JP6617670B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)の全体構成及び画像形成装置10による画像形成動作、本実施形態の要部である定着装置60(図3〜図8参照)の構成及び定着装置60の接触圧の変更動作並びに本実施形態の効果について、図面を参照しつつこれらの記載順で説明する。
画像形成装置10は、図1に示されるように、給紙カセット20と、トナー像形成部30と、転写装置40と、搬送装置50と、定着装置60と、制御部CUと、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
次に、本実施形態の画像形成装置10による画像形成動作について図1及び図2を参照しながら説明する。
次に、本実施形態の要部である定着装置60の構成について図3〜図13Cを参照しながら詳しく説明する。
ハウジングHGは、定着装置60を構成するハウジングHG以外の構成要素を、その内部に収容する機能を有する。ハウジングHGは、画像形成装置10を正面側から見ると、一例として矩形状とされている。そして、ハウジングHGの下側には、搬送装置50により搬送経路Pを搬送される媒体Sが入る入口HG1が形成されている。また、ハウジングHGの上側には、搬送装置50により搬送経路Pを搬送される媒体Sが定着装置60から出る出口HG2が形成されている。
加熱ローラー61は、トナー像形成部30により媒体Sに形成されたトナー像(を構成するトナー)及び媒体Sを加熱する機能を有する。加熱ローラー61は、図6及び図7に示されるように、金属パイプの外周がゴムで被覆されているゴムローラーとされている。加熱ローラー61は、正面側から見て、定着装置60の中央(ハウジングHG内における中央)に配置されている。加熱ローラー61は、後述する熱源HTにより定められた温度に加熱されながら、後述する加圧ローラー62に従動して回転されるようになっている。そして、加熱ローラー61は、搬送装置50により搬送されるトナー像が形成された媒体Sを、後述するニップNにおいて加圧ローラー62とで加圧するようになっている。その結果、加熱ローラー61は、軸周りに回転しながら(正面側から見ると反時計回りに回転して)トナー像が形成された媒体Sに接触して媒体Sを加熱し、加圧ローラー62とでニップNを通過する媒体Sにトナー像を定着させるようになっている。
加圧ローラー62は、トナー像形成部30により媒体Sに形成されたトナー像(を構成するトナー)及び媒体Sを、加熱ローラー61とともに加圧する機能を有する。加圧ローラー62は、金属シャフトの外周がゴムで被覆されているゴムローラーとされている。加圧ローラー62は、図6及び図7に示されるように、正面側から見て、加熱ローラー61の右側に配置されている。また、加圧ローラー62は、加熱ローラー61に接触している。ここで、前述のニップNとは、加圧ローラー62と加熱ローラー61とにより形成される、加圧ローラー62と加熱ローラー61との接触部分を意味する。
側板63は、図5及び図8に示されるように、加熱ローラー61を軸周りに回転可能に支持する機能を有する。なお、前述のとおり、側板63には、貫通穴が形成されており、当該貫通穴に加熱ローラー61の両端側に固定されているフランジが嵌め込まれている。
第1支持体64は、加圧ローラー62を軸周りに回転可能に支持する機能を有する。第1支持体64は、図6〜図8に示されるように、長尺な板金とされている。そして、第1支持体64は、ニップNを挟んで、加熱ローラー61の反対側に配置されている。第1支持体64は、その一端側(上側)が側板63の貫通穴にピンで揺動可能に支持されている。また、第1支持体64の他端側(下側)には、突起が形成されている。そして、第1支持体64は、当該突起と側板63の突起とに圧縮されて嵌め込まれているコイルばねCSに押されている。その結果、第1支持体64に支持されている加圧ローラー62は、加熱ローラー61に接触してニップNを形成している(図6〜図8参照)。なお、各第1支持体64は、それぞれ、一対の側板63の内側(一対の側板63同士が向き合う側)に配置されている。
第2支持体65は、図6及び図7に示されるように、ニップN(又は加熱ローラー61)を挟んで、加圧ローラー62の反対側であって、加圧ローラー62よりも下側に配置されている。第2支持体65は、ケース70と、第1ピン71と、第2ピン72と、コロ73と、一対のフランジ74と、一対の圧縮ばね75とを含んで構成されている。
ケース70は、図6〜図9に示されるように、長尺で縦断面がU字状の部材とされている。ケース70の長手方向の一端側及び中央側には、その対向壁を貫通する貫通穴が形成されている。そして、ケース70(第2支持体)は、その長手方向の一端側の貫通穴に第1ピン71が嵌め込まれ、かつ、側板63に形成されている貫通穴に第1ピン71が嵌め込まれることで、側板63に揺動可能に支持されている。なお、各ケース70は、それぞれ、一対の側板63の内側(一対の側板63同士が向き合う側)に配置されている。また、ケース70の対向壁を繋ぐ壁における長手方向の中央には、当該壁の厚み方向から見て矩形状の貫通穴70Aが形成されている。
第2ピン72は、図8及び図9に示されるように、ケース70の長手方向の中央に形成されている貫通穴に嵌め込まれて、ケース70の対向壁同士を繋いだ状態で固定されている。また、第2ピン72の外周には、その長手方向の中央から両端側(対向壁側)に亘って、コロ73、一対のフランジ74及び一対の圧縮ばね75がこれらの記載順で嵌められている。コロ73は、後述する偏心カム66に接触するようになっている。コロ73は、図6、図7及び図9に示されるように、その一部が貫通穴70Aからケース70の外側にはみ出している。一対のフランジ74は、中央に貫通穴が形成されている円板とされ、コロ73を挟んだ状態でコロ73の全縁よりもはみ出している。一対の圧縮ばね75は、コイルばねとされ、それぞれ、各フランジ74と、ケース70の各側壁との間に圧縮された状態で配置されている。その結果、一対の圧縮ばね75は、コロ73側に、各フランジ74を押している。
引っ張りばねESは、第1支持体64の下側(揺動のための支点側と反対側)の貫通穴が形成されている部分と、ケース70の下側(第1ピン71が嵌め込まれて、揺動のための支点側と反対側)の貫通穴が形成されている部分とに引っ掛けられている。別言すると、引っ張りばねESは、その両端側で第1支持体64と第2支持体65とに繋がれている。そして、引っ張りばねESは、図6及び図8に示されるように、後述する偏心カム66が第2支持体65のコロ73に接触してコロ73を押している状態で、自然長よりも伸びている。すなわち、引っ張りばねESは、第1支持体64を第2支持体65側に引っ張るようになっている。
偏心カム66は、軸周りに回転して第2支持体65を揺動させる機能を有する。別言すると、偏心カム66は、軸周りに回転して第2支持体65の姿勢を変更させ、引っ張りばねESを伸縮させる機能を有する。偏心カム66は、シャフト67の外周に嵌め込まれて、シャフト67の両端側の外周に固定されている。シャフト67は、図5及び図8に示されるように、一対の側板63に形成されている貫通穴に嵌め込まれ、軸周りに回転可能とされている。そして、各偏心カム66は、図6〜図8に示されるように、各側板63における第1支持体64と第2支持体65との間の位置でシャフト67に支持された状態で、その外周面80を各第2支持体65のコロ73に接触させている。
駆動部68は、偏心カム66が固定されているシャフト67を軸周りに回転させる機能を有する。駆動部68は、駆動源90と、歯車列92とを含んで構成されている(図1及び図3参照)。
次に、定着装置60の接触圧の変更動作について図2、図6、図7及び図14を参照しながら説明する。なお、定着装置60の動作は、前述の画像形成装置10による画像形成動作の中で行われる。なお、定着装置60の偏心カム66の姿勢は、画像形成動作(定着動作)を行っていない期間では前述の初期位置(図6、図8及び図12A〜C参照)に位置している。
次に、本実施形態の効果について図面を参照しながら説明する。
30A 組み合わせ(形成部の一例)
60 定着装置
61 加熱ローラー(加熱体の一例)
62 加圧ローラー(加圧体の一例)
63 側板
64 第1支持体
65 第2支持体
66 偏心カム
68 駆動部
73 コロ
74 フランジ
75 圧縮ばね
84B 外周面
90 駆動源
92 歯車列
ES 引っ張りばね
N ニップ
S 媒体
Claims (2)
- 回転してトナー像が形成された媒体を加熱する加熱体と、
前記加熱体とでニップを形成し、回転して前記ニップを通過する前記媒体を加圧する加圧体と、
前記加熱体及び前記加圧体の一方を回転可能に支持する側板と、
前記側板に揺動可能に支持され、前記一方に対する他方を回転可能に支持する第1支持体と、
前記側板に揺動可能に支持される第2支持体と、
両端側で前記第1支持体と前記第2支持体とに繋がれ、前記第1支持体を前記第2支持体側に引っ張る引っ張りばねと、
前記側板における前記第1支持体と前記第2支持体との間の位置に回転可能に支持され、前記第2支持体に接触する偏心カムであって、回転して前記第2支持体の姿勢を変更させ前記引っ張りばねを伸縮させる偏心カムと、
前記偏心カムに連結されて前記偏心カムを回転させるトルクを前記偏心カムに伝達する歯車列及び前記歯車列を駆動させる駆動源を有する駆動部と、
を備え、
前記偏心カムには、周方向に亘り幅が徐々に大きくなる外周面が形成され、
前記第2支持体は、前記外周面に接触するコロ、前記コロを挟んだ状態で前記偏心カムに接触する一対のフランジ及び前記一対のフランジを前記偏心カムに押付ける圧縮ばねを有し、
前記引っ張りばねが縮むにつれて、前記偏心カムが前記一対のフランジに押付けられながら前記外周面における前記コロに接触する部分の幅が大きくなる方向に回転することで、前記偏心カムの回転負荷が大きくなる
定着装置。 - 媒体にトナー像を形成する形成部と、
請求項1に記載の定着装置と、
を備えた画像形成装置。
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JP2016183876A JP6617670B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 定着装置及び画像形成装置 |
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JP6617670B2 true JP6617670B2 (ja) | 2019-12-11 |
Family
ID=61767572
Family Applications (1)
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