイル収容室のうち、油面が設定値を超えた側をオイルポンプに接続して機械室とオイル収容室のオイルの油面を略同一にするようにした構成が提案されている。
また、特許文献2には、変速機のオイルパン内にストレーナを回転可能に収容し、車両の加速や減速時、左右旋回時、あるいは登坂や降坂時に内のオイルの油面が傾くと、この油面を変動させる力によってストレーナを回転させ、該ストレーナの吸入口が常にオイル内に開口するようにした構成が提案されている。
特開2011−099547号公報 特開2007−205499号公報
しかしながら、特許文献1において提案された構成では、車両が旋回したためにケーシング内のオイルの油面が左右に傾いた場合には、オイルポンプへの空気の吸い込みが発生するという問題がある。
また、特許文献2において提案された構成は、回転するストレーナをオイルパンに設置するだけのスペースを確保することができない装置には適用することができないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、大きな設置スペースを要することなく、ケース内のオイルの油面が前後及び左右に傾斜してもオイルポンプへの空気の吸い込みを確実に防ぐことができる駆動装置の潤滑機構を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、モータ(3)を収容するモータ室(S1)と減速機(T)を収容する減速機室(S2)の各底部に貯留された潤滑用のオイルをオイルポンプ(21)によって吸入して昇圧し、昇圧したオイルを各部に供給する駆動装置(モータ駆動ユニット)(1)の潤滑機構であって、前記モータ室(S1)の一端部外周に、アクチュエータ(19)によって回転する円環状の回転部材(8)を設け、前記モータ室(S1)と前記減速機室(S2)の各底部にそれぞれ開口する吸入口(2b,2c)を前記オイルポンプ(21)に選択的に接続する切替弁(20)を設け、前記回転部材(8)の外周に、前記モータ室(S1)側の前記吸入口(2b)が常時開口する連通溝(8a)を形成し、同回転部材(8)に、前記連通溝(8a)と前記モータ室(S1)とを連通させる連通孔(8b)を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、モータ駆動ユニットを搭載した電動車両が加速あるいは減速したためにモータ駆動ユニット内のオイルが車両前後方向に偏ったり、電動車両が右あるいは左旋回したためにモータ駆動ユニット内のオイルが左または右に偏った場合であっても、モータケースの底部に形成された吸入口または減速機ケースの底部に形成された吸入口の何れか一方はオイル中に開口しているため、オイルポンプへの空気の吸い込みが確実に防がれる。そして、本発明では、モータ駆動ユニットのモータケースの内面に形成された溝に回転部材を回転可能に設けることによって前記効果が得られるため、モータ駆動ユニットに大きな設置スペースを設ける必要がない。
また、本発明では、前記モータ室(S1)を形成するモータケース(2A)の一端部内周に形成された溝(2a)に前記回転部材(8)を回転可能に収容するとともに、該回転部材(8)の外周と前記モータケース(2A)の内周との間にシールリング(9)を介装する。
また、本発明では、前記回転部材(8)の外周に磁石(10)を取り付け、前記アクチュエータ(19)を、前記モータケース(2A)を挟んで前記磁石(10)に対向配置された回転可能な磁気ギヤ(11)と、該磁気ギヤ(11)を回転させるサーボモータ(16)を含んで構成してもよい。
また、本発明では、前記モータケース(2A)の前記磁気ギヤ(11)に対向する部位を非磁性樹脂(15)で構成してもよい。
また、本発明では、前記切替弁(20)は、ソレノイド(23)によって摺動するスプール(20B)と、該スプール(20B)を一方向に付勢するスプリング(22)を含んで構成される。
また、本発明では、前記切替弁(20)は、前記ソレノイド(23)への非通電時にはモータ室(S1)側の前記吸入口(2b)を前記オイルポンプ(21)に接続し、前記ソレノイド(23)への通電時には前記スプール(20B)の摺動によって減速機室(S2)側の前記吸入口(2c)を前記オイルポンプ(21)に接続してもよい。
また、本発明では、前記モータ駆動ユニット(1)は、電動車両に搭載されるものであって、前記電動車両の前後及び左右の加速度を検出する加速度センサ(25)と、該加速度センサ(25)によって検出される加速度に基づいて前記アクチュエータ(19)と前記切替弁(20)をそれぞれ駆動制御する制御手段(24)を設けてもよい。
また、本発明では、前記制御手段(24)は、前記加速度センサ(25)によって検出される車両前後方向の加速度が所定値より大きくなると前記アクチュエータ(19)を駆動制御し、前記加速度センサ(25)によって検出される左右方向の加速度が所定値より大きくなると前記切替弁(20)を駆動制御するようにしてもよい。
本発明によれば、大きな設置スペースを要することなく、ケース内のオイルの油面が前後及び左右に傾斜してもオイルポンプへの空気の吸い込みを確実に防ぐことができる。
本発明にかかる潤滑機構を備えるモータ駆動ユニットの縦断面図である。 本発明にかかる潤滑機構の一部を構成する回転部材の斜視図である。 図2の矢視A方向の図である。 本発明にかかる潤滑機構を備えるモータ駆動ユニットのモータカバーを取り外した状態の斜視図である。 本発明にかかる潤滑機構を備えるモータ駆動ユニットのモータカバーを取り外した状態の斜視図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明にかかる潤滑機構の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる潤滑機構の動作手順を示すフローチャートである。 本発明にかかる潤滑機構の作用(電動車両の加速時)を示す図6と同様の図である。 本発明にかかる潤滑機構の作用(電動車両の減速時)を示す図6と同様の図である。 本発明にかかる潤滑機構の作用(電動車両の右旋回時)を示すモータ駆動ユニットの縦断面図である。 本発明にかかる潤滑機構の作用(電動車両の左旋回時)を示すモータ駆動ユニットの縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明にかかる潤滑機構を備えるモータ駆動ユニット(駆動装置)の縦断面図、図2は本発明にかかる潤滑機構の一部を構成する回転部材の斜視図、図3は図2の矢視A方向の図、図4および図5はモータ駆動ユニットのモータカバーを取り外した状態の斜視図、図6は図1のB−B線断面図である。
図1に示すモータ駆動ユニット1は、不図示の電動車両(EV車両)に搭載されるものであって、有底筒状のモータケース2Aと減速機ケース2Bとを一体化して成るハウジング2のモータケース2A内のモータ室S1に駆動源であるモータ3を収容し、減速機ケース2B内の減速機室S2に減速機Tを収容して構成されている。
上記モータ3は、本実施の形態では3相のブラシレスモータで構成されており、モータケース2A内に回転可能に収容された中空のロータ3aと、該ロータ3aの周囲に配置されてモータケース2Aの内周に固定されたリング状のステータ3bを備えている。
そして、図1に示すように、モータ3のロータ3aの軸中心には、車幅方向(図1の左右方向)に長い円筒状のロータ軸4が挿通固着されており、このロータ軸4は、ロータ3aと一体に回転する。このロータ軸4の内部には、車幅方向に同軸に配された左右の出力軸5L,5Rのうちの一方(右側)の出力軸5Rが同軸かつ相対回転可能に挿通している。なお、左右の出力軸5L,5Rのハウジング2外へと延出する部分の各端部には、カップリング6を介して車軸7(図1には一方のみ図示)がそれぞれ連結されており、これらの車軸7の端部には、不図示の駆動輪がそれぞれ取り付けられている。
ところで、ロータ軸4の回転は、減速機Tによって減速されて左右の出力軸5L,5Rにそれぞれ伝達されるが、本実施の形態では、減速機Tは、ロータ軸4と同軸に配された2連の第1遊星ギヤ機構PG1と第2遊星ギヤ機構PG2によって構成されており、ロータ軸4の回転は、これらの第1遊星ギヤ機構PG1と第2遊星ギヤ機構PG2によって2段減速されて左右の出力軸5L,5Rに伝達される。そして、左右の出力軸5L,5Rの回転は、左右の車軸7を経て左右の駆動輪にそれぞれ伝達される。
ここで、モータケース2Aの内周面は、円筒面をなしており、この内周面の車幅方向一端部(図1の右端部)には、所定幅の溝2aが全周に亘って形成されており、この溝2aには、円環状の回転部材8が回転可能に嵌め込まれて収容されている。なお、この回転部材8は、その外周の左右2箇所に嵌着されたOリングなどのシールリング9によってモータケース2Aに対してシーリングされている。すなわち、回転部材8の外周面とモータケース2Aの内周面との間がシールリング9によってシールされている。
上記回転部材8の外周の一部には、図3に示すように、周方向に長い矩形の連通溝8aが形成されており、この連通溝8aの中央部には円孔状の連通孔8bが形成されている。また、回転部材8の外周の連通溝8aを除く部分の一部には、図2に示すように、N極とS極を交互に複数配置して構成される帯状の磁石10が埋め込まれて取り付けられている。
そして、図4〜図6に示すように、モータケース2Aの一側部の開口部内であって、回転部材8の外周に埋め込まれた磁石10にモータケース2Aの側壁を跨いで対向する部位には、磁性金属製の磁気ギヤ11が回転可能に配置されている。この磁気ギヤ11は、モータケース2Aに固定された軸受12によって回転可能に支持された回転軸13に取り付けられており、回転軸13には、小径のプーリ14が取り付けられている。ここで、図6に示すように、モータケース2Aの側壁の磁気ギヤ10に対向する部位の金属(モータケース2Aを構成する磁性金属)が除去されており、その金属が除去された部位には、非磁性樹脂15が嵌め込まれている。
また、モータケース2Aの一側部の開口部内の底壁上には、駆動源であるサーボモータ16が横置き状態で設置されており、該サーボモータ16の出力軸16aに結着された大径のプーリ17と回転軸13に取り付けられた小径の前記プーリ14との間には、無端状の駆動ベルト18が巻装されている。ここで、プーリ14,17と駆動ベルト18は、サーボモータ16の回転を磁気ギヤ11に伝達するベルト伝動機構を構成しており、このベルト伝動機構と駆動源であるサーボモータ16は、磁気ギヤ11を回転駆動するためのアクチュエータ19を構成している。なお、図4および図5は、モータケース2Aの一側の開口部を覆う不図示のモータカバーを取り外した状態を示している。
ところで、図1に示すように、モータケース2Aの底部と減速機ケース2Bの各底部には、モータ室S1と減速機室S2にそれぞれ開口する円孔状の吸入口2b,2cが形成されており、これらの吸入口2b,2cには、第1油路L1と第2油路L2の各一端がそれぞれ接続されている。なお、正確には、モータケース2Aの底部に形成された吸入口2bは、回転部材8に形成された連通溝8aと連通孔8bを介してモータ室S1に開口している。
上記第1油路L1と第2油路L2の各他端は、切替弁20の第1入力ポート20aと第2入力ポート20bにそれぞれ接続されており、該切替弁20の出力ポート20cから延びる第3油路L3は、オイルポンプ21の吸入側に接続されている。そして、オイルポンプ21の吐出側から延びる第4油路L4は、減速機ケース2Bの上部に接続されて減速機室S2に開口している。なお、オイルポンプ21は、モータ3の出力の一部によって駆動される。
ここで、切替弁20は、弁体20Aの内部にスプール(プランジャ)20Bを図1の左右方向に摺動可能に嵌挿するとともに、該スプール20Bを図1の左方に付勢するスプリング22を収容して構成されており、スプール20Bは、ソレノイド23によって駆動される。なお、切替弁20においては、ソレノイド23への非通電時には、スプリング22によって付勢されたスプール20Bが図1に示す位置にあり、このとき、モータケース2A内のモータ室S1が回転部材8の連通孔8bと吸入口2b、第1油路L1、切替弁20の第1入力ポート20aと出力ポート20cおよび第3油路L3を介してオイルポンプ21に接続されている。
ところで、モータ駆動ユニット1のハウジング2(モータケース2Aとギ減速機ケース2B)内の底部には、図1に示すように、潤滑用のオイルが貯留されている。
以上説明した回転部材8、この回転部材8を回転駆動するサーボモータ16などを含むアクチュエータ19、第1油路L1および第2油路L2、切替弁20とこれを駆動するソレノイド23などが本発明にかかる潤滑機構を構成しているが、この潤滑機構を制御する制御系の構成を図7に示す。
すなわち、図7は本発明にかかる潤滑機構の制御系の構成を示すブロック図であり、制御系には、回転部材8を回転駆動するアクチュエータ19と切替弁20をそれぞれ駆動制御するための制御手段であるコントローラ24を備えている。このコントローラ24には、電動車両の前後及び左右の加速度を検出する加速度センサ25と、サーボモータ16の回転量や回転方向(回転部材8の回転量や回転方向)を検出するエンコーダ26がそれぞれ接続されている。したがって、コントローラ24は、加速度センサ25から入力される電動車両の前後及び左右の加速度とエンコーダ26から入力される回転部材8の回転量と回転方向に基づいてアクチュエータ19とソレノイド23をそれぞれ駆動制御する。
次に、本発明にかかる潤滑機構の作用を以下の各場合について図1、図6、図8〜図12を参照しながらそれぞれ説明する。
なお、図8は本発明にかかる潤滑機構の動作手順を示すフローチャート、図9は同潤滑機構の作用(電動車両の加速時)を示す図6と同様の図、図10は同潤滑機構の作用(電動車両の減速時)を示す図6と同様の図、図11は同潤滑機構の作用(電動車両の右旋回時)を示すモータ駆動ユニットの縦断面図、図12は同潤滑機構の作用(電動車両の左旋回時)を示すモータ駆動ユニットの縦断面図である。
(1)電動車両が平地を定速で直進している場合:
図8に示すように、コントローラ24は、加速度センサ25(図7参照)によって検出される車両前後方向の加速度(前後G)が所定値よりも大きいか否かを判断する(ステップS1)。電動車両が平地を定速で直進している場合には、前後方向Gはほぼ0で所定値よりも小さいため、ステップS1の判断結果はNoとなり、処理はステップS3へと移行する。ステップS3においては、加速度センサ25によって検出される電動車両の左方向の加速度(左G)が所定値よりも大きいか否かが判断される。
電動車両が平地を定速で直進している場合には、左Gもほぼ0で所定値よりも小さいため、ステップS3の判断結果はNoとなり、処理はステップS5へと移行して以上の処理が繰り返される。
したがって、電動車両が平地を定速で直進している場合には、アクチュエータ19もソレノイド23も駆動されない。このとき、ハウジング2(モータケース2Aと減速機ケース2B)内の底部に貯留されているオイルは、車両前後方向および左右方向に偏ることなく、その油面は水平面を保っている。この状態では、切替弁20のスプール20Bは、図1に示す位置にあり、回転部材8は、図6に示す位置にあるため、回転部材8に形成された連通孔8bは、モータケース2Aの底部に形成された吸入口2bに連通している。この結果、モータケース2A内のモータ室S1は、回転部材8の連通孔8b、吸入口2b、第1油路L1、切替弁20の第1入力ポート20aと出力ポート20cおよび第3油路L3を介してオイルポンプ21へと接続されており、オイルポンプ21が駆動されると、上記経路を経てオイルがオイルポンプ21に吸入される。
そして、オイルポンプ21に吸入されたオイルは、オイルポンプ21によって昇圧された後に第4油路L4へと吐出され、この第4油路L4を通ってモータ駆動ユニット1の減速機室S2内へと供給され、減速機ケース2B内に収容された減速機Tの潤滑やモータケース2A内に収容されたモータ3の冷却に供される。このように減速機構Tの潤滑やモータ3の冷却に供されたオイルは、ハウジング2(モータケース2Aと減速機ケース2B)内の底部に再び貯留される。以後、同様の作用が繰り返されて減速機Tの潤滑とモータ3の冷却が連続的になされる。
(2)電動車両が加速した場合:
電動車両が走行中に加速すると、モータ駆動ユニット1内に貯留されているオイルは、図9に示すように、慣性によって車両後方(図9の右方)へと偏る。このとき、加速度センサ25によって検出される前後Gが所定値を超えたために図8のステップS1での判断結果がYesとなると、アクチュエータ19が駆動される(図8のステップS2)。
コントローラ24は、前後Gの値からサーボモータ16の回転量と回転方向を決定し、サーボモータ16を図9に矢印にて示す方向(時計方向)に所定量だけ回転させる。すると、サーボモータ16の出力軸16aの回転は、プーリ17、駆動ベルト18、プーリ14および回転軸13を経て磁気ギヤ11に伝達されるため、該磁気ギヤ11がサーボモータ16の回転方向と同方向(時計方向)に回転する。すると、回転部材8の外周に埋め込まれた磁石10と磁性ギヤ11との間に作用する磁気吸着力によって回転部材8が磁気ギヤ11の回転方向とは逆方向(反時計方向)に回転し、該回転部材8に形成された連通孔8bも同方向に所定角度だけ回転し、この連通孔8bが車両後方へと偏ったオイル中に開口する。このため、オイルは、連通孔8bと回転部材8の外周に形成された連通溝8a(図3参照)を経て吸入口2bに連通する。このため、モータ駆動ユニット1内に貯留されたオイルは、図1に示す経路を経てオイルポンプ21へと吸入され、該オイルポンプ21によって昇圧された後の第4油路L4からモータ駆動ユニット1へと供給され、該モータ駆動ユニット1の減速機Tの潤滑やモータ3の冷却に供される。なお、本実施の形態では、モータケース2Aの磁気ギヤ11に対向する部分に非磁性樹脂15を嵌め込んだため、磁気ギヤ11と磁石10との間に強い磁気吸着力が発生する。また、回転部材8の外周に形成された連通溝8aの周方向長さは、回転部材8が最大角度回転した状態でも、該回転部材8に形成された連通孔8bが当該連通溝8aを介して吸入口2bに連通することができる値に設定されている。
以上のように、電動車両が走行中に加速したためにオイルが図9に示すように車両後方に偏った場合であっても、回転部材8が回転し、該回転部材8に形成された連通孔8bがオイル中に開口するため、オイルポンプ21への空気の吸い込みが確実に防がれ、空気の吸い込みによるオイルポンプ21の吐出圧の変動や騒音の発生などの問題が発生することがない。
(3)電動車両が減速した場合:
電動車両が走行中に減速すると、モータ駆動ユニット1内に貯留されているオイルは、図10に示すように、慣性によって車両前方(図10の左方)へと偏る。このとき、加速度センサ25によって検出される前後Gが所定値を超えたために図8のステップS1での判断結果がYesとなると、アクチュエータ19が駆動される(図8のステップS2)。
コントローラ24は、前後Gの値からサーボモータ16の回転量と回転方向を決定し、サーボモータ16を図10に矢印にて示す方向(反時計方向)に所定量だけ回転させる。すると、サーボモータ16の出力軸16aの回転は、プーリ17、駆動ベルト18、プーリ14および回転軸13を経て磁気ギヤ11に伝達されるため、該磁気ギヤ11がサーボモータ16の回転方向と同方向(反時計方向)に回転する。すると、回転部材8の外周に埋め込まれた磁石10と磁性ギヤ11との間に作用する磁気吸着力によって回転部材8が磁気ギヤ11の回転方向とは逆方向(時計方向)に回転し、該回転部材8に形成された連通孔8bも同方向に所定角度だけ回転し、この連通孔8bが車両前方へと偏ったオイル中に開口する。このため、オイルは、連通孔8bと回転部材8の外周に形成された連通溝8a(図3参照)を経て吸入口2bに連通する。このため、モータ駆動ユニット1内に貯留されたオイルは、図1に示す経路を経てオイルポンプ21へと吸入され、該オイルポンプ21によって昇圧された後に第4油路L4からモータ駆動ユニット1へと供給され、該モータ駆動ユニット1の減速機Tの潤滑やモータ3の冷却に供される。
以上のように、車両が走行中に減速したためにオイルが図10に示すように車両前方に偏った場合であっても、回転部材8が回転し、該回転部材8に形成された連通孔8bがオイル中に開口するため、オイルポンプ21への空気の吸い込みが確実に防がれ、空気の吸い込みによるオイルポンプ21の吐出圧の変動や騒音の発生などの問題が発生することがない。
(4)電動車両が右旋回した場合:
電動車両が走行中に右旋回した場合、電動駆動ユニット1内に貯留されているオイルは、これに作用する左向きの遠心力によって図11に示すように左側に偏る。このとき、加速度センサ25によって検出される左Gが所定値より大きい場合(図8のステップS3:Yes)には、ソレノイド23が駆動される(ステップS4)。すなわち、ソレノイド23に通電されて該ソレノイド23が駆動されると、図11に示すように、切替弁20のスプール20Bがスプリング22の付勢力に抗して図11の右方(図示矢印方向)に摺動するため、モータ駆動ユニット1のオイルの量が少ないモータ室S1とオイルポンプ21との第1油路L1による連通が遮断され、オイルの量が多い減速機室S2が第2油路L2を介してオイルポンプ21に連通する。更に詳細には、減速機室S2は、吸入口2c、第2油路L2、切替弁20の第2入力ポート20bと出力ポート20cおよび第3油路L3を介してオイルポンプ21に連通する。
したがって、オイルポンプ21が駆動されると、減速機S2室のオイルは、上述の経路を経てオイルポンプ21へと吸入されるが、このとき、吸入口2cは、減速機室S2内において左側に偏ったオイル中に開口しているため、オイルポンプ21への空気の吸い込みが確実に防がれる。このため、空気の吸い込みによるオイルポンプ21の吐出圧の変動や騒音の発生等の問題が発生することがない。
そして、オイルポンプ21へと吸入されたオイルは、該オイルポンプ21によって昇圧された後に第4油路L4へと吐出され、この第4油路L4からモータ駆動ユニット1へと供給されて該モータ駆動ユニット1の減速機Tの潤滑やモータ3の冷却に供される。
(5)電動車両が左旋回した場合:
電動車両が走行中に左旋回した場合、電動駆動ユニット1内に貯留されているオイルは、これに作用する右向きの遠心力によって図12に示すように右側に偏る。このときはソレノイド23への通電はなされず、切替弁20のスプール20Bはスプリング22によって付勢された図12に示す位置にある。この状態では、モータ駆動ユニット1のオイルの量が少ない減速機室S2とオイルポンプ21との第2油路L2による連通が遮断され、オイルの量が多いモータ室S1が第1油路L1を介してオイルポンプ21に連通する。更に詳細には、モータ室S1は、回転部材の連通孔8bと連通溝8a(図3参照)、吸入口2b、第1油路L1、切替弁20の第1入力ポート20aと出力ポート20cおよび第3油路L3を介してオイルポンプ21に連通する。
したがって、オイルポンプ21が駆動されると、モータ室S1のオイルは、上述の経路を経てオイルポンプ21へと吸入されるが、このとき、吸入口2bは、モータ室S1内で右側に偏ったオイル中に開口しているため、オイルポンプ21への空気の吸い込みが確実に防がれる。このため、空気の吸い込みによるオイルポンプ21の吐出圧の変動や騒音の発生等の問題が発生することがない。
そして、オイルポンプ21へと吸入されたオイルは、該オイルポンプ21によって昇圧された後に第4油路L4へと吐出され、この第4油路L4からモータ駆動ユニット1へと供給されて該モータ駆動ユニット1の減速機Tの潤滑やモータ3の冷却に供される。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、電動車両が加速あるいは減速したためにモータ駆動ユニット1内のオイルが車両前後方向に偏ったり、電動車両が右あるいは左旋回したためにモータ駆動ユニット1内のオイルが左または右に偏った場合であっても、モータケース2Aの底部に形成された吸入口2bまたは減速機ケース2Bの底部に形成された吸入口2cの何れか一方はオイル中に開口しているため、オイルポンプ21への空気の吸い込みが確実に防がれるという効果が得られる。そして、本発明では、モータ駆動ユニット1のモータケース2Aの内面に形成された溝2aに回転部材5を回転可能に設けることによって前記効果が得られるため、モータ駆動ユニット1に大きな設置スペースを設ける必要がない。
なお、以上の実施の形態では、電動車両が加速または減速時、あるいは右旋回または左旋回した場合の潤滑機構の作用について説明したが、電動車両が左旋回または右旋回しているときに加速あるいは減速した場合には、以上説明した作用が複合してなされる。
また、モータ駆動ユニット1内に貯留されているオイルは、電動車両の登坂時あるいは降坂時にも車両前後方向に偏るが、電動車両に傾斜角センサを設けた登坂あるいは降坂を検出し、潤滑機構を電動車両の加速あるいは減速時と同様に駆動制御することによって前記と同様の効果が得られる。
その他、本発明は、以上説明した実施の形態に適用が限定されるものではなく、特許請求の範囲および明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
1 モータ駆動ユニット(駆動装置)
2 ハウジング
2A モータケース
2B 減速機ケース
2a モータケースの溝
2b,2c 吸入口
3 モータ
8 回転部材
8a 回転部材の連通溝
8b 回転部材の連通孔
9 シールリング
10 磁石
11 磁気ギヤ
14 プーリ
15 非磁性樹脂
16 サーボモータ
17 プーリ
18 駆動ベルト
19 アクチュエータ
20 切替弁
20A 切替弁の弁体
20B 切替弁のスプール
21 オイルポンプ
22 スプリング
23 ソレノイド
24 コントローラ(制御手段)
25 加速度センサ
26 エンコーダ
S1 モータ室
S2 減速機室
T 減速機
L1〜L4 油路

Claims (8)

  1. モータを収容するモータ室と減速機を収容する減速機室の各底部に貯留された潤滑用のオイルをオイルポンプによって吸入して昇圧し、昇圧したオイルを各部に供給する駆動装置の潤滑機構であって、
    前記モータ室の一端部外周に、アクチュエータによって回転する円環状の回転部材を設け、
    前記モータ室と前記減速機室の各底部にそれぞれ開口する吸入口を前記オイルポンプに選択的に接続する切替弁を設け、
    前記回転部材の外周に、前記モータ室側の前記吸入口が常時開口する連通溝を形成し、同回転部材に、前記連通溝と前記モータ室とを連通させる連通孔を形成した
    ことを特徴とする駆動装置の潤滑機構。
  2. 前記モータ室を形成するモータケースの一端部内周に形成された溝に前記回転部材を回転可能に収容するとともに、該回転部材の外周と前記モータケースの内周との間にシールリングを介装したことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置の潤滑機構。
  3. 前記回転部材の外周に磁石を取り付け、
    前記アクチュエータを、前記モータケースを挟んで前記磁石に対向配置された回転可能な磁気ギヤと、該磁気ギヤを回転させるサーボモータを含んで構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動装置の潤滑機構。
  4. 前記モータケースの前記磁気ギヤに対向する部位を非磁性樹脂で構成したことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置の潤滑機構。
  5. 前記切替弁は、ソレノイドによって摺動するスプールと、該スプールを一方向に付勢するスプリングを含んで構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の駆動装置の潤滑機構。
  6. 前記切替弁は、前記ソレノイドへの非通電時にはモータ室側の前記吸入口を前記オイルポンプに接続し、前記ソレノイドへの通電時には前記スプールの摺動によって減速機室側の前記吸入口を前記オイルポンプに接続することを特徴とする請求項5に記載の駆動装置の潤滑機構。
  7. 前記モータ駆動ユニットは、電動車両に搭載されるものであって、
    前記電動車両の前後及び左右の加速度を検出する加速度センサと、該加速度センサによって検出される加速度に基づいて前記アクチュエータと前記切替弁をそれぞれ駆動制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の駆動装置の潤滑機構。
  8. 前記制御手段は、前記加速度センサによって検出される車両前後方向の加速度が所定値より大きくなると前記アクチュエータを駆動制御し、前記加速度センサによって検出される左右方向の加速度が所定値より大きくなると前記切替弁を駆動制御することを特徴とする請求項7に記載の駆動装置の潤滑機構。
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