JP4367090B2 - 観測結果通信端末および情報収集システム - Google Patents

観測結果通信端末および情報収集システム Download PDF

Info

Publication number
JP4367090B2
JP4367090B2 JP2003372680A JP2003372680A JP4367090B2 JP 4367090 B2 JP4367090 B2 JP 4367090B2 JP 2003372680 A JP2003372680 A JP 2003372680A JP 2003372680 A JP2003372680 A JP 2003372680A JP 4367090 B2 JP4367090 B2 JP 4367090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
observation result
time information
activation
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003372680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005135289A (ja
Inventor
和彦 磯山
孝裕 大熊
大輔 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2003372680A priority Critical patent/JP4367090B2/ja
Priority to US10/967,256 priority patent/US7301477B2/en
Publication of JP2005135289A publication Critical patent/JP2005135289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4367090B2 publication Critical patent/JP4367090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0216Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0248Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal dependent on the time of the day, e.g. according to expected transmission activity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/40Arrangements in telecontrol or telemetry systems using a wireless architecture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/80Arrangements in the sub-station, i.e. sensing device
    • H04Q2209/88Providing power supply at the sub-station
    • H04Q2209/883Providing power supply at the sub-station where the sensing device enters an active or inactive mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/80Arrangements in the sub-station, i.e. sensing device
    • H04Q2209/88Providing power supply at the sub-station
    • H04Q2209/886Providing power supply at the sub-station using energy harvesting, e.g. solar, wind or mechanical
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、観測結果を通信する観測結果通信端末およびこの観測結果通信端末を使用して情報の収集を行う情報収集システムに係わり、特に各地に点在する日照計、ガスメータ、水道計、監視用テレビカメラ等の観測結果を無線で収集するのに好適な観測結果通信端末および情報収集システムに関する。
各家庭の水道メータのように点在する形で設置された計測機器について、それぞれが計測した計測データを収集しようとする場合、従来では収集作業を担当する作業者が各設置場所を巡り各計測データの記録を行っていた。記録された各計測データは収集センタに集められ、これを基に様々な処理が行われる。たとえば水道の使用量の場合、作業員が各家庭を巡回して水道メータの検針を行い、各作業員の検針記録は水道局に集められ、これらを基に各家庭に対して水道使用料金の請求が行われている。
このような手法による計測データの収集では、収集センタから比較的遠隔地に計測機器が設置されていたり、広い地域に複数の計測機器が分散して設置されているような場合には、計測データの収集に時間と手間がかかるという問題がある。また、手書きで記録作業を行う場合には、転記ミスが発生しやすいという問題もある。
そこで、収集センタ側に設けた無線基地局と無線で通信を行うことができる通信端末を各作業者に携帯させるということが行われるようになっている。作業者は各計測機器から読み取った計測データを通信端末に入力し、通信端末はその入力された計測データを無線通信によって収集センタ側の無線基地局へ送信する。これにより、作業者自身が記録を収集センタへ持ち帰ったりファクシミリ等の通信手段によって収集センタへ送ったりするというような手間をなくすことができる。また、通信端末の入力システムの工夫によって転記ミスを低減させることも可能となる。
しかしながら、各家庭を巡回して水道メータの検針を行うというような移動しながらの作業は各計測機器間の移動に費やす時間がほとんどであり、このような通信端末を用いた手法でも収集時間の短縮にはあまり大きな効果はみられない。たとえば、収集を行う計測機器の設置範囲を広げようとする場合には、それだけ収集時間が増大する。また、その収集時間を短縮しようとする場合には、作業者の数を増やさなくてはならない。すなわち、より円滑なデータ収集を実現するためには人件費が増大してしまうという問題があった。
以上、計測機器による計測データの収集について説明したが、テレビカメラを使用して各地点の観測データを収集するような場合にも、同様の問題があった。
そこで本発明の目的は、分散配置された観測装置の観測結果を経済的にかつ円滑に収集することのできる情報収集システムおよびこのようなシステムに使用する観測結果通信端末を提供することにある。
本発明では、(イ)現時点の時刻情報を逐次出力する時計と、(ロ)この時計の示す基準となる時刻から最初の起動時刻までの所定の時間間隔と、前記した最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動間隔とからなる起動時刻情報を受信する起動時刻情報受信手段と、(ハ)所定の観測結果を送信する観測結果送信手段と、(ニ)前記した時計の前記した時刻情報と起動時刻情報を比較して起動時刻になるたびに前記した起動時刻情報受信手段および観測結果送信手段に電力を所定時間だけ供給してこれらを作動状態におく電源供給制御手段とを観測結果通信端末に具備させる。
また本発明では、(イ)電源供給のための太陽電池と、(ロ)この太陽電池の発生した電力を蓄積する電力蓄積手段と、(ハ)この時計の示す基準となる時刻から最初の起動時刻までの所定の時間間隔と、前記した最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動間隔とからなる起動時刻情報を受信する起動時刻情報受信手段と、(ニ)所定の観測結果を送信する観測結果送信手段と、(ホ)前記した時計の前記した時刻情報と起動時刻情報を比較して起動時刻になるたびに前記した起動時刻情報受信手段および観測結果送信手段に前記した電力蓄積手段の蓄積した電力を所定時間だけ供給してこれらを作動状態におく電源供給制御手段とを観測結果通信端末に具備させる。
更に本発明では、(イ)現時点の時刻情報を逐次出力する時計と、この時計の示す基準となる時刻から最初の起動時刻までの所定の時間間隔と、前記した最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動間隔とからなる起動時刻情報を受信する起動時刻情報受信手段と、所定の観測結果を送信する観測結果送信手段と、前記した時計の前記した時刻情報と起動時刻情報を比較して起動時刻になるたびに前記した起動時刻情報受信手段および観測結果送信手段に電力を所定時間だけ供給してこれらを作動状態におく電源供給制御手段と、次の起動時刻よりも前における必要な通信が終了した時点で電源の供給を遮断する電源供給制御手段とをそれぞれ備えた複数の観測結果通信端末と、(ロ)これら複数の観測結果通信端末に対してそれぞれ起動時刻情報を送信する無線基地局からなる起動時刻送信手段と、(ハ)前記した複数の観測結果通信端末から観測結果を受信する観測結果受信手段とを情報収集システムに具備させる。
このようにこの発明では、それぞれの観測結果通信端末が観測結果を比較的短い時間で観測結果受信手段に送信し、しかも送信のタイミングを起動時刻送信手段によって自在に変更可能なので、各種の観測結果の送信に対応し、しかも通信手段を常に起動しておく必要がないので省電力に大きく寄与することができる。なお、観測結果受信手段はたとえば特定の基地局あるいは情報処理装置のような同一の装置内に存在するものであってもよいし、別々の装置として構成されていてもよい。
以上説明したように本発明によれば、観測結果通信端末が指示された時刻あるいは時間帯に観測結果を送信できるので、観測結果を得る側では観測の結果を得る時機をフレキシブルに設定することができ、結果的に観測結果の通信が行われる周期を常に不必要に短く設定する必要がない。このため、通信ネットワークに過度の負担を掛けることを防止することができるだけでなく、観測結果通信端末側も大幅な省電力を実行することができ、たとえば太陽電池を使用することで電力線の敷設を不要とすることができる。これにより、海上や火山、砂漠等の人里離れた土地のような場所でも、農業、自然災害の防止等のための各種観測システムを安価に構築することができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例における情報収集システムとしてのセンサネットワークシステムの構成の概要を表わしたものである。このセンサネットワークシステム101では、無線基地局102と、太陽の直達光が照射される時間の長さとしての日照時間を計測する日照計を備えた通信端末である第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nとが無線信号の送受信を行うようになっている。第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nは無線基地局102との無線通信が可能なエリアとしての基地局通信エリア104内に設置されている。
このセンサネットワークシステム101は、たとえば特定地域の農業組合が基地局通信エリア104として示された地域内の第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nの配置された各所における日照の状況を把握するために構築しているシステムである。無線基地局102は図示しない農業組合の事務所の屋上に設けられ、事務所のパーソナル・コンピュータ105と接続されている。このパーソナル・コンピュータ105からの指示を基に観測データ収集のための様々な処理を行う。パーソナル・コンピュータ105にはこのセンサネットワークシステム101を管理する図示しないアプリケーション・ソフトウェアがインストールされている。農業組合の作業員はこれを使用して無線基地局102や第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nに対する制御を行う。
日照は、農作物の成長に大きな影響を及ぼすものである。このセンサネットワークシステム101では、加入している各農家の農地に日照計を搭載したセンサモジュール103を分散配置し、観測データとしての日照時間を農業組合の事務所側に一括収集するとともに、これらのデータを各農家に電子メールや通信ケーブルで定期的に配信している。これにより、各農家は自宅から遠くはなれた自分の畑やビニールハウス等の日照の状況を逐次把握し、必要な対策を採ることができる。たとえば日照不足の対策を早めに検討したり、ビニールハウスの日除けを適切なタイミングで開閉するということが可能となる。
第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nは、それぞれ計測した日照についての観測データを無線基地局102へ送信し、無線基地局102は各センサモジュール103からの観測データを収集する形で受信する。そして、その受信した観測データはパーソナル・コンピュータ105へ送られ、農家はこれを利用して日照の状況を把握したり、様々な解析を行う。また、無線基地局102は第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nに観測データの送信を要求する信号の他に、各センサモジュール103の通信処理を行う装置部を起動させる時刻に関する情報としての起動時刻情報を送信する。
図2は本実施例におけるセンサモジュールの構成の概要を表わしたものである。ここでは第1のセンサモジュール1031について説明する。第2〜第nのセンサモジュール1032〜103nの構成も同様となっているので、これらの説明は省略する。第1のセンサモジュール1031には、電源である給電部1111と、日照計として動作するアプリケーション部1121と、無線基地局102や他のセンサモジュール103と無線通信を行う通信処理部1131が設けられている。更に、給電部1111のアプリケーション部1121と通信処理部1131への電力供給を制御する電力供給制御部1141と、時刻情報を出力する時計1151が設けられている。
給電部1111は第1の電力供給線11611によって電力供給制御部1141と接続されており、更に第2の電力供給線11612によって時計1151と接続されている。これらの電力供給制御部1141および時計1151には、給電部より常に電力が供給されている。アプリケーション部1121は第3の電力供給線11613によって電力供給制御部1141に接続されており、電力が常時供給されるようになっている。通信処理部1131は第4の電力供給線11614によって電力供給制御部1141に接続されており、電力供給制御部1141に設けられた図示しない半導体スイッチによってがオン・オフ制御されるようになっている。更に電力供給制御部1141は時計1151と第1の信号線11711によって接続されており、時刻情報が伝達されるようになっている。通信処理部1131は電力供給制御部1141と第2の信号線11712によって接続されており、無線基地局102から通信処理部1131が受信した起動時刻情報が電力供給制御部1141に伝達されるようになっている。アプリケーション部1121は第3の信号線11713によって通信処理部1131と接続されており、通信処理部1131からの制御信号が伝達されるとともに、観測データを通信処理部1131へ伝達する。電力供給制御部1141内には、通信処理部1131から伝達された起動時刻情報を格納する起動時刻情報格納部1181が設けられている。
給電部1111は、図示しない太陽電池とこれによって発電された電力を蓄える同じく図示しない蓄電装置から構成されている。太陽電池は、太陽の光を受光するとN型半導体とP型半導体との間に発生する電位差により電荷を発生する装置であり、受光した光の強さに応じた電力を発電する。また、蓄電装置は曇りの日や夜間などのこの太陽電池単体では必要な電力を賄えないときのために、昼間に太陽電池が発電した電力のうち余剰の電力を蓄電する。これにより、外部から電力供給することなしに第1のセンサモジュール1031の各装置部を起動させることができる。また、アプリケーション部1121と、通信処理部1131および電力供給制御部1141は、図示しないCPUと制御プログラムを格納した記憶媒体等から構成されている。時計1151は、日本標準時を表わした標準電波を受信し、これに同期して時刻情報を出力する電波時計であり、給電部1111から第1の電力供給線11611を通して常に電力が供給されている。GPS(Global Positing System)衛星から発信されている正確な時間情報を含んだ信号を受信してこれを解析し、日本標準時に同期した時刻情報を出力するGPS時計としてもよい。
図3は、センサモジュールが無線基地局から受信する信号の構成を表わしたものである。信号131は、宛先識別番号132と、送信元識別番号133と、この信号131に含まれる情報のタイプを表わす信号タイプ134と、各センサモジュール103の通信処理部113を起動させる時刻に関する情報である起動時刻情報135により構成されている。起動時刻情報135は更に、起動時刻オフセット135Aと、起動間隔135Bから成っている。起動時刻オフセットとは、たとえば0時0分等の基準として定められた時刻から制御の対象となる通信処理部1131の最初の起動時刻までの時間の長さであり、起動間隔とは、この最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動時刻の時間間隔である。宛先識別番号132および送信元識別番号133には、それぞれ信号131の宛先と送信元として各センサモジュール103や無線基地局102に固有な識別番号が格納されている。信号タイプ134にはこれに続く信号のタイプを表わすパラメータが格納され、ここでは起動時刻情報135とその構成を表わすパラメータが格納されている。なお、起動時刻オフセットがそれぞれのセンサモジュールに予め割り当てられている既知の値であるときには、信号131として起動時刻オフセット135Aをそのたびに伝送する必要はない。
図4は電力供給制御部の電力供給の処理の流れを表わしたものである。ここでは、第1のセンサモジュール1031に関して説明を行う。第1のセンサモジュール1031の電力供給制御部1141には通信処理部1131の次の起動時刻が設定されている。電力供給制御部1141は、時計1151が出力する時刻を第1の信号線11711を通して逐次受け取り、自己に設定された起動時刻を基に通信処理部1131の起動時刻が到来したかどうかを逐次監視する(ステップS151)。起動時刻が到来すると(ステップS152:Y)、電力供給制御部1141は給電部1111から通信処理部1131への給電を開始し、通信処理部1131を通信可能な状態に起動させる(ステップS153)。
通信処理部1131は、電力供給制御部1141によって給電が開始されると無線基地局102との無線通信が可能な状態になり、通信等の所定の処理を行う。その所定の処理の中の1つの処理として、通信処理部1131から起動時刻情報135が第2の信号線11712を通して電力供給制御部1141に伝達される。電力供給制御部1141は起動時刻情報格納部1181に格納された起動時刻情報135を解析して、次の通信処理部1131の起動時刻を算出してこれを自己に設定する(ステップS154)。起動時刻から以上の処理の完了までに必要な時間t1が経過すると(ステップS155:Y)、通信処理部1131への給電が停止される(ステップS156)。そして、再びステップS151に戻り、次の起動時刻の到来を監視する(リターン)。このようにして、電力供給制御部1141は通信処理部1131への給電の制御を行う。
図5は通信処理部の通信および他の装置部に対する制御の処理の流れを表わしたものである。図4のステップS153で電力供給制御部1141によって給電を開始された通信処理部1131は、無線基地局102から信号131を受信すると(ステップS161:Y)、信号131の信号タイプ134を解析する。図3で示した信号131を受信した場合は起動時刻情報135が存在するため(ステップS162:Y)、次にその宛先識別番号132を自モジュールに予め割り当てられた識別番号と比較して自モジュール宛の情報かどうかを判別する。自モジュール宛である場合には(ステップS163:Y)、その起動時刻情報135を取得して電力供給制御部1141へ伝達する。(ステップS164)。
そして、無線基地局102からの信号によって指示された、あるいは予め通信処理部1131に設定された観測データ送信等の所定の処理を実行する(ステップS165)。観測データを基地局102へ送信する場合には、通信処理部1131は第3の信号線11713を通してアプリケーション部1121に観測データの出力を指示する。そして、第3の信号線11713を通してアプリケーション部1121が出力する観測データを受け取り、この観測データを基地局102へ送信する。受信した信号131に起動時刻情報135が存在していない場合(ステップS162:N)、あるいは受信した信号131が自モジュール宛ではない場合には(ステップS163:N)、ステップS165へ進んで同様に所定の処理を実行する。この場合には、このステップS165の処理の1つとしてステップS161からステップS164までの処理が繰り返され、自モジュール宛ての起動時刻情報135を含む信号131等の新たな信号を受信するということも考えられる。そして、処理を終了する(エンド)。この処理の終了は、電力供給制御部1141が図4のステップS155で時間t1が経過したと判別し、ステップS156で通信処理部1131への給電を停止することに対応している。
電力供給制御部1141ではこのようにして順次起動時刻を算出し、これに従って通信処理部1131への給電の開始を繰り返すことになる。たとえば、基準時刻が0時0分であり、起動時刻情報格納部1181に格納された起動時刻情報135が“起動時刻オフセットが5分、起動間隔が1時間”であったとする。この場合、電力供給制御部1141は、0時5分、1時5分、2時5分、……23時5分と給電部1111から通信処理部1131への給電を開始させることになる。なお、ここではアプリケーション部1121は日照計であり、所定のサンプリング周期で計測した値をA/D変換して、更にそれらの値を積分したものをサンプリングの数で割り算して、前回送信した時刻以降の計測の平均値を求めるようにしている。この処理のためにわずかな消費電力が必要となる。そこで、電力供給制御部1141はアプリケーション部1121へ常時電力を供給するように設定されている。
なお、無線基地局102からの信号に不具合が発生したためにセンサモジュール103側で正しい起動時刻情報が受信できない場合や、その時点では使用の予定の無かったセンサモジュール103に対してデータ収集を再開させるような場合が考えられる。したがって、起動時刻情報の設定がなくても定期的に電力供給制御部1141は通信処理部1131に電力を供給して、通信処理部1131が通信を再開するかどうかの問い合わせを無線基地局102に対して行うように予め設定しておくことも有効である。この問い合わせは自モジュールに格納されている起動時刻情報135が、基地局102側が最後に自モジュールに送信した起動時刻情報135と同じかどうかの問い合わせであってもよい。また、この定期的な問い合わせを行う時刻を予め定めておいたり、自モジュールの時計の時刻を基地局側102に送信することによって、各センサモジュール103の時計115が正常に動作しているかどうかを確認するようにしてもよい。
図6は、電力供給制御部が起動時刻情報に従って電力供給を制御する状態を表わしたものである。同図(a)は、第1のセンサモジュール1031の通信処理部1131が信号131を受信して起動時刻情報135を取得するタイミングを示す。同図(b)は、第1のセンサモジュール1031の通信処理部1131が連続して給電されている時間帯としての起動時間帯を示す。同図(c)は、夜間と昼間の時間帯を示す。第1のセンサモジュール1031は農作物の成長に影響を及ぼす日照時間を計測するために設定しているため、夜間は計測が不要である。したがって、夜間は観測データを送信させず、昼間は一定間隔で観測データを送信させるような制御を無線基地局102側から行うとする。ある日の夜間1811の夜明け前の時間帯に、同図(b)に示すように通信処理部1131が起動している第1の起動時間帯1821があったとする。この第1の起動時間帯1821は、時間的にもっと前に取得した図示しない起動時刻情報135に従って通信処理部1131が起動されたものであり、その開始時刻は5時であるとする。
ここで、第1の起動時間帯1821に同図(a)に示すように無線基地局102から信号131を受信して新たな起動時刻情報1351を取得し、その内容は、“起動時刻オフセットが5時、起動間隔が1時間”であったとする。すると、それまでの起動時刻情報格納部1181に格納された起動時刻情報135は変更されて1時間間隔で起動時刻が到来し、1時間ごとに通信処理部1131に電力が供給されることになる。すなわち、第1の起動時間帯1821に続く昼間1812の間、6時、7時、……と同図(b)に示すように第2の起動時間帯1822、第3の起動時間帯1823……で通信処理部1131が起動されることになる。それぞれの起動時間帯182の長さは、通信処理部1131への給電が開始されてから、無線基地局102から指示されたそのとき行うべき処理が完了して通信処理部1131が電力供給制御部1131に給電を終了させるまでの時間の長さとなる。各起動時間帯182に、第1のセンサモジュール1031は無線基地局102から観測データの送信を要求する信号を受信し、これに応答して無線基地局へと観測データの送信を行う。
図7は、センサモジュールが無線基地局から受信する信号の構成を表わしたものであり、図3と対応するものである。図3と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。信号131の信号タイプ134にはこれに続く信号のタイプを表わすパラメータが格納され、ここでは各センサモジュール103のアプリケーション部112が計測したデータの無線基地局102への送信を要求する観測データ送信要求191とその構成を表わすパラメータが格納されている。この観測データ送信要求191は、制御の対象となるセンサモジュール103に対して予め設定された計測手順および観測データ出力手順での処理の実行を指示する情報である。あるいは、センサモジュール103に対して実行させる計測手順や観測データ出力手順そのものに関する情報であってもよく、この場合、各センサモジュール103の通信処理部113はその手順を実行してアプリケーション部112に計測と観測データの出力を行わせる。各センサモジュール103の通信処理部113は、起動時間帯の間にこの観測データ送信要求191が含まれる信号131を受信し、図5で説明したようにアプリケーション部112に観測データの出力を行わせる。そして、出力された観測データを前記した時間t1の起動時間帯の間に無線基地局102へ送信する。
図8は、センサモジュールが無線基地局側へ送信する信号の構成を表わしたものであり、図3および図7と対応するものである。図3および図7と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。観測データ情報195は、計測を行ったセンサモジュール103の計測元識別番号195Aと、その観測データ195Bから成っている。信号タイプ134にはこれに続く信号のタイプを表わすパラメータが格納され、ここでは観測データ情報195とその構成を表わすパラメータが格納されている。各センサモジュール103はこの観測データ情報195が含まれる信号131を基地局102側へ送信を行い、基地局102側では送られてきたこの信号から観測データ情報195を取得する。
無線基地局102は図7に示した信号131で観測データ送信要求191を第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nのそれぞれに送ることによって、観測データを収集することができる。また、起動時刻情報135で短い起動間隔を設定することによって、図6に示した昼間1812のように定期的で短い間隔で起動時間帯182を発生させて、観測データを定期的にかつ頻繁に基地局102側へ報告させることができる。更に、たとえば、曇りの日に30分だけ太陽が雲間から覗いたというようなところまで細かく日照時間を計測して観測データを収集したいような場合には、起動間隔をより短く設定することによって、より精度の高い観測データを収集することが可能となる。
図6に戻って説明を続ける。日が暮れて次の夜間1813が到来したときに、図のように第15の起動時間帯18215にあったとし、その開始時刻は19時であったとする。この日の計測はこれ以上必要なく次の夜明けまで9時間以上ある。このため、無線基地局は102は同図(a)に示すように第15の起動時間帯18215の間に“起動時刻オフセットが19時、起動間隔が10時間”とする新たな起動時刻情報1352を含む信号131を送信する。すると、再び起動時刻情報格納部1181に格納された起動時刻情報135は、上書きによって変更されて10時間間隔で起動時刻が到来する。すなわち同図(b)に示すように次の夜間1813の夜明け直前の第16の起動時間帯18216で通信処理部1131が起動されることになる。更に、次の昼間1814が到来するため、第16の起動時間帯18216の間に無線基地局は102は“起動時刻オフセットが5時、起動間隔が1時間”とする前日と同じ起動時刻情報1351を信号131によって送信する。これにより、第16の起動時間帯18216に続く昼間1814の間、同図(b)に示すように1時間おきに第17の起動時間帯18217、第18の起動時間帯18218……と通信処理部1131が起動されることになる。
このように本実施例では、無線基地局が各センサモジュールに対して起動時刻情報を送信し、各センサモジュールは受信した起動時刻情報を基に通信処理部の次の起動時刻を算出する。そして、電力供給制御部は時計が出力する時刻でこの算出した起動時刻の到来を逐次監視し、起動時刻が到来すると、給電部から通信処理部へと電力を供給させる。そして、通信処理部は、比較的短い所定時間t1が経過すると電力供給を終了される。これにより、無線基地局側から各センサモジュールの通信処理部の次回以降の起動時刻を制御し、その起動時刻に観測データの送信を要求できるため、各センサモジュールから観測データを円滑に無線基地局へ収集することができる。また、起動時刻の設定に起動間隔を用いるため、定期的に観測データを報告させることができる。更に、必要なときにだけ通信処理部を起動させるため、各センサモジュールの電力の浪費を抑えることが可能となる。なお、電力供給の終了は、所定時間t1の経過後ではなく、通信処理部が所定の処理を終了した後に電源供給制御部に対して電源供給の終了の指示を出すことによって行うようにしてもよい。この場合には、たとえば無線基地局から観測データ送信要求を受信すると、観測データ情報を返送完了後に所定時間t1を待たずに通信処理部が電源供給の終了の指示を出し、電源供給制御部はこれに従って電源供給を終了させるようにすればよい。
また、以上説明した実施例ではセンサモジュールのアプリケーション部として連続動作を要する日照計を想定したが、たとえば温度計のような間欠的な短時間の処理で十分な計測機器を用いる場合もある。この場合、アプリケーション部への電力供給はデータ収集時のみでよく、電力供給制御部は通信処理部と同じタイミングでアプリケーション部への給電の開始と終了を行うようにしてもよい。また、電力供給制御部は予め用意された制御プログラムを実行して、時計が出力する時刻を基準にアプリケーション部への電力供給の制御も行うようにしてもよい。あるいは、このアプリケーション部への電力供給の制御に関する制御情報を含む信号を無線基地局から受信し、これを通信処理部が取得して電力供給制御部に送るようにしてもよい。
更に、以上説明した実施例では電力供給制御で次の起動時刻を算出するとしたが、電力供給制御に直接に起動時刻オフセットと起動間隔を設定することによって各起動時刻が到来したかどうかを判別できるような論理回路を設けるようにしてもよい。
<発明の第1の変形例>
以上説明した実施例では、すべてのセンサモジュールに無線基地局が送出する電波が直接届くような比較的狭い範囲のセンサネットワークを想定している。しかしながら、たとえば広大な農地や山岳地のみかん畑にセンサモジュールを設置しようという場合には、無線基地局が送出する電波が直接届かないエリアにもセンサモジュールを設置することが必要となる。そこで、第1の変形例として基地局通信エリア内に設置された各センサモジュールに、基地局通信エリア外に設置された他のセンサモジュールと無線基地局との無線通信の中継を行わせる場合を説明する。
図9は本発明の第1の変形例におけるセンサネットワークシステムの構成の概要を表わしたものである。このセンサネットワークシステム201では、無線基地局102と、基地局通信エリア104内に設置された第1〜第nの上流側センサモジュール203u1〜203unとが無線の送受信を行うようになっている。無線基地局102は先の実施例の図1と同一のものであり、第1〜第nの上流側センサモジュール203u1〜203unは実施例の図1の第1〜第nのセンサモジュール1031〜103nに対応するものであるため、これらについての説明を適宜省略する。
この変形例のセンサネットワークシステムには、更に第1〜第nの上流側センサモジュール203u1〜203unのそれぞれと無線の送受信を行う下流側センサモジュール203dを設置している。第1の上流側センサモジュール203u1が送出する電波を受信できるエリアとしての第1の通信エリア2041には、第1〜第mの下流側センサモジュール203d11〜203d1mが設置されている。これらは基地局通信エリア104の外に位置しており、無線基地局102とは直接無線通信を行うことができないため、第1の上流側センサモジュール203u1がその無線通信の中継を行う。すなわち、無線基地局102と第1〜第mの下流側センサモジュール203d11〜203d1mとは、第1の上流側センサモジュール203u1とリンクされている。
更に、それぞれの下流側センサモジュール203dによってリンクされた複数のセンサモジュールが第1の通信エリア2041の外に設置されているが、説明の簡略化のためこれらについての図示および説明を省略する。また、第2〜第nの上流側センサモジュール203u2〜103unのそれぞれが送出する電波を受信できるエリアとしての第2〜第nの通信エリア2042〜204nにも同様に下流側センサモジュール203dが設置されているが、これらの図示および説明を省略する。実施例と同様、これらの第1〜第mの下流側センサモジュール203d11〜203d1mにもそれぞれ固有の識別番号が設定されている。
図10はこの変形例におけるセンサモジュールの構成の概要を表わしたものであり、実施例の図2と対応するものである。図2と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。第1の上流側センサモジュール203u1には、無線通信を行う通信処理部1131に付属して、無線基地局102側からの無線信号を自モジュールに直接送信するセンサモジュールあるいは無線基地局102の識別番号を記した上流モジュール識別番号テーブル2161が設けられている。更に、自己がその無線基地局102との無線通信の中継を行うすべてのセンサモジュールの識別番号を記した下流モジュール識別番号テーブル2171が設けられている。ここでは、上流モジュール識別番号テーブル2161には無線基地局102の識別番号が記されており、下流モジュール識別番号テーブル2171には第1〜第mの下流側センサモジュール203d11〜203d1mの各識別番号が記されている。なお、第2〜第nの上流側センサモジュール203u2〜203unおよび第1〜第mの下流側センサモジュール203d11〜203d1mの構成も同様となっているのでこれらの説明は省略する。
図11は、通信処理部の通信および他の装置部に対する制御の処理の流れを表わしたものであり、実施例の図5と対応するものである。図5と同一部分には同一のステップ番号を付しており、これらの説明を適宜省略する。第1の上流側センサモジュール203u1の通信処理部1131は、無線基地局102から受信した信号131に起動時刻情報135が存在すると(ステップS162:Y)、その宛先識別番号132を自モジュールに割り当てられた識別番号と比較して自モジュール宛の情報かどうかを判別する。自モジュール宛であると判別すると(ステップS163:Y)、起動時刻情報135を取得して電力供給制御部1141へ伝達する(ステップS164)。そして、無線基地局102からの信号によって指示されたあるいは予め通信処理部1131に設定された、観測データ送信等の所定の処理を実行する(ステップS165)。
受信した信号131に起動時刻情報135が存在し(ステップS162:Y)、自モジュール宛ではない場合には(ステップS163:N)、その信号131に対して自モジュールが転送処理を行う必要があるかどうかを判別する。すなわち、送信元識別番号133を上流モジュール識別番号テーブル2161で、宛先識別番号132を下流モジュール識別番号テーブル2171でそれぞれ検索する。送信元識別番号133か宛先識別番号132かのどちらかあるいは両方が存在しなかった場合は(ステップS251:N)、自モジュールが転送処理を行う必要はないため、そのままステップS165へ進む。
両方とも存在した場合には(ステップS251:Y)、この起動時刻情報135を取得して電力供給制御部1141へ送る。そして、その信号131の送信元識別番号133を自モジュールの識別番号に書き替えて、対応する下流側センサモジュール203d1へと転送し(ステップS252)、ステップS165へ進む。ステップS252で起動時刻情報135を取得するのは、無線基地局102と下流側センサモジュール203dとが通信を行うときには、その中継を行う上流側センサモジュール203uの通信処理部113も起動している必要があるためである。このようにして、各下流側センサモジュール203dは、各上流側センサモジュール203uで行われるこのような処理によって、自モジュールの識別番号と一致する宛先識別番号132を有する信号131を受信することになる。
無線基地局102では、各上流側センサモジュール203uだけでなく各下流側センサモジュール203dに対してもそれぞれの通信処理部113の次回以降の起動時刻を把握している。したがって、宛先である上流側センサモジュール203uまたは下流側センサモジュール203dの起動時刻に合わせて信号131を送出し、各上流側センサモジュール203uおよび各下流側センサモジュール203dと通信を行うことができる。
このようにして、他のセンサモジュールを介して無線基地局とセンサモジュールとが間接的に通信を行うようなマルチ・ホップ構成のセンサネットワークにおいても、それぞれの通信処理部の起動時刻を無線基地局側で制御することが可能となる。また、センサネットワークの末端に位置するセンサモジュールと無線基地局との無線通信が複数のセンサモジュールを介して行われるような、より複雑な構成のセンサネットワークにも適用可能であることは勿論である。
<発明の第2の変形例>
以上説明した第1の変形例のように基地局を中心に複数の上流側センサモジュールが設置されており、これらが1つの無線チャネルを共有しているような場合、これら複数の上流側センサモジュールが送信した無線信号が基地局側で衝突する恐れがある。通常は、他の上流側センサモジュールが無線通信を行っている間は無線信号の送信を行わないようにすることによって、このような衝突を回避している。しかしながら、互いに離れて設置された上流側センサモジュール間で互いの送信する電波を検知できない場合がある。このような電波が送信されてもこれを検知することができない通信端末はいわゆる“隠れ端末”と呼ばれている。無線基地局を中心にしてその周辺にセンサモジュールを配置するようなセンサネットワークでは、この“隠れ端末”の存在による無線信号の衝突が容易に起こり得る。
そこで第2の変形例では、ルーティングプロトコルによってネットワークが構築された後に、無線基地局102を基点として下流側センサモジュールを無線基地局と直接無線通信を行うセンサモジュールごとにグループ化する。そして、グループごとに各通信処理部の起動時刻をずらして設定することにより、無線基地局の周辺に配置された無線基地局と直接無線通信を行う各センサモジュールについて、これらが無線基地局宛に送信する信号の衝突を回避する。
第2の変形例では、第1の変形例の図9における第1の上流側センサモジュール203u1とその下流の第1〜第mの下流側センサモジュール203d11〜203d1mを第1のグループとし、同様に第2の上流側センサモジュール203u2と図示しない下流の下流側センサモジュール203d2を第2のグループとする。更に、第3の上流側センサモジュール203u3と図示しない下流の下流側センサモジュール203d3を第3のグループ、第nの上流側センサモジュール203unと図示しない下流の下流側センサモジュール203dnを第nのグループとする。
図12は本発明の第2の変形例における無線基地局側が各センサモジュールに設定する起動時刻情報の状態を表わしたものである。同図(a)は、第1のグループに属する各センサモジュールの通信処理部に対して割り当てる起動時間帯を示す。同図(b)は、第2のグループに属する各センサモジュールの通信処理部に対して割り当てる起動時間帯を示す。同図(c)は、第3のグループに属する各センサモジュールの通信処理部に対して割り当てる起動時間帯を示す。同図(d)は、第nのグループに属する各センサモジュールの通信処理部に対して割り当てる起動時間帯を示す。実施例の図3における起動時刻オフセット135Aの基準である時刻301に対し、第1のグループには同図(a)に示すように起動時間帯30211、30212、30213、……を設定する。第2のグループには同図(b)に示すように起動時間帯30221、30222、30223、……を設定する。第3のグループには同図(c)に示すように起動時間帯30231、30232、30233、……を設定する。第nのグループには同図(d)に示すように起動時間帯302n1、302n2、302n3、……を設定する。
ここで、それぞれの起動時間帯302が重複しないようにそれぞれの起動時刻オフセットおよび起動間隔を設定している。第1のグループには同図(a)に示すような起動時刻オフセット3031と起動間隔3041を、第2のグループには同図(b)に示すような起動時刻オフセット3032と起動間隔3042を設定している。また、第3のグループには同図(c)に示すような起動時刻オフセット3033と起動間隔3043を、第nのグループには同図(d)に示すような起動時刻オフセット303nと起動間隔304nを設定している。ここで、第1のグループ〜第nのグループのそれぞれに設定した各起動時刻オフセット3031〜303nは、想定される起動時間帯302の長さよりも所定の余裕時間以上長い時間だけずれている。たとえば、第1のグループの起動時刻オフセット3031に2分、第2のグループの起動時刻オフセット3032に4分、第3のグループの起動時刻オフセット3033に6分、第nのグループの起動時刻オフセット3034に2×n分、という具合である。また、第1のグループ〜第nのグループのそれぞれに設定した起動間隔3041〜3044は、いずれも同じ1時間とする。
すると、図12に示すように、各起動時間帯302の起動時刻は互いに少しずつ、この場合は2分ずつずれることになる。このように、本変形例によればセンサネットワークの構成に応じて設定する起動時間帯を調節し、無線基地局102に送信する信号が無線基地局102にて衝突するのを回避することができる。
また、実施例および第1の変形例では各センサモジュールに個別に信号を送る場合を説明したが、この変形例では起動時刻情報を含む信号や観測データ要求を含む信号を、グループに属する複数のセンサモジュールに一斉に送信するようにしてもよい。その場合には、基地局から送信される宛先には予め定められたそれぞれのグループに固有な識別番号が格納され、各センサモジュールは自分が属するグループの識別番号であると判別すると、自モジュールに設定しつつ下流側モジュールへと転送を行うようにする。この場合には、各グループ内で複数の下流側センサモジュールが基地局側へ送出した信号が上流側センサモジュールで衝突する可能性がある。したがって、無線基地局と直接に無線通信を行う各グループの上流側センサモジュールが下流側センサモジュールのすべてにタイムスロットを設定し、各下流側センサモジュールは自己に設定されたタイムスロットを使用して観測データの送信を行うようにしてもよい。
<発明の第3の変形例>
以上説明した実施例と第1の変形例および第2の変形例では、起動時刻情報が起動時刻オフセットと起動間隔から構成されている場合について説明している。しかしながら、たとえば家庭のガスや電気の使用量検針器のように月に1回といった低頻度で通信処理部やアプリケーション部を起動すればよいセンサモジュールも存在する。そこで、第3の変形例として起動時刻情報が日付と時刻を表わす絶対時刻から構成されている場合を説明する。
図13は、本発明の第3の変形例におけるセンサモジュールが無線基地局から受信する信号の構成を表わしたものであり、実施例の図3に対応している。図3と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。また、実施例の図1および図2を適宜援用して説明を行う。信号131には起動時刻情報135として次回起動の絶対時刻401が格納されている。信号タイプ134には、続く信号の長さを表わす情報と、その信号が起動時刻情報135でありなおかつ次回起動の絶対時刻であることを表わすパラメータが格納されている。各センサモジュール103の通信処理部113は、信号131を受信すると信号タイプ134を解析し、起動時刻情報135として次回起動の絶対時刻401を電力供給制御部114に設定する。また、時計115は絶対時刻を出力するようになっており、電力供給制御部114は設定された次回起動の絶対時刻401が到来するのを監視し、次回起動の絶対時刻401に時計115が出力する絶対時刻が一致すると、給電部111から通信処理部113へ電力を供給させる。このようにして、月に1回といった低頻度であっても無線基地局側からセンサモジュール103の通信処理部113を起動させることができる。
<発明の第4の変形例>
以上説明した実施例と第1〜第3の変形例では、基地局が1つの場合を説明している。しかしながら、ネットワークがより広範囲になる場合がある。また、互いに遠く離れた複数の農地を所有している農家がそれぞれの農場で計測された日照データを統合して管理したいというような場合もある。そこで、第4の変形例として基地局を複数設けたセンサネットワークシステムを説明する。
図14は本発明の第4の変形例におけるセンサネットワークシステムの構成の概要を表わしたものである。このセンサネットワークシステム501には、第1〜第kの無線基地局5021〜502kが存在しており、それぞれを中心とした図示しない所定のエリア内に設置された図示しない複数のセンサモジュールと無線通信を行うようになっている。これら第1〜第kの無線基地局5021〜502kはそれぞれインターネット網503を介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によってパーソナル・コンピュータ504とデータ通信を行うようになっている。
パーソナル・コンピュータ504は、図示しない各センサモジュールの起動時刻を把握している。そして、観測データの送信を要求しようとする図示しないセンサモジュールが属する無線基地局502に対し、インターネット網503を通して実施例の図7に示した観測データ要求を格納した信号を含むデータを送信する。また、起動時刻を設定しようとする場合は実施例の図3に示した起動時刻情報を格納した信号を含むデータを送信する。このパーソナル・コンピュータ504から無線基地局502へのデータ送信は、制御の対象となる図示しないセンサモジュールの起動時刻よりも十分に先んじて行われる。
これらのデータを受信した無線基地局502は、実施例の図7に示した観測データ要求を格納した信号あるいは実施例の図3に示した起動時刻情報を格納した信号をそのセンサモジュールあるいはその上流側センサモジュールへ送信する。第1〜第kの無線基地局5021〜502kでも自己の地区に設置された図示しない各センサモジュールの起動時刻を把握しているため、その制御の対象となるセンサモジュールの起動時刻にあわせて送信を行う。また、センサモジュールから実施例の図8に示した観測データ情報を格納した信号を受信した無線基地局502は、この信号を含むデータをインターネット網503を通してパーソナル・コンピュータ504へ送信する。このようにして、無線基地局を複数配置した場合でも、各センサモジュールから観測データを円滑に収集することが可能となる。
本発明の一実施例における情報収集システムとしてのセンサネットワークシステムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例におけるセンサモジュールのブロック図である。 本実施例におけるセンサモジュールが無線基地局から受信する信号の構成を表わした説明図である。 本実施例における通信処理部への電力供給制御の処理の流れを表わした流れ図である。 本実施例における通信処理部の通信および他の装置部に対する制御の処理の流れを表わした流れ図である。 本実施例における電力供給制御部が起動時刻情報に従って電力供給を制御する状態を表わした説明図である。 本実施例におけるセンサモジュールが無線基地局から受信する信号の構成を表わした説明図である。 本実施例におけるセンサモジュールが無線基地局側へ送信する信号の構成を表わした説明図である。 第1の変形例におけるセンサネットワークシステムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 第1の変形例におけるセンサモジュールのブロック図である。 第1の変形例における通信処理部の通信および他の装置部に対する制御の処理の流れを表わした流れ図である。 第2の変形例における無線基地局側が各センサモジュールに設定する起動時刻情報の状態を表わした説明図である。 第3の変形例におけるセンサモジュールが無線基地局から受信する信号の構成を表わした説明図である。 第4の変形例におけるセンサネットワークシステムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。
符号の説明
101、201、501 センサネットワークシステム
102、502 無線基地局
103 センサモジュール
104 基地局通信エリア
105、504 パーソナル・コンピュータ
111 給電部
112 アプリケーション部
113 通信処理部
114 電力供給制御部
115 時計
118 起動時刻情報格納部
131 信号
203u 上流側センサモジュール
203d 下流側センサモジュール
204 通信エリア
216 上流モジュール識別番号テーブル
217 下流モジュール識別番号テーブル
503 インターネット網

Claims (5)

  1. 現時点の時刻情報を逐次出力する時計と、
    この時計の示す基準となる時刻から最初の起動時刻までの所定の時間間隔と、前記最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動間隔とからなる起動時刻情報を受信する起動時刻情報受信手段と、
    所定の観測結果を送信する観測結果送信手段と、
    前記時計の前記時刻情報と起動時刻情報を比較して起動時刻になるたびに前記起動時刻情報受信手段および観測結果送信手段に電力を所定時間だけ供給してこれらを作動状態におく電源供給制御手段
    とを具備することを特徴とする観測結果通信端末。
  2. 電源供給のための太陽電池と、
    この太陽電池の発生した電力を蓄積する電力蓄積手段と、
    この時計の示す基準となる時刻から最初の起動時刻までの所定の時間間隔と、前記最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動間隔とからなる起動時刻情報を受信する起動時刻情報受信手段と、
    所定の観測結果を送信する観測結果送信手段と、
    前記時計の前記時刻情報と起動時刻情報を比較して起動時刻になるたびに前記起動時刻情報受信手段および観測結果送信手段に前記電力蓄積手段の蓄積した電力を所定時間だけ供給してこれらを作動状態におく電源供給制御手段
    とを具備することを特徴とする観測結果通信端末。
  3. 現時点の時刻情報を逐次出力する時計と、この時計の示す基準となる時刻から最初の起動時刻までの所定の時間間隔と、前記最初の起動時刻以降に給電開始を一定時間間隔で繰り返す際の各起動間隔とからなる起動時刻情報を受信する起動時刻情報受信手段と、所定の観測結果を送信する観測結果送信手段と、前記時計の前記時刻情報と起動時刻情報を比較して起動時刻になるたびに前記起動時刻情報受信手段および観測結果送信手段に電力を所定時間だけ供給してこれらを作動状態におく電源供給制御手段と、次の起動時刻よりも前における必要な通信が終了した時点で電源の供給を遮断する電源供給制御手段とをそれぞれ備えた複数の観測結果通信端末と、
    これら複数の観測結果通信端末に対してそれぞれ前記起動時刻情報を送信する無線基地局からなる起動時刻送信手段と、
    前記複数の観測結果通信端末から前記観測結果を受信する観測結果受信手段
    とを具備することを特徴とする情報収集システム。
  4. 前記複数の観測結果通信端末は複数のグループに分けられており、前記起動時刻送信手段はグループごとに異なる時間帯で通信が行われるように前記起動時刻をグループごとに異なった時刻に設定された前記起動時刻情報を送信する手段であることを特徴とする請求項3記載の情報収集システム。
  5. 前記観測結果通信端末は無線で前記観測結果および前記起動時刻情報を通信する無線端末であり、前記グループ内に観測結果通信端末が複数存在するときは、その1つが前記起動時刻送信手段および観測結果受信手段と通信を行い、同一グループ内の他の観測結果通信端末はこの特定の観測結果通信端末を介して前記起動時刻情報を受信すると共に前記観測結果を送信することを特徴とする請求項4記載の情報収集システム。
JP2003372680A 2003-10-31 2003-10-31 観測結果通信端末および情報収集システム Expired - Fee Related JP4367090B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003372680A JP4367090B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 観測結果通信端末および情報収集システム
US10/967,256 US7301477B2 (en) 2003-10-31 2004-10-19 Power saving wireless telemetering system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003372680A JP4367090B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 観測結果通信端末および情報収集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005135289A JP2005135289A (ja) 2005-05-26
JP4367090B2 true JP4367090B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=34631359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003372680A Expired - Fee Related JP4367090B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 観測結果通信端末および情報収集システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7301477B2 (ja)
JP (1) JP4367090B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523012A (ja) * 2010-03-12 2013-06-13 アルカテル−ルーセント エネルギー効率のためのネットワーク・スケジューリング

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2001292920A1 (en) * 2000-09-21 2002-04-02 James Robert Orlosky Automated meter reading, billing, and payment processing system
US7636038B1 (en) * 2003-02-25 2009-12-22 Purdue Research Foundation Fault-tolerant timeout communication protocol with sensor integration
US8033479B2 (en) 2004-10-06 2011-10-11 Lawrence Kates Electronically-controlled register vent for zone heating and cooling
US7304976B2 (en) * 2004-10-13 2007-12-04 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Method and apparatus for control and routing of wireless sensor networks
EP1688085A1 (en) * 2005-02-02 2006-08-09 Disetronic Licensing AG Ambulatory medical device and method of communication between medical devices
RU2377724C2 (ru) * 2005-02-16 2009-12-27 Квэлкомм Инкорпорейтед Работа в полудуплексном режиме низкого рабочего цикла в устройстве связи
US7539882B2 (en) 2005-05-30 2009-05-26 Rambus Inc. Self-powered devices and methods
KR101371340B1 (ko) * 2006-04-26 2014-03-06 주식회사 비즈모델라인 센서 태그
FI118712B (fi) * 2006-05-09 2008-02-15 Pancomp Electronics Oy Menetelmä tiedon siirtämiseksi päätelaitteen ja keskusyksikön välillä mobiilissa tiedonkeruujärjestelmässä
KR100705234B1 (ko) 2006-06-07 2007-04-09 엘에스산전 주식회사 센서 네트워크상의 통신 방법
JP4765785B2 (ja) * 2006-06-13 2011-09-07 パナソニック株式会社 ガス遮断装置
US8700105B2 (en) 2006-06-22 2014-04-15 Qualcomm Incorporated Low duty cycle device protocol
US8018884B2 (en) 2006-06-21 2011-09-13 Qualcomm Incorporated Low duty cycle network controller
JP4740049B2 (ja) * 2006-06-29 2011-08-03 富士通株式会社 無線通信装置および無線通信方法
WO2008004099A2 (en) * 2006-06-30 2008-01-10 Nokia Corporation Sleep mode for a wireless relay in ieee 802.16 networks ( ieee project 802.16j)
US7948373B2 (en) * 2006-11-30 2011-05-24 International Business Machines Corporation Method for reducing power consumption of sensors
JP4982191B2 (ja) * 2007-01-17 2012-07-25 独立行政法人情報通信研究機構 センサーネットワーク
JP2009198357A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Ricoh Elemex Corp 計量器
EP2096884A1 (en) 2008-02-29 2009-09-02 Koninklijke KPN N.V. Telecommunications network and method for time-based network access
DE102008024184A1 (de) * 2008-05-19 2009-12-03 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und System zum Konfigurieren von verpackten Vorrichtungen
US9185654B2 (en) 2008-07-16 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Network server having an information and scheduling controller to support one or more low duty cycle wireless devices
WO2010010491A2 (en) 2008-07-23 2010-01-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Illumination system with automatic adaptation to daylight level
US8199635B2 (en) * 2008-08-12 2012-06-12 General Atomics Method and system for network setup and maintenance and medium access control for a wireless sensor network
DE102008047246A1 (de) * 2008-09-10 2010-04-15 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Aktivieren eines elektrischen Gerätes sowie elektrisches Gerät und Anordnung
US7966410B2 (en) * 2008-09-25 2011-06-21 Microsoft Corporation Coordinating data delivery using time suggestions
US8451116B2 (en) * 2009-03-27 2013-05-28 Lutron Electronics Co., Inc. Wireless battery-powered daylight sensor
JP5140044B2 (ja) * 2009-08-03 2013-02-06 関西電力株式会社 検針データ収集システム
US8599768B2 (en) * 2009-08-24 2013-12-03 Intel Corporation Distributing group size indications to mobile stations
JP2011176416A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Yanmar Co Ltd 遠隔監視端末装置及び移動体
EP2413507B1 (en) * 2010-07-30 2015-07-08 ThinxNet GmbH Method and apparatus for reducing power consumption of a mobile telecommunication device
JP5697524B2 (ja) * 2011-04-15 2015-04-08 三菱電機株式会社 テレメータシステム
WO2013006690A2 (en) * 2011-07-06 2013-01-10 Petra Solar, Inc. Mesh network fragmented upgrade method
JP5455990B2 (ja) * 2011-08-04 2014-03-26 株式会社東芝 電子機器及び制御方法
US20130039230A1 (en) * 2011-08-09 2013-02-14 Jaesik Lee Method and Device for Wireless Broadcast Power-up Sequence in Wireless Sensor Network
CN103179650B (zh) * 2011-12-23 2015-11-25 国际商业机器公司 物联网中的高效的面向服务实例的能量管理系统和方法
JP5898006B2 (ja) * 2012-07-06 2016-04-06 株式会社日立産機システム タイミング制御方法
US9001694B2 (en) 2012-09-24 2015-04-07 General Instrument Corporation Methods and apparatus for controlling a wireless station
KR101788641B1 (ko) * 2013-04-22 2017-10-20 가부시키가이샤 티엘브이 단말 제어 시스템
JP5710687B2 (ja) * 2013-05-02 2015-04-30 エフビートライアングル株式会社 センサを用いた測定機器
CN103260228B (zh) * 2013-05-21 2015-12-02 清华大学 应用高能设备辅助无线传感器网络节能方法
US20150116127A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 Simmonds Precision Products, Inc. Energy-efficient wireless sensing for asynchronous event monitoring
US9673994B2 (en) * 2014-01-20 2017-06-06 General Electric Company Synchrophasor data management systems and methods
JP2015141537A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 圃場観測装置、および圃場観測システム
EP2942697B1 (en) * 2014-05-07 2021-01-20 Haltian Oy Adjustment of sensor measurement and transmission intervals in mobile apparatus
JP2016076765A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 日置電機株式会社 測定装置、測定システムおよび測定システム用プログラム
JP6251419B2 (ja) * 2014-12-11 2017-12-20 株式会社テイエルブイ 対象情報管理システム、通信中継装置、及び、通信中継プログラム
JP5891446B2 (ja) * 2015-02-04 2016-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 遠隔検針システム、検針メータ、主端末および通信方法
US9743370B2 (en) * 2015-04-28 2017-08-22 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Wireless network for sensor array
JP6616588B2 (ja) * 2015-05-08 2019-12-04 株式会社テイエルブイ 端末制御システム
US20160337966A1 (en) * 2015-05-13 2016-11-17 Simmonds Precision Products, Inc. Low power data transmission protocol
CN104950747B (zh) * 2015-06-09 2017-06-16 南京南瑞集团公司 一种野外遥测终端无线管理与控制的方法
JP6638732B2 (ja) * 2015-10-13 2020-01-29 富士通株式会社 制御システムおよび制御方法
JP6737162B2 (ja) * 2016-12-13 2020-08-05 住友電気工業株式会社 監視システムおよび監視装置
DE102017118565A1 (de) * 2017-08-15 2019-02-21 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Sensoranordnung in einem Kraftfahrzeug auf Basis eines DSI-Protokolls
US10397872B2 (en) * 2017-08-23 2019-08-27 Locix, Inc. Systems and methods for providing communications with an improved network frame structure architecture within wireless sensor networks
US11087489B2 (en) * 2019-06-03 2021-08-10 Disney Enterprises, Inc. Systems and methods to facilitate interaction by one or more participants with content presented across multiple distinct physical locations
CN114320465A (zh) * 2021-12-10 2022-04-12 淄博祥龙测控技术有限公司 基于无线网络的煤矿密闭区监测系统及通讯方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748103A (en) * 1995-11-13 1998-05-05 Vitalcom, Inc. Two-way TDMA telemetry system with power conservation features
US6208247B1 (en) * 1998-08-18 2001-03-27 Rockwell Science Center, Llc Wireless integrated sensor network using multiple relayed communications
GB2393827B (en) * 2002-10-04 2005-11-16 Michael John Leck Monitor system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523012A (ja) * 2010-03-12 2013-06-13 アルカテル−ルーセント エネルギー効率のためのネットワーク・スケジューリング

Also Published As

Publication number Publication date
US7301477B2 (en) 2007-11-27
US20050122233A1 (en) 2005-06-09
JP2005135289A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4367090B2 (ja) 観測結果通信端末および情報収集システム
Kjellby et al. Long-range & self-powered IoT devices for agriculture & aquaponics based on multi-hop topology
US9888081B1 (en) Automation apparatuses, systems and methods
US20100241375A1 (en) Smart device for enabling real-time monitoring, measuring, managing and reporting of energy by solar panels and method therefore
Salleh et al. Development of greenhouse monitoring using wireless sensor network through ZigBee technology
US10194598B2 (en) Proximity programmed, globally synchronized irrigation controller and system
US20160205894A1 (en) Collar for wild animal and apparatus for monitoring/managing activity of wild animal using same
KR102161572B1 (ko) 스마트 팜 데이터 통합 수집/분석 및 모니터링/제어/예측 시스템과 그 방법
JP5766503B2 (ja) 無線管理システム、無線端末装置および伝送管理方法
KR101055260B1 (ko) 시설하우스 난방기에 대한 원격 모니터링 장치
Verma et al. Wireless sensor network for crop field monitoring
CN102520685B (zh) 能够实现对工业现场进行监测与控制的数据采集系统及其采集方法
JP4800981B2 (ja) 無線通信装置
CN103765726A (zh) 通过测量光伏发电机空载电压控制动态系统的方法
US10788438B2 (en) Remote sensor system
KR101480642B1 (ko) 이벤트 입력모듈
JP2015141537A (ja) 圃場観測装置、および圃場観測システム
WO2004040415A2 (en) A system
Roy et al. A test-bed on real-time monitoring of agricultural parameters using wireless sensor networks for precision agriculture
JP6654966B2 (ja) 高糖度果実を栽培するための灌水制御システム、およびこれに用いる灌水制御装置、灌水制御方法
US8593268B2 (en) Time clock control for outside lighting
Coates et al. Wireless mesh network for irrigation control and sensing
WO2012013964A1 (en) Apparatus and methods for monitoring energy consumption
Thakur et al. A low cost design & monitoring of automatic irrigation system based on zigbee technology
CN107145063B (zh) 一种用于室内外主从钟卫星授时系统的低功耗校时方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees