JP6613924B2 - レーザセンサ - Google Patents

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本発明は、レーザセンサに関し、特に、発熱性の電子部品から発生する熱を効率よく装置外に排熱する技術に関する。
電子部品から発生する熱を排熱する構造として、特許文献1に開示されている構造が知られている。特許文献1に開示されている構造では、電子部品を搭載した基板を固定するネジや、基板に固定されたコネクタに、基板に搭載された電子部品から発生する熱を伝熱することで、電子部品から発生する熱を筐体の外に排熱する。
特許第3748253号公報
ネジやコネクタは装置全体に対して小さい部品であるので、ネジやコネクタを介して熱を逃がすだけでは、発熱性の電子部品(以下、発熱部品)から発生する熱を効率よく排熱することはできない。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、発熱部品から発生する熱を効率よく排熱することができるレーザセンサを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための第1発明は、金属製の第1ケース部(20)と、第1ケース部と組み合わせられてケース(40)を形成する第2ケース部(30)と、ケースに収容され、伝熱性部材を介して第1ケース部に接触する発熱性の電子部品である発熱部品(72)とを備え、車両に搭載されたレーザセンサであって、第1ケース部は、底部(21、121)と、底部の縁に連結して底部から立ち上がる周壁部(22、122)とを備え、周壁部は、互いに対向する一対の第1周壁部(221、1221)と、第1周壁部の第1端部において一対の第1周壁部と連結し、第1周壁部と連結している部分の底部からの突き出し長さが第1端部と同じである第2周壁部(222、1223)とを備え、一対の第1周壁部は、第1端部の底部からの突き出し長さが、第1端部とは反対側の端部である第2端部の底部からの突き出し長さよりも長くなっており、発熱部品が、第1ケース部の第2周壁部に、伝熱性部材を介して接触しており、第2周壁部が固定時に上側壁となっている
上記目的を達成するための第2発明は、金属製の第1ケース部(20)と、第1ケース部と組み合わせられてケース(40)を形成する第2ケース部(30)と、ケースに収容され、伝熱性部材を介して第1ケース部に接触する発熱性の電子部品である発熱部品(72)とを備え、車両に搭載されたレーザセンサであって、第1ケース部は、底部(21、121)と、底部の縁に連結して底部から立ち上がる周壁部(22、122)とを備え、周壁部は、互いに対向する一対の第1周壁部(221、1221)と、第1周壁部の第1端部において一対の第1周壁部と連結し、第1周壁部と連結している部分の底部からの突き出し長さが第1端部と同じである第2周壁部(222、1223)とを備え、一対の第1周壁部は、第1端部の底部からの突き出し長さが、第1端部とは反対側の端部である第2端部の底部からの突き出し長さよりも長くなっており、発熱部品が、第1ケース部の第2周壁部に、伝熱性部材を介して接触しており、第2周壁部が固定時に下側壁となっている
本発明のレーザセンサにおいて、金属製の第1ケース部が備える周壁部は、互いに対向する一対の第1周壁部と、第1周壁部の第1端部において第1周壁部と連結し、第1周壁部と連結している部分の底部からの突き出し長さ(以下、単に、突き出し長さ)が第1端部と同じである第2周壁部を備えた構成である。
さらに、第1周壁部は、第1端部における突き出し長さが、第2端部における突き出し長さよりも長くなっている。したがって、第1端部における突き出し長さを、第2端部における突き出し長さまで短くしてしまう場合より、第1端部において第1周壁部と連結する第2周壁部の突き出し長さも長くなる。つまり、第2周壁部の面積を大きくすることができる。その結果、金属製である第1ケース部の表面積が大きくなり、発熱部品はこの第1ケース部に接触しているので、発熱部品から発生する熱を効率よく排熱することができる。
実施形態となるレーザセンサ10の外観斜視図である。 第1ケース部20と第2ケース部30を透過状態として内部構成を示す斜視図である。 図1のIII−III線断面図である。 実施形態のレーザセンサ10おける排熱作用を説明する図である。 変形例1のレーザセンサ100の構成を説明する図である。 比較例1のレーザセンサ300の構成を説明する図である。 比較例2のレーザセンサ400の構成を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の電子装置に相当するレーザセンサ10は、第1ケース部20と第2ケース部30とを備える。第1ケース部20は金属製である一方、第2ケース部30は樹脂製である。これら第1ケース部20と第2ケース部30とが組み合わせられてケース40が構成される。このレーザセンサ10は、車両に固定されて、その車両の周囲に存在する物体を検出する。
[第1ケース部20と第2ケース部30の構成]
次に、図1、図2を用いて、第1ケース部20と第2ケース部30の構成を説明する。第1ケース部20は、底部21と周壁部22とを備える。底部21は、略正方形状、かつ、平板形状である。周壁部22は、底部21の縁に連結されており、底部21に対して垂直に突き出している。換言すれば、周壁部22は底部21から垂直に立ち上がる形状である。また、周壁部22は、底部21を周回する形状である。この周壁部22は、詳しくは、一対の側壁部221と、上壁部222と、下壁部223とを備える四角枠形状である。
一対の側壁部221は互いに対向しており、互いに同じ形状である。側壁部221の形状は略三角形の板形状であり、第1端部221aにおいて上壁部222と連結しており、第1端部221aとは反対側の端部である第2端部221bにおいて、下壁部223と連結している。この一対の側壁部221は請求項の第1周壁部に相当する。
側壁部221の突き出し長さ、すなわち、側壁部221が底部21から突き出している長さは、第1端部221aから第2端部221bに向かうに従い直線的に短くなっている。よって、第1端部221aにおける側壁部221の突き出し長さは、第2端部221bにおける側壁部221の突き出し長さよりも長くなっている。
上壁部222は、車両に取り付けられたときに上側壁となる部分であり、略長方形状をしている板状体である。この上壁部222は請求項の第2周壁部に相当する。下壁部223は、車両に取り付けられたときに下側となる部分であり、底部21から突き出している長さは、図3に示すようにごく僅かである。
このような構成である第1ケース部20が有する開口面24(図3参照)は、一対の側壁部221、上壁部222、下壁部223において底部21とは反対側となる辺がいずれも直線状であるので、開口面24は四角平面形状である。
第2ケース部30は、前壁部31と、一対の側壁部32、下壁部33とを備える。前壁部31は、平板であり、外形が略正方形状である。この前壁部31には、中央に、四角形状の貫通穴31aが形成されており、その貫通穴31aに、透明樹脂製の窓板37が固定されている。
この窓板37とは異なり、前壁部31、一対の側壁部32、下壁部33は不透明樹脂製であり、これら前壁部31、一対の側壁部32、下壁部33は一体成型されている。
一対の側壁部32と下壁部33は前壁部31に対して垂直に突き出している。一対の側壁部32は、互いに対向しており、また、一対の側壁部32は互いに同じ形状である。側壁部32の形状は略三角形の板形状であり、下側の端部が下壁部33と連結している。下壁部33は、車両に取り付けられたときに下側となる部分であり、略長方形状をしている板状体である。このような構成となる第2ケース部30が有する開口面34も四角平面形状である。
第1ケース部20と第2ケース部30は開口面24、34を互いに塞ぐように組み合わせられている。そして、第1ケース部20の側壁部221に形成されたブラケット23と、第2ケース部30の側壁部32に形成されたブラケット35にネジ41が挿し通されることにより、第1ケース部20と第2ケース部30は結合した状態となる。
第1ケース部20は、開口面24に沿って鍔部25を備える。また、第2ケース部30は、開口面34に沿って鍔部36を備える。第1ケース部20と第2ケース部30とが組み合わせられた状態では、これら鍔部25、36が互いに接触している。鍔部25、36は請求項の接触部に相当する。
鍔部25には溝26が形成されており、溝26にはOリング27が嵌め入れられている。この構造により、ケース40は防水構造になっている。
第1ケース部20と第2ケース部30は、下壁部223の有無において相違するものの、開口面24、34を対称面とする略対称な形状であり、これら第1ケース部20と第2ケース部30とが組み合わせられて形成されるケース40は略直方体形状である。なお、第1ケース部20も、下壁部223がない形状としてもよい。
[内部構成]
図2、3を用いてレーザセンサ10の内部構成を説明する。レーザセンサ10はケース40の内部に、投光部50、受光部60、処理部70、フレーム80を備える。
投光部50は、発光基板51と、レーザダイオード52と、発光レンズ53とを備える。発光基板51は、ネジ54により、フレーム80に固定されている。このフレーム80は、底部21から突き出している支持凸部211に固定されている。支持凸部211は底部21と一体になっているので、発光基板51は、フレーム80を介して第1ケース部20に固定されていることになる。
レーザダイオード52は、半導体レーザ素子であり、レーザ光を発光レンズ53に向けて投光する。このレーザダイオード52は発光基板51に固定されている。発光レンズ53は、レーザダイオード52が発光したレーザ光を、所定の方向に偏向してセンサ外部に投光する。センサ外部に投光するレーザ光が、水平方向に投光されるように、レーザセンサ10は姿勢が定められている。
受光部60は、受光レンズ61と、CMOSイメージセンサ(以下、単にイメージセンサ)62と、受光基板63とを備える。受光レンズ61は、投光部50が投光したレーザ光が外部の物体で反射して生じた反射光をイメージセンサ62に集光する。イメージセンサ62は、反射光の受光量を示す電気信号を出力する。このイメージセンサ62は受光基板63に固定されている。受光基板63は、ネジ64により、フレーム80に固定されている。
処理部70は、電子基板71とIC72を備えた構成である。電子基板71は、上壁部222から突き出している支持凸部224に、ネジ73により固定されている。支持凸部224は上壁部222と一体になっているので、電子基板71は、第1ケース部20に固定されていることになる。
IC72は、イメージセンサ62が出力した信号を処理する電子部品であり、ASICを用いることができる。このIC72は請求項の発熱部品に相当する。IC72の上面、すなわち電子基板71とは反対側の面には、請求項の伝熱性部材に相当する伝熱性シート74が接触している。
上壁部222には、この伝熱性シート74に対向する位置において伝熱性シート74の方向に突き出す凸部222aが形成されており、伝熱性シート74の他方の面は、この凸部222aと接触している。なお、この凸部222aを形成しない上壁部222とし、凸部222aを形成しない上壁部222に伝熱性シート74を接触させてもよい。
[実施形態の効果]
以上、説明した実施形態のレーザセンサ10は、金属製の第1ケース部20を備える。この第1ケース部20の周壁部22は、互いに対向する一対の側壁部221と、側壁部221の第1端部221aにおいて側壁部221と連結し、底部21からの突き出し長さが第1端部221aと同じである上壁部222を備えた構成である。
さらに、側壁部221は、第1端部221aにおける突き出し長さが、第2端部221bにおける突き出し長さよりも長くなっている。したがって、第1端部221aにおける突き出し長さを、第2端部221bにおける突き出し長さまで短くしてしまう場合より、第1端部221aにおいて側壁部221と連結する上壁部222の突き出し長さも長くなる。つまり、上壁部222の面積を大きくすることができる。その結果、金属製である第1ケース部20の表面積が大きくなり、IC72は、伝熱性シート74を介して第1ケース部20に接触しているので、排熱性が向上する。
また、本実施形態のレーザセンサ10は、レーザダイオード52、イメージセンサ62をケース40に収容している。これらレーザダイオード52、イメージセンサ62は、温度上昇により性能が低下する性能低下素子である。性能低下素子をケース40に収容する場合、本実施形態のように、排熱性が向上すると、性能低下素子の性能低下を抑制できる。
ここで、排熱性の向上のみであれば、側壁部221の第2端部221bの長さを第1端部221aと同じとし、下壁部223の大きさも、上壁部222と同じ大きさとすればよい。しかし、このようにしてしまうと、樹脂製である第2ケース部30が小さくなる。樹脂部分が多い方が製造コストを低くできるので、このようにしてしまうと、ケース40の製造コストが上昇してしまう。これに対して、本実施形態のレーザセンサ10のケース40は、約半分を樹脂製の第2ケース部30としているので、製造コストも低くすることができる。また、樹脂部分を大きくすると、重量も軽くなり燃費面でも寄与する。
さらに、実施形態のレーザセンサ10は、ケース40の裏面が、金属製である第1ケース部20の一部である底部21となっている。そのため、IC72で発生した熱は、伝熱性シート74、第1ケース部20の上壁部222を介して、底部21に伝わる。底部21は鉛直方向に平行あるいはそれに近い角度で配置されることになるので、底部21に熱が伝わることにより、外部の空気に熱が伝わり、図4に示すように、自然対流Cが生じる。なお、図4以降の図は、図3に示した構成を簡略化および省略化して示している図である。
一方、図6に示す比較例のレーザセンサ300は、金属製の第1ケース部320を、ケース340の全体の上側部分としている。この場合には、第1ケース部320と空気との界面は第1ケース部20と比べて小さいため、自然対流Cが相対的に少なくなるので、排熱性は実施形態のレーザセンサ10よりも低い。換言すれば、実施形態のレーザセンサ10は、図6に示す比較例1のレーザセンサ300よりも排熱性がよい。
さらに、本実施形態によれば、IC72を上壁部222に接触させている。これにより、仮に、電子基板71に背の高い部品を固定するとしても、レーザセンサ10の奥行き方向の長さが長くなってしまうことを抑制できる。なお、奥行き方向は、窓板37から底部21に向かう方向である。
本実施形態とは異なり、IC72を底部21に接触させてしまうと、電子基板71に背の高い部品を固定した場合には、レーザセンサの奥行き方向の長さが長くなってしまう。レーザセンサを車両に取り付けた場合、車両が歩行者と衝突したときの安全性を高めるためには、車両により大きなクラッシャブルゾーンを確保することが望まれる。本実施形態のように、奥行き方向の長さが長くなってしまうことを抑制できるレーザセンサ10は、このクラッシャブルゾーンを確保しやすくなる利点もある。
また、本実施形態の第1ケース部20は、上壁部222の面積を広くすることができる。一方、図7に示す比較例2のレーザセンサ400は、金属製の第1ケース部420の上壁部422は面積が小さい。そのため、レーザセンサ400は、IC72の配置場所の制約が大きく、また、電子基板71を上壁部422に固定することも困難となる可能性がある。
これに対して、本実施形態のレーザセンサ10は、上壁部222の面積を広くすることができるので、IC72の配置場所の制限が少なく、かつ、電子基板71を上壁部222に固定しやすい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<変形例1>
図5に示す変形例1のレーザセンサ100は、第1ケース部120が金属製であり、第2ケース部130が樹脂製である。
実施形態のレーザセンサ10は、側壁部221において上側の端部が第1端部221aであり、下側の端部が第2端部221bであり、第1端部221aの突き出し長さが第2端部221bの突き出し長さよりも長い構成であった。
これに対して、変形例1では、第1ケース部120の側壁部1221は、下側が第1端部1221aであり、上側が第2端部1221bである。第2端部1221bにおける側壁部1221の突き出し長さはゼロである。
この変形例1でも、側壁部1221は、第1端部1221aにおける底部121からの突き出し長さが、第2端部1221bにおける底部121からの突き出し長さよりも長くなっている。この構成のレーザセンサ100には、下側壁である下壁部1223はあるが、上壁部に相当するものはなく、側壁部1221と下壁部1223により周壁部122が構成される。なお、側壁部1221が請求項の第1周壁部に相当し、下壁部1223が請求項の第2周壁部に相当する。IC72は、伝熱性シート74を介して下壁部1223に接触している。
この変形例1のレーザセンサ100においてIC72で発生した熱は、伝熱性シート74を介して下壁部1223に伝わり、下壁部1223から底部121に伝わる。底部121に熱が伝わることにより、自然対流Cが生じる。
この自然対流Cは、IC72で発生した熱が下壁部1223から底部121に伝わって生じるので、熱が上側から底部121に伝わる実施形態のレーザセンサ10よりも、自然対流Cが大きくなる。よって、変形例1のレーザセンサ100は、実施形態のレーザセンサ10よりも、IC72から発生する熱を効率よく排熱することができる。
<変形例2>
実施形態のレーザセンサ10あるいは変形例1のレーザセンサ100において、さらに、底部21、121にも、IC72などの発熱部品が伝熱性シート74を介して接触するようになっていてもよい。この場合、伝熱性シート74を介して底部21、121に接触する発熱部品が第2発熱部品に相当し、上壁部222あるいは下壁部1223に伝熱性シート74を介して接触するIC72が第1発熱部品に相当する。
<変形例3>
実施形態では、第2ケース部30は樹脂製であった。しかし、第2ケース部30を金属製としてもよい。実施形態のレーザセンサ10は、第1ケース部20と第2ケース部30とが組み合わせられる部分にOリング27が備えられている。このOリング27により、第1ケース部20の熱が第2ケース部30に伝わりにくくなっている。よって、第2ケース部30を金属製としても、発熱部品で生じた熱は、主として第1ケース部20から排熱する必要がある。このことから、第2ケース部30を金属製としても、本発明を適用する意義がある。
ただし、第1ケース部、第2ケース部をともに金属製とする場合には、第1ケース部を第2ケース部よりも大きくする。換言すれば、金属製の2つのケース部を備える場合には、相対的に大きい側が第1ケース部となる。
第1ケース部、第2ケース部をともに金属製とする場合、第1ケース部を第2ケース部よりも大きくすることで、第1ケース部を第2ケース部よりも小さくした場合に比較して、第1ケース部に接触する発熱部品からの熱を効率よく排熱することができる。
<変形例4>
電子装置としてレーザセンサ10、100を開示したが、もちろん、レーザセンサ10、100以外の電子装置にも、本発明は適用できる。
<変形例5>
性能劣化素子として、フォトダイオードを備えていてよい。また、発熱部品としてIC72以外の電子部品を備えていてもよい。
<変形例6>
前述の実施形態では伝熱性部材として伝熱性シート74を示したが、シート材料ではなく、グリス状やゲル状の伝熱性部材を用いてもよい。
1:レーザセンサ 10:レーザセンサ 20:第1ケース部 21:底部 22:周壁部 23:ブラケット 24:開口面 25:鍔部 26:溝 27:Oリング 30:第2ケース部 31:前壁部 31a:貫通穴 32:側壁部 33:下壁部 34:開口面 35:ブラケット 36:鍔部 37:窓板 40:ケース 50:投光部 51:発光基板 52:レーザダイオード 53:発光レンズ 60:受光部 61:受光レンズ 62:CMOSイメージセンサ 63:受光基板 70:処理部 71:電子基板 74:伝熱性シート 80:フレーム 100:レーザセンサ 120:第1ケース部 121:底部 122:周壁部 130:第2ケース部 211:支持凸部 221:側壁部 221a:第1端部 221b:第2端部 222:上壁部 222a:凸部 223:下壁部 224:支持凸部 300:レーザセンサ 320:第1ケース部 340:ケース 400:レーザセンサ 420:第1ケース部 422:上壁部 1221:側壁部 1221a:第1端部 1221b:第2端部 1223:下壁部 C:自然対流

Claims (9)

  1. 金属製の第1ケース部(20)と、
    前記第1ケース部と組み合わせられてケース(40)を形成する第2ケース部(30)と、
    前記ケースに収容され、伝熱性部材を介して前記第1ケース部に接触する発熱性の電子部品である発熱部品(72)とを備え、車両に搭載されたレーザセンサであって、
    前記第1ケース部は、底部(21、121)と、前記底部の縁に連結して前記底部から立ち上がる周壁部(22、122)とを備え、
    前記周壁部は、互いに対向する一対の第1周壁部(221、1221)と、
    前記第1周壁部の第1端部において一対の前記第1周壁部と連結し、前記第1周壁部と連結している部分の前記底部からの突き出し長さが前記第1端部と同じである第2周壁部(222、1223)とを備え、
    一対の前記第1周壁部は、前記第1端部の前記底部からの突き出し長さが、前記第1端部とは反対側の端部である第2端部の前記底部からの突き出し長さよりも長くなっており、
    前記発熱部品が、前記第1ケース部の前記第2周壁部に、前記伝熱性部材を介して接触しており、
    前記第2周壁部が固定時に上側壁となっているレーザセンサ。
  2. 金属製の第1ケース部(20)と、
    前記第1ケース部と組み合わせられてケース(40)を形成する第2ケース部(30)と、
    前記ケースに収容され、伝熱性部材を介して前記第1ケース部に接触する発熱性の電子部品である発熱部品(72)とを備え、車両に搭載されたレーザセンサであって、
    前記第1ケース部は、底部(21、121)と、前記底部の縁に連結して前記底部から立ち上がる周壁部(22、122)とを備え、
    前記周壁部は、互いに対向する一対の第1周壁部(221、1221)と、
    前記第1周壁部の第1端部において一対の前記第1周壁部と連結し、前記第1周壁部と連結している部分の前記底部からの突き出し長さが前記第1端部と同じである第2周壁部(222、1223)とを備え、
    一対の前記第1周壁部は、前記第1端部の前記底部からの突き出し長さが、前記第1端部とは反対側の端部である第2端部の前記底部からの突き出し長さよりも長くなっており、
    前記発熱部品が、前記第1ケース部の前記第2周壁部に、前記伝熱性部材を介して接触しており、
    前記第2周壁部が固定時に下側壁となっているレーザセンサ。
  3. 請求項1または2において、
    前記第2ケース部が、樹脂製であるレーザセンサ
  4. 請求項1または2において、
    前記第2ケース部も金属製であり、前記第1ケース部が前記第2ケース部よりも大きいレーザセンサ
  5. 請求項のいずれか1項において、
    前記発熱部品として、前記第2周壁部に前記伝熱性部材を介して接触している第1発熱部品と、前記底部に前記伝熱性部材を介して接触している第2発熱部品とを備えるレーザセンサ
  6. 請求項1〜のいずれか1項において、
    前記第1ケース部は、開口面(24)が平面であり、
    前記第1ケース部と前記第2ケース部とが接触する接触部(25、36)に取り付けられたOリング(27)を備えるレーザセンサ
  7. 請求項1〜のいずれか1項において、
    前記ケースの内部に、温度上昇により性能が低下する性能低下素子が収容されているレーザセンサ
  8. 請求項において、
    前記性能低下素子として半導体レーザを収容しているレーザセンサ
  9. 請求項またはにおいて、
    前記性能低下素子として、フォトダイオードまたはCMOSイメージセンサを収容しているレーザセンサ
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