JP2005198988A - 美顔器 - Google Patents

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Abstract

【課題】鼻の根元及び鼻の全体を十分に密着させることができ、鼻部全体から皮脂や汚れを十分に吸引できる美顔器を提供する。
【解決手段】吸引ノズル2を吸引ポンプ20の装着部27に対して着脱可能なアタッチメントとし、装着部27と吸引ノズル2の間にシール部材28を設けて空気漏れを防止する。吸引ノズル2は、吸引口の開口の小さい第1端部2Dと吸引口の開口の大きい第2端部2Eのいずれからも装着部27に装着可能であり、鼻の根元や鼻の側面などを吸引するときは、吸引口の開口の小さい第1端部2Dを用いて肌を吸引する。また、頬など鼻以外の部分を吸引するには、吸引口の開口の大きい第2端部2Eを用いて肌を吸引する。
【選択図】図3

Description

本発明は、吸引ノズルを肌に当接させて皮脂や肌の汚れを吸引除去する美顔器、特に鼻の根元や鼻の側面など鼻部全体に対して吸引ノズルの吸引口を確実に密着させることができ、皮脂や汚れの除去効果を向上させた美顔器に関する。
この種の美顔器では、吸引ノズルの吸引口を肌に当接させて、吸引ポンプを駆動することによって吸引口から皮脂や汚れなどを吸引除去すると共に、吸引部をマッサージするように構成されている。ところが、吸引ノズルの吸引口を肌に当接させて使用する際、吸引ノズルの吸引口が比較的大きい場合、鼻の根元や鼻の側面などに当接させると、吸引ノズルの吸引口と肌の間にわずかな隙間が発生し、吸引口と肌の密着性が不十分となり、十分な皮脂や汚れの除去ができないという問題が生じる。一方、鼻の根元などに当接させても吸引口が肌に密着しうる程度に吸引ノズルの吸引口を小さくすると、顔の全体から皮脂や汚れを除去するのに時間がかかるという問題を生じる。
なお、特許文献1には、吸引ノズルを着脱可能なアタッチメント構造にした美顔器が示されている。しかしながら、その美顔器では、肌の一部分が吸引ノズルに吸い込まれることを防止するために、吸引ノズルの先端部を、径が大きく、肌に直接接触する環状エッジと、環状エッジよりも径が小さく、実際に吸引ノズルの吸引口として機能する緩衝エッジの二重構造としたものであり、吸引ノズルを鼻の根元や鼻の側面などに当接させることを目的としたものではない。
特開2000−197518号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、鼻の根元及び鼻の全体を十分に密着させることができ、鼻部全体から皮脂や汚れを十分に吸引できる美顔器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、美顔器であって、吸引力を発生させるための吸引ポンプと、前記吸引ポンプの装着部に着脱可能であり、吸引口の開口の小さい第1端部と吸引口の開口の大きい第2端部を有し、前記第1端部及び前記第2端部のいずれからも前記装着部に装着可能な吸引ノズルと、前記装着部の内周面と前記吸引ノズルの外周面との間に設けられ、前記装着部と前記吸引ノズルの間を密閉するシール部材を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の美顔器において、前記シール部材は、前記装着部の内周部に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の美顔器において、前記シール部材は、前記吸引ノズルの外周部に設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの美顔器において、前記各吸引口の開口は、略円形、略楕円形及び略小判型から選択されたいずれか1つの形状を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの美顔器において、前記吸引ノズルは弾性材料で形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかの美顔器において、前記吸引ノズルの近傍に設けられ、液体を噴霧するための噴霧ノズルと、前記噴霧ノズルに供給する液体を貯蔵するタンクと、前記タンク内の液体を前記噴霧ノズルに供給するための液体供給ポンプをさらに備え、前記各吸引口の開口は、前記吸引ノズルと前記噴霧ノズルを結ぶ方向に直交する方向に扁平であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかの美顔器において、前記装着部の内周面に、少なくとも1カ所の開放穴を設けたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかの美顔器において、前記吸引ノズルの外周部に滑り止めを設けたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかの美顔器において、前記吸引ノズルの装着方向に応じて、前記吸引ポンプの内部空間の容積を変化させる内容積可変手段を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、吸引ノズルを着脱可能なアタッチメントとしながら、シール部材によって空気漏れを防止しつつ、吸引ノズルの吸引口を肌に当接させて、吸引ポンプを駆動することによって吸引口から皮脂や汚れなどを吸引除去することができる。また、吸引ノズルは、吸引口の開口の小さい第1端部と吸引口の開口の大きい第2端部のいずれからも装着部に装着可能であり、鼻の根元や鼻の側面などを吸引するときは、吸引口の開口の大きい第2端部から装着部に装着し、吸引口の開口の小さい第1端部を用いて肌を吸引する。また、頬など鼻以外の部分を吸引するには、吸引口の開口の小さい第1端部から装着部に装着し、吸引口の開口の大きい第2端部を用いて肌を吸引する。その結果、ユーザは、吸引する箇所に応じて、吸引ノズル2の装着方向を適宜切り換えて使用することができ、短時間の内に効率良く、所望する範囲から皮脂や汚れを除去することができる。
請求項2の発明によれば、シール部材が装着部の内周部に設けられているので、吸引ノズル及び装着部の外径が大きくなるものの、ユーザが不用意にシール部材に触れる可能性が低減され、シール部材の損傷やシール部材の装着不良による空気漏れの発生を防止することができる。
請求項3の発明によれば、シール部材が吸引ノズルの外周部に設けられているので、吸引ノズル及び装着部の外径を小さくすることができる。
請求項4の発明によれば、各吸引口の開口が略円形、略楕円形及び略小判型から選択されたいずれか1つの形状を有しているので、吸引する場所や美顔器の機能などに応じて、適宜選択することにより、効率良く肌から皮脂や汚れを吸引することができる。
請求項5の発明によれば、吸引ノズルを弾性材料で形成しているので、吸引ノズルの吸引口と肌との密着性を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、各吸引口の開口を吸引ノズルと噴霧ノズルを結ぶ方向に直交する方向に扁平としているので、噴霧ノズルから噴霧される液体を吸引ノズルによって妨げられることなく効率良く吸引ノズルの近傍に噴霧することができる。
請求項7の発明によれば、装着部の内周面に少なくとも1カ所の開放穴を設けているので、吸引ノズルを装着部から取り外し、装着部を直接肌に当接させて使用した場合に、開放穴から外気が吸引され、吸引力が適度に低減されるので、肌が装着部の内部に吸引されることを防止することができ、充血による紫斑が発生する可能性を低減させることができる。また、吸引ノズルを装着部に装着すると、吸引ノズルの外周部によって開放穴が塞がれるので、吸引力が低下されることなく、吸引ノズル2の吸引口から皮脂や汚れを吸引することができる。
請求項8の発明によれば、吸引ノズルの外周部に滑り止めを設けたので、吸引ノズルを装着部に装着したり、装着部から吸引ノズルを取り外す際の作業性を向上させることができる。
請求項9の発明によれば、内容積可変手段により、吸引ノズルの装着方向に応じて吸引ポンプの内部空間の容積を変化させるので、吸引ノズルが吸引口の開口の小さい第1端部から装着部に装着されているときは、内容積可変手段により吸引ポンプの内部空間の容積を大きくして吸引ポンプの圧力を低下させ、吸引ノズルが吸引口の開口の大きい第2端部から装着部に装着されているときは、内容積可変手段により吸引ポンプの内部空間の容積を小さくして吸引ポンプの圧力を増加させることができる。その結果、吸引ノズルの装着方向にかかわらず、最適な吸引力で肌から皮脂や汚れを吸引することができる。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本実施の形態に係る美顔器1の外観を示す正面図であり、図2はその内部構成を示す側部断面図である。
図1に示すように、美顔器1の筐体10の略下半分は、ユーザが掌で握るためのグリップ部である。また、筐体10の上半分の略中央部には吸引ノズル2が設けられており、さらに吸引ノズル2の近傍で、かつ上方には、液体を肌に対して噴霧するための噴霧ノズル3が設けられている。美顔器1による皮脂や汚れの吸引をオン/オフするためのメインスイッチ4は筐体10正面の略中央部に設けられている。また、液体の噴霧をオン/オフするための噴霧スイッチ5は筐体10の右側面上部に設けられている。
図2に示すように、筐体10の内部で、グリップ部の内側には、充電式の二次電池などの電源用バッテリ6及びメインスイッチ4のスイッチ片7などが設けられている。また、筐体10の内部の略中央部には、駆動モータ8が設けられている。駆動モータ8の上方で、かつ、正面から見て吸引ノズル2の背部には、吸引ポンプ20及び液体供給ポンプ30が、駆動モータ8の駆動軸81を挟んで互いに対向するように設けられている。液体供給ポンプ30のさらに上方には、水などの液体を貯蔵するためのタンク9が設けられている。
本実施の形態に係る美顔器1では、吸引ポンプ20と液体供給ポンプ30を一つの駆動モータ8で駆動し、吸引ポンプ20と液体供給ポンプ30を同時駆動できる構造としている。そのため、吸引ノズル2による皮脂や汚れの吸引と噴霧ノズル3による液体の噴霧を同時に行うことができる。また、筐体10を小型化し、重量バランスが良く、使い勝手の良い美顔器1を実現することができる。
図3は、図2における駆動モータ8よりも上の部分の拡大断面図である。吸引ポンプ20は、吸引ノズル2の後端を開閉する吸引弁21と、吸引弁21と一体的に形成され、吸引弁21の開閉動作とは逆に閉開動作を行う排気弁22と、吸引ポンプ20の内部空間の容積を変化させるために変形される弾性体(ダイアフラム)23などで構成されている。
吸引ノズル2の先端の吸気口が開放されている状態では、弾性体23が吸引ポンプ20の内部空間の容積を増加させる方向に変形されると、吸引弁21が開き、排気弁22が閉じて、吸引ノズル2の吸引口から空気を吸い込む。逆に、弾性体23が吸引ポンプ20の内部空間の容積を減少させる方向に変形されると、吸引弁21が閉じ、排気弁22が開いて、吸引ポンプ20の内部空間の空気を排気口から吐き出す。
吸引ノズル2の先端の吸気口に肌が当接している状態では、弾性体23が吸引ポンプ20の内部空間の容積を増加させる方向に変形されると、吸引弁21が開き、排気弁22が閉じて、吸引ノズル2の内部空間と吸引ポンプ20の内部空間とが連通されると共に、その容積が増加するので、これらの内部の圧力が低下する。次に、弾性体23が吸引ポンプ20の内部空間の容積を減少させる方向に変形されると、吸引弁21が閉じ、吸引ノズル2の内部空間が閉ざされて、その圧力は維持される。一方、排気弁22が開くと、吸引ポンプ20の内部の空気が排気口から吐き出され、外気と同じ圧力になる。この弾性体23の変形を連続して繰り返すと、吸引ノズル2の内部空間の圧力が徐々に低下し、吸引力が生じる。その結果、肌から皮脂や汚れが吸い出される。
液体供給ポンプ30も同様に、液体供給ポンプ30に外部に連通され、外気を吸引するための吸気弁31と、吸気弁31と一体的に形成され、吸気弁31の開閉動作とは逆に閉開動作を行う排気弁32と、液体供給ポンプ30の内部空間の容積を変化させるために変形される弾性体33などで構成されている。液体供給ポンプ30の排気口34は、液体の噴霧を行なう噴霧ノズル3の吐き出し口に接続され、吸気弁31から吸い込んだ空気を排気管40を介して噴霧ノズル3に送り込む。噴霧ノズル3では、周知のベンチュリー効果を利用して噴霧を発生させている。
吸引ノズル2は、吸引ポンプ20に対して着脱可能なアタッチメントとして構成されており、中央部に形成された鍔2Aに対してその両側近傍2B及び2Cは同一の外径を有しており、前後を逆にして吸引ポンプ20の装着部27に装着可能である。また、吸引ノズル2の第1端部2Dの吸引口の開口は第2端部2Eの吸引口の開口よりも径が小さくなるように形成されている。また、第1端部2D及び第2端部2Eの近傍の外径は、鍔2Aの両側近傍2B及び2Cの外径よりも小さくなるように形成されている。さらに、吸引ノズル2と吸引ポンプ20の装着部27との間には、空気漏れを防止するために、例えばゴムなどの弾性材料で形成され、吸引ノズル2の外周面と吸引ポンプ20の装着部27の内周面に密着するシール部材28が設けられている。
吸引ノズル2の第1端部2Dの吸引口の開口は、鼻の根元や鼻の側面などに当接させたときでも、吸引ノズル2の吸引口と肌の間に隙間が生じない又は生じにくい大きさに設定されている。一方、吸引ノズル2の第2端部2Eの吸引口の開口は、頬など鼻以外の部分から効率良く皮脂や汚れを吸引できるような大きさに設定されている。ユーザは、吸引する箇所に応じて、吸引ノズル2の装着方向を適宜切り換えて使用することができ、短時間の内に効率良く、所望する範囲から皮脂や汚れを除去することができる。さらに、吸引ノズル2を吸引ポンプ20の装着部27から取り外し、装着部27を直接肌に当接させて、皮脂や汚れを吸引することも可能である。その場合、装着部27の開口は、吸引ノズル2の第2端部2Eの吸引口の開口よりも大きいので、より広い範囲から皮脂や汚れを吸引することができる。
吸引ノズル2の具体的寸法を図4に示す。図4において、(a)は吸引ノズル2の第1端部2Dの吸引口を示し、(b)は吸引ノズル2の第2端部2Eの吸引口を示す。図4(a)に示すように、第1端部2Dの吸引口の開口は、例えば長径が約4.5mmで短径が約4.0mmの略楕円形を有している。また、吸引口近傍の樹脂の厚さは約1.0mmである。また、図4(b)に示すように、第2端部2Eの吸引口の開口は、例えば長径が約9.5mmで短径が約7.0mmの略楕円形を有している。また、吸引口近傍の樹脂の厚さは約1.5mmである。なお、吸引ノズル2の材料は特に限定されないが、吸引ノズル2自体を硬質ゴムなどの弾性材料で形成することにより、吸引ノズル2の吸引口と肌との密着性を向上させることができる。
前述のように、本実施の形態では、吸引ノズル2から皮脂や汚れを除去すると同時に、肌に向けて、噴霧ノズル3から液体を噴霧するように構成している。その際、噴霧ノズル3から噴霧される液体が吸引ノズル2が当接する部分の近傍に効率良く供給されるように、各吸引口の開口が、吸引ノズル2と噴霧ノズル3を結ぶ方向に直交する方向に扁平となるように、略楕円形の短径方向を噴霧ノズル3側に向けることが好ましい。
なお、上記数値は、本出願人が実験によって得られた最適と思われる数値を例示したものであって、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。また、吸引口の開口は、必ずしも略楕円形である必要はなく、略円形や略小判形(長円形)など、その他の形状であってもよいことは言うまでもない。さらに、液体の噴霧機能を有していない美顔器においては、吸引口の開口の形状は自由である。なお、ここでいう略円形、略楕円形及び略小判形は、数学で定義された円形及び楕円形及び実在する小判の相似形のみならず、これらの変形をも含み、社会通念上、円形、楕円形及び小判形と呼ばれるものである。
次に、本実施の形態に係る美顔器1の変形例について説明する。図5に示す変形例では、吸引ノズル2から鍔を省略すると共に、シール部材28を吸引ノズル2の外周部の軸方向の略中央に装着したものである。図5中、(a)は吸引口の開口が小さい第1端部2D側を外側にして吸引ノズル2を吸引ポンプ20の装着部27に装着した状態を示し、(b)は吸引口の開口が大きい第2端部2E側を外側にして吸引ノズル2を吸引ポンプ20の装着部27に装着した状態を示す。吸引ノズル2の外周部には、吸引ポンプ20の装着部27に装着したときに吸引ノズル2の傾きを防止するために、装着部27の内径と略等しい外径を有する環状の突起2Fが形成されている。この突起2Fは、吸引ノズル2を装着部27に装着したり、あるいは装着部27から取り外す際の、滑り止めとしても機能する。このように、シール部材28を吸引ノズル2に設けることにより、上記と同様の効果が得られると共に、吸引ノズル2及び吸引ポンプ20の装着部27の外径を小さくすることができる。逆に、図3に示すように、シール部材28を吸引ポンプ20の装着部27の内周部に設けることにより、吸引ノズル2及び吸引ポンプ20の装着部27の外径が大きくなるものの、ユーザが不用意にシール部材28に触れる可能性が低減され、シール部材28の損傷やシール部材28の装着不良による空気漏れの発生を防止することができる。
図6は、図5と同様にシール部材28を吸引ノズル2の外周部の軸方向の略中央に装着した変形例を示す。図6において、(a)は吸引ノズル2の外周面を円筒状としたものであり、(b)は吸引ノズル2の外周面に滑り止め2Gを設けたものである。これらは、図5に示す形状に比べて、吸引ポンプ20の装着部27に装着したときに、吸引ノズル2が若干傾きやすくなるものの、吸引ノズル2の構造及びそれを成形する金型の構造が簡単になり、成形コストを低減することができる。
前述のように、吸引ノズル2を吸引ポンプ20の装着部27から取り外し、装着部27を直接肌に当接させて使用することも可能である。その場合、吸引力は吸引ポンプ20による圧力(負圧)と吸引口の開口部の面積の積で決定されるので、吸引力が大きすぎると、肌が装着部27の内部に吸引され、肌に充血による紫斑が発生する可能性がある。そこで、図7に示すように、吸引ポンプ20の装着部27の内周面に、少なくとも1箇所の開放穴29を設けてもよい。このように開放穴29を設けることにより、吸引ノズル2を装着していないときは、開放穴29から外気が吸引され、吸引力が適度に低減されるので、肌が装着部27の内部に吸引されることを防止することができる。その結果、充血による紫斑が発生する可能性を低減させることができる。なお、図8に示すように、吸引ノズル2が吸引ポンプ20の装着部27に装着されると、吸引ノズル2の外周部によって開放穴29が塞がれるので、吸引力が低下されることなく、吸引ノズル2の吸引口から皮脂や汚れを吸引することができる。
また、上記のように吸引力は吸引ポンプ20による圧力と吸引口の開口部の面積の積で決定されるので、吸引ポンプ20の圧力を、吸引ノズル2の吸引口の開口の大きい第2端部2E側を使用して吸引するときに最適な吸引力となるように設定すると、吸引口の開口の小さい第1端部2D側を使用して吸引するときに十分な吸引力が得られない可能性がある。図9及び図10に示す変形例では、吸引ポンプ20に、その内部空間の容積を可変とする内容積可変部材50を設けたものである。内容積可変部材50は、吸引ポンプ20の内部空間20Aに突出可能なように、吸引ポンプ20のハウジング20Bに摺動可能に保持されている。図9に示すように吸引ノズル2の吸引口の開口の大きい第2端部2E側を使用して吸引するときは、吸引口の開口の小さい第1端部2Dがハウジング20Bに当接し、内容積可変部材50は図中左側に待避している。そのため、吸引ポンプ20の内部空間の容積は減少されず、吸引ノズル2の吸引口の開口の大きい第2端部2E側を使用して吸引するときに最適な吸引力を発生させる。一方、図10に示すように吸引ノズル2の吸引口の開口の小さい第1端部2D側を使用して吸引するときは、吸引口の開口の大きい第2端部2Eが内容積可変部材50に当接し、内容積可変部材50が吸引ポンプ20の内部空間20A中に突出する。そのため、吸引ポンプ20の内部空間の容積が減少され、吸引ポンプによる圧力(負圧)を増加させることができ、吸引ノズル2の吸引口の開口の小さい第1端部2D側を使用して吸引するときでも最適な吸引力を発生させることができる。
本発明の一実施の形態に係る美顔器の外観を示す正面図。 上記美顔器の内部構成を示す側部断面図。 図2における駆動モータよりも上の部分の拡大断面図。 (a)は吸引ノズルを吸引口の開口の小さい第1端部側から見た斜視図、(b)は吸引ノズルを吸引口の開口の大きい第2端部側から見た斜視図。 (a)は本実施の形態に係る美顔器の変形例において吸引ノズルの吸引口の開口の小さい第1端部側を使用する状態を示す側部断面図、(b)は吸引口の開口の大きい第2端部側を使用する状態を示す側部断面図。 (a)及び(b)はそれぞれ本実施の形態における吸引ノズルの他の変形例を示す側面図。 本実施の形態に係る美顔器の他の変形例において、吸引ノズルを取り外して使用する状態を示す側部断面図。 図7に示す変形例において、吸引ノズルを装着して使用する状態を示す側部断面図。 本実施の形態に係る美顔器の他の変形例において、吸引口の開口の大きい第2端部側を使用する状態を示す側部断面図。 図9に示す変形例において、吸引口の開口の小さい第1端部側を使用する状態を示す側部断面図。
符号の説明
1 美顔器
2 吸引ノズル
2D (吸気口の開口の小さい)第1端部
2E (吸気口の開口の大きい)第2端部
2F 突起(滑り止め)
2G 滑り止め
3 噴霧ノズル
5 噴霧スイッチ
8 駆動モータ
20 吸引ポンプ
20A 内部空間
20B ハウジング
27 装着部
28 シール部材
29 開放穴
30 液体供給ポンプ
50 内容積可変部材(内容積可変手段)

Claims (9)

  1. 吸引力を発生させるための吸引ポンプと、
    前記吸引ポンプの装着部に着脱可能であり、吸引口の開口の小さい第1端部と吸引口の開口の大きい第2端部を有し、前記第1端部及び前記第2端部のいずれからも前記装着部に装着可能な吸引ノズルと、
    前記装着部の内周面と前記吸引ノズルの外周面との間に設けられ、前記装着部と前記吸引ノズルの間を密閉するシール部材を備えたことを特徴とする美顔器。
  2. 前記シール部材は、前記装着部の内周部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の美顔器。
  3. 前記シール部材は、前記吸引ノズルの外周部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の美顔器。
  4. 前記各吸引口の開口は、略円形、略楕円形及び略小判型から選択されたいずれか1つの形状を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の美顔器。
  5. 前記吸引ノズルは弾性材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の美顔器。
  6. 前記吸引ノズルの近傍に設けられ、液体を噴霧するための噴霧ノズルと、前記噴霧ノズルに供給する液体を貯蔵するタンクと、前記タンク内の液体を前記噴霧ノズルに供給するための液体供給ポンプをさらに備え、前記各吸引口の開口は、前記吸引ノズルと前記噴霧ノズルを結ぶ方向に直交する方向に扁平であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の美顔器。
  7. 前記装着部の内周面に、少なくとも1カ所の開放穴を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の美顔器。
  8. 前記吸引ノズルの外周部に滑り止めを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の美顔器。
  9. 前記吸引ノズルの装着方向に応じて、前記吸引ポンプの内部空間の容積を変化させる内容積可変手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の美顔器。
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