JP6614737B1 - 給液ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】給液ポンプの吐出管を保護することを可能にする。【解決手段】給液ポンプの一例である給油ポンプ1は、油を吸引する吸引管2と、吸引管2に接続された吐出管3と、吸引管2から油を吸引するための吸引力を発生させるポンプ部4とを備え、ポンプ部4の作動により油を吸引管2から吸引して吐出管3から吐出する給油ポンプ1であって、吐出管3の先端側で吐出管3の外周箇所に設けられ、先端が給油先の給油口に挿入された状態を保持する保持部6と、保持部6の吐出管3の先端側とは反対側である上流側面62Aに側面視でくの字形状に立設され、吐出管3における保持部6よりも上流側箇所を鈍角に曲げた姿勢状態にするガイド部材7と、を備え、保持部6は、ガイド部材7の先端が給油先から離れる方向に向けられた状態の当該保持部6の先端が給油先の給油口に挿入された状態を保持する。【選択図】図1

Description

本発明は、油、水などの液体を給液する給液ポンプに関する。
特許文献1には、給油ポンプの吐出管の先端に突起を設け、更に当該突起の下面に永久磁石を取り付けて、吐出管の先端開口部を永久磁石によってストーブ側の給油口に固定することが記載されている。
実開昭56−70179号公報
上記の給油ポンプでは、吐出管の先端開口部が永久磁石によってストーブ側の給油口に固定された状態において、当該吐出管の先端開口部よりも上流側の一部分が当該ストーブ側に撓んで接触することがあり、例えば、ストーブの消火直後での高温箇所に接触した場合には、吐出管が熱で損傷してしまう虞がある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、給液ポンプの吐出管を保護することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る給液ポンプは、液体を吸引する吸引管と、前記吸引管に接続された吐出管と、前記吸引管から液体を吸引するための吸引力を発生させるポンプ部と、を備え、前記ポンプ部の作動により液体を前記吸引管から吸引して前記吐出管から吐出する給液ポンプであって、前記吐出管は、前記吸引管に接続された端部とは反対側の端部の先端に位置する先端管部と、当該先端管部に続いて予め定められた長さとされた可撓部分と、を有し、前記給液ポンプは、更に、円盤中央に前記吐出管の前記先端管部が上側から嵌入される貫通孔を備えた円盤部と、当該円盤部の内部に前記貫通孔の貫通軸と同一軸心として形成された環状の空洞空間と、当該空洞空間に固定された環状の磁石と、前記円盤部の前記貫通孔に連通されて当該円盤部の下方に延出する、前記吐出管から前記貫通孔に送られてきた油を吐出する吐出ノズル部と、を備え、前記吐出ノズル部が給液先の給液口に挿入された状態を、前記磁石による吸引力により保持する保持部と、前記保持部の前記円盤部の上面における前記吐出管の外部周囲の全周箇所又は外部周囲の半分の半円弧箇所から上方に予め定められた長さだけ延出した延出部と、当該延出部の先端側に続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられた屈折部とを備え、前記延出部及び前記屈折部が前記円盤部の上面に側面視でくの字形状に立設され、前記吐出管の前記先端管部に続く前記可撓部分を前記屈折部が可撓して当該吐出管を鈍角に曲げた姿勢状態に案内するガイド部材と、を備え、前記保持部は、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられた状態の当該保持部の前記吐出ノズル部が前記給液先の給液口に挿入された状態を保持するものである。
本発明の他の一局面に係る給液ポンプは、液体を吸引する吸引管と、前記吸引管に接続された吐出管と、前記吸引管から液体を吸引するための吸引力を発生させるポンプ部と、を備え、前記ポンプ部の作動により液体を前記吸引管から吸引して前記吐出管から吐出する給液ポンプであって、前記吐出管は、前記吸引管に接続された端部とは反対側の端部の先端に位置する先端管部と、当該先端管部に続いて予め定められた長さとされた可撓部分と、を有し、前記給液ポンプは、更に、前記吐出管の前記先端管部が嵌入される貫通孔を備えた円盤部と、当該円盤部の内部に前記貫通孔の貫通軸と同一軸心として形成された環状の空洞空間と、当該空洞空間に固定された環状の磁石と、前記円盤部の前記貫通孔に連通されて当該円盤部の前記先端管部が嵌入される側の一方面とは反対側の他方面から延出する、前記吐出管から前記貫通孔に送られてきた油を吐出する吐出ノズル部と、を備え、前記吐出ノズル部が給液先の給液口に挿入された状態を、前記磁石による吸引力により保持する保持部と、前記保持部の前記円盤部の前記一方面における前記吐出管の外部周囲の全周箇所又は外部周囲の半分の半円弧箇所から予め定められた長さだけ延出した延出部と、当該延出部の先端側に続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられた屈折部とを備え、前記延出部及び前記屈折部が前記円盤部の前記一方面に側面視でくの字形状に立設され、前記吐出管の前記先端管部に続く前記可撓部分を前記屈折部が可撓して当該吐出管を鈍角に曲げた姿勢状態に案内するガイド部材と、を備え、前記保持部は、前記円盤部の前記一方面を見た平面視において、当該一方面における前記ガイド部材の前記屈折部が重なる箇所に、当該保持部から外側に向けて当該屈折部の曲げ方向に突出する突出部を備え、前記突出部の表面には、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられて当該給液先に取り付けられた状態になる、前記保持部の取り付け時の向きを示す表記が、形成され、前記保持部は、前記表記に従って前記円盤部が前記給液先の給液口に挿入されると、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられた状態の当該保持部の前記吐出ノズル部が前記給液先の給液口に挿入された状態を前記保持部の前記磁石による吸引力により保持し、前記突出部の前記円盤部側の面が当該給液先の給液口の周縁部に当接するものである。
本発明によれば、給液ポンプの吐出管を保護することができる。
本発明の第1実施形態に係る給油ポンプを示す外観図である。 第1実施形態に係る給油ポンプの使用状態の一例を示す図である。 給油ポンプの吐出管及び供給管の先端部分を示す図である。 給油ポンプの使用状態の一例を示す拡大図である。 給油ポンプの使用状態の一例を示す拡大図である。 図4に示す給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。 図5に示す給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。 第2実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。 第2実施形態に係る給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。 第3実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。 第4実施形態に係る給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。 第5実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。 第5実施形態に係る給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。 (A)は第6実施形態に係る給油ポンプの使用状態を示す拡大図、(B)は第7実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端側を示す平面図である。 第8実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る給液ポンプの一例である給油ポンプについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る給油ポンプを示す外観図である。図2は、第1実施形態に係る給油ポンプの使用状態の一例を示す図である。
給油ポンプ1は、図1に示すように、灯油などの油を吸引する吸引管2と、吸引管2に接続された吐出管3と、吸引管2から油を吸引するための吸引力を発生させるポンプ部4と、吸引管2よりも上端に配置された操作部5と、を備える。
吸引管2は、その下端に位置する下端部21の内部にポンプ部4を備えている。具体的には、吸引管2の下端部21は、当該吸引管2の中央部よりも拡径した大きさとなっている。下端部21の内部には、図示しない電動モータが配置されている。下端部21の下面には、油を吸入可能な吸入口22が少なくとも1個以上形成されている。ポンプ部4は、下端部21の内部の電動モータが回転することにより、吸引管2から油を吸引するための吸引力を発生させ、吸引管2の下端の吸入口22から油を吸引する。
吐出管3は、可撓部分を有するホースであり、その先端が後述する保持部6に嵌入され、給油先の一例であるストーブSTの給油口RP(図6参照)に保持部6の先端が挿入される。吐出管3は、透明又は半透明であり、内部を流れる油をユーザーが視認可能となっている。
操作部5の内部には、図示しない電池が備えられている。操作部5は、電池から電動モータへの電力供給をON/OFFにするためのスイッチ51を備える。スイッチ51を「入」側にスライドさせてONにすると、操作部5に内装された電池から電動モータに電力が供給され、電動モータが回転する。すなわち、ポンプ部4が作動する。一方、スイッチ51を「切」側にスライドさせてOFFにすると、操作部5に内装された電池から電動モータに電力が供給されず、電動モータが回転しない。すなわち、ポンプ部4が作動しない。
給油ポンプ1は、図2に示すように、吸引管2が油を貯留するポリタンクPTに挿入され、吐出管3がストーブSTの給油口RP(図6参照)に挿入された状態において、スイッチ51がONにされると、吸引管2の吸入口22からポリタンクPT内の油を吸引し、吸引した油を吐出管3からストーブSTの給油口RPに吐出し、ストーブSTの燃料タンクに給油する。一方、給油ポンプ1は、スイッチ51がOFFにされると、吸引管2の吸入口22からポリタンクPT内の油を吸引せず、吐出管3からストーブSTの給油口RPに吐出しないので、ストーブSTの燃料タンクに給油しない。
上記したように給油ポンプ1は、ポンプ部4の作動により、油を吸引管2から吸引して吐出管3から吐出する電動給油ポンプとなっている。
更に、給油ポンプ1は、吐出管3の先端側に保持部6を備える。また、保持部6には、ガイド部材7が一体的に形成されている。保持部6及びガイド部材7について、図3〜図7を用いて説明する。
図3は、給油ポンプの吐出管及び供給管の先端部分を示す図である。図4は、給油ポンプの使用状態の一例を示す拡大図である。図5は、給油ポンプの使用状態の一例を示す拡大図である。図6は、図4に示す給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。図7は、図5に示す給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。
更に、給油ポンプ1は、図3〜図7に示すように、吐出管3が給油先(例えば、ストーブST)の給油口RPに挿入された状態を保持する保持部6を備える。保持部6は、図1、図3、図6及び図7に示すように、吐出管3の先端側で当該吐出管3の外周箇所に設けられている。
保持部6は、図6及び図7に示すように、中央に吐出管3の先端が嵌入される貫通孔61を備えた円盤部62と、当該円盤部62の内部に貫通孔61の貫通軸と同一軸心として形成された環状の空洞空間63とを有し、当該空洞空間63に環状の磁石64が固定されている。つまり、保持部6は、吐出管3がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を、磁石64による吸引力により保持する構成としている。
また、保持部6は、円盤部62の貫通孔61に連通された吐出ノズル部65を備える。吐出ノズル部65は、吐出管3から貫通孔61に送られてきた油を吐出する。吐出ノズル部65は、保持部6の先端であると言える。保持部6の円盤部62及び吐出ノズル部65は、例えば、樹脂成形部品である。
ガイド部材7は、図3及び図6に示すように、保持部6の吐出管3の先端側とは反対側である油を流す方向の上流側面62Aに、側面視で「くの字」形状に立設されており、吐出管3における保持部6よりも上流側箇所を鈍角に曲げた姿勢状態にする部材である。ガイド部材7は、例えば、樹脂成形部品である。ここでは、ガイド部材7は、有色の樹脂成形部品であり、不透明の部材である。
ガイド部材7は、図3〜図7に示すように、保持部6の上流側面62Aにおける吐出管3の外部周囲の半分である半円弧箇所から当該吐出管3の長手方向に沿って予め定められた長さだけ延出した半円弧状の延出部71と、当該延出部71の先端側に続いて吐出管3の側に鈍角に曲げられた半円弧状の屈折部72とを備える。
屈折部72の先端は、図5に示すように、半円弧状となっている。延出部71及び屈折部72の形状は、半円弧状である。
延出部71の先端側は、図6及び図7に示すように、当該延出部71の延出方向A1に対して予め定められた角度θ(例えば、角度θは45°)だけ傾斜した方向A2に曲げられた形状、つまり、鈍角に曲げられた形状となっている。ガイド部材7は、樹脂成形部品であるため、成形と同時に鈍角に曲げられた形状となっている。なお、上記の予め定められた角度θは、45°に限定されるものではなく、40°〜50°の範囲内の任意の角度であってもよいし、20°〜70°の範囲内の任意の角度であってもよいし、鋭角であればよい。
ガイド部材7の延出部71及び屈折部72は、ユーザーに把持される把持部73を備える。ガイド部材7の延出長さL1は、延出部71の延出方向の長さL11と、屈折部72の延出方向の長さL12との合算長さであり、予め定められた長さ(例えば、10cm)に亘っており、一般的なユーザー(例えば成人)が把持可能な長さとなっている。なお、上記の予め定められた長さは、例えば8cm〜15cmの長さであってもよいし、それ以外の長さであってもよい。
保持部6は、図4及び図5に示すように、ガイド部材7の先端がストーブST(給油先)から離れる方向に向けられた状態の当該保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を、磁石64の吸引力により保持する。
図4に示すストーブSTは、燃料タンク部Tの上面T1に給油口RPが形成され、給油口RPの内周面にネジ部が形成され、給油口RPを図示しないキャップで螺合して塞ぐタイプのストーブである。ユーザーは、給油口RPを塞ぐ図示しないキャップを外し、給油ポンプ1の吐出管3の先端側に位置する保持部6の先端をストーブSTの給油口RPに挿入する。このとき、保持部6の先端側である下流側面62Bが燃料タンク部Tの上面T1に磁石64により吸引される。燃料タンク部Tは金属材料で形成されており、磁石64が燃料タンク部Tの上面T1のうち給油口RPの周囲部分に吸引される。このため、保持部6は、図6に示すように、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられた状態の当該保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を、磁石64の吸引力により保持する。
一方、図5に示すストーブSTは、燃料タンク部Tの上面T1に上方に突出した突出管部PPが形成され、突出管部PPの外周面にネジ部が形成され、突出管部PPの上端に開口された給油口RPを図示しないキャップで螺合して塞ぐタイプのストーブである。ユーザーは、給油口RPを塞ぐ図示しないキャップを外し、給油ポンプ1の吐出管3の先端側に位置する保持部6の先端をストーブSTの突出管部PPの給油口RPに挿入する。このとき、保持部6は、図7に示すように、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられた状態の当該保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を、磁石64の吸引力により保持する。突出管部PPは金属材料で形成されており、磁石64が突出管部PPに吸引される。このため、保持部6は、その先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を、磁石64の吸引力により保持する。
なお、ユーザーにより、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けた状態で、吐出管3の先端側に位置する保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入されると、保持部6は、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられた状態の当該保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を保持する。また、ユーザーにより、吐出管3の先端側に位置する保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入されて、保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を当該保持部6が保持している状態において、保持部6を回動させて、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられることで、保持部6は、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられ、かつ、保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を保持するとしてもよい。
以上説明したように、第1実施形態の給油ポンプ1によれば、保持部6は、吐出管3の先端側で当該吐出管3の外周箇所に設けられており、先端がストーブST(給油先)の給油口RPに挿入された状態を保持する。ガイド部材7は、保持部6の吐出管3の先端側とは反対側である油を流す方向の上流側面62Aに側面視でくの字形状に立設されており、吐出管3における保持部6よりも上流側箇所を鈍角に曲げた姿勢状態にする。保持部6は、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられた状態の当該保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を保持する。すなわち、保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を当該保持部6が保持している状態において、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられている。このため、保持部6の先端がストーブSTの給油口RPに挿入された状態を当該保持部6が保持している状態において、吐出管3の保持部6よりも上流側の一部分が給油先(例えばストーブST)の方に撓んで接触することを防止できる。例えば、吐出管3が消火直後のストーブSTの高温箇所に接触することを防止でき、吐出管3が熱で損傷してしまうことを防止できる。これにより、給油ポンプ1の吐出管3を保護することができる。
また、ガイド部材7は、保持部6の上流側面62Aにおける吐出管3の外部周囲の一部である円弧箇所から当該吐出管3の長手方向に沿って予め定められた長さだけ延出した延出部71と、当該延出部71の先端側に続いて吐出管3側に鈍角に曲げられた屈折部72とを備え、延出部71及び屈折部72の断面形状は半円弧状である。このため、延出部71及び屈折部72は、吐出管3における保持部6よりも上流側箇所を当該吐出管3の外周半分にわたって囲うことができ、給油ポンプ1の吐出管3の保持部6側の箇所を好適に保護することができる。また、吐出管3の保持部6側の箇所のうちで延出部71及び屈折部72に囲われていない箇所は、ストーブとは反対側、つまりユーザー側であり、吐出管3内の油の流れをユーザーが視認することができ、給油状態を好適に確認することができる。
また、ガイド部材7は、延出部71及び屈折部72に、ユーザーに把持される把持部73を備えるので、ユーザーがガイド部材7の把持部73を把持して吐出管3の先端側に位置する保持部6の先端をストーブSTの給油口RPに挿入した状態にしたり、吐出管3をストーブSTの給油口RPから取り外したりすることができ、吐出管3の挿抜作業がし易くなる。
次に、第2実施形態の給油ポンプ1について説明する。図8は、第2実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。図9は、第2実施形態に係る給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。
第1実施形態の給油ポンプ1は、図3及び図6に示すように、ガイド部材7が、吐出管3の外部周囲のうち半分を囲う半囲い形状としているが、第2実施形態の給油ポンプ1は、図8及び図9に示すように、ガイド部材7が、吐出管3の外部周囲を全周に亘って囲う全囲い形状としている点が、第1実施形態と相違する。第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
ガイド部材7は、図8及び図9に示すように、保持部6の上流側面62Aにおける吐出管3の外部周囲の全周箇所から当該吐出管3の長手方向に沿って予め定められた長さだけ延出した延出部71Aと、当該延出部71Aの先端側に続いて吐出管3側に鈍角に曲げられた屈折部72Aとを備える。
延出部71A及び屈折部72Aの断面形状は、円筒状である。延出部71A及び屈折部72Aの断面形状とは、ガイド部材7の延出方向に直交する方向で延出部71A及び屈折部72Aをそれぞれ断面視した形状のことである。
第2実施形態の給油ポンプ1によれば、ガイド部材7は、保持部6の上流側面62Aにおける吐出管3の外部周囲の全周箇所から当該吐出管3の長手方向に沿って予め定められた長さだけ延出した延出部71Aと、当該延出部71Aの先端側に続いて吐出管3側に鈍角に曲げられた屈折部72Aとを備え、延出部71A及び屈折部72Aの断面形状は円筒状である。このため、延出部71A及び屈折部72Aは、吐出管3における保持部6よりも上流側箇所を当該吐出管3の外周全てにわたって囲うことができ、給油ポンプ1の吐出管3の保持部6側の箇所を完全に保護することができる。
次に、第3実施形態の給油ポンプ1について説明する。図10は、第3実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。
第3実施形態の給油ポンプ1は、図10に示すように、ガイド部材7の把持部73が、指が係止する凸形状の係止部74を有する点が、前述の第1実施形態及び第2実施形態と相違する。第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成については説明を省略する。
把持部73は、図10に示すように、指が係止する凸形状の係止部74を複数個(例えば8個)有する。係止部74は、ガイド部材7の延出方向に沿って8個並べて形成されている。
第3実施形態の給油ポンプ1によれば、把持部73は、指が係止する凸形状の係止部74を有するので、ユーザーは、係止部74の間に指を位置させて把持部73を掴むことにより、ガイド部材7の把持部73を把持した際にしっかりと把持部73を持つことができ、吐出管3の挿抜作業がさらにし易くなる。
なお、第3実施形態では、係止部74は、凸形状としているが、凹形状としてもよいし、凹凸形状としてもよい。この場合、ユーザーは、係止部74をなす凹形成部分に指を位置させて把持部73を掴むことにより、ガイド部材7の把持部73を把持した際にしっかりと把持部73を持つことができる。
次に、第4実施形態の給油ポンプ1について説明する。図11は、第4実施形態に係る給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。
第4実施形態の給油ポンプ1は、図11に示すように、ガイド部材7の内面に弾性部材75を備える点が、前述の各実施形態と相違する。第4実施形態では、前述の各実施形態と同様の構成については説明を省略する。
弾性部材75は、図11に示すように、ガイド部材7の内面に貼り付けられている。ここでは、弾性部材75は、ガイド部材7の内面(すなわち、ガイド部材7の吐出管3に対向する側の面)のうちで、当該ガイド部材7の先端側で半円弧状の内面領域部分に当該半円弧幅の全体にわたって貼り付けられている。なお、弾性部材75は、当該半円弧幅の一部に貼り付けられてもよい。また、弾性部材75は、ガイド部材7の内面全体に亘って貼り付けられてもよい。弾性部材75は、例えば、ゴム、ラバー、スポンジなどの弾性体であり、吐出管3が当接することで弾性変形する。
第4実施形態の給油ポンプ1によれば、ガイド部材7の内面に弾性部材75を備えるので、吐出管3がガイド部材7に直接当たらないようにすることができ、吐出管3がガイド部材7に接触することによる損傷を低減できる。これにより、吐出管3を保護することができ、吐出管3の耐久性を向上させることができる。
次に、第5実施形態の給油ポンプ1について説明する。図12は、第5実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端部分を示す図である。図13は、第5実施形態に係る給油ポンプの使用状態の吐出管の先端側を示す断面図である。
第5実施形態の給油ポンプ1は、図12及び図13に示すように、保持部6の上流側面62Aにおけるガイド部材7の曲げ方向に対応する箇所に、保持部6から外側に向けて突出する突出部66を備える点が、前述の各実施形態と相違する。第5実施形態では、前述の各実施形態と同様の構成については説明を省略する。
突出部66は、図12及び図13に示すように、保持部6の上流側面62Aにおけるガイド部材7の曲げ方向に対応する箇所、つまり、上流側面62Aの周方向のうちで、ガイド部材7の延出部71の周囲位置のうちで屈折部72の位置と同じ箇所に、保持部6から外側に向けて突出する大きさであり、保持部6に一体的に形成されている。図12では、突出部66は、保持部6の上流側面62Aにおけるガイド部材7の屈折部72の真下の位置に位置し、保持部6から外側に向けて突出している。
第5実施形態の給油ポンプ1によれば、保持部6の上流側面62Aにおけるガイド部材7の曲げ方向に対応する箇所に、保持部6から外側に向けて突出する突出部66を備える。このため、吐出管3の先端側の保持部6の先端がストーブST(給油先)の給油口RPに挿入された状態において、ガイド部材7が曲げ方向に倒れることを突出部66が阻止するため、ガイド部材7が曲げ方向に倒れて吐出管3が給油口RPから外れることもない。これにより、ガイド部材7による吐出管3の姿勢変更に起因する吐出管外れを防止することができる。
次に、第6実施形態の給油ポンプ1について説明する。図14(A)は、第6実施形態に係る給油ポンプの使用状態を示す拡大図である。
第6実施形態の給油ポンプ1は、図14(A)に示すように、保持部6は、ガイド部材7の先端がストーブSTから離れる方向に向けられて当該ストーブSTに取り付けられた状態になる、当該保持部6の取り付け時の向きを示す表記67が形成されている。
表記67は、保持部6の取り付け時の向きの一例である「FRONT」が、当該保持部6の上流側面62A上に印刷されたものである。なお、表記67は、「FRONT」が印字されたシール部材であってもよい。なお、表記67は、「FRONT」に限定されず、「手前」、「手前側」、「手前位置」、「前面」、「前方」など、取り付け時の向きを特定可能な表記とすればよい。
第6実施形態の給油ポンプ1によれば、保持部6は、当該保持部6の取り付け時の向きを示す表記67が形成されているので、保持部6を表記67に従って取り付けた場合には、保持部6が、ガイド部材7の先端がストーブST(給油先)から離れる方向に向けられてストーブSTに取り付けられた状態になる。これにより、保持部6を適切に取り付けることができる。
次に、第7実施形態の給油ポンプ1について説明する。図14(B)は、第7実施形態に係る給油ポンプの吐出管の先端側を示す平面図である。
第7実施形態の給油ポンプ1は、図14(B)に示すように、保持部6は、当該保持部6の取り付け時の向きを示す表記67が、前述の第5実施形態の給油ポンプ1の保持部6の突出部66の上面に形成されている。
表記67は、保持部6の取り付け時の向きの一例である「FRONT」が、当該保持部6の突出部66の上面に印刷されたものである。なお、表記67は、「FRONT」が印字されたシール部材であってもよい。
第7実施形態の給油ポンプ1によれば、保持部6は、当該保持部6の取り付け時の向きを示す表記67が、突出部66の上面に形成されているので、突出部66を有する保持部6であっても表記67を適切に設けることができる。また、保持部6を表記67に従って取り付けた場合には、保持部6が、ガイド部材7の先端がストーブST(給油先)から離れる方向に向けられてストーブSTに取り付けられた状態になる。これにより、保持部6を適切に取り付けることができる。
前述した各実施形態では、ガイド部材7は、延出部71及び屈折部72に、ユーザーに把持される把持部73を備えているが(図3及び図6参照)、これに限定されない。例えば、ガイド部材7は、延出部71又は屈折部72に、或いは、延出部71A又は屈折部72A(図8及び図9参照)に、把持部73を備えるようにしてもよい。この場合でも、ユーザーがガイド部材7の把持部73を把持して吐出管3の先端側の保持部6の先端をストーブSTの給油口RPに挿入した状態にしたり、吐出管3をストーブSTの給油口RPから取り外したりすることができ、吐出管3の挿抜作業がし易くなる。
上記の各実施形態では、保持部6は、先端が給油先であるストーブSTの給油口に挿入された状態を、磁石64による吸引力により保持する構成としているが、これに限定されない。例えば、保持部6は、先端が給油先であるストーブSTの給油口から脱落しないように保持する複数の保持片あるいは係止片を備える構成であってもよい。
上記の各実施形態では、給油ポンプ1は、電動給油ポンプとしているが、手動式の給油ポンプに保持部6及びガイド部材7などを採用した構成としてもよい。手動式の給油ポンプでは、吸引管2の上流側に、ユーザーにより握り離しが繰り返される手動ポンプ部を備え、この手動ポンプがユーザーによる握り離しが繰り返されることにより、油を吸引管2から吸引して吐出管3から吐出することが可能である。
また、上記の各実施形態では、給油ポンプ1は、電動縦型の給油ポンプ、すなわち、使用時に吸引管2をポリタンクPTに差し込み、使用終了時に吸引管2をポリタンクPTから抜き取るタイプの給油ポンプとしているが、これに限定されない。例えば、給油ポンプ1は、電動直付けの給油ポンプであってもよい。電動直付けの給油ポンプは、吸引管2が可撓部分を有するホースであり、吸引管2がポリタンクPT内に挿入された状態で当該ポリタンクPTに固定されるタイプの給油ポンプである。
上記の第6実施形態及び第7実施形態の給油ポンプ1では、表記67が保持部6に設けられているが、ガイド部材7の予め定められた箇所、例えば、屈折部72の先端側の外周面の箇所に表記67を設けるようにしてもよい。
上記の第2実施形態の給油ポンプ1は、図8及び図9に示すように、ガイド部材7が、吐出管3の外部周囲を全周に亘って囲う全囲い形状としているが、図15に示す第8実施形態の給油ポンプ1は、ガイド部材7の延出部71Aが、吐出管3の外部周囲を全周に亘って囲う全囲い形状とし、かつ、ガイド部材7の屈折部72が吐出管3の外部周囲のうち半分を囲う半囲い形状としている点が、第2実施形態と相違する。第8実施形態では、第2実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図15に示すように、ガイド部材7は、保持部6の上流側面62Aにおける吐出管3の外部周囲の全周箇所から当該吐出管3の長手方向に沿って予め定められた長さだけ延出した延出部71Aと、当該延出部71Aの先端側で円筒箇所のうちで当該ガイド部材7の曲げ側とは反対側の半円弧箇所から続いて吐出管3側に鈍角に曲げられた半円弧形状の屈折部72とを備え、延出部71Aの断面は円筒状であり、屈折部72の断面は半円弧状である。
このため、第8実施形態の給油ポンプ1によれば、延出部71Aは、吐出管3における保持部6よりも上流側箇所を当該吐出管3の外周全てにわたって囲うことができ、ガイド部材7の延出部71Aをしっかりと把持することができ、しかも、ユーザーが延出部71Aを把持する際に給油ポンプ1の吐出管3をユーザーの手が当たって変形させることを防止できる。また、延出部71Aは、その先端側の内周方向の全体又は一部に、弾性部材75を備えるようにしてもよい。
なお、屈折部72は、延出部71Aに近い側が円筒状であり、延出部71Aから遠い側、つまり先端側が半円弧状としてもよい。また、延出部71Aは、屈折部72に近い側、つまり先端側のみが半円弧状であり、かつ、屈折部72は、延出部71Aの先端側の半円弧状に続いて鈍角に曲げられた半円弧状であるとしてもよい。
また、上記各実施形態では、給液ポンプの一例として給油ポンプ1を例に挙げて説明しているが、油以外の例えば水、薬液、洗浄液などの各種の液体のための給液ポンプに本発明を適用できることは言うまでもない。
また、上記実施形態では、図1乃至図15を用いて上記実施形態により示した構成は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成に限定する趣旨ではない。また、図1乃至図15を用いて上記実施形態により示した各構成の一部又は全部を任意に組み合わせてもよい。
1 給油ポンプ
2 吸引管
3 吐出管
4 ポンプ部
6 保持部
62A 上流側面
66 突出部
67 表記
7 ガイド部材
71 延出部
71A 延出部
72 屈折部
72A 屈折部
73 把持部
74 係止部
75 弾性部材

Claims (10)

  1. 液体を吸引する吸引管と、前記吸引管に接続された吐出管と、前記吸引管から液体を吸引するための吸引力を発生させるポンプ部と、を備え、前記ポンプ部の作動により液体を前記吸引管から吸引して前記吐出管から吐出する給液ポンプであって、
    前記吐出管は、前記吸引管に接続された端部とは反対側の端部の先端に位置する先端管部と、当該先端管部に続いて予め定められた長さとされた可撓部分と、を有し、
    前記給液ポンプは、更に、前記吐出管の前記先端管部が嵌入される貫通孔を備えた円盤部と、当該円盤部の内部に前記貫通孔の貫通軸と同一軸心として形成された環状の空洞空間と、当該空洞空間に固定された環状の磁石と、前記円盤部の前記貫通孔に連通されて当該円盤部の前記先端管部が嵌入される側の一方面とは反対側の他方面から延出する、前記吐出管から前記貫通孔に送られてきた油を吐出する吐出ノズル部と、を備え、前記吐出ノズル部が給液先の給液口に挿入された状態を、前記磁石による吸引力により保持する保持部と、
    前記保持部の前記円盤部の前記一方面における前記吐出管の外部周囲の全周箇所又は外部周囲の半分の半円弧箇所から予め定められた長さだけ延出した延出部と、当該延出部の先端側に続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられた屈折部とを備え、前記延出部及び前記屈折部が前記円盤部の前記一方面に側面視でくの字形状に立設され、前記吐出管の前記先端管部に続く前記可撓部分を前記屈折部が可撓して当該吐出管を鈍角に曲げた姿勢状態に案内するガイド部材と、を備え、
    前記保持部は、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられた状態の当該保持部の前記吐出ノズル部が前記給液先の給液口に挿入された状態を保持する給液ポンプ。
  2. 前記延出部は、前記保持部の前記円盤部の前記一方面における前記吐出管の外部周囲の半分である半円弧箇所から予め定められた長さだけ延出したものであり、前記屈折部は、当該延出部の先端側に続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられたものであり、
    前記延出部及び前記屈折部の形状は半円弧状であり、
    前記ガイド部材は、前記保持部の前記貫通孔に嵌入された当該吐出管の前記先端管部の後端部から前記可撓部分の一部までの区間についての外部周囲の半分を囲う半囲い形状である請求項1に記載の給液ポンプ。
  3. 前記延出部は、前記保持部の前記円盤部の前記一方面における前記吐出管の外部周囲の全周箇所から予め定められた長さだけ延出したものであり、前記屈折部は、当該延出部の先端側に続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられたものであり、
    前記延出部及び前記屈折部の断面形状は円筒状であり、
    前記ガイド部材は、前記保持部の前記貫通孔に嵌入された当該吐出管の前記先端管部の後端部から前記可撓部分の一部までの区間についての外部周囲を全周に亘って囲う全囲い形状である請求項1に記載の給液ポンプ。
  4. 前記延出部は、前記保持部の前記円盤部の前記一方面における前記吐出管の外部周囲の全周箇所から予め定められた長さだけ延出したものであり、前記屈折部は、当該延出部の先端のうちで当該ガイド部材の曲げ側とは反対側の半円弧箇所から続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられたものであり、
    前記延出部の断面形状は円筒状であり、
    前記屈折部の断面形状は半円弧状であり、
    前記ガイド部材の前記延出部は、前記保持部の前記貫通孔に嵌入された当該吐出管の前記先端管部の後端部から、前記可撓部分の一部のうちの当該先端管部に近い部分までの区間についての外部周囲を全周に亘って囲う全囲い形状であり、前記ガイド部材の前記屈折部は、前記可撓部分の一部のうちの当該先端管部に近い部分以外の区間についての外部周囲の半分を囲う半囲い形状である請求項1に記載の給液ポンプ。
  5. 前記ガイド部材は、樹脂成形部品であり、
    前記ガイド部材の前記延出部及び前記屈折部に、ユーザーに把持される把持部を備え、
    前記把持部は、前記延出部及び前記屈折部の前記吐出管と対向する側とは反対側の外面部に、指が係止する凸形状又は凹形状の係止部が、前記ガイド部材の延出方向に複数個並べて固定されて形成されている請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の給液ポンプ。
  6. 前記ガイド部材の前記屈折部の前記吐出管に対向する側の面のうちで、当該屈折部の先端側で半円弧状の内面領域部分における当該半円弧幅の全体にわたって、弾性部材が貼り付けられている請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の給液ポンプ。
  7. 前記保持部は、前記円盤部の前記一方面を見た平面視において、当該一方面における前記ガイド部材の前記屈折部が重なる箇所に、当該保持部から外側に向けて当該屈折部の曲げ方向に突出する突出部を備え
    前記円盤部が給液先の給液口に挿入された状態を前記保持部の前記磁石による吸引力により保持する状態において、前記突出部の前記円盤部側の面が当該給液先の給液口の周縁部に当接することにより、前記突出部は前記ガイド部材が曲げ方向に倒れることを阻止する請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の給液ポンプ。
  8. 前記保持部の前記円盤部の前記一方面には、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられて当該給液先に取り付けられた状態になる、当該保持部の取り付け時の向きを示す表記が形成されている請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の給液ポンプ。
  9. 前記突出部の表面には、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられて当該給液先に取り付けられた状態になる、前記保持部の取り付け時の向きを示す表記が、形成されている請求項に記載の給液ポンプ。
  10. 液体を吸引する吸引管と、前記吸引管に接続された吐出管と、前記吸引管から液体を吸引するための吸引力を発生させるポンプ部と、を備え、前記ポンプ部の作動により液体を前記吸引管から吸引して前記吐出管から吐出する給液ポンプであって、
    前記吐出管は、前記吸引管に接続された端部とは反対側の端部の先端に位置する先端管部と、当該先端管部に続いて予め定められた長さとされた可撓部分と、を有し、
    前記給液ポンプは、更に、前記吐出管の前記先端管部が嵌入される貫通孔を備えた円盤部と、当該円盤部の内部に前記貫通孔の貫通軸と同一軸心として形成された環状の空洞空間と、当該空洞空間に固定された環状の磁石と、前記円盤部の前記貫通孔に連通されて当該円盤部の前記先端管部が嵌入される側の一方面とは反対側の他方面から延出する、前記吐出管から前記貫通孔に送られてきた油を吐出する吐出ノズル部と、を備え、前記吐出ノズル部が給液先の給液口に挿入された状態を、前記磁石による吸引力により保持する保持部と、
    前記保持部の前記円盤部の前記一方面における前記吐出管の外部周囲の全周箇所又は外部周囲の半分の半円弧箇所から予め定められた長さだけ延出した延出部と、当該延出部の先端側に続いて前記吐出管側に鈍角に曲げられた屈折部とを備え、前記延出部及び前記屈折部が前記円盤部の前記一方面に側面視でくの字形状に立設され、前記吐出管の前記先端管部に続く前記可撓部分を前記屈折部が可撓して当該吐出管を鈍角に曲げた姿勢状態に案内するガイド部材と、を備え、
    前記保持部は、前記円盤部の前記一方面を見た平面視において、当該一方面における前記ガイド部材の前記屈折部が重なる箇所に、当該保持部から外側に向けて当該屈折部の曲げ方向に突出する突出部を備え、
    前記突出部の表面には、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられて当該給液先に取り付けられた状態になる、前記保持部の取り付け時の向きを示す表記が、形成され、
    前記保持部は、前記表記に従って前記円盤部が前記給液先の給液口に挿入されると、前記ガイド部材の前記屈折部の先端が前記給液先から離れる方向に向けられた状態の当該保持部の前記吐出ノズル部が前記給液先の給液口に挿入された状態を前記保持部の前記磁石による吸引力により保持し、前記突出部の前記円盤部側の面が当該給液先の給液口の周縁部に当接する給液ポンプ。
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