JP3864652B2 - 美顔器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は吸引により皮脂や肌の汚れの除去やマッサージを行い、且つその箇所に液体を噴霧し、肌引き締めることを行う美顔器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の美顔器にあっては、吸引口を肌に当てて、吸引ポンプの駆動にて吸引口から吸引することで皮脂や汚れ等を取ったり、マッサージしたりするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、美顔器にて肌より皮脂や汚れを取ることにより、かえってその箇所の毛穴が目立ってしまったり、発熱して赤くなってしまうという問題があった。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、美顔器使用前に液体を噴霧することにより滑りを良くして使用し易くすることができ、使用後は使用箇所に液体を噴霧することにより発熱した部位を冷やしたり、毛穴を引き締めたりすることのできる美顔器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の美顔器は、本体のハウジング5の上部に、肌に当接して吸引する吸引ノズル1と、該吸引ノズル1の周囲近傍に位置して前記吸引ノズル1で吸引した後の肌に液体を噴霧して冷却するための噴霧ノズル3を設け、前記吸引ノズル1の先端部を噴霧ノズル3の吹き出し位置よりも突出し、ハウジング5に噴霧ノズル3に供給する液体を貯蔵するタンク4を設けると共に、該ハウジング5に、吸引ノズル1に吸引力を発生するための吸引ポンプ2と、タンク4内の液体を噴霧ノズル3に供給する液体供給ポンプ2′を内蔵したことを特徴とする。液体供給ポンプ2′を動作させることによりタンク4内の液体を噴霧ノズル3に供給して噴霧ノズル3から液体をミストとして噴霧できる。このとき、美顔器使用前(美顔器で吸引ノズル1から吸引する前)液体を噴霧ノズル3から噴霧することにより、滑りを良くして使用時に肌に負担をかけないようにすることができる。美顔器使用後は、使用箇所の肌が運動したために発熱しているが、その箇所に液体を噴霧することにより冷却したり、汚れを除去した毛穴を引き締めたりすることができる。またハウジング5に液体供給ポンプ2′を内蔵させることにより商品を小型化することができる。また吸引ノズル1の先端部を噴霧ノズル3の吹き出し位置よりも突出するように構成したので、吸引ノズル1から肌を吸引している使用時には噴霧ノズル3が邪魔にならず、且つ吸引ノズル1が肌より離れたとき、液体の噴霧に適度な広がりがあり、使用箇所に効果的な噴霧ができる。
【0006】
また前記噴霧ノズル3は本体のハウジング5に設けた凹部6に配設したことを特徴とすることも好ましい。噴霧ノズル3を本体のハウジング5の凹部6に配設したことにより、凹部6の開口で噴霧ノズル3から噴霧するミストの広がりを規制でき、狙った箇所以外にミストがかからないようにできる。このために噴霧したミストが顔以外の部位にかからないように調整したりすることができる。
【0007】
また噴霧ノズル3には噴霧ノズル3からの噴霧の広がりを規定する部分が形成されたことを特徴とすることも好ましい。このようにすると液体を噴霧する噴霧角度を調整できる。このため噴霧角度を調整することにより、使用したい箇所を狙って液体を噴霧して効果的な効果が期待できる。
【0008】
また前記凹部6の開口縁に近接するように噴霧ノズル3の先端にリング状部7を設け、凹部6の開口縁とリング状部7との間に浸入してきた液体を排出する排液手段を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場合、液体の噴霧角度を規制した時に発生する結露水を噴霧させることがないように排出できる。このために噴霧ノズル3から結露水が吐出されるような弊害を防止できる。
【0009】
また前記排液手段は、噴霧ノズル3に液体を供給する経路に戻すように形成されていることを特徴とすることも好ましい。この場合、結露水をタンク4等に戻して再使用でき、液体を効率的に使用できる。
【0010】
また前記タンク4は本体のハウジング5に収納されていることを特徴とすることも好ましい。ハウジング5にタンク4を内蔵させることにより商品を小型化できると共に商品を安くできる。
【0011】
また前記タンク4を給液管8を介して本体のハウジング5とは別体に設けたことを特徴とすることも好ましい。この場合、タンク4を本体のハウジング5に対して着脱し、タンク4内の液体を排出したり、タンク4内に液体を供給したりできる。
【0012】
また前記タンク4の壁面に液体の通過を阻止すると共に空気を通過させる空気取り込み部材を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場合、タンク4内の液体をこぼすことなく、タンク4内に空気を供給することができる。
【0013】
また液体供給ポンプ2′から噴霧ノズル3に至る経路の途中に開閉弁を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場合、開閉弁を操作することにより液体の噴霧をしたり液体の噴霧を止めたりするコントロールができる。
【0014】
またタンク4から噴霧ノズル3に至る経路の途中に液体中の不純物を濾過または吸着する処理材9を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場合、処理材9にて液体の不純物を濾過したり吸着したりすることができ、顔に液体を噴霧する前にその液体を綺麗にすることができる。
【0015】
また吸引ポンプ2は液体供給ポンプ2′を兼ねていることを特徴とすることも好ましい。吸引ポンプ2が液体供給ポンプ2′を兼ねることにより商品を小型化できると共にコストの面でも値段を安くできる。
【0016】
また前記噴霧ノズル3は吸引ノズル1からの排気口を兼ねていることを特徴とすることも好ましい。この場合、吸引ノズル1が肌に吸着しているときは液体の噴霧を止めることができる
【0017】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4に示すように美顔器の本体のハウジング5内には吸引ポンプ2、モータ10、電池11等が内装されている。本体のハウジング5の外面に設けた電源スイッチ12を操作してモータ10を駆動すると、モータ10の出力軸13の回転にて出力軸13に取り付けた偏心軸14が偏心運動をし、偏心軸14の偏心運動にてダイヤフラム部15が往復駆動されて吸引ポンプ2が吸引動作をするようになっている。ハウジング5の上部には外面から吸引ポンプ2に至るように凹部16を凹設してあり、凹部16内の中央には略円柱状のノズル装着部17を設けてある。このノズル装着部17には長手方向に貫通するように吸引通路18を設けてあり、吸引通路18を吸引ポンプ2に連通させてある。
【0018】
吸引ノズル1は略円筒状になっており、本例の場合吸引ノズル1をアタッチメントとしてノズル装着部17に着脱自在に装着してある。しかして吸引ノズル1の先端を肌に当接し、吸引ポンプ2を駆動して吸引ノズル1内を減圧状態にすると、肌が吸い込まれて皮脂や肌の汚れの除去やマッサージを行うことができる。上記吸引ノズル1は図7に示すように一端に吸引カップ1aを有すると共に他端にマッサージカップ1bを有するリバーシブル構造となっており、1つのアタッチメントとしての吸引ノズル1によって吸引用とマッサージ用とを兼ねた構造となっている。ノズル装着部17に吸引カップ1a側を挿入したときはマッサージをし、ノズル装着部17にマッサージカップ1b側を挿入したときは肌の皮脂や汚れを吸引するようになっている。
【0019】
また吸引通路18と吸引ポンプ2との間には吸引空気が逆流するのを防止する吸引弁19を設けてある。吸引ポンプ2の周辺に吸引した空気を排気するが、この排気した空気が逆流するのを防止するために吸引ポンプ2に排気弁20も設けてある。吸引ポンプ2が動作すると、排気弁20から排気室21に排気され、その排気空気が出口22から外部に排出されるようになっている。
【0020】
吸引ノズル1の装着した凹部16の上方の位置でハウジング5には別の凹部6を凹設してあり、この凹部6に収納するように噴霧ノズル3を装着してある。この噴霧ノズル3には液体を噴霧する噴霧口23を設けてあり、噴霧口23の奥には噴霧空気室24を設けてあり、噴霧空気室24の先端の空気口25と噴霧口23とを対向させてある。空気口25と噴霧口23との間の外周には噴霧液室26を設けてあり、噴霧液室26を噴霧口23に連通させてある。噴霧ノズル3の噴霧空気室24と上記排気室21とは排気分岐管路27、排気管28を介して連通している。また噴霧液室26と水のような液体を入れたタンク4とは給液管8にて連通しており、タンク4には外気と通じる空気吸引口29を設けてある。また吸引ノズル1の下方でハウジング5にはミストスイッチ30が設けてあり、ミストスイッチ30を押すと、上記出口22を閉塞し得るようになっている。
【0021】
しかして吸引ポンプ2が動作しているときにミストスイッチ30を押すことにより出口22が閉ざされ、そのため、排気室21に溜まった排気空気は排気分岐管路27を通り、排気管28を通じて噴霧ノズル1の噴霧空気室24に供給され、上記空気は空気口25を介して噴霧口23から噴出する。
【0022】
ここでベルヌイの定理はP/ρg+V2/2g=一定(ただし、P:圧力、V:空気の流速、g:重力加速度、ρ:空気の密度)であるが、これを図8のベンチュリー管に当てはめると、P1/ρg+V12/2g=P2/ρg+V22/2gとなり、このことにより噴霧ノズル3の噴霧液室26に負圧が発生する。そして噴霧液室26に負圧が発生すると、タンク4内の水のような液体が給液管8を介して噴霧液室26に供給され、噴霧口23から噴出される。よって、ミストスイッチ30を押すことにより、最終的に液体と空気の混ざったミストとして噴出される。
【0023】
上記動作を模式的に示したのが図6であり、図6(a)はミストスイッチ30を押していないオフの状態であり、図6(b)はミストスイッチ30をオンの状態である。図6(a)のようにミストスイッチ30がオフの状態のときには出口22が開かれいるためにこの図の矢印aのように空気が流れ、排気としての空気は出口22から外部に排出されている。このとき、噴霧ノズル1の噴霧口23が非常に小さいためにその圧縮抵抗により噴霧口23から空気が出ない。図6(b)のようにミストスイッチ30がオンのときには出口22が閉じられているためにこの図の矢印bのように空気が流れ、噴霧ノズル1の噴霧口23から空気が噴出され、タンク4から液体が矢印cのように吸引され、噴霧口23から液体と空気が混じったミストとして噴霧される。
【0024】
上記のようにミストスイッチ30を押してオンにすると液体がミストとして噴霧口23から噴霧されるが、この噴霧したミストを肌に当てて使用することができる。なお、図1乃至図7に示す実施の形態の例の場合、吸引ポンプ2を駆動したときの排気の空気を噴霧ノズル3に供給することでタンク4の液体を噴霧ノズル3に供給するようになっており、吸引ポンプ2が噴霧ノズル3に液体を供給する液体供給ポンプ2′と兼ねるようになっている。
【0025】
従って、美顔器を使用する前(吸引ノズル1から肌を吸引するように使用する前)に上記ミストを肌に吹き付ければ、使用時に滑りがよくなり、肌への負担が少なくて済み、また使用後においては使用箇所を冷却し、且つ汚れ除去箇所の毛穴を引き締めることができる。
【0026】
また噴霧ノズル3を本体のハウジング5に装着するとき、上記したようにハウジング5に凹部6を凹設し、この凹部6に収納するように噴霧ノズル3を装着してある。このように凹部6に噴霧ノズル3を収納することにより、図9に示すように凹部6の開口部34を小さな径にしたりすることができ、このことによりミストの広がり角度を規制することができ、狙った箇所以外にミストがかからないようにすることができる。
【0027】
また図2、図4及び図10に示すように噴霧ノズル3の噴霧口23のより先端側には噴霧の広がりを規制する椀状のガイド部35を設けてある。このようにガイド部35を設けてあると、図10の破線に示すように噴霧角度を規制するように噴霧角度を調整することができる。噴霧角度を調整することにより、使用したい箇所を狙って液体を噴霧して効果的な効果が期待できる。
【0028】
また図4に示すように記凹部6の開口縁に近接するように噴霧ノズル3のガイド部35の先端にリング状部7を設けてあり、凹部6の開口縁とリング状部7との間に隙間36を設けてある。このようにしてあることにより、液体の噴霧角度を規制した時に発生する結露水を噴霧させのでなく、上記隙間36を介して本体のハウジング5内に垂らし、ハウンジグ5の排液口38から外部に排出できる。このために噴霧ノズル3から結露水が吐出されるような弊害を防止できる。
【0029】
また図11に示すように隙間36から垂らす結露水を噴霧ノズル3に液体を供給する経路に戻すようになっていることも好ましい。図11の例では隙間36とタンク4とを結露水戻し管路39にて連通させてある。このようにしてあると、噴霧の際に結露した結露水を図11の矢印のように隙間36から結露水戻し管路39を通してタンク4に戻すことができ、水のような液体を外部に排出することなく効率的に使用することができる。
【0030】
また図1乃至図7の例のようにタンク4は本体5のハウジング5に内蔵されていることが好ましい。ハウジング5にタンク4を内蔵させることにより商品を小型化できると共に商品を安くできる。
【0031】
また、前記タンク4を給液管8を介して本体のハウジング5とは別体に設けたことも好ましい。つまり、タンク4をハウジング5に取り付けるとき、図12に示すように例えばフック部40をレール溝41に着脱自在に係止するなどしてタンク4を着脱自在に取り付けてあることが好ましい。この場合、タンク4を本体のハウジング5に対して着脱し、タンク4内の液体を排出したり、タンク4内に液体を供給したりできる。
【0032】
また前記タンク4の壁面に液体の通過を阻止すると共に空気を通過させる空気取り込み部材を設けることも好ましい。タンク4内の水のような液体を供給し続けるためには、タンク内圧を調整する孔を設ける必要がある。よって、図3に示すようにタンク4内に空気を吸い込む外気吸引口29を設けている。通常は水のような液体の表面張力にて外気吸引口29よりの水漏れがないが、使用中にショックを与えると漏れるおそれがある。よって、その外気吸引口29の表面側に表面活性材(液体の通過を阻止すると共に空気を通過させる部材)41を設けることで、タンク4内の液体をこぼすことなく、タンク4内に空気を供給できるようになっている。
【0033】
また液体供給ポンプ2′から噴霧ノズル3に至る経路の途中に開閉弁を設けることも好ましい。給液管8の途中に管路を塞ぐ開閉弁を設けている。例えば、給液管8を弾性体にて形成し、弾性体の給液管8を外部からのスイッチ操作にて押圧して給液管8の穴を開閉するようにしてある。この場合、開閉弁を操作することにより液体の噴霧をしたり液体の噴霧を止めたりするコントロールができる。
【0034】
またタンク4から噴霧ノズル3に至る経路の途中に液体中の不純物を濾過または吸着する処理材9を設けたことも好ましい。タンク4内の液体を給液管8を通じて噴霧ノズル3に供給しているが、タンク4の液体吸引口43と噴霧ノズル3との間に図3に示すように液体の不純物を濾過または吸着するような処理材9を設けてある。この場合、処理材9にて液体の不純物を濾過したり吸着したりすることができ、顔に液体を噴霧する前にその液体を綺麗にすることができる。
【0035】
また吸引ポンプ2は液体供給ポンプ2′を兼ねていることも好ましい。図1乃至図7に示す例のように吸引ポンプ2を駆動したときの排気の空気を噴霧ノズル3に供給することでタンク4の液体を噴霧ノズル3に供給するようになっており、吸引ポンプ2が噴霧ノズル3に液体を供給する液体供給ポンプ2′と兼ねるようになっている。吸引ポンプ2が液体供給ポンプ2′を兼ねることにより商品を小型化できると共にコストの面でも値段を安くできる。
【0036】
また前記噴霧ノズル3は吸引ノズル1からの排気口を兼ねていることも好ましい。図6(b)のようにミストスイッチ30をオンにした状態で噴霧ノズル3の噴霧口23が吸引ノズル1からの排気口を兼ねることにより、吸引ノズル1が肌を吸着した使用中は吸引ノズル1が塞がれているために噴霧口23を空気が殆ど流れなく、ミストが噴霧しないが、吸引ノズル1を肌から離すと、噴霧口23に流れる空気の量が増えてミスト噴霧を開始することができる。この場合、吸引ノズル1が肌に吸着しているときは液体の噴霧を止めることができる。
【0037】
また吸引ノズル1の先端部を噴霧ノズル3の吹き出し位置よりも突出するように構成したことも好ましい。図2に示すように吸引ノズル1の先端が噴霧ノズル3の先端より突出していることにより、吸引ノズル1から肌を吸引している使用時には噴霧ノズル3が邪魔にならず、また噴霧するとき顔の凹凸を気にすることなく使用でき、また吸引ノズル1が肌より離れたとき、液体の噴霧に適度な広がりがあり、使用箇所に効果的な噴霧ができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、本体のハウジングの上部に、肌に当接して吸引する吸引ノズルと、該吸引ノズルの周囲近傍に位置して前記吸引ノズルで吸引した後の肌に液体を噴霧して冷却するための噴霧ノズルを設け、前記吸引ノズルの先端部を噴霧ノズルの吹き出し位置よりも突出し、ハウジングに噴霧ノズルに供給する液体を貯蔵するタンクを設けると共に、該ハウジングに、吸引ノズルに吸引力を発生するための吸引ポンプと、タンク内の液体を噴霧ノズルに供給する液体供給ポンプを内蔵したので、液体供給ポンプを動作させることによりタンク内の液体を噴霧ノズルに供給して噴霧ノズルから液体をミストとして噴霧できるものであって、美顔器使用前(美顔器で吸気ノズルから吸引する前)液体を噴霧ノズルから噴霧することにより、滑りを良くして使用時に肌に負担をかけないようにすることができるものであり、また美顔器使用後は、使用箇所の肌が運動したために発熱しているが、その箇所に液体を噴霧することにより冷却したり、汚れを除去した毛穴を引き締めたりすることができるものである。またハウジングに液体供給ポンプを内蔵させることにより商品を小型化することができる。また吸引ノズルの先端部を噴霧ノズルの吹き出し位置よりも突出するように構成したので、吸引ノズルから肌を吸引している使用時には噴霧ノズルが邪魔にならず、且つ吸引ノズルが肌より離れたとき、液体の噴霧に適度な広がりがあり、使用箇所に効果的な噴霧ができる。
【0039】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、前記噴霧ノズルは本体のハウジングに設けた凹部に配設したので、凹部の開口で噴霧ノズルから噴霧するミストの広がりを規制でき、狙った箇所以外にミストがかからないようにでき、噴霧したミストが顔以外の部位にかからないように調整したりすることができるものである。
【0040】
また本発明の請求項3の発明は、請求項2において、噴霧ノズルには噴霧ノズルからの噴霧の広がりを規定する部分が形成されたので、液体を噴霧する噴霧角度を調整でき、噴霧角度を調整することにより、使用したい箇所を狙って液体を噴霧して効果的な効果が期待できるものである。
【0041】
また本発明の請求項4の発明は、請求項2または請求項3において、前記凹部の開口縁に近接するように噴霧ノズルの先端にリング状部を設け、凹部の開口縁とリング状部との間に浸入してきた液体を排出する排液手段を設けたので、液体の噴霧角度を規制した時に発生する結露水を噴霧させることがないように排出でき、噴霧ノズルから結露水が吐出されるような弊害を防止できるものである。
【0042】
また本発明の請求項5の発明は、請求項4において、前記排液手段は、噴霧ノズルに液体を供給する経路に戻すように形成されているので、結露水をタンク等に戻して再使用でき、液体を効率的に使用できるものである。
【0043】
また本発明の請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかにおいて、前記タンクは本体のハウジングに収納されているので、商品を小型化できると共に商品を安くできるものである。
【0044】
また本発明の請求項7の発明は、請求項1乃至請求項5において、前記タンクを給液管を介して本体のハウジングとは別体に設けたので、タンクを本体のハウジングに対して着脱し、タンク内の液体を排出したり、タンク内に液体を供給したりできるものである。
【0045】
また本発明の請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7において、前記タンクの壁面に液体の通過を阻止すると共に空気を通過させる空気取り込み部材を設けたので、タンク内の液体をこぼすことなく、タンク内に空気を供給することができるものである。
【0046】
また本発明の請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかにおいて、液体供給ポンプから噴霧ノズルに至る経路の途中に開閉弁を設けたので、開閉弁を操作することにより液体の噴霧をしたり液体の噴霧を止めたりするコントロールができるものである。
【0047】
また本発明の請求項10の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれかにおいて、タンクから噴霧ノズルに至る経路の途中に液体中の不純物を濾過または吸着する処理材を設けたので、処理材にて液体の不純物を濾過したり吸着したりすることができ、顔に液体を噴霧する前にその液体を綺麗にすることができるものである。
【0048】
また本発明の請求項11の発明は、請求項1において、吸引ポンプは液体供給ポンプを兼ねているので、商品を小型化できると共にコストの面でも値段を安くできるものである。
【0049】
また本発明の請求項12の発明は、請求項11において、前記噴霧ノズルは吸引ノズルからの排気口を兼ねているので、吸引ノズルが肌に吸着しているときは液体の噴霧を止めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の美顔器の実施の形態の一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図2】 同上の一部省略縦断面図である。
【図3】 同上の横断面図である。
【図4】 図2の要部を拡大せる断面図である。
【図5】 同上の要部の分解斜視図である。
【図6】 同上の動作を説明する説明図であり、(a)はミストスイッチがオフの状態、(b)はミストスイッチがオンの状態である。
【図7】 同上の吸引ノズルを示す断面図である。
【図8】 同上の噴霧ノズルの動作を説明するための説明図である。
【図9】 同上の他の例の噴霧ノズルの部分を示す断面図である。
【図10】 同上の他の例の噴霧ノズルを示す断面図である。
【図11】 同上の他の例の要部を示す断面図である。
【図12】 同上の他の例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 吸引ノズル
2 吸引ポンプ
2′ 液体供給ポンプ
3 噴霧ノズル
4 タンク
5 ハウジング
6 凹部
7 リング状部
8 給液管
9 処理材

Claims (12)

  1. 本体のハウジングの上部に、肌に当接して吸引する吸引ノズルと、該吸引ノズルの周囲近傍に位置して前記吸引ノズルで吸引した後の肌に液体を噴霧して冷却するための噴霧ノズルを設け、前記吸引ノズルの先端部を噴霧ノズルの吹き出し位置よりも突出し、ハウジングに噴霧ノズルに供給する液体を貯蔵するタンクを設けると共に、該ハウジングに、吸引ノズルに吸引力を発生するための吸引ポンプと、タンク内の液体を噴霧ノズルに供給する液体供給ポンプを内蔵したことを特徴とする美顔器。
  2. 前記噴霧ノズルは本体のハウジングに設けた凹部に配設したことを特徴とする請求項1記載の美顔器。
  3. 噴霧ノズルには噴霧ノズルからの噴霧の広がりを規定する部分が形成されたことを特徴とする請求項2記載の美顔器。
  4. 前記凹部の開口縁に近接するように噴霧ノズルの先端にリング状部を設け、凹部の開口縁とリング状部との間に浸入してきた液体を排出する排液手段を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の美顔器。
  5. 前記排液手段は、噴霧ノズルに液体を供給する経路に戻すように形成されていることを特徴とする請求項4記載の美顔器。
  6. 前記タンクは本体のハウジングに収納されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の美顔器。
  7. 前記タンクを給液管を介して本体のハウジングとは別体に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の美顔器。
  8. 前記タンクの壁面に液体の通過を阻止すると共に空気を通過させる空気取り込み部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の美顔器。
  9. 液体供給ポンプから噴霧ノズルに至る経路の途中に開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の美顔器。
  10. タンクから噴霧ノズルに至る経路の途中に液体中の不純物を濾過または吸着する処理材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれに記載の美顔器。
  11. 吸引ポンプは液体供給ポンプを兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の美顔器。
  12. 前記噴霧ノズルは吸引用ノズルからの排気口を兼ねていることを特徴とする請求項11記載の美顔器。
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