JP6614167B2 - 緊急通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカの断線を検出する機能を備えた緊急通報装置に関するものである。
特許文献1は、緊急通報時に、リレーを用いてオーディオ用スピーカとTCU(Telematics Control Unit)とを接続させて使用する緊急通報装置を開示している。特許文献1では、通常時、スピーカはオーディオ装置と接続しており、TCUとは電気的に切り離されている。そして緊急通報時、リレーが切り替えられてスピーカとTCUとが接続されることで、スピーカから車両の乗員に対して報知を行う。
特開2016−107972号公報
特許文献1で提案されている緊急通報装置は、緊急通報時、スピーカから車両の乗員に対して報知できる必要があるため、周期的にスピーカおよびスピーカへの配線の断線検出をすることが求められることがある。スピーカがTCUに接続されている状態であれば、TCUからスピーカへ音信号を出力し、そのときのスピーカを含む回路の電圧を検出することで、スピーカおよびスピーカへの配線の断線検出が可能である。
しかし、上記装置において、TCUは、ある瞬間にオーディオ装置から音信号が出ているか否かを把握することができない。そのため、従来の緊急通報装置において、スピーカとオーディオ装置とが接続している時、TCUは、スピーカの断線を検出することができなかった。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、スピーカがオーディオ装置に接続されている時もTCUがスピーカおよびスピーカへの配線の断線を検出できるスピーカ断線検出装置を提供することにある。
ここに開示される発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
その目的を達成するための第1発明は、スピーカ(30)と接続され、スピーカへ第1の音信号を出力する音信号出力部(11)を備えた緊急通報装置であって、
スピーカと音信号出力部との間に配置され、スピーカとスピーカに第2の音信号を出力するオーディオ装置(20)とが接続されている状態と、スピーカと音信号出力部とが接続されている状態とを切り換える切換部(14)と、
スピーカとオーディオ装置とを接続する配線の一部であり、切換部が途中に配置され、かつ、オーディオ装置からの第1の外部配線(21A)、およびスピーカへの第2の外部配線(21B)と、それぞれ、コネクタを介して接続される内部配線(21C)と、
切換部よりもスピーカ側の内部配線に流れる電流に対応する電圧を検出する信号検出部(15、215、315)と、
信号検出部で検出した電圧に基づいて、切換部とスピーカとの間の配線が断線しているか否かを判断する判断部(13)と、を備え
判断部は、スピーカとオーディオ装置とが接続され、かつ信号検出部が検出した電圧が所定の規定値よりも低いことに基づいて、切換部に対してスピーカと音信号出力部とが接続されている状態とする切り換え命令を行い、
切換部は、切り換え命令に基づいてスピーカと音信号出力部とが接続されている状態へと切り換えを行い、
スピーカと音信号出力部とが接続されている状態へと切り換えを行った後、音信号出力部は、スピーカへ第1の音信号を出力し、
判断部は、音信号出力部が第1の音信号を出力しているときに、信号検出部が検出した電圧が規定値以上か否かに基づいて切換部とスピーカとの間の配線が断線しているか否かを判断する
第2発明は、スピーカ(30)と接続され、スピーカへ第1の音信号を出力する音信号出力部(11)を備えた緊急通報装置であって、
スピーカと音信号出力部との間に配置され、スピーカとスピーカに第2の音信号を出力するオーディオ装置(20)とが接続されている状態と、スピーカと音信号出力部とが接続されている状態とを切り換える切換部(14)と、
スピーカとオーディオ装置とを接続する配線の一部であり、切換部が途中に配置され、かつ、オーディオ装置からの第1の外部配線(21A)、およびスピーカへの第2の外部配線(21B)と、それぞれ、コネクタを介して接続される内部配線(21C)と、
切換部よりもスピーカ側の内部配線に流れる電流に対応する電圧を検出する信号検出部(15、215、315)と、
信号検出部で検出した電圧に基づいて、切換部とスピーカとの間の配線が断線しているか否かを判断する判断部(13)と、を備え、
信号検出部(15)は、
内部配線上、かつ、切換部を挟む2点の電圧と、
音信号出力部と切換部との間の配線上の点と、内部配線上の切換部よりもスピーカ側の点との間の電圧とを検出可能であり、
スピーカとオーディオ装置とが接続されている場合、内部配線上、かつ、切換部を挟む2点の電圧を検出し、
スピーカと音信号出力部とが接続されている場合、音信号出力部と切換部との間の配線上の点と、内部配線上の切換部よりもスピーカ側の点との間の電圧を検出する。
本発明では、内部配線がオーディオ装置とスピーカとを接続する配線の一部になっていることを利用し、切換部がオーディオ装置とスピーカとを接続している状態で、信号検出部により、内部配線に流れる電流に対応する電圧を検出する。信号検出部が検出する電圧から、内部配線に電流が流れていると判断できれば、スピーカがオーディオ装置に接続されている時でも、スピーカおよびスピーカへの配線が断線していないと判断できる。
また、電流に対応する電圧を検出するので、どのような形式のオーディオ装置が接続されているかを判断する必要なく、スピーカおよびスピーカへの配線が断線しているか否かを判断できる。
第1実施形態に係るTCUの構成図である。 第1実施形態の断線検出処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るTCUの構成図である。 変形例1に係るTCUの構成図である。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係るTCU1の構成図である。TCU1は緊急通報装置に相当する。TCU1は車両に搭載されている。図1に示すようにTCU1は、車両に搭載されるオーディオ装置20と、車両に搭載されるスピーカ30に接続されている。オーディオ装置20とスピーカ30とは配線21を介して接続している。そして配線21の一部は、TCU1の内部を通っている。
TCU1の内部を通る配線21を、プリント基板上の配線21Cとする。オーディオ装置20とTCU1とを接続させる配線21を配線21Aとする。また、スピーカ30とTCU1とを接続させる配線21を配線21Bとする。配線21A、21Bはコード状である。配線21Aが請求項に記載の第1の外部配線に相当し、配線21Bが請求項に記載の第2の外部配線に相当する。
配線21Cと配線21Aとは、TCU1が備えるコネクタ40Aで接続されている。配線21Cと配線21Bとは、TCU1が備えるコネクタ40Bで接続されている。この配線21Cが請求項に記載の内部配線に相当する。
オーディオ装置20は、スピーカ30から音声または音楽を流すために、音信号をスピーカ30へ出力する。このオーディオ装置20が請求項に記載のオーディオ装置に相当し、オーディオ装置20が出力する音信号が請求項に記載の第2の音信号に相当する。
スピーカ30は、オーディオ装置20および後述する電力増幅部11から出力された音信号に基づいて車両内に音声または音楽を出力する。このスピーカ30が請求項に記載のスピーカに相当する。また、電力増幅部11から出力された音信号が請求項に記載の第1の音信号に相当する。
TCU1は、電力増幅部11と、AD変換器12と、マイクロコンピュータ(以下、マイコン)13と、リレー14と、信号検出部15とを備えている。
電力増幅部11は、緊急通報時、車両の乗員に対して報知を行うための音信号が入力され、その音信号を増幅してスピーカ30へ出力する。また、スピーカ30への配線の断線検出をするための音信号をスピーカ30へ出力する。スピーカ30への配線については後述する。スピーカ30への配線の断線を検出するための音信号は、可聴周波数域の音の信号でもよいが、本実施形態では、可聴周波数帯域外の音の信号である。例えば、20Hz以下や20000Hz以上の周波数帯の音信号である。この電力増幅部11が請求項に記載の音信号出力部に相当する。
AD変換器12は、入力された電圧をデジタル信号に変換する。
マイコン13は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備えている。マイコン13は、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従い、各種処理を実行する。例えば、AD変換器12が出力した値に基づいて後述するリレー14とスイッチ18を動作させる。このマイコン13が請求項に記載の判断部に相当する。
リレー14は、配線21Cに配置されている。リレー14は、オーディオ装置20とスピーカ30とが接続されている状態からTCU1とスピーカ30とが接続されている状態へ切り換える。また、反対に、TCU1とスピーカ30とが接続されている状態からオーディオ装置20とスピーカ30とが接続されている状態への切り換えも行う。TCU1とスピーカ30とが接続されている状態とは、電力増幅部11とリレー14が配線22を介して接続され、リレー14とコネクタ40Bとが配線21Cを介して接続され、コネクタ40Bとスピーカ30とが配線21Bを介して接続されている状態を示す。このリレー14が請求項に記載の切換部に相当する。
信号検出部15は、オペアンプ16と、ダイオード17と、スイッチ18と、複数のコンデンサ61、62、63、64と、複数の抵抗71、72、73、74、75、76と、複数の配線23、24、25、26と、を備えている。信号検出部15は、スピーカ配線を流れる電流に対応する電圧を検出する。スピーカ配線は、スピーカ30への配線と、ボイスコイル等のスピーカ30が備える配線を意味する。
スピーカ配線に電流が流れた場合に、配線の電気抵抗すなわち配線抵抗50によって交流電圧が発生する。そして信号検出部15は、検出した交流電圧を直流電圧に変換し、AD変換器12へ出力する。この直流電圧が、スピーカ配線を流れる電流に対応する電圧を表す。
リレー14とスピーカ30との間の直流電圧ではなく、スピーカ配線を流れる電流に対応する電圧を検出する理由は次の通りである。オーディオ装置20が備えるスピーカ30への出力回路には、シングルエンド型、BTL型など種々の形式が存在しており、出力形式が違うと、電圧の直流成分の大きさが異なる。また、TCU1は、どのような形式のオーディオ装置20が接続されているかは判断できない。そのため、電圧の直流成分の大きさからは、スピーカ配線が断線しているのか、断線しておらず、出力回路の形式が違うだけなのかを判断することができない。
これに対して、どのような形式のオーディオ装置20が接続されていても、音信号が出力されており、かつ、断線がなければ、スピーカ配線に電流が流れる。一方、どのような形式のオーディオ装置20が接続されていても、断線があればスピーカ配線に電流が流れない。
配線には、僅かではあるが電気抵抗があるので、音信号が出力されているときは、配線に流れる電流と配線抵抗50とにより定まる交流電圧が生じる。そこで、スピーカ配線を流れる電流に対応する電圧を検出するのである。
尚、スピーカ30への配線とは、リレー14とコネクタ40Bとの間の配線21Cと配線21Bを示す。この信号検出部15が請求項に記載の検出部に相当する。
TCU1のプリント基板に配線抵抗50があるので、スピーカ配線に電流が流れると、配線21Cにも、交流電圧が生じる。信号検出部15は、スピーカ配線を流れる電流に対応して配線21Cに生じる交流電圧を検出するために、TCU1内の所定の2点間の電圧を検出する。
上記所定の2点は、オーディオ装置20とスピーカ30とが接続している場合と、TCU1とスピーカ30とが接続している場合とで異なる。
オーディオ装置20とスピーカ30とが接続している場合、所定の2点は、配線21C上、かつ、リレー14を挟むA点およびB点の2点である。リレー14とコネクタ40Aとの間の配線21Cに位置する点をA点、リレー14とコネクタ40Bとの間の配線21Cに位置する点をB点とする。A点とB点の位置は適宜設定すればよい。例えば、A点の位置をコネクタ40A、B点の位置をコネクタ40Bの近くにすることで、A点とB点の位置をリレー14の近くにするよりもAB間の電気抵抗を大きくすることができる。
TCU1とスピーカ30とが接続している場合、所定の2点は、いずれも配線21C上であり、一方の点はリレー14とコネクタ40Bとの間、他方の点は配線22上である。配線21C上、かつ、リレー14とコネクタ40Bとの間の点は、上述のB点とする。配線22上の点をC点とする。
(オーディオ装置20とスピーカ30とが接続している場合)
オーディオ装置20とスピーカ30とが接続している場合、オーディオ装置20は、スピーカ30に対して音信号を出力して、スピーカ30から音声または音楽を出すことが可能となる。スピーカ30に対して音信号を出力すると、A点からB点に音信号の交流電流が流れる。そのとき、A点とB点との間で発生した微小な交流電圧はオペアンプ16で増幅される。
オペアンプ16は、差動増幅回路の一部となっている。本実施形態の差動増幅回路は、オペアンプ16と、複数の抵抗71、72、73、74、76とを含む回路である。オペアンプ16の非反転入力端子とB点とが接続している。オペアンプ16の非反転入力端子とB点との間には、コンデンサ61と抵抗71とが配置されている。コンデンサ61と抵抗71とは直列に接続している。B点に近い方がコンデンサ61、B点に遠い方が抵抗71となっている。そして非反転入力端子には、抵抗72を介してBIAS電圧が入力される。
また、オペアンプ16の反転入力端子とA点とが接続している。オペアンプ16の反転入力端子とA点との間には、コンデンサ62と抵抗73とスイッチ18とが配置されている。コンデンサ62と抵抗73とスイッチ18は直列に接続している。A点に近い方がコンデンサ62、A点に遠い方がスイッチ18、コンデンサ62とスイッチ18との間が抵抗73となっており、スイッチ18は閉じて(導通して)いる。コンデンサ61およびコンデンサ62は、A点とB点との間で発生した微小な電圧を、直流成分は除去して交流電圧をオペアンプ16へ流す役割を持っている。
オペアンプ16は、A点の電位V1とB点の電位V2との電位差を増幅させた電圧を出力する。ダイオード17は、反転入力端子側がアノード、D点側がカソードとなっている。D点の電圧は、抵抗74を介してE点に負帰還される。
E点の電圧は、負方向へも変化する。E点とD点との間には、配線24に抵抗74と並列にダイオード17が配置されているので、E点が正電圧のときは、オペアンプ16を介さずに、ダイオード17を通る経路でもD点へ電流が流れる。D点の電圧V3は、A点とB点との間で発生した微小な交流電圧が、オペアンプ16で増幅され、かつ、ダイオード17により半波整流された電圧となる。
D点とAD変換器12とが配線25を介して接続している。配線25には、抵抗75が配置されている。そして抵抗75とAD変換器12との間には、グランド接続を行うための配線26がある。配線26にはコンデンサ63が配置され、配線25と接続する。配線25と配線26とが接続する地点をF点とする。
抵抗75とコンデンサ63は、ローパスフィルタを構成する。D点の電圧V3は、このローパスフィルタにより、平滑化される。したがって、F点の電圧は直流電圧となる。F点の電圧はAD変換器12へ入力される。
つまり、オーディオ装置20とスピーカ30とが接続している場合、信号検出部15は、A点とB点との間に電流が流れることにより発生した微小な交流電圧を、増幅および整流した直流電圧をAD変換器12へ出力する。
(TCU1とスピーカ30とが接続している場合)
TCU1とスピーカ30とが接続している場合、電力増幅部11は、スピーカ30に対して可聴周波数帯域外の音信号または緊急通報で使用可能な可聴周波数帯域内の音信号を出力することが可能となる。スピーカ30に対して可聴周波数帯域外の音信号または可聴周波数帯域内の音信号を出力すると、C点からB点に音信号の交流電流が流れる。そのとき、C点とB点との間で発生した微小な交流電圧はオペアンプ16で増幅される。
C点とE点とが接続している。C点とE点との間には、コンデンサ64と抵抗76とが配置されている。コンデンサ64と抵抗76とは直列に接続している。C点に近い方がコンデンサ64、C点に遠い方が抵抗76となっている。
C点とE点とが接続していることで、C点の電位V4の交流成分が抵抗76を介して、オペアンプ16の反転入力端子に入力される。B点の電位V2の交流成分は抵抗71を介してオペアンプ16の非反転入力端子に入力される。オペアンプ16は、電位V4と電位V2との電位差を増幅させた出力電圧V5を出力する。
尚、このときにスイッチ18は開いて(非導通状態になって)おり、オーディオ装置20から音信号が出力されてもA点の電位はオペアンプの反転入力端子には伝わらない。
つまり、TCU1とスピーカ30とが接続している場合、信号検出部15は、C点とB点との間に電流が流れることにより発生した微小な交流電圧を、増幅および整流した直流電圧をAD変換器12へ出力する。
尚、リレー14とスイッチ18は機械的リレーや機械的スイッチに限定するものではなく、半導体リレーや半導体スイッチを用いても良い。
(フローチャート)
以降では、図2に示すフローチャートを用いて、マイコン13が実施するスピーカ断線検出処理について説明する。マイコン13は、このスピーカ断線検出処理を、周期的、たとえば数分に1回、実行する。
まず、ステップS1では、リレー14に対してオーディオ装置20とスピーカ30とが接続するように切り換えるとともに、スイッチ18を閉じる命令を行う。そしてリレー14は、切り換え命令に基づいてオーディオ装置20とスピーカ30との接続へと切り換えを行い、スイッチ18は閉となり、ステップS2へと移行する。尚、イグニッションONとなった際の初期状態は、オーディオ装置20とスピーカ30との接続となっている。
ステップS2では、カウンタをセットし、ステップS3へと移行する。
ステップS3では、AD変換器12が出力した直流電圧の値が、規定値以上か否かを判断する。規定値は、BIAS電圧より高い値である。BIAS電圧が2Vの場合、少なくとも規定値は2Vより高い値とする。規定値は、適宜設定すればよい。
スピーカ配線が正常であり、かつオーディオ装置20から音信号が出力されている場合、A点とB点との間で交流電圧が発生する。オペアンプ16の非反転入力端子にはBIAS電圧が加えられている。A点とB点との間で交流電圧が発生している場合、F点には、BIAS電圧に交流電圧の変動分が加えられた直流電圧が生じる。交流電圧の変動分が加えられることにより、AD変換器12が出力した直流電圧の値が規定値以上となると、S3の判断がYesになり、ステップS11へと移行する。
一方、スピーカ配線が断線している場合、オーディオ装置20とスピーカ30との間で音信号の電流が流れないため、A点とB点との間で交流電圧が発生しない。よって、AD変換器12が出力した直流電圧の値は、規定値よりも小さくなるので、S3の判断がNoになり、ステップS4へと移行する。
スピーカ配線が正常であっても、オーディオ装置20から音信号が出力されていない、あるいは音量が微小の場合、オーディオ装置20とスピーカ30との間で音信号の電流が流れない、あるいは微小となる。そのためA点とB点との間で交流電圧が発生しない、あるいは微小となる。これらの場合には、AD変換器12が出力した直流電圧の値は、規定値よりも小さくなり、ステップS4へと移行する。
ステップS11では、スピーカ配線が正常と判断し、ステップS12へ移行する。正常と判断できる理由は、AD変換器12が出力した直流電圧の値が規定値以上となったため、スピーカ配線には電流が流れていると判断できるからである。
ステップS4では、一定時間経過後、ステップS5へと移行する。
ステップS5では、カウンタを1つ減算する処理を行い、ステップS6へと移行する。
ステップS6では、カウンタの値が0か否かを判断する。カウンタの値が0でない場合は、ステップS3へと移行する。カウンタの値が0である場合はステップS7へと移行する。
ステップS3、4、5、6での処理により、所定の時間、継続して、AD変換器12が出力した直流電圧の値が、規定値以上にならなかったかどうかを判断している。所定の時間、AD変換器12が出力した直流電圧の値が、規定値以上にならなかった場合としては、スピーカ配線が断線している場合と、断線はしていないがオーディオ装置20から音信号が出力されていない無音状態の2つがある。所定の時間とは、後者の無音状態を判断するための時間であり、所定の時間は、適宜設定すればよく、例えば、5秒間とする。
S7へ移行する場合には、スピーカ配線に断線が生じている可能性があるが、無音状態であり断線は生じていない可能性もある。そこで、この2つのいずれであるかを判断するための処理を実行する。
ステップS7では、リレー14に対してTCU1とスピーカ30とが接続するように切り換えるとともに、スイッチ18を開く命令を行う。そしてリレー14は、切り換え命令に基づいてTCU1とスピーカ30との接続へと切り換えを行い、スイッチ18は開となり、ステップS8へと移行する。
ステップS8では、TCU1はスピーカ30へ可聴周波数帯域外の音信号を出力し、ステップS9へと移行する。音信号は電力増幅部11から配線22、リレー14、配線21C、21Bを介してスピーカ30へ出力される。
ここで可聴周波数帯域外の音信号を出力する理由は、ドライバに違和感を与えることなく、スピーカ配線の断線を検出するためである。なぜなら、前述したように、ステップS3、4、5、6での処理を経由してステップS7へ移行する場合、スピーカ配線が断線しているか、断線はしていないがオーディオ装置20から音信号が出力されていない無音状態のいずれかである。いずれであっても、車両のドライバが、意図的にオーディオ装置20を操作してスピーカ30から音を出力させている状態ではない。
そのため、可聴周波数帯域内の音信号を出力してしまうと、スピーカ30から出力される可聴音が出力されることにより、ドライバに違和感を与える可能性がある。可聴周波数帯域外の音信号を出力することで、スピーカ30から出力された音をドライバが気づくことなくスピーカ配線の断線を検出することができる。
ステップS9では、AD変換器12が出力した直流電圧の値が、規定値以上か否かを判断する。ここでの規定値は、ステップS8で出力する音信号のレベルに基づいて定めておくことになる。
スピーカ配線が正常な場合、C点とB点との間で交流電圧が発生する。C点はA点と同様に、コンデンサ64および抵抗76を介してE点と接続されている。C点とB点との間に交流電圧が発生すると、F点には規定値以上の直流電圧が生じる。したがって、ステップS9において規定値以上と判断し、ステップS11へと移行する。
一方、スピーカ配線が断線している場合、C点とB点との間で交流電圧が発生しない。そのため、F点に生じる直流電圧、すなわちAD変換器12が出力した直流電圧の値は規定値よりも小さくなる。規定値以上でないと判断した場合、ステップS10へと移行する。
ステップS10では、スピーカ配線が断線していると判断し、ステップS12へ移行する。断線していると判断できる理由は、AD変換器12が出力した直流電圧の値が規定値以上でないため、スピーカ配線には電流が流れていないと判断することができるからである。また、スピーカ配線が断線していると判断した場合には、ユーザにその旨、報知する。
このように、ステップS7、8、9の処理は、スピーカ配線に断線が生じている可能性があると判断した場合に、TCU1とスピーカ30との接続へと切り換えを行い、スピーカ配線について断線の有無を判断する処理である。ステップS10、11はその判断結果である。
ステップS12では、リレー14に対してオーディオ装置20とスピーカ30とが接続するように切り換えるとともに、スイッチ18を閉じる命令を行う。そしてリレー14は、切り換え命令に基づいてTCU1とスピーカ30との接続から、オーディオ装置20とスピーカ30との接続へと切り換えを行い、スイッチ18は閉となり、本フローを終了する。
このように、本実施形態では、TCU1の配線21Cがオーディオ装置20とスピーカ30とを接続する配線21の一部になっていることを利用する。リレー14がオーディオ装置20とスピーカ30とを接続している状態で、信号検出部15により、配線21Cに流れる電流に対応する電圧としてA点とB点との電圧差を検出する。信号検出部15が検出する電圧差から、配線21Cに電流が流れていると判断できれば、スピーカ30とオーディオ装置20とが接続している時でも、スピーカ配線が断線していないと判断できる。
また、電流に対応する電圧を検出するので、どのような形式のオーディオ装置20が接続されているかを判断する必要なく、スピーカ配線が断線しているか否かを判断できる。
ただし、スピーカ配線に断線が生じていなくても、無音状態であれば、A点とB点との電圧差が規定値より小さくなる。そこで、本実施形態では、スピーカ配線に断線が生じているか無音状態であるかを判断するために、リレー14を、TCU1とスピーカ30との接続へと切り換える。この状態で、スピーカ30へ可聴周波数帯域外の音声信号を出力する。信号検出部15は、このときのC点とB点との間の交流電圧の大きさを直流電圧に変換して検出する。マイコン13は、信号検出部15から出力された直流電圧の値に基づいて、スピーカ配線に流れる電流の有無を判断する。これにより、車両の乗員に違和感を与えることなく、スピーカ配線の断線を検出することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図面に基づいて説明する。図3は、第2実施形態に係るTCU201を示す構成図である。図3に示すように、TCU201は、第1実施形態と同じオーディオ装置20と、スピーカ30に接続されている。
第2の実施形態と第1の実施形態との主たる違いについて説明する。第1の実施形態では、A点とB点との間またはB点とC点との間で発生した微小な交流電圧を検出することで、スピーカ配線に電流が流れているか否かを判断した。しかし第2の実施形態では、スピーカ配線に流れる電流を電磁誘導結合によって検出するために、第1実施形態の信号検出部15に代えて信号検出部215を備える。
図3に示すように、リレー14とコネクタ40Bとの間の配線21Cは、湾曲した形状の配線パターンとなっている。尚、配線パターンは適宜変更することができる。例えば、湾曲させることなく、直線形状の配線パターンとしてもよい。
また、配線21Cの湾曲した部分の近くには、コイル81が配置されている。配線21Cにオーディオ装置20から出力された音信号または電力増幅部11で増幅された音信号の電流が流れると、配線21の周囲の磁界が変化するので、電磁誘導結合により、コイル81内の磁界が変化する。コイル81内の磁界が変化することで、コイル81で交流電圧が生じる。尚、コイル81の巻き数を増やすほど交流電圧が生じやすくなる。コイル81と配線21Cにおいて湾曲した部分とが電磁誘導結合を行うための電磁誘導結合部である。コイル81で生じた交流電圧は、第1の実施形態と同様に、オペアンプ16を含む差動増幅回路で増幅され、ダイオード17で半波整流される。この増幅および整流された電圧がD点の電圧となる。D点の電圧は抵抗75とコンデンサ63を備えた構成のローパスフィルタで直流電圧となりF点からAD変換器12へ出力される。このコイル81が請求項に記載のコイルに相当する。
第2実施形態においても、マイコン13の作動は、第1実施形態と同様であり、図2に示すスピーカ断線検出処理を実行する。
以上により、第2の実施形態によれば、TCU1とスピーカ30とが接続している場合もオーディオ装置20とスピーカ30とが接続している場合も、同一の電磁誘導結合部からスピーカ配線に流れる電流を検出することができる。これにより、オーディオ装置20とスピーカ30とが接続している時も、スピーカ配線の断線を検出することができる。
さらに、第2の実施形態によれば、電磁誘導結合を用いて交流電圧を発生させる。電磁誘導結合は、コイル81を用いるため、コイル81の巻き数や配線パターンの形状を変化させることで交流電圧を生じさせやすくできる。これにより、配線抵抗50が小さくても、交流電圧を検出しやすくなる。その結果、交流電圧が小さくても、S3の判断をYesにすることができる。よって、ユーザがオーディオ装置20を使用しており、小さい音をスピーカ30から出力させているのに、リレー14を切り替えてしまう恐れを少なくできる。
(他の実施形態)
以上、発明の好ましい実施形態について説明したが、発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、以下に例示するように種々変形して実施することが可能である。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(変形例1)
第2実施形態では、コイル81で生じた交流電圧をオペアンプ16で増幅、ダイオード17で整流したがこれに限らない。電磁誘導結合により、交流電圧を効率よく検出できる場合、オペアンプ16による差動増幅回路を削除して、コイル81で生じた交流電圧を直接整流して直接電圧を生成するとしてもよい。この場合、TCU301は、図4に示すように、図3の信号検出部215から、オペアンプ16、抵抗71、72、73、74を除いた構成の信号検出部315を備える。
11:電力増幅部 12:AD変換器 13:マイコン 14:リレー(切換部) 15:信号検出部 16:オペアンプ 17:ダイオード 20:オーディオ装置 21A:配線(第1の外部配線) 21B:配線(第2の外部配線) 21C:配線(内部配線) 30:スピーカ 40A:コネクタ 40B:コネクタ 50:配線抵抗 81:コイル 215:信号検出部 315:信号検出部

Claims (6)

  1. スピーカ(30)と接続され、前記スピーカへ第1の音信号を出力する音信号出力部(11)を備えた緊急通報装置であって、
    前記スピーカと前記音信号出力部との間に配置され、前記スピーカと前記スピーカに第2の音信号を出力するオーディオ装置(20)とが接続されている状態と、前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態とを切り換える切換部(14)と、
    前記スピーカと前記オーディオ装置とを接続する配線の一部であり、前記切換部が途中に配置され、かつ、前記オーディオ装置からの第1の外部配線(21A)、および前記スピーカへの第2の外部配線(21B)と、それぞれ、コネクタを介して接続される内部配線(21C)と、
    前記切換部よりも前記スピーカ側の前記内部配線に流れる電流に対応する電圧を検出する信号検出部(15、215、315)と、
    前記信号検出部で検出した電圧に基づいて、前記切換部と前記スピーカとの間の配線が断線しているか否かを判断する判断部(13)と、を備え
    前記判断部は、前記スピーカと前記オーディオ装置とが接続され、かつ前記信号検出部が検出した電圧が所定の規定値よりも低いことに基づいて、前記切換部に対して前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態とする切り換え命令を行い、
    前記切換部は、前記切り換え命令に基づいて前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態へと切り換えを行い、
    前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態へと切り換えを行った後、前記音信号出力部は、前記スピーカへ前記第1の音信号を出力し、
    前記判断部は、前記音信号出力部が前記第1の音信号を出力しているときに、前記信号検出部が検出した電圧が前記規定値以上か否かに基づいて前記切換部と前記スピーカとの間の前記配線が断線しているか否かを判断する、緊急通報装置。
  2. スピーカ(30)と接続され、前記スピーカへ第1の音信号を出力する音信号出力部(11)を備えた緊急通報装置であって、
    前記スピーカと前記音信号出力部との間に配置され、前記スピーカと前記スピーカに第2の音信号を出力するオーディオ装置(20)とが接続されている状態と、前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態とを切り換える切換部(14)と、
    前記スピーカと前記オーディオ装置とを接続する配線の一部であり、前記切換部が途中に配置され、かつ、前記オーディオ装置からの第1の外部配線(21A)、および前記スピーカへの第2の外部配線(21B)と、それぞれ、コネクタを介して接続される内部配線(21C)と、
    前記切換部よりも前記スピーカ側の前記内部配線に流れる電流に対応する電圧を検出する信号検出部(15、215、315)と、
    前記信号検出部で検出した電圧に基づいて、前記切換部と前記スピーカとの間の配線が断線しているか否かを判断する判断部(13)と、を備え
    前記信号検出部(15)は、
    前記内部配線上、かつ、前記切換部を挟む2点の電圧と、
    前記音信号出力部と前記切換部との間の配線上の点と、前記内部配線上の前記切換部よりも前記スピーカ側の点との間の電圧とを検出可能であり、
    前記スピーカと前記オーディオ装置とが接続されている場合、前記内部配線上、かつ、前記切換部を挟む2点の電圧を検出し、
    前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている場合、前記音信号出力部と前記切換部との間の配線上の点と、前記内部配線上の前記切換部よりも前記スピーカ側の点との間の電圧を検出する、緊急通報装置。
  3. 前記信号検出部(15)は、
    前記内部配線上、かつ、前記切換部を挟む2点の電圧と、
    前記音信号出力部と前記切換部との間の配線上の点と、前記内部配線上の前記切換部よりも前記スピーカ側の点との間の電圧とを検出可能であり、
    前記スピーカと前記オーディオ装置とが接続されている場合、前記内部配線上、かつ、前記切換部を挟む2点の電圧を検出し、
    前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている場合、前記音信号出力部と前記切換部との間の配線上の点と、前記内部配線上の前記切換部よりも前記スピーカ側の点との間の電圧を検出する、
    請求項1に記載の緊急通報装置。
  4. 前記信号検出部(215、315)は、電磁誘導結合により前記切換部と前記スピーカとの間の前記内部配線に流れる電流に対応する電圧を検出する、請求項1に記載の緊急通報装置。
  5. 前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態へと切り換えを行った後に前記音信号出力部から出力される前記第1の音信号は、可聴周波数帯域外の音の信号である、
    請求項〜4のいずれか1つに記載の緊急通報装置。
  6. 前記スピーカと前記オーディオ装置とが接続され、かつ前記信号検出部が検出した電圧が前記規定値よりも低い状態が、所定の時間継続した場合、前記切換部に対して前記スピーカと前記音信号出力部とが接続されている状態とする切り換え命令を行う、
    請求項に記載の緊急通報装置。
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