JP6611649B2 - 熱電併給システム - Google Patents
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Description
前記制御装置は、
前記熱電併給装置の前記連系運転時に前記電力系統への逆潮流が発生しないように、前記熱電併給装置の出力電力のうちの余剰電力の少なくとも一部を前記電気ヒーターとは別の機器で消費させることで、前記電気ヒーター装置で消費させる電力を減少させる余剰電力削減運転モードを実行でき、
前記通常運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の前記連系運転を行うことで将来の所定期間内に前記蓄熱装置の蓄熱量が上限値に達すると予測されるとき、
現時点から、前記通常運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の前記連系運転を行い、前記蓄熱装置での蓄熱量が前記上限値に達することで前記熱電併給装置の運転を停止させた後、前記蓄熱装置での蓄熱量が前記上限値を下回るのに伴って前記熱電併給装置の再起動を完了する予測起動完了タイミングまでの間での、予測電力負荷及び予測熱負荷を賄うのに要する消費一次エネルギー量又はエネルギーコスト又は環境負荷量或いはそれらのうちの2つ以上の組合せを通常運転時評価値として計算し、
現時点から前記予測起動完了タイミングまでの間で、前記余剰電力削減運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の前記連系運転を行うことで前記蓄熱装置の蓄熱量が前記上限値に達することを回避して前記熱電併給装置を停止させない状態で、予測電力負荷及び予測熱負荷を賄うのに要する消費一次エネルギー量又はエネルギーコスト又は環境負荷量或いはそれらのうちの2つ以上の組合せを余剰電力削減時評価値として計算して、
前記余剰電力削減時評価値が前記通常運転時評価値よりも良いとき、前記余剰電力削減運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の運転を行い、及び、前記余剰電力削減時評価値が前記通常運転時評価値よりも悪いとき、前記通常運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の運転を行う点にある。
また、制御装置は、熱電併給装置の連系運転時に電力系統への逆潮流が発生しないように、熱電併給装置の出力電力のうちの余剰電力の少なくとも一部を電気ヒーターとは別の機器で消費させることで、電気ヒーター装置で消費させる電力を減少させる余剰電力削減運転モードを実行できる。つまり、余剰電力削減運転モードでは、電気ヒーターとは別の機器で消費する分の電力は廃棄されるものの、電気ヒーター装置で発生する熱は相対的に小さくなるため、蓄熱装置の蓄熱量の増加が抑制される。その結果、蓄熱装置の蓄熱量が上限値に達することを回避して、熱電併給装置を停止させずに運転継続できるという利点がある。また、熱電併給装置を停止させずに運転継続できるため、熱電併給装置の停止工程や再起動工程を行うために要するエネルギー等が不要になるという利点がある。
従って、蓄熱装置の満蓄状態が予測されるとき、熱電併給装置を運転継続するか或いは運転停止するかを適切に判定できる熱電併給システムを提供できる。
前記制御装置は、前記熱電併給装置の出力電力のうちの余剰電力、並びに、前記複数の付属機器のうち、前記付属機器の現在出力及び前記上限出力を考慮して、前記出力上昇運転を行わせる少なくとも一つの前記付属機器を決定する点にある。
図1は、熱電併給システムの構成を示す図である。図2は、発電ユニット及び排熱回収ユニットの構成を示す図である。図示するように、熱電併給システムは、発電ユニット10(本発明の熱電併給装置の一例)と、排熱回収ユニット20(本発明の排熱回収装置の一例)と、制御装置Cとを備える。発電ユニット10は、熱と電気とを併せて発生させる装置である。排熱回収ユニット20は、発電ユニット10の出力電力を消費可能な余剰電力消費用ヒーター22(本発明の電気ヒーター装置の一例)と、発電ユニット10で発生された熱及び余剰電力消費用ヒーター22で発生した熱を蓄えることができる蓄熱装置21とを有し、発電ユニット10で発生された熱及び蓄熱装置21に蓄熱されている熱を熱負荷装置24に供給できる。また、本実施形態では、熱電併給システムは、熱を発生する熱源機40を備え、その熱源機40からも熱負荷装置24に熱を供給できる。
本実施形態において、熱電併給部としての燃料電池部12は、水素などの燃料ガスが供給される燃料極33と酸素が供給される空気極32とを有するセルが複数個積層されたセルスタックを有して構成される。燃料電池部12は、固体高分子形のセルや固体酸化物形のセルなど、様々なタイプのセルを用いて構成することができる。また、本実施形態の発電ユニット10は、燃料電池部12に対して、炭化水素等の水蒸気改質によって生成した燃料ガス(水素等)を供給するための燃料改質部13を併せて備えている。つまり、燃料電池部12は、燃料を消費する運転を行って熱と電気とを併せて発生させる装置である。
排熱回収ユニット20は、発電ユニット10からの排熱を回収するように構成されている。例えば、排熱回収ユニット20は、発電ユニット10の燃料電池部12を運転しているとき、発電ユニット10と貯湯タンク21(本発明の蓄熱装置の一例)との間で熱媒としての湯水を循環させながら、発電ユニット10で発生された熱の回収と、貯湯タンク21への蓄熱とを行わせるように構成されている。そのため、排熱回収ユニット20は、熱を蓄えるための貯湯タンク21、及び、冷却水やその冷却水と熱交換する熱媒の循環路や、その熱媒の循環路の途中に設けられて熱媒を流動させるための電動式ポンプ及び電磁弁などの付属機器23で構成される。従って、排熱回収ユニット20では、燃料電池部12のセルスタックを冷却するために、発電ユニット10の連系運転が行われている間及び自立運転が行なわれている間の何れにおいても、排熱を回収する運転を行う必要があり、その結果として上記付属機器23において電力が消費されることになる。排熱回収ユニット20への電力供給は、切替スイッチ6に接続される内部電力線17を介して行われる。
発電ユニット10の主要な構成部分として、燃料改質部13と燃料電池部12とがある。
燃料改質部13では、原燃料流路L1を通って改質器30へ原燃料が供給され、改質器30で生成された改質ガスが改質ガス流路L2を通って燃料電池部12の燃料極33に供給される。燃料電池部12の空気極32には、発電用空気流路L8を通って酸素(空気)が供給される。そして、燃料電池部12で発電が行われる。また、改質器30には、改質器30の温度を適切な温度にするための加熱用ヒーター19が設けられている。
空気極32に供給する酸素の量は、制御装置CがブロアB2の動作を制御することで調節される。また、加熱用ヒーター19の出力も制御装置Cによって制御される。
冷却部34を流れる回収水の量は、制御装置CがポンプP4の動作を制御することで調節される。また、凍結予防用ヒーター29の出力も制御装置Cによって制御される。
改質器30に供給する原燃料の量は、制御装置CがブロアB3の動作を制御することで調節され、及び、改質器30に供給する水蒸気の量は、制御装置CがポンプP6の動作を制御することで調節され、それにより燃料極33に供給される改質ガスの量が調節される。
燃焼室31に供給する空気の量は、制御装置CがブロアB1の動作を制御することで調節される。
回収水流路L7を流れる回収水の量、即ち、イオン交換樹脂37で処理される回収水の量は、制御装置CがポンプP3の動作を制御することで調節される。
排熱回収流路L10を流れる湯水の量は、制御装置CがポンプP2の動作を制御することで調節される。
本実施形態では、制御装置Cは、発電ユニット10の出力電力を最低出力と最大出力との間の所定の出力で電力消費装置(一般電力負荷装置3又は自立負荷装置9、及び、排熱回収ユニット20)の消費電力に追従させる。
制御装置Cは、通常運転モード又は余剰電力削減運転モードを実行できる。
通常運転モードは、発電ユニット10の電力系統1への連系運転時に当該電力系統1への逆潮流が発生しないように、発電ユニット10の出力電力のうちの余剰電力を余剰電力消費用ヒーター22で消費させる運転モードである。余剰電力削減運転モードは、発電ユニット10の連系運転時に電力系統1への逆潮流が発生しないように、発電ユニット10の出力電力のうちの余剰電力の少なくとも一部を余剰電力消費用ヒーター22とは別の機器で優先して消費させることで、余剰電力消費用ヒーター22で消費させる電力を減少させる運転モードである。例えば、発電ユニット10及び排熱回収ユニット20を構成する複数の付属機器14,23のうちの所定の付属機器の消費電力を上昇させて消費させることで、余剰電力消費用ヒーター22で消費させる電力を減少させる。つまり、通常運転モードでは、余剰電力消費用ヒーター22で電力が熱に変換されて貯湯タンク21に蓄えられるため、貯湯タンク21の蓄熱量は増加する。これに対して、余剰電力削減運転モードでは、付属機器で消費される分だけ余剰電力が減少するので、余剰電力消費用ヒーター22で消費される電力は減少し、貯湯タンク21の蓄熱量の増加も抑制される。
工程#10において制御装置Cは、通常運転モードを実行しながら発電ユニット10の連系運転を行うことで将来の所定期間内に貯湯タンク21の蓄熱量が上限値に達するか否か(即ち、満蓄状態になるか否か)を判定する。つまり、制御装置Cは、通常運転モードを実行しながら、予測熱負荷を発電ユニット10で発生する熱及び熱源機40で発生する熱及び貯湯タンク21に蓄えられている熱の少なくとも一つで賄い、並びに、予測電力負荷を発電ユニット10の発電出力及び電力系統1から調達する電力の少なくとも一つで賄う熱電供給運転を行うと仮定した場合に、将来の所定期間内の予測満蓄発生タイミングに貯湯タンク21での蓄熱量が上限値に達すると予測される予測満蓄発生条件が満たされるか否かを判定する。つまり、予測熱負荷のうち、発電ユニット10で発生する熱及び貯湯タンク21に蓄えられている熱で賄えない分の熱が、熱源機40で発生する熱によって賄われる。また、予測電力負荷のうち、発電ユニット10の発電出力で賄えない分の電力が、電力系統1から調達する電力で賄われる。
具体的には、制御装置Cは、現時点から、通常運転モードを実行しながら発電ユニット10の連系運転を行い、貯湯タンク21での蓄熱量が上限値に達することで発電ユニット10の運転を停止させた後、貯湯タンク21での蓄熱量が上限値を下回るのに伴って発電ユニット10の再起動を完了する予測起動完了タイミングまでの間での、予測電力負荷及び予測熱負荷を賄うのに要する消費一次エネルギー量又はエネルギーコスト又は環境負荷量或いはそれらのうちの2つ以上の組合せを通常運転時評価値として計算する。例えば、制御装置Cは、予測電力負荷及び予測熱負荷を賄うときの、発電ユニット10を運転させるのに要し及び熱源機40を運転させるのに要し及び電力系統1から調達する電力を発生させるのに要する消費一次エネルギー量又はエネルギーコスト又は環境負荷量或いはそれらのうちの2つ以上の組合せを通常運転時評価値として計算する。
そして、制御装置Cは、図4に例示する現時点から予測起動完了タイミングまでの間を評価値計算期間とする。
制御装置Cは、通常運転時評価値を計算するとき、通常運転モードを実行しながら発電ユニット10の燃料電池部12を連系運転している間(現時点から予測満蓄発生タイミングである午前3時までの間)は、発電ユニット10を最適な出力で運転すると仮定して、発電ユニット10を運転するために要する消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などを導出できる。また、制御装置Cは、電力が不足するならば電力系統1から調達し、熱が不足するならば熱源機40を運転して調達すると仮定して、電力系統1から電力を購入する場合の消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などと、熱源機40を運転する場合の消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などを導出できる。このとき、制御装置Cは、発電ユニット10の出力電力のうちの余剰電力は余剰電力消費用ヒーター22で消費して貯湯タンク21に熱として蓄えると仮定する。加えて、制御装置Cは、予測満蓄発生タイミングである午前3時から予測起動完了タイミングまでの間は、予測電力負荷を賄うための電力を電力系統1から調達し、予測熱負荷を賄うための熱を貯湯タンク21から供給し、熱が不足するならば熱源機40を運転して調達すると仮定して、電力系統1から電力を購入する場合の消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などと、熱源機40を運転する場合の消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などを導出できる。更に、発電ユニット10の燃料電池部12の停止工程及び起動工程に要する電力量及びガス量についての消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などを導出できる。尚、発電ユニット10の発電効率や、排熱回収ユニット20の排熱回収効率などを考慮してもよい。
以上の結果、制御装置Cは、現時点から予測起動完了タイミングまでの間の通常運転時評価値を導出できる。このように、通常運転時評価値には、発電ユニット10の燃料電池部12の停止工程及び起動工程を行うため、及び、燃料電池部12を停止中の電力及び熱を調達するために、余分な消費一次エネルギー量などが生じることになる。
制御装置Cは、余剰電力削減時評価値を計算するとき、現時点から上記予測起動完了タイミングまでの間、発電ユニット10を最適な出力で運転すると仮定し、及び、発電ユニット10の出力電力のうちの余剰電力の少なくとも一部を発電ユニット10及び排熱回収ユニット20を構成する複数の付属機器14,23のうちの所定の付属機器の消費電力を上昇させて消費させると仮定して、発電ユニット10を運転するために要する消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などを導出できる。また、制御装置Cは、電力が不足するならば電力系統1から調達し、熱が不足するならば熱源機40を運転して調達すると仮定して、電力系統1から電力を購入する場合の消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などと、熱源機40を運転する場合の消費一次エネルギー量やエネルギーコストや環境負荷量などを導出できる。尚、発電ユニット10の発電効率や、排熱回収ユニットの排熱回収効率などを考慮してもよい。
以上の結果、制御装置Cは、現時点から予測起動完了タイミングまでの間の余剰電力削減時評価値を導出できる。このように、余剰電力削減時評価値には、発電ユニット10の出力電力のうちの余剰電力の少なくとも一部を付属機器で消費して、電気エネルギーを廃棄することになる。
<1>
上記実施形態では、本発明の熱電併給システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、熱電併給部が燃料電池部12である例を説明したが、熱電併給部がエンジンとそのエンジンによって駆動される発電機とを備えて構成され、その発電機から出力される発電電力とエンジンから排出される熱とが利用されるタイプの装置など、他の装置を用いて構成されてもよい。
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用でき、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変できる。
10 :発電ユニット(熱電併給装置)
14 :付属機器
18 :記憶装置
20 :排熱回収ユニット(排熱回収装置)
21 :貯湯タンク(蓄熱装置)
22 :余剰電力消費用ヒーター(電気ヒーター装置)
23 :付属機器
C :制御装置
Claims (3)
- 熱と電気とを併せて発生させる熱電併給装置と、排熱回収装置と、制御装置とを備え、
前記排熱回収装置は、前記熱電併給装置の出力電力を消費可能な電気ヒーター装置と、前記熱電併給装置で発生された熱及び前記電気ヒーター装置で発生した熱を蓄えることができる蓄熱装置とを有し、前記熱電併給装置で発生された熱及び前記蓄熱装置に蓄熱されている熱を熱負荷装置に供給可能であり、
前記制御装置は、前記熱電併給装置の電力系統への連系運転時に当該電力系統への逆潮流が発生しないように、前記熱電併給装置の出力電力のうちの余剰電力を前記電気ヒーター装置で消費させる通常運転モードを実行でき、及び、前記熱電併給装置を運転しているときに前記蓄熱装置での蓄熱量が所定の上限値に達すると、前記熱電併給装置の運転を停止させる熱電併給システムであって、
前記制御装置は、
前記熱電併給装置の前記連系運転時に前記電力系統への逆潮流が発生しないように、前記熱電併給装置の出力電力のうちの余剰電力の少なくとも一部を前記電気ヒーターとは別の機器で消費させることで、前記電気ヒーター装置で消費させる電力を減少させる余剰電力削減運転モードを実行でき、
前記通常運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の前記連系運転を行うことで将来の所定期間内に前記蓄熱装置の蓄熱量が上限値に達すると予測されるとき、
現時点から、前記通常運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の前記連系運転を行い、前記蓄熱装置での蓄熱量が前記上限値に達することで前記熱電併給装置の運転を停止させた後、前記蓄熱装置での蓄熱量が前記上限値を下回るのに伴って前記熱電併給装置の再起動を完了する予測起動完了タイミングまでの間での、予測電力負荷及び予測熱負荷を賄うのに要する消費一次エネルギー量又はエネルギーコスト又は環境負荷量或いはそれらのうちの2つ以上の組合せを通常運転時評価値として計算し、
現時点から前記予測起動完了タイミングまでの間で、前記余剰電力削減運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の前記連系運転を行うことで前記蓄熱装置の蓄熱量が前記上限値に達することを回避して前記熱電併給装置を停止させない状態で、予測電力負荷及び予測熱負荷を賄うのに要する消費一次エネルギー量又はエネルギーコスト又は環境負荷量或いはそれらのうちの2つ以上の組合せを余剰電力削減時評価値として計算して、
前記余剰電力削減時評価値が前記通常運転時評価値よりも良いとき、前記余剰電力削減運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の運転を行い、及び、前記余剰電力削減時評価値が前記通常運転時評価値よりも悪いとき、前記通常運転モードを実行しながら前記熱電併給装置の運転を行う熱電併給システム。 - 前記制御装置は、前記熱電併給装置及び前記排熱回収装置を構成する複数の付属機器のうち、少なくとも一つの前記付属機器の出力を上昇させる出力上昇運転を行わせることで前記余剰電力削減運転モードを実行する請求項1に記載の熱電併給システム。
- 前記複数の付属機器の上限出力についての情報を記憶する記憶装置を備え、
前記制御装置は、前記熱電併給装置の出力電力のうちの余剰電力、並びに、前記複数の付属機器のうち、前記付属機器の現在出力及び前記上限出力を考慮して、前記出力上昇運転を行わせる少なくとも一つの前記付属機器を決定する請求項2に記載の熱電併給システム。
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