JP6618174B2 - 消音装置および消音方法 - Google Patents
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Description
各部を制御する制御部と、を少なくとも備え、前記制御部は、自動切替えモードまたは手動選択モードの内、ユーザにより選択されたモードを確認し、ユーザにより自動切り替えモードが選択されている場合には、前記制御部は、前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し、前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作すし、ユーザにより手動選択モードが選択されている場合には、前記制御部は、フィードフォワード制御モードとフィードバック制御モードの内、ユーザにより選択されたモードを確認し、ユーザによりフィードフォワードモードが選択されている場合にはフィードフォワード制御で動作し、ユーザによりフィードバックモードが選択されている場合にはフィードバック制御で動作する。
なお、以下に説明する消音システムでは、アルゴリズムとして、Filtered−x法やFIRフィルタを使った場合にはFiltered−x LMS法等といった方法が用いられる。
図1において、1は消音ユニットであり、後述するリファレンスマイクやスピーカ、エラーマイク等が接続されて運用される。消音ユニット1は、リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接点1−1、リファレンスマイクの出力であるリファレンス信号と合成部1−8の出力である再現騒音信号を切り替えるスイッチ1−2、スピーカ3からエラーマイク4までの二次経路の伝達特性の変化を補償するために、学習用信号を生成する二次経路モデル1−3、エラー信号が最小となるように騒音制御フィルタ1−5のフィルタ係数を更新する係数更新部1−4、疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ1−5、スピーカを接続するスピーカ接点1−6、エラーマイクを接続するエラーマイク接点1−7、エラーマイクの出力であるエラー信号と二次経路モデル1−9でフィルタリングされた疑似騒音信号とを合成して再現した再現騒音信号を出力する合成部1−8、エラー信号から騒音信号を再合成するために、疑似騒音信号をフィルタリングして出力する二次経路モデル1−9により構成され、図示しない制御部により各所が制御される。ここで二次経路モデルでは、離散時間システム等により二次経路の伝達関数をモデル化する。
図2は、本発明の一実施例である消音ユニットを用いたフィードフォワード型システムの構成を示す図である。図2において、騒音をリファレンス信号として入力するリファレンスマイク2、疑似騒音信号を疑似騒音として出力するスピーカ3、および騒音と疑似騒音とが重なり合った音をエラー信号として入力するエラーマイク4であり、図1と同じ構成要素については再度の説明を割愛する。なお、騒音は、矢印に示す通り、図の左から右へ伝達するものとし、騒音の通り道を一次経路、スピーカからエラーマイクまでの疑似騒音の通り道を二次経路と呼ぶことにする。
図2は、本発明の一実施例である消音ユニットを用いたフィードフォワード型システムの構成を示す図である。図3において、既に全ての構成要素に関して説明しているため、個々の説明は割愛する。
S2で周期的な規則性があると判別した場合(Yes)、フィードバック制御で動作するよう自身を設定し(S9)、フィードバック制御を開始する(S10)。一方、騒音に周期的な規則性がないと判別した場合(No)、フィードフォワード制御で動作するよう自身の設定を維持し(S11)、フィードフォワード制御を継続する(S12)。S10でフィードバック制御中またはS12でフィードフォワード制御中に、再度リファレンスマイクの接続を判別し(S1)、リファレンスマイクが取り付けられた場合や、リファレンスマイクが故障から復帰した場合に、フィードフォワード制御に切り替わるようにしている。または、S10でフィードバック制御中またはS12でフィードフォワード制御中に、再度騒音の規則性を判別し(S7)、騒音特性に応じた制御方式切替ループを繰り返すようにしてもいい。
1−1:リファレンスマイク接点、1−2:スイッチ、1−3:二次経路モデル、1−4:係数更新部、1−5:騒音制御フィルタ、1−6:スピーカ接点、1−7:エラーマイク接点、1−8:加算器、1−9:二次経路モデル。
Claims (6)
- リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接続部と、
スピーカを接続するスピーカ接続部と、
エラーマイクを接続するエラーマイク接続部と、
入力された騒音信号に対して逆特性の疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ部と、
前記騒音制御フィルタ部のフィルタ係数を更新する係数更新部と、
各部を制御する制御部と、
を少なくとも備え、
前記制御部は、前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し、
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作し、
さらに前記制御部は、フィードフォワード制御中またはフィードバック制御中にリファレンスマイクの接続の有無を判別し、
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御を維持し、またはフィードフォワード制御に切り替え、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御を維持し、またはフィードバック制御に切り替える、消音装置。 - リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接続部と、
スピーカを接続するスピーカ接続部と、
エラーマイクを接続するエラーマイク接続部と、
入力された騒音信号に対して逆特性の疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ部と、
前記騒音制御フィルタ部のフィルタ係数を更新する係数更新部と、
各部を制御する制御部と、
を少なくとも備え、
前記制御部は、前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し、
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作し、
さらに前記制御部は、入力される騒音信号の規則性を判別し、
規則性があると判断した場合にはフィードバック制御で動作し、
規則性がないと判断した場合にはフィードフォワード制御で動作する、消音装置。 - リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接続部と、
スピーカを接続するスピーカ接続部と、
エラーマイクを接続するエラーマイク接続部と、
入力された騒音信号に対して逆特性の疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ部と、
前記騒音制御フィルタ部のフィルタ係数を更新する係数更新部と、
各部を制御する制御部と、
を少なくとも備え、
前記制御部は、自動切替えモードまたは手動選択モードの内、ユーザにより選択されたモードを確認し、
ユーザにより自動切り替えモードが選択されている場合には、前記制御部は、前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し、
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作すし、
ユーザにより手動選択モードが選択されている場合には、前記制御部は、フィードフォワード制御モードとフィードバック制御モードの内、ユーザにより選択されたモードを確認し、
ユーザによりフィードフォワードモードが選択されている場合にはフィードフォワード制御で動作し、
ユーザによりフィードバックモードが選択されている場合にはフィードバック制御で動作する、消音装置。 - リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接続部と、
スピーカを接続するスピーカ接続部と、
エラーマイクを接続するエラーマイク接続部と、
入力された騒音信号に対して逆特性の疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ部と、
前記騒音制御フィルタ部のフィルタ係数を更新する係数更新部と、
各部を制御する制御部と、
を少なくとも備える消音システムにおいて、
前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作し、
フィードフォワード制御中またはフィードバック制御中にリファレンスマイクの接続の有無を判別し、
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御を維持し、またはフィードフォワード制御に切り替え、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御を維持し、またはフィードバック制御に切り替える、消音方法。 - リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接続部と、
スピーカを接続するスピーカ接続部と、
エラーマイクを接続するエラーマイク接続部と、
入力された騒音信号に対して逆特性の疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ部と、
前記騒音制御フィルタ部のフィルタ係数を更新する係数更新部と、
各部を制御する制御部と、
を少なくとも備える消音システムにおいて、
前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作し、
入力される騒音信号の規則性を判別し、
規則性があると判断した場合にはフィードバック制御で動作し、
規則性がないと判断した場合にはフィードフォワード制御で動作する、消音方法。 - リファレンスマイクを接続するリファレンスマイク接続部と、
スピーカを接続するスピーカ接続部と、
エラーマイクを接続するエラーマイク接続部と、
入力された騒音信号に対して逆特性の疑似騒音信号を生成する騒音制御フィルタ部と、
前記騒音制御フィルタ部のフィルタ係数を更新する係数更新部と、
各部を制御する制御部と、
を少なくとも備える消音システムにおいて、
自動切替えモードまたは手動選択モードの内、ユーザにより選択されたモードを確認し、
ユーザにより自動切り替えモードが選択されている場合には、前記リファレンスマイクの接続の有無を判別し、
前記リファレンスマイクが接続されていると判別した場合にはフィードフォワード制御で動作し、
前記リファレンスマイクが接続されていないと判別した場合にはフィードバック制御で動作すし、
ユーザにより手動選択モードが選択されている場合には、フィードフォワード制御モードとフィードバック制御モードの内、ユーザにより選択されたモードを確認し、
ユーザによりフィードフォワードモードが選択されている場合にはフィードフォワード制御で動作し、
ユーザによりフィードバックモードが選択されている場合にはフィードバック制御で動作する、消音方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015222149A JP6618174B2 (ja) | 2015-11-12 | 2015-11-12 | 消音装置および消音方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015222149A JP6618174B2 (ja) | 2015-11-12 | 2015-11-12 | 消音装置および消音方法 |
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JP2017090736A JP2017090736A (ja) | 2017-05-25 |
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JP2015222149A Active JP6618174B2 (ja) | 2015-11-12 | 2015-11-12 | 消音装置および消音方法 |
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-
2015
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