JP6613767B2 - カラオケシステム、およびカラオケシステムの制御方法 - Google Patents

カラオケシステム、およびカラオケシステムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、広告情報を表示可能なカラオケシステムに関する。
従来、配信業者が配信した広告情報を再生するカラオケ装置がある。このカラオケ装置において再生される広告情報は、一例として音楽CDのリリース情報、および歌手のコンサートのチケット情報など、物品を販売することを目的とした広告情報である。広告情報を見たユーザは、興味を持つ広告に掲載される物品の販売をするウェブサイトに、スマートフォンなどの携帯端末によりアクセスし、広告に掲載される物品を購入することが想定される。
また、広告の効果があるのか否かを測定するシステムがある。特許文献1を一例とする広告効果測定システムは、広告媒体の設置場所に関する位置情報および広告効果測定装置へのアクセス情報を各広告媒体に付す。広告媒体に付された情報は携帯端末により取得され、アクセス情報に基づいて位置情報が広告効果測定装置に送信される。これにより、広告媒体の設置場所の有効性を解析することができる。
特開2004−78573号公報
しかし、特許文献1に記載のシステムにおいては、広告媒体であるポスターの設置場所毎に位置情報を含めて印刷された広告が必要であり、広告の設置数が増えるほど、その設置数に応じた異なる種類のポスターを作成しなければならず、広告媒体の作成に手間がかかる。また、複数種類の広告情報を複数の位置にそれぞれ設置する場合、広告情報が示す広告をユーザが利用した回数などの利用状況を広告の設置位置毎に測定することは容易ではない。
さらに、広告情報が示す広告がユーザにより利用された場合であっても、従来のカラオケ装置はウェブブラウザを備えておらず、カラオケ装置を操作してウェブサイトに接続することはできない。つまり、ユーザはリモコン装置、およびスマートフォンなどの携帯端末により広告情報に対応するウェブサイトにアクセスすることが想定される。しかし、従来のカラオケ装置では、広告情報が利用された回数などの利用状況を測定することは考えられていなかった。
上記の問題に鑑みて、本発明は、カラオケシステムにおいて、複数種類の広告の作成に手間をかけることなく、カラオケ装置で再生された広告情報がユーザに利用された回数を測定できるカラオケシステムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載のカラオケシステムは、ネットワークを介してそれぞれ通信可能な複数のカラオケ装置およびサーバ装置を備えるカラオケシステムであって、前記複数のカラオケ装置の各カラオケ装置は、前記各カラオケ装置および前記サーバ装置と通信可能な携帯端末であり、前記各カラオケ装置から送られる複数種類の広告情報を受け付けることが可能な前記携帯端末を特定する端末特定手段と、前記複数種類の広告情報のうちの各広告情報であって前記各広告情報を識別する広告識別情報を含む前記各広告情報と、前記各カラオケ装置を識別するカラオケ識別情報と、を前記携帯端末に送る送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記複数種類の広告情報のうちの各広告情報であって前記各広告情報を識別する広告識別情報を含む前記各広告情報を前記複数のカラオケ装置に配信する配信手段と、前記送信手段によって前記広告識別情報、および前記カラオケ識別情報が送られた前記携帯端末から前記広告識別情報、および前記カラオケ識別情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記カラオケ識別情報と、前記広告識別情報と、を対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記配信手段により特定の広告情報が配信されてから現在までに前記カラオケ識別情報と、前記特定の広告情報を識別する広告識別情報とが対応付けて記憶された回数である対応付け回数を算出する算出手段と、を備え、前記記憶制御手段は、対応付けて記憶した前記カラオケ識別情報、および前記広告識別情報と、前記算出手段により算出された前記対応付け回数とを対応付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項2に記載のカラオケシステムの前記記憶手段は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザが利用するカラオケ装置を識別するカラオケ識別情報とを対応付けて記憶するログイン情報を記憶しており、前記受付手段が前記広告識別情報と前記ユーザ識別情報とを前記携帯端末から受け付けた場合、前記記憶制御手段は、前記受付手段により受け付けられた前記ユーザ識別情報に一致するユーザ識別情報と対応付けられたカラオケ識別情報を前記記憶手段に記憶された前記ログイン情報から読み出し、読み出した前記カラオケ識別情報と前記広告識別情報とを対応付けることを特徴とする。
請求項3に記載のカラオケシステムは、前記各カラオケ装置において再生される楽曲を歌唱するユーザのユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段を備え、前記各カラオケ装置において再生される楽曲、歌詞、およびアーティストに関する広告情報が前記送信手段により送られる場合、前記送信手段は、前記ユーザ特定手段により特定された前記ユーザ識別情報が示す携帯端末以外の携帯端末に前記広告情報と前記カラオケ識別情報とを送ることを特徴とする。
請求項4に記載のカラオケシステムの前記記憶手段は、前記カラオケ装置を設置する設置店舗を識別する店舗識別情報と、前記設置店舗に設置されている少なくとも1つのカラオケ装置を識別するカラオケ識別情報とを対応付けて記憶しており、前記記憶手段に記憶される特定の店舗識別情報に対応付けられた前記カラオケ識別情報と、各広告識別情報との対応付け回数を集計する集計手段と、前記サーバ装置は、前記集計手段によって集計された前記広告識別情報の対応付け回数が多い順に、前記広告識別情報が示す広告情報の内容を表す広告内容識別情報が一致する広告情報を表示させる優先順位が高くなるように優先順位を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記優先順位に従って前記複数の広告情報を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載のカラオケシステムの前記広告内容識別情報は、広告情報の内容に含まれるアーティスト、楽曲、または、物品を表す情報であることを特徴とする。
本発明のカラオケシステムまたはその制御方法では、携帯端末に広告情報とカラオケ識別情報とが送られることにより、携帯端末によって、広告識別情報とカラオケ識別情報とを取得することが可能になり、複数種類の広告を作成する手間を軽減することができる。また、カラオケ識別情報と広告識別情報との対応付け回数が算出されることにより、カラオケ装置で再生された広告情報がユーザに利用された回数を測定することができる。
請求項2に記載のカラオケシステムでは、記憶手段が、ユーザ識別情報とカラオケ識別情報とを対応付けて含むログイン情報を記憶している。受付手段が携帯端末からユーザ識別情報を受け付けた場合、その受け付けられたユーザ識別情報に一致するユーザ識別情報と対応付けられたカラオケ識別情報が、記憶手段に記憶されたログイン情報から読み出され、読み出されたカラオケ識別情報と広告識別情報とが対応付けられる。これにより、カラオケ識別情報を携帯端末に送らなくても、カラオケ装置で再生された広告情報がユーザに利用された回数を測定することができる。
請求項3に記載のカラオケシステムでは、歌唱中のユーザ以外のユーザの所持する携帯端末に広告情報とカラオケ識別情報とが送られる。これにより、歌唱中のユーザの歌唱を妨げることなく、カラオケ装置で再生された広告情報がユーザにより利用された回数を測定することができる。
請求項4に記載のカラオケシステムでは、集計手段が、カラオケ装置を識別するカラオケ識別情報ごとに記憶されている各広告情報との対応付け回数をカラオケ装置が設置されている設置店舗ごとに集計する。決定手段が、集計手段によって集計された広告識別情報の対応付け回数が多い順に、広告識別情報が示す広告情報の内容を表す広告内容識別情報が一致する広告情報を表示させる優先順位が高くなるように優先順位を決定する。これにより、カラオケ装置のユーザが利用した広告情報と広告内容識別情報が一致する広告情報が設置店舗ごとに優先して表示される。ユーザが利用した広告情報と広告内容識別情報が一致する広告情報が優先して表示されると、その優先して表示される広告情報がユーザにより利用される可能性が高くなるため、取得可能な対応付け回数が増加する可能性が高まり、優先して表示される広告情報の広告効果を高めることができる。
また、請求項5に記載のカラオケシステムでは、広告内容識別情報は、広告情報の内容に含まれるアーティスト、楽曲、または、物品を表す情報であることから、ユーザが利用した広告情報とアーティストなどの広告内容識別情報が一致する広告情報の広告効果を高めることができる。
本発明の一実施形態のカラオケシステムを説明するブロック図である。 本実施形態における各装置の処理およびデータフローを説明するシーケンス図である。 本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部10が実行する広告情報表示処理を説明するフローチャートである。 本実施形態における広告情報表示処理により生成される2次元コードおよび2次元コードが含む情報を説明する図面である。 本実施形態におけるカラオケ用サーバ装置5の制御部50が実行する店舗特定処理を説明するフローチャートである。 本実施形態における制御部50が実行する記憶処理を説明するフローチャートである。 本実施形態における店舗特定処理、および記憶処理で対応付けられる情報と、算出される対応付け回数とを説明する図面である。 変形例における店舗特定処理、および記憶処理で対応付けられる情報と、算出される対応付け回数とを説明する図面である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のカラオケシステムを表すブロック図である。カラオケシステムは、複数のカラオケ装置1と複数のアクセスポイント2と複数のルータ4とカラオケ用サーバ装置5とを備える。また、携帯端末3がアクセスポイント2に接続され、ウェブサイト管理用サーバ装置8がネットワークに接続される。カラオケ装置1およびアクセスポイント2は、各カラオケ装置設置店舗7に備えられたルータ4に接続される。ルータ4はネットワークを介してカラオケ用サーバ装置5と接続される。ルータ4は、各カラオケ装置設置店舗7に備えられている。複数のルータ4としては、ルータ4A、ルータ4B、およびルータ4Cが備えられる。以下、ルータ4A、ルータ4B、およびルータ4Cのいずれかを特定しない場合、総称としてルータ4と記載する。一点鎖線で示された領域は、カラオケ装置設置店舗7を表す。複数のカラオケ装置設置店舗7としては、ルータ4Aを備えるカラオケ装置設置店舗7A、ルータ4Bを備えるカラオケ装置設置店舗7B、およびルータ4Cを備えるカラオケ装置設置店舗7Cが設けられる。以下、カラオケ装置設置店舗7A、カラオケ装置設置店舗7B、およびカラオケ装置設置店舗7Cのいずれかを特定しない場合、総称としてカラオケ装置設置店舗7と記載する。以下、ルータ4Aを備えるカラオケ装置設置店舗7Aを例に説明する。
カラオケ装置1は、各カラオケ装置設置店舗7に少なくとも1台備えられており、カラオケ装置設置店舗7Aを例とすると、カラオケ装置1としては、カラオケ装置1A、カラオケ装置1B、およびカラオケ装置1Cの3台が備えられる。以下、カラオケ装置1A、カラオケ装置1B、およびカラオケ装置1Cのいずれかを特定しない場合、総称としてカラオケ装置1と記載する。二点鎖線で示された各領域は、各カラオケ装置1が設置されたカラオケルーム6を表す。つまり、二点鎖線で示された複数の領域は、カラオケ装置1Aの設置されている部屋であるカラオケルーム6Aと、カラオケ装置1Bの設置されている部屋であるカラオケルーム6Bと、カラオケ装置1Cの設置されている部屋であるカラオケルーム6Cとを表す。以下、カラオケルーム6A、カラオケルーム6B、カラオケルーム6Cのいずれかを特定しない場合、総称としてカラオケルーム6と記載する。以下、カラオケルーム6Aを例に説明する。
ウェブサイト管理用サーバ装置8は、広告情報に含まれるアドレス情報が示すウェブサイトを構成する画像と、文字とを含むサイト構成情報を記憶する。ウェブサイト管理用サーバ装置8は、ネットワークを介して、携帯端末3にサイト構成情報を送る。
[カラオケ装置1の電気的構成]
カラオケ装置1の電気的構成について、図1のカラオケ装置1Aを例に説明する。カラオケ装置1Aは制御部10、ROM11、RAM12、記憶部13、操作部15、操作処理部16、音響制御部18、映像再生部21、ビデオRAM22、映像制御部23、およびLANインターフェイス部27を備える。
制御部10は、ROM11、RAM12、記憶部13、操作処理部16、音響制御部18、映像再生部21、ビデオRAM22、およびLANインターフェイス部27と接続される。制御部10は、カラオケ装置1Aの各種処理および接続される各構成部を制御する指示を各構成部に送る。ROM11は、制御部10が実行する各処理を表すプログラムおよびカラオケ装置1を識別するカラオケ識別情報を記憶する。RAM12は、制御部10によりROM11から読み出されたプログラムを実行する場合の一時記憶領域を備える。
記憶部13は、各種情報を記憶する記憶領域を備える。一例として、記憶部13は、楽曲記憶領域131、広告記憶領域132、およびログインユーザ記憶領域133を備える。楽曲記憶領域131は、カラオケ装置1が再生する楽曲の伴奏音を表す楽曲情報を記憶する領域である。広告記憶領域132は、カラオケ用サーバ5から配信された広告情報を記憶する領域である。ログインユーザ記憶領域133は、カラオケ装置1Aを利用しているユーザを識別するユーザ識別情報を記憶する領域である。
操作部15は、ユーザによる操作を受け付けるインターフェイスである。一例として、操作部15は、スイッチ、およびタッチパネルであって、ユーザによって行われた操作を受け付けて電気信号に変換する。操作部15は、ユーザから受け付けた操作を電気信号に変換すると、操作処理部16に送る。操作処理部16は、送られた電気信号に従って制御部10の処理を変更する制御要求を生成する。生成された制御要求は制御部10に送られ、制御部10は制御要求に従って処理を実行する。
音響制御部18は、楽曲情報および広告情報に含まれる音の情報をスピーカ19に発音可能な信号に変換し、スピーカ19に発音させる。音響制御部18は、マイク20から入力される入力信号をスピーカ19において発音可能な信号に変換し、スピーカ19に発音させる。音響制御部18は、制御部10の指示に従って、特定の周波数の信号を生成しスピーカ19に発音させること、音量調節、および音響エフェクトを付与することが可能である。
映像再生部21は、制御部10と、ビデオRAM22と、映像制御部23とに接続される。映像再生部21は、楽曲情報と共に再生される背景映像の情報、および広告情報が含む動画情報を再生する。映像再生部21は、制御部10の指示に従って、ビデオRAM22に記憶された映像の情報を読み出し、映像の情報が含むフレームごとの画像をデコードし、映像制御部23に送る。映像制御部23は、映像再生部21から送られたデコードされた映像をディスプレイ25に表示可能な形式の信号に変換し、ディスプレイ25に送る。ディスプレイ25は送られた映像の信号を受け付け、表示する。また、映像制御部23は、制御部10により生成されるテロップおよび、2次元コードをディスプレイ25に表示させる。テロップおよび2次元コードの表示位置および大きさは、制御部10から送られる表示座標、および大きさに従って、映像制御部23によって決められる。
LANインターフェイス部27は、カラオケ装置1Aをネットワークに接続する。LANインターフェイス部27は、ネットワークケーブルによってルータ7Aに接続され、ルータ7Aを介してアクセスポイント2およびカラオケ用サーバ装置5と通信可能に接続される。LANインターフェイス部27はカラオケ用サーバ装置5から配信される広告情報を受け付ける。
[携帯端末3の電気的構成]
携帯端末3の電気的構成について、図1を参照して説明する。携帯端末3は、制御部30、ROM31、RAM32、映像制御部33、ビデオRAM34、ディスプレイ35、カメラ36、操作部37、操作処理部38、無線LAN通信部39、および通信部40を備える。
制御部30は、ROM31、RAM32、映像制御部33、ビデオRAM34、操作処理部38、無線LAN通信部39および通信部40と接続される。制御部30は、携帯端末3の各種処理、および接続される各構成部を制御する指示を各構成部に送る。ROM31は、制御部30が実行する各処理を表すプログラムを記憶する。RAM32は、制御部30によりROM31から読み出されたプログラムを実行する場合の一時記憶領域を備える。
映像制御部33は、制御部30と、ビデオRAM34と、ディスプレイ35と、カメラ36とに接続される。映像制御部33は、制御部30の指示に従って、映像を表す情報を再生し、ディスプレイ35に表示させる。また、映像制御部33は、カメラ36によって撮影された映像を制御部30およびディスプレイ35に送る。映像制御部33は、制御部30の指示に従って、制御部30からビデオRAM34に送られた映像の情報を読み出し、映像の情報が含むフレームごとの映像をデコードする。映像制御部33は、デコードされた映像をディスプレイ35に表示可能な形式の信号に変換し、ディスプレイ35に送る。ディスプレイ35は送られた映像の信号を受け付け、表示する。また、映像制御部33は、制御部30により生成される映像をディスプレイ35に表示させる。表示される映像の表示位置および大きさは、制御部30から送られる表示座標、および大きさに従って、決められる。
操作部37は、ユーザによる操作を受け付けるインターフェイスである。一例として、操作部37は、スイッチ、およびタッチパネルであって、ユーザによって行われた操作を受け付けて電気信号に変換する。操作部37は、ユーザから受け付けた操作を電気信号に変換すると、操作処理部38に送る。操作処理部38は、送られた電気信号に従って制御部30の処理を変更する制御要求を生成する。生成された制御要求は制御部30に送られ、制御部30は制御要求に従って処理を実行する。
無線LAN通信部39は、アクセスポイント2に接続することが可能な通信用のモジュールである。無線LAN通信部39は、カラオケ装置設置店舗7A内のアクセスポイント2に接続されると、ルータ4Aを介してカラオケ装置1Aおよびカラオケ用サーバ装置5と通信可能に接続される。具体的には、無線LAN通信部39は、接続したいアクセスポイント2のSSIDとパスワードとを含む接続要求をアクセスポイント2に送る。接続要求に含まれるSSIDとパスワードとが正しいとアクセスポイント2の制御部が判断した場合、アクセスポイント2は携帯端末3がアクセスポイントに接続されることを許可する。一例として、無線LAN通信部39は、Wi−Fi通信用のモジュールである。
通信部40は、携帯端末3が通信するための通信用のモジュールである。一例として、携帯端末3は、スマートフォンであって、通信部40は、スマートフォンの通信料金契約を結ぶキャリアの通信網を利用するための通信用のモジュールである。つまり、通信部40は、カラオケネットワークとは異なる2G回線、3G回線、または4G回線により通信するための通信用のモジュールである。
[カラオケ用サーバ装置5の電気的構成]
カラオケ用サーバ装置5の電気的構成について、図1を参照して説明する。カラオケ用サーバ装置5は、制御部50、ROM51、RAM52、記憶部53、およびLANインターフェイス55を備える。
制御部50は、ROM51、RAM52、記憶部53、およびLANインターフェイス55と接続される。ROM51は、制御部50が実行する各処理を表すプログラムを記憶する。RAM52は、制御部50によりROM51から読み出されたプログラムを実行する場合の一時記憶領域を備える。
記憶部53は、各種情報を記憶する記憶領域を備える。記憶部53は、楽曲情報記憶領域531、ユーザ情報記憶領域532、店舗情報記憶領域533、ログイン情報記憶領域535、広告情報記憶領域536、および、対応付け情報記憶領域537を備える。楽曲記憶領域531は、カラオケ装置1が再生する楽曲の伴奏音を表す楽曲情報を記憶する領域である。ユーザ情報記憶領域532は、カラオケ装置1を利用するユーザのユーザ情報を記憶する領域である。店舗情報記憶領域533は、カラオケ装置1が設置されているカラオケ装置設置店舗7を識別する店舗識別情報と、カラオケ装置設置店舗7に設置されているカラオケ装置1を識別するカラオケ識別情報とを対応付けて記憶する領域である。ログイン情報記憶領域535は、カラオケ装置1を現在利用しているユーザのユーザ識別情報とユーザが利用しているカラオケ装置1のカラオケ識別情報とを対応付けて記憶する領域である。広告情報記憶領域536は、広告情報を記憶する領域である。対応付け情報記憶領域537は、ユーザが利用した広告情報を識別する広告識別情報と、利用された広告情報が再生されたカラオケ装置1のカラオケ識別情報とを対応付けて記憶する領域である。また、対応付け情報記憶領域537は、ユーザが利用した広告情報を識別する広告識別情報と、利用された広告情報が再生されたカラオケ装置設置店舗7を識別する、店舗識別情報とを対応付けて記憶する領域である。実施形態においては、広告識別情報として、後述のウェブサイトのアドレス情報が記憶される。
LANインターフェイス部55は、カラオケ用サーバ装置5をネットワークに接続する。LANインターフェイス部55は、ネットワークを介してルータ4と通信可能に接続される。LANインターフェイス部55は、制御部50から送られる広告情報を複数のカラオケ装置1に配信する。
[カラオケシステムの全体動作]
図2を参照して、カラオケシステムの各装置の処理の内容、およびデータフローを説明する。カラオケシステムの処理は、カラオケ装置1A、携帯端末3、カラオケ用サーバ装置5およびウェブサイト管理用サーバ8の電源が入れられると開始される。
ステップLS10ではカラオケ装置1Aとユーザの携帯端末3とカラオケ用サーバ装置5とにおいてログイン処理が実行される。ログイン処理は、ユーザ携帯端末3からカラオケ装置1Aを操作できるようにするための処理である。ログイン処理の一例としては、特開2015−135415号公報に開示されるログイン方法によりログイン処理が実行される。本実施形態においては、ログイン処理によりログイン認証されると、ユーザの携帯端末3とカラオケ装置1Aとが互いに通信可能となるように、ユーザの携帯端末3は、ユーザの携帯端末3のアドレス情報をカラオケ装置1Aに送る。ユーザの携帯端末3のアドレス情報は、制御部10によりログインユーザ記憶領域133に記憶される。さらに、制御部10は、カラオケ装置1Aのアドレス情報をユーザの携帯端末3に送る。カラオケ装置1Aのアドレス情報は、制御部30によりRAM32に記憶される。一例として、カラオケ装置1Aのアドレス情報は、カラオケ装置1AのIPアドレスを表す情報であり、ユーザの携帯端末3のアドレス情報は、ユーザの携帯端末3のIPアドレスを表す情報である。これにより、カラオケ装置1Aとユーザの携帯端末3とは、互いに通信可能になる。
ステップKSS11では、カラオケ用サーバ装置5の制御部50により複数のカラオケ装置1に広告情報が送られる。具体的には、制御部50は、カラオケ装置1に広告情報を送る指示を含む指示情報をLANインターフェイス55に送る。LANインターフェイス55は、制御部50の指示に従ってカラオケ装置1に広告情報を送る。一例として、制御部50は、カラオケ装置1Aのアドレス情報を店舗情報記憶領域533から読み出す。読み出したアドレス情報が示すカラオケ装置1Aに広告情報を送るように、制御部50は、LANインターフェイス55に指示情報を送る。指示情報に従って、LANインターフェイス55は、カラオケ装置1Aに広告情報を送る。店舗情報記憶領域533に記憶される複数のカラオケ装置1に広告情報を送ると、制御部50は、ステップKSS10の処理を終了する。
ステップKS12では、広告情報送信処理が制御部10により実行される。具体的には、楽曲などのコンテンツに対応付けられた広告情報がカラオケ装置1Aにログインしているユーザの携帯端末3に送られる。広告情報は、カラオケ装置1Aが再生可能な楽曲の楽曲情報、または、背景映像などの映像の情報との対応関係を表すコンテンツ対応情報を含む。制御部10は、ユーザ所望のコンテンツの再生を実行すると、そのコンテンツに対応する対応関係を表すコンテンツ対応情報を含んだ広告情報をユーザの携帯端末3に送る。コンテンツ対応情報は、一例として、カラオケ装置1Aによって再生される楽曲のアーティストを表す情報である。広告情報の内容としては、一例としてアーティストが開催するライブの限定Tシャツの購入を促す広告である。ステップKS12で実行される広告情報送信処理の詳細については後述する。制御部10は、カラオケ装置1Aの電源がOFFにされるまで、カラオケ装置1Aにより再生されるコンテンツのコンテンツ対応情報が更新される毎にステップKS11の処理を継続して実行する。
ステップMS13では、ユーザの携帯端末3の制御部30により広告情報表示処理が実行される。ステップMS13の処理は、広告情報をユーザの携帯端末3が受けた場合に開始される。具体的には、制御部30は、カラオケ装置1Aから広告情報を受けると、その広告情報がディスプレイ35に表示される。さらに、広告情報が含む画像表示領域情報が示す位置に後述のスイッチの画像が表示される。ユーザの操作によりスイッチの画像が選択されると、制御部30は、ステップMS14に処理を移す。
ステップMS14では、サイト構成情報をユーザの携帯端末3に表示するためのウェブサイトアクセス処理が制御部30により実行される。具体的には、制御部30は、アクセスURLを含む通信要求をカラオケ用サーバ装置5に送る。アクセスURLについては後述する。ユーザの携帯端末3がカラオケ用サーバ装置5と通信可能に接続されると、ユーザの携帯端末3は、ウェブサイト管理用サーバ装置8からサイト構成情報を受ける。カラオケ用サーバ装置5の制御部50が実行するリダイレクト処理によって、ウェブサイト管理用サーバ装置8は、サイト構成情報をユーザの携帯端末3に送る。ユーザの携帯端末3は、ウェブサイト管理用サーバ装置8から受けたサイト構成情報をディスプレイ35に表示させる。リダイレクト処理については後述する。
ステップKSS15では、カラオケ用サーバ装置5の制御部50により店舗特定処理が実行される。具体的には、制御部50はカラオケ識別情報に対応付けられる店舗識別情報を特定する。ステップKSS15で実行される店舗特定処理の詳細については後述する。制御部50は、ステップKSS15の処理を終えると、ステップKSS16に処理を移す。
ステップKSS16では、制御部50により記憶処理が実行される。具体的には、制御部50は、広告識別情報と店舗識別情報とを対応付け、対応付け情報記憶領域537に記憶させる。ステップKSS16で実行される記憶処理の詳細については後述する。制御部50は、ステップKSS16の処理を終えると、ステップKSS17に処理を移す。
ステップKSS17では、制御部50によりリダイレクト処理が実行される。具体的には、制御部50は、アクセスURLをウェブサイトのアドレス情報と、カラオケ用サーバ装置5のアドレス情報とに分解する。アクセスURLは、ウェブサイトのアドレス情報と、カラオケ用サーバ装置5のアドレス情報とを含む情報である。制御部50は、分解したアドレス情報の内、ウェブサイトのアドレス情報に従って、サイト構成情報をユーザの携帯端末3に送るようにウェブサイト管理用サーバ装置8に送信指示を送る。制御部50がウェブサイト管理用サーバ装置8に送信指示を送ると、制御部50はステップKSS17の処理を終了する。
ステップWSS18では、ウェブサイト管理用サーバ装置8の制御部によりユーザの携帯端末3にサイト構成情報が送られる。具体的には、ウェブサイト管理用サーバ装置8の制御部は、カラオケ用サーバ装置5から送られた送信指示に従って、ユーザの携帯端末3にサイト構成情報を送信する。これにより、ユーザの携帯端末3は、ウェブサイトをディスプレイ35に表示させることができる。ユーザの携帯端末3にウェブサイトが表示されると、カラオケ装置1A、ユーザの携帯端末3、カラオケ用サーバ装置5、およびウェブサイト管理用サーバ装置8の各制御部による一連の処理が終了する。
[広告情報送信処理]
図3、および図4を参照して、ステップKS12においてカラオケ装置1Aの制御部10が実行する広告情報送信処理について説明する。広告情報送信処理は、制御部10がユーザ所望のコンテンツを再生すると、制御部10により実行される。以下、制御部10の広告情報送信処理としては、カラオケ装置1Aが備える制御部10が実行する広告情報送信処理を例として説明する。
ステップKS120では、カラオケ装置1Aが再生するコンテンツに対応するコンテンツ対応情報を含んだ広告情報が広告記憶領域132に少なくとも1つ記憶されているか否かが判断される。対応するコンテンツ対応情報を含んだ広告情報が広告記憶領域132に少なくとも1つ記憶されていると判断されると、処理はYESとなり、ステップKS121に処理が移される。対応するコンテンツ対応情報を含んだ広告情報が広告記憶領域132に記憶されていないと判断されると、処理はNOとなり、広告情報送信処理が終了される。
ステップKS121では、広告情報にウェブサイトのアドレス情報が含まれているか否かが判断される。広告情報にウェブサイトのアドレス情報が含まれている場合、処理はYESとなり、広告情報からアドレス情報を抽出してステップKS122に処理が移される。広告情報にアドレス情報が含まれていない場合、処理はNOとなり、ステップKS125に処理が移される。
ステップKS122では、広告情報表示処理を実行するカラオケ装置1Aのカラオケ識別情報が取得される。具体的には、カラオケ装置1Aの制御部10は、ROM11に記憶されるカラオケ装置1Aのカラオケ識別情報を読み出す。カラオケ識別情報が読み出されるとステップKS123に処理が移される。
テップKS123では、アクセスURLが生成される。具体的には、図4を参照してアクセスURLの生成方法を説明する。ステップKS121およびステップKS122において抽出されたカラオケ装置1Aのカラオケ識別情報、およびウェブサイトのアドレス情報と、ROM11に記憶されているカラオケ用サーバ装置5に接続するためのアドレス情報とによってアクセスURLが生成される。一例として、図4に示すアクセスURL「Http://hanbaigyousya.com?comserial=12345678?redirect=Http://aaa.com/hanbai.html」について説明する。図4に示すアクセスURLの一部である「Http://hanbaigyousya.com」は、カラオケ用サーバ装置5に接続するためのアドレス情報を表している。図4に示すアクセスURLの一部である「comserial=12345678」は、カラオケ装置1Aのカラオケ識別情報「12345678」を表している。図4に示すアクセスURLの一部である「redirect=Http://aaa.com/hanbai.html」は、ウェブサイトのアドレス情報「Http://aaa.com/hanbai.html」に自動的に接続するためのアドレス情報を表している。つまり、図4に示されるアクセスURLは、カラオケ用サーバ装置5にカラオケ識別情報を送った後、ウェブサイトのアドレス情報により指定されるウェブサイトへと自動的に接続されるように生成される。アクセスURLが生成されると、ステップKS124に処理が移される。
ステップKS124では、広告に表示するスイッチが生成される。具体的には、広告情報に含まれるスイッチを表す画像とアクセスURLとが対応付けられる。スイッチを表す画像がユーザの操作によって選択されると、アクセスURLに従ってウェブサイトアクセス処理が実行されるように操作処理部38に制御要求を生成させる。一例として、図4に示す「接続はコチラ」と記載された四角い画像がスイッチを表す画像である。この画像がユーザの操作により選択されると、対応付けられたアクセスURLに従ってウェブサイトアクセス処理が実行される。スイッチの画像とアクセスURLとの対応付けがされると、ステップKS125に処理が移される。
ステップKS125では、広告情報がユーザの携帯端末3に送られる。具体的には、再生中のコンテンツに対応するコンテンツ対応情報を含んだ広告情報が記憶されているとステップKS120で判断されたコンテンツ対応情報を含み、ステップKS124でアクセスURLが対応付けられたスイッチの画像を含む広告情報が、ユーザの携帯端末3に送られる。ユーザの携帯端末3に広告情報を送信する場合、ログイン処理においてログインユーザ記憶領域133に記憶されたユーザの携帯端末3のアドレス情報が読み出され、読み出されたアドレス情報に従って広告情報が送信される。広告情報が送信されると、ステップKS125の処理を終了し、広告情報送信処理が終了される。
[店舗特定処理]
図5および図7を参照して、ステップKSS15においてカラオケ用サーバ装置5の制御部50が実行する店舗特定処理について説明する。店舗特定処理は、ステップMS14においてウェブサイトアクセス処理が実行されることにより、ユーザの携帯端末3がカラオケ用サーバ装置5とネットワークを介して通信可能に接続されると、制御部50により実行される。以下、カラオケ装置1Aのカラオケ識別情報が「12345678」である場合を一例として説明する。
テップKSS151では、アクセスURLが分解される。具体的には、図4に示すアクセスURL「Http://hanbaigyousya.com?comserial=12345678?redirect=Http://aaa.com/hanbai.html」を例に説明する。図4に示すアクセスURLは、カラオケ用サーバ装置5に接続するためのアドレス情報と、カラオケ装置1Aのカラオケ識別情報と、ウェブサイトのアドレス情報とに分けられる。つまり、「Http://hanbaigyousya.com」と、「12345678」と、「Http://aaa.com/hanbai.html」とに分けられる。アクセスURLが分解されるとステップKSS152に処理が移される。
ステップKSS152では、ステップKSS151で分解されたアクセスURLのうちのカラオケ識別情報が取得される。具体的には、カラオケ装置1Aのカラオケ識別情報である「12345678」が分解されたアクセスURLから抽出され、RAM52に記憶される。カラオケ識別情報がRAM52に記憶されると、ステップKSS153に処理が移される。
ステップKSS153では、店舗識別情報が取得される。具体的には、ステップKSS152で抽出されたカラオケ識別情報に一致するカラオケ識別情報に対応付けられた店舗識別情報が、店舗情報記憶領域533から抽出される。図7に示す店舗情報は、店舗識別情報とカラオケ識別情報とを対応付けた状態で店舗情報記憶領域533に記憶される。ステップKSS152においてRAM52に記憶されたカラオケ識別情報に一致するカラオケ識別情報に対応付けられている店舗識別情報が店舗情報記憶領域533から抽出される。一例として、RAM52にカラオケ装置1Aを識別するカラオケ識別情報「12345678」が記憶されている場合、図7に示される店舗情報に含まれるカラオケ識別情報「12345678」が特定される。特定されたカラオケ識別情報「12345678」に対応付けられた店舗識別情報「001」が店舗情報記憶領域533から抽出される。店舗識別情報が抽出されると、店舗特定処理が終了される。
[記憶処理の説明]
図6および図7を参照して、ステップKSS16においてカラオケ用サーバ装置5の制御部50が実行する記憶処理について説明する。記憶処理は、ステップKSS15の処理が終了されると、制御部50により実行される。
ステップKSS161では、アクセスURLが分解される。ステップKSS161で実行される処理の内容は、ステップKSS151と同じ処理であるので、その説明を省略する。
ステップKSS162では、ステップKSS161で分解されたアクセスURLのうちのウェブサイトのアドレス情報が取得される。具体的には、ウェブサイトのアドレス情報である「Http://aaa.com/hanbai.html」が分解されたアクセスURLから抽出され、RAM52に記憶される。ウェブサイトのアドレス情報がRAM52に記憶されると、ステップKSS163に処理が移される。
ステップKSS163では、店舗特定処理においてRAM52に記憶された店舗識別情報と、ステップKSS162においてRAM52に記憶されたウェブサイトのアドレス情報とが対応付けて記憶されているか否かが判断される。具体的には、店舗特定処理であるステップKSS15においてRAM52に記憶された店舗識別情報と、ステップKSS162においてRAM52に記憶されたウェブサイトのアドレス情報とを対応付けた対応付け情報が対応付情報記憶領域537に記憶されているか否かが判断される。一例として、対応付け情報は、図7に示される対応付け情報Aである。対応付け情報Aは、店舗識別情報とウェブサイトのアドレス情報とを対応付けた状態で含む。さらに、対応付け情報Aは、店舗識別情報とウェブサイトのアドレス情報とが対応付けられた回数であるアクセス回数を含む。RAM52に記憶された店舗識別情報と、ウェブサイトのアドレス情報とが対応付けて記憶されている場合、処理はYESとなり、ステップKSS164に処理が移される。店舗識別情報と、ウェブサイトのアドレス情報とが対応付けて記憶されていない場合、処理はNOとなり、ステップKSS165に処理が移される。
テップKSS164では、アクセス回数が加算される。具体的には、ステップKSS163において対応付けて記憶されていると判断された店舗識別情報とウェブサイトのアドレス情報とが対応付けられている対応付け情報に含まれるアクセス回数に「1」が加算される。一例として、アクセスURLが「Http://hanbaigyousya.com?comserial=12345678?redirect=Http://aaa.com/hanbai.html」であった場合に、各種処理によってRAM52に記憶された店舗識別情報「001」と広告識別情報「Http://aaa.com/hanbai.html」とに一致する情報の対応付け回数であるアクセス回数に「1」が加算
される。つまり、図7に示す対応付け情報Aが記憶処理実行前の情報である場合、記憶処理が実行されることによって、店舗識別情報「001」と広告識別情報「Http://aaa.com/hanbai.html」とに一致する情報の対応付け回数であるアクセス回数「10」が「11」に増加される。対応するアクセス回数に「1」が加算されると、記憶処理が終了される。
テップKSS165では、店舗識別情報とウェブサイトのアドレス情報とが対応付けて記憶される。具体的には、記憶処理実行時点において店舗識別情報とウェブサイトのアドレス情報とが対応付けられていないので、新たに対応関係が記憶される。アクセスURLが「Http://hanbaigyousya.com?comserial=12345678?redirect=Http://bbb.com/hanbai.html」であった場合、図7の対応付け情報Aには店舗識別情報「001」と、ウェブサイトのアドレス情報「Http://bbb.com/hanbai.html」とは対応付けて記憶されていない。そのため、図7において二点鎖線で示される店舗識別情報「001」とウェブサイトのアドレス情報「Http://bbb.com/hanbai.html」とが対応付けられて対応付け情報Aに新たに記憶される。この時、アクセス回数は、対応付けが1回目であることを表す「1」である。対応関係が新たに記憶されると、記憶処理が終了される。
[実施形態の効果]
対応付け情報が記憶されることによる効果の一例として後述の効果がある。対応付け情報が対応付情報記憶領域537に記憶されることにより、カラオケ用サーバ装置5は、アクセス回数の多いアドレス情報と一部共通のアドレス情報を含む広告情報を優先してカラオケ装置1に配信できる。一例として、図7の対応付け情報Aからは、店舗識別情報「002」と、ウェブサイトのアドレス情報「Http://bbb.com/special.html」とが「100」回対応付けられたことが分かる。店舗識別情報「002」とウェブサイトのアドレス情報「Http://bbb.com/special.html」とが一番多く対応付けられている場合、制御部50は、ウェブサイト管理用サーバ装置8を示す「Http://bbb.com」と同一の文字列を含むウェブサイトのアドレス情報「Http://bbb.com/hanbai.html」を広告情報記憶領域536から抽出する。制御部50は、抽出したウェブサイトのアドレス情報を含む広告情報を、店舗識別情報「002」により識別されるカラオケ装置設置店舗7に設置されるカラオケ装置1に優先して配信する。これにより、ユーザにより利用される回数が多い広告情報と同じウェブサイト管理サーバ装置8に接続させる広告情報をカラオケ装置1に表示することができる。つまり、広告情報が利用される可能性が高いと考えられる広告情報が制御部50によって決定され、その広告情報がカラオケ装置1に優先して配信されることによって、その広告情報がカラオケ装置1のディスプレイ25に優先して表示される。
一般的に、ユーザが歌唱している楽曲について聴取者が興味を持つことが想定される。一例としてユーザが歌唱している楽曲を初めて聞いた聴取者は、その楽曲の原曲を聞いてみたいと思う。このように、ユーザの歌唱は、楽曲に対する聴取者の興味を引き出す広告効果を有する。さらに、ユーザが歌唱中であっても広告情報が表す広告を携帯端末3のディスプレイ35に表示させることができ、カラオケ装置1がディスプレイ25に広告情報に含まれる動画情報を表示させる必要がなくなる。これにより、広告情報がディスプレイ25に表示される構成に比べ、広告情報が表示される時間を、ユーザが歌唱する時間として使用でき、限られたカラオケサービスの利用可能時間を有効に利用できる。
[第1変形例]
本実施形態においては、対応付け情報としては、図7の対応付け情報Aのように、店舗識別情報と、ウェブサイトのアドレス情報と、アクセス回数とが対応付けられて含まれていたが、図8の対応付け情報Bのようにカラオケ識別情報と、ウェブサイトのアドレス情報と、アクセス回数とが対応付けられて含まれていてもよい。対応付け情報Bのように対応関係が含まれている場合、ステップKSS15において実行される店舗特定処理を実行しない。店舗特定処理が実行されないことにより、ステップKSS16において実行される記憶処理では、カラオケ識別情報と広告識別情報とが対応付けられるように処理が実行される。つまり、本実施形態のステップKSS16は、店舗識別情報をカラオケ識別情報に置き換えて実行されればよい。具体的には、KSS163においてはカラオケ識別情報と広告識別情報とが対応付けられているか否かが判断される。ステップKSS164が実行される場合、カラオケ識別情報と広告識別情報との対応関係に対応付けられているアクセス回数に「1」が加算される。また、ステップKSS165が実行される場合、カラオケ識別情報と広告識別情報との対応関係が新たに生成されてアクセス回数が「1」設定される。これにより、図8に示される対応付け情報Bのような対応関係が生成される。対応付け情報Bが生成される場合であっても、店舗情報に従ってカラオケ識別情報と店舗識別情報との対応関係が制御部50により特定される。これにより、特定される店舗識別情報と、広告識別情報と、アクセス回数との対応関係に従って図7の対応付け情報Aと同等の対応関係を含む情報を生成することができる。
[第2変形例]
ステップKS125では、ログインユーザ記憶領域133にアドレス情報が記憶されたユーザの携帯端末3に広告情報が送信された。しかし、カラオケ装置1Aにコンテンツを再生させたユーザの携帯端末3が制御部10により特定され、ログインユーザ記憶領域133にアドレス情報が記憶された、コンテンツを再生させたユーザ以外のユーザの携帯端末3に広告情報が送信されてもよい。コンテンツの再生を実行させたユーザは、楽曲などのコンテンツに合わせて歌唱、またはゲームを楽しんでいることが想定される。この場合、コンテンツの再生を実行させたユーザの携帯端末3に広告情報が送られることで、ユーザの歌唱、またはゲームが妨げられる可能性がある。
具体的には、楽曲などのコンテンツの再生指示をカラオケ装置1Aに送った携帯端末3のアドレス情報がコンテンツの再生予約とともにRAM12に記憶される。ステップKS125では、ログインユーザ記憶領域133に記憶されるユーザの携帯端末3のアドレス情報と、RAM12に記憶されるユーザの携帯端末3のアドレス情報とが制御部10により比較される。比較された結果、一致しないと判断されたユーザの携帯端末3のアドレス情報に従って広告情報が送られる。また、楽曲などのコンテンツの再生指示をカラオケ装置1Aに送る場合、ログインしているユーザのうちのいずれのユーザが再生指示を送るのかが、ユーザの操作により選択されてコンテンツの再生予約とともにRAM12に記憶されてもよい。
[第3変形例]
ステップKS122においてカラオケ識別情報が取得され、アクセスURLにはカラオケ識別情報が含まれる。しかし、ステップKS122を実行せず、アクセスURLにカラオケ識別情報が含まれなくてもよい。この場合、ステップMS14においてカラオケ装置1Aを利用するユーザを識別するユーザ識別情報がカラオケ用サーバ装置5に送られる構成とする。ステップLS10において実行されるログイン処理において、ログイン情報記憶領域525に記憶されたカラオケ識別情報と、ユーザの識別情報との対応関係によりカラオケ識別情報が特定される。具体的には、ステップKSS152においては、携帯端末3から送られたユーザ識別情報と一致するユーザ識別情報に対応付けられたカラオケ識別情報が制御部50によりログイン情報記憶領域525から特定される。制御部50は、特定したカラオケ識別情報に従ってステップKSS153の処理を実行する。これにより、広告情報がユーザにより利用された回数を測定できる。
[第4変形例]
本実施形態においては、アクセス回数を対応付け回数としたが、ウェブサイトにアクセスされた回数ではなく、ユーザの携帯端末3によりウェブサイトにアクセスされ、広告情報が含む広告の内容の物品が購入された場合の回数を対応付け回数としてもよい。この場合、一例として図2のステップWSS18が実行された後に、ステップKSS16の処理が実行される。ステップKSS16は、ユーザにより物品が購入されたことを示す情報をウェブサイト管理用サーバ8または携帯端末3から受け付けて、制御部50により実行される。また、アクセス回数と購入回数とから対応付け回数が表されてもよい。一例として、対応付け回数は、アクセス1回に対してアクセス回数に「1」が加算され、ユーザにより物品が購入されるとさらにアクセス回数に「1」が加算される。これにより、物品が購入されたことに対して重み付けをして対応付け回数が算出できる。
[第5変形例]
制御部50が広告情報を配信する優先順位の決定基準は、アクセス回数が示す数が多い広告識別情報が含むウェブサイト管理用サーバ装置8のアクセス回数を基準に決められた。しかし、アクセス回数が示す数が多い広告識別情報が含む広告の内容に関する情報を基準としてもよい。一例として、広告識別情報に広告のジャンルフラグが含まれている場合、同一のジャンルフラグを備える広告情報を優先して配信してもよい。広告の内容がチケット販売である場合は「TICKET」の文字列を広告識別情報であるウェブサイトのアドレス情報に含め、広告の内容がCD販売である場合は「CD」の文字列を広告識別情報であるウェブサイトのアドレス情報に含める。これにより、制御部50は、同一の文字列を含む広告識別情報を含む広告情報を、店舗識別情報により識別されるカラオケ装置設置店舗7に設置されるカラオケ装置1に優先して配信する。この他にも、広告の内容に含まれるアーティスト、楽曲、広告のBGM、及び広告の管理会社などを識別する識別情報を広告識別情報に含めることで広告を配信する優先順位を決定する基準にできる。これにより、広告情報が利用される可能性が高いと考えられる広告情報を制御部50によって決定し、その広告情報をカラオケ装置1に優先して配信されることによって、その広告情報がユーザの携帯端末3のディスプレイ35に優先して表示される。
[第6変形例]
制御部50は、各ウェブサイト管理用サーバ装置8により配信される広告情報を表示させる優先順位を決定することができる。優先順位の決定の他には、制御部50は、店舗識別情報によって識別されるカラオケ装置設置店舗7ごとのアクセス回数を集計し、広告情報が利用されたことによって得られた広告配信業者の利益を各カラオケ装置設置店舗7に分配することができる。一例として、各広告情報のアクセス回数が多い順に、各カラオケ装置設置店舗7に広告配信業者からカラオケ装置設置店舗7に配当金が支払われるようにしてもよい。これにより、カラオケ装置設置店舗7は、広告配信業者から広告を表示させたことに対する広告収入を得ることができる。
[第7変形例]
本実施形態のステップKS125において広告情報とカラオケ識別情報を含むアクセスURLとがユーザの携帯端末3に送られた。しかし、カラオケ識別情報は送られなくてもよい。カラオケ識別情報が送られない場合、ステップMS14においてユーザ識別情報がカラオケ用サーバ装置5に送られればよい。ユーザ識別情報が、カラオケ用サーバ装置5に送られると、ステップKSS152では、受け付けたユーザ識別情報に一致するユーザ識別情報に対応付けられているカラオケ識別情報がログイン情報記憶領域535から抽出される。抽出されたカラオケ識別情報がRAM52に記憶され、ステップKSS153に処理が移される。これにより、カラオケ識別情報がステップKS125で送られなくても、アクセス回数を記憶することができる。
[第8変形例]
本実施形態のステップLS10において実行されたログイン処理は、ユーザの情報がユーザ情報記憶領域532に記憶されていないゲストユーザに対してはログイン認証をしなかった。しかし、ゲストユーザがログイン認証されてもよい。この場合、ゲストユーザのユーザ識別情報としては一時的な仮のユーザ識別情報が生成される。仮のユーザ識別情報に基づいてログイン認証されると、仮のユーザ識別情報がログイン情報記憶領域535およびログインユーザ記憶領域133に記憶される。これにより、本実施形態の各種処理を実行することが可能になる。また、LS10において実行されるログイン処理は、携帯端末3と通信可能となるようにユーザ識別情報をユーザに入力させ、ログイン情報記憶領域535およびログインユーザ記憶領域133にユーザ識別情報が記憶されてもよい。
[第9変形例]
本実施形態において、ユーザの携帯端末3に広告情報が送られた。しかし、ユーザの携帯端末3は、ユーザの利用する携帯端末であればよい。具体的には、ユーザの携帯端末3は、ユーザがログインして利用しているリモコン装置であってもよい。さらに、携帯端末3は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、または広告情報を受信可能な通信モジュールを備えた携帯ゲーム機であってもよい。一例として、リモコン装置のように複数のユーザに利用される端末である場合、利用中のユーザにユーザを選択させる、または、利用中のユーザを周知の顔認証技術などで認証することで、利用中のユーザのユーザ識別情報を取得することにより本実施形態が実行されてもよい。また、LS10で実行されるログイン処理は、リモコン装置とカラオケ装置1Aとの対応付けをして、カラオケ装置1Aにおいてリモコン装置を利用可能にする括り付け処理であってもよい。
[特許請求の範囲に記載される構成との対応関係]
カラオケ装置1は、カラオケ装置の一例である。カラオケ用サーバ装置5は、サーバ装置の一例である。カラオケ装置1とカラオケ用サーバ装置5との組み合わせは、カラオケシステムの一例である。ステップKS125の処理においてログインユーザ記憶領域133に記憶されたユーザの携帯端末3のアドレス情報を読み出す制御部10は、端末特定手段の一例である。第2変形例において、コンテンツを再生させたユーザ以外のユーザの携帯端末3を特定する制御部10は、端末特定手段の一例である。第9変形例において、ステップLS10で実行される括りつけ処理は、端末特定手段の一例である。ステップKS12の処理を実行する制御部10およびLANインターフェイス部27は、送信手段の一例である。ステップKSS11の処理を実行する制御部50およびLANインターフェイス部55は、配信手段の一例である。ステップMS14の処理において送られる通信要求を受け付けるLANインターフェイス部55は、受付手段の一例である。記憶部53は記憶手段の一例である。ステップKSS16を実行する制御部50は、記憶制御手段の一例である。第1変形例のステップKSS164またはKSS165の処理を実行する制御部50は、算出手段の一例である。ステップKSS164またはKSS165の処理を実行する制御部50は、集計手段の一例である。本実施形態の効果に記載される処理を実行する制御部50、または第5変形例の処理を実行する制御部50は、決定手段の一例である。第2変形例に記載の処理を実行する制御部10、RAM12、およびログインユーザ記憶領域133の組み合わせは、ユーザ特定手段の一例である。カラオケ識別情報は、カラオケ識別情報の一例である。ウェブサイトのアドレス情報は、広告識別情報の一例である。ステップKSS163で加算されるアクセス回数、またはステップKSS164で生成されるアクセス回数は、対応付け回数の一例である。第4変形例におけるアクセス回数と購入回数とから算出されるアクセス回数、または、購入回数から算出されるアクセス回数は、対応付け回数の一例である。本実施形態における広告識別情報に含まれるウェブサイト管理用サーバ装置8を示す文字列は、広告内容識別情報の一例である。第5変形例における、広告の内容に含まれる販売物であるCDおよびチケットなどの物品、アーティスト、楽曲、広告のBGM、及び広告の管理会社などを識別する識別情報と、ジャンルフラグとは、広告内容識別情報の一例である。ログイン情報記憶領域515に記憶されるユーザ識別情報とカラオケ識別情報との対応関係を含む情報は、ログイン情報の一例である。
制御部50により実行されるステップKSS10の処理は、配信ステップの一例である。制御部10により実行されるステップKS125の処理においてログインユーザ記憶領域133に記憶されたユーザの携帯端末3のアドレス情報を読み出す処理は、端末特定ステップの一例である。第2変形例において、制御部10により実行されるコンテンツを再生させたユーザ以外のユーザの携帯端末3を特定する処理は、端末特定ステップの一例である。制御部10により実行されるステップKS12の処理は、送信ステップの一例である。制御部30により実行されるステップMS13の処理によって送られた通信要求を受ける制御部50およびLANインターフェイス55の処理は、受付ステップの一例である。制御部50により実行されるステップKSS16の処理は、記憶制御ステップの一例である。制御部50により実行されるステップKSS164またはステップKSS165の処理は、算出ステップの一例である。
1 カラオケ装置
2 アクセスポイント
3 携帯端末
4 ルータ
5 カラオケ用サーバ装置
6 カラオケルーム
7 カラオケ装置設置店舗
8 ウェブサイト管理用サーバ
10 制御部
30 制御部
50 制御部
53 記憶部
531 楽曲情報記憶領域
532 ユーザ情報記憶領域
533 店舗情報記憶領域
535 ログイン情報記憶領域
536 広告情報記憶領域
537 対応付け情報記憶領域

Claims (6)

  1. ネットワークを介してそれぞれ通信可能な複数のカラオケ装置およびサーバ装置を備えるカラオケシステムであって、
    前記複数のカラオケ装置の各カラオケ装置は、
    前記各カラオケ装置および前記サーバ装置と通信可能な携帯端末であり、前記各カラオケ装置から送られる複数種類の広告情報を受け付けることが可能な前記携帯端末を特定する端末特定手段と、
    前記複数種類の広告情報のうちの各広告情報であって前記各広告情報を識別する広告識別情報を含む前記各広告情報と、前記各カラオケ装置を識別するカラオケ識別情報と、を前記携帯端末に送る送信手段と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記各広告情報を前記複数のカラオケ装置に配信する配信手段と、
    前記送信手段によって前記広告識別情報、および前記カラオケ識別情報が送られた前記携帯端末から前記広告識別情報、および前記カラオケ識別情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記カラオケ識別情報と、前記広告識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記配信手段により特定の広告情報が配信されてから現在までに前記カラオケ識別情報と、前記特定の広告情報を識別する広告識別情報とが対応付けて記憶された回数である対応付け回数を算出する算出手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、対応付けて記憶した前記カラオケ識別情報、および前記広告識別情報と、前記算出手段により算出された前記対応付け回数とを対応付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記記憶手段は、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザが利用するカラオケ装置を識別するカラオケ識別情報とを対応付けて含むログイン情報を記憶しており、
    前記受付手段が前記広告識別情報と前記ユーザ識別情報とを前記携帯端末から受け付けた場合、
    前記記憶制御手段は、
    前記受付手段により受け付けられた前記ユーザ識別情報に一致するユーザ識別情報と対応付けられたカラオケ識別情報を前記記憶手段に記憶された前記ログイン情報から読み出し、読み出した前記カラオケ識別情報と前記広告識別情報とを対応付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 前記各カラオケ装置において再生される楽曲を歌唱するユーザのユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段を備え、
    前記各カラオケ装置において再生される楽曲に関する広告情報が前記送信手段により送られる場合、
    前記送信手段は、前記ユーザ特定手段により特定された前記ユーザ識別情報が示すユーザの利用する携帯端末以外の携帯端末に前記広告情報と前記カラオケ識別情報とを送る
    ことを特徴とする請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. 前記記憶手段は、
    前記カラオケ装置を設置する設置店舗を識別する店舗識別情報と、前記設置店舗に設置されている少なくとも1つのカラオケ装置を識別するカラオケ識別情報とを対応付けて記憶しており、
    前記サーバ装置は、
    前記記憶手段に記憶される特定の店舗識別情報に対応付けられた前記カラオケ識別情報と、各広告識別情報との対応付け回数を集計する集計手段と、
    前記集計手段によって集計された前記広告識別情報の対応付け回数が多い順に、前記広告識別情報が示す広告情報の内容を表す広告内容識別情報が一致する広告情報を表示させる優先順位が高くなるように優先順位を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記優先順位に従って前記複数の広告情報を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカラオケシステム。
  5. 前記広告内容識別情報は、広告情報の内容に含まれるアーティスト、楽曲、または、物品を表す情報であることを特徴とする請求項4に記載のカラオケシステム。
  6. ネットワークを介してそれぞれ通信可能な複数のカラオケ装置およびサーバ装置を備えるカラオケシステムであって、
    前記サーバ装置は、複数の情報を記憶する記憶手段を備えるカラオケシステムの制御法方法において、
    複数種類の広告情報のうちの各広告情報と、前記各広告情報にあらかじめ対応付けられた広告識別情報とを前記複数のカラオケ装置に配信する配信ステップと、
    前記複数のカラオケ装置の各カラオケ装置および前記サーバ装置とそれぞれ通信可能な携帯端末を特定する端末特定ステップと、
    前記各カラオケ装置が再生する情報に関する複数種類の広告情報と、前記複数種類の広告情報をそれぞれ識別する広告識別情報と、前記各カラオケ装置を識別するカラオケ識別情報と、を前記端末特定ステップにおいて特定された携帯端末に送る送信ステップと、
    前記送信ステップにより前記広告識別情報、および前記カラオケ識別情報が送られた前記携帯端末から前記広告識別情報、および前記カラオケ識別情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けられた前記カラオケ識別情報と、前記広告識別情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
    前記配信ステップにより特定の広告情報が配信されてから現在までに前記カラオケ識別情報と、前記特定の広告情報を識別する広告識別情報とが対応付けて記憶された回数である対応付け回数を算出する算出ステップと、を備え、
    前記記憶制御ステップは、対応付けて記憶した前記カラオケ識別情報、および前記広告識別情報と、前記算出ステップにより算出された前記対応付け回数とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とするカラオケシステムの制御方法。
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