JP6612513B2 - 灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造及びそのメンテナンス方法 - Google Patents
灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造及びそのメンテナンス方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6612513B2 JP6612513B2 JP2015073195A JP2015073195A JP6612513B2 JP 6612513 B2 JP6612513 B2 JP 6612513B2 JP 2015073195 A JP2015073195 A JP 2015073195A JP 2015073195 A JP2015073195 A JP 2015073195A JP 6612513 B2 JP6612513 B2 JP 6612513B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- shaft
- lid
- cylindrical portion
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
前記スクリュー軸の軸端部が挿通される第一の蓋体の円筒部と、該第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ハウジングの端部に締結されるとともに、径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出した第一の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲んで前記ハウジングの端部を封じる第一の蓋体、
及び、前記第一の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第一の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分との隙間を封じる第一のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第一の押圧部材の円筒部と、該第一の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第一の押圧部材のフランジとを備え、前記第一の蓋体の前記軸端部側フランジに対して立設し且つ前記第一の押圧部材のフランジを貫通して軸方向に延設する複数の第一の押圧ボルトにより摺動可能に連結され、前記第一の蓋体に対して前記第一のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第一の押圧部材の円筒部によりハウジングの端部側に押圧するよう構成される第一の押圧部材とを備え、前記ハウジングからの灰の漏出を制限する第一の軸封装置と、
前記第一の押圧部材の外周をすっぽり収容する空間を形成するケース部材の円筒部と、前記第一の蓋体の前記軸端部側のフランジと締結する前記ケース部材の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記ケース部材の前記軸端部側のフランジとを備えたケース部材、
及び、前記軸端部が挿通される第二の蓋体の円筒部と、該第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ケース部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側のフランジに締結される第二の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲むように前記ケース部材の前記軸端部側を覆って前記空間の前記軸端部側の壁をなす第二の蓋体、
及び、前記第二の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第二の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の隙間を封じる第二のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第二の押圧部材の円筒部と、該第二の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第二の押圧部材のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分に対して摺動可能に連結され、前記第二の蓋体に対して前記第二のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第二の押圧部材の円筒部により前記ハウジングの端部側に押圧するよう構成される第二の押圧部材とを備え、前記空間からのガスの漏出を制限する第二の軸封装置と、
前記空間に対してガス管を介してガスを供給し、前記空間内の圧力を前記ハウジング内の圧力より高圧にすることで前記ハウジングから灰の漏出を防止するよう構成された高圧ガス供給装置と
を備え、
前記第二の蓋体の前記軸端部側のフランジに、前記空間の内外を連通する作業穴を開閉可能に備え、前記空間に対し、前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧部材の前記第一の蓋体に対する位置を外部から工具で調整し得るよう構成され、
前記作業穴は、前記第一の押圧ボルトと同軸に形成され、前記作業穴を介して外部から工具を差し込んで第一の押圧ボルトを締め込むことができるよう構成されていること
を特徴とする灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造にかかるものである。
前記スクリュー軸の軸端部が挿通される第一の蓋体の円筒部と、該第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ハウジングの端部に締結されるとともに、径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出した第一の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲んで前記ハウジングの端部を封じる第一の蓋体、
及び、前記第一の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第一の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分との隙間を封じる第一のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第一の押圧部材の円筒部と、該第一の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第一の押圧部材のフランジとを備え、前記第一の蓋体の前記軸端部側フランジに対して立設し且つ前記第一の押圧部材のフランジを貫通して軸方向に延設する複数の第一の押圧ボルトにより摺動可能に連結され、前記第一の蓋体に対して前記第一のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第一の押圧部材の円筒部によりハウジングの端部側に押圧するよう構成される第一の押圧部材とを備え、前記ハウジングからの灰の漏出を制限する第一の軸封装置と、
前記第一の押圧部材の外周をすっぽり収容する空間を形成するケース部材の円筒部と、前記第一の蓋体の前記軸端部側のフランジと締結する前記ケース部材の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記ケース部材の前記軸端部側のフランジとを備えたケース部材、
及び、前記軸端部が挿通される第二の蓋体の円筒部と、該第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ケース部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側のフランジに締結される第二の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲むように前記ケース部材の前記軸端部側を覆って前記空間の前記軸端部側の壁をなす第二の蓋体、
及び、前記第二の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第二の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の隙間を封じる第二のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第二の押圧部材の円筒部と、該第二の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第二の押圧部材のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分に対して摺動可能に連結され、前記第二の蓋体に対して前記第二のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第二の押圧部材の円筒部により前記ハウジングの端部側に押圧するよう構成される第二の押圧部材とを備え、前記空間からのガスの漏出を制限する第二の軸封装置と、
前記空間に対してガス管を介してガスを供給し、前記空間内の圧力を前記ハウジング内の圧力より高圧にすることで前記ハウジングから灰の漏出を防止するよう構成した高圧ガス供給装置と
を備えた灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造に対し、
前記空間内の圧力を前記ガス管に備えた圧力計により監視するとともに、
前記第二の蓋体の前記軸端部側のフランジに、前記空間の内外を連通する作業穴を開閉可能に備え、前記空間に対し、前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧部材の前記第一の蓋体に対する位置を外部から工具で調整し得るよう構成し、
前記作業穴は、前記第一の押圧ボルトと同軸に形成され、前記作業穴を介して外部から工具を差し込んで第一の押圧ボルトを締め込むことにより前記第一のグランドパッキンを軸方向に押圧し得るよう構成し、
前記第一のグランドパッキンのシール性能の低下が、ガス供給にもかかわらず前記空間の圧力が所定圧よりも低下することで確認された場合に、前記空間内の圧力を大気圧に下げたうえで前記空間に対して前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧ボルトの増し締めを実施すること
を特徴とする灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造のメンテナンス方法にかかるものである。
4 ハウジング
4a 端部
5 スクリュー羽根
6 スクリュー軸
6a 軸端部
8 第一の軸封装置
9 蓋体(第一の蓋体)
10 第一のグランドパッキン
11 押圧部材(第一の押圧部材)
13 押圧ボルト(第一の押圧ボルト)
16 第二の軸封装置
17e 覗き窓
18d 作業穴
19 第二のグランドパッキン
24 ガス管
25 高圧ガス供給装置
29 圧力計
S 空間
Claims (5)
- 加圧された排気ガスから灰分離装置によって分離した灰が投入されるハウジング内に、外周面にスクリュー羽根を配したスクリュー軸を収容し、前記スクリュー軸を回転させることで灰を搬送するスクリューコンベヤの軸封構造であって、
前記スクリュー軸の軸端部が挿通される第一の蓋体の円筒部と、該第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ハウジングの端部に締結されるとともに、径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出した第一の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲んで前記ハウジングの端部を封じる第一の蓋体、
及び、前記第一の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第一の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分との隙間を封じる第一のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第一の押圧部材の円筒部と、該第一の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第一の押圧部材のフランジとを備え、前記第一の蓋体の前記軸端部側フランジに対して立設し且つ前記第一の押圧部材のフランジを貫通して軸方向に延設する複数の第一の押圧ボルトにより摺動可能に連結され、前記第一の蓋体に対して前記第一のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第一の押圧部材の円筒部によりハウジングの端部側に押圧するよう構成される第一の押圧部材とを備え、前記ハウジングからの灰の漏出を制限する第一の軸封装置と、
前記第一の押圧部材の外周をすっぽり収容する空間を形成するケース部材の円筒部と、前記第一の蓋体の前記軸端部側のフランジと締結する前記ケース部材の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記ケース部材の前記軸端部側のフランジとを備えたケース部材、
及び、前記軸端部が挿通される第二の蓋体の円筒部と、該第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ケース部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側のフランジに締結される第二の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲むように前記ケース部材の前記軸端部側を覆って前記空間の前記軸端部側の壁をなす第二の蓋体、
及び、前記第二の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第二の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の隙間を封じる第二のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第二の押圧部材の円筒部と、該第二の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第二の押圧部材のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分に対して摺動可能に連結され、前記第二の蓋体に対して前記第二のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第二の押圧部材の円筒部により前記ハウジングの端部側に押圧するよう構成される第二の押圧部材とを備え、前記空間からのガスの漏出を制限する第二の軸封装置と、
前記空間に対してガス管を介してガスを供給し、前記空間内の圧力を前記ハウジング内の圧力より高圧にすることで前記ハウジングから灰の漏出を防止するよう構成された高圧ガス供給装置と
を備え、
前記第二の蓋体の前記軸端部側のフランジに、前記空間の内外を連通する作業穴を開閉可能に備え、前記空間に対し、前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧部材の前記第一の蓋体に対する位置を外部から工具で調整し得るよう構成され、
前記作業穴は、前記第一の押圧ボルトと同軸に形成され、前記作業穴を介して外部から工具を差し込んで第一の押圧ボルトを締め込むことができるよう構成されていること
を特徴とする灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造。 - 前記空間内の圧力を監視する圧力計を前記空間と連通する前記ガス管の途中に備えたことを特徴とする請求項1に記載の灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造。
- 前記ケース部材の円筒部に覗き窓を備え、前記空間の内部に位置する前記第一の押圧部材を外部から視認し得るよう構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造。
- 加圧された排気ガスから灰分離装置によって分離した灰が投入されるハウジング内に、外周面にスクリュー羽根を配したスクリュー軸を収容し、前記スクリュー軸を回転させることで灰を搬送するスクリューコンベヤの前記ハウジングの軸方向端部に、
前記スクリュー軸の軸端部が挿通される第一の蓋体の円筒部と、該第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ハウジングの端部に締結されるとともに、径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第一の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出した第一の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲んで前記ハウジングの端部を封じる第一の蓋体、
及び、前記第一の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第一の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第一の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分との隙間を封じる第一のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第一の押圧部材の円筒部と、該第一の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第一の押圧部材のフランジとを備え、前記第一の蓋体の前記軸端部側フランジに対して立設し且つ前記第一の押圧部材のフランジを貫通して軸方向に延設する複数の第一の押圧ボルトにより摺動可能に連結され、前記第一の蓋体に対して前記第一のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第一の押圧部材の円筒部によりハウジングの端部側に押圧するよう構成される第一の押圧部材とを備え、前記ハウジングからの灰の漏出を制限する第一の軸封装置と、
前記第一の押圧部材の外周をすっぽり収容する空間を形成するケース部材の円筒部と、前記第一の蓋体の前記軸端部側のフランジと締結する前記ケース部材の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記ケース部材の前記軸端部側のフランジとを備えたケース部材、
及び、前記軸端部が挿通される第二の蓋体の円筒部と、該第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記ハウジングの端部側の端部で径方向内側に張り出し前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外径と略一致する内径を有する第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジと、前記第二の蓋体の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出し且つ前記ケース部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側のフランジに締結される第二の蓋体の前記軸端部側のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分を取り囲むように前記ケース部材の前記軸端部側を覆って前記空間の前記軸端部側の壁をなす第二の蓋体、
及び、前記第二の蓋体の円筒部の内周面と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の外周面との間に挟みこまれ且つ前記第二の蓋体の前記ハウジングの端部側のフランジで前記ハウジングの端部側の端部が規定され、前記第二の蓋体と前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分の隙間を封じる第二のグランドパッキン、
及び、前記軸端部が挿通される第二の押圧部材の円筒部と、該第二の押圧部材の円筒部の端部のうち前記軸端部側の端部で径方向外側に張り出す第二の押圧部材のフランジとを備え、前記スクリュー軸の前記ハウジングから突き出た部分に対して摺動可能に連結され、前記第二の蓋体に対して前記第二のグランドパッキンを前記軸端部側から前記第二の押圧部材の円筒部により前記ハウジングの端部側に押圧するよう構成される第二の押圧部材とを備え、前記空間からのガスの漏出を制限する第二の軸封装置と、
前記空間に対してガス管を介してガスを供給し、前記空間内の圧力を前記ハウジング内の圧力より高圧にすることで前記ハウジングから灰の漏出を防止するよう構成した高圧ガス供給装置と
を備えた灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造に対し、
前記空間内の圧力を前記ガス管に備えた圧力計により監視するとともに、
前記第二の蓋体の前記軸端部側のフランジに、前記空間の内外を連通する作業穴を開閉可能に備え、前記空間に対し、前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧部材の前記第一の蓋体に対する位置を外部から工具で調整し得るよう構成し、
前記作業穴は、前記第一の押圧ボルトと同軸に形成され、前記作業穴を介して外部から工具を差し込んで第一の押圧ボルトを締め込むことにより前記第一のグランドパッキンを軸方向に押圧し得るよう構成し、
前記第一のグランドパッキンのシール性能の低下が、ガス供給にもかかわらず前記空間の圧力が所定圧よりも低下することで確認された場合に、前記空間内の圧力を大気圧に下げたうえで前記空間に対して前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧ボルトの増し締めを実施すること
を特徴とする灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造のメンテナンス方法。 - 前記空間に対してガス管を介してガスを供給し、前記空間内の圧力を前記ハウジング内の圧力より高圧にすることでハウジングからの灰の漏出を防ぐよう構成した高圧ガス供給装置とを備えた請求項4に記載の灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造のメンテナンス方法であって、
前記ケース部材の円筒部に、前記空間内に位置する前記第一の押圧部材を外部から視認し得る覗き窓を備えるとともに、
前記第一の軸封装置の前記第一の押圧部材には、前記第一の押圧ボルトの頭部と前記第一の押圧部材のフランジとの間にスプリングカラーに収められた弾性体をさらに備え、
前記覗き窓から、前記第一のグランドパッキンのシール性能の低下が、前記弾性体の前記スプリングカラーとの相対長で伸びたことで確認された場合に、前記空間内の圧力を大気圧に下げたうえで前記空間に対して前記作業穴を介して外部からアクセスし、前記第一の押圧ボルトの増し締めを実施すること
を特徴とする灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造のメンテナンス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015073195A JP6612513B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造及びそのメンテナンス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015073195A JP6612513B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造及びそのメンテナンス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016190742A JP2016190742A (ja) | 2016-11-10 |
JP6612513B2 true JP6612513B2 (ja) | 2019-11-27 |
Family
ID=57245516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015073195A Active JP6612513B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | 灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造及びそのメンテナンス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6612513B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI650513B (zh) * | 2018-03-09 | 2019-02-11 | 張瑞永 | 螺旋式熱裂解反應爐之螺旋輸送機的內外氣體阻隔裝置 |
CN108815981B (zh) * | 2018-08-30 | 2023-08-08 | 大连惠川环保科技有限公司 | 一种高温密封布料器 |
WO2021222680A1 (en) * | 2020-04-30 | 2021-11-04 | Bridgestone Corporation | Screw conveyor shaft seal and related methods |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227675U (ja) * | 1975-08-19 | 1977-02-26 | ||
JPH08104415A (ja) * | 1994-10-04 | 1996-04-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクリューフィーダ |
JP2000109926A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-04-18 | Nkk Corp | 金属帯の連続処理炉における炉内ロール軸封装置及びその使用方法 |
JP3763450B2 (ja) * | 2000-07-03 | 2006-04-05 | 川崎重工業株式会社 | 回転軸のグランドパッキンによる軸封装置 |
JP5100352B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2012-12-19 | 中国電力株式会社 | 灰搬送用スクリューフィーダ |
-
2015
- 2015-03-31 JP JP2015073195A patent/JP6612513B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016190742A (ja) | 2016-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6612513B2 (ja) | 灰搬送用スクリューコンベヤの軸封構造及びそのメンテナンス方法 | |
KR101128754B1 (ko) | 고압 유체용 관이음매 부재 | |
WO2008132410A3 (fr) | Double joint a levre pressurise | |
EP2893170B1 (fr) | Assemblage avec un dispositif de bouchage d'une ouverture d'une paroi d'enceinte pour l'acces a un arbre rotatif | |
JP5100352B2 (ja) | 灰搬送用スクリューフィーダ | |
CN110410542A (zh) | 保压阀 | |
CN101367460A (zh) | 充气阻燃防爆方法及容器 | |
KR101454812B1 (ko) | 응축수 배출밸브 | |
CN206587476U (zh) | 一种可在线清扫的y型过滤器 | |
FR3061771B1 (fr) | Dispositif et procede de test d'etancheite | |
EP2652474A1 (fr) | Dispositif et procédé de surveillance et de sécurisation d'une canalisation véhiculant un fluide sous pression, et installation correspondante | |
JP2007255444A (ja) | 軸シール漏れ抑止装置とこれを備えた廃棄物焼却装置 | |
JP4909426B2 (ja) | 軸封装置、その軸封装置を備えた粉粒体搬送装置及び軸封方法 | |
EP1853823B1 (fr) | Installation de compression alternative d'un gaz, avec controle du debit de fuite de ce dernier | |
SE0200619L (sv) | Axelutgångssammansättning för en kokare samt förfarande för underhåll av tätningsmaterialet i en sådan | |
CN110234435B (zh) | 带过滤器的喷嘴、气化复合发电装置、带过滤器的喷嘴中的过滤器的拆卸方法 | |
CN104321590A (zh) | 用于运送加压流化床焚烧炉系统中的杂质的方法 | |
RU181250U1 (ru) | Устройство для герметизации внутренней полости магистрального трубопровода | |
JP2008202897A (ja) | 炉内ガス漏洩防止装置 | |
CN202667116U (zh) | 一种粉尘过滤器 | |
CN100473841C (zh) | 用于处理致命性气体的离心式压缩机的密封系统 | |
US1708261A (en) | Automatic vacuum-sealing device | |
CN203114714U (zh) | 半开式离心式冷水机组气体油封增压装置 | |
JPS5877976A (ja) | ボ−ル弁における異物かみ込み防止装置 | |
CN108868912A (zh) | 一种应用于轴承的气密封油档以及汽轮发电机组 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6612513 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |