JP6613450B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、互いに近傍に配置された複数の操作部を備えた電子機器(例えば、撮像装置)に関する。特に、複数の操作部のうち一つがタッチ操作部である電子機器に関する。
スマートフォン、携帯電話機やデジタルカメラのような電子機器において、タッチ操作による入力を可能とする液晶タッチパネルを備えたものが普及している(例えば、特許文献1参照)。
例えば、デジタルカメラにおいて、その背面に、表示部と、その表示部に重畳して配置されたタッチパネルとを備えたものがある(例えば、特許文献2参照)。ユーザは、タッチパネルをタッチ操作することで、CCDのような画像センサにより撮像された画像を見ながら、ピントを合わせたい領域を指定したり、デジタルカメラの機能を設定したりすることができる。また、デジタルカメラにおいて、通常、タッチパネルの周囲、例えば、上側または横側に、種々の操作ボタンや操作ダイヤルが配置されている。
特開2009−181244号公報 特開2013−34195号公報
そのようなタッチパネルを備えたデジタルカメラにおいて、ユーザがタッチパネルの近傍に配置された操作ボタンや操作ダイヤルを操作した場合、指が誤ってタッチパネルに触れてしまう場合がある。その場合、タッチパネルは誤ったタッチ操作(誤操作)に反応し、結果としてユーザが意図しない動作が生じてしまうという問題がある。
本開示は、複数の操作部(例えば、タッチパネルと操作ダイヤル)が互いに近傍に配置された電子機器であって、ある特定の操作部(例えば、操作ダイヤル)を操作する場合に、その近傍に配置された操作部(例えば、タッチパネル)に対する誤操作を低減する電子機器を提供する。
本開示の電子機器は、筐体と、ユーザからの操作を受け付ける第1の操作部と、ユーザからの操作を受け付ける第2の操作部と、第1の操作部と第2の操作部の間に、第1及び第2の操作部が配置された筐体の平面から突出するよう形成された第1の防護壁部と、を備える。
本開示の電子機器によれば、第1の操作部と第2の操作部との間に、突出して形成された第1の防護壁部を設けた。これにより、ユーザの指により第2の操作部が操作されたときに、その指が第1の防護壁部に乗り上げるため、誤って第1の操作部に指が触れてしまうことを低減できる。これにより第1の操作部に対する誤操作を低減できる。
実施の形態1に係るデジタルカメラの正面図 実施の形態1に係るデジタルカメラの背面図 実施の形態1に係るデジタルカメラの左後方から見たときの斜視図 実施の形態1に係る操作ダイヤル及び防護壁部付近の下方斜視図 実施の形態1に係る操作ダイヤル及び防護壁部付近の上方斜視図 図2に示す6−6断面図 実施の形態1に係る液晶タッチパネルの不感帯を説明した図 実施の形態2に係るデジタルカメラの背面及びその断面を示す模式図 実施の形態3に係るデジタルカメラの背面及びその断面を示す模式図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
1.全体構成
以下、電子機器の一例としてデジタルカメラを用いて説明する。図1は、デジタルカメラ100の正面図である。デジタルカメラ100は、光学系を含む交換レンズ11と、交換レンズ11が装着され、画像センサ(CCD,CMOSイメージセンサ等)を含むカメラ本体5とから構成されるレンズ交換式カメラである。デジタルカメラ100は、光学系を介して入射した被写体像を画像センサで撮像して画像データを生成し、所定の記録媒体(半導体メモリ等)に記録する。以下の説明においては、デジタルカメラ100に対して被写体側を前方(正面)とし、その反対側を後方(背面)とする。また、デジタルカメラ100を通常保持した姿勢において、鉛直上方向を上方、鉛直下方向を下方とする。また、背面側から正面側を見た際に、水平左方向を左方、水平右方向を右方とする。
交換レンズ11は、カメラ本体5にマウントを介して装着される。交換レンズ11内には、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り等の光学系が収納されている。また、デジタルカメラ100は、カメラ本体5の筐体10の上部において、レリーズボタン12、電源レバー14、操作ダイヤル16、18を備えている。
レリーズボタン12は、ユーザが半押しによるオートフォーカス指示、全押しによる撮影指示を行うための操作部である。電源レバー14は、デジタルカメラ100の電源をオン(ON)またはオフ(OFF)にするための操作部である。操作ダイヤル16、18は、露出優先モード(Aモード)およびシャッタ優先モード(Sモード)のような撮影モードの選択、マクロ撮影や夜景撮影のようなシーンに応じて設けられた撮影モード(シーンモード)の選択、ISO感度や露光補正のような撮影条件の設定、動画記録モードや再生モードのような動作モードの選択を行うための操作部である。
図2は本開示のデジタルカメラ100の背面図である。図2に示すように、デジタルカメラ100は、その背面において、ビューファインダ21と、液晶タッチパネル22と、液晶タッチパネル22を保護するカバー23と、操作ダイヤル26とが設けられている。
ビューファインダ21は内部に画像を表示する液晶表示装置を備えている。ユーザは、画像撮影時にビューファインダ21を覗き込み、ビューファインダ21に表示された画像を視認しながら撮影画像の構図を決定することができる。
液晶タッチパネル22は、デジタルカメラ100の画像センサにより撮像された画像をリアルタイムで表示したり、記録媒体に記録された画像を再生した画像を表示したり、各種の設定画面を表示したりする表示装置である。通常、ビューファインダ21と液晶タッチパネル22のいずれか一方の表示装置に画像が表示されるように表示が切り替えられる。
液晶タッチパネル22は表示装置としての機能に加えて入力装置としての機能も有する。すなわち、液晶タッチパネル22は、静電容量方式のタッチパネルを含み、ユーザの指によるタッチ操作による入力を受け付けることができるタッチセンサ機能を有している。ユーザは指により液晶タッチパネル22をタッチ操作することで、オートフォーカスの対象領域を指定したり、撮影指示を行ったり、メニュー画面上での項目の選択を行ったりすることができる。
操作ダイヤル26は、カメラ本体5の水平方向の回転操作と、カメラ本体5の背面(カメラの後面側の主面)に垂直な方向へのプッシュ操作とが可能な操作部材(いわゆる、ジョグダイヤル)である。例えば、ユーザは、操作ダイヤル26を回転させる操作を行うことで、液晶タッチパネル22に表示されたカーソルを移動させて設定画面上で所望の項目を選択することができ、操作ダイヤル26をプッシュ操作することで、選択した項目を確定させることができる。
操作ダイヤル26は、液晶タッチパネル22の上方において、液晶タッチパネル22に近接した位置に配置されている。ここで、液晶タッチパネル22に近接した位置とは、ユーザが指で操作ダイヤル26を操作したときに、その操作に伴ってその指が誤って液晶タッチパネル22に触れてしまう場合があるような操作ダイヤル26の位置をいう。
操作ダイヤル26の上方及び下方それぞれにおいて、筐体10の背面から突出して形成された上側防護壁部30及び下側防護壁部28が設けられている。上側防護壁部30及び下側防護壁部28を含め、総称して防護壁部と称する場合がある。防護壁部の詳細については後述する。
さらに、デジタルカメラ100の背面には、液晶タッチパネル22の上方及び右方において各種の操作ボタン25a〜25c、24が設けられている。ユーザはこれらの操作ボタン25a〜25c、24を操作することでデジタルカメラ100に対して種々の操作(指示)を行うことができる。
また、筐体10の背面の右上方には、背面側にせり上がった形状のグリップ部19が形成されている。
図3は、デジタルカメラ100を左斜め後方から見たときの斜視図である。図3に示すように、グリップ部19は、デジタルカメラ100の背面の右側上端部において、背面側にせり上がった形状に形成されている。ユーザは、デジタルカメラ100を右手で把持するときに、このグリップ部19を右手親指で押さえつけることにより、デジタルカメラ100をよりしっかりと保持することができ、撮影時のカメラのブレを防止できる。
1.1 防護壁部
操作ダイヤル26の上方及び下方において設けられた防護壁部(突出部)について説明する。図4および図5は、デジタルカメラ100の背面において、操作ダイヤル26の上方及び下方にそれぞれ設けられた上側防護壁部30及び下側防護壁部28をより詳しく示した図である。
図2、4、5に示すように、操作ダイヤル26は、液晶タッチパネル22に近接してその上方に配置されている。このような配置の場合、ユーザが指で操作ダイヤル26を操作したときに、その操作にともない指が誤って液晶タッチパネル22の上部に触れてしまうことがある。特に、操作ダイヤル26をプッシュ操作する場合に、プッシュした指が液晶タッチパネル22に触れ易くなる。液晶タッチパネル22が、この誤ったタッチに反応し検出信号を生成すると、デジタルカメラ100においてユーザの意図しない動作が実行されてしまうという問題が生じる。
本実施の形態では、このような誤操作を低減するために、操作ダイヤル26と液晶タッチパネル22の間に下側防護壁部28を設けている。下側防護壁部28は筐体10の背面から突出して形成された突出部である。このため、ユーザが操作ダイヤル26の操作のために指を操作ダイヤル26に接触させた場合、その指が下側防護壁部28上に乗り上げるため、液晶タッチパネル22の表面にその指が接触し難くなる。これにより、操作ダイヤル26の操作時における液晶タッチパネル22に対する誤操作を低減できる。
ここで、操作ダイヤル26の上方には、上側防護壁部30が設けられている。操作ダイヤル26の上方に設けられた上側防護壁部30の筐体10からの突出量は、操作ダイヤル26の下方に設けられた下側防護壁部28の筐体10からの突出量よりも小さくなっている。このように、上側防護壁部30を設け、その突出量を下側防護壁部28よりも小さく形成することで、ユーザの指が、できるだけ上側防護壁部30側から(すなわち、操作ダイヤル26の上方から)操作ダイヤル26に触れて操作ダイヤル26を操作するように誘導している。これにより、液晶タッチパネル22の表面への指の誤接触をより低減することができる。
また、上側防護壁部30及び下側防護壁部28の突出部分を操作ダイヤル26の回転軸に垂直な面で切断したときの断面形状の輪郭は円弧形状になっている。このように円弧形状とすることで、ユーザは上側防護壁部30及び下側防護壁部28に沿って指を移動させやすくなり、ユーザが操作ダイヤル26を回転操作させる際の操作性が向上する。
図6は、デジタルカメラ100の背面に設けられた操作ダイヤル26と下側防護壁部28との高さの関係を説明するための図である。直線Lは、操作ダイヤル26上の背面側に最も突出した点Aと、下側防護壁部28上の背面側に最も突出した点Bと、を結んだ延長線を示す。即ち、直線Lは、操作ダイヤル26と下側防護壁部28の最も背面側に突出した部分に接してデジタルカメラ100の下方に延びる。図6に示すように、下側防護壁部28の高さは、直線Lが液晶タッチパネル22と交差しないような高さに決定される。また、図6に示すように、下側防護壁部28の高さは、直線Lが液晶タッチパネル22と平行にならないような高さに決定される。即ち、下側防護壁部28の高さは、操作ダイヤル26の高さより低く形成される。
ここで、操作ダイヤル26の高さは、筐体10の背面からの高さであり、液晶タッチパネル22の表面を含む平面(基準平面)と点A(操作ダイヤル26上の背面側に最も突出した点)との距離である。また、下側防護壁部28の高さは、筐体10の背面からの高さであり、上記基準平面と点B(下側防護壁部28上の背面側に最も突出した点)との距離である。後述される上側防護壁部などの高さも同様である。
下側防護壁部28の高さが低すぎると、液晶タッチパネル22への指の干渉が十分に防止できず、また、下側防護壁部28の高さが高すぎると、操作ダイヤル26の操作性が低下する。このような条件を満たすように下側防護壁部28の高さを設定することで、操作ダイヤル26の操作性を維持しつつ液晶タッチパネル22に対する誤操作(誤接触)を低減できる。
また、プッシュ操作時の操作ダイヤル26の高さは、下側防護壁部28の高さと同程度又はそれよりも低く設定することが好ましい。そして、上側防護壁部30の高さは、プッシュ操作時の操作ダイヤル26の高さよりも低く設定される。即ち、プッシュ操作により操作ダイヤル26を押下したときの高さは、下側防護壁部28の高さと上側防護壁部30の高さとの間に位置する。これにより、プッシュ操作時の操作ダイヤル26の操作性を維持しつつ液晶タッチパネル22に対する誤操作(誤接触)を低減できる。
また、液晶タッチパネル22に対する誤操作をより確実に低減するために、液晶タッチパネル22の上部の一部の領域において、タッチ操作を受付けない領域である不感帯を設けてもよい。図7は、液晶タッチパネル22の不感帯領域Rの例を説明した図である。図7に示すように、液晶タッチパネル22における上部の一部の領域に、タッチ入力機能を無効にした不感帯領域Rを設ける。不感帯領域Rの幅は例えば人の指の幅を考慮して7〜8mmに設定する。ここで、タッチ入力機能を無効にするとは、以下の2つの場合が含まれる。
1)不感帯領域Rでタッチ操作がなされた場合に、液晶タッチパネル22がそのタッチ操作に応じた検出信号を出力しない。
2)不感帯領域Rでタッチ操作がなされた場合に、液晶タッチパネル22はそのタッチ操作に応じた検出信号を出力するが、デジタルカメラ100の処理(制御)において、その検出信号を採用しない(無効にする)。
このように、液晶タッチパネル22の上部に不感帯領域Rを設けることで、操作ダイヤル26の操作に伴い、下側防護壁部28があるにも関わらず液晶タッチパネル22に指が触れた場合であっても、液晶タッチパネル22に対するその操作は無効とされる。このように、液晶タッチパネル22に対する誤操作をより確実に低減することができる。
なお、不感帯領域Rを設ける場合には、その部分にはユーザが操作するメニューを表示しないように制御する。即ち、この場合、メニューの表示領域は制限されることになる。また、液晶タッチパネル22に不感帯領域Rを設けるか否かは、ユーザが適宜設定できるようにしてもよい。
2.まとめ
以上のように、本実施の形態のデジタルカメラ100は、筐体10と、ユーザからの操作を受け付ける液晶タッチパネル22(第1の操作部の一例)と、ユーザからの操作を受け付ける操作ダイヤル26(第2の操作部の一例)と、液晶タッチパネル22と操作ダイヤル26の間に、液晶タッチパネル22と操作ダイヤル26が配置された筐体10の背面から突出するよう形成された下側防護壁部28(第1の防護壁部の一例)と、を備える。この構成により、操作ダイヤル26を指で操作した時に、指が下側防護壁部28に乗り上げるため、操作に伴う液晶タッチパネル22への指の接触を低減でき、誤操作を低減できる。
操作ダイヤル26に対して、操作ダイヤル26を挟んで下側防護壁部28と反対側(操作ダイヤル26の上側)に上側防護壁部30(第2の防護壁部の一例)を配置してもよい。このとき、上側防護壁部30の筐体10に対する突出量は下側防護壁部28の筐体10に対する突出量よりも小さくしてもよい。これにより、ユーザの指が、できるだけ操作ダイヤル26の上方から操作ダイヤル26に触れるように誘導され、液晶タッチパネル22の表面への指の誤接触をより低減することができる。
また、図6に示すように、下側防護壁部28の高さは、操作ダイヤル26及び下側防護壁部28のそれぞれ最も背面側に突出した部分A及びBに接する直線Lが、液晶タッチパネル22と交差しないような高さに設定されてもよい。これにより、操作ダイヤル26の操作性を維持しつつ液晶タッチパネル22に対する誤操作(誤接触)を低減できる。
また、図7に示すように、液晶タッチパネル22は、操作ダイヤル26側の一部においてタッチ操作の入力を受け付けない不感帯領域Rを有してもよい。これにより、液晶タッチパネル22に対する誤操作をより確実に低減することができる。
(実施の形態2)
上記の実施の形態1では、下側防護壁部28を液晶タッチパネル22の上方に配置された操作ダイヤル26に対して設けたが、防護壁部を設ける対象は操作ダイヤル26に限定されない。図8は、実施の形態2に係るデジタルカメラ200の背面及びその断面を示す模式図である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。図8に示すように、デジタルカメラ200は、3つの操作ボタン25a〜25cと液晶タッチパネル22との間に、筐体10の背面から突出させて形成した下側防護壁部27を備える。図8に示すように、デジタルカメラ200は、3つの操作ボタン25a〜25cに対して一つの下側防護壁部27を備える。これにより、ユーザが指で液晶タッチパネル22の上方に配置された操作ボタン25a〜25cを操作したときに、その指が誤って液晶タッチパネル22に触れ、誤操作してしまうことを低減できる。
下側防護壁部27の左右方向の幅は、操作ボタン25a〜25cよりも大きく形成される。即ち、下側防護壁部27の左側端部は、操作ボタン25aの左側端部よりも左方に延びており、下側防護壁部27の右側端部は、操作ボタン25cの右側端部よりも右方に延びている。操作ボタン25a〜25cに対しては、各操作ボタンの左方又は右方から操作される場合があり、このような場合においても、液晶タッチパネル22に対する誤操作を防止するためである。
また、図8に示すように、操作ボタン25a〜25cの上方に3つの上側防護壁部29a〜29cを設けても良い。3つの上側防護壁部29a〜29cは、3つの操作ボタン25a〜25cにそれぞれ対応している。上側防護壁部29a〜29cは、下側防護壁部27よりも、筐体10の背面からの高さが低く形成される。なお、3つの上側防護壁部29a〜29cは、一つの上側防護壁部として一体に形成されてもよい。
また、図8の8−8断面図に示すように、下側防護壁部27は、操作ボタン25a〜25cのよりも、筐体10の背面からの高さが低く形成される。操作ボタン25a〜25cを押下したときの高さは、下側防護壁部27の高さと同程度又はそれよりも低く設定することが好ましい。そして、上側防護壁部29a〜29cの高さは、操作ボタン25a〜25cを押下したときの高さよりも低く設定される。これにより、操作ボタン25a〜25cを押下したときの操作性を維持しつつ液晶タッチパネル22に対する誤操作(誤接触)を低減できる。
また、下側防護壁部27は、上側防護壁部29a〜29cと同様に、3つの下側防護壁部に分割して設けてもよい。この場合、分割された各下側防護壁部の左右方向の幅は、対応する操作ボタン25a〜25cよりも大きく形成されることが好ましい。操作ボタン25a〜25cに対する左方又は右方から操作に関して、液晶タッチパネル22に対する誤操作を確実に防止するためである。
(実施の形態3)
上記の実施の形態1では、操作部である操作ダイヤル26は筐体10の背面に設けられ、液晶タッチパネル22との間に下側防護壁部28が配置されているが、操作部は筐体10の背面に設けられていなくてもよい。図9は、実施の形態3に係るデジタルカメラ300の背面及びその断面を示す模式図である。デジタルカメラ300の操作ダイヤル36は、筐体10の上面に、筐体10の背面から後方に向ってその一部が突出して設けられている。そして、操作ダイヤル36と液晶タッチパネル22との間に防護壁部38が設けられている。防護壁部38は、筐体10の背面から突出して設けられ、その突出量は操作ダイヤル36の突出量に比べて小さく設定されている。
また、デジタルカメラ300は、液晶タッチパネル22とその右側方に設けられた操作ボタン24と間に防護壁部37を備える。これにより、液晶タッチパネル22の側方に配置された操作ボタンをユーザが指で操作したときに、その指が誤って液晶タッチパネル22に触れてしまうことを低減できる。防護壁部37は、操作ボタン24よりも、筐体10の背面からの高さが低く形成される。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記の実施の形態では、液晶タッチパネル22の上方に設けられた操作ダイヤル26の上方に上側防護壁部30を設け、これにより操作ダイヤル26の操作性を向上させた。しかし、液晶タッチパネル22の誤操作の観点からは、上側防護壁部30は必ずしも必要ではない。
上記の実施の形態では、液晶タッチパネル22及び操作ダイヤル26は装置の背面に設けられているが、これらの操作部の配置位置は装置の背面でなくてもよく、他の位置に設けられていても良い。要するに、液晶タッチパネルの近傍に操作ダイヤルが設けられ、操作ダイヤルを操作した指が誤って液晶タッチパネルに触れて液晶タッチパネルを誤操作する可能性がある場合に、上記の実施の形態の思想(液晶タッチパネルと操作ダイヤルの間に防護壁部を設ける)が適用できる。
また、防護壁部の形状、大きさは、上記の実施の形態で説明したものに限定されるものではない。要するに、液晶タッチパネル22に近接して配置される操作部(操作ボタン、操作ダイヤル)に対して指で操作した場合に、指がその防護壁に乗り上げることにより、誤って指が液晶タッチパネル22に触れることがないような大きさ、形状であればよい。
上記の実施の形態では、液晶タッチパネル22の方式は静電容量方式であったが、抵抗膜方式であってもよい。
上記の実施の形態では、デジタルカメラは、レンズ交換式のデジタルカメラを説明したが、デジタルカメラはレンズとボディが一体型のデジタルカメラであってもよい。
上記の実施の形態1では、操作ダイヤル26及び下側防護壁部28のそれぞれ最も背面側に突出した点A及び点Bに接してデジタルカメラ100の下方に延びる直線Lが、液晶タッチパネル22と交差しないものとした。しかしながら、操作ダイヤル26又は下側防護壁部28の外形状によっては、操作ダイヤル26及び下側防護壁部28の外形に接してデジタルカメラ100の下方に延びる直線は、必ずしも操作ダイヤル26及び下側防護壁部28の背面側に最も突出した点に接するとは限らない。従って、操作ダイヤル26及び下側防護壁部28の外形に接してデジタルカメラ100の下方に延びる直線が、液晶タッチパネル22と交差しないように下側防護壁部28を形成しても構わない。なお、実施の形態2、3における操作ボタン25a〜25cと下側防護壁部27との関係、操作ダイヤル36と防護壁部38との関係及び操作ボタン24と防護壁部37との関係についても、操作ダイヤル26と下側防護壁部28における突出量の関係と同様である。
上記の実施の形態では、上側防護壁部29a〜29c、30、下側防護壁部27、28及び防護壁部37、38は筐体10と一体に形成されているが、本開示はこれに限定されるものではない。防護壁部を筐体10とは別部材で構成しても構わない。
上記の実施の形態では、電子機器の一例としてデジタルカメラを説明したが、上記の開示は他の電子機器に対しても適用できる。特に、上記の開示は、タッチ操作により入力を行うタッチ操作部(例えば、液晶タッチパネル)を備え、それに近接して配置された操作部(例えば、操作ダイヤル、操作ボタン)を備えた電子機器(例えば、デジタルカメラやムービーカメラのような撮像装置、携帯電話機)に対して適用可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、複数の操作部(例えば、液晶タッチパネルと操作ダイヤル)が互いに近傍に配置された電子機器に適用可能である。例えば、本開示はデジタルカメラ、ムービーカメラや携帯電話機に適用可能である。
10 筐体
11 交換レンズ
12 レリーズボタン
14 電源レバー
16、18、26、36 操作ダイヤル
21 ビューファインダ
22 液晶タッチパネル
23 カバー
24、25a、25b、25c 操作ボタン
27、28 下側防護壁部
29a、29b、29c、30 上側防護壁部
37、38 防護壁部
100、200、300 デジタルカメラ
L 直線
R 不感帯領域

Claims (8)

  1. 筐体と、
    前記筐体に配置され、ユーザからの操作を受け付ける第1の操作部と、
    前記筐体に配置され、ユーザからの操作を受け付ける第2の操作部と、
    前記第1の操作部と前記第2の操作部の間に、前記第1及び第2の操作部が配置された前記筐体の平面から突出する第1の突出部分を有する第1の防護壁部と、
    を備え、
    前記第2の操作部は、ユーザによる回転操作による入力が可能であり、回転軸が前記筐体の平面と平行となる操作ダイヤルであり、
    前記操作ダイヤルは、前記筐体の平面から突出する第2の突出部分を有しており、
    前記第1の突出部分を前記操作ダイヤルの回転軸に垂直な面で切断したときの断面形状の輪郭は円弧形状であり、
    前記第2の突出部分を前記操作ダイヤルの回転軸に垂直な面で切断したときの断面形状の輪郭は円弧形状であり、
    前記操作ダイヤルを回転操作のため前記ユーザの指を前記操作ダイヤルに接触させた場合、前記指が前記第1の突出部分上に乗り上げるように前記操作ダイヤルと前記第1の突出部分は配置される
    電子機器。
  2. 前記第1の操作部は、ユーザによるタッチ操作による入力を可能とするタッチ操作部である、
    請求項1記載の電子機器。
  3. 前記操作ダイヤルは、前記回転操作に加えプッシュ操作による入力が可能である、
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記第1の防護壁部の高さは、前記第2の操作部と前記第1の防護壁部に接する直線が、前記第1の操作部と交差しないような高さに設定される、
    請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記第2の操作部に対して、前記第2の操作部を挟んで前記第1の防護壁部と反対側に前記筐体の平面から突出する第3の突出部分を有する第2の防護壁部が配置され、
    前記第3の突出部分を前記操作ダイヤルの回転軸に垂直な面で切断したときの断面形状の輪郭は円弧形状である、
    請求項1または2に記載の電子機器。
  6. 前記第2の防護壁部の前記筐体からの突出量は、前記第1の防護壁部の前記筐体からの突出量よりも小さい、
    請求項5記載の電子機器。
  7. 前記第1の操作部は、前記第1の防護壁部側の入力領域の一部においてタッチ操作の入力を受け付けない不感帯領域を有する、
    請求項2記載の電子機器。
  8. 前記電子機器は被写体を撮像して画像データを生成する撮像装置である、
    請求項1〜7のいずれかに記載の電子機器。
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