JP6641186B2 - 照光式押釦スイッチ部材 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態に係る照光式押釦スイッチ部材の分解斜視図を示す。図2は、図1の照光式押釦スイッチ部材の平面図(2A)およびA−A線縦断面図(2B)をそれぞれ示す。
操作キー10は、平面視にて四角形であって、板状の操作板12と、操作板12の下方に接続され操作板12の対向する二辺に形成される外枠体11,11と、外枠体11,11に挟まれた領域であって操作板12の下面略中央からドーム部材40の天面方向に突出する下方突出部13とを備える。外枠体11,11は、その各上方端面を操作板12に連接して、操作キー10の一部分を構成している。外枠体11,11は、その各下端を基板50上に固定されている。下方突出部13は、外枠体11,11よりも上方向に短い部材である。下方突出部13は、ドーム部材40の天面領域にて絶縁シート30上に接している。下方突出部13は、操作キー10の一部を構成し、常時、ドーム部材40に接触する部分であって、ドーム部材40に向かって突出する部分である。ただし、下方突出部13は、操作キー10の上方から押圧していない状態において、絶縁シート30と隙間を隔てて非接触状態であっても良い。
LED20は、この実施形態では、ドーム部材40の天面の位置であって絶縁シート30上に固定される発光手段の一例である。LED20に代えて、有機EL、無機EL、フィラメント加熱型の電球等の他の発光手段を用いても良い。
絶縁シート30は、その上面に、電極31と、電極31と隙間Gを空けて配置される電極32と、電極31に接続される通電線31aと、電極32に接続される通電線32aとが形成される薄いシートである。絶縁シート30は、電極31,32および通電線31a,32aをドーム部材40から絶縁でき、かつドーム部材40の上面に合わせて形状変化容易な柔軟性を持ち合わせている限り、どのような厚さをもつシートでも良い。絶縁シート30の厚さとしては、好ましくは20μm〜2000μm、より好ましくは30〜1000μmである。絶縁シート30は、平面視にて、ドーム部材40の上面を完全に覆う大きさである方が好ましい。その方が、絶縁シート30上の通電線31a,32aをドーム部材40に接触させることなく、基板50上の電極(後述する)に接触させるのに好適だからである。このように、通電線31a,32aは、ドーム部材40の突出面側に配置され、LED20に給電可能な通電線である。
ドーム部材40は、平面視にて略円形であって、一方に突出面を有しその反対側に凹面を有する皿形状の部材である。ドーム部材40は、突出面を上にして基板50上に配置される。図1では、ドーム部材40の基板50に接する部分が円環状部位53として図示されている。ドーム部材40は、この実施形態では、第一接点54,55に接触して電気的に接続可能な導電性材料から成る。導電性材料の好適な例は金属である。ドーム部材40の構成材料としては、導電性の高い金属、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銀、金、タングステン、タングステン合金、鉄、SUSを挙げることができる。それらの中でも、特に、アルミニウム、アルミニウム合金、SUSなどがより好ましい。ドーム部材40は、その突出天面側に、通電線31a,32aが形成される絶縁シート30を備えているので、通電線31a,32aと電気的な接触を避けることができる。
基板50は、その上面に、互いに非接触状態にある第一接点54と第一接点55とを備える。図1に示すように、第一接点54および第一接点55は、略半円形状を有しており、隙間Gを隔てて基板50上に配置されている。第一接点54および第一接点55は、基板50の上面から内部を通って基板50の裏側に至る通電線54aおよび通電線55aに接続されている。ドーム部材40の内側の凹面略中央領域が第一接点54と第一接点55に接触すると、第一接点54と第一接点55とが電気的に接続する。これによって、照光式押釦スイッチ部材1のスイッチがオンになる。
次に、本発明の照光式押釦スイッチ部材の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と共通する部分については、同じ符号を用いて示すとともに、第1の実施形態の説明をかりて、重複した説明を省略する。
ドーム部材40aは、第1の実施形態のドーム部材40と同様、平面視にて略円形であって、一方に突出面を有しその反対側に凹面を有する皿形状の部材である。ドーム部材40aは、突出面を上にして基板50a上に配置される。図3では、ドーム部材40aの基板50aに接する部分が円環状部位53として図示されている。ドーム部材40aは、この実施形態では、第一接点54,55に対して絶縁性を維持可能な樹脂材料から成る。当該樹脂材料としては、絶縁性の高い樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド610、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ABS樹脂、あるいはそれらの複合物等を好適に挙げることができる。それらの中でも、特に、PMMAあるいはポリカーボネートなどがより好ましい。
基板50aは、第1の実施形態の基板50と同様、その上面に、互いに非接触状態にある第一接点54と第一接点55とを備える。第一接点54および第一接点55は、基板50aの上面から内部を通って基板50aの裏側に至る通電線54aおよび通電線55aに接続されている。ドーム部材40aのドーム部42の裏面に備える第二接点45が第一接点54と第一接点55に接触すると、第一接点54と第一接点55とが電気的に接続する。これによって、照光式押釦スイッチ部材1aのスイッチがオンになる。
次に、本発明の照光式押釦スイッチ部材の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の説明において、第1および第2の各実施形態と共通する部分については、同じ符号を用いて示すとともに、第1および第2の各実施形態の説明をかりて、重複した説明を省略する。
ドーム部材40bは、平面視にて略円形であって、一方に突出面を有しその反対側に凹面を有する皿形状の部材であり、その突出天面の略中央に平面部47を備える。LED20は、平面部47にて、通電線43aに接続する電極43と、通電線44aに接続する電極44とに電気的に接続されている。ドーム部材40bは、平面部47を上にして基板50a上に配置される。ドーム部材40bは、この実施形態では、ドーム部材40aと同様に樹脂から成る。当該樹脂の好適な例は、第2の実施形態で説明した例と同様である。ドーム部42は、操作キー10の下方突出部13からの押圧を受けて座屈変形可能な部位である。ドーム部42が座屈変形すると、ドーム部材40bは、図6(6B)に示すように、一点鎖線の状態となる。平面部47は、ドーム部42の座屈変形の前後において、ほぼ水平を維持できるので、LED20の発光方向(すなわち、上方向)をほぼ一定に保持できると共に、LED20がドーム部材40bの変形に伴いドーム部材40bから剥がれる可能性を低減できる。
上述のように、本発明の照光式押釦スイッチ部材の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、上記形態に限定されることなく、種々変形して実施可能である。
10 操作キー
13 下方突出部
14 凹部
20 LED(発光手段の一例)
30 絶縁シート
31a,32a 通電線
40,40a,40b ドーム部材
43a,44a 通電線
45 第二接点
47 平面部
54,55 第一接点
Claims (5)
- 一方向に突出するドーム部材と、
前記ドーム部材の突出天面側に固定される発光手段と、
前記ドーム部材の突出面側に対向配置されると共に、少なくとも部分的に透光性を有する操作キーと、
前記操作キーを前記ドーム部材に向けて押し込むと、前記ドーム部材の座屈変形によって電気的に接続可能な第一接点と、
を備え、
前記ドーム部材の突出面側に、前記発光手段に給電可能な通電線を有し、
前記操作キーは、前記発光手段との対向部位に、前記発光手段を挿入可能とする凹部若しくは貫通孔を備える照光式押釦スイッチ部材。 - 前記ドーム部材は、前記第一接点に対して絶縁性を維持可能な樹脂材料から成り、
前記ドーム部材の凹面側であって前記第一接点に対向する面に、前記第一接点と接して電気的に接続可能な第二接点を備える、請求項1に記載の照光式押釦スイッチ部材。 - 前記ドーム部材は、その突出天面側に、前記通電線が形成される絶縁シートを備え、前記発光手段は、前記絶縁シート上の前記通電線にて給電可能な、請求項2に記載の照光式押釦スイッチ部材。
- 前記ドーム部材は、前記第一接点に接触して電気的に接続可能な導電性材料から成り、
前記ドーム部材は、その突出天面側に、前記通電線が形成される絶縁シートを備え、前記発光手段は、前記絶縁シート上の前記通電線にて給電可能な、請求項1に記載の照光式押釦スイッチ部材。 - 前記ドーム部材は、その突出天面を平面部とし、その平面部の上に前記発光手段を配置する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照光式押釦スイッチ部材。
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