JP6609161B2 - センサシステム - Google Patents

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Description

本発明はセンサシステムに関する。
人の行動を把握することができるセンサシステムが従来から種々提案されている。
例えば特許文献1で提案されている住宅監視システムは、居住者が常に携帯する必要のある無線子機と、人感センサとを有するセンサシステムであって、居住者の行動や居住者でない者の行動を把握している。
上記の住宅監視システムは、無線子機からの発信信号の受信レベルが低下し且つ人感センサに反応がある場合に、居住者でない者が居室に侵入していると判断する。また、上記の住宅監視システムは、人感センサに反応があっても無線子機からの発信信号の受信レベルに変化がない場合に、居住者が無線子機を携帯していないと判断する。また、上記の住宅監視システムは、無線子機からの発信信号の受信レベルが高く且つ人感センサに反応がない場合に、居住者に異常が起こっていると判断する。
特開2009−238165号公報
上記の住宅監視システムは居室に人感センサを設置する構成である。人感センサの設置は居室の美観を損なわせるおそれがある。また、人感センサの設置は監視されているという印象を居住者に与え、居住者は人感センサに対して嫌悪感を抱く場合がある。すなわち、人感センサの設置が居住者にとって好ましくない場合がある。
また、上記の住宅監視システムでは、居住者は居室内でも常に無線子機を携帯しておくことが求められ、居住者が煩わしさを感じるという問題もある。
本発明は、上記の状況に鑑み、人感センサを設けなくても人の行動を把握することができるセンサシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一の態様に係るセンサシステムは、所定の無線信号を定期的に発報する無線送信装置と、建物又は敷地の出入り口に設けられる仕切り機構の開閉又は施錠解錠を検知するセンサと、情報処理装置と、を有し、前記情報処理装置は、前記所定の無線信号及び前記センサの検知結果を受信する無線受信部と、前記所定の無線信号に基づいて前記建物又は前記敷地内における所定の人物の存否を判断する判断部と、前記センサの検知結果に応じて定まるタイミングであるトリガータイミング毎に前記所定の人物の存否判断を確定する確定部と、前記トリガータイミングで確定した前記所定の人物の存否判断に基づいて前記所定の人物の行動に関する情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部によって生成された情報を出力する情報出力部と、を備える構成(第1の構成)とする。
上記第1の構成であるセンサシステムにおいて、前記トリガータイミングは前記仕切り機構が閉まってから又は施錠されてから所定の時間が経過したタイミングである構成(第2の構成)にしても良い。
上記第2の構成であるセンサシステムにおいて、前記所定の時間は前記所定の無線信号の発報周期の2倍より大きく3倍より小さい構成(第3の構成)にしても良い。
上記第1〜3いずれかの構成であるセンサシステムにおいて、前記情報生成部は、2回目の前記トリガータイミングより後に、最新の前記トリガータイミングで確定した前記所定の人物の存否判断と、最新より一つ前の前記トリガータイミングで確定した前記所定の人物の存否判断との比較結果によって、前記所定の人物の行動に関する情報を生成する構成(第4の構成)にしても良い。
上記第1〜4いずれかの構成であるセンサシステムにおいて、前記判断部は、前記所定の無線信号の受信強度に基づいて前記所定の人物の存否を判断する構成(第5の構成)にしても良い。
上記第1〜5いずれかの構成であるセンサシステムにおいて、前記判断部は、前記無線受信部が最後に前記所定の無線信号を受信してからの経過時間に基づいて前記所定の人物の存否を判断する構成(第6の構成)にしても良い。
上記第1〜6いずれかの構成であるセンサシステムにおいて、前記所定の無線信号は前記無線送信装置の固有識別情報を含み、前記情報処理装置は、前記所定の人物と前記固有識別情報との対応関係を記憶する対応関係記憶部を備える構成(第7の構成)にしても良い。
上記第7の構成であるセンサシステムにおいて、前記無線送信装置を複数有し、前記所定の人物が複数名である構成(第8の構成)にしても良い。
上記第8の構成であるセンサシステムにおいて、複数の前記固有識別情報に対応する一名の人物が複数名の前記所定の人物に含まれる構成(第9の構成)にしても良い。
上記目的を達成するために、本発明の他の態様に係るセンサシステムは、管理対象物品の持ち出し及び返却を検知する据置型センサと、前記据置型センサの検知結果に基づいて前記管理対象物品の持ち出し及び返却に関する情報を生成する生成部と、を有する構成(第10の構成)とする。
上記第10の構成であるセンサシステムにおいて、前記据置型センサを複数有し、前記管理対象物品が複数あって、前記生成部は、前記据置型センサの検知結果とともに前記据置型センサの固有識別情報を受信する受信部と、前記管理対象物品と前記固有識別情報との対応関係を記憶する記憶部と、を備える構成(第11の構成)にしても良い。
上記第10又は第11の構成であるセンサシステムにおいて、前記管理対象物品は、複数の使用者が共同で使用する共用物である構成(第12の構成)にしても良い。
本発明に係るセンサシステムによれば、人感センサを設けなくても人の行動を把握することができる。
第1実施形態に係るセンサシステムの概略構成図 無線送信装置の概略構成図 情報処理装置の概略構成図 センサタグの所有者とセンサタグの固有識別情報との対応関係を示す図 メモリに記憶されているデータの一部を示す図 情報処理装置の動作を示すフローチャート 電子メールの内容例を示す図 電子メールの内容(侵入者警報)に対応するタイムチャート 電子メールの内容(Y帰宅)に対応するタイムチャート 電子メールの内容(X外出)に対応するタイムチャート 電子メールの内容(メール送信なし)に対応するタイムチャート 第2実施形態に係るセンサシステムの概略構成図 返却台の概略構成図 情報処理装置の概略構成図
<第1実施形態>
第1実施形態に係るセンサシステムの構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るセンサシステムの概略構成図である。本実施形態に係るセンサシステムは、所定の無線信号を定期的に発報する無線送信装置1A及び1Bと、家屋100の出入り口(玄関)に設けられるドア101の開閉を検知する開閉検知センサ2と、無線送信装置1A及び1Bから送信される所定の無線信号に基づいて無線送信装置1A及び1Bの各所有者が在宅しているか否かを検知する情報処理装置3と、を有している。所定の無線信号としては、例えばBluetooth(登録商標)通信、Zigbee(登録商標)、特定小電力無線などの無線信号を挙げることができる。
無線送信装置1A及び1Bはそれぞれ請求項に記載されている「無線送信装置」の一例であり、開閉検知センサ2は請求項に記載されている「センサ」の一例であり、情報処理装置3は請求項に記載されている「情報処理装置」の一例である。
無線送信装置1A及び1Bは、所有者が外出する際に特段の事情がなければ必ず携行するものに取り付けられる装置である。図1では、所有者が外出する際に特段の事情(例えば携行し忘れ等)がなければ必ず携行するものとして、鍵を例示しているが、財布、靴、鞄、衣類などであっても良い。また、上述した通り、情報処理装置3が無線送信装置1A及び1Bから送信される所定の無線信号に基づいて無線送信装置1A及び1Bの各所有者が在宅しているか否かを検知するので、無線送信装置1A及び1Bは所有者が在宅しているか否かを検知するためのセンサとして機能している。スマートフォン4Aによって無線送信装置1Aと同様の機能が実現でき尚且つ無線送信装置1Aの所有者が外出する際に特段の事情がなければ必ずスマートフォン4Aを携行するのであれば、無線送信装置1Aの代用品としてスマートフォン4Aを利用することもできる。
このため、無線送信装置1A及び1Bをセンサタグ1A及び1Bと呼ぶ。また、以下の説明ではセンサタグ1Aとセンサタグ1Bを区別する必要がない場合に、単にセンサタグ1と呼ぶことがある。また、以下の説明において、センサタグ1Aの所有者は家屋100に居住する居住者Xとし、センサタグ1Bの所有者は家屋100に居住する居住者Yとする。センサタグ1は、図1に示す形態と異なり、例えばラベルタイプすなわち貼り付けによって財布、靴、鞄、衣類などの携行品に取り付けられるタイプのものであっても良い。センサタグ1をラベルタイプのものにした場合、携行品への取り付けが容易になるという利点がある。
開閉検知センサ2としては、例えばドア101に取り付けられた磁石をドア101が開状態のときに検知せず、ドア101が閉状態のときに検知することでドア101の開閉を検知するマグネットセンサを用いることができる。また、例えばドア101が開状態のときにドア101と接触せず、ドア101が閉状態のときにドア101と接触することでドア101の開閉を検知する接触センサを用いても良い。
また本実施形態とは異なり、開閉検知センサ2の代わりにドア101の施錠解錠を検知するセンサを用いても良い。この場合、ドア101が解錠されている状態を本実施形態でのドア101が開いている状態とみなし、ドア101が施錠されている状態を本実施形態でのドア101が閉じている状態とみなすことで、本実施形態を適用することができる。
情報処理装置3は、居住者X及びYの行動に関する情報を出力する。本実施形態では情報処理装置3は、通信ネットワーク(不図示)を介して、居住者Xが所有するスマートフォン4A及び居住者Yが所有するスマートフォン4Bに、居住者X及びYの行動に関する情報を電子メールの形式で出力するが、出力形態はこれに限定されない。
情報処理装置3としては、例えば汎用のゲートウェイを用いることができる。また、例えば、既存のパーソナルコンピュータのUSB(Universal Serial Bus)端子にUSB受信機(USB端子を有する小型モバイル受信機)を接続したものを用いても良い。
次にセンサタグ1の構成について図2を参照して説明する。図2はセンサタグ1の概略構成図である。センサタグ1は、環境発電装置11と、電源IC12と、蓄電装置13と、制御マイコン14と、無線通信部15とを備えている。
環境発電装置11は、周りの環境からエネルギーを収穫し、その収穫したエネルギーを電力に変換する装置であり、例えば、太陽光エネルギーを電力に変換する太陽電池、2枚の圧電板を貼り合わせた構造であって加えられた力による変位(機械的エネルギー)を電力に変換するバイモルフ、熱エネルギーを電力に変換する熱電素子、振動エネルギーを電力に変換する振動発電素子などを挙げることができる。図2は環境発電装置11を一つのみ設ける構成を図示しているが、複数の環境発電装置11を設けても良い。複数の環境発電装置11を設ける場合、全ての環境発電装置11が同種の環境発電装置であっても良く、複数の環境発電装置11が複数種類の環境発電装置で構成されていても良い。環境発電装置11として用いる太陽電池は、フレキシブルな形状であることが好ましいため、例えば有機薄膜太陽電池等が適している。
電源IC12は、環境発電装置11の発電電力に余剰が生じたときにその余剰電力を蓄電装置13に蓄えさせる。蓄電装置13としては例えば二次電池やコンデンサなどを用いることができる。また、電源IC12は、環境発電装置11の発電電力或いは蓄電装置13の放電電力を所定電圧値の安定化電力に変換して制御マイコン14及び無線通信部15に供給する。なお、環境発電装置11及び蓄電装置13に代えて或いは加えて、一次電池を設けても良い。
制御マイコン14は、センサタグ1の固有識別情報(例えばシリアル番号など)を内蔵メモリに不揮発的に記憶している。制御マイコン14は、センサタグ1の固有識別情報が重畳されている所定の無線信号を定期的に無線通信部15に発報させる。
次に情報処理装置3の構成について図3を参照して説明する。図3は情報処理装置3の概略構成図である。情報処理装置3は、電源IC31と、制御部32と、メモリ33と、電子メール送信部34と、無線通信部35とを備えている。制御部32と、メモリ33と、電子メール送信部34の一部(例えば通信ネットワークに接続するためのコネクタを除く部分)とは例えばマイクロコンピュータで実現することができる。無線通信部35は、センサタグ1から送信される所定の無線信号を受信する機能と、開閉センサ2の検知結果を無線受信する機能とを有する。これに対応して、開閉センサ2には、開閉センサ2の検知結果を無線送信する無線送信部と、開閉センサ2及び無線送信部に電力を供給する電源部(例えば一次電池と一次電池の出力電力を安定化電力に変換する電力変換部)とが付属されている。
なお、開閉センサ2と情報処理装置3とを有線接続し、開閉センサ2の検知結果である信号を信号線によって制御部32に伝送しても良い。この場合、無線通信部35は、開閉センサ2の検知結果を無線受信する機能を有さなくて良い。ここで、開閉センサ2と情報処理装置3との有線接続を、情報処理装置3から開閉センサ2への直流電力供給にも利用し、開閉センサ2の検知結果を高周波信号で伝送しその高周波信号に直流電力を重畳させれば単一の信号線で開閉センサ2と情報処理装置3とを接続することができる。また、開閉センサ2に付属されて開閉センサ2に電力を供給する電源部は、環境発電装置を含む構成であっても良い。
制御部32は請求項に記載されている「判断部」、「確定部」、及び「情報生成部」の一例であり、メモリ33は請求項に記載されている「対応関係記憶部」の一例であり、電子メール送信部34は請求項に記載されている「情報出力部」の一例であり、無線通信部35は請求項に記載されている「無線受信部」の一例である。
電源IC31は、入力電力(例えば商用交流電力)を所定電圧値の安定化電力に変換して制御部32及び無線通信部35に供給する。
制御部32は、メモリ33に不揮発的に記憶されているプログラムやデータに従って、居住者X及びYの行動に関する情報を生成して出力する。具体的には、制御部32は、無線通信部35での受信結果に基づいて居住者X及びYの行動に関する情報を生成し、電子メール送信部34を用いて居住者X及びYの行動に関する情報をスマートフォン4A及び4Bに出力する。
メモリ33はセンサタグの所有者とセンサタグの固有識別情報との対応関係を記憶している。本実施形態では図4に示すように、居住者Xとセンサタグ1Aの固有識別情報とが関連付けられ、居住者Yとセンサタグ1Bの固有識別情報とが関連付けられている。情報処理装置3は、入力部(不図示)を備え、メモリ33に記憶されているセンサタグの所有者とセンサタグの固有識別情報との対応関係が入力部に入力されたデータに基づいて書き換え可能な構成であることが好ましい。
なお、本実施形態とは異なり、居住者Xがセンサタグ1A、財布用センサタグ、及び靴用センサタグを所有している場合は、それら三つのセンサタグの固有識別情報と居住者Xとを関連付けてメモリ33に記憶させれば良い。この場合、三つのセンサタグの受信強度の少なくとも一つが閾値TH以下であればセンサタグ1Aの受信強度が閾値TH以下とみなし、三つのセンサタグの受信強度全てが閾値THを超えればセンサタグ1Aの受信強度が閾値THを超えているとみなすことで、本実施形態を適用することができる。
メモリ33は図5に示すように、「室内状態」、「最新状態」、「最終受信時刻」、及び「最終ドア閉時刻」も不揮発的に記憶している。本実施形態では、「室内状態」は居住者Xが在宅又は不在のいずれかになっており居住者Yが在宅又は不在のいずれかになっており、「最新状態」も居住者Xが在宅又は不在のいずれかになっており居住者Yが在宅又は不在のいずれかになっている。また本実施形態では、「最終受信時刻」はセンサタグ1Aから送信された所定の無線信号を最後に受信した時刻とセンサタグ1Bから送信された所定の無線信号を最後に受信した時刻の二つである。また本実施形態では、「最終ドア閉時刻」は最後にドア101が閉じられた時刻である。
次に情報処理装置3の動作について図6を参照して説明する。図6は情報処理装置3の動作を示すフローチャートである。
情報処理装置3の起動が完了すると、制御部32は、センサタグ1A及び1Bからの各所定の無線信号のうち無線通信部35によって受信された信号の受信強度に基づいて居住者X及びYがそれぞれ在宅か否かのいずれかであるかを判断し、判断結果を室内状態としてメモリ33に記憶させる(ステップS10)。
本実施形態では、センサタグ1Aからの所定の無線信号の受信強度が閾値THを超えていれば居住者Xが在宅であると判断され、それ以外(受信強度が閾値TH以下又は受信不可)であれば居住者Xが不在であると判断される。また、センサタグ1Bからの所定の無線信号の受信強度が閾値THを超えていれば居住者Yが在宅であると判断され、それ以外(受信強度が閾値TH以下又は受信不可)であれば居住者Yが不在であると判断される。したがって、家屋100内のセンサタグ1が置かれる可能性がある場所にセンサタグ1を持っていったときに受信強度が閾値THを超え、家屋100外にセンサタグ1を持っていったときに受信強度が閾値TH以下又は受信不可になるように、閾値THを設定すると良い。これにより、居住者が家屋100内でセンサタグ1を常に携行しなくて済む。なお、家屋100内のどの場所にセンサタグ1を持っていっても受信強度が閾値THを超えることがより好ましい。これにより、家屋100内でのセンサタグ1の置き場所に制約がなくなる。
なお、ステップS10に代えて、居住者X及びYの状態を任意に定めても良い。この場合でも、後述するS20〜S50のループによって暫くすると正しい状態に修正される。ただし、この場合は、居住者X及びYの状態を任意に定めた時点でセンサタグ1A及び1Bからの各所定の無線信号の受信があったものとみなしてから、ステップS20に進むようにする。
ステップS20において、制御部32は、センサタグ1A及び1Bからの各所定の無線信号の少なくとも一つが無線通信部35によって受信されたか否かを判定する。いずれも受信していないと判定された場合(ステップS20のNO)はステップS30に移行し、少なくとも一つ受信していると判定された場合(ステップS20のYES)はステップS40に移行する。
ステップS30において、制御部32は、センサタグ1A及び1Bからの各所定の無線信号それぞれについて最後に受信してから所定の時間が経過しているか否かを判定する。少なくとも一つについて最後に受信してから所定の時間が経過していると判定された場合(ステップS30のYES)はステップS40に移行し、いずれも最後に受信してから所定の時間が経過していないと判定された場合(ステップS30のNO)はステップS50に移行する。
ステップS40において、制御部32は、次のような処理によって最新状態を作成又は更新する。センサタグ1Aからの所定の無線信号の受信強度が閾値THを超えていれば居住者Xを在宅とし、センサタグ1Aからの所定の無線信号の受信強度が閾値TH以下であれば居住者Xを不在とする。センサタグ1Bからの所定の無線信号の受信強度が閾値THを超えていれば居住者Yを在宅とし、センサタグ1Bからの所定の無線信号の受信強度が閾値TH以下であれば居住者Yを不在とする。センサタグ1Aからの所定の無線信号を最後に受信してから所定の時間が経過していれば居住者Xを不在とする。センサタグ1Bからの所定の無線信号を最後に受信してから所定の時間が経過していれば居住者Yを不在とする。
ステップS30で用いる所定の時間はセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期の2倍より大きく3倍より小さいことが好ましい。2倍より大きくすることで、突発的な電波障害などによってたまたま1回受信できなかっただけではステップS30からステップS40に移行しないようにすることができ、最新状態が誤った内容になることを防止することができる。また、3倍(より好ましくは2.5倍)より小さくすることで、ステップS30からステップS40への移行が過度に遅くなることを防止することができる。なお、ステップS30で用いる所定の時間は、後述するステップS50で用いる所定の時間と同じ値であっても良く異なる値であっても良い。
ステップS50において、制御部32は、開閉センサ2の検知結果に基づいて、ドア101が閉じられてから(ドア101が開状態から閉状態に切り替わった時点から)所定の時間が経過したか否かを判定する。所定の時間が経過していないと判定された場合(ステップS50のNO)はステップS20に戻り、所定の時間が経過していると判定された場合(ステップS50のYES)はステップS60に移行する。なお、ドア101が閉じられてから所定の時間が経過したタイミング(図8〜図11のTT1及びTT2)が請求項に記載されている「トリガータイミング」の一例である。
ステップS50で用いる所定の時間(図8〜図11のPT)はセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期(図8〜図11のP)の2倍より大きく3倍より小さいことが好ましい。2倍より大きくすることで、ドア101が閉じられてからセンサタグ1で2回以上の発報があったのち、ステップS60に移行して最新状態が確定することになる。このため、ドア101が閉じられてから突発的な電波障害などによってたまたま1回受信できなかった状態に基づいて最新状態が確定することを回避でき、最新状態が誤った内容になることを防止することができる。また、3倍(より好ましくは2.5倍)より小さくすることで、ステップS60への移行が過度に遅くなることを防止することができる。なお、ドア101が閉じられてから突発的な電波障害などによってたまたま1回受信できなかった状態がほぼ起こり得ない場合等には、ステップS50で用いる所定の時間(図8〜図11のPT)をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期(図8〜図11のP)と同じにしてもよい。しかしながら、ステップS50で用いる所定の時間(図8〜図11のPT)をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期(図8〜図11のP)と同じにする設定において閾値THが高めに設定されていると、ドア101が閉じられた直後に居住者が家屋100の外には出ているもののまだ家屋100の近くに居る場合に、その居住者が携行しているセンサタグからの所定の無線信号の受信強度が閾値THを越えてしまうことがある。したがって、閾値THが高めに設定されている場合には、ステップS50で用いる所定の時間(図8〜図11のPT)をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期(図8〜図11のP)よりも少し長くすることが好ましい。これにより、ドア101が閉じられてから所定の時間(図8〜図11のPT)が経過したタイミングが到来する迄に居住者が家屋100から遠ざかっていく時間を十分に確保することができるので、ドア101が閉じられてから所定の時間(図8〜図11のPT)が経過したタイミングで確定する最新状態を、「センサタグを携行して家屋100の外に居る居住者が不在である」という正しい内容にすることができる。上述したステップS50で用いる所定の時間(図8〜図11のPT)をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期(図8〜図11のP)と同じにする設定、及び、上述したステップS50で用いる所定の時間(図8〜図11のPT)をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期(図8〜図11のP)よりも少し長くする設定は、ステップS30で用いる所定の時間とセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期との関係にも応用することができる。すなわち、ステップS30で用いる所定の時間をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期と同じにする設定も考えられ、ステップS30で用いる所定の時間をセンサタグ1から送信される所定の無線信号の発報周期よりも少し長くする設定も考えられる。
ステップS60において、制御部32は、センサタグ1Aに関して室内状態と最新状態を比較し、センサタグ1Bに関して室内状態と最新状態を比較する。
その後、制御部32は、ステップS60での比較結果によって電子メールの内容(居住者X及びYの行動に関する情報)を決定し、メール送信部34に電子メールを送信させる(ステップS70)。そして、電子メールの送信後に、制御部32は、最新状態を室内状態としてメモリ33に記憶させる(ステップS80)。これにより、ステップS80の処理直後は最新状態が消滅した状態となる。そして、ステップS80の処理後にステップS20に戻る。
図7はステップS70で決定した電子メールの内容例を示す図である。また、図8〜図11は電子メールの各内容に対応するタイムチャートである。なお、図8〜図11において、センサタグ1が所定の無線信号を発報しているにもかかわらず情報処理装置3側で受信できていないときの受信強度はバツ印としている。
図8に示す状況は、トリガータイミングTT1で確定した室内状態が「全員(居住者X及びY)不在」であり、その後ドア101が一回開閉されたにもかかわらず、トリガータイミングTT2で確定した最新状態も「全員(居住者X及びY)不在」である。この場合、トリガータイミングTT2の直前に発生したドア101の開閉で居住者X及びY以外の者が侵入している可能性が高い。したがって、電子メールの内容を「侵入者警報」としている。
図9に示す状況は、トリガータイミングTT1で確定した室内状態が「居住者Xが在宅、在居住者Yが不在」であり、その後ドア101が一回開閉され、トリガータイミングTT2で確定した最新状態が「居住者Xが在宅、居住者Yが在宅」である。この場合、トリガータイミングTT2の直前に発生したドア101の開閉で居住者Yが家屋100外から家屋100内に移動しているはずである。したがって、電子メールの内容を「居住者Y帰宅」としている。なお、この場合居住者Yは自分の行動を把握しているので、電子メールの送信先をスマートフォン4A及び4Bとせずスマートフォン4Aのみにしても良い。すなわち、電子メールの内容(居住者X及びYの行動に関する情報)に応じて当該情報の送信先を変更するようにしても良い。なお、居住者Xは在宅中であるため居住者Yの帰宅を容易に把握できると考え、電子メールを送信しないという変形例も考えられる。
図10に示す状況は、トリガータイミングTT1で確定した室内状態が「居住者Xが在宅、居住者Yが不在」であり、その後ドア101が一回開閉され、トリガータイミングTT2で確定した最新状態が「居住者Xが不在、居住者Yが不在」である。この場合、トリガータイミングTT2の直前に発生したドア101の開閉で居住者Xが家屋100内から家屋100外に移動しているはずである。したがって、電子メールの内容を「居住者X外出」としている。なお、この場合居住者Xは自分の行動を把握しているので、電子メールの送信先をスマートフォン4A及び4Bとせずスマートフォン4Bのみにしても良い。
図11に示す状況は、トリガータイミングTT1で確定した室内状態が「居住者Xが在宅、居住者Yが在宅」であり、その後ドア101が一回開閉され、トリガータイミングTT2で確定した最新状態が「居住者Xが在宅、居住者Yが在宅」である。この場合、トリガータイミングTT2の直前に発生したドア101の開状態期間で居住者Yが家屋100内のドア101周辺で来客対応を行ったと推測できる。このような居住者の少なくとも一人が在宅であって且つ居住者の出入りが無い場合における居住者の行動に関する情報はスマートフォン4A及び4Bに送信しないようにしている。
上述した本実施形態に係るセンサシステムは、センサタグ1から送信される所定の無線信号に基づいて居住者X及びYが在宅しているか不在であるかを判断し、開閉センサ2の検知結果に応じて定まるトリガータイミングTT1及びTT2毎に上記の判断を確定するため、人感センサを設けなくても人の行動を把握することができる。
なお、本実施形態では、ステップS60において室内状態と最新状態が比較され、その比較結果によって電子メールの内容(居住者X及びYの行動に関する情報)が決定している。しかしながら、最新状態のみによって電子メールの内容(居住者X及びYの行動に関する情報)を決定しても良い。ただし、このような変形例では、例えば最新状態で居住者Xが在宅である場合、トリガータイミングTT2の直前に発生したドア101の開閉で居住者Xが帰宅したのか、それより前のドア101の開閉で居住者Xが帰宅していておりトリガータイミングTT2の直前に発生したドア101の開閉のときはすでに在宅していたのかが不明となる。
<第2実施形態>
図12は、第2実施形態に係るセンサシステムの概略構成図である。本実施形態に係るセンサシステムは、キー検出用センサ58(後述の図13参照)を内蔵する返却台5A及び5Bと、キー検出用センサ58の検知結果に基づいてキー7A及び7Bの持ち出し及び返却に関する情報を生成する情報処理装置9と、を有している。返却台5A及び5Bは所定の場所に据え置かれて使用される。
キー検出用センサ58は請求項に記載されている「据置型センサ」の一例であり、情報処理装置9は請求項に記載されている「生成部」の一例である。
返却台5Aは倉庫キー6Aを返却するための返却台であり、返却台5Bは社用車キー6Bを返却するための返却台である。倉庫キー6A及び社用車キー6Bはそれぞれ複数の使用者が共同で使用する共用物である。以下の説明では返却台5Aと返却台5Bを区別する必要がない場合に、単に返却台5と呼ぶことがある。また、以下の説明では倉庫キー6A及び社用車キー6Bを区別する必要がない場合に、単にキー6と呼ぶことがある。
返却台5は、円板形状のベース51と、ベース51の中央から垂直方向に延びるポール52とを備えている。ポール52の下方側(ベース51寄り側)には太陽電池53が設けられている。本実施形態のように太陽電池53をポール52の外周に沿った湾曲形状にする場合には、例えば有機薄膜太陽電池等が適している。また、例えば本実施形態とは異なりポール52の太陽電池設置部分を平面形状にする場合には、平板形状の太陽電池を設置することができる。
キー検出用センサ58(後述の図13参照)はベース51に内蔵されている。本実施形態では、磁石の近接を検知するマグネットセンサをキー検出用センサ58として用いている。キー6にはキーリング7を介してマグネットリング8が接続されている。マグネットリング8の内径はポール52に通すことができるサイズになっている。キー6が返却されると、マグネットリング8がベース51と接触してキー検出用センサ58が磁石の近接を検知する。すなわち、キー6が持ち出されると、キー検出用センサ58が磁石の近接を検知しなくなり、キー6が返却されると、キー検出用センサ58が磁石の近接を検知する。また本実施形態とは異なり、例えばマグネットセンサの代わりに接触センサをキー検出用センサ58として用いても良い。
返却台5Aのベース51には、返却台5Aが倉庫キーの返却台であることが分かるようにするためのラベル等(例えば「倉庫キー」と記載されているラベル等)が貼付されていることが好ましい。同様に、返却台5Bのベース51には、返却台5Bが社用車キーの返却台であることが分かるようにするためのラベル等(例えば「社用車キー」と記載されているラベル等)が貼付されていることが好ましい。なお、上記ラベル等の貼付に代えて或いは加えて返却台5Aと返却台5Bの形状を異ならせることによってどの返却台がどのキーに対応するものであるかが分かるようにしても良い。
図13は、返却台5の概略構成図である。返却台5は、太陽電池53と、電源IC54と、蓄電装置55と、制御マイコン56と、無線通信部57と、キー検出用センサ58とを備えている。
電源IC54は、太陽電池53の発電電力に余剰が生じたときにその余剰電力を蓄電装置55に蓄えさせる。蓄電装置55としては例えば二次電池やコンデンサなどを用いることができる。また、電源IC54は、太陽電池53の発電電力或いは蓄電装置55の放電電力を所定電圧値の安定化電力に変換して制御マイコン56及び無線通信部57に供給する。なお、太陽電池53及び蓄電装置55に代えて或いは加えて、一次電池を設けても良い。
制御マイコン56は、返却台5の固有識別情報(例えばシリアル番号など)を内蔵メモリに不揮発的に記憶している。また、制御マイコン56は、キー検出用センサ58に電力を供給するとともに、キー検出用センサ58の検知結果を受信する。制御マイコン56は、キー検出用センサ58の検知結果が変化したこと(磁石の近接検知から磁石の近接非検知、又は、磁石の近接非検知から磁石の近接検知)をトリガーとして、キー検出用センサ58の検出結果及び返却台5の固有識別情報が重畳されている所定の無線信号を無線通信部57に送信させる。所定の無線信号としては、例えばBluetooth(登録商標)通信、Zigbee(登録商標)、特定小電力無線などの無線信号を挙げることができる。
図14は、情報処理装置9の概略構成図である。情報処理装置9は、電源IC91と、制御部92と、無線通信部94と、メモリ93とを備えている。制御部92と、メモリ93とは例えばマイクロコンピュータで実現することができる。無線通信部94は、センサタグ1から送信される所定の無線信号を受信する機能を有する。メモリ93は請求項に記載されている「記憶部」の一例であり、無線通信部94は請求項に記載されている「受信部」の一例である。
電源IC91は、入力電力(例えば商用交流電力)を所定電圧値の安定化電力に変換して制御部92及び無線通信部94に供給する。
制御部92は、メモリ93に不揮発的に記憶されているプログラムやデータに従って、キー検出用センサ58の検知結果に基づいてキー6の持ち出し及び返却に関する情報を生成する。具体的には、制御部92は、無線通信部94での受信結果に基づいてキー6A及び6Bの持ち出し及び返却に関する情報を生成する。なお、生成した情報を外部サーバーやモバイル機器などに転送するようにしても良い。
メモリ93はキー6の種別と返却台5の固有識別情報との対応関係を記憶している。情報処理装置9は、入力部(不図示)を備え、メモリ93に記憶されているキー6の種別と返却台5の固有識別情報との対応関が入力部に入力されたデータに基づいて書き換え可能な構成であることが好ましい。
上述した本実施形態に係るセンサシステムは、キー検出用センサ58の検知結果に基づいてキー6の持ち出し及び返却に関する情報が生成されるため、人感センサを設けなくても人の行動(キー6の持ち出し動作及びキー6の返却動作)を把握することができる。
<その他の変形例>
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば上記第1実施形態の変形例として、家屋100のドア101の代わりに、倉庫の扉、オフィスビルの一室の入退出用ドア、学校の門を用いても良い。
また例えば上記第1実施形態の変形例として、情報処理装置3と他の機器を組み合わせても良い。情報処理装置3と非常ボタンを組み合わせて、非常ボタンが押された場合に情報処理装置3が非常事態を知らせる電子メールを居住者全員に送信する変形例が考えられる。また、情報処理装置3と照明機器を組み合わせて、居住者全員が不在である場合に情報処理装置3が照明機器を自動消灯させ、居住者全員が不在である状態から居住者の少なくとも一人が帰宅した場合に情報処理装置3が照明機器を自動点灯させる変形例が考えられる。また、情報処理装置3と照明機器を組み合わせて、情報処理装置3が侵入者警報を電子メールで送信する場合に照明機器を点滅させて侵入者を威嚇する変形例が考えられる。
また例えば上記第1実施形態の変形例として、センサタグ1を一つにしても良い。この場合、一人の居住者の行動に関する情報が生成され出力されることになる。またこの場合、例えばセンサシステムの利用者が外出時にセンサタグ1を携行する人物を把握しておけば、センサタグ1の固有識別情報が所定の無線信号に重畳されていなくても良い。
また例えば上記第1実施形態の変形例として、ステップS40で最新状態を更新するときに、最後のトリガータイミングより後に開閉センサ2によってドア101の開閉が検知されていないにもかかわらず居住者Xが在宅から不在に変化する場合にはセンサタグ1Aに電源電力不足などの不具合が発生したと判断し、この判断結果も電子メールの内容に反映するようにしても良い。同様に、ステップS40で最新状態を更新するときに、最後のトリガータイミングより後に開閉センサ2によってドア101の開閉が検知されていないにもかかわらず居住者Yが在宅から不在に変化する場合にはセンサタグ1Bに電源電力不足などの不具合が発生したと判断し、この判断結果も電子メールの内容に反映するようにしても良い。また、ステップS50において開閉センサ2の検知結果が取得できない場合には開閉センサ2に電源電力不足などの不具合が発生したと判断し、この判断結果も電子メールの内容に反映するようにしても良い。
また例えば上記第2実施形態の変形例として、情報処理装置9と他の機器を組み合わせても良い。情報処理装置9と持ち出し予約データベース装置を組み合わせて、予約されていない持ち出しを情報処理装置9が検知し、予約されていない持ち出しが成された返却台5から警告が報知されるように、予約されていない持ち出しが成された返却台5に対して情報処理装置9が指示信号を送信する変形例が考えられる。
また例えば上記第2実施形態の変形例として、キー検出用センサ58を一つにしても良い。またこの場合、返却台5の固有識別情報が所定の無線信号に重畳されていなくても良い。
また例えば上記第2実施形態の変形例として、返却台5と情報処理装置9とを有線接続し、キー検出用センサ58の検知結果である信号を信号線によって制御部92に伝送しても良い。この場合、無線通信部57及び94を有線接続用インターフェースに置き換えることになる。ここで、返却台5と情報処理装置9との有線接続を、情報処理装置9から返却台5への直流電力供給にも利用し、キー検出用センサ58の検知結果を高周波信号で伝送しその高周波信号に直流電力を重畳させれば単一の信号線で各返却台5と情報処理装置9とを接続することができる。
このように、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、例えば在宅を検知するセンサシステムや共用物の持ち出しを検知するセンサシステムとして利用することが可能である。
1、1A、1B 無線送信装置(センサタグ)
2 開閉検知センサ
3、9 情報処理装置
4A、4B スマートフォン
5、5A、5B 返却台
6 キー
6A 倉庫キー
6B 社用車キー
7 キーリング
8 マグネットリング
11 環境発電装置
12、31、54、91 電源IC
13、55 蓄電装置
14、56 制御マイコン
15、35、57、94 無線通信部
32、92 制御部
33、93 メモリ
34 電子メール送信部
51 ベース
52 ポール
53 太陽電池
58 キー検出用センサ
100 家屋
101 ドア

Claims (9)

  1. 所定の無線信号を定期的に発報する無線送信装置と、
    建物又は敷地の出入り口に設けられる仕切り機構の開閉又は施錠解錠を検知するセンサと、
    情報処理装置と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記所定の無線信号及び前記センサの検知結果を受信する無線受信部と、
    前記所定の無線信号に基づいて前記建物又は前記敷地内における所定の人物の存否を判断する判断部と、
    前記センサの検知結果に応じて定まるタイミングであるトリガータイミング毎に前記所定の人物の存否判断を確定する確定部と、
    前記トリガータイミングで確定した前記所定の人物の存否判断に基づいて前記所定の人物の行動に関する情報を生成する情報生成部と、
    前記情報生成部によって生成された情報を出力する情報出力部と、を備えることを特徴とするセンサシステム。
  2. 前記トリガータイミングは前記仕切り機構が閉まってから又は施錠されてから所定の時間が経過したタイミングである請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記所定の時間は前記所定の無線信号の発報周期の2倍より大きく3倍より小さい請求項2に記載のセンサシステム。
  4. 2回目の前記トリガータイミングより後において、
    前記情報生成部は、
    最新の前記トリガータイミングで確定した前記所定の人物の存否判断と、最新より一つ前の前記トリガータイミングで確定した前記所定の人物の存否判断との比較結果によって、前記所定の人物の行動に関する情報を生成する請求項1〜3のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  5. 前記判断部は、前記所定の無線信号の受信強度に基づいて前記所定の人物の存否を判断する請求項1〜4のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  6. 前記判断部は、前記無線受信部が最後に前記所定の無線信号を受信してからの経過時間に基づいて前記所定の人物の存否を判断する請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  7. 前記所定の無線信号は前記無線送信装置の固有識別情報を含み、
    前記情報処理装置は、前記所定の人物と前記固有識別情報との対応関係を記憶する対応関係記憶部を備える請求項1〜6のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  8. 前記無線送信装置を複数有し、前記所定の人物が複数名である請求項7に記載のセンサシステム。
  9. 複数の前記固有識別情報に対応する一名の人物が複数名の前記所定の人物に含まれる請求項8に記載のセンサシステム。
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