JP6617622B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
第1実施形態の定着装置及び画像形成装置の一例を図面に基づき説明する。
図1に示されるように、画像形成装置10は、現像剤像形成手段の一例としての画像形成部12と、定着装置20と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部18とを有している。また、画像形成装置10では、図示しないロール対を含む搬送手段によって、記録媒体の一例としてのフィルム16が搬送されるようになっている。
次に、定着装置20について説明する。
図1に示されるように、画像形成装置10では、搬送されるフィルム16上に画像形成部12によりトナー画像TAが形成される。フィルム16上のトナー画像TAは、定着装置20の前処理部30において前処理(加熱)された後で、定着部50において加熱及び加圧されることで、フィルム16に定着される。
図3(A)に示す熱変形試験装置60は、フィルム16のサンプル16Sを矢印Eで示されるように引っ張る引張部62とサンプル16Sを加熱する加熱部64とを有している。なお、引張部62は、サンプル16Sを引っ張ると共にサンプル16Sにかかる張力を測定することができる。また、フィルム16のサンプル16Sは、幅Hを15mm、長さLを75mmとした。また、本実施形態では、引張部62は、JIS-K−7157に準拠した引っ張り試験を行うことができる。本試験では、日本電産シンポ株式会社製試験器FGS−TVを使用した。
まず室温(25℃)でサンプル16Sを毎分2mmで引っ張り、予め定めた変位になると停止する。また、サンプル16Sの張力を測定する。なお、変位と張力との関係が、図3(B)のグラフのP1で示されている。
次に、本発明の第2実施形態に係る定着装置を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る定着装置を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
次に、本発明の第4実施形態に係る定着装置を図面に基づき説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
次に本発明における効果を確認するため、本発明に係る実施形態の定着装置を用いて以下の実験を行った。
まず、本発明に係る第1実施形態と同じ構造の実施例1の定着装置を準備し、第2温度T2を60℃に設定した状態で第1温度T1を100℃から120℃まで10℃ずつ変化させたときのフィルムのサンプルのしわの再発状況を目視で確認した。同様に、第2温度を80℃、90℃にそれぞれ設定した状態で第1温度T1を100℃から120℃まで10℃ずつ変化させたときのサンプルのしわの再発状況を目視で確認した。なお、本実験に用いたサンプルの熱変形温度は100℃である。また、目視確認の結果は、「A」が最良、「B」が良、「C」が可として評価した。
次に、本発明に係る第2実施形態と同じ構造の実施例2の定着装置を準備し、第1温度T1を120℃に設定し、第3温度T3を100℃に設定した状態で第2温度T2を25℃、60℃、80℃、90℃、100℃に変化させたときのフィルムのサンプルのしわの再発状況を目視で確認した。なお、本実験に用いたサンプルの熱変形温度は100℃である。また、目視確認の結果は、「A」が最良、「B」が良、「C」が可として評価した。
次に、本発明に係る第3実施形態と同じ構造の実施例3の定着装置を準備し、第1温度T1を120℃に設定し、第4温度T4を40℃に設定した状態で第2温度T2を60℃、80℃、90℃、100℃に変化させたときのフィルムのサンプルのしわの再発状況を目視で確認した。なお、本実験に用いたサンプルの熱変形温度は100℃である。また、目視確認の結果は、「A」が最良、「B」が良、「C」が可として評価した。
12 画像形成部(現像剤像形成手段の一例)
16 フィルム(記録媒体の一例)
20 定着装置
32 加熱部
34 エキスパンダーロール(引張手段の一例)
36 温度制御部(第2温度に制御する温度制御部の一例)
50 定着部
70 定着装置
74 温度制御部(第3温度に制御する温度制御部の一例)
76 温度調節ロール
80 定着装置
84 温度制御部(第4温度に制御する温度制御部の一例
86 温度調節ロール
90 定着装置
T1 第1温度
T2 第2温度
T3 第3温度
T4 第4温度
Claims (4)
- 熱可塑性の記録媒体上の現像剤を加熱して記録媒体に定着させる定着部と、
前記定着部よりも前記記録媒体の搬送方向上流側に配置され、前記記録媒体の温度が、前記記録媒体が変形する熱変形温度以上の第1温度となるように前記記録媒体を加熱する加熱部と、
前記記録媒体の搬送方向で前記加熱部と前記定着部との間に配置され、前記記録媒体を幅方向に引っ張る引張手段と、
前記引張手段によって引っ張られている前記記録媒体の温度を前記熱変形温度よりも低い第2温度に制御する温度制御部と、
を有する定着装置。 - 前記加熱部と前記引張手段との間には、前記記録媒体を前記第1温度と前記第2温度との間の第3温度に制御する温度制御部が設けられている、請求項1に記載の定着装置。
- 前記引張手段と前記定着部との間には、前記記録媒体を前記第2温度よりも低い第4温度に制御する温度制御部が設けられている、請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
- 熱可塑性の記録媒体に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
前記現像剤像を加熱して前記記録媒体に定着する請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置と、
を有する画像形成装置。
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