JP6613139B2 - インクジェット用インクセット、それを用いたインクジェットプリント物の製造方法およびインクジェットプリント物 - Google Patents

インクジェット用インクセット、それを用いたインクジェットプリント物の製造方法およびインクジェットプリント物 Download PDF

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Description

本発明は、無機顔料を色材とするインクからなるインクジェット用インクセット、それを用いたインクジェットプリント物の製造方法およびインクジェットプリント物に関する。更に詳しくは、本発明は、無機質基材に対してインクを適用し焼成工程を経ても、変色、消色しにくく鮮明性に優れ、さらに高濃度で生産性の良好なインクジェット用インクセット、それを用いたインクジェットプリント物の製造方法およびインクジェットプリント物に関する。
従来、セラミックス、金属等の無機質材料が着色される場合、耐熱性、安定性および耐光性が、重視される。これらの観点から、色材として主に無機顔料が、使用される。無機顔料は、焼成によって無機質材料に固着される。
近年、これらの分野において、デザイン傾向が高度化し、無機顔料の色バリエーションに関する様々な研究がなされている。一例として、色域の幅広い発色性の良好な粒子径からなる無機顔料が提案されている。しかしながら、充分な成果は、得られていない。
これらの研究では、原則として色同士の混ぜ合わせではなく、無機顔料自体の色が、提案されている。その理由は、無機顔料同士を組み合わせることは、焼成温度等の条件によっては消色や変色が生じるおそれがあるからである。消色や変色が生じる原因は、一度に複数の無機顔料を焼成すると、無機顔料が相互作用を引き起こし、結晶構造が変化する等の事態が生じるためと考えられている。従って、焼成温度の異なる色材を使用する場合、複数回の焼成の工程を行う必要がある。そのため、色の再現性が劣りやすい。
上記の問題を解決する方法として、特許文献1および特許文献2に記載の技術が提案されている。特許文献1には、インクジェットにおいて、広い色範囲を表現するために、マゼンタ成分としてパープルゴールドが選択され、レッド成分としてカドミウムレッドが選択されることが提案されている。特許文献2には、無機顔料の粒子径を調整することが提案されている。特許文献3には、インクジェット用インクとして水系のインクが提案されている。
特開2004−263176号公報 特開2008−222962号公報 特開2006−002100号公報
上記従来の技術によれば、無機顔料のインクジェットプリントへの有効利用がなされていない。すなわち、特許文献1に記載の方法では、パープルゴールドが選択されている。そのため、インクコストが高い。また、赤色系インクを2つ備える5色で画像を構成する構成が採用されている。そのため、装置コストが高い。また、一般に、インク化した場合の塗布量、顔料濃度により発色性は変化する。しかしながら、特許文献2には、インクジェットにおいて画像を構成する際の条件が触れられていない。そのため、優れた色表現を達成できるか不明である。さらに、特許文献3の水系のインクは、表面張力が高い。そのため、受容側への浸透性が劣り、インク量がより少量に制限され易く、かつ、焼成後に外観が損なわれる。また、高発色を求める場合、顔料は、多く配合される必要がある。しかしながら、顔料が高配合されると、乾燥し易く、ノズル詰まりが引き起こされやすい。その結果、インクジェット吐出安定性が乏しくなり、生産性が劣る。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、無機顔料を色材とするインクジェット用インクセットであり、焼成時に変色、消色しにくく鮮明性に優れ、さらに高濃度で生産性の良好なインクジェット用インクセット、それを用いたインクジェットプリント物の製造方法およびインクジェットプリント物を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記の目的を達成するために鋭意努力した結果、黄色成分、赤色成分、青色成分、黒色成分として特定の無機顔料を選択し、インクとして使用することにより、色表現にすぐれ、焼成後の変色、消色の発生しないインクセットが得られることを突き止め本発明を完成させるに至った。また、インク顔料分、インク塗布量、インク表面張力等を調整することにより、さらに好ましいインクセットが得られることを突き止めた。
すなわち、上記課題を解決する本発明の一局面のインクジェット用インクセットは、無機顔料と溶媒とを含むインクからなり、前記無機顔料は、黄色成分と、赤色成分と、青色成分と、黒色成分とを含み、前記黄色成分は、アンチモン系顔料、バナジウム系顔料、プラセオジウム系顔料からなる群から選択される少なくとも1つであり、前記赤色成分は、スズ−クロム系顔料であり、前記青色成分は、コバルト系顔料であり、前記黒色成分は、鉄系顔料である。
[インクジェット用インクセット]
以下、本発明の一実施形態のインクジェット用インクセットについて、詳細に説明する。本実施形態のインクジェット用インクセット(以下、単にインクセットともいう)は、無機顔料と溶媒とを含むインクを含む。無機顔料は、特定の黄色成分と、赤色成分と、青色成分と、黒色成分とを含む。このような本実施形態のインクセットは、焼成時に変色、消色しにくく、鮮明性に優れ、高濃度で生産性が良好である。以下、それぞれの構成について説明する。
<無機顔料>
無機顔料は、本実施形態のインクセットにおいて使用される色材であり、金属、金属酸化物または金属塩からなる。一般に、無機顔料は、熱や光に対して安定である。一方、無機顔料は、その構造上、色表現に乏しく、酸化・還元により分解しやすい。そのため、無機顔料のインクジェットプリントは、一般に色域が狭い。しかしながら、本実施形態では、特定の顔料を選択することで発色性に優れ、溶媒を選択することで吐出安定性、基材への浸透性に優れたインクジェットプリント物が得られる。
(黄色成分)
本実施形態の無機顔料に含まれる黄色成分は、アンチモン系顔料、バナジウム系顔料、プラセオジウム系顔料からなる群から選択される少なくとも1つである。アンチモン系顔料、バナジウム系顔料、プラセオジウム系顔料は、鮮やかな黄色表現が可能であり、焼成による変色、消色が発生しにくい。これらの中でも、プラセオジウム系顔料は、アンチモン系顔料およびバナジウム系顔料よりもさらに、焼成による変色、消色が発生しにくいため好ましい。
アンチモン系顔料としては、鉛アンチモンイエロー、アンチモンチタンクロムイエロー、アンチモンチタンイエロー等が例示される。バナジウム系顔料としては、スズ−バナジウムイエロー、ジルコニウムバナジウムイエロー等が例示される。プラセオジウム系顔料としては、ジルコンプラセオジウムイエロー等が例示される。
(赤色成分)
本実施形態の無機顔料に含まれる赤色成分は、スズ−クロム系顔料である。スズ−クロム系顔料は、鮮やかな赤色表現が可能であり、焼成による変色、消色が発生しにくい。また、スズ−クロム系顔料は、ゴールドパープルと同様な色味でありながら、比較的安価である。スズ−クロム系顔料としては、クロムスズマロン等が例示される。
(青色成分)
本実施形態の無機顔料に含まれる青色成分は、コバルト系顔料である。コバルト系顔料は、鮮やかな青色表現が可能であり、焼成による変色、消色が発生しにくい。コバルト系顔料としては、紺青、コバルトブルー、コバルトアルミニウムブルー、コバルトアルミクロムブルー等が例示される。
(黒色成分)
本実施形態の無機顔料に含まれる黒色成分は、鉄系顔料である。鉄系顔料は、鮮やかな黒色表現が可能であり、焼成による変色、消色が発生しにくい。鉄系顔料としては、酸化鉄等の酸化鉄系顔料、マンガンフェライトブラック、マンガンフェライト銅ブラック等のマンガンフェライト系顔料、コバルトフェライトブラック、コバルトクロムフェライトブラック等のコバルトフェライト系顔料等が例示される。これらの中でも、黒色度が高い点から、コバルトフェライト系顔料がより好ましい。
本実施形態のインクセットは、混色の場合であっても、変色、消色が発生しにくく、優れた色表現が可能である。
無機顔料の濃度は、インクに対して20重量%以上であることが好ましく、25重量%以上であることがより好ましい。また、無機顔料の濃度は、インクに対して50重量%以下であることが好ましく、45重量%以下であることがより好ましい。無機顔料の濃度が20重量%未満の場合、インクの打ち込み量を増やして濃度を増やす必要がある。この場合、無機質基材のインク受容能力によってはインクが溢れる可能性がある。一方、無機顔料の濃度が50重量%を超える場合、インクの安定性が低下する傾向がある。
<溶媒>
溶媒は、無機顔料を均一に分散するための液体成分である。溶媒としては、無機顔料を均一に分散することのできる溶媒であれば特に限定されない。中でも、インクが乾燥しにくく、インクの吐出安定性が優れる点から、有機溶剤が好ましい。また、有機溶剤を含むインクは、表面張力が低く、無機質基材への浸透性が優れる。なお、溶媒が水である場合、高濃度の顔料インクを調製しにくい。また、溶媒が水である場合、記録ヘッドの乾燥によって吐出不良が起こりやすい。
有機溶剤としては、グリコールエーテル類や環境を配慮した第4類第3石油類、第4類第4石油類等が好ましい。グリコールエーテル類としては、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルグリコール、ジエチレングルコールジブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル等が好ましい。
本実施形態のインクセットは、記録ヘッドに適した粘度に調整できる観点から、インク中に合成樹脂が含まれてもよい。合成樹脂は、有機溶剤に対して0.01重量%以上となるよう含まれていることが好ましく、1重量%以上となるよう含まれていることがより好ましい。また、合成樹脂は、有機溶剤に対して50重量%以下となるよう含まれていることが好ましく、20重量%以下となるよう含まれていることがより好ましい。合成樹脂の含有量が0.01重量%未満の場合、粘度調整の効果は、少ない。一方、合成樹脂の含有量が50重量%を超える場合、記録ヘッドの吐出不良が発生したり、焼成後灰分が残り易い。
合成樹脂は、有機溶剤に可溶であり、焼成後に灰分が残り難いことが好ましい。このような合成樹脂としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等が例示される。中でも、コスト面の観点から、アクリル系樹脂が好ましい。
本実施形態のインクセットのインクの表面張力は、20mN/m以上であることが好ましく、22mN/m以上であることがより好ましい。また、インクの表面張力は、30mN/m以下であることが好ましく、27mN/m以下であることがより好ましい。インクの表面張力が20mN/m未満の場合、インクは、記録ヘッド表面より溢れ易くなり、連続吐出性が劣る可能性がある。一方、インクの表面張力が30mN/mを超える場合、インクが基材へ浸透し難くなり、インク量を多く付与できないため、発色性に劣ったり、焼成後の外観が劣る可能性がある。
本実施形態のインクセットのインクは、接着性を持たせる観点からガラスフリットが添加されてもよい。
ガラスフリットは、二酸化珪素を主成分とし、使用目的に応じて補助剤を添加して使用される。補助剤としては、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酸化鉛、酸化ビスマス、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、ホウ酸、酸化ジルコニウム、酸化チタン、天然物の長石、珪石、硼砂、カオリン等が例示される。これらの補助剤は、単独で用いられてもよく、混合された状態で用いられてもよい。
なお、ガラスフリットは、無機顔料と混合される場合のほか、無機顔料を合成する段階で無機顔料に添加して使用されてもよい。以下の説明において、合成段階でガラスフリットが添加された無機顔料は、上絵の具とも称される。
インク中へ、無機顔料、無機顔料およびガラスフリット、上絵の具を、媒体へ分散させる場合、分散剤として様々な界面活性剤が単独または混合した状態で使用されてもよい。
このような界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が例示される。アニオン性界面活性剤としては、脂肪酸せっけん、アルキルコハク酸ナトリウム塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム塩、アルキル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム塩、ジアルキルスルホサクシネートナトリウム塩、アルキルリン酸ナトリウム、スチレン無水マレイン酸共重合物、オレフィン無水マレイン酸共重合物、ポリアクリルアミド部分加水分解物、アクリルアミドアクリル酸塩共重合物、アルギン酸ソーダ等が例示される。カチオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等が例示される。ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル等が例示される。両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アミドベタイン等が例示される。アニオン性界面活性剤は、ナトリウム塩だけでなく任意の金属塩やアンモニウム塩等が使用されてもよい。
本実施形態のインクセットのインクは、必要に応じて、表面張力調整剤、粘度調整剤、比抵抗調整剤、熱安定剤、酸化防止剤、還元防止剤、防腐剤、pH調整剤、消泡剤、湿潤剤等の添加剤が加えられてもよい。
無機顔料を含むインクは、上記材料を混合し、更にその混合物をロールミル、ボールミル、コロイドミル、ジェットミル、ビーズミル、サンドミル等の分散機を使って分散させ、その後濾過を行うことで得ることができる。
[インクジェットプリント物の製造方法]
次に、本発明の一実施形態のインクジェットプリント物の製造方法について、詳細に説明する。本実施形態のインクジェットプリント物の製造方法は、上記したインクセットのインクを用いて無機質基材にインクをインクジェットプリントした後、焼成する方法である。本実施形態のインクジェットプリント物の製造方法によれば、インクジェットプリント物が製造される。
インクジェット記録方式は、特に限定されない。一例を挙げると、インクジェット記録方式は、荷電変調方式、マイクロドット方式、帯電噴射制御方式、インクミスト方式等の連続方式、ピエゾ方式、パルスジェット方式、バブルジェット(登録商標)方式、静電吸引方式等のオン・デマンド方式等である。また、インクジェット記録方式は、記録ヘッドを固定して記録媒体に噴射させるタイプのライン型、記録ヘッドを記録媒体に対して相対的に動かすタイプのシリアル型のどちらのタイプに採用されてもよい。
本実施形態のインクジェットプリント方法において、インクは、無機質基材に対して0.01g/m2以上となるようプリントされることが好ましく、0.1g/m2以上となるようプリントされることがより好ましい。また、インクは、200g/m2以下となるようプリントされることが好ましく、50g/m2以下となるようプリントされることがより好ましい。インクは、プリントされる量が0.01g/m2未満の場合、画像が表現されにくい傾向がある。一方、インクは、プリントされる量が200g/m2を超える場合、無機質基材のインク受容能力によってはインクが溢れる可能性がある。
本実施形態に用いられる無機質基材は、特に限定されない。一例を挙げると、無機質基材は、ガラス、陶磁器、琺瑯、タイル等のセラミック材料や金属等の無機材料である。
また、必要であれば、無機質基材上に、吸液性のある材料が、インク受容層として設けられてもよい。吸液性のある材料を設けることにより、吐出されたインクは、無機質基材上に着弾した後に、滲みが抑えられやすい。
吸液性のある材料としては、ガラスフリットが好ましい。ガラスフリットからなるインク受容層が無機質基材上に設けられることにより、プリント後および焼成後の画像は、滲みが起こりにくい。また、未焼成ガラスフリットからなるインク受容層が無機質基材上に設けられることにより、無機顔料およびインク中のガラスフリットと、インク受容層中のガラスフリットとが溶融混和され、接着性に優れたガラス被膜が形成され得る。
インク受容層に使用されるガラスフリットは、前述したインクに添加され得るガラスフリットと同じであるか、または異なっていてもよい。ガラスフリットの種類が異なる場合、それぞれのガラスフリットは、軟化点や膨張率が近いものが好ましい。軟化点や膨張率が近い場合、接着性不良等が防がれやすい。
ガラスフリットの乾燥付与量は、50〜500g/m2であることが好ましい。ガラスフリットの乾燥付与量が50g/m2未満の場合、インクの滲みが充分に抑えられない傾向がある。一方、ガラスフリットの乾燥付与量が500g/m2を超える場合、焼成後に形成されるガラスフリット層が膜厚になり過ぎて、クラック等が生じる傾向がある。
インク受容層として使用されるガラスフリットは、その成分中に2〜10重量%程度のカドミウムを含有していることが好ましい。カドミウムが2〜10重量%程度含まれるガラスフリットが使用される場合、焼成後の無機顔料の発色性が著しく向上する。
なお、本実施形態のガラスフリットからなるインク受容層は、必要に応じて接着剤が添加されてもよい。接着剤が添加されることにより、インク受容層を付与する際の作業性が高められやすい。接着剤としては、澱粉、天然ガム、植物性蛋白、海藻、カゼイン、ゼラチン等の天然高分子、エーテル型セルロース、エステル型セルロース、エーテル型澱粉、エステル型澱粉、加工天然ガム等の半合成高分子、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラート樹脂、ポリビニルアクリレート樹脂、ポリビニルメチル樹脂、架橋型ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリルアミド、メタクリル酸ソーダ、ポリブタジエン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ乳酸等の合成高分子が例示される。
また、本実施形態のガラスフリットからなるインク受容層は、必要に応じて分散剤、酸化防止剤、還元防止剤、pH調整剤等の添加剤が添加されてもよい。
インクジェットプリント方法の説明に戻り、本実施形態のインクジェットプリント方法は、1回で全ての無機顔料が焼成されるのが好ましい。焼成が複数回行われる場合、コスト面の問題や、色のバラツキが生じる傾向がある。
焼成温度および焼成時間としては、一般的には、陶磁器の場合、一度本焼焼成した素地に、低温度で焼成して色・文様をつける方法(上絵の具方法)では700〜850℃で60〜360分、イングレーズでは1100〜1300℃で30〜60分、ガラスの場合、500〜650℃で30〜60分、また琺瑯の場合、750〜850℃に予め加熱された焼成炉に1〜2分である。これら焼成温度や焼成時間は、使用される基材の熱による変形や炉の種類等を考慮し、適宜設定される。
インクジェットプリンタ方法において使用されるガラスフリット(基材フリット)は、一般的な陶磁器に用いられるガラスフリットと同様に、適正な熱膨張率および軟化点を持った物質が選定される。無機質基材とガラスフリットとの熱膨張率および軟化点が著しく異なる場合、ガラスフリットは、無機質基材との接着性が充分でなく、接着不良やクラックを生じる場合がある。
例えば、無機質基材が600℃付近に軟化点を有するガラスである場合、ガラスフリットは、軟化点が600℃付近またはそれ以下のものが選定されることが好ましく、無機質基材が800℃付近に軟化点を有するタイルや陶器類である場合、ガラスフリットは、軟化点が800℃付近またはそれ以下のものが選定されることが好ましい。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本発明は、上記実施形態に限定されない。なお、上記した実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。
本発明の一局面のインクジェット用インクセットは、無機顔料と溶媒とを含むインクを含み、前記無機顔料は、黄色成分と、赤色成分と、青色成分と、黒色成分とを含み、前記黄色成分は、アンチモン系顔料、バナジウム系顔料、プラセオジウム系顔料のいずれかであり、前記赤色成分は、スズ−クロム系顔料であり、前記青色成分は、コバルト系顔料であり、前記黒色成分は、鉄系顔料である。
上記構成において、前記黄色成分は、アンチモン系顔料であることが好ましい。
上記構成において、前記黄色成分は、プラセオジウム系顔料であることが好ましい。
上記構成において、前記鉄系顔料は、コバルトフェライト系顔料であることが好ましい。
上記構成において、前記無機顔料は、前記インクに対して20〜50重量%含まれていることが好ましい。
上記構成において、前記溶媒は、有機溶剤であることが好ましい。
上記構成において、前記有機溶剤は、有機溶剤中0.01〜50重量%の合成樹脂を含むことが好ましい。
上記構成において、前記インクの表面張力は、20〜30mN/mであることが好ましい。
上記構成において、前記インクの表面張力は、22〜27mN/mであることが好ましい。
また、上記課題を解決する本発明の他の一局面のインクジェットプリント物の製造方法は、上記インクジェット用インクセットを用いてインクジェット方式にて無機質基材上に画像を形成した後、焼成する、インクジェットプリント物の製造方法である。
上記構成において、インクジェット用インクセットのインクは、0.01〜200g/m2の範囲で無機質基材上に付与されることが好ましい。
また、上記課題を解決する本発明の他の一局面のインクジェットプリント物は、上記インクジェットプリント物の製造方法により製造されるインクジェットプリント物である。
次に、本発明について実施例をあげて説明する。本発明は、必ずしもこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
インクを製作するための材料を下記の処方で配合し、ボールミル分散機を用いて分散した。その後、濾過によって不純物を除去し、均一な無機顔料インクを作成した。
<インク処方>
無機顔料 40重量%
分散剤:ソルスパース36000(日本ルーブリゾール(株)製)
20重量%
有機溶剤:DEDG(日本乳化剤(株)製) 30重量%
合成樹脂:MB−2677(三菱レイヨン(株)製)
10重量%
合計 100重量%
インクの物性は下記となるように調整した。
<インク物性>
粘度:11mPa・s
表面張力:25mN/m
無機顔料は以下のものを使用した。
<無機顔料>
黄色成分:YELLOW3−1 イザワピグメンツ社製(アンチモン系)
赤色成分:86T913 イザワピグメンツ社製(スズ−クロム系)
青色成分:CYAN8−4F イザワピグメンツ社製(コバルト系)
黒色成分:BLACK7−1 イザワピグメンツ社製(鉄系)
以下の手順でタイル(陶器質:施釉)に対してインク受容層の形成を行った。
ガラスフリットをボールミルで乾式分散を行った。次いで、ポリビニルアルコールおよび純水を加え、乳鉢で混練し、スクリーンを用いてタイルにコーティングした後、110℃で10分間乾燥し基材にインク受容層を形成した。
<インク受容層の処方>
ガラスフリット32117
(カドミウム入りガラスフラックス、イザワピグメンツ社製) 65重量%
ポリビニルアルコール(接着剤:PVA−110、クラレ社製) 5重量%
純水 残り
合計 100重量%
このインク受容層が施されたタイルに対して上記インクを使用し、インクジェットプリンタを用い下記の加飾条件にて記録を行った。
<インクジェット加飾条件>
ノズル径 70μm
電圧 50V
パルス幅 15μm
駆動周波数 2kHz
インク量 200g/m2
図柄 各単色、各混色(2次色、3次色、4次色)をベタ柄で表現した。
記録後は陶芸用電気炉を使用し、以下の条件で焼成を行い、目的とする着色物を得た。
<焼成条件>
温度 1150℃
時間 45分間
以下の方法で、得られた着色物の評価を行った。
<評価内容>
(インク溢れ)
○ インクの溢れが発生していなかった。
× インクの溢れが発生した。
(発色性)
○ 目視判定にて鮮明性が豊かで色表現ができていた。
× 目視判定にて鮮明性が乏しく画像が白けていた。
(吐出性)
○ 30分間連続吐出においてノズル詰まりが無かった、または、ヘッド表面からのインク溢れがなかった。
× 30分間連続吐出においてノズル詰まりが有った、または、ヘッド表面からのインク溢れが有った。
(焼成後外観)
○ 目視判定にて光沢感が得られた。
× 目視判定にて光沢感が損なわれていた。
[実施例2]
使用する黄色成分をプラセオジウム系に変更する以外は実施例1と同様にしてインクジェットプリント物を作成し、評価を行った。
黄色成分:86T3001 イザワピグメンツ社製(プラセオジウム系)
[比較例1]
使用する赤色成分を酸化鉄系に変更する以外は実施例1と同様にしてインクジェットプリント物を作成し、評価を行った。
赤色成分:Brown4130 アサヒ化成工業(株)製(酸化鉄系)
[比較例2]
使用する黄色成分を酸化鉄系に変更する以外は実施例1と同様にしてインクジェットプリント物を作成し、評価を行った。
黄色成分:Brown4110 アサヒ化成工業(株)製(酸化鉄系)
実施例1〜2および比較例1〜2について、評価結果を以下に示す。
Figure 0006613139
表1に示されるように、黄色成分がアンチモン系顔料、バナジウム系顔料、プラセオジウム系顔料のいずれかであり、赤色成分がスズ−クロム系顔料であり、青色成分がコバルト系顔料であり、黒色成分が鉄系顔料である実施例1および実施例2のインクセットを用いた場合、インク溢れ、発色性、吐出性および焼成後の外観のいずれも良好であった。一方、赤色成分として酸化鉄系顔料を含む比較例1のインクセットを用いた場合、発色性の結果が悪くなった。また、黄色成分として酸化鉄系顔料を含む比較例2のインクセットを用いた場合、発色性の結果が悪くなった。

Claims (8)

  1. 無機顔料と溶媒とを含むインクからなり、
    前記無機顔料は、黄色成分と、赤色成分と、青色成分と、黒色成分とを含み、
    前記黄色成分は、ジルコンプラセオジウムイエローを含み、
    前記赤色成分は、クロムスズマロンを含み、
    前記青色成分は、コバルトアルミクロムブルーを含み、
    前記黒色成分は、コバルトフェライトブラックを含み、
    前記無機顔料は、前記インクに対して20〜50重量%含まれており、
    前記溶媒は、有機溶剤であり、かつ、水を含んでおらず、
    前記黄色成分は黄色インクに含まれ、前記赤色成分は赤色インクに含まれ、前記青色成分は青色インクに含まれ、前記黒色成分は黒色インクに含まれる、インクジェット用インクセット。
  2. 前記有機溶剤は、有機溶剤中0.01〜50重量%の合成樹脂を含む、請求項1記載のインクジェット用インクセット。
  3. 前記インクの表面張力は、20〜30mN/mである、請求項1または2記載のインクジェット用インクセット。
  4. 前記インクの表面張力は、22〜27mN/mである、請求項1または2記載のインクジェット用インクセット。
  5. 無機顔料と溶媒とを含むインクからなり、
    前記無機顔料は、黄色成分と、赤色成分と、青色成分と、黒色成分とを含み、
    前記黄色成分は、ジルコンプラセオジウムイエローを含み、
    前記赤色成分は、クロムスズマロンを含み、
    前記青色成分は、コバルトアルミクロムブルーを含み、
    前記黒色成分は、コバルトフェライトブラックを含む、インクジェット用インクセット。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセットを用いてインクジェット方式にて無機質基材上に画像を形成した後、焼成する、インクジェットプリント物の製造方法。
  7. インクジェット用インクセットのインクは、0.01〜200g/m2の範囲で無機質基材上に付与される、請求項記載のインクジェットプリント物の製造方法。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット用インクセットのインクが付与されたインクジェットプリント物。
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