JP6617244B2 - ヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤 - Google Patents

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本発明は、簡単に縮毛をストレートにすることができるヘアストレイトナー(縮毛矯正)機能を有するシャンプー剤であって、特に、アミノ酸系陰イオン界面活性剤の一種であるココイルグルタミン酸TEA水溶液を高濃度で配合したシャンプー剤を使用して髪をシャンプーする時に、櫛、または手櫛しで髪をコーミングして伸ばすことにより、簡単に縮毛をストレートにすることができるヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤に関するものである。
近年の研究によると、一般的に女性の髪は、50代を迎える頃から僅かながらカールをしだし、それが老けて見えるといわれている。それ故、女性には髪のカールを少しでもストレートにして、若く見せたいという願望がある。そのため、カールした髪を、シャンプー剤を使用して髪をシャンプーする時に、櫛、または手櫛しで髪をコーミングして伸ばすという日常の生活習慣の中で、簡易、且つ容易にストレートヘアにするためのヘアストレイトナーが研究されている。そして、従来、簡易なヘアストレイトナーとして、縮毛を、還元剤で毛髪内ジスルフィド結合を開裂させ、櫛または手櫛でコーミングすることにより伸ばし、開裂したジスルフィド結合を空気酸化により再結合させて、髪をストレートにする方法が用いられてきた。しかしながら、この方法では、コーミング時において、イオウを含む還元剤のために、地肌の刺激感、悪臭、毛髪開裂のための髪の損傷、枝毛が発生し、しなやかな手触り、シットリ感がなくなるという欠点があった。また、別の方法として、シャンプー剤にアシルグルタミン酸塩とデンプンの誘導体やカチオン化セルロースを配合し、ダメージケアをする方法も提案されている。
そして、ヘアストレイトナーにつき、過去の特許文献を遡及検索したところ、下記の特許文献に示すヘアストレイトナーが公知である。
特開2006−282532号公報 特開平9−301837号公報 特開平5−117134号公報 特開2005−232049号公報
前記特許文献1記載の発明は、N−アセチルシステインを配合した毛髪化粧料であり、前記特許文献2記載の発明は、1剤式縮毛矯正剤であり、また、前記特許文献3記載の発明は、緩和な縮毛矯正を目的としており、更に前記特許文献4記載の発明は、アミノ活性剤+デンプンダメージ防止を目的とするものである。しかしながら、前記各特許文献に記載の発明は、シャンプー時に、櫛、または手櫛しで、コーミング、洗い流すという、単なる日常の生活習慣だけでは、縮毛をストレートヘアにすることができないという課題があった。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたものであって、シャンプー時に、櫛、または手櫛しで、コーミング、洗い流しという日常の生活習慣だけで、その他の何らかの方法、あるいは手段を用いることなく、簡単に縮毛をストレートヘアにすることができると共に、地肌の刺激感、悪臭から解放され、毛髪の損傷がなく、枝毛ができず、しなやかな手触り、シットリ感を実現することができるヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤を提供しようとするものである。
本発明は、グリセリン5.0重量%、BG2.0重量%、カチオン化セルロース0.5重量%、コカミドDEA5.0重量%、香料0.1重量%、フェノキシエタノール0.35重量%および適量のpH調整剤と、更にシャンプー剤全体として100重量%となるようその重量を調整した精製水とより成るシャンプー剤組成成分に、アミノ酸系陰イオン界面活性剤であるココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、40.0重量%〜60.0重量%の高濃度で含有せしめるという手段を採用することにより、上記課題を解決した。
本発明ヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤は、使用者のシャンプー時に、櫛、または手櫛しで、コーミング、洗い流しという日常の生活習慣だけで、その他の何らかの方法、あるいは手段を用いることなく、簡単に縮毛をストレートヘアにすることができると共に、地肌の刺激感、悪臭から解放され、毛髪の損傷がなく、枝毛ができず、しなやかな手触り、シットリ感を実現して縮毛を矯正することができるという優れた効果を奏することができるのである。
表1に示された実施例1〜4によるシャンプー剤を、それぞれ塗布してテストする前の同一人からカットした縮毛の写真である。 図1の各縮毛に、表1の実施例1〜4によるシャンプー剤を、それぞれ5g塗布し、手櫛しで(手の指を使いコーミング)20回コーミングし、10分間放置後、水道水で、10回手櫛しで洗い流した後乾燥し、この手順を6日間毎朝繰り返した縮毛矯正テストの最終結果の写真である。
従来、シャンプー剤に配合されている陰イオン界面活性剤は、エーテル硫酸塩、エステル硫酸塩が主流で、洗浄力があり、安価であるため汎用されている。しかし、これらは洗浄力が強すぎるため、刺激が強く、髪が脱脂されて髪が傷みやすいという問題点がある。一方、アミノ酸系の陰イオン界面活性剤は、洗浄力は劣るものの、髪に残りやすく、髪をスムースにし、シットリさせることができるという性質がある。本発明者らは、前記アミノ酸系の陰イオン界面活性剤が髪に残りやすく、髪をスムースにし、且つシットリさせることができるという性質に着目し、これをヘアストレイトナーに利用すべく研究開発した。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アミノ酸系陰イオン界面活性剤であるココイルグルタミン酸TEA水溶液を高濃度で配合してシャンプー剤とすることにより、該シャンプー剤を使用して髪をシャンプーする時に、櫛、または手櫛しで髪をコーミングして、洗い流すというシャンプー時における日常の生活習慣を数回繰り返すことにより、縮毛をストレートにし、地肌の刺激感がなく、悪臭から解放され、毛髪の損傷がなく、枝毛ができず、しなやかな手触り、シットリ感のある、縮毛矯正機能を有することを確認した。
本発明者らによる、種々テストの結果、髪をストレートにする力は、アミノ酸系陰イオン界面活性剤のアミノ酸の分子量に比例し、グリシン、アラニン、グルタミン酸の順で、髪をストレートにする力を発揮できることを確認した。更に具体的には、アシルグリシン塩、アシルアラニン塩、アシルグルタミン酸塩の順で、髪をストレートにする力が発揮できることを確認した。更に、髪をストレートにする力は、シャンプー剤に含有するアミノ酸系陰イオン界面活性剤の濃度にも依存していることも確認した。
本発明シャンプー剤に含有するアミノ酸系陰イオン界面活性剤には、ココイルグルタミン酸TEA(高級脂肪酸アシルグルタミン酸塩)、ココイルアラニンTEA(高級脂肪酸アシルアラニン塩)、ココイルグリシンTEA(高級脂肪酸アシルグリシン塩)、ココイルグルタミン酸Naおよびココイルグルタミン酸K等がある。更に、普通一般にシャンプー剤に含有されている界面活性剤として、アミノ酸系陰イオン界面活性剤ではないが、パレス−3硫酸Naが知られている。後述する表1・2に示すように、本発明者らが前記各界面活性剤の水溶液を含有したシャンプー剤を使用して、縮毛矯正効果につきテストした結果、これらは、髪に吸着して残りやすく、櫛、または手櫛しで繰り返しコーミングすることにより、縮毛を矯正するこができるということが判明した。そして、前記テストの結果、テスト試料のうち、ココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、シャンプー剤に40.0〜60.0重量%の高濃度で含有せしめると、優れた縮毛矯正効果が得られたことを確認した。これにより、本発明者らは、本発明ヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤に高濃度で含有せしめる界面活性剤として、前記ココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を採用した。
前記本発明シャンプー剤に高濃度で含有せしめる界面活性剤として採用したココイルグルタミンTEA30%水溶液は、天然ヤシの脂肪酸とアミノ酸から合成したココイルグルタミン酸をトリエタノールアミンで中和して塩にし水溶液にしたもので、その特徴は低刺激で泡立ちがよく、洗浄力は強過ぎず控えめでありマイルドに汚れを落とすことができ、且つ髪に対しては、感触も滑らかで、毛髪の保護、修復効果、吸着性もあるので、洗い上がりはしっとりしたものとなるという効果を有するが、本発明は前記効果を有するココイルグルタミンTEA30%水溶液に注目し、これを縮毛矯正に利用したものである。
そして、前記ココイルグルタミン酸TEAは、特に限定する必要はないが、株式会社味の素社製の商品名「アミソフトCT−12(N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液)」、「アミソフトLT−12(ラウロイル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液)」、「アミノサ−ファクトACM−L」のいずれかを使用することが推奨される。なお、後述する表1・2におけるココイルグルタミン酸TEA水溶液としては、前記「アミソフトCT−12(N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液)」を採用した。
更に、本発明は、前記効果を有するココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、シャンプー剤の素材として一般に汎用されている、湿潤剤、カチオン化セルロース、ノニオン性界面活性剤、油脂類等の油剤、シリコーン類、植物エキス、キレート剤、ポリグリセリン類、有機酸、香料、防腐剤、色素等に含有せしめることができるが、後述する表1・2に示すように、ココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、グリセリン、BG、カチオン化セルロース、コカミドDEA、香料、pH調整剤(pH7.5に調整)、フェノキシエタノールおよび精製水より成るシャンプー剤に高濃度で含有せしめることにより、本発明ヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤を得た。
そして、本発明者らは、表1・2に示す実施例1および実施例3〜12として、本発明において採用する必須成分であるココイルグルタミン酸TEA30%水溶液の外に、それと類似成分であるココイルアラニンTEA30%水溶液、ココイルグリシンTEA30%水溶液、ココイルグルタミン酸Na30%水溶液およびココイルグルタミン酸K30%水溶液を、各実施例記載の重量比率の素材にそれぞれ高濃度で含有せしめると共に、実施例2として、アミノ酸系陰イオン界面活性剤ではないパレス−3硫酸Na29%水溶液を、実施例記載の重量比率の素材に高濃度で配合して縮毛矯正の比較テストを実施した。更に、比較のために、比較例として、通常市販されているシャンプー剤に含有されているパレス−3硫酸Na29%水溶液を、実施例記載の重量比率より成る素材に市販品と同等の低濃度で含有せしめ、縮毛矯正の比較テストを実施した。なお、表1・2において、(W/W%)と記載されているのは、重量%のことである。
Figure 0006617244
Figure 0006617244
前記テストした実施例3・7・8のココイルグルタミン酸TEA30%水溶液、実施例1のココイルアラニンTEA30%水溶液、実施例4のココイルグリシンTEA30%水溶液、実施例5・9・10のココイルグルタミン酸Na30%水溶液および実施例6・11・12のココイルグルタミン酸K30%水溶液を、それぞれ各40重量%・50重量%・60重量%の高濃度として、これを前記素材に含有せしめた。なお、実施例2のアミノ酸系陰イオン界面活性剤ではないパレス−3硫酸Na29%水溶液は、前記素材への含有割合を51.7重量%の高濃度にした。
前記表1・2の実施例1および実施例3〜実施例12に示すように、グリセリン5.0重量%、BG2.0重量%、カチオン化セルロース0.5重量%、コカミドDEA5.0重量%、香料0.1重量%、フェノキシエタノール0.35重量%および適量のpH調整剤と、更にシャンプー剤全体として100重量%となるようその重量を調整した精製水とより成るシャンプー剤組成成分に、アミノ酸系陰イオン界面活性剤であるココイルグルタミン酸TEA30%水溶液、ココイルアラニンTEA30%水溶液、ココイルグリシンTEA30水溶液、ココイルグルタミン酸Na30%水溶液およびココイルグルタミン酸K30%水溶液を、それぞれ各40重量%・50重量%・60重量%の高濃度として含有せしめてシャンプー剤とした。
一方、実施例2に示すように、グリセリン5.0重量%、BG2.0重量%、カチオン化セルロース0.5重量%、コカミドDEA5.0重量%、香料0.1重量%、フェノキシエタノール0.35重量%および適量のpH調整剤と、更にシャンプー剤全体として100重量%となるようその重量を調整した精製水とより成るシャンプー剤組成成分に、アミノ酸系陰イオン界面活性剤ではないパレス−3硫酸Na29%水溶液51.7重量%を含有せしめてシャンプー剤とした。
更に、比較のために、比較例として、表1に示すように、グリセリン5.0重量%、BG2.0重量%、カチオン化セルロース0.5重量%、コカミドDEA5.0重量%、香料0.1重量%、フェノキシエタノール0.35重量%および適量のpH調整剤と、更にシャンプー剤全体として100重量%となるようその重量を調整した精製水とより成るシャンプー剤組成成分に、通常一般のシャンプー剤に含有されている前記パレス−3硫酸Na29%水溶液20重量%の低濃度で含有せしめてシャンプー剤とした。
前記表1・2に示す組成より成る各シャンプー剤試料について、下記評価法にて、それぞれ評価し、その結果を表3・4に示した。
(イ)ストレート効果(髪の伸び率)、
(ロ)ストレート感、
(ハ)臭い、
(ニ)刺激感、
(ホ)シットリ感、
(ヘ)スムーズ感
Figure 0006617244
Figure 0006617244
前記評価方法は、パーマやブリーチ等化学的処理を行っていない縮毛に、実施例1〜12のシャンプー剤、および比較例1のシャンプー剤を、それぞれ5g塗布し、手櫛しで(手の指を使いコーミング)20回コーミングし、10分間放置後、水道水で、10回手櫛しで洗い流した後、乾燥した。この手順を6日間毎朝繰り返した。その縮毛を、3名のパネルで評価した。
評価法
(イ)ストレート効果率
(最終乾燥後の縮毛の長さ/縮毛の元の長さ)×100=ストレート効果率
(ロ)ストレート感
ストレート感が非常にある 4点
ストレート感がある 3点
ストレート感があまりない。 2点
ストレート感がまったくない。 1点
(ハ)匂い
匂いが非常によい。 4点
匂いがよい。 3点
匂いがあまり良くない。 2点
匂いが悪い。 1点
(ニ)刺激臭
刺激臭が全くない。 4点
刺激臭がない。 3点
刺激臭がある。 2点
刺激臭が非常にある。 1点
(ホ)シットリ感
非常シットリする。 4点
シットリする。 3点
シットリしない。 2点
全くシットリしない。 1点
(ヘ)スムーズ感
非常スムーズである。 4点
スムーズである。 3点
スムーズでない。 2点
全くスムーズでない。 1点
判定基準
全パネルの評価の平均値
総合評価
平均値が3.5以上 ◎
平均値が2.5以上3.5未満 ○
平均値が1.5以上2.5未満 △
平均値が1.5未満 ×
前記表3・4の評価結果から明らかなように、実施例3・7・8のココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、それぞれ40重量%、50重量%、60重量%の高濃度で含有したシャンプー剤を使用すると、髪の伸び率、ストレート感、匂い、刺激臭、シットリ感、の効果において優れているものであることを確認した。また、その他実施例1および実施例4〜実施例12に示すココイルグルタミン酸TEA30%水溶液、ココイルグルタミン酸Na30%水溶液、ココイルグルタミン酸K30%水溶液を、それぞれ各40重量%、50重量%、60重量%の高濃度で含有したシャンプーのシャンプー剤も、ストレート効果率、ストレート感では、共に優れているが、感触(シットリ感、スムース感)においては、前記ココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、それぞれ40重量%、50重量%、60重量%を高濃度で含有するシャンプー剤が、特に優れていることを確認した。
なお、実施例2に示す通常市販されているシャンプー剤に含有されており、アミノ酸系陰イオン界面活性剤ではないパレス−3硫酸Na29%水溶液を高濃度で含有したシャンプー剤、および比較例として、表1に示した前記パレス−3硫酸Na29%水溶液20重量%を低濃度で含有するシャンプー剤のいずれも、髪の伸び率、ストレート感、匂い、刺激臭、シットリ感、の効果において、前記実施例3のココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を高濃度で含有するシャンプー剤に比べて劣っていることを確認した。そして、表1・2において、(W/W%)と記載されているのは、重量%のことである。
すなわち、図1は、前記表1に示された実施例1〜4のシャンプー剤を、それぞれ塗布してテストする前の同一人からカットした縮毛の写真であり、図2は、前記図1の各縮毛に、前記実施例1〜4によるシャンプー剤を、それぞれ5g塗布し、手櫛しで(手の指を使いコーミング)20回コーミングし、10分間放置後、水道水で、10回手櫛しで洗い流した後乾燥し、この手順を6日間毎朝繰り返した縮毛矯正テストの最終結果の写真である。
そして、図2に示す実施例1〜4のシャンプー剤を使用した縮毛効果テストの写真中、前記実施例3のココイルグルタミン酸TEA30重量%水溶液を含有するシャンプー剤を使用すると、優れた縮毛矯正効果が得られることが、表3に示すように明らかとなった。なお、その他の実施例5〜12については、前記実施例1〜4のシャンプー剤に比べて、多少劣るが、ある程度の縮毛効果を認めることができたが、写真的には図2の写真と余り変化が認められなかったので写真の提出を見送った。
前記図1および図2の写真から判断して、グリセリン5.0重量%、BG2.0重量%、カチオン化セルロース0.5重量%、コカミドDEA5.0重量%、香料0.1重量%、フェノキシエタノール0.35重量%および適量のpH調整剤と、更にシャンプー剤全体として100重量%となるようその重量を調整した精製水とより成るシャンプー剤組成成分に、アミノ酸系陰イオン界面活性剤であるココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、40.0重量%〜60.0重量%の高濃度で含有せしめたものが、特に優れた縮毛矯正機能を備えていること確認できた。

Claims (1)

  1. グリセリン5.0重量%、BG2.0重量%、カチオン化セルロース0.5重量%、コカミドDEA5.0重量%、香料0.1重量%、フェノキシエタノール0.35重量%および適量のpH調整剤と、更にシャンプー剤全体として100重量%となるようその重量を調整した精製水とより成るシャンプー剤組成成分に、アミノ酸系陰イオン界面活性剤であるココイルグルタミン酸TEA30%水溶液を、40.0重量%〜60.0重量%の高濃度で含有せしめることを特徴とするヘアストレイトナー機能を有するシャンプー剤。
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