JP6616588B2 - 端末制御システム - Google Patents

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Description

本願は、端末の制御を行う端末制御システム等に関する。
従来の計測システムには、計測スケジュールに応じた起動時刻を各端末に設定しておき、所定サイクル毎に、複数の端末からホスト端末に対して計測データを送信させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の無線端末装置には、自己の属するグループの起動タイミングになると、スリープ状態を解除して自己の属するグループ宛てのビーコンを受信するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2011−124949号公報 特開2011−66911号公報
しかしながら、上記従来の計測システム又は無線端末装置では、各端末の起動タイミングを更新することについての考慮がなされていない。このため、端末数の増減や端末間ネットワーク構成の変更等に柔軟に対応することができない。
例えば、上記従来の計測システム又は無線端末装置では、電池駆動の無線通信端末を用いているため省電力を考慮して、端末毎にきめ細かな起動タイミングが設定されていることがある。このため、端末数が増減した場合や、端末間ネットワーク構成に変更があった場合には、各端末の起動タイミングを一斉に再設定しなればならない。また、システム運転中にはそれぞれの端末が設定時刻毎に起動するため、起動タイミングの再設定は、全端末が停止しているときに行われなければならず再設定する期間が限られる。特にプラントにおける無線センサネットワークシステムの場合、プラントの操業停止時期を待たなければ、起動タイミングの再設定やメンテナンス等を十分に行うことができないという事情が存在する。
したがって本願が解決しようとする課題は、端末数の増減や端末間ネットワーク構成の変更等に柔軟に対応することのできる端末制御システムを提供することである。
上記課題を解決するため、本願に開示する端末制御システムは、
複数の端末装置と、前記複数の端末装置を制御する制御装置とを含む端末制御システムであって、
前記制御装置は、
前記端末装置を起動時刻に起動させるための起動データを前記端末装置毎に管理する起動データ管理部を備え、
前記端末装置は、
内容が異なる複数の前記起動データを記憶する起動データ記憶部と、
前記起動データ記憶部に記憶している第1の起動データに基づいて起動時刻を決定する起動時刻決定部と、
前記起動時刻決定部において決定された起動時刻に基づいて前記端末装置を起動させる起動制御部とを備え、
前記起動時刻決定部は、前記制御装置から更新指示を受けると、前記起動データ記憶部に記憶している第2の起動データに基づいて起動時刻を決定する。
本願明細書の開示によれば、端末数の増減や端末間ネットワーク構成の変更等に柔軟に対応することのできる端末制御システムを提供することが可能となる。
端末制御システム1の全体構成の例を示す図である。 端末制御システム1の機能ブロック図の一例を示す図である。 端末制御装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。 初期設定処理のフローチャートの一例を示す図である。 オフセット時間管理データ443の一例を示す図である。 起動時刻の算出の一例を模式的に示す図である。 測定周期データ及びオフセット時間データの一例を示す図である。 測定周期データ及びオフセット時間データの一例を示す図である。 測定周期データ及びオフセット時間データの一例を示す図である。 起動時刻算出処理のフローチャートの一例を示す図である。 計測処理のフローチャートの一例を示す図である。 計測データの一例を示す図である。 更新指示データの一例を示す図である。 起動時刻算出処理のフローチャートの一例を示す図である。
以下、本願の端末制御システムを構成する端末装置及び端末制御装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、本願の端末制御システムを構成する端末装置及び端末制御装置を、スチームトラップの動作状態を計測する端末装置及び、これを制御する端末制御装置に適用した場合を例示して説明する。また、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
[1.第1の実施形態]
[1−1.端末制御システムの全体構成]
図1は、本願の第1の実施形態にかかる端末制御システム1の全体構成の例を示す図である。端末制御システム1は、例えば、1つの端末制御装置2と、複数の端末装置3(3a、3b…)と、複数の中継機4とを含む。例えば端末制御装置2と中継機4は、いずれも無線通信機能を有し、相互に無線通信可能である。例えば端末装置3と中継機4は、いずれも無線通信機能を有し、相互に無線通信可能である。なお、図1においては、説明上、端末制御装置2と、端末装置3と、中継機4とを線を用いて接続しているが、無線通信機能を有する場合には何らかの接続線は必要ない。
端末装置3は、例えば、予め設定した起動時刻に起動して、蒸気配管設備に設置されたスチームトラップの動作状態を計測し、その計測データを端末制御装置2に向けて送出する。なお、端末装置3が起動することを「起床」と呼ぶことがある。
また、端末装置3は、1以上の端末装置3によりグループを形成する。例えば図1に示すように、グループ1は5つの端末装置3(3a〜3e)から形成され、グループ2は2つの端末装置3(3f、3g)から形成され、グループ3は3つの端末装置3(3h〜3i)から形成される。
端末制御装置2は、例えば、各端末装置3の起動スケジュールを決定し、そのために必要なデータを各端末装置3に設定する。また、端末制御装置2は、例えば端末装置3から計測データを受信する。
中継機4は、例えば端末制御装置2と端末装置3との間における通信データを中継するリピータとして動作する。
[1−2.端末制御システムの機能ブロック図]
図2は、端末制御システム1の機能ブロック図の一例を示す図である。
[1−2−1.端末制御装置2の機能ブロック図]
端末制御装置2は、通信時間を算出する通信時間算出部21と、オフセット時間を算出するオフセット時間算出部22と、算出したオフセット時間を管理するオフセット時間管理部23と、オフセット時間及び測定周期の更新を管理する更新管理部24と、測定周期を管理する測定周期管理部25と、端末装置3から受信した計測データを記憶する計測データ記憶部26とを備える。
通信時間算出部21は、例えば端末制御装置2、端末装置3及び中継機4が通信する場合の通信時間を、各装置間のホップ数等に基づいて算出することができる。
オフセット時間算出部22は、例えば2つの端末装置3が連続して端末処理を実行する場合、先の端末装置3の通信時間と、後の端末装置3のオフセット時間とが同じになるように、後の端末装置3のオフセット時間を算出することができる。
ここでオフセット時間とは、同じ期間内に端末処理を行う複数の端末装置3が存在する場合に、送信処理を行う端末装置3が、先に送信処理を行っている端末装置3の処理時間又はその他の時間を待つ時間をいう。
よって、後の端末装置3は、オフセット時間が経過するまでに測定データの送信準備を完了していれば、先の端末装置3の通信時間が終了すると同時に、測定データの送信を開始することができる。これにより、先の端末装置3の通信時間と、後の端末装置3の通信時間とが重複することを回避して、各端末装置3の電力を有効に使用することができる。
オフセット時間管理部23は、例えば上記において算出したオフセット時間を、各端末装置3が属するグループに対応付けて管理することができる。なお、オフセット時間管理部23が管理するオフセット時間を示すデータは、対応する各端末装置3に無線通信により送信される。
測定周期管理部25は、例えば端末装置3毎に設定された測定周期を、各端末装置3に対応付けて管理することができる。なお、測定周期管理部25が管理する測定周期を示すデータは、対応する各端末装置3に無線通信により送信される。
更新管理部24は、オフセット時間管理部23で管理しているオフセット時間の更新状態、及び、測定周期管理部25で管理している測定周期の更新状態をそれぞれ管理することができる。ここで、更新状態とは、端末制御装置のオペレータ等によって測定周期又はオフセット時間が変更された事実やその内容(更新時刻や更新内容等)の情報を含む概念である。測定データ記憶部26は、例えば端末装置3から受信した計測データを、各端末装置3に対応付けて保持することができる。
[1−2−2.端末装置3の機能ブロック図]
端末装置3は、端末制御装置2からオフセット時間及び測定周期の更新指示を受け付ける更新受付部30と、複数のオフセット時間を記録するオフセット時間記憶部31と、受け付けた更新指示をデータとして記憶する更新指示記憶部32と、複数の測定周期を記録する測定周期記憶部33と、オフセット時間及び測定周期に基づいて起動時刻を決定する起動時刻決定部34と、決定した起動時刻を保持する起動時刻保持部35と、保持されている起動時刻に起動するように端末装置3の起動を制御する起動制御部36と、スチームトラップ5の動作状態を計測する計測部37とを備える。
オフセット時間記憶部31は、例えば端末制御装置2にて算出されたオフセット時間を記録しておくことができる。
起動時刻算出部32は、例えば現在時刻と測定周期とに基づいて基準時刻を算出し、基準時刻にオフセット時間を加算して、測定データの通信時間を減算した時刻を、当該端末装置3の次回起動時刻として算出することができる。また、算出された次回起動時刻は、起動制御部34に設定される。
測定周期記憶部33は、例えば端末制御装置2にて管理されている、当該端末装置3についての測定周期を記録しておくことができる。
起動制御部34は、上述した起動時刻算出部32により算出された次回起動時刻において当該端末装置3が起動するように制御することができる。
計測部35は、例えばスチームトラップ5の表面温度及び/又は超音波振動を計測することができる。なお、計測部35が計測したスチームトラップ5の計測データは、端末制御装置2に無線通信により送信される。
[1−3.端末制御システムのハードウェア構成例]
[1−3−1.端末制御装置2のハードウェア構成例]
図3は、端末制御装置2を、CPU等を用いて実現したハードウェア構成の一例を示す図である。端末制御装置2は、例えばノート型のパーソナルコンピュータを用いて構成することができる。
端末制御装置2は、ディスプレイ41、CPU42、RAM(Random Access Memory)43、ハードディスク44、キーボード/マウス45及び、無線通信回路46を備える。
ディスプレイ41は、キーボード/マウス45からの入力内容や計測データ等を表示することができる。CPU42は、ハードディスク44に記憶されている端末制御プログラム442を実行することができる。RAM43は、CPU42にアドレス空間を提供することができる。
ハードディスク44は、OS(オペレーティング・システム)441、端末制御プログラム442、オフセット時間管理データ443、測定周期管理データ444及び、計測データ445等を記憶しておくことができる。キーボード/マウス45は、端末装置3を制御するための入力操作をユーザから受け付けることができる。無線通信回路46は、端末装置3又は中継機4と無線通信することができる。
図2に示した端末制御装置2を構成する、通信時間算出部21、オフセット時間算出部22及び更新管理部24は、CPU42上において端末制御プログラム442を実行することによって実現される。オフセット時間管理部23、測定周期管理部25及び、計測データ記憶部26は、ハードディスク44上において、オフセット時間管理データ443、測定周期管理データ444及び、計測データ445に割り当てられた領域がそれぞれ該当する。
[1−3−2.端末装置3のハードウェア構成例]
図4は、端末装置3を、CPU等を用いて実現したハードウェア構成の一例を示す図である。端末装置3は、RTC(Real Time Clock)51、CPU52、RAM53、計測センサ54、無線通信回路55、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)56及び、バッテリー57を備える。
RTC51は、クロック機能により、現在時刻を示すデータを提供できるとともに、タイマー機能により、設定された起動時刻データ511に対応する時刻に当該端末装置3を起動させることができる。CPU52は、EEPROM56に記憶されている端末処理プログラム561を実行することができる。RAM53は、CPU52にアドレス空間を提供することができるとともに、計測データ531等を記憶しておくことができる。
計測センサ54は、例えば圧電素子を用いた振動センサや熱電対を用いた温度センサにより、スチームトラップ5の動作状態を計測することができる。無線通信回路55は、端末制御装置2又は中継機4と通信することができる。EEPROM56は、端末処理プログラム561、測定周期データ562(現行データ5621及び更新データ5622)、オフセット時間データ563(現行データ5631及び更新データ5632)及び更新指示フラグ564を記憶しておくことができる。バッテリー57は、端末装置3の各部に電源を供給することができる。バッテリー57は、例えば乾電池や蓄電池が該当する。
図2に示した端末装置3を構成する、更新受付部30及び起動時刻決定部34は、CPU52上において端末処理プログラム561を実行することによって実現される。オフセット時間記憶部31、更新指示データ記憶部32及び測定周期記憶部33は、EEPROM56上において、オフセット時間データ563、更新指示フラグ564及び測定周期データ562に割り当てられた領域がそれぞれ該当する。起動制御部34は、RTC51が該当する。計測部37は、計測センサ54が該当する。起動時刻保持部35は、RTC51において起動時刻データ511に割り当てられた領域が該当する。
[1−4.初期設定処理のフローチャート]
図5は、端末制御システム1における初期設定処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、以下においては、端末制御装置2と端末装置3とが連携して処理を行う例を説明するが、これら2つの装置は必ずしも連携して処理を行う必要はない。例えば、端末制御装置2がステップS101〜S106を実行した後、これに連動して端末装置3がステップS107〜S110の処理を実行する必要はない。
端末制御装置2のユーザがキーボード/マウス45を操作することにより、初期設定処理を開始させるための指令を入力すると、端末制御装置2のCPU42は、端末装置3にかかるグループ毎の通信時間を算出する(ステップS101)。CPU42は、例えば、端末制御装置2と端末装置3とが通信を行う場合に経由する中継機4の数に応じたホップ数に基づいて、グループ毎の通信時間を算出する。
具体的には、図1に示すように、グループ1に属する端末装置3aのホップ数は「5(図1において、端末装置3aと中継機4とを結ぶ線に沿ってかっこ書きで示された数字に該当する。)」である。同様に、グループ1に属する端末装置3bのホップ数は「4」であり、グループ1に属する端末装置3c〜3eのホップ数はそれぞれ「3」である。したがって、グループ1の全体ホップ数は、端末装置3a〜3eのホップ数の合計である「18」となる。
1ホップ数当たりの通信時間を、例えば「0.5秒」とすると、グループ1の通信時間(すなわちグループ1に属する全端末装置の通信時間の合計)は、全体ホップ数「18」に、1ホップ数当たりの通信時間「0.5秒」を乗じた「9秒」と算出できる。
同様に、グループ2に属する端末装置3f及び3gのホップ数はそれぞれ「3」であるので、グループ2の全体ホップ数は、端末装置3f及び3gのホップ数の合計である「6」となる。よって、グループ2の通信時間(すなわちグループ2に属する全端末装置の通信時間の合計)は、全体ホップ数「6」に、1ホップ数当たりの通信時間「0.5秒」を乗じた「3秒」となる。
同様に、グループ3に属する端末装置3hのホップ数は「4」であり、グループ3に属する端末装置3i及び3jのホップ数はそれぞれ「5」であるので、グループ3の全体ホップ数は、端末装置3h〜3jのホップ数の合計である「14」となる。よって、グループ3の通信時間(すなわちグループ3に属する全端末装置の通信時間の合計)は、全体ホップ数「14」に、1ホップ数当たりの通信時間「0.5秒」を乗じた「7秒」となる。
以上のように、グループ1の通信時間は「9秒」、グループ2の通信時間は「3秒」、グループ3の通信時間は「7秒」とそれぞれ算出される。
CPU42は、端末装置3のグループを1つ選択する(ステップS102)。例えば、グループの選択順は端末装置や中継機を効率よく稼働させることのできる順序で決定することができる。本実施形態においては、グループ1、グループ2及びグループ3の順にグループを選択するものとする。
CPU42は、直前グループの通信時間とオフセット時間とに基づいて、当該グループに属する各端末装置のオフセット時間を算出する(ステップS103)。例えばCPU42は、直前グループに属する全端末装置3の通信時間の合計と、直前グループに属する各端末装置3のオフセット時間との合計を、当該グループに属する各端末装置のオフセット時間とすることができる。なお、グループ1を選択した場合は直前のグループが存在しないため、グループ1に属する端末装置3のオフセット時間に、例えば所定値「5秒」を設定する。また、オフセット時間として「5秒」以外の所定値を設定するようにしてもよい。
CPU42は、上記において算出したオフセット時間を、各グループに対応付けてハードディスク44上のオフセット時間管理データ443に記録する(ステップS104)。図6は、オフセット時間管理データ443の一例を示す図である。CPU42は、例えばグループ1のオフセット時間として「5秒」を記録する。
CPU42は、未処理のグループがあるか判断し(ステップS105)、グループがあれば上記ステップS102に戻って処理を繰り返す(ステップS105におけるYes判断)。
上記ステップS102にてグループ2を選択した場合、ステップS103においてCPU42は、直前グループであるグループ1の通信時間「9秒」と、グループ1のオフセット時間「5秒」との合計である「14秒」を、グループ2に属する各端末装置3のオフセット時間として設定する。
上記ステップS102にてグループ3を選択した場合、ステップS103においてCPU42は、直前グループであるグループ2の通信時間「3秒」と、グループ2のオフセット時間「14秒」との合計である「17秒」を、グループ3に属する各端末装置3のオフセット時間として設定する。
このように、CPU42は、直前グループの通信時間とオフセット時間との合計を、これに連続して通信を行う別のグループのオフセット時間に設定する。例えば、CPU42は、グループ2のオフセット時間として「14秒」、グループ3のオフセット時間として「17秒」をそれぞれ記録する。
図7は、端末装置3の起動時刻を算出する場合の処理の一例を模式的に示す図である。図7に示すように、各グループに対応付けて記録されるオフセット時間Toff1(5秒)、Toff2(14秒)、Toff3(17秒)がそれぞれ設定される。
CPU42は、各グループに対応付けて記録したオフセット時間を、各グループに属する各端末装置3に送信する(ステップS106)。なお、グループと端末装置との対応表(図示しない)は、予めCPU42が認識可能なように端末制御装置2内に記録されているものとする。
例えば、CPU42は、オフセット時間「5秒」をグループ1に属する端末装置3a〜3eに送信し、オフセット時間「14秒」を端末装置3f及び3gに送信し、オフセット時間「17秒」を端末装置3h〜3jに送信する。
上述したように、端末制御装置2と端末装置3は必ずしも連動する必要はない。例えば、計測対象のスチームトラップ5が設置されている蒸気配管設備から離れた場所において、端末制御装置2のユーザが上記ステップS101〜S105の処理を実行させた後、スチームトラップ5が設置されている蒸気配管設備の近辺に移動してから、上記ステップS106の処理を実行させるようにしてもよい。
各端末装置3のCPU52は、端末制御装置2からオフセット時間を受信すると、受信したオフセット時間をEEPROM56のオフセット時間データ563に記録する(ステップS107)。図8A、図8B及び図8Cは、グループ1〜3のそれぞれに属する端末装置3のEEPROM56に記録される測定周期データ及びオフセット時間データの一例を示す図である。
例えばグループ1に属する端末装置3a〜3eの各CPU52は、自己の端末装置のオフセット時間として「5秒」72を記録する。例えばグループ2に属する端末装置3f及び3gの各CPU52は、自己の端末装置のオフセット時間として「14秒」72を記録する。例えばグループ3に属する端末装置3h〜3iの各CPU52は、自己の端末装置のオフセット時間として「17秒」72を記録する。
CPU52は、起動時刻算出処理をサブルーチンで実行する(ステップS108)。図9は、端末装置における起動時刻算出処理のサブルーチンのフローチャートの一例を示す図である。
CPU52は、RTCから現在時刻を取得する(ステップS201)。例えば、図7に示すように、CPU52は、現在時刻Tnowとして「06時45分30秒」を取得する。
CPU52は、ステップS202にて「更新指示がない」と判断した場合(ステップS202)、現行の測定周期データ(第一の起動データ)を読み込む(ステップS206)。例えばCPU52は、更新指示フラグ564に記録しているデータが「更新指示がない」を示す「F」である場合、図8Aに示した測定周期データ562aから、測定周期データとして「60分」を読み込む。
なお、図8A〜図8Cに示す測定周期データ562a〜562cの各データは、予め対応するグループの各端末装置3に設定されているものとする。例えば、上述した初期設定処理において、端末制御装置2から端末装置3に対応する測定周期データを送信するようにしてもよい。また、ステップS202にて「更新指示がある」場合については後述する。
CPU52は、現在時刻と測定周期から次回の基準時刻を算出する(ステップS207)。なお、図7に示すように、全ての端末装置3が起動時刻を算出する場合の原点となる原点時刻を「00時00分00秒」とする。なお、原点時刻は、全ての端末装置3に共通して設定される時刻であれば上記原点時刻以外の時刻でもよい。
CPU52は、例えば、原点時刻から起算した測定周期の倍数となる時刻のうち、現在時刻より未来の時刻であって、かつ、現在時刻に最も近い時刻を、次回の基準時刻として決定する。図7に示すように、原点時刻が「00時00分00秒」、現在時刻Tnowが「06時45分30秒」及び、測定周期Tcycが「60分」である場合、基準時刻Tnxtは「07時00分00秒」と算出できる。
CPU52は、現行のオフセット時間データ(第二の起動データ)を読み込む(ステップS208)。例えば、グループ1に属する端末装置3a〜3eのCPU52は、図8Aに示したオフセット時間データ563aから、オフセット時間データとして「5秒」を読み込む。
CPU52は、基準時刻、オフセット時間及び、測定時間に基づいて、端末装置3が次回に起動すべき時刻(次回起動時刻)を算出する(ステップS209)。ここで測定時間としては、端末装置3の計測センサ54がスチームトラップの動作状況を計測するのに十分な時間として「2秒」を設定しているものとする。なお、測定時間は、「2秒」より長くても短くてもよい。
例えば、グループ1に属する端末装置3a〜3eの各CPU52は、基準時刻Tnxt「07時00分00秒」に、図8Aに示すグループ1に属する端末装置3のオフセット時間「5秒」563aを加算して、上述した計測センサ54の測定時間「2秒」を減算した時刻である「07時00分03秒」を、自己の次回起動時刻として算出する。
同様に、例えば、グループ2に属する端末装置3f、3gの各CPU52は、基準時刻Tnxt「07時00分00秒」に、図8Bに示すグループ2に属する端末装置3のオフセット時間「14秒」563bを加算して、上述した計測センサ54の測定時間「2秒」を減算した時刻である「07時00分12秒」を、自己の次回起動時刻として算出する。
同様に、例えば、グループ3に属する端末装置3h〜3jの各CPU52は、基準時刻Tnxt「07時00分00秒」に、図8Cに示すグループ2に属する端末装置3のオフセット時間「17秒」563cを加算して、上述した計測センサ54の測定時間「2秒」を減算した時刻である「07時00分15秒」を、自己の次回起動時刻として算出する。
図9のサブルーチン処理を終えるとCPU52は、図5のステップS109に戻り、算出した次回起動時刻をRTCにセットする。例えばグループ1に属する端末装置3a〜3eの各CPU52は、次回起動時刻「07時00分03秒」を、RTC51の起動時刻データ511(図4)にセットする。
同様に、グループ2に属する端末装置3f、3gの各CPU52は、次回起動時刻「07時00分12秒」を、RTC51の起動時刻データ511にセットする。また、グループ3に属する端末装置3h〜3jの各CPU52は、次回起動時刻「07時00分15秒」を、RTC51の起動時刻データ511(図4)にセットする。
次回起動時刻をRTC51にセットした後、CPU52は、端末装置3の電源をオフにする。これにより、端末装置3は次回起動時刻になるまで起床することがないので、バッテリー消費を抑えることができる。なお、端末装置3の電源をオフにした状態を「就寝状態」と呼ぶことがある。就寝状態にある場合、端末装置3のRTC51には電源が供給されており、RTC51のタイマー機能が動作可能な状態となっている。
[1−5.計測処理のフローチャート]
図10は、端末制御システム1にかかる計測処理のフローチャートの一例を示す図である。
上述したように、端末装置3は、RTC51にセットした起動時刻に起動する。具体的には、RTC51のタイマー機能により発信される起動信号によりバッテリー57から端末装置3の各部に電源が供給され、端末装置3が起動する。
バッテリー57からの電源供給を受けると、端末装置3のCPU52は、計測センサ54に計測命令を出力する(ステップS301)。計測センサ54が温度センサの場合、例えばスチームトラップ5の外表面の温度を熱電対により計測する。
また、計測センサ54が振動センサの場合、例えばスチームトラップ5に設けられた弁ディスクが動作した場合に発生する動作音や、スチームトラップ5の内部通路を蒸気が勢いよく流れた場合に発生する超音波による振動を圧電素子により計測する。
なお、計測センサ54は、温度センサと振動センサの両方を複合的に備えていてもよい。また、その他のセンサを単独又は複合的に備えていてもよい。
CPU52は、計測センサ54から計測データを取得する(ステップS302)。CPU52は、例えば温度データ又は/及び振動データを取得し、RAM53の計測データ531に記録する。
CPU52は、オフセット時間が経過したか否かを判断し、経過していると判断した場合には(ステップS303におけるYes判断)、取得した計測データを端末制御装置2に送信する(ステップS304)。CPU52は、例えばRAM53の計測データ531に記録した温度データ又は/及び振動データを、無線通信回路55を用いて端末制御装置2に無線送信する。なお、計測データは、実際には1又は2以上の中継機4を介して端末制御装置2に無線送信される。
図11は、端末装置3から端末制御装置2に送信される計測データ531の一例を示す図である。図11において、送信先アドレス110「D001」は、例えば中継機4を特定するためのデータを示す。送信元アドレス110「S001」は、例えば端末装置3を特定するためのデータを示す。温度データ112「200℃」は、例えば計測センサ54(温度センサ)から取得した温度データを示す。振動データ113「20kHz」は、例えば計測センサ54(振動センサ)から取得した振動データを示す。
なお、トラップ作動回数114「6回」は、例えば計測センサ54(振動センサ)から取得した振動データに基づいて算出したスチームトラップ5の作動回数を示す。スチームトラップ5の作動回数は、例えば、前回の計測データ送信後からの現在までに取得した振動データの履歴の中から、振動周波数を示す値が極大(ピーク)になった回数とすることができる。スチームトラップ5の作動回数のデータを用いることにより、スチームトラップ5の動作状態の判断を補償することができる。
端末装置3からの送信を受けて、端末制御装置2のCPU42は、計測データを記録する(ステップS321)。CPU42は、例えば端末制御装置2のハードディスク44の計測データ445として、端末装置3から受信した温度データ又は/及び振動データを記録する。なお、計測データは、実際には1又は2以上の中継機4を介して端末装置3から無線送信される。また、計測データ445は、図11に示した計測データ531と同様のフォーマットであり、送信元の異なる複数の計測データ531が記録されるものである。
CPU42は、測定周期データ又はオフセット時間データが更新されたか否かを判断し、更新されていると判断した場合には(ステップS322におけるYes判断)、測定周期データ及び/又はオフセット時間データ(更新データ)を端末制御装置2に送信する(ステップS323)。
具体的にはCPU42は、例えばハードディスク44の測定周期管理データ444に記録した測定周期データ、又は/及び、オフセット時間管理データ443に記録したオフセット時間データの更新状況を確認し、その一部又は全部が更新されていれば、これらの測定周期データ及び/又はオフセット時間データを、無線通信回路46を用いて端末装置3に無線送信する。例えばCPU42は、更新状況を図示しないフラグ等で管理することができる。
なお、CPU42は、測定周期データ又はオフセット時間データが更新されていないと判断した場合には(ステップS322におけるNo判断)、上記ステップS323をスキップする。
CPU42は、全端末装置に更新データを送信できたか否かを判断し、送信できたと判断する場合には(ステップS324におけるYes判断)、更新指示データを端末制御装置2に送信する(ステップS325)。なお、CPU42は、全端末装置に更新データを送信できていないと判断した場合には(ステップS324におけるNo判断)、上記ステップS325をスキップする。
端末装置3のCPU52は、端末制御装置2から更新データ(測定周期データ及び/又はオフセット時間データ)を所定時間内に受信したか否かを判断し、更新データを受信したと判断した場合には(ステップS305におけるYes判断)、更新データを記憶する(ステップS306)。例えば、CPU52は、端末制御装置2から受信した測定周期データ及びオフセット時間データを、それぞれ、EEPROM56上の更新データ5622及び更新データ5632に記憶する。なお、CPU52は、端末制御装置2から更新データを所定時間内に受信しなかった場合には(ステップS305におけるNo判断)、上記ステップS306をスキップする(非更新時の処理)。
端末装置3のCPU52は、端末制御装置2から更新指示データを所定時間内に受信したか否かを判断し、更新指示データを受信したと判断した場合には(ステップS307におけるYes判断)、更新指示データを更新する(ステップS308)。例えばCPU52は、更新指示データとして「更新指示がある」を示す「T」をセットする。なお、CPU52は、端末制御装置2から更新指示データを所定時間内に受信しなかった場合には(ステップS307におけるNo判断)、上記ステップS308をスキップする。
CPU52は、起動時刻算出処理をサブルーチンで実行する(ステップS309)。ここで実行される起動時刻算出処理は、図9に示したフローチャートと同様である。
CPU52は、上記図9のステップS202にて「更新指示がある」と判断した場合(ステップS202におけるYes判断)、更新データを用いて測定周期及びオフセット時間を更新する処理を行い(ステップS203、S204)、更新指示データ564に記録しているデータ「T」を削除する(ステップS205)。例えばCPU52は、更新指示データ564に記録しているデータが「更新指示がある」を示す「T」である場合、測定周期にかかる更新データ5622及びオフセット時間にかかる更新データ5632を読み込み、更新指示データ564を「T」から、「更新指示がない」を示す「F」に更新する。図9のステップS202にて「更新指示がない」と判断した場合(ステップS202におけるNo判断)は、上記ステップS203〜S205をスキップしてステップS206に進む。ステップS206以降の処理は上記にて説明した通りである。
図9の起動時刻算出処理を終えるとCPU52は、算出した次回起動時刻をRTCにセットする(図10、ステップS310)。また、次回起動時刻をRTC51にセットした後、CPU52は、端末装置3の電源をオフにする。このように、端末装置3は、計測データを端末制御装置2に送信すると、次回起動時刻を算出してRTCにセットした後、電源をオフにして、就寝状態に移行する(ステップS311)。これにより、端末装置3は、次回起動時刻になるまでバッテリー消費を抑え、端末の省電力化を図ることができる。
以上説明した通り、端末制御装置2から各端末装置3に予め更新データ(測定周期データ及びオフセット時間データ)を送信し、全ての端末装置4に対して更新データを送信し終えたことを確認してから、更新指示データを各端末装置3に対して送信することにより、更新データによる起動タイミングを一斉に変更することができるようになる。このため、端末数の増減や端末間ネットワーク構成の変更等に柔軟に対応することが可能となる。特に、端末装置3において起動時刻の算出直前に更新データを使用するように切り換えることにより、全端末装置を停止させることなく、スケジュール変更することが可能となる。
[2.第2の実施形態]
第1の実施形態においては、端末制御装置2から更新指示データを受信した場合に、端末装置3が即座に測定周期データ及びオフセット時間データを更新する例を説明したが、本実施形態においては、更新指示データに更新タイミングを示すデータが含まれており、この更新タイミングに基づいて、端末装置3が測定周期データ及びオフセット時間データを更新する例について説明する。なお、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
図12は、更新タイミングを示すデータを含む更新指示データの一例を示す図である。例えば、図12の更新指示データにおいて、更新指示120は「更新指示がある」ことを示す「T」であり、更新タイミング121は更新処理を行うべき時刻が「2015年5月3日10時15分00秒」であることを示している。
例えばCPU52は、第1の実施形態で説明した図10において、端末制御装置2から更新指示データを受信したと判断した場合には(ステップS307におけるYes判断)、図12の更新指示データに従って自己の更新指示データを更新する(ステップS308)。例えばCPU52は、更新指示データとして「更新指示がある」を示す「T」をセットするとともに、更新タイミングに「2015年5月3日10時15分00秒」をセットする。なお、本実施形態における端末装置3の更新指示データ564は、図12に示した更新指示データと同様のフォーマットである。
図13は、上記第1の実施形態で説明した起動時刻算出処理(図9)に代えて、本実施形態で実行されるサブルーチンのフローチャートの一例を示す図である。CPU52は、RTCから現在時刻を取得する(ステップS501)。例えば、図7に示すように、CPU52は、現在時刻Tnowとして「06時45分30秒」を取得する。
CPU52は、現行の測定周期データ(第一の起動データ)を読み込む(ステップS502)。例えばCPU52は、図8Aに示した測定周期データ562aから、測定周期データとして「60分」を読み込む。
CPU52は、現在時刻と測定周期から次回の基準時刻を算出する(ステップS503)。CPU52は、例えば、原点時刻から起算した測定周期の倍数となる時刻のうち、現在時刻より未来の時刻であって、かつ、現在時刻に最も近い時刻を、次回の基準時刻として決定する。なお、図7に示すように、全ての端末装置3が起動時刻を算出する場合の原点となる原点時刻を「00時00分00秒」とする。
CPU52は、ステップS504にて「更新指示がある」と判断した場合(ステップS504におけるYes判断)、上記ステップS503にて算出した次回の基準時刻と更新指示データとして記憶している更新タイミングとを比較し、算出した次回の基準時刻が更新タイミングよりも大きいと判断した場合(ステップS505におけるYes判断)、更新データを用いて測定周期及びオフセット時間を更新する処理を行い(ステップS506、S507)、更新指示データ564に記録しているデータ「T」を削除する(ステップS508)。
例えばCPU52は、更新指示データ564に記録しているデータが「更新指示がある」を示す「T」であり、かつ、算出した次回の基準時刻が更新タイミング「2015年5月3日10時15分00秒」よりも大きい場合、測定周期にかかる更新データ5622及びオフセット時間にかかる更新データ5632を読み込み、更新指示データ564を「T」から、「更新指示がない」を示す「F」に更新する。
なお、図13のステップS504にて「更新指示がない」と判断した場合(ステップS504におけるNo判断)は、上記ステップS505〜S508をスキップしてステップS502に戻る。ステップS509及びS510の処理は上記ステップS208及びS209と同様である。
以上説明した通り、更新指示データに更新タイミングを示すデータを含めておき、この更新タイミングに基づいて、端末装置3が起動タイミングを変更することにより、オペレータは任意のタイミングでスケジュール変更を行うことが可能となる。
[3.その他の実施形態]
上記実施形態においては、端末制御装置2と端末装置3とが通信を行う場合に経由する中継機4の数に応じたホップ数を用いたが、端末制御装置2と端末装置3とが中継機4を介さずに直接通信を行う場合にはホップ数を「1」としてもよい。なお、このような場合、端末制御装置2と直接通信を行う単独の端末装置3を、1つのグループと定義して本願を適用することもできる。
上記実施形態においては、端末装置3を制御する例を示したが、中継機4に端末装置3と同様の機能を組込み、端末装置3とともに、端末装置3の上位階層に配置された中継機4を、その下位階層に配置された端末装置3と同期して起床及び就寝処理を行うようにしてもよい。
上記各実施形態において説明した構成の一部または全部を、2以上組み合わせた構成としてもよい。
21 通信時間算出部
22 オフセット時間算出部
23 オフセット時間管理部
24 更新管理部
25 測定周期管理部
26 計測データ記憶部
30 更新受付部
31 オフセット時間記憶部
32更新指示記憶部
33 測定周期記憶部
34 起動時刻保持部
35 起動制御部
36 計測部

Claims (4)

  1. 複数の端末装置と、前記複数の端末装置を制御する制御装置とを含む端末制御システムであって、
    前記制御装置は、
    前記端末装置を起動時刻に起動させるための起動データを前記端末装置毎に管理する起動データ管理部と、
    前記起動データを前記複数の端末装置の全てに送信できたか否かを判断する更新管理部とを備え、
    前記端末装置は、
    内容が異なる複数の前記起動データを記憶する起動データ記憶部と、
    前記起動データ記憶部に記憶している第1の起動データに基づいて起動時刻を決定する一方、前記制御装置から更新指示を受けると、前記起動データ記憶部に記憶している第2の起動データに基づいて起動時刻を決定する起動時刻決定部と、
    前記起動時刻決定部において決定された起動時刻に基づいて前記端末装置を起動させる起動制御部とを備えており、
    前記制御装置の前記更新管理部は、前記複数の端末装置の全てに前記起動データを送信できたと判断する場合に、前記更新指示を前記端末装置に送信し、
    前記更新指示は、前記起動時刻決定部が起動時刻を決定する処理を行うべきタイミングを示す情報を含み、
    前記端末装置の前記起動時刻決定部は、前記第1の起動データに基づいて決定した起動時刻が前記タイミングの示す時刻よりも大きい場合に、前記第2の起動データに基づいて起動時刻を決定する、端末制御システム。
  2. 前記起動データ管理部は、少なくとも、オフセット時間を管理するオフセット時間管理部および測定周期を管理する測定周期管理部のいずれか一方を含む、請求項に記載の端末制御システム。
  3. 前記起動データ記憶部は、少なくとも、オフセット時間を記憶するオフセット時間記憶部および測定周期を記憶する測定周期記憶部のいずれか一方を含む、請求項1又は2に記載の端末制御システム。
  4. 複数の端末装置と、前記複数の端末装置を制御する制御装置とを用いた端末制御方法であって、
    前記制御装置は、
    前記端末装置を起動時刻に起動させるための起動データを前記端末装置毎に管理する起動データ管理部と、
    前記起動データを前記複数の端末装置の全てに送信できたか否かを判断する更新管理部とを備え、
    前記端末装置は、
    内容が異なる複数の前記起動データを記憶する起動データ記憶部と、
    前記起動データ記憶部に記憶している第1の起動データに基づいて起動時刻を決定する一方、前記制御装置から更新指示を受けると、前記起動データ記憶部に記憶している第2の起動データに基づいて起動時刻を決定する起動時刻決定部と、
    前記起動時刻決定部において決定された起動時刻に基づいて前記端末装置を起動させる起動制御部とを備えており、
    前記制御装置の前記更新管理部は、前記複数の端末装置の全てに前記起動データを送信できたと判断する場合に、前記更新指示を前記端末装置に送信し、
    前記更新指示は、前記起動時刻決定部が起動時刻を決定する処理を行うべきタイミングを示す情報を含み、
    前記端末装置の前記起動時刻決定部は、前記第1の起動データに基づいて決定した起動時刻が前記タイミングの示す時刻よりも大きい場合に、前記第2の起動データに基づいて起動時刻を決定する、端末制御方法。
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