JP6609224B2 - 照光式押釦スイッチ部材 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態に係る照光式押釦スイッチ部材を構成する各種部材の平面図を示す。図2は、図1の各種部材を組み立てた後の照光式押釦スイッチ部材の平面図を示す。図3は、図2の照光式押釦スイッチ部材のA−A線断面図(3A)、一段目の動作のA−A線断面図(3B)およびその後に続く二段目の動作のA−A線断面図(3C)をそれぞれ示す。
第1の実施形態に係る照光式押釦スイッチ部材1は、基板30の上に、樹脂製のドーム部材20をその頂部(突出面)が上を向くように配置し(図1の矢印Xを参照)、ドーム部材20の上に押圧部材10を配置して成り(図1の矢印Yを参照)、押圧部材10の操作キー13の天面からの押圧を受けたドーム部材20の略中央領域がへこむように変形して基板30上の接点をオンにするスイッチ部材である。
押圧部材10は、好ましくは、略円形の開口部を有するドーム形状を有する。押圧部材10は、円環形状のフランジ部11と、フランジ部11の内側にあって押圧部材10の上方からの押圧およびその押圧の解除によって弾性的に変形可能な押圧変形部材12と、押圧変形部材12の内側にあって図1の紙面表側に突出する操作キー13とを備える。フランジ部11の下面(開口端面ともいう)は、この実施形態では、基板30上に固定されている。押圧変形部材12は、この実施形態では径方向外側に向かって拡径する逆椀状のドームであるが、逆椀状のドーム以外の形態でも良い。また、操作キー13は、押圧変形部材12の天面に備える部分であれば、図1の紙面表側に突出していても、突出していなくとも良い。
ドーム部材20は、平面視にて略円形であって、一方に突出面を有しその反対側に凹面を有する皿形状の部材である。ドーム部材20は、突出面を上にして基板30上に配置される。ドーム部材20は、LED33を少なくとも部分的に覆うと共にLED33から出射される光を通過可能である。ここで、「少なくとも部分的に覆う」とあるのは、LED33を、終始、完全に覆う閉鎖空間を形成可能なドーム部材のみならず、この実施形態のドーム部材20のように、非押圧時にLED33の上方に配置されていて、ドーム部材20の上方からの押圧時のみ、LED33を覆うドーム部材も含むからである。ドーム部材20は、円環状のフランジ部21と、フランジ部21の径方向内側に形成される逆椀状のドーム22と、ドーム22の径方向内側に形成される上方突出部23とを連接して成る。上方突出部23は、図1の紙面表側に突出する部分である。上方突出部23は、ドーム部材20の突出面側にあって、操作キー13側に突出する突出部に相当する。上方突出部23は、この実施形態では、その内方に凹部23aを備える筒体である。当該凹部23aは、下方に開口し、上方を閉塞させた形態を有している。上方突出部23は、プッシャー部16の凹部17に固定される。例えば、上方突出部23は、凹部17に嵌め込み、あるいは接着によって固定されている。上方突出部23は、LED33から出射される光を通過可能にする部位である。
基板30は、その上面に、LED33を固定している。図1およびそれ以後の図では、LED33に給電するための通電線は省略されている。基板30は、LED33の外側に、互いに非接触状態にある第一接点31と第一接点32とを備える。図1に示すように、第一接点31および第一接点32は、円環を鋭角の中心角分だけ切り取った環状帯形状を有する。第一接点31および第一接点32は、基板30の上面から内部を通って基板30の裏側に至る通電線31aおよび通電線32aに接続されている。ドーム部材20の第二接点25が第一接点31と第一接点32に接触すると、互いに非接触状態にあった第一接点31と第一接点32とが電気的に接続する。これによって、照光式押釦スイッチ部材1のスイッチがオンになる。
照光式押釦スイッチ部材1は、基板30上に固定される押圧部材10の径方向内側に、ドーム部材20を備える。ドーム部材20は、上方突出部23を押圧部材10のプッシャー部16に固定されることで吊り下げられ、基板30に接触していない。第四接点24は、第三接点34,35の上下方向対向位置にある。また、第二接点25は、ドーム部材20のドーム22が座屈変形して基板30上の第一接点31,32に接触可能となるように、ドーム22の内側の面に形成されている。上方突出部23は、LED33の鉛直上方向に位置する。このため、LED33からの光は、上方突出部23の天面を透過して、操作キー13を透過し、抜き文字15から外方向に出光する。ドーム部材20の天面に貫通孔を形成していなくとも、ドーム部材20を透光性樹脂にて構成することにより、LED33からの光を操作キー13側に透過可能である。したがって、メタルドームと同様の座屈変形と、メタルドームでは実現できない光透過とを実現できる。また、ドーム部材20に上方突出部23を形成して、かつその内側に凹部23aを形成すると、ドーム部材20を基板30側に押しつぶした際にLED33等の発光手段とドーム部材20とが接触するのを防止可能である。
次に、本発明の照光式押釦スイッチ部材の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と共通する部分については、同じ符号を用いて示すとともに、第1の実施形態の説明をかりて、重複した説明を省略する。
次に、本発明の照光式押釦スイッチ部材の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の説明において、先の各実施形態と共通する部分については、同じ符号を用いて示すとともに、先の各実施形態の説明をかりて、重複した説明を省略する。
上述のように、本発明の照光式押釦スイッチ部材の好適な各実施形態について説明したが、本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、種々変形して実施可能である。
Claims (4)
- 発光手段と、
前記発光手段を覆うことが可能であると共に前記発光手段から出射される光を通過可能な樹脂製のドーム部材と、
前記ドーム部材の突出面側に配置されると共に少なくとも部分的に透光性を有する操作キーと、
前記操作キーの押圧に伴い変形可能であって前記ドーム部材より変形抵抗の小さなゴム状弾性体製の押圧変形部材と、
前記ドーム部材の内側にあって前記発光手段の外周囲側に配置される第一接点と、
前記ドーム部材に固定される接点であって、前記操作キーを前記ドーム部材に向けて押し込むと前記ドーム部材の変形によって前記第一接点に電気的に接続可能な第二接点と、
を備え、
前記ドーム部材の開口端面を、前記発光手段を固定する基板から離して備え、
前記基板と接触した後に前記ドーム部材の拡径方向への拡がりを低減するための拡径低減層を、前記開口端面に備える照光式押釦スイッチ部材。 - 前記操作キーの押し込みにより、前記第一接点と前記第二接点との電気的接続に先立ち、前記押圧変形部材の変形に従って電気的に接続可能な第三接点と第四接点とを、さらに備える請求項1に記載の照光式押釦スイッチ部材。
- 前記ドーム部材の突出面側に、前記操作キー側に突出する突出部を備え、
前記操作キー側の凹部と前記突出部とを固定している請求項1または2に記載の照光式押釦スイッチ部材。 - 前記発光手段を前記突出部の直下に備える請求項3に記載の照光式押釦スイッチ部材。
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