JP6614284B2 - 検鏡プレート - Google Patents
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上記本発明に基づく検鏡プレートにあっては、上記スライドガラス部と上記カバーガラス部との間の距離が0.05mm以上0.2mm以下であってもよい。
上記本発明に基づく検鏡プレートにあっては、上記窓部が、上記スライドガラス部の開口部の短手方向の幅が、上記カバーガラス部の短手方向の幅よりも幅広に構成されていることにより、上記カバーガラス部が上記スライドガラス部に固定された状態において、上記カバーガラス部と上記スライドガラス部の開口部との間に形成される隙間であることが好ましい。
上記本発明に基づく検鏡プレートにあっては、液体試料が、尿、血液、リンパ液、唾液、または胃液であることが好ましい。
上記本発明に基づく検鏡プレートにあっては、上記スライドガラス部は、上記一対の係合溝部が並ぶ方向において上記一対の係合溝部の外側に位置する一対の端部を有していてもよい。この場合には、上記端部は、上記係合溝部に向かうにつれて高さが低くなるように傾斜し、上記係合突起部を上記係合溝部に案内する傾斜部を有していてもよい。
上記本発明に基づく検鏡プレートにあっては、上記端部は、上記底面を規定する部分よりも高さが低くなるように設けられていてもよい。
図1は、本発明の実施の形態1に係る検鏡プレートの平面図である。図2は、図1に示すII−II線に沿った概略断面図である。図3は、図2に示す第1板状部の底面図である。図4は、図2に示す第2板状部の平面図である。図1から図4を参照して、本実施の形態に係る検鏡プレート1について説明する。
図6は、本実施の形態に係る検鏡プレートを示す概略断面図である。図6を参照して、本実施の形態に係る検鏡プレート1Aについて説明する。
図7は、本実施の形態に係る検鏡プレートを示す概略断面図である。図7を参照して、本実施の形態に係る検鏡プレート1Bについて説明する。
Claims (11)
- 顕微鏡を用いた液体試料の検査に使用され、液体試料を充填するための貯留部を内部に含む検鏡プレートであって、
前記貯留部の底面を規定する部分を含むスライドガラス部と、
前記スライドガラス部に対向配置され、前記貯留部の天面を規定する部分を含むカバーガラス部と、
前記貯留部の周囲の少なくとも一部に位置し、前記スライドガラス部と前記カバーガラス部とが対向配置された状態を維持する支持部と、
前記貯留部に液体試料を供給するための窓部と、
前記貯留部の内部に位置し、前記スライドガラス部および前記カバーガラス部の少なくとも一方が撓み変形することで前記底面を規定する部分の前記スライドガラス部と前記天面を規定する部分の前記カバーガラス部との間の距離が減少することを抑制するスペーサ部とを備え、
前記スペーサ部が、前記貯留部の内部において互いに離間して複数本(但し、3本以下である場合を除く)設けられており、
前記支持部が、前記カバーガラス部が前記スライドガラス部に対向配置された状態において前記貯留部が間に位置するように互いに離間し、かつ、前記スライドガラス部に向けて突出するように前記カバーガラス部に設けられた一対の係合突起部を含み、
前記スライドガラス部は、前記一対の係合突起部に係合可能に設けられた一対の係合溝部を含み、
前記カバーガラス部は、前記一対の係合突起部が前記一対の係合溝部に係合することにより、前記スライドガラス部に固定され、
前記支持部は、前記貯留部の周囲を取り囲む周壁部をさらに含み、
前記周壁部は、前記一対の係合突起部および前記一対の係合溝部が係合した係合状態において、前記一対の係合突起部および前記一対の係合溝部の内側に位置し、
前記スライドガラス部は、前記一対の係合溝部が並ぶ方向において前記一対の係合溝部の外側に位置する一対の端部を有し、
前記端部は、前記係合溝部に向かうにつれて高さが低くなるように傾斜し、前記係合突起部を前記係合溝部へ案内する傾斜部を有し、
前記一対の係合突起部は、前記貯留部の前記天面を規定する部分を含む前記カバーガラス部の主表面から当該主表面の法線方向に沿って伸びる支持壁部と、前記支持壁部の先端に設けられたロック部とを含み、
前記ロック部は、前記一対の係合突起部の内側に向けて突出する内側突出部を含むように設けられている、検鏡プレート(但し、基板部及び蓋部からなり、前記基板部には試料を収容するための凹窩部が設けられ、前記蓋部はヒンジ部を介して前記基板部と一体的に設けられるとともに、前記凹窩部に被覆可能であり、前記蓋部には、当該蓋部を前記凹窩部に被覆した際に試料注入用の開口部となる切欠き部が設けられ、前記凹窩部の深さは、前記蓋部を前記凹窩部上に被覆した状態で、前記蓋部の下面と前記凹窩部の底面との間で毛細管現象が生じる深さであり、前記凹窩部の底面及び/又は前記蓋部の下面に、前記蓋部の下面と前記凹窩部の底面の間隔を保つためのスペーサーが設けられていることを特徴とする液状試料検査用プレパラートである場合を除く)。 - 前記一対の係合溝部は、前記内側突出部が嵌まり込む第1溝部と、前記支持壁部が嵌まり込む第2溝部とを含み、
前記第1溝部は、前記傾斜部の下端部よりも内側に位置するように、前記周壁部側に設けられている、請求項1に記載の検鏡プレート。 - 前記スペーサ部が、前記底面を規定する部分の前記スライドガラス部から前記カバーガラス部側に向けて突設された底面側突出部を含んでいる、請求項1または2に記載の検鏡プレート。
- 前記スペーサ部が、前記天面を規定する部分の前記カバーガラス部から前記スライドガラス部側に向けて突設された天面側突出部を含んでいる、請求項1から3のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 前記スペーサ部が、前記スライドガラス部と前記カバーガラス部とが対向配置された方向に沿って見た場合にスポット状の形状を有している、請求項1から4のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 前記スペーサ部の頂点部が、対向配置された前記スライドガラス部または前記カバーガラス部に接するように設けられている、請求項1から5のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 前記スライドガラス部と前記カバーガラス部との間の距離が0.05mmから0.2mmである、請求項1から6のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 前記窓部が、前記スライドガラス部の開口部の短手方向の幅が、前記カバーガラス部の短手方向の幅よりも幅広に構成されていることにより、前記カバーガラス部が前記スライドガラス部に固定された状態において、前記カバーガラス部と前記スライドガラス部の開口部との間に形成される隙間である、請求項1から7のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 液体試料が、尿、血液、リンパ液、唾液、または胃液である、請求項1から8のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 前記端部は、前記底面を規定する部分よりも高さが低くなるように設けられている、請求項1から9のいずれかに記載の検鏡プレート。
- 前記支持壁部の前記先端は、前記一対の係合突起部が並ぶ方向において、前記内側突出部が位置する側とは反対側に角部を有する、請求項1から10のいずれかに記載の検鏡プレート。
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