JP6613097B2 - 塩味増強剤及びこれを含有した食品 - Google Patents
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好ましくは、前記ステロールまたはステロール脂肪酸エステルが、β−シトステロール、コレステロールまたはβ−シトステロール脂肪酸エステルである。
動物エキス及び/又は植物エキスにエタノールを加え、攪拌する。これに塩酸(5mol/l)を加え、80℃で30分間、酸分解を行なう。これに水酸化カリウムのエタノール溶液(1 mol/l)を加えてけん化した後、水とジエチルエーテルを加えて不けん化物の抽出を行なう。エーテル層を分離し、水洗、脱水ろ過を行なった後、カラムクロマトグラフィーによる精製処理を行なう。水洗、脱水ろ過を行なったエーテル層をシリカカートリッジカラムに通し、ジエチルエーテルおよびヘキサンの混液(15:85)でカラムを洗浄した後、ジエチルエーテルおよびヘキサン混液(35:65)で溶出させる。これに内部標準物質(5α−コレスタン)を添加した後、溶媒を留去する。これをヘキサンに溶解させた後、ガスクロマトグラフ法(水素炎イオン検出器)によりステロール量を測定する。7種類のステロール総量を総ステロール量とする。7種類のステロールはコレステロール、カンペステロール、7−エルゴステノール、β−シトステロール、イソフコステロール、7−スチグマステノール、アベナステロールである。これら7種類のステロールはいずれも、前記一般式(1)で表されるものである。
本発明の動物エキス及び/又は植物エキスにおけるフラン類量は、ガスクロマトグラフにおけるフルフラール、2−アセチルフラン、5−メチルフルフラールおよびフルフリルアルコールのピーク面積の合計が、動物エキス及び/又は植物エキス中にデカンを1ppm添加混合したときのデカンのピーク面積に対して2.0倍以上であると好ましい。フルフリルアルコール、5−メチルフルフラール、2−アセチルフラン、フルフラールは、いずれも加熱条件下で糖とアミノ酸がメイラード反応を起こすことによって生成する物質であり、これらの成分が塩味増強効果に寄与していると推定される。
含硫化合物類量は、塩味増強効果が強くなることから、主な含硫化合物類として、アリルメチルジスルフィド、ジメチルトリスルフィドおよびジメチルジスルフィドのピーク面積の合計が、動物エキス及び/又は植物エキス中にデカンを1ppm添加混合したときのデカンのピーク面積に対して2.76倍以上が好ましく、より好ましくは2.91倍以上である。
<指標香気成分>
1)フラン類:
フルフラール、
2−アセチルフラン、
5−メチルフルフラール、
フルフリルアルコール
2)含硫化合物類:
アリルメチルジスルフィド、
ジメチルトリスルフィド、
ジメチルジスルフィド
<GC/MS測定方法>
ガスクロマトグラフ装置:Agilent Technologies社製 6890N
分析手法:昇温分析法
カラム:HP−INNOWAX
カラムサイズ:60m×0.25mm
キャリアーガス:ヘリウム
検出器(MS): Agilent Technologies社製 5973inert
ガスクロマトグラフ条件:
イニシャル温度:40℃
イニシャル温度保持時間:2分間
昇温スピード:100℃まで毎分3℃、その後240℃まで毎分5℃
最終温度:240℃
最終温度保持時間:30分間
キャリアーガス:ヘリウム 206kPa
キャリアーガス流量:2.1ml/min
MS(検出器条件):イオン源温度 230℃、四重極温度 150℃
インジェクション条件:
インジェクション装置:GERSTEL社製 「TDS」
Cold trap material:シリカキャピラリー
Sample Tube Material:Tenax TA
TDS条件:
イニシャル温度:20℃
イニシャル温度保持時間:1分間
昇温スピード:毎分60℃
最終温度240℃
最終温度保持時間:5分間
CIS条件:
イニシャル温度:−100℃
インシャル温度保持時間:0.2分
昇温スピード:毎秒12℃
最終温度:240℃
最終温度保持時間:10分間
Tenax TAチューブへのヘッドスペースガス吸着条件
トラップ管:Tenax TA (GERSTEL社製)
サンプル品温:40℃
内部標準物質:デカン1ppm(和光純薬工業株式会社製、「040−21602」)
キャリアーガス:窒素
キャリアーガス流量:100ml/min
吸着時間:20分
水抜きガス:窒素
水抜きガス流量:150ml/minで5分間、その後100ml/minで10分間
サンプル(動物エキス及び/又は植物エキス)25gに蒸留水25gを加え、さらにデカンの濃度が1ppmになるように添加し、よく攪拌したものをフラスコに投入して、上述の吸着条件に基づきトラップ管に前記サンプルのヘッドスペースガスの吸着を行う。ヘッドスペースガスを吸着したトラップ管を、インジェクション装置(GERSTEL社製、「TDS」)にセットし、上述のガスクロマトグラフ分析条件に基づきガスクロマトグラフ分析を行う。
デカン濃度を1ppmにするために、エタノール100mlにデカンを137μl添加した溶液を、サンプル25gに対して25μl添加してよく攪拌する。
(1)対照区(先味のインパクトと後味の持続性の基準となる通常配合のラーメンスープ)
表1の配合に従い、対照区のラーメンスープを作製した。即ち、水を除く全ての原材料を容器に計り取り、そこに沸騰したお湯を投入して撹拌し、対照区のラーメンスープを得た。
2)アリアケジャパン(株)製「ガラスープ」
3)公益財団法人塩事業センター製「精製塩」
4)アリアケジャパン(株)製「チキンオイルFR−4000」
5)味の素(株)製「味の素RC」
6)MCフードスペシャリティーズ(株)製「リボタイド」
7)東洋精糖(株)製「上白糖」
8)(株)カネカサンスパイス製「白コショウ末S60K」
9)(株)カネカサンスパイス製「ローストオニオンパウダーNo.1」
10)(株)カネカサンスパイス製「ガーリックパンチパウダーSP」
11)焼津水産化学工業(株)製「チキンパウダーM」
12)(株)カネカサンスパイス製「メンマパウダーA」
13)(株)日本触媒製「コハク酸二ナトリウム」
14)三栄源エフ・エフ・アイ(株)製「サンエース」
15)扶桑化学工業(株)製「無水クエン酸」
16)MCフードスペシャリティーズ(株)製「シルビン」(水分0.3重量%)
17)コービオンジャパン(株)製「ピューラサルHiPure Plus」(水分22重量%)
表1の配合に従い、後述する各実施例又は比較例の塩味増強剤を添加し、添加水で全体量を調整した以外は、対照区と同様にして各試験区のラーメンスープを作製した。
表1の配合に従い、塩化カリウム及び乳酸カリウムを添加し、添加水で全体量を調整した以外は、対照区と同様にして参考区1のラーメンスープを作製した。
表1の配合に従い、塩化カリウム及び乳酸カリウムの添加比率はそのままで、添加量を増量し、添加水で全体量を調整した以外は、参考区1と同様にして参考区2のラーメンスープを作製した。
ラーメンスープを60℃に調整して、熟練した10名のパネラーに食べて評価してもらい、それらの平均点を評価値とした。その際の評価基準は、以下の通りである。なお、先味のインパクトとは、ラーメンスープを口に入れた瞬間に感じる味の強さを意味し、後味の持続性とは、ラーメンスープを口に入れてから比較的時間が経過した時に残る味の持続性を意味する。
5点:対照区に比べて先味のインパクトが強く、大変好ましい。
5点:対照区に比べて後味の持続性が強く、大変好ましい。
5点:エグ味が感じられず、大変好ましい。
ラーメンスープの官能評価(先味のインパクト、後味の持続性、エグ味のなさ)の各評価結果を基に、総合評価を行った。その際の評価基準は以下の通りである。
(1)タマネギエキスの製造
タマネギ3000kgを、外皮を除去して水洗いし、食品粉砕機(アーシェル・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド製、「コミトロール(登録商標)プロセッサ」)を用いて3mm程度の大きさに粉砕した。その後、スクリュープレス機で圧搾し、約2000kgのタマネギ搾汁液を得た。
(2)タマネギエキス混合液の製造
(1)で得られたタマネギエキス75.0重量部、上白糖17.5重量部、水7.5重量部を混ぜ合わせ、タマネギエキス混合液を作製した。なお、このタマネギエキス混合液に含まれる140メッシュを通過する植物組織微粉砕物は乾燥物換算で1.0%であった。
(3)植物エキス1の製造
図1で例示される加熱装置を用いて、前記タマネギエキス混合液の加熱処理を行った。加熱装置10は床面に対してほぼ垂直に設置し、約10mmの間隙をもって設置された内筒12と外筒13の回転差を毎分400回、外筒13の内壁面13aの温度を177℃の条件に設定した。また、タマネギエキス混合液20kgを蒸気ジャケット付きタンクに投入し、品温60℃まで攪拌しながら予備加熱を行った。このタマネギエキス混合液を、ポンプにより毎時60Lの流量で定量的に加熱装置10に供給し、品温160℃に加熱後、あらかじめ加熱装置10に接続した容積1.5Lの配管を通過させた後、プレート式熱交換器(株式会社イズミフードマシナリ製、NS08LSR−005−6−W)で品温70℃に冷却し、植物エキス1を6kg得た。得られた植物エキス1中の固形分は70.0重量%であった。なお、加熱装置10に接続した容積1.5Lの配管は160℃のオイルバスにつけて品温低下を防いだ。また、加熱時の内圧については、プレート式熱交換器の直後に背圧弁を接続し、0.7MPaの条件で実施した。
表2に示す配合に従い、原材料を混合・溶解して、塩味増強剤を得た。
19)富士食品工業(株)製「ウェルネックスYN−1」(タンパク質加水分解物80重量%、水分3.6重量%)
20)(株)カネカサンスパイス製「オールスパイス」(水分8.8重量%)
21)(株)カネカサンスパイス製「メース」(水分13.0重量%)
22)(株)カネカサンスパイス製「コリアンダー」(水分8.5重量%)
(実施例2,3、比較例1〜3)塩味増強剤の作製
表2に示す配合に従い、植物エキス1の添加量を変え、添加水で全体量を調整した以外は、実施例1と同様にして塩味増強剤を得た。
表3に示す配合に従い、酵母エキスの添加量を変え、添加水で全体量を調整した以外は、実施例1と同様にして塩味増強剤を得た。
表4に示す配合に従い、塩化カリウムと乳酸カリウムの比率はそのままで、合計の添加量を変え、添加水で全体量を調整した以外は、実施例1と同様にして塩味増強剤を得た。
表5に示す配合に従い、オールスパイス、メース、コリアンダーの比率を同じにし、合計の添加量を変え、添加水で全体量を調整した以外は、実施例1と同様にして塩味増強剤を得た。
表6に示す配合に従い、添加量は同じで、スパイスの種類を変えた以外は、実施例1と同様にして塩味増強剤を得た。
24)(株)カネカサンスパイス製「カルダモン」(水分11.0重量%)
25)(株)カネカサンスパイス製「シナモン」(水分3.3重量%)
26)(株)カネカサンスパイス製「タイム」(水分4.4重量%)
27)(株)カネカサンスパイス製「フェンネル」(水分10.5重量%)
実施例12〜20で得られた塩味増強剤を使用したラーメンスープの評価結果を表6に示した。
11 加熱容器
12 内筒
13 外筒
14 間隙
Claims (5)
- 下記一般式(1)で示すステロール又はステロール脂肪酸エステルと、メイラード反応生成物及び含硫化合物類を含むタマネギエキス(A)、酵母エキスであるタンパク質加水分解物(B)、カリウム塩(C)及びオールスパイス、メース、コリアンダー、セロリシード、カルダモン、シナモン、タイム及びフェンネルからなる群から選ばれる少なくとも1種のスパイス(D)を含有し、且つ成分(A)/(B)/(C)/(D)の乾燥重量比率が、これら四成分の合計乾燥重量100に対し(9〜55)/(5〜54)/(33〜83)/(0.3〜20)である塩味増強剤。
- 前記ステロールまたはステロール脂肪酸エステルが、β−シトステロール、コレステロールまたはβ−シトステロール脂肪酸エステルである請求項1記載の塩味増強剤。
- 前記メイラード反応生成物として、フラン類、アルデヒド類およびピラジン類の少なくとも1つを含有する請求項1又は2に記載の塩味増強剤。
- 前記含硫化合物類として、チオフェン類およびスルフィド類の少なくとも1つを含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の塩味増強剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の塩味増強剤を食品に添加するか、又は、当該塩味増強剤を調味料もしくは香味料に添加した塩味増強調味料もしくは塩味増強香味料を食品に添加することを特徴とする、食品の製造方法。
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