JP6615325B2 - 対基板作業機 - Google Patents

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    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components

Description

本発明は、隔離した装置間で多重通信が行われる対基板作業機に関するものである。
従来より、隔離した装置間で多重通信が行われる対基板作業機に関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1に記載された作業用ロボットは、作業用ロボットを設置する場所に固定的に設ける装置本体と、装置本体に対して相対的に移動する可動部とを備える。装置本体は、Y軸リニア用サーボアンプと、X軸リニア用サーボアンプと、2つの3軸ロータリ用サーボアンプとを備える。可動部は、Y軸用リニアモータと、X軸用リニアモータと、6つのロータリ型サーボモータとを備える。
従って、装置本体と可動部の間には、4つの制御ユニット、つまり、Y軸リニア用サーボアンプとY軸用リニアモータで構成される制御ユニット、X軸リニア用サーボアンプとX軸用リニアモータで構成される制御ユニット、3軸ロータリ用サーボアンプの一方と3つのロータリ型サーボモータで構成される制御ユニット、及び3軸ロータリ用サーボアンプの他方と3つのロータリ型サーボモータで構成される制御ユニットが存在する。
各制御ユニットでは、エンコーダ信号が使用される。各エンコーダ信号は、装置本体と可動部の間で多重送信される際に、フレームデータで多重化される。そのフレームデータにおいて、各エンコーダ信号を送信するサイクルやビット位置を適宜変更することができるので、各制御ユニットにおけるフィードバック制御の応答速度が好適に維持される。
国際公開第2015/052790号
しかしながら、各制御ユニットがデータログを個々別々に取得していたので、データログを取得するタイミングが各制御ユニット間で同期されていなかった。そのため、例えば、或る制御ユニットの動作タイミングに異常が発生しても、その異常を各制御ユニットのデータログから正確に把握することは困難であった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、隔離した装置間で多重送信される2種類以上の信号からそれぞれのデータログを同じタイミングで取得することが可能な対基板作業機を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた発明は、対基板作業機であって、固定部と可動部で構成される隔離した装置間で送受信される2種類以上の信号を送信側で多重化し受信側で多重分離する多重化処理部と、前記多重化処理部で多重化される前又は多重分離された後の前記2種類以上の信号の各々を前記固定部と前記可動部からそれぞれデータログとして所定周期で取得するデータログ処理部とを備えることを特徴とする。
本発明の対基板作業機では、隔離した装置間で送受信される2種類以上の信号が送信側で多重化され受信側で多重分離されており、多重化される前又は多重分離された後の2種類以上の信号の各々が、データログとして所定周期で取得される。よって、本発明の対基板作業機は、隔離した装置間で多重送信される2種類以上の信号からそれぞれのデータログを同じタイミングで取得することが可能である。
本発明の一実施形態の対基板作業機が表されたシステム構成図である。 同対基板作業機の固定部がコントローラを除き表されたブロック図である。 同対基板作業機の可動部が表されたブロック図である。 機器、通信規格、及びデータログの対応関係が表された図である。 データログ処理のフローチャート図である。 エラー処理のフローチャート図である。 同対基板作業機の可動部が表されたブロック図である。
以下、本発明を具体化した対基板作業機について図面を参照しつつ説明する。
[1.対基板作業機の構成]
図1に表すように、本実施形態の対基板作業機1は、固定部101及び可動部201を有する。固定部101には、例えば、基台等がある。可動部201には、本実施形態の対基板作業機1が電子部品装着装置とすれば、例えば、電子部品を装着するヘッド部等がある。尚、以下に記載する構成部品の使用例は、本実施形態の対基板作業機1が電子部品装着装置である場合を想定して説明する。
固定部101は、コントローラ103を有している。コントローラ103は、画像入力ボード105、PLC(Programmable Logic Controller)107、サーボアンプ109,111、及びイーサネットマスタ113に接続されており、これらの機器に指令信号を出力することにより、対基板作業機1の全体制御を行う。さらに、固定部101は、多重通信を行うための多重通信基板115を有する。多重通信基板115は、画像入力ボード105、PLC107、サーボアンプ109,111、及びイーサネットマスタ113に接続されている。
可動部201は、多重通信を行うための多重通信基板203を有する。多重通信基板203は、カメラ205、光電センサ207、ソレノイド209、感圧センサ211、温度センサ213、サーボモータ215,217、エンコーダ219,221、及びイーサネットスレーブ223に接続されている。
多重通信基板115,203は、半2重通信方式の多重通信用の光ケーブル301で接続されている。つまり、固定部101と可動部201の間では、光ケーブル301を介した半2重通信方式の多重通信が行われる。
画像入力ボード105は、データ通信でカメラ205を制御することにより、カメラ205の画像が入力される。画像入力ボード105とカメラ205の間では、カメラリンク(CameraLink)のパラレル通信規格によるデータ伝送が行われる。カメラ205は、例えば、マークカメラ又はパーツカメラ等として使用される。マークカメラは、電子部品の装着基板面を撮像するものである。パーツカメラは、ヘッド部の吸着ノズルによって吸着保持された電子部品を撮像するものである。
PLC107は、データ通信により、光電センサ207、感圧センサ211、及び温度センサ213からデータが入力されると共に、ソレノイド209を制御する。各入力データは、対基板作業機1の全体制御に使用される。
PLC107と光電センサ207の間、及びPLC107とソレノイド209の間では、汎用デジタル方式によるデータ伝送が行われる。PLC107と感圧センサ211の間では、I2C(Inter-Integrated Circuit)のシリアル通信規格によるデータ伝送が行われる。PLC107と温度センサ213の間では、SPI(Serial Peripheral Interface)のシリアル通信規格によるデータ伝送が行われる。
光電センサ207は、例えば、フェイルセーフのための人感センサ等として使用される。感圧センサ211は、例えば、実装部品の押し込み圧を制御するセンサ等として使用される。温度センサ213は、例えば、ヘッド部の温度を測定するセンサ等として使用される。ソレノイド209は、例えば、圧縮エアを供給するための開閉弁の駆動源、又はソレノイドピンの駆動源等として使用される。
サーボアンプ109,111は、データ通信により、エンコーダ219,221のフィードバック信号が入力されると共に、そのフィードバック信号とコントローラ103の指令信号とに基づいてサーボモータ215,217を制御する。サーボアンプ109,111とエンコーダ219,221の間では、RS−485のシリアル通信規格によるデータ伝送が行われる。尚、サーボモータ215,217を駆動させるための指令信号や電力等は、不図示のケーブルを介して、サーボアンプ109,111からサーボモータ215,217に供給される。
エンコーダ219,221は、サーボモータ215,217の回転角度を検出し、その検出データをサーボアンプ109,111に出力する。サーボモータ215,217は、例えば、ヘッド部に設けられたロボットアームの関節等として使用される。
イーサネットマスタ113とイーサネットスレーブ223の間では、100Base−TXベースの産業用のイーサネット(登録商標)規格のネットワークが構築されている。イーサネットスレーブ223には、光電センサ225、ソレノイド227、及び変位センサ229が接続されている。
その構築ネットワークが、例えば、EtherCAT(登録商標)の場合には、EtherCATフレームがイーサネットマスタ113とイーサネットスレーブ223の間で高速で送受信される。イーサネットスレーブ223は、イーサネットマスタ113から受信したEtherCATフレームに読み取り又は書き込み処理を行い、イーサネットマスタ113に返送する。
このとき、イーサネットスレーブ223は、EtherCATフレームに予め設定されるイーサネットスレーブ223用の読み取りのデータ位置(以下、[読取データ位置]という。)からデータをコピーし、コピーしたデータの内容に応じてソレノイド227の駆動処理等を行う。さらに、イーサネットスレーブ223は、EtherCATフレームに予め設定されるイーサネットスレーブ223用の書き込みのデータ位置にソレノイド227の駆動の完了を示すデータ、光電センサ225及び変位センサ229の各出力データ等を書き込んでイーサネットマスタ113に返送する。
その後、イーサネットマスタ113は、EtherCATフレームから光電センサ225及び変位センサ229の各出力データを読み取り、それらの読み取りデータ等に基づいてソレノイド227を駆動させるためのデータを生成し、その生成データをEtherCATフレームの[読取データ位置]に書き込む。このようにして、イーサネットマスタ113は、イーサネットスレーブ223に接続されたソレノイド227を制御する。
光電センサ225は、例えば、フェイルセーフのための人感センサ等として使用される。ソレノイド227は、例えば、圧縮エアを供給するための開閉弁の駆動源、又はソレノイドピンの駆動源等として使用される。変位センサ229は、例えば、電子部品の装着基板面からの高さ位置を計測する基板高さセンサ等として使用される。
[2.固定部の構成]
図2に表すように、固定部101が有する多重通信基板115には、多重通信用FPGA(Field Programmable Gate Array)121、DO端子123、DI端子125、DRV入出力部127,129、イーサネット入出力部131、O/E変換モジュール133、CPU(Central Processing Unit)135、及びUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)出力部136が設けられている。
多重通信用FPGA121は、半2重通信方式の多重通信を実行する回路構成が設けられたものである。DO端子123は、汎用デジタル方式によるデータ出力を実行するためのデバイスである。DI端子125は、汎用デジタル方式によるデータ入力を実行するためのデバイスである。DRV入出力部127,129は、RS−485のシリアル通信規格によるデータ伝送を実行するためのデバイスである。イーサネット入出力部131は、100Base−TXベースの産業用のイーサネット(登録商標)規格のネットワークを構築するためのデバイスである。
O/E変換モジュール133は、多重通信用FPGA121から入力された電気信号を光信号に変換し、その変換信号を光ケーブル301に出力する一方、光ケーブル301から入力された光信号を電気信号に変換し、その変換信号を多重通信用FPGA121に出力するユニットである。CPU135は、多重通信基板115の全体制御を司る中央演算処理装置である。UART出力部136は、パラレル信号をシリアル信号に変換し、その変換信号をUART通信規格により出力するデバイスである。
多重通信用FPGA121には、多重化処理部137、カメラリンク画像データ用出力部139、カメラリンク制御データ用入出力部141、I2C入出力部143、SPI入出力部145、及びデータログ処理部147が設けられている。
多重化処理部137は、画像入力ボード105、PLC107、サーボアンプ109,111、及びイーサネットマスタ113から入力された各信号を多重化する一方で、多重化処理部137は、O/E変換モジュール133から入力された信号を多重分離することにより、半2重通信方式の多重通信を実行する。そのために、多重化処理部137は、DO端子123、DI端子125、DRV入出力部127,129、イーサネット入出力部131、カメラリンク画像データ用出力部139、カメラリンク制御データ用入出力部141、I2C入出力部143、SPI入出力部145、及びO/E変換モジュール133に接続されている。
カメラリンク画像データ用出力部139は、画像データをカメラリンクのパラレル通信規格でデータ伝送するためのデバイスである。カメラリンク制御データ用入出力部141は、制御データ等をカメラリンクのパラレル通信規格でデータ伝送するためのデバイスである。
I2C入出力部143は、I2Cのシリアル通信規格によるデータ伝送を実行するためのデバイスである。SPI入出力部145は、SPIのシリアル通信規格によるデータ伝送を実行するためのデバイスである。データログ処理部147については、後述する。
画像入力ボード105には、カメラリンク画像データ用入力部149及びカメラリンク制御データ用入出力部150が設けられている。カメラリンク画像データ用入力部149は、画像データをカメラリンクのパラレル通信規格でデータ伝送するためのデバイスであり、カメラリンク画像データ用出力部139に接続されている。カメラリンク制御データ用入出力部150は、制御データ等をカメラリンクのパラレル通信規格でデータ伝送するためのデバイスであり、カメラリンク制御データ用入出力部141に接続されている。
PLC107には、DI端子151、DO端子153、I2C入出力部155、及びSPI入出力部157が設けられている。DI端子151は、汎用デジタル方式によるデータ入力を実行するためのデバイスであり、DO端子123に接続されている。DO端子153は、汎用デジタル方式によるデータ出力を実行するためのデバイスであり、DI端子125に接続されている。I2C入出力部155は、I2Cのシリアル通信規格によるデータ伝送を実行するためのデバイスであり、I2C入出力部143に接続されている。SPI入出力部157は、SPIのシリアル通信規格によるデータ伝送を実行するためのデバイスであり、SPI入出力部145に接続されている。
サーボアンプ109,111には、DRV入出力部159,161が設けられている。DRV入出力部159,161は、RS−485のシリアル通信規格によるデータ伝送を実行するためのデバイスであり、DRV入出力部127,129に接続されている。
イーサネットマスタ113には、イーサネット入出力部163が設けられている。イーサネット入出力部163は、100Base−TXベースの産業用のイーサネット(登録商標)規格のネットワークを構築するためのデバイスであり、イーサネット入出力部131に接続されている。
データログ処理部147には、パラメータ用レジスタ165、データログ用レジスタ167、エラーデータ用レジスタ169、RAM(Random Access Memory)171、異常検出部173、デコード部179,181,183,185,187、及びエンコード部189が設けられている。
パラメータ用レジスタ165には、ログ取得周期設定領域165A、入力情報領域165B、及び異常条件領域165Cが設けられている。ログ取得周期設定領域165Aには、データログの取得タイミングである取得周期が記憶されている。入力情報領域165Bには、データログに関する情報が記憶されている。異常条件領域165Cには、データログに関する異常条件が記憶されている。これらの領域165A,165B,165Cは、外部から書き込むことが可能である。
データログ用レジスタ167には、後述するようにして、多重化処理部137で多重化される前又は多重分離された後の通信データの全部又は一部が、データログとして記憶される。そのために、データログ用レジスタ167は、カメラリンク画像データ用出力部139と多重化処理部137を接続する配線から分岐した配線、及びカメラリンク制御データ用入出力部141と多重化処理部137を接続する配線から分岐した配線に接続されている。さらに、データログ用レジスタ167は、デコード部179,181,183,185に接続されている。エラーデータ用レジスタ169は、異常検出部173に接続されており、異常情報が記憶される。
RAM171は、ランダムアクセスで読み書き共に可能なメモリである。RAM171は、データログ用レジスタ167、CPU135、及びデコード部187に接続されており、データログが記憶される。異常検出部173は、データログ用レジスタ167のデータログと異常条件領域165Cの異常条件とを比較し、その比較結果が異常であれば、当該データログ等をエラーデータとしてエラーデータ用レジスタ169に記憶する。そのために、異常検出部173は、パラメータ用レジスタ165、データログ用レジスタ167、及びエラーデータ用レジスタ169に接続されている。
デコード部179,181,183,185,187は、シリアル通信のデータを復号する。そのために、デコード部179は、I2C入出力部143と多重化処理部137を接続する配線から分岐した配線に接続されている。デコード部181は、SPI入出力部145と多重化処理部137の接続配線から分岐した配線に接続されている。デコード部183,185は、DRV入出力部127,129と多重化処理部137の接続配線から分岐した配線に接続されている。デコード部187は、イーサネット入出力部131と多重化処理部137の接続配線から分岐した配線に接続されている。
エンコード部189は、データログ用レジスタ167又はエラーデータ用レジスタ169に記憶されたデータを符号化し、その符号化データをUART出力部136に出力する。そのために、エンコード部189は、データログ用レジスタ167、エラーデータ用レジスタ169、及びUART出力部136に接続されている。
[3.可動部の構成]
図3に表すように、可動部201が有する多重通信基板203には、多重通信用FPGA231、DI端子233、DO端子235、DRV入出力部237,239、イーサネット入出力部241、及びO/E変換モジュール243が設けられている。
多重通信用FPGA231は、半2重通信方式の多重通信を実行する回路構成が設けられたものである。DI端子233は、DI端子125と同様な構成を有し、光電センサ207に接続されている。DO端子235は、DO端子123と同様な構成を有し、ソレノイドに接続されている。DRV入出力部237,239は、DRV入出力部127,129と同様な構成を有し、エンコーダ219,221に接続されている。イーサネット入出力部241は、イーサネット入出力部131と同様な構成を有し、イーサネットスレーブ223に接続されている。O/E変換モジュール243は、O/E変換モジュール133と同様な構成を有するユニットである。つまり、O/E変換モジュール243は、多重通信用FPGA231から入力された電気信号を光信号に変換し、その変換信号を光ケーブル301に出力する一方、光ケーブル301から入力された光信号を電気信号に変換し、その変換信号を多重通信用FPGA231に出力する。
多重通信用FPGA231には、多重化処理部245、カメラリンク画像データ用入力部247、カメラリンク制御データ用入出力部249、I2C入出力部251、及びSPI入出力部253が設けられている。
多重化処理部245は、カメラ205、光電センサ207、ソレノイド209、感圧センサ211、温度センサ213、サーボモータ215,217、エンコーダ219,221、及びイーサネットスレーブ223から入力された各信号を多重化する一方で、O/E変換モジュール243から入力された信号を多重分離することにより、半2重通信方式の多重通信を実行する。そのために、多重化処理部245は、DI端子233、DO端子235、DRV入出力部237,239、イーサネット入出力部241、カメラリンク画像データ用入力部247、カメラリンク制御データ用入出力部249、I2C入出力部251、SPI入出力部253、及びO/E変換モジュール243に接続されている。
カメラリンク画像データ用入力部247は、画像データをカメラリンクのパラレル通信規格でデータ伝送するためのデバイスであり、カメラ205に接続されている。カメラリンク制御データ用入出力部249は、カメラリンク制御データ用入出力部141と同様な構成を有し、カメラ205に接続されている。
I2C入出力部251は、I2C入出力部143と同様な構成を有し、感圧センサ211に接続されている。SPI入出力部253は、SPI入出力部145と同様な構成を有し、温度センサ213に接続されている。
以上のような構成により、カメラ205と画像入力ボード105の間では、カメラリンクのパラレル通信規格によるデータ伝送が行われる。光電センサ207とPLC107の間、及びソレノイド209とPLC107の間では、汎用デジタル方式によるデータ伝送が行われる。感圧センサ211とPLC107の間では、I2Cのシリアル通信規格によるデータ伝送が行われる。温度センサ213とPLC107の間では、SPIのシリアル通信規格によるデータ伝送が行われる。エンコーダ219,221とサーボアンプ109,111の間では、RS−485のシリアル通信規格によるデータ伝送が行われる。イーサネットスレーブ223とイーサネットマスタ113の間では、100Base−TXベースの産業用のイーサネット規格によるデータ伝送が行われる。
さらに、各データ伝送の途中(可動部201と固定部101の間)においては、多重化処理部245,137、O/E変換モジュール243,133、及び光ケーブル301によって、半2重通信方式の多重通信が行われる。
[4.データログの種類]
上述したように、固定部101の機器と可動部201の機器の間では、半2重通信方式の多重通信を介して、所定の通信規格によるデータ伝送が実行される。さらに、データ伝送中の通信データの全部又は一部は、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
具体的には、図4に表すように、カメラ205では、カメラリンクのパラレル通信規格のデータ伝送が画像入力ボード105を通信相手として行われる。そのデータ伝送中のトリガデータは、多重化処理部137で多重化される前に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。また、そのデータ伝送中のFVALデータ(有効フレーム信号)は、多重化処理部137で多重分離された後に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
光電センサ207では、汎用デジタル方式による出力データ伝送がPLC107を通信相手として行われる。そのデータ伝送中のON/OFFデータは、多重化処理部137で多重分離された後に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
ソレノイド209では、汎用デジタル方式による入力データ伝送がPLC107を通信相手として行われる。そのデータ伝送中のON/OFFデータは、多重化処理部137で多重化される前に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
感圧センサ211では、I2Cのシリアル通信規格のデータ伝送がPLC107を通信相手として行われる。そのデータ伝送中の圧力値データは、多重化処理部137で多重分離された後に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
温度センサ213では、SPIのシリアル通信規格のデータ伝送がPLC107を通信相手として行われる。そのデータ伝送中の温度データは、多重化処理部137で多重分離された後に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
エンコーダ219,221では、RS−485のシリアル通信規格のデータ伝送がサーボアンプ109,111を通信相手として行われる。そのデータ伝送中の回転角度データは、多重化処理部137で多重分離された後に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
イーサネットスレーブ223では、100Base−TXベースの産業用のイーサネット規格のデータ伝送がイーサネットマスタ113を通信相手として行われる。そのデータ伝送中のI/Oデータ及びアナログ入出力データは、多重化処理部137で多重化される前又は多重分離された後に、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。I/Oデータは、イーサネットスレーブ223に接続された光電センサ225用のデータ、又はソレノイド227用のデータである。アナログ入出力データは、イーサネットスレーブ223に接続された変位センサ229用のデータである。
[5.データログ処理]
次に、データログ処理部147で実行されるデータログ処理について説明する。図5に表すように、データログ処理が実行されると、取得周期が経過したか否かが判定される(ステップS11)。取得周期は、パラメータ用レジスタ165のログ取得周期設定領域165Aから読み出される。取得周期が経過していない場合(ステップS11:NO)には、S11に戻る。これに対して、取得周期が経過している場合(ステップS11:YES)には、第1取得処理が行われる(ステップS12)。
第1取得処理では、上述したようにして、多重化処理部137で多重化される前又は多重分離された後の通信データの全部又は一部が、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
第1取得処理では、カメラ205のトリガデータ又はFVALデータ(有効フレーム信号)が、データログ処理部147によってデータログとして取得され、データログ用レジスタ167に記憶される。光電センサ207のON/OFFデータが、データログ処理部147によってデータログとして取得され、データログ用レジスタ167に記憶される。ソレノイド209のON/OFFデータが、データログ処理部147によってデータログとして取得され、データログ用レジスタ167に記憶される。
さらに、感圧センサ211の圧力値データが、データログ処理部147のデコード部179によってI2C通信データからデータログとして抜き出され、データログ用レジスタ167に記憶される。温度センサ213の温度データが、データログ処理部147のデコード部181によってSPI通信データからデータログとして抜き出され、データログ用レジスタ167に記憶される。エンコーダ219,221の回転角度データが、データログ処理部147のデコード部183,185によってRS−485通信データからデータログとして抜き出され、データログ用レジスタ167に記憶される。
次は、第2取得処理が行われる(ステップS13)。第2取得処理では、上述したようにして、多重化処理部137で多重化される前又は多重分離された後の通信データの一部が、データログとしてデータログ処理部147に取得・記憶される。
第2取得処理では、イーサネットスレーブ223の100Base−TXベースの通信データが、データログ処理部147のデコード部187によってRAM171にいったん記憶される。さらに、CPU135が実行するプログラムによって、イーサネットスレーブ223のI/Oデータ及びアナログ入出力データが、RAM171の記憶データからデータログとして抜き出され、データログ用レジスタ167に記憶される。尚、プログラムは、RAM171に記憶されている。
その後は、ステップS11に戻って、上述した各処理が繰り返して実行される。尚、第1取得処理(ステップS12)は、第2取得処理(ステップS13)の後に行われてもよい。あるいは、第1取得処理(ステップS12)及び第2取得処理(ステップS13)は、同時に行われてもよい。
[6.エラー処理]
次に、データログ処理部147で実行されるエラー処理について説明する。図6に表すように、エラー処理が実行されると、データログ用レジスタ167に所定の取得周期時に記憶されたデータログの読み出しが行われる(ステップS21)。次に、パラメータ用レジスタ165の異常条件領域に記憶された異常条件が読み出される(ステップS22)。次に、データログと異常条件が比較されて、異常であるか否かが判定される(ステップS23)。この比較は、データログ毎に行われる。
ここで、異常がない場合には(ステップS23:NO)、エラー処理が終了する。これに対して、異常がある場合には(ステップS23:YES)、異常と判定されたデータログに関する異常情報がエラーデータ用レジスタ169に記憶される(ステップS24)。
次に、出力処理が行われる(ステップS25)。この処理では、異常判定対象のデータログ又はエラー情報が、エンコード部189によって符号化され、UART出力部136から出力される。この出力は、例えば、SATA(Serial ATA)のインターフェース規格によって行われる。その後、エラー処理は、終了する。
[7.まとめ]
以上、詳細に説明したように、本実施形態の対基板作業機1では、固定部101と可動部201が光ケーブル301を介して隔離されている。さらに、固定部101は、エンコーダ219,221から出力される回転角度データ(エンコーダ信号による位置情報)に基づいてサーボモータ215,217を駆動するサーボアンプ109,111と、サーボアンプ109,111を制御するコントローラ103とを備えている。可動部201は、エンコーダ219,221とサーボモータ215,217とを備えている。
光ケーブル301を挟んで隔離された固定部101と可動部201の間では、エンコーダ219,221の回転角度データ等の2種類以上の信号が送受信される。その送受信の際に、エンコーダ219,221の回転角度データは、送信側の多重化処理部245で多重化され、受信側の多重化処理部137,245で多重分離される。
多重分離されたエンコーダ219,221の回転角度データは、データログ処理部147によって所定周期毎にデータログとして取得される(ステップS12)。よって、本実施形態の対基板作業機1は、隔離された固定部101と可動部201の間で多重送信されるエンコーダ219,221の回転角度データをデータログとして同じタイミングで取得する。
このように、データログ処理部147が同じタイミングでエンコーダ219,221の回転角度データをデータログとして取得しているので、異なる機器であるエンコーダ219,221の回転角度データ間において、同期を正確にとったデータログが取得される。
この点は、カメラ205のトリガデータ及びFVALデータ(有効フレーム信号)、光電センサ207のON/OFFデータ、ソレノイド209のON/OFFデータ、感圧センサ211の圧力値データ、温度センサ213の温度データ、及びイーサネットスレーブ223のI/Oデータ及びアナログ入出力データの間においても、同様であり、各データはデータログとしてデータログ処理部147により同じタイミングで取得される。
本実施形態の対基板作業機1では、データログ処理部147がデータログ用レジスタ167を備えており、データログ用レジスタ167にデータログが記憶されるので(ステップS12,ステップS13)、その記憶されたデータログを用いた分析を行うことが可能である。
従って、例えば、各サーボアンプ109,111の間において、動作タイミングに異常が発生した場合には、データログ用レジスタ167にデータログとして記憶されているエンコーダ219,221の回転角度データを用いて分析する。この分析により、その動作タイミングの異常を正確に把握することが可能である。
本実施形態の対基板作業機1では、データログ処理部147がデータログをエンコード部189で符号化しUART出力部136から外部出力させるので(ステップS25)、データログを用いた分析を外部装置で行うことが可能である。
本実施形態の対基板作業機1では、データログ処理部147がデータログに基づいてエラーを検出するので(ステップS23:YES)、そのエラー検出に基づいたフェイルセーフを実行することが可能である。
さらに、データログ処理部147のみでエラー検出が行われるので、データログ処理部147以外の機器で演算処理の負荷が増大することなく、エラーの検出機能を本実施形態の対基板作業機1に組み込むことが可能である。
本実施形態の対基板作業機1では、I/Oデータ及びアナログ入出力データが、データログ処理部147によって、100Base−TXベースの通信データからデータログとして抜き出される(ステップS13)。よって、イーサネット通信中の大量データから必要なデータのみをデータログとして取得することが可能である。
本実施形態の対基板作業機1では、多重通信用FPGA121のデータログ処理部147によって、固定部101の各機器(画像入力ボード105、PLC107、サーボアンプ109,111、又はイーサネットマスタ113)又は可動部201の各機器(カメラ205、光電センサ207、ソレノイド209、感圧センサ211、温度センサ213、エンコーダ219,221、又はイーサネットスレーブ223)の通信信号からデータログを取得しているため(ステップS12,ステップS13)、種類の異なる複数の通信信号からデータログを一括して取得することが可能である。
このようにして、多重通信用FPGA121のデータログ処理部147が種類の異なる複数の通信信号からデータログを一括して取得しているので、データログの形式変更を多重通信用FPGA121で行うことが可能である。よって、固定部101及び可動部201が有する各機器において、データログを取得する必要がなく、さらに、データログの形式変更を行う必要もない。
ちなみに、本実施形態において、UART出力部136及びエンコード部189は、インターフェース部の一例である。データログ用レジスタ167は、記憶部の一例である。サーボモータ215,217は、アクチュエータの一例である。
[8.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態の対基板作業機1では、取得周期毎のタイミングでデータログが取得・記憶されているが(ステップS11:YES)、多重通信の多重化又は多重分離のタイミングでデータログが取得・記憶されてもよい。
本実施形態の対基板作業機1では、UART出力部136の出力データを外部記憶装置に記憶させてもよい。また、データログ用レジスタ167に記憶された各データログをUART出力部136から出力させてもよいし、その出力データを外部記憶装置に記憶させてもよい。あるいは、データログ用レジスタ167又はエラーデータ用レジスタ169の記憶データを外部記憶するための専用端子を多重通信基板115に設けてもよい。
本実施形態の対基板作業機1では、サーボアンプ109,111、サーボモータ215,217、及びエンコーダ219,221が備えられることにより、2軸の回転角度データがデータログとして扱われている。この点、サーボアンプ、サーボモータ、及びエンコーダが追加されることにより、3軸以上の回転角度データがデータログとして扱われてもよい。あるいは、サーボアンプ109、サーボモータ215、及びエンコーダ219が省かれることにより、1軸の回転角度データがデータログとして扱われてもよい。
本実施形態の対基板作業機1では、データログ処理部147が固定部101に設けられている。この点、コントローラ及びサーボアンプを備えた固定部が追加されることにより、その追加された固定部と固定部101の間で多重通信が行われ、その多重通信データから固定部101のデータログ処理部147によってデータログが取得・記憶されるようにしてもよい。このような場合には、固定部と固定部101の間が1m以上離れていると、多重化による省配線の効果が発揮され易い。
本実施形態の対基板作業機1では、固定部101のデータログ処理部147に代わるデータログ処理部が可動部201に設けられてもよい。このような場合には、固定部101と可動部201の間で多重通信が途切れても、可動部201が有する各機器のデータログを取得周期毎に保持することができる。具体的には、例えば、図7に表すように、データログ処理部255が、可動部201の多重通信用FPGA231に設けられる。データログ処理部255は、固定部101のデータログ処理部147と同様にして多重通信用FPGA231に設けられ、さらに、CPU257及びUART出力部259が多重通信用FPGA231に設けられる。
さらに、サーボモータ及びエンコーダを備えた可動部が追加されることにより、その追加された可動部と可動部201との間で多重通信が行われ、その多重通信データから可動部201のデータログ処理部255によってデータログが取得・記憶されるようにしてもよい。
本実施形態の対基板作業機1では、多重通信用に設計・製造された集積回路であるASIC(application specific integrated circuit)を、多重通信用FPGA121,231の代用品としてもよい。
本実施形態では、対基板作業機1は、電子部品装着装置として説明されていたが、外観検査装置、印刷装置、又は工作機械等であってもよい。
尚、本実施形態の対基板作業機1では、固定部101と可動部201の間で、半2重通信方式の多重通信が行われるが、全2重通信方式の多重通信が行われるようにしてもよい。
1 対基板作業機
101 固定部
103 コントローラ
109,111 サーボアンプ
137 多重化処理部
147 データログ処理部
149 UART出力部
165A ログ取得周期設定領域
167 データログ用レジスタ
173 異常検出部
189 エンコード部
201 可動部
215,217 サーボモータ
219,221 エンコーダ
255 データログ処理部

Claims (11)

  1. 固定部と可動部で構成される隔離した装置間で送受信される2種類以上の信号を送信側で多重化し受信側で多重分離する多重化処理部と、
    前記多重化処理部で多重化される前又は多重分離された後の前記2種類以上の信号の各々を前記固定部と前記可動部からそれぞれデータログとして所定周期で取得するデータログ処理部とを備えることを特徴とする対基板作業機。
  2. 前記データログ処理部は、前記固定部から前記多重化処理部で多重化される前の信号と、前記可動部から前記多重化処理部で多重分離された後の信号を、それぞれ前記データログとして取得することを特徴とする請求項1に記載の対基板作業機。
  3. 前記データログ処理部は、前記データログが記憶される記憶部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の対基板作業機。
  4. 前記データログ処理部は、前記データログが外部出力されるインターフェース部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の対基板作業機。
  5. 前記2種類以上の信号には、1軸以上のエンコーダ信号が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の対基板作業機。
  6. 前記2種類以上の信号には、2軸以上のエンコーダ信号が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の対基板作業機。
  7. 前記隔離した装置は、
    前記固定部と、
    前記可動部とで構成され、
    前記固定部は、エンコーダから出力される前記エンコーダ信号による位置情報に基づいてアクチュエータを駆動するサーボアンプ及び前記サーボアンプを制御するコントローラを備え、
    前記可動部は、前記エンコーダ及び前記アクチュエータを備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の対基板作業機。
  8. 前記隔離した装置は、
    2つの前記可動部を有し
    前記可動部の各々は、前記固定部に備えられたサーボアンプで駆動されるアクチュエータ及び前記エンコーダ信号を出力するエンコーダを備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の対基板作業機。
  9. 前記隔離した装置は、
    2つの前記固定部を有し
    前記固定部の各々は、エンコーダから出力される前記エンコーダ信号による位置情報に基づいてアクチュエータを駆動するサーボアンプ及び前記サーボアンプを制御するコントローラを備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の対基板作業機。
  10. 前記データログ処理部は、前記データログに基づいてエラーを検出することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の対基板作業機。
  11. 前記データログ処理部は、前記2種類以上の信号の一部を当該信号のデータログとして扱うことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一つに記載の対基板作業機。
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